2019年10月28日

ともに行う調理。

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今夜のメニューは「チンゲン菜のツナ炒め」


ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士いとうです。

この日の最後の時間は、記憶障害等の高次脳機能障害と右手指に拘縮のある利用者様宅です。

訪問リハビリテーションを終えてから身体介護による自立生活支援の見守り的援助"ともに行う調理"です。


この日はOT学生さんと一緒に訪問させていただきました。
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冷蔵庫の中にはおつとめ品のチンゲン菜がありました。

チンゲン菜のカット。
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チンゲン菜を炒めます。
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OT学生さんに試食してもらうと…
「旨いでしょ?」
と、利用者様のドヤ顔!
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最後の仕上げの炒りゴマをふりかけるのは学生さんにお願いしました。
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完成!
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今週は生野菜を買い控えておられ、しっかりと冷蔵庫の在庫ストックを減らしておられました。

来週は先週から在庫で残っている白菜を使ってみようと思います。


訪れていたケアマネージャーさんからも、
「調理を楽しみにされて、美味しいっていいわね〜」
「それが記憶にもいい影響を与えているのね〜」
「自立につながってるわね〜」
と、ありがたいお言葉をもらいました。
”見守り的援助”に快く理解をしていただき、利用者様の自立生活支援を見守ってくださりありがとうございます。


ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の自立生活支援をサポートします。

2019年10月25日

”ONE TEAM ワンチーム”ラグビー日本代表から学ぶ組織論。

人材開発室のラグビー狂いとうです。


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企業の組織作りとラグビーのチーム作り親和性が高いと以前から言われていました。

今回のワールドカップで大躍進を遂げたラグビー日本代表のチーム作りとその歩みを振り返りながら、自分自身、自組織に置き換えて考えてみました。


○まずは強い個であり続け、互いの多様性と価値観を認め、外国出身選手の積極起用(1999W杯の平尾HC時代)

○シンプルな戦術と徹底した準備と高い規律性、勤勉さがベースのジャパン・ウェイ(2015W杯のエディー・ジョーンズHC時代)

○自主性があり、個々の自立・自律性が高い個がチーム・組織として有機的な融合を織りなすのが2019W杯日本代表の”ONE TEAM ワンチーム”
(2019W杯のジェイミー・ジョセフHC)


○徹底した準備と規律性、勤勉さを求めて、現在のチームの礎を築いた2015W杯のエディー・ジョーンズHC
「勝つために必要なことを全てする」。

☆自組織、自分自身に置き換えると…
⇒「利用者(スタッフも)が”らしく”なってもらうためにはどんなことでもする」
⇒「スタッフ個々がコーチアビリティ(従順さだけではない教わる姿勢)を高める」


○対話重視で自主性を求めた2019W杯のジェイミー・ジョセフHC
「ヘッドコーチの重要な仕事とは、選手が自信を持つことのできる環境を創造することです」。

☆自組織、自分自身に置き換えると…
⇒「経営層、管理者、リーダーは、スタッフ個々が自信を持って自主的・自律的に働ける職場を創ること」
「スタッフ自身も個々にレベルアップを図りつつ、ひとりひとりがよく考えて、より良い仕事につなげること」


また、日本古来の茶道や武道の精神の「守破離」にも通ずるものがあるではないかと思います。

ウィキペディア(Wikipedia)より)
修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるのである。

守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前) 〜 自律的に作業を遂行できる(1人前)
破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)
離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)

今回のラグビー日本代表の躍進は、「守破離」の"破"から"離"の域までに、チームとして達しているのではないでしょうか。


80歳代女性の訪問リハ利用者さま。
5年以上お宅に伺わせてもらって、今までスポーツの話しをほとんどしたことがなかったのに。
ラグビーワールドカップの日本代表の活躍ぶりをTV観戦されてから毎回嬉々としてラグビーの話題ばかりです。
やっぱりスポーツのチカラは素晴らしい!

今回のラグビーワールドカップから仕事に人生にもつながるようなたくさんの気づきと元気をもらいました。

ラグビー日本代表とファンのみなさん、ありがとうございます。


参考)
▼ラグビー日本代表の会見に見た圧倒的な人間力(東洋経済オンライン)
▼企業がサッカーよりラグビー出身者を欲しがる理由 川淵三郎氏も称賛のワンチーム思想(デイリー新潮)
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/10230800/
▼NHKも認めた“ラグビー日本・にわかファン人気”の素晴らしさ(Wedge)
▼ラグビーW杯を、日本を楽しむ外国人。2002年と2019年で変わったもの――。(Number Web)
▼取材最前線に聞く「ジャパンの強さ」多様性が作った"ワンチーム"とは(西日本新聞)
▼南アフリカの優勝、日本代表の躍進 ラグビーワールドカップが教えてくれたこと(JSPORTS)
▼ラグビーフィーバーから学ぶべきこと 闘う男たちと日本文化(PAGE)
▼リーチ マイケルにみるダイバーシティとリーダーシップ

"シズオカの衝撃"
現地観戦にて。
日本代表がアイルランド代表を撃破した一戦から。
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2019年10月22日

