2018年06月29日

アクティブリハビリ介護福祉士実務者研修2018/19開講!

心意気実践チームのいとうです。


この日から弊社が昨年度から社内向けに開催している介護福祉士実務者研修2018/19が始まりました。

各事業所で業務調整の協力を得ながら、初日は介護福祉士取得コース4名と社内キャンパスコース9名(1〜3年目療法士、希望者)が参加してもらえました。

主任講師は心意気実践チームのOT・介護福祉士の室之園(泉北)です。
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三好春樹さんのDVDをみんなで視聴しながら、介護について学びます。
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○介護とは生活づくり。

○介護とは自己媒介化(自分が杖となり、手摺りとなる)の技術。

○相手が主人公(より主体的・個別的)になっているか?

○介護とは行為を介助する。

○うまい介護とは相手とうまく息を合わせること。その確認は相手の表情を見ること。

○介護とはブリコラージュ(手作り、器用仕事、非科学的なアート)。
→「野生の思考」文化人類学者のレヴィ・ストロース著より

等々…
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代表のOT阪東より
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人間の尊厳とは、高齢者の介護とは、介護保険制度の基本理念とは、自立支援とは、自立とは、等々…
をテキストから学びます。
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自立とは?
まずみんなで考えました。
○自分自身で考えて動けること
○自分で生活、仕事ができること。
○支援なしで生活できること。
等々…
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○なんのための自立なのか?

○自分自身で全てできることにこだわることなく、時には他者に依存してでも広い意味でQOLを満たしていくことが自立により近づくのでは?

○決めつけるものではなく、考え続けることが大切です。

○自立について何度も考えることが、自分自身の自立に関する考え方の拠り所(ライフアンカー)が分かってくるのでは。
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○その人が意欲を持たない関わりは自立の強要になる。

○自立支援には直接的・間接的な関わりが必要です。

○利用者さまに対して、
配慮(障害や病気、想い等に)はするけど、遠慮(同じ人として)はしない。

上記のとおり自立支援を捉えて、本研修でも介護職と療法士が連携・協業し、より良いサービスを提供できる人材を育成していきます。

最後は、テキストの事例を用いて、模擬的な初回面談を通してフェイスシートを完成させるグループワークを行いました。

参加した介護職のみなさんは、日頃のデイサービス業務で、療法士が立てた個別リハや個別支援計画に沿って現場で動くことがメインだったかと思います。

それが今回のような模擬面談を介護職のみなさんが経験できたことは、利用者さまにとっての自立とは何なのかということを考える第一歩になったのではないかと思います。

介護職と療法士が連携・協業して、個別支援計画を検討し、アクティブケア(より個別的なケア)を提供できるデイサービス運営にもつながると考えています。
▼アクティブケア↓
利用者さまの価値観や特性等(ストレングス)に応じた活動・参加、自立支援をNS,PT,OT,STと連携・情報交換しながら個別的、選択的にCWが中心となり支援します。


次回のスクーリングAは7月13日金曜日です。
スクーリング日程は第二金曜日午後を軸に各事業所の業務等を確認しながら検討させて下さい。
追ってレポート課題についても内容と提出期限等を案内させていただきます。

2018年06月28日

森さんと失語症トークライブ2018。

人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

この日は朝から一日、奈良県にある白鳳短大OT学部1年生29名のみなさんとカフェオーディナリー松原(弊社の就労継続支援A型事業所)での校外学習で勉強です。

朝早くから森さんはカフェの前や沿道を、いつものとおりきれいに清掃作業です。
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椅子やテーブルをセッティングして、
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どうにか教員の毛利先生、頼田先生を含めた31名のみなさまに座ってもらえました。
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午前中は弊社の取り組みや在宅・生活期のリハビリテーションの現場での実践を報告させていただきました。

次は、お楽しみのランチタイム。
弊社代表のOT阪東から利用者さまと支援スタッフの紹介です。
この日も3名のカフェオーディナリー松原の利用者さまも盛り付け作業等に従事しました。
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右から利用者の森さん、支援員の中村、岡、利用者の阿部さん、高橋さん、代表OT阪東

みなさんの仕事ぶりを学生のみなさんに観察・記録してもらいます。
各利用者さまの動作やコミュニケーションのとり方に加えて、支援スタッフの指示や声かけの方法等を現場で確認してもらいました。
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学生のみなさん、熱心に動作等を確認しながら記録しています。
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オーディナリーオリジナルのキーマカレーとシチューです。
オーディナリーファーム(自社農場)の朝採りトマト&レタスのサラダを添えて。
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午後からは森さんとの失語症トークライブ。
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9年前の脳卒中により失語症と右片麻痺となった森さんです。
5年ほど前に訪問リハを修了され、アクティブデイサービスでSTによる言語訓練とPT、OTによる心身機能訓練を継続しながら、オーディナリーでのカフェ勤務や自社農場のオーディナリーファームの管理、PTOTST養成校でのリハビリテーションモデルや失語症漫才、トークライブ等をこなされています。

▼昨年度の失語症トークライブはこちら↓

▼過去の失語症トークライブ↓

1年ぶりとなったわたしとのトークライブは、ほとんど打ち合わせ無しでぶっつけ本番でやってみました。

森さんは…
「(言語機能について)まだまだ(アカン)…」
「(現在どの程度話せているか)う〜ん、5〜6割かな…」
等々と、いつもの朴訥な口調で話されていました。

オープンクエスチョン(〜についてはどう思いますか?)な質問でも、発症時や入院当初のことについて、ドンドン深堀りして尋ねてもスラスラと話される場面があり、言語機能の回復ぶりにビックリしました。

この日も初めて聴いた内容がたくさんありました。
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泉北事業所の先輩OT宇多(うだ)さんも緊急参加して森さんにパワーを与えてくれました。
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最後は学生さんとの交流会です。
森さんともう一人の利用者さまの阿部さんと学生さん達が考えたゲームをみんなで楽しみました。
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最後まで元気一杯の学生さんに気圧されました。

学生さんは、当事者の方々からのお話しを聴く今回のような機会はなかなかないと思います。
今回の経験がより良い作業療法士への道につながれば幸いです。またリハビリテーションの現場で会いましょう。

日頃の現場での仕事をまとめて振り返り、報告させてもらう機会をいただきありがとうございました。
posted by Active at 17:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 失語症トークライブ

2018年06月22日

ゴルフ、やりたいです!!


アクティブ吹田の軽部です。

大きな地震がありましたね。皆さん大丈夫でしたか?
軽重様々かと思いますが被害があった方もいらっしゃると思います。
心よりお見舞い申し上げます。



さて、話は変わります。

今日、吹田では
「よし、私もゴルフやってみよう!!」と、心に火が点いた人が多数出現しております。

火付け役はこちらの素敵なおじさま方。


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障がい者ゴルフチーム「フェニックス( = 不死鳥 )」の皆さん。

リハビリセミナーの講師役としてお呼びしました。


打って、

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           打って、

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語って、

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今の自分の人生を、楽しみながら歩いているおじさま達。

とにかく、楽しかった!!パワーをもらった!!
一歩踏み出している人の姿は、やっぱり輝いてますね!!

参加者の中から「わたし、チームに入るわ!!」と、宣言する方も出現するくらい。



う〜ん、いろんな人たちに聞かせたい!見せたい!
100人、200人、いや大きいホールを満杯にして紹介したい!
妄想が広がります。




わざわざ滋賀から参加してくれたゴルフフィジオトレーナーのPTさんも飛び入り指導!

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見事にゴルフ焼けした肌。

私、彼にお会いするまでゴルフフィジオトレーナーというものを知りませんでした・・・
さあ、私と同じく全く知らないという方、さっそくググって下さい。

リハビリの世界でも、専門的にゴルフに関わっている人がいる。
すっごく面白くないですか?





