2018年11月30日

出張寄せ植え・テラリウム教室。〜正月飾り編〜

IMG_20181130_162513.jpg
少し早いですが正月の飾りに作りました。



心意気実践チームのいとうです。

前回に続いて、利用者さまご希望の正月飾り
の寄せ植えを作ることになりました。
▼前回の出張テラリウム教室はこちら↓

この日も"あーでもないこーでもない"と、苗の細かな配置や向きで試行錯誤されます。
「あんた来る前に考えてたんやで〜」。
「あんたこれ、だいぶ頭悩ますで〜」。
IMG_20181130_151436.jpgIMG_20181130_151412.jpg
「でも、これ楽しいで〜」。
「他の人もやりたいって言われへんのん?」。
と、笑顔で繰り返し話されます。

そして、ようやく配置が決まり…
松や葉牡丹をポットから取り出します。
IMG_20181130_155702.jpgIMG_20181130_155916.jpg

お次は、オタフク南天です。
IMG_20181130_160057.jpg

土を敷き詰めて。
IMG_20181130_160829.jpg
「二人して夢中になってるわ〜」
と苦笑されていました。

白い化粧土を敷き詰めて、正月らしい装いを。
「ええのん出来たやん」。
と笑顔。
IMG_20181130_161208.jpgIMG_20181130_161450.jpg
「空いてるとこに何か植えようか〜」。
「ここに鶴とか飾ろうか?」
「後ろには屏風もええのんちゃうか?」
と創造力が膨らみまくりです。

そして、完成!
創作時間は約40分程度。
二人して没頭しました。
IMG_20181130_162513-c1bf2.jpg

いつも手の届くところに見守りたくなる新たな生命ができました。
IMG_20181130_162650.jpgIMG_20181130_162658.jpg

最後はしっかりと下肢の関節可動域訓練と歩行練習です。

次の出張テラリウム教室は利用者さまのご希望次第です。

「春以降に葉牡丹が枯れたら何を植えようかな?」。
と創造は止まりません。


アクティブ心意気実践チームは、利用者さまの自立支援、重度化防止、QOL向上に資するご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。
posted by Active at 17:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 心意気実践チーム

2018年11月29日

大正報告会【チャレンジ】阿部OT 2回目

大正の飛永です。
先日、阿部OTの報告会【チャレンジ】を実施!2回目です。

今回は、在宅酸素療法をされてる女性の方の外出支援や終活についての報告でした。

私自身、在宅酸素療法をされてる方のリハビリテーションにおいて外出支援等の活動を促すということに関して難しさを日々感じています。

ご利用者様にもよるかと思いますが、
「しんどいから動きたくない」
「酸素ボンベを持ってまで外に行きたくない」
などなど

積極的に促すことでの病状悪化や感染等のリスクを考えてしまい、生活範囲や活動内容に関して、どのあたりを目標にするのかはいつも悩みます。


そんななか阿部OTは様々な関わりをしてくれており、今回の報告内容はご利用者様の「らしさ」と阿部OTの「らしさ」が活かされ、合わさり、2人だからこそできる【チャレンジ】だな〜と感じました。


終活という言葉にどうしてもマイナスなイメージもありましたが、ご利用者様が終活を行うことで活き活きと生活されてるご様子にパワーをもらい、自分自身のこれまでとこれからの生き方に関しても考える機会を頂きました。本当にありがとうございます!


今回の報告は、他のご利用者様にも必ず良い影響をもたらしてくれる内容だと思います。


阿部OTからの報告

慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者は抑うつや不安を合併することが指摘されており、不安・抑うつの改善も呼吸リハビリテーションの目的として有効性が認められています。
今回は、COPDで在宅酸素療法をされている女性利用者様と終活についての関わりを報告します。
スライド2.JPG
スライド3.JPG
利用者様は多趣味で行動力もあり、独身で人になるべく迷惑をかけたくないという想いも強く感じられている方です。

スライド5.JPG
スライド6.JPG

きっかけとしては、息切れからの不安感増大、外出機会や他者交流の減少、独身でなるべく人に迷惑をかけずに死にたいという想いが特に強く、終活をしていきたいとの希望がありました。
そこで、京都へのお墓詣り、緊急時の準備、お部屋の片づけを行うことにしました。

スライド7.JPG
スライド8.JPG
スライド9.JPG
スライド10.JPG
スライド11.JPG
京都へのお墓詣りの計画と準備を進めていましたが、利用者様の体調不良により延期となりました。

スライド12.JPG
緊急時の救急車用バッグの作成と、亡くなった時に送る荷物の準備を行いました。

スライド13.JPG
スライド14.JPG
断捨離として部屋の片づけも行いました。空いたスペースに別の物を収納したいとのことで、新たな物の購入も検討していました。

スライド15.JPG
初めは終活に対してマイナスイメージがありましたが、利用者様と取り組んでみて、新しい目標ややりたいことをみつけることもでき利用者様自身も前向きになっておられたので良かったと思います。
今後も目標に向けて取り組んでいこうと思います。
以上、報告でした。


アクティブ大正 阿部 飛永
posted by Active at 18:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 大正(報告)

冬のメニュー!「ポトフ」、「チーズダッカルビ」

冬の定番ポトフ!
IMG_20181128_131807.jpg
ライスorトースト、サラダ、小鉢付 600円

チーズダッカルビ!
IMG_20181128_131827.jpg
ゴハンorパン、スープorサラダ、小鉢付 600円

アツアツの冬のメニューでお待ちしています!

☆営業時間:8時半〜16時 定休日:水・日曜日

▼店舗情報はこちら↓
Twitter @ordinary518
Instagram @cafeordinary
カフェオーディナリー大阪(今里)↓
カフェオーディナリー松原↓
posted by Active at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ordinary

2018年11月21日

第5回 地域交流会

朝夕の冷え込みが激しくなり、慌てて厚手のコートを出しました。
陽が差している日中は暖かく太陽のありがたさを感じます。
松原事業所OT油谷です。


去る11月17日(金)地域交流会を
アクティブデイサービス松原にて開催いたしました。
地域の皆さまの協力により、第5回を向えることが出来ました。

S__10166288.jpg

今回のテーマはこちらです
〇誤嚥性肺炎予防講座
〇嚥下食作り体験

4名の地域住民の方にお集まりいただきました。

まずは、知花STによる誤嚥性肺炎のお話です。

11月16日 地域交流会_181117_0013.jpg

誤嚥性肺炎って? (名前むずかしい、、、、)
聞いたことはあるけど、どのような症状が出るの?
予防できる?