アクティブ今里 日々の作品を

東成区内にはなんと通所施設が46ヶ所になったみたいで、施設の特色も様々。利用者様の満足度やアクティブの強みを活かした取り組みがますます求められてきています。

今年も作品展に出展しました。

昨年の作品展を見に行き来年の為にコツコツと作品作りに没頭されていた利用者様。
作品展と聞いて当日「これも展示したい」と張り切って作成される方。
「こんなんでもいいの」「もう一度作り直すわ」と作品の出来を気にされる方などなど

作業特性を活かして介入することは大切ですね。


作品展の様子
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アクティブデイサービス 今里
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2019年10月21日

ともに行う調理。

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今晩のメニューは「レタス包み」


ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士いとうです。

この日の最後の時間は、記憶障害等の高次脳機能障害と右手指に拘縮のある利用者様宅です。

訪問リハビリテーションを終えてから身体介護による自立生活支援の見守り的援助"ともに行う調理"です。

冷蔵庫の中を確認すると早めに使った方がよさそうないくつかの生野菜が先週からありました。
今日は特に在庫過多な状態のレタスと竹輪から使います。
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加えて、前回のともに行う調理で提案していた鶏肉メニュー。
利用者様自身も今まで一回も使ったことのない鶏の胸肉を忘れずに買ってくださっていました。

レタスの下処理です。
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玉ねぎのカット。
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難なく完成!

刻んだ玉ねぎを炒めます。
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カットした竹輪も加えて炒めます。
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醤油、塩昆布、ごま油を加えて炒めて完成。
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沸騰した湯に入れてしばらく置いた鶏の胸肉を取り出してカットです。
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「蒸し鶏」
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残った鶏皮を刻んで「鶏皮ポン酢」
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柚子胡椒も加えるとまた旨い。

残った鶏の出汁に醤油、塩、こしょうを加えて。
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レタスを加えます。
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「レタススープ」
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「二種のレタス包み」
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ごはんに乗っけても旨い!
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「こんなうまいもんばっかり出しちゃ、太っちゃうよゥ」
と、困り顔の利用者様です。

「何を作ろうか、何を一緒にやってもらおうか…」と、利用者様。
少し張り切り過ぎて冷蔵庫の中は在庫過多の状態なので、今週は買い控えをお願いしています。

ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の自立生活支援をサポートします。

2019年10月20日

キャリアインタビュー 「脇道に逸れた働き方がしたかった」作業療法士の日野上貴也さん(松原事業所、心意気実践チーム)


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社内メールマガジン〜アクティブ流〜201911月号のキャリアインタビューでは、作業療法士の日野上貴也さん( 10 年目、入職年月:平成311月、所属:松原、心意気実践チーム)からお話をうかがいました。



1.今の仕事に至った経緯

高校卒業後は特にやりたいこともなかったので、ただ漠然と安定した生活がしたいと思い、大手企業に就職し“派遣社員⇒正社員”という道を思い描き、まずは派遣社員として働きました。大手企業の派遣社員として3年働けば、正社員になるための採用テストが受けることができるというシステムでした。しかしながら実際のところ、正社員になっている人はあまりおらず5年以上派遣社員として働いている人がほとんどでした。1年半ほど働きましたが、将来性を感じることは出来ませんでした。そこで何か資格を取ろうと思い立ち、資格がたくさん載っている本を見ると、たまたま受験日が近かったのが理学療法士・作業療法士の養成校でした。そして理学療法学科に受験してみると作業療法学科に“まわし合格”となり、入学・卒業し作業療法士になったという感じです。そのため作業療法士にどうしてもなりたい、誰かの役に立ちたいとかそんな立派な志のような部分や作業療法士を目指す理由は特にありませんでした。そんなわたしですが、病気や障害などのため「大変そうだなぁ」と思う方が目の前にいたら、「この方のために何とかできないか」と自然に自分から思えるので作業療法士にもなれましたし、また今もこの仕事を続けることが出来ているんだろうなと思います。


作業療法士としては、大阪物療専門学校卒業後のすぐの職場は府内にある回復期リハビリテーション病棟を有する病院でした。作業療法士となって初めての職場では作業療法の難しさに直面しました。入職2ヶ月目に担当した大腿骨頸部骨折の患者様で「家に帰りたい」と希望されていました。今回の骨折以前から円背があり後方へのふらつきが強く転倒傾向があり、また認知面では一つの行動に集中すると他の事を意識できない、自分の生活に対するこだわりが強くあり変化を受け入れることが難しい、という方でした。主病名は大腿骨頸部骨折ですから、日増しに筋力が向上してきて身体機能はメキメキと回復してきます。後方へのふらつきは見られましたものの、キャスター付きピックアップ歩行器で院内移動が出来るまでに回復されました。しかし、尿意を感じ「トイレに行きたい」と思うと歩行器を忘れて移動をしたり、もし自宅退院すれば炊事、洗濯をする等「今までやっていた役割」を「退院後も継続する」と強く希望されていました。入院期間は3ヶ月です。これらの情報を集約するまでに1ヶ月ほどかかっていますので、残り2ヶ月ほどで何とかしないといけません。しかし現状の身体機能だけでは転倒リスクが高くて到底難しいと思いました。でもどうすれば課題が解決するのかもわかりませんでした。「手すりをつける」「ベッドとトイレの距離を短くする」といった環境面に視点を移して考えてみました。では具体的にどこにつけるのか、ベッドをどこに置くのか等、という案が全く出てこなかったのです。何となく理学療法士と作業療法士の違いを感じた瞬間でした。そして何より自分が作業療法士として機能していない事に気づかされました。そこで先輩OTに質問をし続けて、最終的には動線上にアスレチック公園の様な手すりだらけの住環境調整の提案をしたような記憶があります。本当に作業療法は難しいと思いました。そんな経験を新人から2年ほど続けました。