私たちの身近には、いろんな素敵な人たちがいて、

すごいなあ、おもしろいなあと感じる事を、さりげなく実践している人たちがいて、

それに気付いて、ちゃんと世の中に発信すれば、

色んな人が、いろんな場所で、思ってもない形でつながっていくことができる!!

そう感じた今日、でした。





フェニックスの皆さん、本当にありがとうございました。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。


そして、今日のイベントの準備・開催・後片付けをしてくれた吹田事業所の皆さん、お疲れ様でした!!
吹田だからこそ出来る事があるなあ、と感じる事があります。

心から感謝。

軽部

posted by Active at 21:05| Comment(4) | TrackBack(0) | 吹田より

第16回 あれそれカフェ大阪 基礎編「生活動作×運動のコツ」  

こんにちは。今年の4月に入職させて頂きました大阪OTの井上です。スポーツとゲームが好きな22歳の男です。スポーツでは特にバスケットボールバスケットボールゲームはなんでもできますゲーム一緒にできる場があればお誘いのほどよろしくお願いいたします!
大きい地震がこの間ありましたね。
皆さん大丈夫でしたか?
日頃から災害に備えないといけないことを痛感しました...
備えあれば患いなし。
最近、地震や台風などの自然災害が多いので本当に気を付けてくださいね。

ではでは、
今回は6月15日(金)に開催したイベント
あれそれカフェについて報告させて頂きます。

基礎編「生活動作×運動のコツ」を表題として、地域に住んでいらっしゃる方から、
普段アクティブデイサービスを利用している方まで来て頂きました。

皆さんとお話しをしながら、クイズもまじえて
脳と予防について少しお話しをさせて頂いた後、
生活動作に合わせた運動を皆さんで行いました。
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お話しが続いているうちにうとうとしている方も...zzz
運動に切り替えてシャキッとして頂きました。
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1日1回外に出てお買い物や散歩に行かれる方ももちろんいましたが、
皆さんの共通点として「運動を行う機会が少ない」ことが挙がっていました。他にも身体のどこかに痛みや違和感がある方もいましたね。
そんな皆さんの悩みも聞いたうえで、解消するためにもストレッチや運動を行いました。
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輪を使った二重課題でデイサービスの職員も合わせて2つのグループに分けて対抗戦を行いました。皆さん笑顔で楽しくやってくださっている様子でした。
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しりとりをしながら足に輪をかけて隣の人に渡していき、
最後の人まで輪が届けばそのチームの勝ち!
という二重課題のレクリエーションの様子です。

二重課題で脳を活性化させるのと同時に、たち座り・歩く・浴槽をまたぐなどの生活動作にもつながることを体験してもらいました。

「良い運動ができた」や「これなら毎週でも来たい」、「本当に楽しかった、ありがとう」などありがたいお言葉を頂きました。

最後にはゆっくりカフェの時間を過ごして頂きました。
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今後もあれそれカフェ「〇〇編」が続きますので、多くの方が来られるのを待っていますね。

以上、アクティブ大阪OT井上でした。
posted by Active at 15:34| Comment(2) | TrackBack(0) | oosaka

うまく言えないだけ、自分で決められる

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台北の朝は太極拳で始まります。

ST水野です。



ある難病の若い利用者さん。

移動支援サービスを利用されています。

移動支援サービスとは、いわゆるガイドヘルパーさんが外出を支援してくれるサービスです。


ガイドヘルパーさんと出かけると、いつも気になることがあると話して下さいました。


窓口などで手続きや問い合わせをするときのこと。

「わたしが聞いているのに、相手(窓口の人)はガイドさんを見て、ガイドさんに返事する。いつもなんで?と思う」


利用者さんは運動に問題はあります。

移動支援を受けているのは、安全に一人で歩くことができず、介助が必要だからです。


ことばについていえば、構音障害のため発音がはっきりしません。

静かな環境で慣れた相手となら、意思疎通に問題はありません。

相手とは初対面、しかも周りがにぎやかな環境となると、伝わらない場合が多くなるでしょう。


ただ言語機能、知的機能に問題はありません。

医療や介護に関わるあらゆる手続きを自分でされています。


「わたしのことばがわかりづらいから、何もわからない人だと思われるんかな?」

でも、○○さんが直接聞いているんですよね?

「うん。絶対、自分で聞くようにしてる」



別のある失語症の利用者さん。

要介護度の変更に伴い、サービスを変更することになったと担当ケアマネージャーから当事業所に連絡がありました。


訪問日、利用者さんに確認すると「そんなこと聞いてない!」と怒った顔で言われました。

その場で、利用者さんからケアマネージャーに連絡をして頂きました。

運よく、電話がつながりました。


「なんで、わたしに言えへんの。息子と話したって言うけど、わたしは聞いてない」

想いを伝えました。


利用者さんはケアマネージャーの説明で納得された様子でした。


電話を切って、言われました。

「わたしが受ける人やのに、わたしに言えへんなんて、馬鹿にされてる気がするわ」


こんな風に伝えられる方です。

それでも、ご本人の希望が直接、聞かれることはなかったのです。



意思疎通が難しい方とのやりとりは敬遠される傾向にあります。

単にやりとりが難しいからなのか、ことばが不自由=判断力がないと誤解されてしまうからなのか、あるいはその両方なのかもしれません。



1人目の構音障害の利用者さんへの助言。

「窓口で『わたしに話して下さい』と言うようにしたらどうですか?

ガイドさんにも『代わりに答えないで』と言っておいた方がいいですよ」

利用者さん「やってみる!」


2人目の失語症の利用者さんのケアマネージャーには再度、利用者さんとのコミュニケーション方法を伝えました。



誤解が起きる一番の原因は、構音障害や失語症など言語障害の理解が十分でないことだと思います。

「言語障害でうまく言えないだけ。想いはあります。自分で決められます」

もっともっと啓発していかなければと感じたお話でした。

posted by Active at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記

2018年06月20日

堺園芸イベント

こんにちは。堺OT澤田です。
6月8日に行った園芸イベントについて報告させて頂きます。

花や野菜を育てることが好きだが、病気や高齢によりできなくなってしまったという声をよく耳にします。

利用者様たちが植物にふれあうきっかけとなり、身体面・精神面・社会性の向上に繋がって欲しいと考えイベントを企画しました。

今回はゴーヤと茄子とミニトマトの栽培を行ないました。

園芸が趣味の方、野菜や花に関する仕事やボランティア活動をされていた方など植物が大好きな5名が参加されました。

まずは、苗の買い物グループと下準備グループに分かれて作業を行ないます。

買い物の様子です。

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たくさん苗があり、選ぶのに随分と悩まれたようです。

立派な苗を買ってきてくださいました。

下準備の様子です。

プランターに軽石と培養土を入れセッティングしていきます。

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しゃがんだり中腰になったりと辛い姿勢にも関わらず、頑張ってくださいました。

Kさんと実習生Mさんの協同作業です。

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買い物グループのお二人にも、帰ってきてからプランターに土入れをして頂きました。

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最後は全員で苗植えです。

慣れた手付きで植えていきます。

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水をあげて完成です!!

