2019年05月27日

ともに行う調理。

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今晩の1品。
「ブロッコリーのツナサラダ」


ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士いとうです。

この日の最後の時間は、記憶障害等の高次脳機能障害と右手指に拘縮のある利用者様宅です。

訪問リハビリテーションを終えてから身体介護による自立生活支援の見守り的援助"ともに行う調理"です。


冷蔵庫の中を見ると数週間前から庫内にあったと思われるブロッコリーがありました。
早めに使わないといけない…ということでブロッコリーを用いた1品を作ることに…
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2株のブロッコリーを袋から出してみると、カビが生えて傷んでいるところを多数発見!

利用者様は、
「これ、だめかなぁ…」と、残念そうにつぶやきながらもサラダに使うことを念頭に下処理されていました。

そういう空気感もあり、
「全部捨てましょう」。
とは言えずに、傷んでいるところは捨てて、傷んでいないところを探す下処理作業を一緒にしました。

「カビを生えたのを初めて見たよゥ。」
と、苦笑いの利用者様です。

わずかに残ったブロッコリーをきれいに洗い、水にさらしてからカット作業。
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「やっぱり材料っていうのは、その時その時で使わないとダメなんだねェ…」。
「いい勉強になったよゥ」。
と、しみじみ話されていました。

ブロッコリーを塩茹でします。
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サッと茹でてザルにあけて流水します。
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しっかりと水を切ってボールに移したブロッコリーにマヨネーズ、ツナ、塩、コショウを加えて混ぜ合わせれば完成!
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そして、もう一品。
こちらも危うく傷みそうな新玉ねぎを見つけてカットです。
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先日、だし醤油を使って自ら作ったチンゲン菜の煮物の味が少し濃かったとのことでした。
だし醤油の分量を確認しました。
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「こうやって使うんだねェ」。
と、感心顔の利用者様。

「どうやったらいいの?」
と、話され、
日頃よく使うお玉を使って分量を計る方法を確認しました。
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だしが煮立ってから玉ねぎを加えて、
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卵を割って、
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卵を溶きます。
「卵を溶くの初めてなんだよなぁ」。
と、利用者様。つぶやきながらたどたどしい手つきです。

煮立っただしと玉ねぎに、溶いた卵を回しかけます。
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アツアツごはんの上に天かすをかけます。
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卵とじを天かすとアツアツごはんの上にかければ、今晩のもう一品の「天かす丼」完成!
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先日、利用者様自ら作ったチンゲン菜の煮物。
味付けに試行錯誤しながらも、今まで"ともに行う調理"で使ってきた、チンゲン菜やごま油、だし醤油等をご自分なりにアレンジし、作って美味しく食べられたのがものスゴい進歩です。

「チンゲン菜を使うのも初めてだもんねェ」。
「どうにかなるかと思ってさ」。
「料理しながらアレもコレも使ったなぁ…と思い出したりしてねェ」。
と、笑顔の利用者様です。


ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の自立生活支援をサポートします。