次は、府内の急性期病院に勤務しました。軽症の方が多いなか、医療機器のコードやチューブが手足にたくさんセッティングされセンサー音が鳴り、座っただけで血圧が2030も下がるため、ベッドのギャッジアップとダウンのくり返しといった患者様も入院しておられました。ここでの作業療法士の役割はチーム医療の一端を担っていたとは思いますが、診療・治療の“補助”という印象です。症状を改善させるために医師や看護師が診療・治療や処置を行っているので、作業療法士はその時にできる生活動作を評価し医師の指示の範囲内で心身機能面にアプローチを行い、次の転機先につながる情報を提供するという役割を主に担っていた印象です。ここでも2年間勤務させて頂きました。


その次が介護老人保健施設、“老健”です。ところで突然ですがみなさんは、“老健”と“特養”の違いを知っていますでしょうか?実は専門職でもあまり知らない方が多いのが実情です。また地域の住民の方たちにはほとんど知られていないようです。特養は人生の最期まで看てくれますが、老健はリハビリ施設なので全く役割が違います。どちらも施設系サービスで分けられており、介護老人保健施設=老健、介護老人福祉施設=特養と正式名称が“保健”か“福祉”かの違いだけなので余計に分かりにくいのかもしれません。

老健に入所⇒ご家族様・利用者様ともに「施設に入った」と思う⇒これでずっと過ごせる、過ごさないといけないと思う⇒家に帰れないという“負のサイクル”が繰り返し行われていました。これは勤めていた施設だけの課題というより全国レベルでの課題であると全老健の調査研究でも指摘されています。老健で働くリハビリ専門職は本当に大変だと思います。老健では心身機能が向上し、生活レベルも向上し、在宅環境を整えれば家に帰れるという状態になっても、終の棲家として人生の最期までを老健で過ごそうと思って入所されている方は家に「帰らない」ということが起こっています。まだ利用者様もご家族様も家に帰りたくないと言っているケースはいいのですが、利用者様は帰りたいと言っているのにご家族様は受け入れられないと言っているときは非常に辛かったです。老健という小さい箱の中で、利用者様お一人でベッドから車椅子に乗り移っては怒られ、エレベーターに乗っては怒られ、食事を食べこぼしては怒られ、見たくもないテレビをずっと見させられて時間になればトイレ誘導でトイレに連れていかれ、自分らしい暮らしや営みというものが遠く感じられたためか入所者のお一人が「もうあの世に行きたい」と言われる。このような場面を老健の日常から見続けているので、“帰りたいのに帰れない”という場面に立ち会ったときは辛さが倍増しました。その場面を目の当りにするようになってから「何とかして家に帰したい」と思い、介護保険や地域包括ケアシステム、高齢化社会など地域の状態や仕組みについて調べ始めました。まずは、“老健=終の棲家”というイメージを地域住民の方々は持たれていたので、そこを何とか変えたいと思って老健の役割に関する啓蒙的な活動を始めました。あらかじめリハビリ施設だと認識して入所されていれば、その後の退所もスムーズにいくのではないかと考えたわけです。そこで「老健は終の棲家ではない!」ということを伝えるために、当時担当していた業務の一つであった総合事業の健康体操を通じて広報活動を始めました。開始当初は皆さん老健の役割を知らず、本当に終の棲家だと思っている方が参加者20人中20人だったことがありました。そこで体操を通じて説明を行い、1年が経過した頃には参加者の皆さん「老健はリハビリ施設」と声をそろえて言って下さるようになりました。その活動と並行して、入所中の利用者様を在宅生活に近づけるのはどうしたらいいのかということも考えていました。施設相談員さんから提案してもらった作戦で、月のほんとどはショートステイを利用して老健で過ごし、月23日程度は家に帰るという案です。この案をもとに在宅に帰れそうな利用者様をリハビリ科がピックアップし施設相談員さん、ご家族様に伝達するという試みをしました。「能力的にこの利用者様は家に帰れます」では伝わらないところが「ショートステイをこの日程で利用してみてから、この生活スタイルで家に帰りませんか?」と、より在宅復帰の実現可能性をイメージしやすい提案にすることで、在宅復帰数は少ないものの、在宅に繋がる1つの方法を見つける事ができました。施設や制度、社会の仕組みを知ることの大切さや伝え方の大切さを感じた5年間の勤務でした。