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参加者様からは「久しぶりに園芸ができた」「長いこと立って作業ができた」「楽しかった」とのお言葉を頂きました。

今後はデイの利用者様に水やりをして頂き、皆で協力して管理をしていきます。

今回栽培した野菜を使った料理イベントも開催予定です。

アクティブ堺 スタッフ一同


posted by Active at 16:57| Comment(1) | TrackBack(0) | 堺デイ

大正報告会【チャレンジ】

お疲れ様です、STの村上です。

平成30年度の大正事業所の研修は、『チャレンジ』
利用者さんと担当療法士の共同でチャレンジしたことを報告する研修です。

私は、CVAの後遺症により重度の口腔顔面失行を発症した利用者さんとの
関りを報告させて頂きます。

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NGチューブ(経鼻経管栄養)で栄養を確保されていましたが、『経口から栄養を確保できるように!』
を目標に関わりました。
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医療機関において、嚥下障害に対するリハビリは医師を中心としたチームで
マネジメントしていきます。様々な職種が関わります。

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在宅における嚥下障害に対するリハビリは、STによるマネジメントが
主になります。当然ですが、主治医には定期的に報告します。

今回、報告させて頂く利用者さんは医療機関では経口摂取は「楽しみレベル」
と判断された方でした。
その方が、どうのようにして経口摂取で栄養確保するかは、非常に難しかったです。

何故難しいのか、それは
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「口腔顔面失行が重度」があったことです。

失語の影響もありますが、概ね理解は良好だったので、こちらの指示入力は可能です。
しかし、口腔顔面失行の影響により大阪大開閉口、舌の送りこみが思うようにできないため
姿勢の調整、一口量の調整をした後、誤嚥のリスクも考えられるため
ST判断により、阪大学歯学部附属病院に相談しました。

2~3か月毎に阪大歯学部附属病院にてVE/VFを実施。
代償嚥下としてシリンジにチューブを装着し、口角に沿ってチューブを口腔内に入れて2~3mlずつ
注入するやり方を考案してもらい、それを直接嚥下訓練としてSTとご家族で行いました。

なかなか摂取量が増えず、これで大丈夫なのか?と不安になることがありましたが
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2017年の10月辺りから摂取量が増加したので、下記の経過のレジメにある
矢印の際にチャレンジしました。

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チャレンジとは
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利用者さんには
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栄養補助食品の味の感想を確認しながら実施

ついに2018年1月30日から栄養摂取を全て経口から行えました
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2月にはNGチューブも抜去しました。←受診に同席し立ち会えました

在宅のSTは様々な職種の役割をしなくてはいけず、大変だと思います。今回も栄養士の役割やCMのように歯科医師と主治医、家族とをつなぐ役割だったりと。
孤独に陥る気がしますが、相談できるSTや看護師がたくさんいます。
それらもあって勇気をだしてチャレンジすることでき、利用者の思いである目標を達成できました。

現在は屋外時の脱水予防をどうするのかなど課題はたくさんあり、
これからも関わっていきたいです。

報告は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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posted by Active at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 大正(報告)

メルマガ”アクティブ流”7月号 巻頭言 アクティブデイサービスリハカフェ大阪 運営責任者 OT河井賢一さん

アクティブデイサービスリハカフェ大阪のOT河井です。


平成25年4月1日でアクティブ入職6年目を迎えました。



訪問看護事業所の開設当時は運営責任者の中原PT、飛永PT、村上STと岡村Nsしかいない状況でした。


クーラーも効かない中、タンクトップにうちわ姿の中原PTが毎朝掃除機をかけていたことが懐かしく思います。


来る日も来る日も営業・・・・営業・・・・営業の日々。


立ち上げ時の苦労はどこの職場も同じような感じなので最近の大阪事業所の紹介をします。


大阪のOTの特徴としては、私以外、卒業後一年目(新卒)から働いている職員ということです。


私が学生時代(10数年前)、卒業後はまずは病院に勤めて臨床経験を積むということが当たり前の時代だったように思います。在宅・生活期が新卒者の就職先の選択肢としてはほとんど存在しなかったと思います。


新卒採用だったアクティブ生え抜きの武OTも学校の先生に、アクティブへの就職を止められたと話していました。

▼OT武さんの職員インタビューはこちら↓

http://active-nopsj.sblo.jp/article/181825619.html



今の大阪事業所は、

「地域にゆくゆくは出たい!!」

という思いがある新卒の学生の方々なら、

「在宅・生活期リハでの豊富な経験を段階的に重ねながら、キャリアステップして働いてもらえる職場です!!」

と胸を張って言える職場に成長出来てきていると思います。



一年目から試行錯誤をしながらデイサービスで身体・頭の体操、マンツーマンのリハビリテーション(PT,OT,ST)、活動・参加に向けた個別・集団イベント、デイサービスでの姿と在宅生活を結ぶ自宅調査や担当者会議、地域に向けた予防事業等々を育成担当バイザーの指導のもとに経験を重ねます。


病院ではなかなか経験できない事を日々実践することで介入・治療方法に、担当者個々人ならではの幅や奥行きが出てくるのだなあと実感しています。デイサービスではリハ職−介護職員の連携がとても大切です。介護職員が少ない中でみなさんテキパキと作業してくれています。


大阪の特徴としては手作りスイーツを最後に堪能することができます。

介護職員の小原さんor豊澤さんが業務の時間内でうまくやりくりして、毎週違うスイーツメニュー・レシピを考え提供を続けてくれています。素晴らしい!

毎回の手作りスイーツの舌鼓を楽しみにしている利用者さんもたくさんおられます。


カフェは利用者同士が自由に語らえる場です。話し易い雰囲気と音楽がとてもマッチし、普段聞けないような内容を利用者間では語られています。


今夏、デイサービス立ち上げメンバーでもある管理者(ドン)小原さんが産休に入ることから、事務兼介護職の佐々木さんが忙しい業務の中、スイーツづくりを快く引き受けてくれ、今後もリハ・カフェの良い雰囲気を向上させ続けていきます。


スイーツはクオリティー高めです!!

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佐々木さん(事務兼介護職兼パティシエ)


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 デイサービスのイベントは介護職員のみなさんが率先して企画・立案を行ってくれています。

介護職員の利用者との適切な距離感や、
「そんな深い内容までも聞き出せてるんや?」
と普段の関わりの深さを思わされることがあります。

また報告書やモニタリングの質の高さからも伺えます。

今年も、毎年のように新卒1年目の方々が入職してきてくれました。


OT井上さんは昨年度の当デイサービスの実習生でした。卒後に入職してくれました。

OT芦尾さんは業務提携先の山崎診療所のリハ助手として昨年度の学生時代から勤務していました。

ST堀内さんは入職後よりアクティブな活動をブログで発信してくれています。

介護職の南さん、PT学生さん。

個性豊かな仲間が増えました。


利用者さんへの関わり方や、業務に関しては細かく介護職も一緒になって指導をしてくれるのでいつも助かっています。


 リハビリ職員・介護職員共に発想豊かに活躍してくれることを期待しています。

常々思うところですが、デイサービス・訪問看護は接客業なので自分自身が精神的にも肉体的にも安定していてこそ、より良いサービスが提供できると思っています。


・プライベートと仕事はしっかりと分けて働ける。


・本音を言える。


・愚痴を言い合える存在がいる。


・良いところを伸ばし、尊重し、苦手な所はそっと手を差し伸べてあげられる。


・提案が自由にできる。

等々


 雰囲気の良い働きやすい環境・元気な会社になるよう今後も尽力していきます。



職員が利用者と一緒に考え、実践できるアクティブクラブは個々で実践するのではなく利用者さん、介護職・リハ職が協働で考えます。


専門性の違いはあると思いますが、利用者さんに「喜んでもらいたい」といった想いは一緒だと思います。


まずは職員が活き活きと楽しめるところが大阪事業所の魅力だと思います。



最後になりましたが、


大阪事業所は結婚・出産といっためでたい嬉しい出来事が続いています。


最近のめでたいこと

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▼幸せいっぱいなST金井のインタビューはこちら↓



 以上、アクティブ大阪 河井でした。

社内メールマガジン〜アクティブ流〜2018年7月号のキャリアインタビュー「利用者さまと接することで自分が成長できる」PT中島めぐみさん(松原)


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自動車運転評価のサポートでの一枚。右:PT中島さん
▼詳細はこちら↓


1.今の仕事に至ったきっかけ、経緯

 理学療法士の仕事を選んだきっかけは、私自身も理学療法士によるリハを受けたことです。中学3年生時の陸上部(200b走短距離専門、市内では上位クラスだったそうです)での軽い肉離れでお世話になりこの仕事を知りました。スポーツに関わりたかった思いがありましたが、実習を経験して中枢神経疾患や難病の方々を担当してから生活期リハへの関心が強くなりました。