など、具体例を交えて学んでいただきました。
質問や感想もたくさん飛び交っていました。

11月16日 地域交流会_181117_0052.jpg

ここで嚥下機能チェックとして
反復唾液嚥下テストを行いました。
30秒間に可能な限り繰り返し唾液を飲み込みます。
3回未満の場合は、嚥下機能の低下が疑われます。

結果は、4名とも3回以上でした。
素晴らしい!これからも維持していただきたいですね。


食べる前の準備体操の紹介です。

S__10166287.jpg

ご自宅で継続していただけたらと思っております。

続いてとろみ付け体験です。
今回は、こちらの「つるりんこ」を使用しました。

11月16日 地域交流会_181117_0016.jpg

ほうじ茶に、一袋の1/3程度入れてかき混ぜると、、、、
不思議と、とろみがついてきます。

11月16日 地域交流会_181117_0054.jpg

初めての食感!あまりおいしくないなあ。
簡単に出来るのが良いですね。
と率直な感想をいただきました。


次に、フードケアの土屋さんによる嚥下食づくり体験です。

11月16日 地域交流会_181117_0059.jpg

今回は、スベラカーゼミート(魔法の粉)に
豚肉、レンコン、ゴボウを約6時間漬け込みました。

スベラカーゼミートは、漬け込むだけの手間いらずで
肉、魚が約40パーセント柔らかくなる正に魔法の粉です。

まずは、豚肉です。
皆さん、お鍋にくぎ付けです。

11月16日 地域交流会_181117_0026.jpg

漬け込んだ方は、灰汁が多いです。

11月16日 地域交流会_181117_0018.jpg

ゴボウ、レンコンも漬け込むことによって柔らかく食べやすくなりました。

11月16日 地域交流会_181117_0023.jpg

「やわらかい。」「少しの工夫でこんなに変わるなんて知らなかった。」
などの声が聞かれました。

嚥下食用に様々な商品が販売されています。
一番良いのは、このような商品を使わず食事を楽しめることですね。
そのために、毎日の口腔ケア(歯磨き)と予防体操が大切になります。
今回の体験を健口保持にいかしていただけたらと思います。

地域住民の皆さま、フードケアの土屋さんありがとうございました。

次回の地域交流会は、3月ごろの予定です。
地域交流会の認知度を高め、皆さまに貢献できればと思っております。
皆さまのご参加お待ちしております。

アクティブデイサービス松原 一同

2018年11月20日

吹田デイ勉強会B 感染症予防

こんにちは吹田PT西家です。
本日は1回/月 デイサービスの勉強会Bのご報告です。

勉強会@Aではデイサービスでの防災をテーマにしました。

今回のテーマは感染症対策〜感染性胃腸炎〜です。

まずは座学から。
感染性胃腸炎とは、
細菌やウイルスなどの病原体による感染症で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、発熱、腹痛です。
D122342D-D6FB-42E2-9F5E-8BAE30F78E87.jpeg

厚労省の報告によると、12月をピークに10月〜3月の時期に多いようです。
そのピーク時の9割はノロウイルスによるものだそうです。
B343F497-C246-4FC8-81CD-DD2834C1F4F0.jpeg

感染経路です。
空気感染、飛沫感染、接触感染について復習です。
2186A938-77C2-4F2D-BA5F-52A0D63B3E94.jpeg

次に肝心な処理方法です。
スライドでの説明では分かりにくいので、保険センターのビデオを皆で観ながら考えました。
F1CFC2B8-2AB4-45C7-ACA4-72B0689A10EB.png

後半は実技です。
石倉NSに助言を頂き準備しました。
・エプロン
・マスク
・靴カバー
・ゴム手袋
・新聞紙
・塩素系消毒薬
・ゴミ袋
等です。
B6DEDE7B-19CD-4F07-B7FC-FA7F18DB123F.jpeg

介護福祉士の岡田さん、準備は万端。
決まってます。
7BE26D74-0BD8-4B40-8CAD-848FC1DA104B.jpeg
分かりにくいですが、吐瀉物(吐物、糞便等)に見立てたペーパータオルです。
1BAC94B0-6525-474A-8CBD-52C6DC780223.jpeg

まずは新聞紙で覆って
4103BBEF-D4C9-4461-AB07-3E9FF0F6B345.jpeg

塩素系消毒液を上からをたっぷり噴霧します。
飛散している可能性も含めて大きめに。
E1275C7B-3754-44CD-AC59-4CAE4E39143D.jpeg

2重ゴミ袋に入れ、更にその周りを消毒します。
EFE173D6-A79E-4BCC-B7FA-E9E27C7A1950.jpegEC85F0E7-4F55-4550-91C0-50F2387C76B9.jpeg

最後に手袋やエプロンを脱いでいきます。
その際も表側を触らないように慎重に行います。
4A87E2CA-3A14-4611-A7A8-20CC09BD967D.jpeg7BB12ECB-7EFF-4F3D-AD9B-A8C79718B4AD.jpeg

今日は体調不良などで職員の欠勤が多く、慌ただしい1日でした。
デイの皆さんにも、終業後に息つく間もなく詰め込んでしまいすいません。

途中にケアスタッフの方から、
今回は「嘔吐物の処理」が主だが、実際利用中にこのような事態になった際、利用者さんを隔離し、通院して頂くという事も想定しなければならないとの指摘を頂きました。

勉強会の開催にあたり、私も勉強させてもらっています。

学び合いありがとうございます。

次回は本日病欠の田中PTによる感染症予防〜インフルエンザ〜をお送りします。

posted by Active at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 吹田より

外来リハの卒業式

先日、NRCの外来リハの卒業式がありました。

患者さんご夫妻、他患者さんご夫妻、ST中村、知花、事務の池内、院長が参加しました。

卒業証書授与後のわたしからの挨拶で、
「自主リハへの移行に向けて頑張ってください」。と伝えさせていただきました。

みなさまとの記念撮影のあとにティータイムをして送り出しました。引き続き地域リハに貢献して参ります。

院長は「結局、最後は自分自身でリハビリやらないといけないからね」。と自分に言い聞かせるように話されていました。
posted by Active at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | NRCだより

社内メルマガアクティブ流12月号巻頭言 PT長西克仁さん(松原、主任)

アクティブクラブ 2018_0.10.26_181103_0065.jpg
アクティブクラブでの買い物イベントにて、前列左端がPT長西さん


秋も深まり年末も差し迫ってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

“終わりよければすべてよし”のごとく松原事業所一丸となって日々の業務に取り組んでおります。本当に1年1年があっという間ですね。それだけ年をとったということでしょうか。

私は昨年8月からアクティブ松原の主任を務めさせていただいている長西です。
ブログや社内メルマガではいつも皆さんのコメントやインタビューを拝見しています。各事業所ごとに色があり、活動内容もいろいろなことに取り組まれているのをみて、いつも刺激をいただいています。

今回はメルマガ編集委員の方々から依頼をいただいたので、少し私の自己紹介をさせていただきたいと思います。


私がアクティブに入職したのが2011年で早いもので8年経ちました。
入職した当初は事業所が松原本部のみで、現在各事業所の責任者をされている方々も一緒に毎日訪問に出ているような状態でした。

私はアクティブに入職する前は4年間総合病院で働いていました。毎日毎日入院患者さんを機能面、動作面の評価・治療を行い、状態が回復してくれば退院に向けたカンファレンス、家屋調査等忙しく働いていたことを懐かしく感じます。

しかし病院時代に常にもどかしく感じていたことがありました。
それが病院のリハビリでいくら機能回復を行って退院しても、また病状悪化により戻ってくることでした。

「一体家ではどんな生活をしているのか?」
「訪問のリハビリではちゃんとやってくれているのか?」
「良くなって家に帰っても意味がないじゃないか」
そのような思いから地域に出よう、訪問をやってみたいと思ったのがキッカケでした。

