2017年11月20日

園芸リハビリテーション+整理整頓リハ?!


心意気実践チームのいとうです。


今日のお昼前は脳卒中で左片麻痺のある訪問リハ利用者さまの園芸リハビリテーション+整理整頓リハ?!です。
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とても多趣味で園芸療法の勉強やボランティア活動等、発症後もソーシャルな活動に取り組まれながら主婦業もこなす無茶苦茶スーパーな利用者さまです。

最初の面談でやりたいことがたくさん挙がり、興味関心チェックリストがみたことがない位にチェックで埋まりました。

やりたいことがたくさんあり過ぎるためか、手をつけるもののいろんなことが完了せずに途中で終わってしまっていることが今まで多いようでした。

利用者さまとケアマネージャーさんとで支援計画についてたびたび相談しました。

毎回の訪問の中で心身機能のメンテナンスもしつつ、家の中のことを1つずつ片付けながら、やりたいことの整理整頓とやるべきことの優先順位を検討しながら毎回の訪問リハ(60分の週2回)を進めていくことになりました。

歩容の改善や麻痺側上肢機能の向上等の心身機能への関わりを、主担当であるPT西家と常に情報を共有して役割分担し、自主トレーニング内容や心身機能と活動・参加、自立支援内容、いずれの充実も図ります。


今日は庭木の藤の剪定です。
藤は生命力の強いとのことで、病前から毎年のように苦闘されていたとのことで、今年の春は植木屋さん手入れしてもらったとのことです。
でも今回は利用者さまご自身の手で出来そうです。

今日で3度目の庭木の剪定です。

杖なしでの歩行としゃがみ動作等の応用動作に加えて、麻痺側上肢のパワーは不完全ですが両手動作が可能な利用者さまです。

利用者さまと役割分担と安全確保を相談・確認して作業開始です。

剪定前     
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剪定後
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ご自宅前からの写真です。
居室の窓が見えてきました。居室にもう少し太陽の光が差し込みそうです。

剪定前     
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剪定後
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藤に隠れていた木々が見えてきました。

剪定前     
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剪定後
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作業中の様子です。
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化粧をしていないということで、本日は顔出しNGです…

利用者さまが作業困難な重い植木鉢の移動や大量の草木の回収作業のお手伝いをさせて頂きました。


利用者さまより
「もう少し時間いいですか?」
ということで…

予定外の"四季成りレモン"の植樹作業開始です。
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IMG_20171120_125250.jpg"四季成りレモン"

こちらは"コゴミ"の植樹作業です。
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手際良く植樹作業を終えられました。

どんな芽が出てくるのか楽しみです。

作業の合間に…
「少しずつすればいろんなことが整理出来そうな気がしてきた」
「とにかくスッキリした」等々…
と充実した表情で話されていました。


先日一緒にさせて頂いた本の整理整頓作業にて…
利用者さまには要るものと要らないもののを分ける作業をしてもらい、わたしは要らない本を紐で縛る作業をお手伝いさせて頂きました。

今日もこの本の整理整頓作業の続きをする予定でしたが、藤の剪定作業でタイムアップでした…

今週末はお休みの利用者さまの枠を使って、主担当のPT西家と連動し"心意気サポート"として、まだ不安があり乗降していないという商業施設内のエスカレーターの乗降練習に同行予定です。

アクティブ心意気実践チームは、利用者さまに、ご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。
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第15回 あれそれカフェ〜理学療法士による転倒予防のためのバランス運動〜


今回のあれそれカフェのテーマはバランスと運動のコツについて発表を行わせていただきました。天気は晴れていたのですが、今期一番の冷え込みで6℃でした。2017年最後のあれそれカフェなので大盛況

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かと思いきや参加者1名でした。やはり寒さには勝てなかったようです。来てくださった方には少しでもバランスについて理解して頂けるように発表させて頂きました。


今回の発表内容ですが、まずバランスについて知って頂いてから体験を交えた発表にさせていただきました。実際のバランスはどうとっているのか?棒を手掌に立ててどれくらい保てるか試して頂いてから、手袋を着けてから棒を立てたらどうなるか、目が見えない中ではどうなるかと試して頂きました。結果としては何もつけないのがやりやすいと出てホッと安心できました。

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次に2枚の写真を見比べて動き易そうな道はどっちですか?