アクティブへ転職した理由は、脇道に逸れた働き方ができそうだったからです。どういう訳かというと、作業療法士と言えば個別リハビリで個別での治療というのが一般的で王道だと思うのですが、これからの地域は高齢者があふれて来て個別で対応できる人数だったり期間だったりが限定されてくると感じています。その中で、全ての作業療法士が王道を走ってしまうと、作業療法士などのリハビリ専門職の数に対して高齢者が多すぎるような状態になるため、リハビリ難民のような治療を受けれない方々が出てくると思うんです。この状態を何とかしたいと思っていました。僕の年齢が今33歳で人口減少時代の予測が2045年程度でその時は59歳、その後も高齢化率は維持されて高齢化社会は続く、などと考えていたら、僕の臨床家としての人生は高齢化社会との闘いだと思っています。個別での王道だけでなく、多くの人を集めて集団体操などを行う総合事業や、介護保険などの仕組みを地域の住民の方に知って頂くことで地域がスムーズに循環できるような啓蒙活動、介護保険の枠組みが狭くなってきているので枠組みを超えた取り組みを支援できるような自費サービスなどが必要じゃないか、など王道とは違う脇道に逸れているような活動が必要だと考えていました。そんなことを考えながら転職活動を行っていたところ、実際に考えて行動に移せる環境がアクティブにはあるのではないかと思い転職を決めました。


2.今の仕事・働き方

訪問業務2日、デイ0.5日、心意気チーム等の業務2.5日、月曜日休みの働き方です。他の業務としては、心意気実践チーム、心意気サポート、自費サービスてくてぃぶ、実務者研修会の講師、介護予防・日常生活支援総合事業(健康体操やウォーキング、エクササイズランチ、地域ケア会議、オレンジチームへの参画等)、療法士養成校(大学・専門学校)への講義、実習生指導、新人指導等、様々な業務を経験させて頂いています。


3.仕事をしていくうえで大切にしていること

“百聞は一見に如かず”です。学生の頃から自身で決めていた事なのですが、病院だけでなく生活期のリハビリも経験する「急性期、回復期、老健、訪問」を10年以内に体験することを何となくの目標にしていました。そして、ここアクティブに就職させて頂いて予定通りに全てを経験することができました。


4.仕事での苦労・醍醐味

仕事での苦労は今ところ特にないです。老人保健施設で働いていた頃は「家に帰りたい」と希望される入居者様を、何とかして家に1日でもいいから帰れないかと色々と考えて介入しました。しかしながら、ご自宅の介護状況等の諸事情が重なり、ご自宅には帰れずに入居継続という結果が続いた時には精神的にきつかったなと思い起こします。今は訪問リハビリでもちろんご自宅での生活を中心とし、ご自分らしく楽しそうに生活されている利用者様と接することができているためか、苦労と感じる事が少ないのかもしれません。

利用者様がやりたいことや楽しいと思える生活を支援できた時は大きなやりがいを感じます。また、そこを直接的に支援できるのは作業療法の魅力ではないかと思います。


5.療法士人生に影響を与えた運命の人

このタイトルで思いつく人は、総合実習で担当して頂いたバイザーの先生です。そこはデイケアだったのですが、実習のフィードバックの時間に言われた言葉で、

「僕のリハビリで大事にしていることは自分自身が笑うこと、そして相手にも笑ってもらうこと。QOLが向上しているか低下しているかなんて分からないけど、人が笑っているということは、その瞬間はおそらく楽しんでくれているんだろうと思う。治療技術だったり病気のことを追求したりすることは大事なことだけど、生活の中で笑う事ができているかどうかを考えることも大事なことだ」。

という言葉でした。衝撃的でした。作業療法学生として治療、身体機能が頭の中の中心にあった作業療法計画や評価の思考過程が一気に崩れた瞬間でもありました。もちろん自分の中では利用者様が中心で身体機能は生活機能を担う一部分だという感覚を持っているつもりではいました。しかしこの言葉を聞いた時、本当に“つもり”だったんだと痛感したのを覚えています。この実習で出会った先生のおかげで実習が終了して、作業療法士として臨床に出てからも“笑う”事を大切にできているのかもしれません。


6.心意気実践チームの自慢

活動・参加に焦点を当ててアプローチをする専門特化チームです。私自身作業療法士ですが、活動・参加、これがなかなか難しい。「旅行に行きたい」「遠くに買い物に行きたい」「庭の手入れをしたい」などなど、訪問リハビリで介入をさせて頂いていると利用者様が様々な希望を言われる瞬間があります。しかしそれを形にしようとするとすごく難しい。特に「旅行に行きたい」「遠くに買い物に行きたい」といった希望を叶えようとすると今の介護保険サービス内では提供できていないと思います。利用者様の希望を叶えられるだけの身体機能を身につけようと、身体機能に対するアプローチが中心になっていくということが僕自身は多かったと思います。しかし、心意気実践チームでは活動・参加への支援を具現化するために社内外の資源の活用や無償・自費サービスなど、様々な視点からアプローチを検討し形にしていく行動力というものが自慢だと思います。


7.育児・家庭と仕事の両立の秘訣は?原動力は?