しかしその反面訪問で働くことに対して、不安も強くありました。
「一人でご利用者さまの自宅にお伺いできるのか」
「リハビリ中に急変しないか」
「その際に適切で迅速な対応が行えるのか」などなど。

アクティブではみんなが協力し合って助言もしくは同行を行いフォローできる体制が整っているということはすごく心強く感じながら働いていたように思います。

それからがむしゃらに毎日7〜8件を訪問する日々が、6年続きました。しかし長くなればなるほどいい意味でも悪い意味でも慣れというものが出てきていました。
件数を回る事に必死になり、利用者様のためのリハビリが、いつしか自分のために仕事をするようになってしまっていたのではないかと感じてしまいます。
今あの時の自分を振り返ったときにすごく怖いことだと感じています。

そんなときに昨年、阪東社長から主任の拝命の声をかけていただいたときは、自分に務められるのかという思いより先に、少し自分の置かれる環境を変えてみたいという気持ちが先行し、訪問・デイサービスの責任者という立場を受けさせていただきました。

責任者として約1年半たちましたが、現在でも探り探りで日々を過ごしております。その中で最近自分自身意識して心掛けているのが、「自分を俯瞰してみること」です。

心に余裕がないときほど、周りが見えずいい判断ができなくなってしまいます。そんな時に一度立ち止まって、客観的に自分自身の考え方、立ち回りを見直すことで、冷静な判断や落ち着いた行動ができると思います。

今後の課題としては何事にもプラス思考をもって行動できればと思います。
まあ普通で当然のことのように思いますが、なかなか実行できるものではないですよね。

「忙しい」ではなく「充実している」
「時間がかかる」ではなく「時間の投資」
と少しとらえ方を変えることで気持ちの持ち方も大きく変わると思います。そのように極力マイナス発言を減らし、良いイメージを持ちながら、仕事にも人に対しても向き合いたいと感じています。

松原事業所は紆余曲折ありながら変化しつつ現在を迎えているわけですが、これからも一緒に働いている看護師さん、セラピストの皆さん、介護士さん、事務員さん皆さんのお力をお借りしてより良い事務所づくりができればと考えています。


アクティブ訪問看護ステーション
PT長西 克仁

キャリアインタビュー(社内メールマガジン社員紹介)OT井上雄一朗さん(堺デイ、主任)

image3.jpeg
鳥取県米子市でのリハケア合同学会2018ポスター発表「作業療法士におけるゴルフ支援の取り組み」を終えた井上さん。

◇インタビュアー:PT軽部さん(吹田、メルマガ編集委員)


1.今の仕事内容、働き方について(担当している仕事やプロジェクトなども)、簡単に教えてください。

デイサービス管理業務、訪問リハビリテーション、デイサービス個別機能訓練、新人・学生指導育成。大阪障がい者ゴルフチーム『フェニックス』のサポート、アクティブ・ライブ2018松原の事務局長。


2.今の仕事・役職に至るまでの経緯、きっかけなどを教えてください。

作業療法士になるきっかけは、高校卒業後ゴルフ場で研修生として勤務していましたが、自分自身のゴルフの上達に限界を感じていました。その頃、同じ職場にアメリカで理学療法士の資格を取得した方に出会い、リハビリテーションに興味を持つきっかけになりました。


3.今の仕事は面白いですか?

訪問リハビリではADLだけではなく仕事や余暇など、個々の価値や興味に応じた作業活動に直接介入することができることろが面白いと思います。
また、アクティブではデイサービスや訪問リハビリの枠を超えて支援できる環境にあると思います。
大阪障がい者ゴルフチーム『フェニックス』のサポートがその一つ。
以前、病院で訪問リハビリしていたころ、ゴルフ場に連れていきたい利用者がいましたが勤務内で行う事が難しく、プライベートで先輩方の協力のもとゴルフ練習場に一緒に行った機会がありました。でも、プライベートではさまざまな理由から継続的な支援は難しく、ゴルフ場にいくことができませんでした。
現在は、ゴルフや各種イベントを含めてそのような支援をできる環境にあると思います。


4.あなたにとっての仕事の魅力・やりがいは何ですか?

訪問リハビリやイベント活動内容を含めて、利用者も自分自身も楽しめるところ。


5.仕事をしていくうえで大切にしていること、心掛けていることはありますか?

わからない作業はご利用者様にも教えていただきながら、自分自身も一緒に作業を楽しむ事。


6.仕事での苦労は?

苦労ではありませんが、『人に伝えることは難しいな。』と、いつも感じています。


7.仕事と育児・家庭の両立について、自分自身ではバランスが取れていると思いますか?

取れていると思います。


8.今後、どのような働き方をしていきたいと考えていますか?(家庭も含め)

仕事、家庭、遊びの並立。


9.あなたの理想とする自分(家庭・仕事含めて)や将来の目標、夢など、ありましたら教えてください。

現在住まいの地域では少子化、高齢化がすすみ人口が減少してきています。メディアでは『買い物難民』など社会的な問題として取り上げられることもあります。作業療法士としてはもちろんですが、地域住民としてさまざまな活動に関われればと思います。理想としては高齢者だけではなく、障がい者や子どもを含めて地域全体が活性化するような取り組みに興味があります。


10.自分らしいと感じるのは、どんな時・どんなことですか?

好きな事をしている時。
子どもと野球やゲームで遊ぶ、地域のソフトボールに参加する、少年野球のコーチをする、近所の人や友人とお酒を飲む など。


11.最後は、自由に語って下さい!

大阪障がい者ゴルフチームでは、会員ならびにボランティアを募集しています。アクティブ外の方の参加も大歓迎です。周りで興味のある方がおられましたら下記『大阪障がい者ゴルフチーム フェニックスHPのお問い合わせ』、もしくは『堺デイサービス 井上まで』ご連絡ください。
大阪障がい者ゴルフチーム フェニックスHP
https://odgt-phoenix.jimdo.com/

大阪府訪問リハビリテーション振興会(3府士会合同)では、今年度泉州・北摂・河内の3か所で事例検討会を実施しています。
府士会会員無料、非会員500円です。
日程や申し込み等の詳細は
http://www.physiotherapist-osk.or.jp/osakahoumonreha/moushikomiannai.html
皆様お誘い合わせの上ぜひご参加いただければと存じます。よろしくお願い致します。


◆キャリアインタビューを受けて◆
日頃、自分のことを振り返ることがないため、自分自身を見直す良い経験となりました。その反面、やはり『人に伝えることは難しいな。』と感じました。貴重な機会をいただきありがとうございました。


■キャリアインタビュー記事編集担当より■

今回の井上さんのインタビューからワークライフインテグレーションのひとつのカタチを見た気がしました。

井上さんは、自分の人的なネットワークを存分に活かして周りを巻き込みながら、ゴルフチーム「フェニックス」の立ち上げからその運営、利用者さんへの運営移譲・フォローアップまで、仕事の中に見事な成果を作り出しています。

この成果は、井上さんの仕事の拡げ方や地域活動への参画等の、仕事以外の学びを日頃から仕事に取り入れる姿勢が一役買っていると思います。

ようやく近年よく聴かれるようになってきたパラレルキャリアの考え方に近いかもしれません。

井上さんのような幅広い学びを仕事にも活かし、わからないことも利用者様と真面目に楽しんでしまう姿勢は、結果として仕事の成果が上がるといわれています。

そのなかで自分の視野と人とのつながりが広がり、次の新たなチャレンジとイノベーションの機会が舞い込んできてくれます。

そして、利用者さんのみならず自分自身の人生をも豊かにしてくれるはずです。

生活期リハビリテーションで働くわたしたちは、ぜひ参考にし共鳴したい働き方です。


参考)
☆ワークライフインテグレーションとは?