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恐らく大多数の方は左の写真と答えて頂けたと思いますが、では実際なぜそう判断されたのでしょうか?


左の写真では視界も良好で遮る物が何もないですし、足元も舗装されている分動きやすそうかと思いますが、次の写真では木が生い茂っていること、足元に小石が転がっていて視界を上下左右に動かす必要があると思います。実際の部屋でも足元がスッキリしている方がバランスも良好に保たれますので、整理整頓は大事ですね。


最後はこれらのバランス能力を同時に鍛える方法として盆踊りを参加者全員で行ないました。

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寒い中、参加してくださりありがとうございました。


ふくちゃん




追伸

全15回あれそれカフェを運営してきました。

活動の中でこの地域の様々な地域の意見を聞きました。サロンやボランティア、地域の予防事業と繋がることができました。

認知症カフェも少しづつ増え、この地域としては認知症カフェではなく、地域のニーズに応じて来年からは形を変えて運営していきます。



アクティブ今里

 河井


posted by Active at 11:38| Comment(1) | TrackBack(0) | oosaka

社内メルマガ"アクティブ流"12月号 「山崎診療所だより」


○運営責任者PT真鍋章司より
                 
医療機関における要介護被保険者等への維持期・生活期リハビリテーションの平成30年3月31日終了(見込)に向けて、山ア診療所では弊社との業務提携のもと、訪問リハビリや通所リハビリにて患者様にシームレスなリハサービスを提供できる準備を進めています。

▼詳細はこちらのPDFをご参照ください↓

社内メルマガ"アクティブ流"12月号 職員紹介 作業療法士 武優作さん(大阪) 『家族の次に大事な「音楽」と「音楽」を活かせる仕事との出会い』(前編)

アクティブ職員紹介

作業療法士(5年目) 武タケ 優作さん(大阪)

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「しまった!忘れ物した!」と武は台風の大雨のなか、車に戻って行った。

大事そうに抱えてきたのは、ギターケース。

武の相棒だ。


武の音楽との出会いは「父ちゃん」だという。

小学校3年生で父親からギターの基本を教わった。

父親のギターで練習を続けていたが、中学校1年のクリスマス、サンタさんにエレキギターを頼んだら、もらえたのだそうだ。

「サンタさんは信じてなかったけどね」と武は笑う。


武にとって音楽はどういうものか。

たずねてみると、武は「仕事にもできていないし、なんやろ」とギターを抱きしめ、しばし悩み、「家族の次に大事なもの」と少し照れくさそうに言った。


音楽でプロを目指していたが、24歳であきらめた。

「音楽はずっとやっていきたかったですけど、音楽の道でやっていくには、才能というか器がなかった」と話す。

「音楽でやっていくためには、センス、バンドのメンバー、運、巡り合わせ、ビジュアル、声の質、天性のもの、それらが揃わないといけない」と淀みなく語る武は、その問いに答え慣れているようだった。


