2017年12月21日

リワーク同行。

OT伊藤(心意気実践チーム・人材開発室)とPT中島(松原)です。


今日は午後から訪問リハの利用者さま(脳卒中による左片麻痺)のリワークに同行させて頂きました。
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今年3月からのたびたびの通勤リハを経て、病前から勤務していた会社さんで10月からリワーク(復職に向けたトレーニング)を開始されています。

週1回からの模擬出社及びリワークが有給になり、それが週2回となって今週からは週3回に増えてきています。


▼通勤リハの様子はこちら↓
▼自動車運転評価・練習の様子はこちら↓



営業・販促封筒の押印作業100部。
この日が初めての作業です。
社内の営業部から受注がありました。
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社内の支援担当職員の方々が各仕事を細やかにサポートしてくださっています。
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自宅での練習ではなかなか見ることができない真剣な表情が職場では常にありました。
こちらも手に汗握るほど緊張しました。
作業時間30分。76枚完了。うち4枚は歪みありで営業販促物としては非使用。
作業開始20分程度からミスが見受けられましたが、初めての作業としてはなかなかの出来とのことです。



PC入力練習用(中級編)のexcel資料です。
社内でリワーク用に検討・作成されています。
職員の番号と名簿の資料です。
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一行一行を定規で押さえながら、職員番号と名前を1行読む+入力+最終チェック(読む+レ点)+振り返りで誤りを減らします。
注意の容量が増え、注意の持続時間の延長によるためか入力ミスが減ってきているようです。
しかし、30分制限の作業時間で13〜15分以降に作業精度が落ちる傾向があることや25分以降になるとそれが強くなる傾向があり、さらに入力ミスをリカバリーできなくなることがあるとのことです。
今日は68/100点。前回より3点減でした。



販促チラシを折る道具を企業さまで開発・作成されたスグレモノです。
左片麻痺の利用者さまに合わせて、右手だけの作業を正確かつスムーズにしてくれます。
作業スピードが向上されてきているようですが折った際のズレが見受けられます。
こちらの作業でも13〜15分以降に作業精度が落ちる傾向があることがあるようです。



様々の方々の支援の輪とつながり・連携がご本人、ご家族の頑張りを支えています。

〇雇用先の企業さん:事務系の様々な仕事の棚卸しと切り崩しで利用者さまの仕事を創出。人的・物的・制度的な配慮など。

〇就業・生活支援センターさん:ご本人・ご家族・企業・支援関係機関をつなぐ中心的な役割など。

〇障害者職業センターさん:職業評価、PC入力などの職業訓練など。

〇ケアマネージャーさん:ケアプランの立案と詳細かつ柔軟な調整など。

〇外来リハセンターのPT、OT、STさん:心身機能訓練(電動車いす、歩行、ADLなど)、神経心理学的評価、職業評価・訓練など。

〇アクティブ訪問看護ステーション(担当:PT中島、心意気実践チームOT伊藤):通勤リハ、実用歩行練習、更衣・入浴練習、職業評価・訓練など。


もちろんのことですが、利用者さま、ご家族さまの頑張りはすごいです。

「給料もらってるから何でもプロ意識を持たなアカン。」

「今までやっていた仕事(営業)と全然違う仕事やから、気が滅入ることもあるけど、家族がおるからやらなアカンねん。」

利用者さまの発言が日に日に変わってきています。

雨の日は仕事前に奥さまが駅まで傘をさして利用者さまを送ってくれます。愛妻弁当も。


たくさんの方々からの支援を受けながら…
目標はフルタイムでの職場復帰、営業職へのカムバック、ICTを活用した在宅ワーク!!


本日のリワーク同行では、たくさんの良い点、課題が確認できました。
・PC入力ミスを減らすための事前確認・機器準備・位置調整
・イライラや混乱を回避するためのリカバリーの方法の習熟
・作業開始15分後の再稼働(気合注入!!)
・PC入力後のチェック方法
等々…
前線で働く営業のみなさんを下支えする営業販促物などを作る”プロの仕事”をしてもらうべく、今日の気付きをもれなく自宅での職業トレーニングに活かします!
引き続き支援して参ります。


アクティブ心意気実践チームは、利用者さまに、ご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。
posted by Active at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 心意気実践チーム