自らの人生観を軸に、ワーク(職業生活)とライフ(個人生活)を柔軟、かつ高い次元で統合し、双方の充実を求めること。それによって、生産性や成長拡大を実現するとともに生活の質を高め、充実感と幸福感を得るなどの相乗効果を目指す働き方をいいます。仕事と生活を対立的にとらえて、その量的バランスの調整・回復を目指す、従来の「ワーク・ライフ・バランス」の発想を一歩進めたものと考えられます。

ワーク・ライフ・バランスの重要性が叫ばれて久しいですが、そもそも仕事とプライベート、社会生活と私生活、職場と家庭は本当に二者択一なのか、区別したり、優先順位をつけたりすべきものなのか――。キャリア論の権威で、ワークとライフの“統合”(インテグレーション)をいちはやく唱えた慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科の高橋俊介教授は、「家庭と仕事を分業してしまうから、相手への感受性が鈍化して、相互不信が募る。家庭と仕事のどちらかに優先順位をつけようとするから、ストレスが生まれる。二つを同時にやるから、得られるものもある」と説きます。そしてその具体例として、ヒアリングで得たワーキングマザーの次のような意見を挙げています。
「いざとなったら人にふらなければいけないので、自分の仕事を抱え込まずに、他の人でもいつでもできるように情報を共有化・見える化するようになった」
 「夫や家族、地域の人たちの助けが絶対に必要。多様な人たちとの良好な人間関係構築の能力が鍛えられた」
仕事と生活に優先順位をつけず、前向きに、どちらも充実させることを目指すからこそ得られるこうした相乗効果が、ワーク・ライフ・インテグレーションの真髄といえそうです。

引用)
日本の人事部HPより


キャリアインタビュー記事編集担当:人材開発室・心意気実践チーム 伊藤健次郎
posted by Active at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

社内メルマガアクティブ流12月号巻頭言 PT長西克仁さん(松原、主任)

アクティブクラブ 2018_0.10.26_181103_0065.jpg
アクティブクラブでの買い物イベントにて、前列左端がPT長西さん


秋も深まり年末も差し迫ってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

“終わりよければすべてよし”のごとく松原事業所一丸となって日々の業務に取り組んでおります。本当に1年1年があっという間ですね。それだけ年をとったということでしょうか。

私は昨年8月からアクティブ松原の主任を務めさせていただいている長西です。
ブログや社内メルマガではいつも皆さんのコメントやインタビューを拝見しています。各事業所ごとに色があり、活動内容もいろいろなことに取り組まれているのをみて、いつも刺激をいただいています。

今回はメルマガ編集委員の方々から依頼をいただいたので、少し私の自己紹介をさせていただきたいと思います。


私がアクティブに入職したのが2011年で早いもので8年経ちました。
入職した当初は事業所が松原本部のみで、現在各事業所の責任者をされている方々も一緒に毎日訪問に出ているような状態でした。

私はアクティブに入職する前は4年間総合病院で働いていました。毎日毎日入院患者さんを機能面、動作面の評価・治療を行い、状態が回復してくれば退院に向けたカンファレンス、家屋調査等忙しく働いていたことを懐かしく感じます。

しかし病院時代に常にもどかしく感じていたことがありました。
それが病院のリハビリでいくら機能回復を行って退院しても、また病状悪化により戻ってくることでした。

「一体家ではどんな生活をしているのか?」
「訪問のリハビリではちゃんとやってくれているのか?」
「良くなって家に帰っても意味がないじゃないか」
そのような思いから地域に出よう、訪問をやってみたいと思ったのがキッカケでした。

しかしその反面訪問で働くことに対して、不安も強くありました。
「一人でご利用者さまの自宅にお伺いできるのか」
「リハビリ中に急変しないか」
「その際に適切で迅速な対応が行えるのか」などなど。

アクティブではみんなが協力し合って助言もしくは同行を行いフォローできる体制が整っているということはすごく心強く感じながら働いていたように思います。

それからがむしゃらに毎日7〜8件を訪問する日々が、6年続きました。しかし長くなればなるほどいい意味でも悪い意味でも慣れというものが出てきていました。
件数を回る事に必死になり、利用者様のためのリハビリが、いつしか自分のために仕事をするようになってしまっていたのではないかと感じてしまいます。
今あの時の自分を振り返ったときにすごく怖いことだと感じています。

そんなときに昨年、阪東社長から主任の拝命の声をかけていただいたときは、自分に務められるのかという思いより先に、少し自分の置かれる環境を変えてみたいという気持ちが先行し、訪問・デイサービスの責任者という立場を受けさせていただきました。

責任者として約1年半たちましたが、現在でも探り探りで日々を過ごしております。その中で最近自分自身意識して心掛けているのが、「自分を俯瞰してみること」です。

心に余裕がないときほど、周りが見えずいい判断ができなくなってしまいます。そんな時に一度立ち止まって、客観的に自分自身の考え方、立ち回りを見直すことで、冷静な判断や落ち着いた行動ができると思います。

今後の課題としては何事にもプラス思考をもって行動できればと思います。
まあ普通で当然のことのように思いますが、なかなか実行できるものではないですよね。

「忙しい」ではなく「充実している」
「時間がかかる」ではなく「時間の投資」
と少しとらえ方を変えることで気持ちの持ち方も大きく変わると思います。そのように極力マイナス発言を減らし、良いイメージを持ちながら、仕事にも人に対しても向き合いたいと感じています。

松原事業所は紆余曲折ありながら変化しつつ現在を迎えているわけですが、これからも一緒に働いている看護師さん、セラピストの皆さん、介護士さん、事務員さん皆さんのお力をお借りしてより良い事務所づくりができればと考えています。


アクティブ訪問看護ステーション
PT長西 克仁

キャリアインタビュー(社内メールマガジン社員紹介)OT井上雄一朗さん(堺デイ、主任)

image3.jpeg
鳥取県米子市でのリハケア合同学会2018ポスター発表「作業療法士におけるゴルフ支援の取り組み」を終えた井上さん。

◇インタビュアー:PT軽部さん(吹田、メルマガ編集委員)


1.今の仕事内容、働き方について(担当している仕事やプロジェクトなども)、簡単に教えてください。

デイサービス管理業務、訪問リハビリテーション、デイサービス個別機能訓練、新人・学生指導育成。大阪障がい者ゴルフチーム『フェニックス』のサポート、アクティブ・ライブ2018松原の事務局長。


2.今の仕事・役職に至るまでの経緯、きっかけなどを教えてください。

作業療法士になるきっかけは、高校卒業後ゴルフ場で研修生として勤務していましたが、自分自身のゴルフの上達に限界を感じていました。その頃、同じ職場にアメリカで理学療法士の資格を取得した方に出会い、リハビリテーションに興味を持つきっかけになりました。


3.今の仕事は面白いですか?