2.今の仕事、働き方

 訪問看護ステーション松原で4.5/週、デイサービス松原で0.5/週で働いています。


3.仕事での苦労、醍醐味

 一番の苦労というか難しいと感じていることは、リハへの同じ思いを持つ仲間を見つけることです。まだまだ仲間との話し合いが足りていないのかもしれません。わたしとしてはリハを少しでも前へ進めたい気持ちを常に強く持っています。

前の職場では、あるスタッフに対してもっと前向きにリハを進めて欲しいという思いでイライラすることもありました。

利用者さまともですがスタッフとリハへの同じ気持ちや思いを共有できる関係性を築くことがとても難しくて大切なことと感じています。

 生活期リハならではの時間をかけて得られた変化を利用者さまや仲間と共有できることがこの仕事の醍醐味です。


4.仕事の魅力

 利用者さまと接することで自分が成長できることです。“踏み台”という言い方にすると少し語弊があるかもしれませんが、利用者さまの人生や経験、体、心を見せてもらうことから、自分自身を成長させてもらっている実感があります。そのなかから何でも吸収してしまえる。在宅の現場はすごいリアルです。そこに自分が関われることに感謝しています。その経験によって自分自身の人としての幅や懐を深めてもらっています。新人さん、新入職者のみなさんにも現場を通してそのことを知ってほしいです。


5.仕事をしていくうえで大切にしていること、心がけていること

 わたし自身が利用者さまの“限界”になってしまわないように心がけています。また利用者さま、自分の可能性も狭めてしまっていないかという点にもいつも気を配っています。自分が今所属している組織のシステムや自分の捉え方、視点だけに留まらないようにしています。アプローチは無限にあるはずだと考えながら仕事をしています。


6.家庭と仕事の両立の秘訣は?

家族の理解と協力に尽きます。夫の父母と同居していて、家事は何にもしていないんです(笑)とてもよくしてもらっていて素直に感謝しながら今は甘えています。


7.理学療法士人生を左右した出来事

 どうしても良くならなかった患者さまを病院勤務時代に経験しました。先輩と一緒に担当させてもらっていた患者さまで、先輩がリハすると良くなるけど、わたしがリハするとどうにもこうにも良い変化や反応を出すことができないという苦い経験がありました。リハの担当の違いで患者さまにもたらす成果や人生に違うものがあったのかもしれないと思うといたたまれない気持ちになるのと同時に、もっと勉強しないといけないとあの時、本当に強くそう思いました。


8.キャリアを振り返ると…

 前の職場ではアプローチ一つをとっても選択肢が少なかった。でもわたし自身ももう少しやれたはずなのに、我慢してしまっていた自分がいてそんな自分が嫌だったことを思い出します。

 大きな組織の規則のなかで狭まってしまうアプローチの幅や、“それで良し”とするスタッフに対して少し残念な気持ちでいました。大きな組織のなかでは仕方がないことかもしれませんね。

アクティブでの今は自分のやりたいことができています。やっぱり決まり事だけで仕事を済ますとダメだと思います。どんなことにも柔軟に「やってみたら」と言ってくれる上司や職場の仲間に背中を押してもらっています。


9.わたしの利用者さま自慢

 脳出血による半身麻痺や高次脳機能障害を有しながら、持ち前のポジティブ思考とご家族の支えで自分のやりたいことに向かって突き進んでおられます。その行動力や可能性の拡がりには私自身大きな刺激を受けました。関わりのなかで電動車いすに乗っての公共交通機関を利用した通勤練習を一緒に行いましたが、粘り強く少しずつ安全に操作出来るようになっていく姿には感動しました。この達成感は口では言い表せません。


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通勤リハでの様子

▼詳細はこちら↓

http://active-nopsj.sblo.jp/article/180040597.html


リワーク支援の様子

▼詳細はこちら↓

http://active-nopsj.sblo.jp/article/181903099.html


10.わたしの理学療法士像

 身体的な評価をコアにしながら多様なアプローチをリンクさせて実践・マネジメントできる人。



理学療法士 中島 めぐみさん 略歴

大阪府出身。平成233月大阪河アリハビリテーション大学卒業。

都内の回復期リハ病院2年→同診療所・訪問リハ2年→同回復期リハ病院1.5年→アクティブ松原、現在に至る。夫と義父義母の4人暮らし。父が経営しているデイサービスを事業承継することに一念発起。今年8月末には弊社を退職予定。

時には利用者さま、職場の仲間をも引っ張ってくれる力強さと当事者目線の親身さを併せ持った中島さんならではの関わりで、地域の利用者さまやご家族さま、ケアマネジャーさん、職場の仲間・後輩からも常に高い信頼を得ている生活期・在宅PT

夏休みの宿題のやり方:“前半詰込み型”と言いながらも結局、宿題が終わるのは夏休みも終わり頃。やりながら計画していく“まんべんなく計画型”かな(笑)


〜キャリアインタビューを終えて…PT中島さん(松原)からひとこと〜

 普段はあまり出さない自分の気持ちを表に出させてもらいました。客観的に自分を見ることが出来た気がします。意外にも長話が好きな自分がいました(笑)何に対してもそうですが、自分が思うことを仲間や上司、利用者さんと話しすることが大事だと思います。話しをすることで距離が近くなることで、お互いの思いが共有でき、より良く関われるのではと思います。8月末で退職することが決まっていますが、それ以降も“アクティブ”な関わりを活かした仕事が出来たらと思っています!今後もよろしくお願いします!




■キャリアインタビュー記事編集担当より■

「アクティブに来て、やりたいことができています。」とはっきり言い切れる中島さんが輝いて見えました。仕事の魅力については「利用者さまと接することで自分が成長できる。」とも話していたのが印象的で、何でも吸収できる謙虚さと頼もしさを併せて感じることができました。インタビューする側が中島さんからパワーをもらう機会となりました。

インタビューを通して強く感じたことは、中島さんは常に“自分がいる”仕事をしようとしていることです。在宅リハの現場で“自分らしさ”を発揮しているということです。それによって上記の利用者さまやご家族は存分に力を引き出されて、さらには心意気実践チームや他の職員、他事業所の方々も良い意味で巻き込まれ幅広い支援に加勢・拡張しています。

働き方研究家の西村佳哲さんの著書「自分をいかして生きる」(筑摩書房)では働き方や仕事のなかで、“わたしが「いる」ことによって相手がより「いる」ようになる。そんなエネルギーの還流が起こる”としています。

上記の利用者さまの場合では、お互いに「いる」ことによってエンパワメント(元気づけ)し合い、その結果前向きなお互いの成長につながったり、良い方向に進むのではないかと思います。


本国会でも働き方改革関連法案が採決される見込みです。弊社でも働く側に立った仕組み・体制の再構築や必要に応じた就業規則の見直し、働くママ・女性への配慮、働く側の多様性への対応等について、専門家を交えて協議し、具体的な実践に移し始めているところです。引き続き検討を進めていきますので職員の皆さまからもご意見いただければと思います。




キャリアインタビュー記事編集担当

人材開発室・心意気実践チーム 伊藤健次郎

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"興譲こうじょう"

皆さまこんにちは。
院長の洙田(なめだ)です。


今回は"興譲こうじょう"という言葉を紹介します。


「譲り合ってともに繁栄しよう」という意。


上杉鷹山(江戸時代中期の米沢藩主、十五万石)は、これを座右の銘にして領民を豊かにすることが藩が繁栄すると考えて、倹約と節制、飢饉対策に取り組んだ。

また興譲館という藩校(現 米沢興譲館高校)を設立して農民、町民も学べるようにした。

"民(たみ)の好むところを好み、民(たみ)の悪(にく)むところを悪(にく)む。これをそれ、民(たみ)の父母(ちちはは)という"