看護師の妻と女の子2人(7歳と5歳)の4人家族です。僕は複数の事を同時にこなすということが非常に苦手なので、恐らく両立が出来ていないと思います。僕が仕事をして、妻が家事と育児をしてくれる、という感じですね。原動力は、家族と行きたいところに行ったり、食べたいものを食べたり、家族がしたいと言ったことをやれるようにするために、そんな希望を実現させるために仕事をしている、という感じです。まだまだ頑張らないといけません。



作業療法士 日野上 貴也さん 略歴

大阪府出身の33歳。看護師の妻と女の子2人(7歳と5歳)の4人家族。急性期、回復期、生活期等の各分野を経験してきた10年目OT。今年1月に入社時から心意気実践チームに所属し多岐にわたる業務を精力的にこなしている。講義でもひときわ声が通る期待の万能型ポリバレントなOT。


〜キャリアインタビューを終えて〜

最近は自分の行動を振り返ることが少なくなっていたのですが、今回のインタビューのおかげで振り返りができてありがたく思います。こうやって自分のキャリアを振り返ってみると楽しく“生活”“笑顔”など抽象的なことを大切にする臨床家になったんだなとあらためて思いました。

これからも利用者様の楽しい生活を支援できるように頑張ります。今回はありがとうございました。


■キャリアインタビュー編集担当より■

急性期、回復期、老健等の様々な職場、領域で経験した逆境や矛盾、不条理に向き合い、課題を見つける視点を持ち、失敗を恐れずに新たな取り組みへの行動を起こせたことが素晴らしいと感じました。利用者様の「帰りたい」に向けて試行錯誤と行動を続けることができています。

日野上さん自身の座右の銘でもある“百聞は一見に如かず”や”病院だけでなく生活期リハを10年以内の経験する”という学生時代からの漠然としたOTキャリアイメージをもとに、着実にキャリアステップを歩まれているのではないかと一緒に働いていて勝手ながらも感じるところです。

老健での勤務時代の逆境や矛盾、不条理に、そう簡単に屈することなくトライ&エラーの5年間の経験を通して、レジリエンス(粘り強さ、打たれ強さ、復元力)の習得を積み重ねてこられたのではないかと思いました。そんな経験が現在の心意気実践チームでの業務に活かされていると感じることが多々あります。弊社に入職前、直後から入念に下調べして準備を怠らず良質な新規事業の営業パンフレットを作成し、参加初回の心意気会議で提示してくれた日野上さんです。

日野上さんはポリバレントOT。ポリバレントとは化学分野の”多価”、複数のポジションを担いこなすことができるプレーヤーの意味です。20062007年にサッカー日本代表の監督を務めていたイビチャ・オシム監督が使ったことから認知された言葉です。現ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ監督の選手起用法では、選手にいくつものポジションを高いレベルでこなす事を求めてワールドカップで結果を出しています。

京都大学iPS研究所所長の山中伸弥教授は故 元ラグビー日本代表監督 平尾誠二さんのことを、常に感謝の気持ちを持ったレジリエンス(打たれ強さ)の塊と評しています。また山中伸弥教授の研究の恩師は、レジリエンスは感謝することで養える。感謝する気持ちを持てば、様々な困難に打ち克つことができるのではないか、と話されていたそうです。

そういえば、日野上さんもいつも「すいません」、「ありがとうございます」と、感謝の気持ちを忘れずに、依頼のあったどんな仕事にも前向きに取り組まれています。心意気実践チームの仲間としても頼もしい限りです。日野上さんの今後に期待大です!!

人材開発室・心意気実践チームいとう

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2019年10月18日

大正報告会【プレゼント】〜自立を支援するためのコミュニケーション〜

こんにちは。アクティブ大正の理学療法士の飛永です。先日、大正事業所にて実施した研修会プレゼントについてご報告します。

最近、医療介護分野全般で、質の向上が求められている【自立支援】に関して、スタッフ間で共有したり、すぐに活かせる知識やスキルはないだろうかと考え、このテーマとしました。

テーマ
自立を支援するコミュニケーション
〜「I」メッセージとバイタリティのサイクル〜
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根拠や効果のあるコミュニケーションということでお話ししていきますが、大前提として次の2つは、誤解のないようにお伝えできればと思います。

1つ目は、今回はコミュニケーションに関してまとめていますが、リハビリテーションを提供する上では、専門職として必要なアセスメントが必ず基盤となっており、その枠組みを超えることはないということ

二つ目は、今回お話しするコミュニケーションスキルは、伝え方に関することが中心です。しかし、それは一方的に伝えるだけのスキルではなく、また無理にご利用者様を誘導するような使い方をするものでも絶対にありませんし、そうであってはならないと思います。
あくまで良好な信頼関係を築くため、またそれによりご利用者様のADL、IADLの向上、およびリハビリテーションにおける目標達成を一緒に目指すために必要なコミュニケーションと捉えて頂ければ幸いです。

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第1章では、
「you」メッセージではなく、「I」メッセージがより自立の支援に影響するというお話ですが、

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皆さんは、運動や活動に関して拒否の強い方に対して、どのようにコミュケーションをとりますか?

