2019年12月06日

体操教室〜深井北町会館にて〜

皆さんこんにちは!

アクティブ泉北の大家です!

最近朝晩の冷え込みがきつくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか・・・

インフルエンザがぽつぽつ流行り始めている様なのでお気を付け下さい!

さて、本題に移りますが先日中区の地域包括支援センターより

アクティブ泉北に体操教室の依頼が有り

11月27日に地域の方を対象に

マジシャン兼理学療法士の佃PT・伊藤PT(3年目)・大家PT(2年目・私)で体操教室を行いました。

約14名の方が参加され中区の社会福祉協議会の方や地域包括支援センターの方も来られていました。

その中にはなんと弊社デイサービスをご利用いただいている利用者様の姿が!!

恥ずかしそうに挨拶してくださいました。

今回会場の雰囲気の写真をあまり撮ることができなかったのでご了承ください。

まず始めに、自己紹介ののち佃PT考案2人一組に分かれラブラブになれるストレッチ・・・

通称「ラブレッチ」を行いました。

「ラブレッチ」とは・・・

まずは、ご自身の顔・首・胸等身体を部分部分で分け、なでる様に触っていきます。

続いて、マジシャン佃PTがトランプを使って2人1組に分かれてもらい

お互いの足と足を合わせ同じように動かし・・・
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向かい合って座りお互いの肩に手を合わせ、
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押し合う・・・
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男性同士で行うのもまた新鮮で良いのかもしれません。(写真が無かったので再現しました。)

皆さん恥ずかしそうにしながら行われていました。

続いて社会福祉協議会・地域包括支援センターの方々から

地域で行っている催し物のアナウンスがあり

体操教室も終盤・・・

私が作成させていただきました、「自宅で簡単にできる健康体操シリーズ〜肩・腰編〜」をお配りしました。
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皆様からは、写真と説明付きで見やすい!!

これなら家でもできそう!!

とご意見いただきました。

後日弊社デイサービスをご利用されている利用者様に感想を聞いてみると・・・

ラブレッチ恥ずかしかったけど楽しかったよ

あの体操(お配りしたもの)良かったわぁ

いつもご飯食べる机に貼って毎日やってるよ

等感想をいただきました。

私の感想としましては
今回、依頼があり佃PTの付き添いとして参加させて頂きましたが、誰がみても分かりやすく自立度の高い方や低い方でも満足して体操したくなるような資料作りなど、今回の体操教室ではとても良い経験になったと感じました。今後は依頼はもちろん自分自身でこういった教室の企画・実施を行って行ける様に頑張りたいです。ありがとうございました!

最後に、依頼を下さった中区の地域包括支援センター・社会福祉協議会の皆様

体操教室におこし下さりました皆様方

ありがとうございました。

アクティブデイサービス泉北 佃・伊藤・大家 スタッフ一同

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復活の朝 ~札幌発リハビリテーション物語~


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


岡本五十雄先生(リハビリテーション医、整形外科医)のリハビリテーションチーム医療の名著!
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□内容紹介
「生きる意味」とは何なのか。障害を負った患者がリハビリ・チーム医療の中で絶望の淵から立ち直り、新たな人生へと踏み出す様々な事例を追った、感動の医療ストーリー。介護時代に必読の一冊。(解説・三浦光世) 

□脳卒中や交通事故で重い障害を背負った人々がたどる、苦しく、迷いにみちた旅路。しかし、家族やリハビリ・チームに支えられ、それぞれが新しい人生を見いだし、勇気ある再出発を果たしていく。生きる意味とは何か。本当の「社会復帰」とは何なのか。自らも悩みながら患者に寄り添ってきた医師が見た、感動的な人間復権の物語と、医療現場から伝える新しいリハビリテーション医療の可能性。
(Amazonより)


□心意気的ナナメ読み

○ナラティブ・ベースド・メディスンとパーソン・センタード・ケア

本書を読むと登場される患者さんの物語りがスッと入り込んできて、その情景が浮かんできます。

そこですぐに思いついたのがこの二つの言葉でした。

本書が出版されたのが2000年。

著者の岡本五十雄先生がリハビリテーション医療の現場で、真剣に日々奮闘されてきたのがそれよりかなり以前から。

衝撃でした。

その1980~90年代から2000年代にかけて、ナラティブ・ベースド・メディスンとパーソン・センタード・アプローチを実践された事実が、本書では生々しく描かれています。