これは藩主、王様の心得。


現代社会における一組織の長や一医院の院長の心得にも通じる。

この心得を忘れず診療活動に取り組みます。
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2018年06月19日

認知症ケア学会in新潟


この季節になるとゴキちゃんの存在がとても気になる堺のST松本です。
つい先日も、マンションのオートロックの前で仰向けでお亡くなりになってるゴキちゃんを発見し、
「1匹おるとこには100匹おる」にビビッてます。


さて、先日6月16日〜17日に開催された認知症ケア学会に参加してきました。

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アルツハイマー型認知症の方をご自宅で看取るにあたり、
チームでどんな関わりをしたかをシンポジウム形式でお伝えしてきました。
会場は満席どころか立ち見も入りきらず、会場の外で声だけ聴いてくれている方もいたようです。

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大阪大学大学院の山川先生
浅香山病院の釜江先生
を中心に
主介護者である娘様、
長い経過をずっと支えてこられたケアマネジャーさん、
看取りに関わった訪問看護師さん、
排泄ケアのエキスパート看護師さん、
若年性認知症サポートセンターの理事、
そこに私も加わらせていただきました。

司会進行は山川先生
認知症専門医の釜江先生からアルツハイマー病についてのレクチャーもありました。
病状が進んでくると
・誤嚥性肺炎
・尿路感染
・便秘
をどのように予防していくかがキーになると。

私は訪問での役割と、経口摂取が困難だと言われた時にどう関わったかをお話しました。

「食べたい」「食べてもらいたい」というご本人やご家族の想い
食べることに伴うリスク
この天秤にSTとして何度悩まされたか分かりません。
そしてこの症例も。

最後の最後、
後悔のないように、
これで良かったんだと思えるように、
少しでも満足してもらえるように、
チームの皆さんに相談しながら進めるようにしています。

80分のシンポジウムはあっという間に終わりました。
最後は訪問看護師さんがお亡くなりになるまでの経過を説明。
そして最後の最後に娘様から会場の皆様へメッセージをお伝えし、終了しました。
シンポジストもウルウル
聴衆の方々もウルウル
と感動に包まれて終わりました。

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終了になった症例を振り返ることは大切でとても実りあるものですよね。
しかもチーム皆でできたことはとっっても勉強になりました。
次への活力になります。

そしてこれも活力(笑)
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新潟の美味しい日本酒いただきました〜!

このチームに感謝です。

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2018年06月16日

やっぱりやりたい「おやつ作り」

第9回 堺 あれそれカフェ


みなさん、こんにちは。


梅雨に入り憂鬱な日が続きますが、負けずに頑張っていきましょう。 

堺事業所の塚本です。


更新が遅くなりましたが、5月に行った「あれそれカフェ」の報告です。


今回は、4月に会議で話し合い、以前からやりたいと希望の強かった「おやつ作り」をすることになりました。


地域での不安の声の強かったため、実施するにあたり、安全に運営できるよう食中毒などのリスク管理確認のため、役所の食品衛生課とも連携をとり、いろいろ助言をいただきました。


@  手洗いや消毒ができる環境があること

A  工程が簡単で複雑でないもの

B  しっかりと火を通して食べてもらうこと(中心温度751分間)

C  食材などは、未開封のものを使用するようにし、持ってきてもらったりしないこと

D  作ったものはその場で食べてもらい、原則持って帰らない

E  事前に内容、料金を告知して行う内容に賛同してもらうこと

F  来られた方の名簿を作成し、アレルギーなどの把握に努める

などなど


当日は、趣旨にご賛同いただいた、5名の方にご参加いただきました。


まず最初に、蠟野OTによるリアリティーオリエンテーションからの頭の体操


少し内容が難しかったようで、皆さん、悪戦苦闘していました(笑)。

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いよいよ待ちに待った、ホットケーキ作り。


最初に、手洗いをしっかりと行ない、ビニール手袋をしてもらい、


工程を確認後、作業開始!


卵を片手で割ったりと、さすがに手慣れている感じです。

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計量して、かき混ぜる。みなさんで協力してやってくださってます。


作業を通して、自然に役割ができ、和ができる。



共同作業の良さですよね。


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ホットプレートに生地を敷き

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生地に焼き色がついてきたら、ひっくり返す工程です。



ホットケーキでもお好み焼きでもこの瞬間が一番ドキドキします(笑)

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お見事!!



全員、無事にうまくひっくり返すことができていました。

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そして、いざ、実食!

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いつもの喫茶相談会より、雰囲気も明るく、談話も盛り上がり、


「本当に美味しかった」

「久しぶりにおいしい食事の時間を過ごせた」

「今度はいつ作るの?」

などなど


みなさん、本当に楽しそうでした(^^)


次はお好み焼きを作りに決定みたいです(笑)



最後に、蠟野OT作 「アクティブちゃんホットケーキ」



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次回は、720日 14時から


アンジェラNORIKOさんをお招きして「第4回 歌おう会」開催予定です。




アクティブ堺 スタッフ一同




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2018年06月13日

手芸でリハビリコラボ 〜いちご編〜

こんにちは。アクティブデイサービス吹田のOT内島です。

今回は初のリハビリコラボの報告です!

ある日、ST玉木から訪問リハご利用のAさんの話を聞きました。
「97歳にしてすごいんですよ、これ見て!」と
Aさんが作った編み物やキーホルダー、ブローチなど、手芸作品を見せていただきました。

デイスタッフから「すご〜い!!!」
「ここに来ていただいてデイの利用者さんに教えてもらったら、お互いにいいリハになるんちゃうかな。」
「趣味を続ける意欲につながるんちゃうかな。」
と意見が交わされ、この企画が始まりました。

Aさんは、外出と趣味を活かした他者との交流。
デイの利用者様は、Aさんとの交流と手芸から楽しみや前向きな気持ちをもてる。
これを今回のリハの目的としました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Aさんは小柄で笑顔がとても素敵な方です。
手先が器用で、趣味の手芸は朝から晩までされているそうです。
アイデアは次々浮かぶそうで、作り方や作品にはいたるところに
工夫が施されています。
コピー - いちご 2018.06.08_180613_0007.jpg
脳梗塞の後遺症による構音障害がありゆっくりとお話されますが、
手芸の話になったら楽しそうにされ次々と話が進みます。
普段はこのような人が沢山居る場所で、誰かと話すことはないそうですが、
Aさんはとても丁寧にお話してくださいます。


今回は30分間で“いちごのキーホルダー”を作ります。

初めてなので皆さんがその日で完結できるよう、
事前にAさんが完成見本と、かわいいいちごの実の部分を準備してくださいました。
いちごの中には綿が入っていますが、キーホルダーにしたときにぶら〜んと垂れ下がるよう、
いちごの先の方には重りとしてビーズが入っています。
これもAさんのアイデアです。
いちご 2018.06.08_180613_0067.jpg



さあ、始まりました〜。
Aさんに手順を順番に教えていただきながら作っていきます。

いちご 2018.06.08_180613_0076.jpg
いちごの頭の部分を編み棒でヘタの部分に通します。
細かな作業をする時は、眼と手の協調性や注意集中力が必要です。
皆さん真剣!


いちご 2018.06.08_180613_0073.jpg
「ここはどうしたらいいですか?」

いちご 2018.06.08_180613_0071.jpg
「これはね・・・」
Aさんの説明にも熱が入り、どんどん前のめりになっていました!



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ご利用者様にはAさんと同じ90歳代の方がおられます。
この方も長年の趣味である編み物を現在も続けられています。
同世代の方との趣味を介した交流は、これからも趣味活動を続けるための
ひとつの良い刺激となった様子でした。



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ボンドでの接着は簡単そうですが、
「意外に難しいねぇ。」
PT田中も頑張っています!