私ごとで恐縮ですが、新人である1〜2年目の時を思い返すと私自身、このような状況で運動の必要性やそれに対して説得をするようなことも出来てなかったように記憶しています。その後3〜5年目くらいになると、少し変化がありました。療法士として自分の実力を過信していたのだと今は思いますが、コミュニケーションの際に、お相手の方に対して、強く想いを伝えられるようになりました。しかし、その時は気付きませんでしたが、コミュニケーションが手段ではなく目的になっていたのでしょう。つまり、本来であれば目的があってそのためにコミュニケーションという手段を取るべきですが、【説得や強く伝える】ということが正しいという誤った理解で、それが目的となっていました。本当にお恥ずかしい話です。そして、それを解決する一つの手段が、今回の自立を支援するためのコミュニケーションとなります。


では、まず「you」メッセージとはどういうものか
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このように主語が「you」、つまりリハビリテーションにおけるコミュニケーションの中では、ご利用者様に当たります。
評価や指示が中心のメッセージですが、これではお相手の方に反発心がうまれたり、答えもyesかnoの2パターンしかなく、創造性や自主性につながることもありません。
さきほどの私自身の話で、【説得や強く伝える】という方法はこれと等しいものだと思います。

それでは次に「I」メッセージですが、
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主語が「I」、つまり私たち自身のことです。

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このように「I」メッセージとは分類すると、次の4つになります。
@背景、意図、ビジョン
A具体的事実、行動
B具体的影響
C偽らざる気持ち

どうですか?皆さん!

こうやって分類してしまうとすごく機械的に感じちゃいますよね。
たしかに私もそう思いますが、大事なことは、主語を「相手」ではなく「自分」にして、その【自分の気持ち】を伝えるということです。
よって、@〜C全てを伝えることが会話の流れで難しいのであれば、AとCや、BとC、またCの偽らざる気持ちだけでも良いかと思います。「嬉しい!」「楽しい!」「悲しい!」「残念に思います!」「自分は〇〇だと思います!」などなど。

このような「I」メッセージという言葉を初めて聞く方は、イメージがしにくいかもしれませんが、親子や兄弟、友人、彼氏彼女、上司部下、先輩後輩、同僚など身近な人で想像してみて下さい。
「あの人の〇〇という言葉は、今思えばIメッセージで、それによって自分で頑張ってみようと思えたな〜」ということが一つは思い出せるのではないでしょうか。
反対に「あの人のyouメッセージには反発したな〜」ということもあるかもしれませんね。笑

こうやって人と人とがコミュニケーショをとる際には、関係性によらずとも「you」メッセージや「I」メッセージが使われてる場面が多く存在します。

さて、ここまでは自立を支援するためのきっかけとなるコミュニケーション、伝え方という点に関しての説明でした。

ここからは、上記のような「I」メッセージを伝えたお相手、または反対に自分が「I」メッセージを伝えられた側とした時にも、どのように自立への気持ちの変化が起きるか、についてです。
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自立という言葉を
バイタリティ(いきいきさ)のサイクルという別の言い方で説明していきます。
(参考文献は、最後に記載しておきます。)

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簡単に言うと、「I」メッセージによりこのバイタリティのサイクルが回り出し、より自立した行動を起こせるということです。

ここでもう一つ大事なポイントは、スライドにも載せていますが、何か行動を起こす時に次の3つの要素に個人がどれぐらい関与しているかという点です。関与が大きいほどサイクルが回ります。
その3つの要素とは、【自発的意図】【作戦】【決断】です。

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例えば、運動や活動に関して拒否の強い方のバイタリティのサイクルが、何かのきっかけで上手く回るようになったことを想定するとこのようになります。

自分で考え【自発的意図】、自分で計画を立て【作戦】、自分で決める【決断】
それにより起こした行動は次のような結果となります。

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成功しても失敗しても次につながります。

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反対に、全てを他者が考えて、他者が計画を立てて、他者が決めた行動では、バイタリティのサイクルは回りません。

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事業所内の研修では、実例も含めて説明しましたが、個人情報の兼ね合いもあるため、割愛させていただきます。ご容赦ください。


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まとめると、
目的に合わせた「I」メッセージを伝えることで、お相手のバイタリティのサイクルが回りやすくなるということ。
そして、そのバイタリティのサイクルを回し続けるためには、自発的意図、作戦、決断という3つの要素に関与して頂くということ。


皆さんも日頃のサービス中や、プライベートでも結構です。一度、意識して使ってみましょう。きっと上手くいかなかったことで、前進するはずです。

こんなちょっとした伝え方の違いじゃ何も変わらんよ!と思う方もおられるかもしれませんが、それがご利用者様のためであり、目的が明確であれば私はすぐにでもするべきだと思いますし、しない理由が見つかりません。