武と同時に音楽を始めた3歳下の弟はインディーズレーベルから全国リリースした。

弟が活躍していることについてたずねると、

「めっちゃうれしい。純粋にうれしい」

「くやしいはないけど、うらやましいはやっぱりあるかな」

弟とはお互いを認め合っている関係だという。

新しい曲について、弟は今でも「どうやった?」と聞いてきてくれる。

「音楽は強い・弱いと勝負がつくものじゃないから」

もしも、ミュージシャン同士だったら、兄弟関係にも歪みが出ていたかもしれない。

弟と尊敬し合えるのは、リハビリの仕事に出会えたおかげだと話す。


24歳のとき実家がある宮崎県で置き薬の営業の仕事に就いた。

売上目標を達成しなければ、休日も関係なく、出勤させられるような職場だった。

お客さんの一人と親しくなり、「休みの日にでも遊びに来て」と声をかけてもらった。

そのお客さんの夫が精神科のOTだったのだという。

その精神科OTと話しているとき、「君とかOTにむいているんだけどね。ギターが仕事に使えるよ」と何気なく言われた。

当時、武はOTの存在を知らなかったが、自称「調子に乗るタイプ」らしく、OTについて調べ始めたそうだ。


調べていくうちに

「人のためにすること」「人を元気づけられること」が好き。

小さい頃から図工も得意。

何よりギターが使える。

OTは自分にぴったりで魅力的な仕事に思えた。


OTになる」一度、決めてからは、早かった。

OT養成校を受験し、1年10か月勤めた会社を退職した。


昨年、実家の宮崎に帰ったときのこと。

その夫婦のお宅に赤福を持って、お礼にうかがった。

7年ぶりの再会。

ご夫婦は「あのときの!武くん!OTになったの!」と歓迎して下さった。

宮崎のOT業界の話などを教えてもらったという。

いつかは行かねばと思っていたOTの原点に帰る旅が実現した。

「また行きたいですね」ギターを抱えながら、武は故郷に思いを馳せた。


次回に続く


◆インタビュー・構成◆――――――――――――――――――――

"アクティブ流"編集委員 ST水野江美(松原)

社内メルマガ"アクティブ流"12月号 介護保険制度等の情報

アクティブ流 12月号
◆介護保険制度等の情報◆

▼第150回社会保障審議会介護給付費分科会審議会資料11/8はこちら↓

◆生活機能向上連携加算とは…
訪問介護にある加算で通所介護は機能訓練の強化を進めるにあたり、外部の通所リハや医療提供施設のPTOTSTが介入することで個別機能訓練を提供できるようにする加算
→地域の訪問・通所リハや医療機関に勤務するPT、OT、ST、医師に事業所へ来てもらい、共同で利用者様のアセスメントを行ったうえで「個別機能訓練計画」を作成する
→連携して計画の進捗状況を定期的にチェックし、必要に応じて内容を見直していく

▼PTOTSTとは訪問・通所リハと医療関係(病院やクリニック等)のリハで、訪問看護ステーションのリハ(訪問看護T5)は除外される見込み
▼生活機能向上連携加算は医師の指示が必要か?
▼会議の回数や形態は?

等々、まだまだどんなことが連携となるのか具体的な部分が不透明で懸念材料も多いです。


弊社の通所介護は既にPTOTSTを配置したデイサービスです。日頃の業務に大きな影響はなさそうですが、訪問看護のリハは、提携医療機関のNRCや山崎診療所との連携がより重要になってきそうです。

弊社のデイサービスのように、地域リハ人材の育成拠点になっていることや生活機能向上や活動・参加、自立支援等にコミットし続けていることを、内外にあらゆる方法で発信することや弊社サービスのあり方を再考する必要性を感じます。


◆訪問看護は想定通り看護の介入が必要となりそうです。回数は担当者会議や月1回のモニタリング等々、どのような形となるか…まだまだ不明です。

次回の審議会も引き続き要注目です。


追記)
‐障がい福祉サービス情報
就労支援は短時間利用減算を廃止して、平均労働時間に応じた報酬や、B型同様に目標工賃達成指導配置加算も検討されています。
さらに雇用保険拡大にともない就労継続支援A型と就労移行支援の年齢制限撤廃案(原則的に65歳以下の施設が多い現状)です。
弊社のような介護保険サービスのデイや訪問利用者のサービス移行(新たな社会参加の目標となり、デイや訪問終了後の福祉サービスとなる)がしやすくなるかもしれません。
また、弊社の就労継続支援A型事業所のカフェオーディナリー松原には直接関係ありませんが、就労移行支援事業所の福祉専門職配置等加算においてOTが資格保有者として明記されます。今まで就労の現場で頑張ってきたOTや協会の活動が少しずつ認められつつあるようです。依然としてA型事業所やB型事業所では明記されていません。