いちご 2018.06.08_180613_0029.jpgいちご 2018.06.08_180613_0028.jpg
ヘタを付けた後は、ボンドで接着してマチ針で止ておきます。


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作業の合間合間で会話が弾みます♪
Aさんもデイのご利用者様も、お互いに初対面とは思えないほど和気あいあいとされていました。

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集中して作業していたら、あっという間に時間が経ちます。
A様が帰られる時にはこんな場面も・・・。
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「ありがとうございました。お互いに頑張りましょね〜。」
「お元気でね〜。また会いましょね。」
自然と握手をされていて、温かな気持ちになりました。

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かわいいですね〜☆
皆さん早速バッグやカートにぶら下げておられました!

30分と束の間の交流でしたが、皆さん「楽しかった〜」と話されており、
完成した作品からも楽しさが伝わってきます。


訪問リハのご利用者様と通所リハのご利用者様のリハビリコラボは今回初めてでしたが、
在宅生活を送りながらリハビリをされている仲間と交流することで、
“いろんな所で頑張っている人がいるんだなぁ”とお互いに励まされた様子でした。

普段のリハビリの枠を越えたリハビリの場。

「これはいいよね!」スタッフ全員の感想です。

Aさん、Aさんのご家族様、デイの利用者様、皆様ありがとうございました。

アクティブデイサービス吹田 一同
posted by Active at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 吹田より

2018年06月12日

対話会 in大阪保健医療大学

前回に引き続き、2つ目のお仕事!
6/9に大阪保健医療大学での対話会に行ってきました!
学生さんと実際にお話をする会です。
今回も最寄り駅、天満橋駅で待ち合わせ。Sさん天満橋駅は初めてだったそうです。

学校に行く前の打ち合わせでSさん、「3人でケーキ食べたい」と。
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実現しました〜〜◎
ケーキ目的で行ったのにがちまやー(食いしん坊?)を発動して写真を取り忘れた知花。さすがです。沖縄の血はまだ消せませんね

喫茶店の店員さん、愛想がないなーと感じていると、目線で訴えてくるSさん。
うんうん、わかる。
店員さんがいなくなった後に「なんなん?ないわ〜」と(笑)
松本さんに聞くと「普通じゃない?」と。とらえ方は人によって違うんですね。
言葉で表さなくても伝わる態度や目線。非言語コミュニケーションってほんとにすごいです!!!

しっかりお腹を満たしていざ対話会へ。
リハビリモデルの時は緊張していなかったようですが、今回は緊張されていました!
でも対話会が始まるとやはり堂々としているSさん。
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言葉に詰まった時は書字で伝えるのかと思いきや・・・絵を書いて伝えていました!
リハビリの成果?(笑)
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学生さんも熱心に話を聞いてくれたり、質問してくださったり、とても楽しそうな雰囲気。自然と笑顔が・・・(^^)

1対1でも話を理解することが難しい時もありますが、集団で会話をしていてもしっかり質問を聞いて答えているSさん。
「リハビリの時より質問を理解するのもはやくて、有意味語の表出多かったね!すごい!!」

松本さんからもお褒めのお言葉を。本当にすごいです!!!
普段とは違う環境で、初めて会うたくさんの方とお話をするというのは、健常者でもとても勇気のいる事だと思います。その環境も力となり、Sさんの伝えたいという言動につながったんじゃないかなと思います!
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帰り道、「楽しかったね」とSさん。良かったです!!
もっともっと行きましょう!!!
今後も活動を増やしていく予定です!いや〜楽しみですね(^^)

今回協力してくださった、大阪保健医療大学の先生方、学生さん、関係者の皆様、そして一緒に同行してくださった松本ST、本当にありがとうございました!!

最後までお読みいただきありがとうございました
あんしぇー、またやーたい(それでは、また)

アクティブ堺 ST知花
posted by Active at 20:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 学校活動

リハビリモデル in大阪医専

はいさい!ぐすーよーちゅーうがなびら(^^)
堺のST知花です。
前回、トークライブのお仕事に行ってきたSさん。
今回のお仕事は、6/7に大阪医専で失語症検査の被検者役(リハビリモデル)と、6/9の大阪保健医療大学での対話会の2つで、松本STと一緒に行かせていただきました!!
(長くなるので2つ記事分けます!)
今回の活動は1週間で2つとハードスケジュールでしたが、即決で「いいよ〜」と答えてくれました。

まず1つ目!大阪医専でのリハビリモデル。
今回は梅田駅で待ち合わせしました。待ち合わせはご本人提案!!!
梅田駅に行くまで、「無事着けるかな〜?」「転んだりしてないかな〜?」など不安はありましたが、
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私よりも先に着いて待っててくれたSさんと松本さん、さすが・・・。知花頼りなくてすみません(苦笑)
大阪医専までの道のりは結構遠く、前回は疲れきっていて大丈夫かな〜と心配でしたが、
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「スロープのところは一人でいく」
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「あなたたちは階段の方が早いでしょ」と。
頼もしい・・・(^^)
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無事大阪医専到着〜〜〜◎
Sさんは検査室、松本さんと私は別室で検査の見学をさせていただきました。
リハビリモデルの風景〜〜
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Sさん、とても堂々としていました!!

失語症検査は難しく、途中疲れてきていたので検査の数を減らしてもらい、なんとか最後まで終えることが出来ました。
検査の中には苦手な項目もあり、物品が出てきた瞬間「えー、いややわーー」と率直な感想も(笑)
学生さんの検査の仕方を〇△×の札で評価するという大役も任されており、
「自分は×だけど、あなたは〇」(=私は言えなくてダメだったけど、あなたは良かった)
と、しっかり伝えていました!
終わった後、疲れているにもかかわらず、検査の数を減らしてしまったことで「あのこかわいそうやった」と学生さんの事を気にかけていました。

今回の活動で初めて会う学生さんと、フリートークをしたり検査を受けたり、Sさんにとってとてもいいリハビリになっているのではないかと思います!学生さんも当事者の方に対して実際に検査ができる、改めてウィンウィンな活動だな〜と感じました。

今回協力していただいた大阪医専の先生方、学生さん、関係者の皆様方、本当にありがとうございました!

2つ目のお仕事の内容は次の記事で!ぜひ!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました

アクティブ堺 ST知花
posted by Active at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校活動

2018年06月11日

歩こう&自転車会 in 大泉緑地公園

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どうも。
泉北の室之園です。

先日、泉北事業所で「歩こう会 in 大泉緑地公園」を実施しました。

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本企画は普段の運動(屋外歩行など)では歩ける範囲も限られており、もうちょっと色んな場所を歩けたらなぁという利用者さんの思いから始まりました。

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また、病前から趣味だった自転車走行が難しくなってきた方もおられ、評価を兼ねた会にもできたらと思い、「自転車会」も付け加えることにしました。

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場所決めや周遊コース、休憩ポイント等、出来る限り利用者さん達の力で考えて頂きたいと思い、スタッフの介入は最小限にすることにしました。

したがって、大泉緑地公園という場所にしたのも、利用者さんからの発案でした。

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「あそこ(大泉緑地公園)だと今何キロ歩いたかが地面に記してあるからわからやすいと思うよ」

「トイレやベンチは各場所に設置してあるから休憩するには丁度良いんじゃないかな」

「近くにマクドがあるし、そこで休憩してもえぇんちゃうか〜」

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「道が悪い所とかをあえて杖で歩く練習したいな!」

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「ハーブ園がとてもキレイだからそこを歩くポイントにしたらどうかな」

などなど。

利用者さんから様々な主体的発言を聞くことができました。

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自転車を乗る利用者さん。
それを追いかける伊藤さん。
それを撮影する北山さん。

自転車走行練習を動画撮影し、本人にお見せすることで、どこが危険なポイントか、どこに注意して行う必要があるかを目で見て確認して頂くようにしました。

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運動後の休憩。
2人とも良い顔してます。

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公園に到着してからはある程度歩くペースが同じ方々に分かれて行いました。

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当初自転車走行する予定ではなかった利用者さんも空いた時間で少し練習を。
数年ぶりの自転車走行だったそうですが、見事な走行でした。

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今回の企画を通して、今まで見えにくかった課題をたくさん見つけることができました。

利用者さんの主体的かつ個別性のある思いを形にするには、どういった想像力と創造力が必要か。

形にしたモノを継続し、スタッフがムリなく続けていくにはどういった工夫が必要か。

まだまだ考えられることは山ほどあると思います。

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今回のイベントは参加したスタッフだけでなく、

利用者さんのサービス調整を図って下さった担当ケアマネさん。

デイに残って手が足りない部分をフォローして下さったケア職の皆さん。

参加した利用者さんの詳細な情報を提供して下さった療法士の皆さん。

たくさんの方々の協力で実施できたと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

泉北事業所:室之園
posted by Active at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 泉北(室之園の)日記

2018年06月09日

こんな福祉用具あったんだ!