長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。皆さんのサービスの質の向上、またはそれぞれご自身の生活をいきいきと生きるための一助となれれば幸いです。


最後に
次のことを忘れてはなりません。ご利用者様やご家族様、そして関係職種の方々からの温かいお言葉、また時には心のこもった厳しいご意見があって、私たちのバイタリティのサイクルを回して頂いてるということを。

アクティブ大正 飛永

参考文献
リハスタッフのためのコーチング活用ガイド
2010年9月20日 出江紳一氏
ほめない子育てで子どもは伸びる
2010年11月14日 岸 秀光氏
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2019年10月17日

地域リハビリテーションのこと。地域包括ケアでの役割とは。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

台風19号による甚大な被害により亡くなられた方々に哀悼の意を、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。


昨年に続き、今年も各養成校で開催される就職説明会にいくつか出席させてもらっています。

参加してくれる学生さんからは、数年前に比べると生活期リハ、地域リハへの関心の高まりを感じます。

その要因として、九州や山陰の一部地域では、養成校があってもその地域の病院では求人数の減少で就職できないという雇用情勢があるかもしれません。

学生さんに地域包括ケアや地域リハ、生活期リハについて尋ねると、認知度や関心が増えているように感じています。

各養成校での地域包括ケア等に関する教育が行き届きはじめているのかもしれません。

○アクティブと包括ケアシステムは?

○地域包括ケアを支える看護とは?

○地域包括ケアを支えるリハとは?

○地域リハの視点の持ち方とは?

○ソーシャルキャピタルとは?
等々...

アクティブと地域包括ケア、地域リハの視点の持ち方とどう動いていくか?
考えてみました。
▼詳細は以下をご参照ください。
続きを読む
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2019年10月16日

大正報告会【プレゼント】〜脱水症について〜坂口〜

大正事務所に今年の4月より入職しました坂口恭平といいます。よろしくお願いします。
夏に脱水症(熱中症)が起こることはよく知られていますが、脱水症はおきく3つに分類され、それぞれ体に現れる症状が異なります。そして、その治療方法も異なります。脱水症になると体の中でどういった生理学的な変化が生じているかを知ることで、脱水症への理解を深めることが出来るのではないかと思い、報告させてもらいました。

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2019年10月14日

自主グループ 〜釣り部〜

堺デイサービスでは、主体性を育てる取り組みとして今年から自主グループでのイベントを企画しています。
前回は「カラオケの会」をご紹介いたしましたが、今回はもう一つの自主グループ「釣り部」について報告します。


きっかけはデイのモニタリングで伺った際、「釣りがしたい。イベントを企画してほしい。」との声から始まりました。

そこで、ご本人様に趣味であるパソコンを使って釣り場を探していただいたり、当日のスケジュールも相談しながら作成していただきました。今回は魚が釣れる時間帯(朝、夕方)での開催が難しいため、ご本人様の判断で屋内釣り堀での開催に至りました。
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調べて頂いた物や、作成した日程表は「カラオケの会」同様に釣り部用のノートを作成し、他の方にも知って頂くため随時挟んでいます。
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また目的地までの移動手段を一緒に検討し、当日は移動支援を利用してガイドヘルパーさんと一緒に来ていただくことになりました。

釣り部の初活動です!
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他にも釣りに興味がある方にもお声掛けさせて頂きましたが、ご都合が合わず今回はおひとりでの開催となりました。

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ご本人様が不安に思われていた三段の階段も手すりとヘルパーの協力を得て問題無く昇降できました。

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始めに練り餌を丸めて釣り針に付けて行きます。
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丸めた練り餌を針に取り付けます。
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後は、魚が引っかかるのを待ちます。
今回使用した竿には返しがついていない為、魚はよく来るのですがかかり辛く中々釣れませんでした。

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実際に釣れたのがこちらで大きいもので80cmを超えるものもいるそうです。


今回、1時間の挑戦で多く釣る事は出来ませんでしたが、参加した方から感想をいただきました。
・10年ぶりに釣りを再開する事ができた。
・またリベンジしたいと思った。次の目標は3匹釣りたい。
・現地の情報を事前に調べていた事もあり、移動や階段昇降も不安なく行えた。
・思っていたよりも、(魚の)当たりがあって楽しかった。
・もう少し参加者がほしいので、ポスターを作成して知っていってもらいたい。

次回の開催は11月22日を予定しています。
興味のある方は是非ともご参加ください!!