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◆アクティブ心意気実践チームでは、自立支援、活動・参加に向けた取り組み(実践-仕組み-人-環境創り…)を継続しています。
▼詳細はこちら↓

◆総合事業部ST松本より
▼あめちゃんの会(なめだ介護予防教室)による介護予防・日常生活支援総合事業の取り組みはこちら↓
http://active-nopsj.sblo.jp/s/category/4447358-1.html


◆編集・構成◆――――――――――――――
アクティブ介護保険制度等情報委員
OT井上(堺デイ)、心意気実践チーム(OT伊藤、室之園)

社内メールマガジン"アクティブ流"12月号巻頭言 「多数派の療法士のなかで、管理者として看護師として働く」〜訪問の仕事は自分次第〜(中編) 看護師 松並裕馬さん(松原管理者)

12月号巻頭言 

「多数派の療法士のなかで、管理者として看護師として働く」〜訪問の仕事は自分次第〜(中編)


-目次-

前編)

1. 療法士が8割のステーション 看護とリハが一緒に訪問できる強み

2. 療法士と一緒に働く メリットが断然大きい

中編)

3. 人手不足の看護業界 在宅で重症患者を受け入れる

4. 訪問看護の魅力 自分のペースで働ける場所

5. 管理者の顔 みんなと一緒でいたい

後編)

6. 看護師の顔  距離感を見極める感度の高さ

7. 仕事と家庭  完全に切り替える


8. 来年度以降のこと もっと看護とリハの連携を


前編はこちら↓

http://active-nopsj.sblo.jp/s/article/181293900.html


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中編)



3.「人手不足の看護業界 在宅で重症患者を受け入れる」



6つの事業所のうち、松原だけは24時間をとっています。

今後は、人員がそろえば、全ての事業所で24時間をとっていくことになると思う。


今後は在宅で、より重症患者を受け入れる体制にしていくことが求められますね。


今、看護師はどこも不足している状況。


アクティブで働かないかと、病院勤務の人に声をかけたりすることもあります。


けど、経験を積んで、役職がついていて、それなりの待遇を受けている人がキャリアを捨てて、訪問看護に移るのは大きなかけだと思う。




4.「訪問看護の魅力 自分のペースで働ける場所」


病院勤務のときは、やる仕事が決まっていて、ただこなすだけの日々だった。


勉強にはなったけど、面白くはなかったな。


訪問看護の仕事は、ある程度のことを自分で決められる。


自分で考え、自分のやりたいことができる。


「自分次第」だと感じる。


そこが魅力かな。


看護師も療法士も訪問で働きたいと考える人は、単独で動ける能力がある人。


自分のペースで働くのが好きな人たちが集まってきているんだよね。


社内の人間関係で悩むということは今までなかったですね。




5.「管理者の顔 みんなといっしょでいたい」


松原の看護師はみな優秀で、ある程度の指示さえすれば勝手に動いてくれます。


「僕が一番年下だしね、姉さんたち怖いから何も言えません(笑)」。


僕は看護の利用者さんは把握しています。


だけどリハビリの利用者さんは人数が多いし、顔と名前が一致する人の方が少ない。


リハビリの管理者がいるので、どうにか成り立っている。


自分は管理者といっても、たまたま名前がそうなだけ。


みんなといっしょだと思っている。


全体を上から見ている感じはあまりないかな。





後編に続く


◆インタビュー・構成◆――――――――――――

"アクティブ流"編集委員 ST水野江美(松原)