登場される患者さん、岡本先生、看護師、リハ職、MSW等のリハ医療チームの"迷い道、戻り道"を読めば読むほど、その衝撃が拡がりました。

患者さんとそのご家族を主体に、リハチーム医療を展開されたことがまっすぐに描かれています。


○家庭内での役割を持つことの大切さ
○役割作りするには発想の転換が肝要

患者さんがご自宅へ退院される際に、ついつい見過ごされがちな家庭内での役割作りの大切さについても具体的な関わりが記されています。

そのなかでキモになるのが発送の転換。

共働き夫婦の男性患者さんの家事について、料理や買い物等をすることの楽しさと近所付き合いの拡がり等…
患者さんご本人、ご家族も考えてもいなかった家事の奥深さと楽しさにふれて、活動・参加の無限大な拡がりの様子が描かれていました。


○働き方、生き方の見直しのタイミング

人生半ばで中途障害となるのが脳卒中。それこそが人生の中で、自分自身の働き方、生き方を見直しする大きなタイミングとなる。


○女性片麻痺の家事自立の壁
○障害に対する家族の受容が非常に大事
○"病院での自立≠家庭での自立"

家族が危険だから、時間がかかるから、常に見守りが必要だから等という理由で、自立できていないことが訪問リハ、生活期リハの在宅医療介護の現場でも散見されます。

回復期を過ぎた生活期と呼ばれる在宅生活では、心身機能の向上を大きく望めないことは広く知られていると思います。

しかしながら患者さん、利用者さん、ご家族さまに心から共感し、その生き方や価値観に尊重した関わりを通して、言語機能や歩行等の心身機能向上に加え、ご家族内での役割を果たされ、QOL(生活、人生の質)が向上されているのを目の当たりにすることもあります。

障害を負いながらも患者さん、利用者さんの新たな人生を切り拓くお手伝いを微力ながらさせていただくという姿勢が、訪問看護リハ、生活期の看護師やリハビリテーション職には常に問われていると、あらためて感じました。


○迷い道、戻り道
○家族の受容は経済的、家庭的な問題があれば遅れやすい

障害の状態を認めざるをえないことも感じとっていても、わかっていても、次に起こりうる現実から目を背けていたいという家族の精神心理状態。

これに経済的、家庭的な問題があれば疾患や障害の受容は遅れると、岡本先生の調査結果もふまえ記されています。

患者、家族への説明の仕方において、医療行動経済学や心理学的な
視点を取り入れ、工夫することも必要ではないでしょうか。


〇「大切なことを忘れていませんか」「なんとか治してみるという気迫や自信を」という看護師さんからの言葉
〇恐いことは治療法がないものに対して、何をしてもうまくいかないと思い込んでしまうこと
〇患者さん自身つらい思いでいることも忘れてしまうこと

岡本先生ご自身が経験されたチーム医療を成すために必要な根幹が記されています。



先日のリハビリテーション・ケア合同研究大会で偶然再会した岡本先生から頂いた本書。

後日、電話にてお礼を伝えました。

障がい受容について、
「現在の障がいのある状態、これが自分であると認められること」

「患者さんのこころの内、主観的なものを医療者側が客観的なものにしようとしている」

「医療者側が患者さんとその家族に、知ってもらうべき、知ってもらないといけないと思って、辛いこころの内を聴かないで働きかけてはいないか…本当にそれでいいのだろうか」

と、話して下さいました。

また、岡本先生がされた最近の調査結果から、患者さんの多くの人は障害を受け止めながらも"よくなるのであればどんなことでもする"という気持ちを持つことがわかっています。

医療者側はこのことを忘れてはならないと思います。

電話の最後に、
「腰も脚も痛いけどこんな年になっても、しゃがんで患者さんと同じ目線で、友だちのように話すようにしているよゥ」
「今日から友だちだからねェ、北海道に遊びにおいでよゥ」
と、茶目っ気たっぷりの優しい声で話す岡本先生でした。

再会の約束をして受話器を置きました。
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