大正の飛永です。

先日、大正事業所にて
フランスベッドの大原さん、西尾さんに
歩行器の研修を実施して頂きました。



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ボンベが入る歩行器!
居宅介護支援事業所等の関係職種の方へ、呼吸リハビリテーションに関するご案内を現在も行なっています。それにより呼吸器疾患の方、もしくは在宅酸素療法をされてる方に対してのリハビリテーションのご依頼を有難いことに継続して頂いております。
地域ではボンベを使用していても一般的な歩行器を使われている方はまだまだいらっしゃいます。
外出支援の一環としてこのような歩行器の提案も出来ればより生活範囲を安全に広げていけるでしょう。


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自動抑制ブレーキ付きの歩行器

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電動アシスト付きの歩行器

いや〜いろんな業界でロボット化が進んでますね。
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これで上り坂も下り坂も安全ですね。
近所に坂道のある利用者さんには、外出時も安心!

土肥PTからの希望もあり
特別にこちらの車椅子も持って頂きました。
大原さん西尾さんありがとうございます。
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ブレーキのかけ忘れがある方に適用!
転倒予防になります!
ブレーキがかかるタイプは聞いたことがありましたが、フットサポートが下がる車椅子は初めて見ました!!



各職員、
〇〇さんにこの車椅子どうかな〜?
〇〇さん、ボンベ入れれそうやからこの歩行器どうかな〜?等
利用者さんを想像しながら研修に参加してくれていました。
今回の研修をきっかけに利用者さんへのご提案につながれば嬉しいですね。想像するとワクワクします!!

遠くから来てくれた堺事業所所属の前田OT、蠟野OT、ありがとうございます。
7月3日も呼吸器の研修を予定していますので、ぜひご参加下さいねー!


最後になりますが、
フランスベッドの大原さん西尾さん、
お忙しいところお時間をつくって頂きありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

大正   飛永
posted by Active at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 大正(報告)

2018年06月07日

キャリア・アンカー そのA


◆キャリア・アンカー◆ そのA

キャリア・アンカーとは、個人がキャリアを選択する際に、自分にとって最も大切で、これだけはどうしても犠牲にできないという価値観や欲求、動機、能力、自分の軸を指します。

アメリカ合衆国の組織心理学者、マサチューセッツ工科大学経営大学院、名誉教授エドガー・シャイン氏によって提唱されたキャリア理論の概念です。

船の“錨”(アンカー:Anchor)のように、職業人生の舵取りのよりどころとなるキャリア・アンカーは、生涯にわたってその人の重要な意思決定に影響を及ぼすとされています。

キャリア・アンカーを通して、わたしたち自身が"自分らしいキャリア形成(キャリア自律)"を図る営みを続けることは、それらが結果的に利用者さまへの理解を深めることにもなり、より良い関わりにつながるのではないかと考えています。


"職業は人生の背骨である"
ドイツの哲学者ニーチェの金言です。

この金言からも利用者さまが経験されてきた職業、キャリアに焦点を当てることで、利用者さまの"その人らしさ"や"人となり"に迫ることができそうです。

▼キャリア・アンカー その@はこちら↓


下記のシャインの三つの問いにも同じようなことが言えるのかもしれません。

まず自分自身に問い、利用者さまにもあててみて想像を膨らませてから、そして問うてみる。

利用者さまの"人となり"や"その人らしさ"への理解がより一層深まります。

自分自身の価値観や欲求、動機、能力、自分の軸を知ることは、同時に利用者さまの"その人らしさ"、"人となり"に迫ることなのかもしれません。


◆シャインの三つの問い◆

1.自分は何が得意か
→能力・才能についての自己イメージ、自分の能力や才能が生かせるか

2.自分はいったい何がやりたいのか
→動機・欲求についての自己イメージ、自分の動機・欲求に合っているか

3.どのようなことをやっている自分なら、意味を感じ、社会に役立っていると実感できるか
→意味・価値についての自己イメージ、自分の感じる意味・価値と適合しているか


これら三つの問いについて、神戸大学大学院経営学研究科教授で日本のキャリア研究の第一人者の金井壽宏教授によると…

○キャリアトランジション(仕事・人生の節目)にはぜひ問うべきハードル。

○それ以外の時は忘れていてもよい。

○眠る前に毎夜、これらの問いが気になりだしたら、それは節目をくぐりかけている証拠かもしれない。

とのことです。


みなさんも自分のキャリアを考える基盤となる"シャインの三つの問い"を節目節目に考えてみてはいかがでしょうか。

自分自身が日々の営みのなかで大切にしてきたことや自分らしさに気付けるかもしれません。


参考文献等)

〇キャリア・アンカー 自分のほんとうの価値を発見しよう エドガーH・シャイン著、金井壽宏訳 白桃書房

〇働くひとのためのキャリアデザイン 金井壽宏著 PHP研究所

○allaboutより

○日本の人事部より


人材開発室 いとう
posted by Active at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

キャリア・アンカー その@


◆キャリア・アンカー◆ その@

キャリア・アンカーとは、個人がキャリアを選択する際に、自分にとって最も大切で、これだけはどうしても犠牲にできないという価値観や欲求、動機、能力、自分の軸を指します。

アメリカ合衆国の組織心理学者、マサチューセッツ工科大学経営大学院、名誉教授エドガー・シャイン氏によって提唱されたキャリア理論の概念です。

船の“錨”(アンカー:Anchor)のように、職業人生の舵取りのよりどころとなるキャリア・アンカーは、生涯にわたってその人の重要な意思決定に影響を及ぼすとされています。

シャイン氏は主なキャリア・アンカーを「全般管理コンピタンス」「専門・職能別コンピタンス」「保障・安定」「起業家的創造性」「自律と独立」「社会への貢献」「純粋なチャレンジ」「ワーク・ライフ・バランス」の8つに分類しました。参考までに詳細を以下に掲載します。

キャリア・アンカーにどれが良いとか悪いとか正解はもちろんありません。
また、それが1つなのか、いくつ当てはまるのかも人それぞれです。
自分ならどれに当てはまるのか、どれが近いのかを一度考えてみましょう。
そうすることで自分自身の働く理由や意味、労働観、人生観を自問自答することができると思います。


