2018年12月27日

第19回 あれそれカフェ 〜食と健康について学ぶ 〜

皆さん、こんにちは。大阪のST堀内です。1221日(金)に

あれそれカフェを行いましたので、ご報告させて頂きます。

今回は「食と健康について学ぶ」をメインテーマとして「3大疾

+認知症」を予防する食事について発表しました。

皆さん、突然ですが、「ピンピン、コロリ」という言葉を聞いた

ことはありますか?

健康体で寿命を迎えて、ポックリいくのが最高の人生という意味

です。日本は世界有数の長寿国です。でも、その実態は寝たきり

の高齢者が多く、「健康寿命」「寿命」の間には10の差

があります。ただ、長い年数を生きるのではなく、最期の時まで、

自分の足で歩き、口から食べ物を取り入れ、意志を持って生き抜

く。健康長寿」を目指して頂きたいという思いでこのテーマに

しました。そのために大切なのが、「毎日の食事」です。

クイズ形式で来て下さった、デイのご利用者様や、地域の方々に

も参加して頂けるように話を進めていきました。

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初めは皆さん、私の話に耳を傾けて下っていましたが、、、、

認知症を予防する食材で「えごま油や亜麻仁油」を紹介させ

 て頂いた所、

「お勧めの食べ方は?」「前にTVで良いって見た事あるわ」等

々、質問に受け答えしてると、参加者の方から「えごま油ね、毎

日ヨーグルトに小さじ1かけて食べてます。」「生で食べるのが

いです。」と食べ方を教えて下さり、盛り上がりました。


ここで、リフレッシュとして呼吸体操をやりました。「座ってるの

に、しっかりやると意外に疲れるかも」等々、色んな反応が見ら

れました。呼吸体操には呼吸改善・健康増進・ストレス軽減など

様々な効果があります。

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紹介させて頂いた食材を使ってレシピの紹介と、実際に作って飲

んで頂きました。

15秒でできる 簡単生姜スープ」です。独居の方でも、料理

が苦手な方でもすぐに作れるものはないかなと考えたものです。

「生姜はやっぱり生の方がいいな」とか、「ちょっと味が濃いか

な、薄めていいかな」、「これなら簡単に作れるね」など様々な

意見を頂きました。どうぞ、お好みでアレンジして下さい☆ 

これからの寒い季節。生姜スープは心も身体も温まりますよ。


そして、最後はレクリエーション!!「早口ことばリレー」です。

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参加者の方の一人が耳打ちで「Aさん、これ難しいんじゃない?」

と教えて下さいました。構音障害のあるAさん。しかし、実際に

始めると、スラスラ。驚きです。

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最後は皆さんで話をしながら、喫茶を楽しみました。

「納豆のレシピ!!あれ今日作るわ!!」って言ってくれた方も。

しでもお役に立てると嬉しいですね。今回、企画をさせて頂き、

改めて言語聴覚士は食事と密接につながっている事を実感しまし

た。「食べる」事って本来、とっても幸せな事ですよね。ひとまと

めに摂食・嚥下障害といっても、食思不振の方、栄養不足の方、

独居老人や食事を作るのが面倒でカップ麺や総菜で毎日済ませて

いる方、1人1人の背景にある原因についてもっと追及していき

たいなと考える機会を与えて頂きました。本日参加して下さいま

した皆様、本当にありがとうございました。





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大正報告会【チャレンジ】谷中PT 2回目

おはようございます。飛永です。
今回は、谷中PTの報告会【チャレンジ】の第2回です!

ご利用者さんは、第一回の報告と同じ方で【チャレンジのその後】と【新たなチャレンジ】について発表してくれています。

今回のご利用者さんに限らず、谷中PTは様々な観点でリハビリテーションを提供してくれています。

現場で感じることですが、長期間のリハビリテーションを提供していると、生活が安定していたりリスクを考えてしまうため、サービス提供者側の変化に恐れず挑戦する気持ちが常に必要になると思います。

そんな
様々な観点かつ
変化に恐れず挑戦する気持ち
を発揮してくれた
谷中PTの報告です
前回報告させていただいた利用者様に関して引き続きチャレンジした事を報告させて頂きます。
介入して約半年ですが良い変化、変化しなかった事、新たな問題点などが出現しこの方に限らず在宅でのリバビリは考えさせられる事が多くまだまだ引き出したが足りないなと実感しました。
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全体を通して身体機能が向上した事が一番良い変化だったのではないかと感じます。また食事に関しては摂取量が増えた、摂取時間が短縮した事も良かったと思います。
しかし、液体にトロミを付ける事は家族様に定着しておらず、理由としてはあまり問題視されていない事が考えられます。指導方法の変化やインパクトのある伝え方をしていくよう努めていきます。
セラピスト側は諦めずチャレンジする気持ちを持って家族様と向き合い、利用者様の在宅生活を支援できれば関わっている意味があるのかなと思います。

以上



大正    谷中 飛永
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