訪問リハビリではADLだけではなく仕事や余暇など、個々の価値や興味に応じた作業活動に直接介入することができることろが面白いと思います。
また、アクティブではデイサービスや訪問リハビリの枠を超えて支援できる環境にあると思います。
大阪障がい者ゴルフチーム『フェニックス』のサポートがその一つ。
以前、病院で訪問リハビリしていたころ、ゴルフ場に連れていきたい利用者がいましたが勤務内で行う事が難しく、プライベートで先輩方の協力のもとゴルフ練習場に一緒に行った機会がありました。でも、プライベートではさまざまな理由から継続的な支援は難しく、ゴルフ場にいくことができませんでした。
現在は、ゴルフや各種イベントを含めてそのような支援をできる環境にあると思います。


4.あなたにとっての仕事の魅力・やりがいは何ですか?

訪問リハビリやイベント活動内容を含めて、利用者も自分自身も楽しめるところ。


5.仕事をしていくうえで大切にしていること、心掛けていることはありますか?

わからない作業はご利用者様にも教えていただきながら、自分自身も一緒に作業を楽しむ事。


6.仕事での苦労は?

苦労ではありませんが、『人に伝えることは難しいな。』と、いつも感じています。


7.仕事と育児・家庭の両立について、自分自身ではバランスが取れていると思いますか?

取れていると思います。


8.今後、どのような働き方をしていきたいと考えていますか?(家庭も含め)

仕事、家庭、遊びの並立。


9.あなたの理想とする自分(家庭・仕事含めて)や将来の目標、夢など、ありましたら教えてください。

現在住まいの地域では少子化、高齢化がすすみ人口が減少してきています。メディアでは『買い物難民』など社会的な問題として取り上げられることもあります。作業療法士としてはもちろんですが、地域住民としてさまざまな活動に関われればと思います。理想としては高齢者だけではなく、障がい者や子どもを含めて地域全体が活性化するような取り組みに興味があります。


10.自分らしいと感じるのは、どんな時・どんなことですか?

好きな事をしている時。
子どもと野球やゲームで遊ぶ、地域のソフトボールに参加する、少年野球のコーチをする、近所の人や友人とお酒を飲む など。


11.最後は、自由に語って下さい!

大阪障がい者ゴルフチームでは、会員ならびにボランティアを募集しています。アクティブ外の方の参加も大歓迎です。周りで興味のある方がおられましたら下記『大阪障がい者ゴルフチーム フェニックスHPのお問い合わせ』、もしくは『堺デイサービス 井上まで』ご連絡ください。
大阪障がい者ゴルフチーム フェニックスHP
https://odgt-phoenix.jimdo.com/

大阪府訪問リハビリテーション振興会(3府士会合同)では、今年度泉州・北摂・河内の3か所で事例検討会を実施しています。
府士会会員無料、非会員500円です。
日程や申し込み等の詳細は
http://www.physiotherapist-osk.or.jp/osakahoumonreha/moushikomiannai.html
皆様お誘い合わせの上ぜひご参加いただければと存じます。よろしくお願い致します。


◆キャリアインタビューを受けて◆
日頃、自分のことを振り返ることがないため、自分自身を見直す良い経験となりました。その反面、やはり『人に伝えることは難しいな。』と感じました。貴重な機会をいただきありがとうございました。


■キャリアインタビュー記事編集担当より■

今回の井上さんのインタビューからワークライフインテグレーションのひとつのカタチを見た気がしました。

井上さんは、自分の人的なネットワークを存分に活かして周りを巻き込みながら、ゴルフチーム「フェニックス」の立ち上げからその運営、利用者さんへの運営移譲・フォローアップまで、仕事の中に見事な成果を作り出しています。

この成果は、井上さんの仕事の拡げ方や地域活動への参画等の、仕事以外の学びを日頃から仕事に取り入れる姿勢が一役買っていると思います。

ようやく近年よく聴かれるようになってきたパラレルキャリアの考え方に近いかもしれません。

井上さんのような幅広い学びを仕事にも活かし、わからないことも利用者様と真面目に楽しんでしまう姿勢は、結果として仕事の成果が上がるといわれています。

そのなかで自分の視野と人とのつながりが広がり、次の新たなチャレンジとイノベーションの機会が舞い込んできてくれます。

そして、利用者さんのみならず自分自身の人生をも豊かにしてくれるはずです。

生活期リハビリテーションで働くわたしたちは、ぜひ参考にし共鳴したい働き方です。


参考)
☆ワークライフインテグレーションとは?

自らの人生観を軸に、ワーク(職業生活)とライフ(個人生活)を柔軟、かつ高い次元で統合し、双方の充実を求めること。それによって、生産性や成長拡大を実現するとともに生活の質を高め、充実感と幸福感を得るなどの相乗効果を目指す働き方をいいます。仕事と生活を対立的にとらえて、その量的バランスの調整・回復を目指す、従来の「ワーク・ライフ・バランス」の発想を一歩進めたものと考えられます。

ワーク・ライフ・バランスの重要性が叫ばれて久しいですが、そもそも仕事とプライベート、社会生活と私生活、職場と家庭は本当に二者択一なのか、区別したり、優先順位をつけたりすべきものなのか――。キャリア論の権威で、ワークとライフの“統合”(インテグレーション)をいちはやく唱えた慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科の高橋俊介教授は、「家庭と仕事を分業してしまうから、相手への感受性が鈍化して、相互不信が募る。家庭と仕事のどちらかに優先順位をつけようとするから、ストレスが生まれる。二つを同時にやるから、得られるものもある」と説きます。そしてその具体例として、ヒアリングで得たワーキングマザーの次のような意見を挙げています。
「いざとなったら人にふらなければいけないので、自分の仕事を抱え込まずに、他の人でもいつでもできるように情報を共有化・見える化するようになった」
 「夫や家族、地域の人たちの助けが絶対に必要。多様な人たちとの良好な人間関係構築の能力が鍛えられた」
仕事と生活に優先順位をつけず、前向きに、どちらも充実させることを目指すからこそ得られるこうした相乗効果が、ワーク・ライフ・インテグレーションの真髄といえそうです。

引用)
日本の人事部HPより


キャリアインタビュー記事編集担当:人材開発室・心意気実践チーム 伊藤健次郎
posted by Active at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 人材開発室

2018年11月19日

♪喜楽な健康グランドゴルフ♪ in白鷺公園 〜泉北〜

美しい紅葉が残る中
紅葉.JPG

病前の趣味の方
T様ショット.JPG
T様ショット2.JPG
興味はあったが機会が無かった方
O様ショット3.JPG

O様キター.JPG
新たなチャレンジの方々
H様伊藤PTナイス.JPG

M様スマイル.JPG
皆さまこの日に備えて体調(オペ含む)やスケジュールを整えておられました。

実施前『初めてだから・・・』等、不安な声もありましたが

始まればなんのその

『これくらいならできる』

『スィングやアプローチ慣れてきた』
H様ナイス3.JPG
『お茶しよかぁ』
お茶会.JPG
『私次審判するわぁ』
審判.JPG
『定期的にやろかぁ』
交流HO様.JPG
『目標が出来た』
1表彰.JPG
『おもろいしええ運動にもなるわぁ』
片付3.JPG
『次いつしよか』

等々前向きなご様子。

皆様各々、素晴らしいパフォーマンスでした。

まだまだいつまでも健康で楽しむことを諦めたくないですね(^^)

ほっこりした素敵なお時間をありがとうございました(^^)

1全体集合.JPG

〜より健康によりらしく活きるを応援します〜

アクティブ訪問看護ステーション泉北
  デイサービス泉北 一同
posted by Active at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 泉北日記

この日の男の出張料理教室。特別編「カナダでの世界脳卒中学会」寄稿で参加!

