2018年02月08日

栄養と嚥下のトピックス

3月の大相撲大阪場所
千秋楽のチケットがとれました。
別日に当日券も狙おうかと
思っています。
早朝から並ぶらしいですけどね。
ST水野です。


各職種が持ち回りで担当する
松原事業所の勉強会。
毎年、この時期にSTの順番が
回ってきます。

今年は、1回は「嚥下食の試食」と
山川STが早くから決めていました。
レシピを見ながら
「鮭って、どんな鮭でもいいですか?」
「ここで言うだしって、
 何のことですかね?」

…うん、一緒にスーパー行こうか。

近所のスーパーで色々確認しました。

昨年末に
オーディナリーのキッチンをお借りし
嚥下食を作る練習をしました。

何でもそうですが
見るとやるとでは大違い。
いろいろ勉強になりました。

「STにはある程度の
料理の知識と経験が必要です!」
これ、毎年言っている気がします。


勉強会のもう1回の内容は
「栄養と嚥下のトピックス」
としました。

ある一定の年齢を超えると
メタボより低栄養が問題になる。

炭水化物が中心で
たんぱく質が不足しがちな
高齢者の栄養状態の傾向。

25〜30gという1食に必要な
たんぱく質を摂るためには
何の素材が何g必要か。
(ちなみに納豆なら4パック
 鶏のささみなら4本程度です)
 
なぜ、高齢者が食べられないか。
食べにくくなる・消化が悪くなる等の
直接的な理由と
食事作りが下手になるという
間接的な理由がある。
たくさん買えない。
遠くまで買いに行けない。
調理が単調になりがち。
片づけが面倒。
間接的な理由を解決できる方法を
提案する必要があること。

効率よく栄養を摂取するために
エンシュアリキッド等の
栄養補助食品を追加する方法。
日清MCTオイル等の
栄養調整食を加える方法がある。
MCTオイルやパウダーは
食べる量を増やさず、
食形態を損なわない利点があること。

宅配弁当(配食サービス)の市場が拡大。
弁当は含まれる水分が少ないので
食事にコップ1杯の水分を足す必要がある。

弁当に限らず、常温の食べ物は
嚥下反射が起こりにくいので
温めた方がおいしいものは温める
冷やした方がおいしいものは冷やす。
難しい場合には、
温めるべきものにはカプサイシン。
冷やすべきものにはミント。
風味を加えると
温度受容体が活性化する。

京都の酒蔵が
嚥下酒の試作品を完成させたこと。
図1.png
画像は産経新聞の記事より
お借りしました。

そのようなお話をしました。

「嚥下食の宅配弁当を常温で食べる」
「カプサイシン・ミントを加える」
今度、STの勉強会で試してみたいですね。
posted by Active at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記