1.全般管理コンピタンス
組織の中で責任ある役割を担うこと
→集団を統率し、権限を行使して、組織の中で責任ある役割を担うことに幸せを感じる

2.専門・職能別コンピタンス
自分の専門性や技術が高まること
→特定の分野で能力を発揮し、自分の専門性や技術が高まることに幸せを感じる

3.保障・安定
安定的に1つの組織に属すること
→一つの組織に忠誠を尽くし、社会的・経済的な安定を得ることを望む

4.起業家的創造性
クリエイティブに新しいことを生み出すこと
→リスクを恐れず、クリエイティブに新しいものを創り出すことを望む

5.自律と独立
自分で独立すること
→組織のルールや規則に縛られず、自分のやり方で仕事を進めていくことを望む

6.社会への貢献
社会を良くしたり他人に奉仕したりすること
→社会的に意義のあることを成し遂げる機会を、転職してでも求めようとする

7.純粋なチャレンジ
解決困難な問題に挑戦すること
→解決困難に見える問題の解決や手ごわいライバルとの競争にやりがいを感じる

8.ワーク・ライフ・バランス
個人的な欲求と、家族と、仕事とのバランス調整をすること
→個人的な欲求や家族の願望、自分の仕事などのバランスや調整に力をいれる


自分自身のキャリア・アンカーを知ることで、自己理解が深まり各個人のキャリアデザインに役立ちます。

それだけでなく組織も社員一人ひとりのキャリア・アンカーを見極めることで他者理解が深まり、適材適所の人員配置や職場内コミュニケーションの質の向上、効果的な研修体系の構築に活かすことができるのです。

また、上記の8つの分類を自問自答すると、仕事と生活のワーク・ライフは、明確にそう簡単に切り離すことができるモノではないということに気付きます。ワークもライフもどちらも大事で大切でつながりあるもので、ましては"バランス"を取るものではないということが分かるかと思います。
どちらも誠実かつ大切にする"ワーク・ライフ・インテグレーション"という考え方があります。かなり欲張りですがいつもこうありたいところです。


このキャリア・アンカーを通して、わたしたち自身が"自分らしいキャリア形成(キャリア自律)"を図る営みを続けることは、それらが結果的に利用者さまへの理解を深めることにもなり、より良い関わりにつながるのではないかと考えています。

わたしたちが提供する在宅リハの場面において、利用者支援を行なう上で、他者理解をするには、わたしたち自身が自己理解を深めることが欠かせないものになります。

自分自身のキャリア・アンカーを知ること、自己理解が、利用者さまを知ること、他者理解のきっかけになることもあります。

在宅リハの現場で、キャリア・アンカーの視点を利用者さまにあてて考えてみると、利用者さまが今までの仕事や日々の営みで大切にされてきたことが少し分かったような瞬間を度々経験しました。


クルマ好きな虎党のALS患者○○様は、病気や障害全てが初めて尽くしで、新たな人生の転機として、これからの生活や活動・参加の意思決定をサポートしました。

ナラティブアプローチのもと、たくさんの語りのなかで、"今まで"から"これから"を一緒に探索するお手伝いをしました。
▼ナラティブアプローチ等の詳細はこちら↓

そして、ポジティブアプローチのもと、最大限の目標イメージを共有し達成可能な目標を共に描いたことで、甲子園球場でのタイガース戦の観戦が当初の目標となりました。
▼ポジティブアプローチ等の詳細はこちら↓

草野球チームの監督さんでもあり、元水道管工事の仕事を職人気質で仲間と長くこなされてきた男気たっぷりな方です。

進行する障害で度々気が滅入る時もありました。
ある日の在宅リハのなかで、亡くなられた隣人さんの仏様に手を合わせていなかったことに深く悔いておられることを耳にしました。

進行する麻痺症状に加えてひきこもりがちな毎日だったなか、リハ担当者とご家族と一緒に大好きなクルマに乗って当時住んでいた場所まで行き、亡くなられた隣人のご家族にあいさつを果たされました。
▼その日の様子はこちら↓


病前から超アクティブな片麻痺患者の○○様は、メンタル不調もあるなか、やりたいことがたくさんあり、常に行動を起こして日々の営みを送られてきた方です。ひきこもり支援等のお仕事の傍ら、ボランティア活動や園芸等の趣味の幅も広い方です。

心身のケアをしながら、やりたいことである園芸の実行のサポートと次にやりたいことの聴取や整理等を毎週しています。
▼園芸等の様子はこちら↓


生活期・在宅リハの現場は、その人やその周りの人、その場の空気感にも合わせた多様かつ柔軟な関わりが求められているのではないかと思います。


"職業は人生の背骨である"
ドイツの哲学者ニーチェの金言です。

この金言からも利用者さまが経験されてきた職業、キャリアに焦点を当てることで、利用者さまの"その人らしさ"や"人となり"に迫ることができそうです。

キャリア・アンカーを通して、自分自身の価値観や欲求、動機、能力、自分の軸を知ることは、同時に利用者さまの"その人らしさ"、"人となり"に迫ることなのかもしれません。


参考文献等)

〇キャリア・アンカー 自分のほんとうの価値を発見しよう エドガーH・シャイン著、金井壽宏訳 白桃書房

〇働くひとのためのキャリアデザイン 金井壽宏著 PHP研究所

○働く居場所の作り方 花田光世著 日本経済新聞社

○自分らしいキャリアのつくり方 高橋俊介著 PHP研究所

○allaboutより

○日本の人事部より


人材開発室 いとう
posted by Active at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

「伝わりやすさ」と「しゃべりやすさ」

台湾に行ってきました。
嚥下しやすい、とろっとしたお粥。
だしがしっかりきいていて、おいしかったです。
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ST水野です。


訪問を開始し数カ月になる、とある難病の利用者さん。
失調性構音障害があります。

利用者さんの話し方の特徴は、声の大きさは十分ですが、大きさが変動し、声がゆれることがあります。

また伸ばす音と短い音を出しわけることが難しいことがあります。
「きてくれた(来てくれた)?」→「きーてくれた(聞いてくれた)?」

発音するときに、音が不規則に歪んだり、他の音に置き換わったりすることもあります。
いつも決まった誤り方をしないのが特徴的です。


「伝わりやすさ」は環境の影響を受けます。
利用者さんと近い距離で対面していれば、話される内容は聞き取れます。
ただ、最近、お宅の周りで工事をしているので、部屋の中まで工事の騒音が聞こえてくると、聞き返しが必要な場合がまれにあります。

ことばについてご本人に聞くと「のろいからなあ」と言われていました。
確かに、発話速度はゆっくりで、自然な速度とは言えません。

利用者さんには、「もっと早く話したい、もどかしい」思いがあるようですが、早く話せば伝わりにくい。
速度はこのままで、伝わりやすい話し方の工夫をしていった方がいいのではと提案すると、受け入れて下さいました。

声を安定させる(声の大きさやゆれを防ぐ)練習。
舌先の細かな動き、舌のゆっくりとした動きの(うまく発音する)練習。
文節ごとで区切る話し方の工夫の練習。
お話の実践練習。

話す能力そのものを改善させる練習と、それを補うための代償的な練習を組み合わせました。
ここに嚥下練習(食事の評価や指導・内服方法の確認等)も加わります。


「最近な、ちょっとしゃべりやすくなったって思ってんねん」利用者さんが言われました。

少しずつ声量コントロールはうまくなってきています。
姿勢が安定すると、舌の使い方がよくなることもわかってきました。
が、STとしては、構音障害の重症度を表す、発話明瞭度・自然度の評価が上がるほどの明らかな変化は感じていません。


利用者さんのことばで気づいたこと。
「伝わりやすさ」に大きな変化はなくても「しゃべりやすさ」は変化することがあるということ。

「伝わりやすさ」は客観的評価、「しゃべりやすさ」は主観的評価と言い換えることができます。

以前は「しゃべりやすさ」は「伝わりやすさに合わせ自動的に上がってくる」イメージでした。
実際の利用者さんでは、STの「客観的評価」がよくなっていても、本人の「主観的評価」が上がらない方がむしろ多い。

「伝わりやすさ」と「しゃべりやすさ」は個々に変化する、別のものですね。
双方を常に意識しておかないといけないなと思いました。

「どのようにしゃべりやすくなりましたか?」とたずねると「そこまではわからへん」と利用者さん。
主観的な評価の変化を今後も聞き取っていきたいと思います。
posted by Active at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記