心意気実践チームのいとうです。

1542581924489.jpg
アクティブデイサービス吹田、訪問リハの利用者の村上様ご夫妻です。

先日カナダでの世界脳卒中学会から依頼を受けて、上記の寄稿文にて参加されました。


以下は、長女さまからのお言葉を転載します。

"父の失語症リハビリでお世話になっている、すももクラブの作品展に行ってきました。
父の作品と、カナダの脳卒中学会への記事を見て、アクティブさんへの感謝の思いも綴られていました。
ぜひお伝えしたくって。
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。"


ありがたいお言葉ありがとうございます。

ご夫妻で文章を少しづつ作成されているのを半年前からお聴きしていました。

お二人は西国三十三札所巡礼は見事にクリアされ、次の目標に向かわれています。

アクティブデイサービスも訪問リハも常にお二人に引っ張られています。
いつもありがとうございます。
お互いに引っ張り合いっこしながらこれからもよろしくお願いします!


すももクラブさんの作品展にて。
左)左手で書いた書道 右)お孫さんと
1542581922211.jpg1542581918238.jpg

アクティブ心意気実践チームは、利用者さまの自立支援、重度化防止、QOL向上に資するご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。
posted by Active at 08:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 心意気実践チーム

2018年11月16日

出張テラリウム教室。

IMG_20181116_154129.jpg
寄せ植え・テラリウムです。


この日のお昼は腰椎圧迫骨折等で下肢に痛みと運動麻痺、歩行困難がある90歳代の訪問リハ利用者様宅で、寄せ植え・テラリウム教室です。

元々、花等の植木好きの利用者様です。

今は室内の伝い歩きがやっとこさの状態のため、外出は車椅子介助での通院時のみで、ベランダガーデニングも思うようにできていない状態が続いていました。

利用者様が日常の愉しみとなるモノを何かしらご提案出来ればと、毎回の関わりのなかで考えていました。

そこで、先日住んでいる地域の自治会の講座で習った箱庭療法*的な要素もある"寄せ植え・テラリウム"を先週ご提案しました。
*箱庭療法は、セラピストが見守る中、クライエントが自発的に、砂の入った箱の中にミニチュア玩具を置き、また砂自体を使って、自由に何かを表現したり、遊ぶことを通して行う心理療法。(日本心理療法士会HPより)

すると利用者様は、
「ええやん。ほなやってみよか〜」。
とほぼ即答でした。

早速、材料をホームセンターや花屋さん、100円ショップ等を空き時間で周り、どうにか1週間で取り揃えました。しかしながらお好みの苗を探すのにはなかなか苦労しました。
IMG_20181116_142241.jpg


今日昼に訪問すると、
「しんどいねん、痛いねん」。
と開口一番でそう話されていましたが…

買い揃えた苗をお見せすると、早速苗を手に取り、あーでもないこーでもないと、苗の配置、テラリウムのデザインに頭を悩ましておられました。
IMG_20181116_150515.jpgIMG_20181116_150855.jpg
IMG_20181116_150901.jpg
「こんな考えることないわ〜」
と利用者様は苦笑い。
苗の配置、デザインはようやく決定!

使わなくなったガラスコップに、根腐れ防止剤を敷き詰めます。
IMG_20181116_151003.jpg

人工の土を低くく敷き詰めてから、霧吹きで水をかけて土を固めて土台を作ります。
IMG_20181116_151120.jpg

ついに苗の植え付け!
ここでも、苗の配置、デザインでアイディア、アレンジに、あーでもないこーでもないと、想いを巡らせておられました。
IMG_20181116_151311.jpgIMG_20181116_151408.jpg
IMG_20181116_151917.jpgIMG_20181116_151438.jpg

苗の配置、デザインが決まれば、土を盛ります。
IMG_20181116_152519.jpg

水をかけると固まる白い石でデコレーションです。
IMG_20181116_152650.jpg

霧吹きで水を少しづつあげます。
IMG_20181116_153240.jpg

水はあげ過ぎないように…
土がこんな感じで全体的に湿る程度でOK!
IMG_20181116_153259.jpg

最後の仕上げです。
次はこうしようとか、挿し木してから増やしてみようか?と…想いを巡らせます。
IMG_20181116_154236.jpg

完成!
作業時間はゆっくり進めて約40分程度。
IMG_20181116_154129-4932d.jpg
「正面はこっちやで〜」
と、笑顔。
しっかり正面から写真を撮らせてもらいました。

新しく自分自身の手で創り出したテラリウムに優しくて穏やかな笑顔で何やら語りかけておられます。
IMG_20181116_154434.jpg

そして、居間のテレビ横に自ら手の届く位置に台を付けて置かれました。
IMG_20181116_161220.jpg
水は土に湿り気が無くなっていたら少しづつ水を加えます。

最後はしっかりと下肢の関節可動域訓練と歩行練習です。

次のテラリウム教室は利用者様のご希望次第です。

「こんなことはよう考えられんねんけどな〜」
「むかしはよう園芸やってたんやで〜」
と、痛みやしんどさは忘れて、むかしの愉しみを思い出されたようで、とても良い気分転換になったようです。


アクティブ心意気実践チームは、利用者さまの自立支援、重度化防止、QOL向上に資するご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。
posted by Active at 17:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 心意気実践チーム

2018年11月15日

介護する人へ感謝と労りを

稀勢の里、初日から4連敗、本日より休場。
…見守りたいです。
ST水野です。


利用者さんが初めてのショートステイから戻ってこられて、再開になった訪問時のこと。
利用者さん、眉間にしわをギューッと寄せて、話されました。
ショートステイ先の不満がたっぷりです。

「ナースコールを押してもなかなか来てくれへん」
「来てもゆっくり自分の話を聞いてくれへん」

「看護師さんたちかて忙しいんやから、しょうがないわ」そばで聞いていた奥様が言われました。

利用者さんが言われました。
「わかった。やっぱり家はいい。呼んだら、いつでも、何でもしてもらえる」

そりゃあ、奥様がつきっきりで介護されていますからね!私の心のなかだけのつぶやきです。


利用者さんは「いつでも何でもしてもらえる」状態が当たり前になっていました。
70代の利用者さんたちの世代は、病前から、お世話をする妻、お世話をされる夫の関係が長く続いてきていることがほとんどです。