堺デイ
OT蠟野 OT井上
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2019年10月12日

スクーリングD

心意気実践チームのOT日野上と伊藤です。

実務者研修スクーリングDです。
介護計画を作成していく介護過程を学びます
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アセスメントシートにテキストの事例に関する情報を書き出す演習をしました。
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受講生のみなさんから順に書き出して整理してもらいました。
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情報を収集して整理中。
実習生のOT学生さんにも参加してもらいました。
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テキストの事例からたくさんの捉え方を各自で確認しあうことができました。

次回スクーリングEは「介護計画立案」、さらに事例について理解を深めていきます。

2019年10月09日

鹿児島での講義の仕事。

人材開発室のいとうです。

今日は鹿児島第一医療リハビリ専門学校さんにて地域リハビリテーションの講義の仕事です。
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風光明媚な桜島の北側に位置する霧島市にあります。

作業療法学科2年生のみなさん。
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最後まで話しを聴いてくれました。

講義後には長期臨床実習を終えた3年生のみなさんにも、弊社の求人情報に関する説明の時間をいただきました。
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大阪での就職を考えている3年生のお二人に、弊社での取り組み内容や大阪の求人状況等について質問をお受けしました。
ぜひ弊社での地域リハの仕事も検討に入れてくれたら嬉しい限りです。

今回の地域リハ講義&就職説明会の段取りすべてを快く取り持っていただいたOT学科教員の池田さん。学生時代からの大親友でもあります。本当にありがとうございます。
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卒業してからもこうして一緒にお仕事ができるのはありがたいことです。

霧島方面から観る桜島と鳥刺し。
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朝焼けと火山灰に覆われる桜島。
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20数年ぶりの鹿児島でした。
すっかり好きな場所になりました。ええとこです鹿児島。
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2019年10月08日

ともに行う調理。


今夜のメニューは「茄子味噌炒め(糸こんにゃく入り)」
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ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士いとうです。

この日の最後の時間は、記憶障害等の高次脳機能障害と右手指に拘縮のある利用者様宅です。

訪問リハビリテーションを終えてから身体介護による自立生活支援の見守り的援助"ともに行う調理"です。


この日は作業療法学科の学生さんが実習での見学で同行させていただきました。
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利用者様の手際の良さと旨さに学生さんもビックリして、
「わたしも家で料理してみます!」
と、好反応です。

訪問リハビリテーションの現場と訪問介護の見守り的援助による自立生活支援、共に行う家事を体感してもらえたと思います。

2019年10月04日

自主グループ 〜カラオケの会〜

堺デイで活動している自主グループについて報告したいと思います。
堺デイでは以前より、園芸、調理、カラオケ、大仙公園・日本庭園の散策等、数多くのイベントを企画実施してきました。

イベント後「楽しかった。」「毎月やりたい。」等の充実感・満足感の声があがる一方で、以降の生活において変化が生じた方は多くなく、「〇〇に行きたいから企画してほしい。」との受動的な意見や「みんなと一緒にやりたいけど何をしたらいいか分からない。」と戸惑いの声がありました。


そこで今回それぞれ好きな活動ごとに自主グループを設立し、自己選択・自己決定で企画から実施までの流れを可能な限り自らの意志、責任で行うことで成功体験へとつなげ、グループの活動の継続や自ら新たな活動・参加に繋がるよう支援しました。


今回はその自主グループのひとつの「カラオケの会」。

企画するにあたり何が必要か、何が不安か一緒に話し合い。

@移動手段 A連絡手段 B場所の確保

上記3つが上がりました。

参加条件としてご本人様・ご家族様には有志で行うことを理解していただいた方のみの参加となります。

@移動手段については

現地までの移動は公共交通機関またはご家族様の支援を活用等、それぞれで検討していただき、相談があった場合のみ療法士が対応することにしました。

A連絡手段

個人情報の保護のため、イベント用の連絡ノートを作成連絡を取り合いました。

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全員が都合のいい日をノートで確認し、全員合意の上で日付けを設定しています。

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B場所の確保について

設立初期は過去にアクティブクラブで使用したカラオケ店を利用。

家が近い方に予約をお願いするなど役割分担を療法士と一緒に検討しました。

2回目以降は場所が変更しましたが、ご自身で移動手段の確保や予約など話し合って活動を継続しています。

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開催場所変更に伴って移動に不安がある方がおられました。そこで療法士が店内を確認し、ノートで全員に共有していただきました。


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第一回の様子です。

最初はカラオケのリモコンに苦戦していたようです。


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第3回目の様子です。

この日は悪天候もありお休みされる方もいましたが、無事開催に至りました。

見学実習で学生さんが来られていたため、自主グループの目的等見学を通じて知って頂きました。

店内ではカラオケのリモコンの使い方が分かる方は率先して操作し、ドリンクの運搬は移動能力に長けた方が中心となり役割分担して協力しています。


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現在は療法士の関与なく、毎月ご自身たちで企画して継続して実施に至っています。


「一曲でも多く歌えるように曲のリストを作って持っていっている。」

「どうしたら多くの人がカラオケに集まるかな。」

「ノートやと見ない人もいるからポスター作ってみてもいいかも。」

「みんな家に引きこもりがちやから、この場を活用して集まるのは大切。」

「(カラオケ仲間で)食事に行きたい。」など

新たな活動の場を通じて、自発的な意見や行動が増えてきています。


今後の発展も楽しみに見守っていければと思います。

堺デイ 
OT蠟野 OT井上
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posted by Active at 11:48| Comment(1) | TrackBack(0) | 堺デイ