2020年02月20日

社内メルマガ”アクティブ流”2020年3月号巻頭言「やることは変わりません」。OT塚本光俊さん(堺事業所運営責任者)

皆さん、寒い中、日々の業務お疲れ様です。

堺事業所の塚本です。


世間では、コロナウィルスによる新型の肺炎が流行していますね。日本でも感染者が確認されからしばらく経ち、死者が出たり、ニュースを見ていても和歌山で感染者が出たり、少しずつ拡がっているように感じるので、感染が心配ですが、体調管理と予防には、しっかりと気を配っていきたいですね。


さて、2020年4月に診療報酬の改定があり、医療保険での訪問看護からのリハビリの回数に対して、見直しが行われます。世間では「リハビリ職による提供の適正化」と謳われていますが…


皆さんもご存じの通り、一般的な医療保険での訪問看護の提供は週に3日までです。

今回の改定では、週に4日目以降なので、「厚生労働大臣が定める疾病等」、「厚生労働大臣が定める状態等」に該当する方への訪問看護からのリハビリに対して制限がかかることになります。


あくまで現時点での情報ですが、訪問看護で訪問した場合に算定できる基本療養費Tが、看護師と理学療法士等はどちらも週4日目以降は6550円なのですが、改定後は理学療法士、作業療法士、又は言語聴覚士の訪問においては、週4日目以降を5550円の算定にするようです

これは、他の事業所のリハビリの回数もカウントされるため、複数のステーションで訪問している場合は、正確な情報の把握や連携相談が必要になってくるかもしれません。



前回2018年の介護保険、医療保険のダブル改定から、早いもので2年が経過しようとしています。訪問看護からのリハビリは看護業務の一環であり、理学療法士等は看護師の代わりとして訪問していることが再確認されました。


そのため、理学療法士等が訪問する場合、介護保険では、定期的(概ね3ヵ月に1回程度)、医療保険では初回以降は指示内容や状態変化など必要時に応じて、看護師が訪問するよう明記されました。俗に言う、「看護師のモニタリング(定期訪問)」です。


この改定が決まり、現場では各ご利用者には、看護師の訪問の必要性や弊社の連携医療機関のなめだリハビリテーションクリニックによる訪問リハビリテーションへの移行など、それぞれの意向を確認してもらいました。行政からの発表もギリギリだったので、各事業所へのFAX連絡なども含め、急ピッチで行ったことを覚えています。


実際に看護師によるモニタリングを通して、コミュニケーションの媒介ができることによって看護とリハビリの情報共有や意見交換の幅が広がり、活発になったり、今までは顕在化していなかった看護師への潜在的なニーズが把握できるようになったりできているように感じます。療法士からは「医療的な面でリスクや予後、状態変化時の対応など相談しやすくなった」、「安心して訪問できると、耳にすることが多くなりました」。

専門職同士での連携がより強固なものになり、「らしく(生)活きる」をより支援できる形で浸透していると思います。


20213月末には、前回、全老健からの要望書で猶予期間が設けられた、訪問リハビリテーションの提供にあたり、かかりつけ医の診療情報提供書で動く場合、「その医師が研修を受ける必要がある」事についての文言の見直しもどうなるか気になるところですが、やることは変わりません。

これからも地域の中で関係各所、職員の皆さんと協力して、利用者様が「らしく(生)活きる」ためにできることを支援していきたいと思います。