夫が病気になったとき、それまでの関係のままで介護生活に突入すると、妻に介護してもらうことも当然になりがち。

利用者さんはショートステイ先で、自分の思い通りにいかなかった経験からようやく「いつでも何でも介護」が当然ではないことに気付いたのではないかと思います。

さしでがましいとは思いましたが、チャンスだと感じたので、少し橋渡しすることにしました。
「奥さんを労わらないといけないですね。奥さんに『ありがとう』言ってますか?」
私が言うと、利用者さんは照れくさそうな顔で言いました。
「世話になる。ありがとう」
奥様の顔を見て言わなかったのがちょっと残念でしたが…、まあよしとしましょう。

奥様は1日おきには病院に行っていたそうですが、少しゆっくりできたそうです。

もし奥様が倒れてしまうようなことになったら、利用者さんが家で生活することはできなくなります。
介護される人、介護する人、双方が安定していないと、療養生活は続きません。

もうショートステイには行きたくないというのが利用者さんの本音だと思うのですが、奥様が体と心を休めるために、定期的なショートステイは今後も必要。

長く在宅で療養生活を送るためには、介護をしてくれる人への感謝と労りは不可欠です。
そして、思っているだけではだめ、ことばで言わないと伝わりません。


どんぐりツリー.jpeg
どんぐりツリー。
前回のブログ(http://active-nopsj.sblo.jp/article/184776186.html)の利用者さんが作られたそうです。
ステキですね!
posted by Active at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記

2018年11月14日

松原マルシェにオーディナリー参上!

アクティブ専属調理師のいとうです。


絶品!自家製豚バラ肉のスモーク!
IMG_20181111_112224.jpg
下にもカレー風味のザワークラウトが敷き詰められています。これがまたBEERとよく合います。

カナダ料理のプーティンは食べ損ねました。
img_39295d3681fe0806623d6669ba87a655155001.jpg

就労継続支援A型事業所の利用者のお二人も盛り付けに奮闘されていました。
IMG_20181111_111808.jpg
IMG_20181111_111827.jpgIMG_20181111_111833.jpg
今年も周りの並みいるグルメプロ屋台の中で、ひときわ異彩を放つ"就労支援カフェオーディナリー"。

メニューも昨年からさらにグレードアップされ、味、盛り付け、おしゃれ感、価格…他店と食べ比べましたが存在感が際立っていました!
来年度は微力ながらお手伝い致します!
posted by Active at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ordinary

松原マルシェにオーディナリー参上!

アクティブ専属調理師のいとうです。


絶品!自家製豚バラ肉のスモーク!
IMG_20181111_112224.jpg
下にもカレー風味のザワークラウトが敷き詰められています。これがまたBEERとよく合います。

カナダ料理のプーティンは食べ損ねました。
img_39295d3681fe0806623d6669ba87a655155001.jpg

就労継続支援A型事業所の利用者のお二人も盛り付けに奮闘されていました。
IMG_20181111_111808.jpg
IMG_20181111_111827.jpgIMG_20181111_111833.jpg
今年も周りの並みいるグルメプロ屋台の中で、ひときわ異彩を放つ"就労支援カフェオーディナリー"。

メニューも昨年からさらにグレードアップされ、味、盛り付け、おしゃれ感、価格…他店と食べ比べましたが存在感が際立っていました!
来年度は微力ながらお手伝い致します!
posted by Active at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ordinary

大正報告会【チャレンジ】村上STA

こんにちは、言語聴覚士の村上です

今回報告するチャレンジは、自立への第一歩を踏み出すよう関わった報告です。

利用者様は前回報告した方です。
▼前回の報告はこちら↓
http://active-nopsj.sblo.jp/s/article/183590945.html

表紙@.jpg

表紙2枚目.jpg
最初のチャレンジは夏場の脱水予防について。
経鼻経管栄養のメリットは以下に示した通り。
3.jpg
利用者さんは30度の姿勢調整が必要であるため、
リクライニングの椅子があるインターネットカフェの利用や
一回の水分量に限りがある為、外出の前後には経口補水液を摂取してもらいました。

上記のスライドの写真は、妹さんと外出した際、百貨店の階段
で30度の姿勢をとられ水分摂取をされた時の写真です。

経口補水液は、前回栄養補助食品を選択してもらった時と同じように
各種メーカーが出てる経口補水液を摂取してもらい嗜好にあうものを選択してもらいました。
表紙4枚目.jpg
次のチャレンジは外出機会を増やす

脱水予防の方法を得たため外出先のエリアが拡大した。
ただし、家族との外出に限ってしまう。
家族、療法士以外の第三者との関りを持ってもらうために
1Cafeに参加を提案しましたが、口腔顔面失行の影響が強く
口頭ではなく筆談でのやり取りになってしまうため
第4回の1Cafeの参加は見送りました。
今回の利用者さんが参加できる1Cafeを、1Cafeの運営メンバーと
相談し企画していきたいと思います。

次のチャレンジは以下です。
表紙5枚目.jpg
家族と仲が良く協力的でありますが、過干渉・過介入しているため
依存に繋がり自立への障壁になっていました。

コミュニケーションは筆談やスマートフォンやタブレットPCのアプリケーションを使用して
意志を伝えることが確立していましたが、以前の事を確認したえり、思考を要する質問になると
家族から答えてもらう場面が多くみられていました。

リハビリ中は家族の加入を減らし、自分自身で答えてもらうように促し、単独で考えて
行える課題や作業活動を担当OTと相談し行いました。
表紙6枚目.jpg
課題や作業活動を進めていく中、9月中旬の日記に下記の内容がみられました。
72表紙枚目.jpg
全介助で行っていた食事を自力摂取できないかと要望があり
表紙8枚目.jpg
自力摂取の練習を開始、また阪大歯学部付属病院の受診で担当の歯科医師にも
評価してもらいゼリー状の形態であれば安全であると診断してもらいました。
それから、少し自信がついたようで更衣の練習の希望が出ました。
この反応には大変驚き、うれしく思いました。
表紙9枚目.jpg
10月からOTの訪問が追加となり、今後も、利用者さんの日常生活の拡大を目指し
更なる自立への一歩を踏み出せるように関わっていきたいと思います。

以上で報告を終わります。
posted by Active at 12:11| Comment(1) | TrackBack(0) | 大正(報告)

大正報告会【チャレンジ】村上STA

こんにちは、言語聴覚士の村上です

今回報告するチャレンジは、自立への第一歩を踏み出すよう関わった報告です。

利用者様は前回報告した方です。
▼前回の報告はこちら↓
http://active-nopsj.sblo.jp/s/article/183590945.html

表紙@.jpg

表紙2枚目.jpg
最初のチャレンジは夏場の脱水予防について。
経鼻経管栄養のメリットは以下に示した通り。
3.jpg
利用者さんは30度の姿勢調整が必要であるため、
リクライニングの椅子があるインターネットカフェの利用や
一回の水分量に限りがある為、外出の前後には経口補水液を摂取してもらいました。

上記のスライドの写真は、妹さんと外出した際、百貨店の階段
で30度の姿勢をとられ水分摂取をされた時の写真です。

経口補水液は、前回栄養補助食品を選択してもらった時と同じように
各種メーカーが出てる経口補水液を摂取してもらい嗜好にあうものを選択してもらいました。
表紙4枚目.jpg
次のチャレンジは外出機会を増やす

脱水予防の方法を得たため外出先のエリアが拡大した。
ただし、家族との外出に限ってしまう。
家族、療法士以外の第三者との関りを持ってもらうために
1Cafeに参加を提案しましたが、口腔顔面失行の影響が強く
口頭ではなく筆談でのやり取りになってしまうため
第4回の1Cafeの参加は見送りました。
今回の利用者さんが参加できる1Cafeを、1Cafeの運営メンバーと
相談し企画していきたいと思います。

次のチャレンジは以下です。
表紙5枚目.jpg
家族と仲が良く協力的でありますが、過干渉・過介入しているため
依存に繋がり自立への障壁になっていました。

コミュニケーションは筆談やスマートフォンやタブレットPCのアプリケーションを使用して
意志を伝えることが確立していましたが、以前の事を確認したえり、思考を要する質問になると
家族から答えてもらう場面が多くみられていました。

リハビリ中は家族の加入を減らし、自分自身で答えてもらうように促し、単独で考えて
行える課題や作業活動を担当OTと相談し行いました。
表紙6枚目.jpg
課題や作業活動を進めていく中、9月中旬の日記に下記の内容がみられました。
72表紙枚目.jpg
全介助で行っていた食事を自力摂取できないかと要望があり
表紙8枚目.jpg
自力摂取の練習を開始、また阪大歯学部付属病院の受診で担当の歯科医師にも
評価してもらいゼリー状の形態であれば安全であると診断してもらいました。
それから、少し自信がついたようで更衣の練習の希望が出ました。
この反応には大変驚き、うれしく思いました。
表紙9枚目.jpg
10月からOTの訪問が追加となり、今後も、利用者さんの日常生活の拡大を目指し
更なる自立への一歩を踏み出せるように関わっていきたいと思います。

以上で報告を終わります。
posted by Active at 12:11| Comment(1) | TrackBack(0) | 大正(報告)

2018年11月13日

吹田の療法士勉強会 薬剤性パーキンソニズムについて(PT武田さん)

こんにちは、吹田の西家です。

今日は吹田療法士勉強会11/13(火)の報告です。

毎月第2、4火曜日17時30分から定例となっています。

毎回、療法士各々がテーマを持ち寄り開催しています。

今回は武田PTによる「薬剤性パーキンソニズム」です。
2B8914FA-5883-4CF6-AA61-C6D6D9B6A2BE.jpeg


関係者の方はご存知とは思いますが、パーキンソニズムとは、パーキンソン病症状を指す総称です。

分類としては、、、
@パーキンソン病
A脳血管性パーキンソニズム
B薬剤性パーキンソニズム
Cパーキンソン病以外の変性疾患(線条体黒質変性症、進行性核上性麻痺などなど)

この中で本日はBについてのお話です。


まずは発生機序から。
DBB99C0E-ABCE-4189-97A9-D55F7E149B66.jpeg
グルタミン酸やGABA、抑制や脱抑制等の話もありました。

神経回路や細かい名称は中堅職員も苦笑いする場面もありました。
再学習になりましたね。


次にパーキンソン病とパーキンソニズムの症状による違いです。
B9B75999-E08D-4F1F-87D0-A6E7F2CABDEB.jpeg
あくまで傾向との事でしたが、見極める目安にはなるかもしれません。


薬剤性パーキンソニズムを引き起こす抗精神薬についての指標です。
E2EBF16F-701E-4D51-B743-FC580AD35A3B.jpeg19BBF59F-FA1D-411E-9B94-F3E164FC1F73.jpeg
抗精神薬によるパーキンソニズム発症頻度は、軽度の
ものも入れると60%という数字に驚きました。

リスクファクターとしては、高齢女性で服薬量が多い方だそうです。

また、それ以外にも血圧や尿、認知症の薬などにもリスクがあるのですね。

適量かどうかはCP(クロルプロマジン)換算値が必要であり、利用者様の服薬状況をもっと知る必要があるのだと再確認しました。


03D9E90A-9914-4905-B771-BE63DCC23186.jpeg


武田PTからは、繰り返し早期発見と早期対応が重要なのだと聞かれました。

では、具体的に何を気をつければ良いのかの話もありました。
image-1ba20.jpg


後半のフリートークでは、「〇〇さんに当てはまると思う」というケースが出てきたり、「この場合はどうだろう」といった新たな疑問も生まれました。

上手いこと自分のケースに照らし合わせて考えて下さっています。

今回の勉強会のテーマですが、
なんでこのテーマにしたのか?の質問に、「資料があったからです!」と即答されたのは精神科病院での勤務経験が長かった武田PTならではです。

てっきり京大の治験の事もありタイムリーな話題を選んで下さったのかとも思いました。

正直過ぎる返答が場の雰囲気を和ませて下さりました。
ありがとうございます。


訪問のスタッフはこれから寒い時期になり、体調や事故が心配です。

セラピストの勉強会も、頑張り過ぎずちょっとだけ頑張るといったニュアンスで続けていければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は11/20(火)堀本PTです。
posted by Active at 18:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 吹田より

なぜ人は避難しないのか?

◆今月の一冊

413WbtYV9xL.jpg
「人が死なない防災」片田敏孝著(集英社新書、2012年)


◆心意気的ナナメ読み◆

"なぜ人は避難しないのか?あらゆる危険に備えられない心理的背景、人間の性(さが)とは…"

"人間は大丈夫だとは思えない事実を目の前に突きつけられるまで、危険な状態に自分が置かれていると思いたくない(正常化の偏見)。だから非常ベルが鳴ってもすぐに行動を起こさない、すぐに逃げない"

"周りが本気で逃げないと自分は逃げない、自分が本気で逃げると周りも同じように逃げはじめる(集団同調)"

"大いなる自然の営みに畏敬の念をもち、行政に委ねることなく、自らの命を守ることに主体的たれ"

"避難の三原則"
その一「想定にとらわれるな」
→ハザードマップを信じるな
そのニ「最善を尽くせ」
→自然に向き合い、"これでよし"とせず、いかなる状況下においてもできることは最善を尽くす以外にない
その三「率先避難者たれ」
→まず自分が避難することが周りの人たちも救う

"たとえ100%のリスクがあっても、あえて明示しないからこそ幸せなのだ、というところが人間にはある。そのことを頭に入れて、防災を行なう必要がある"


災害対策基本法や市町村のハザードマップ等…防災は、いつの間にか行政任せ、ひいては会社・学校(所属先)任せになってしまい、主体的でない自分がいることに気付かされました。

また、防災教育(地震や水害等の災害はいつか来るのは分かってるはずなのに…)と疾病・介護予防(歳を重ねて不摂生してたら何かしら病気するのは分かってるはずなのに…)の難しさ、要点は人の心理特性の点で重なる部分があるように感じました。


人材開発室・心意気実践チーム 
OT・介護福祉士 伊藤健次郎
posted by Active at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室