2020年03月03日

てくてぃぶ報告。やっぱり買い物は自分で行かなアカンわ。


心意気実践チームのいとうです。

今日は訪問看護・リハの利用者さま(関節リウマチ、主婦業)と、買い物評価を兼ねた長距離歩行です。
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病前に買い物されていた近隣のスーパーまでは約1.1`あり、膝関節の痛みがあるので休憩を挟めば徒歩30分以上はかかる当初の目算でした。

40分の訪問時間では到底時間が足りず、評価すらできなかったので、弊社の外出等の自費サービス"てくてぃぶ"を提案させていただきました。

今回のサービス利用料金は無料です。
弊社の利用者さま限定ですが、年度内に一回は無料でご利用できるのが、このサービスの大きなメリットです。

しっかりとした足取りで歩み、目的地のスーパーが見えてきました。
約1年ぶりにスーパーへ到着!
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ご自宅から約20分(一回の休憩時間を除く)でした。
何度か歩行中にも確認しましたが、膝の痛みも全くありませんでした。
「思ってたより早く着いたわ」
と、嬉しそうな利用者さま。

買い物カートを押しての買い物も安定感があります。
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いつもとても温かい利用者さまご一家で、長女さんも同行して見守ってくださいました。
日頃、買い物に行ってくださっている笑顔溢れる旦那さんも、
「今日は遠足か、旅行気分やな〜」
と、玄関で見送ってくださいました。

買い物評価のこの日が決まってから、利用者さまは「何を買おうか…」と、思いをめぐらせておられたようです。
「牡蠣フライにするんやけど、パン粉にパルメザンチーズを混ぜたら美味しいんよ」
と、かくし味を教えてくださいました。
アレもコレも…と店内をくまなく廻ります。
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買い物カゴをレジ台に移すのは、関節の負担軽減のためお手伝いしました。

最後は行きつけのお肉屋さんへ移動です。
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「久しぶりやないの〜」
「だいぶ良うなったん?」
と、お店の女将さんから声がかかりました。
利用者さまは、
「そうやねん。これ、リハビリやねんで。」
と、笑顔です。
▼「ホルモン焼きの作り方教えてください」はこちら↓
このお店のホルモンミックスを使って、昨年6月にホルモン焼きを一緒に作りました。この頃はこのお肉屋さんまで買い物に来れるとは考えてもみませんでした…

帰り道は色々と想い出話もしながら約25分(一回の休憩時間を除く)歩きました。

ご自分で体勢を直せるもののよろめく場面が、時折見受けられます。15~20分間歩行に一回は休憩と見守りが必要そうです。

「やっぱり買い物は自分でせなアカンわ」
「自分の目で見てするのが楽しいわ」
と、満面の笑みを見ることができました。
ありがとうございます。

この日は合わせて90分近く立って歩いての運動でした。今晩と明日の膝の具合が気になるところです。明後日の訪問看護・リハの時にも確認致します。
追記)
2日後の訪問時では、
「疲れてはいたけど膝の痛みも全くなかった」
とのことで、その日もしっかりとトレーニングできました。

今後は訪問看護・リハを継続しながら、心身機能の維持向上を図りつつ、訪問介護の見守り的援助"'共に行なう家事"による自立生活支援サービスを利用することをケアマネージャーさんにも相談し検討を続けていきます。

自費サービス"てくてぃぶ"では、
利用者様の「○○○に行きたい」「○○で○○したい」等の利用者個々の活動・参加をさらに拡げるお手伝いをします。


訪問看護・リハでの様子)
膝関節の痛みや熱感等の状態を確認しながら、昨年の11月末から週1回のスロージョギングを続けています。
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サポート役のOT内島と。

関節リウマチ診療ガイドライン2014によると、有酸素運動や筋力トレーニングはエビデンスの推奨レベルが高いとされています。
▼詳しくはこちら↓

スロージョギングによる有酸素運動を取り入れて下肢筋力アップと体重増加も図っています。心拍数を90〜100台まであげています。

体重や大腿、下腿周径はいずれも明らかな改善傾向を示しています。
体重は約2`、大腿周径にいたっては約2aものサイズアップ!

昨年5月末から服薬されているお薬とも相性が抜群で、痛みや腫れ、浮腫等の炎症症状が速やかに鎮静化され、血液検査上も数値的に改善されています。

関節保護と運動強度のバランスを適時確認するために、もう一人の訪問リハ担当者OT藤原とも連携し、病気の活動性がひと目で分かる日記を訪問のたびに一緒につけて、体調や痛み、家事等の活動量の確認を続けています。

この日の長距離歩行後も、
「走るのに比べたら歩くのんは全然いけるわ」
と、笑い飛ばす利用者さまでした。



関節リウマチメモ)

リハビリテーション・ケア合同研究大会2019より
「関節リウマチのトータルマネージメント -薬物治療とリハビリテーション介入の重要性」松下功先生(富山大学附属病院整形外科・リハビリテーション部 診療教授)

○診療の目安となる検査数値
→抗CCP抗体,CRP,WBC,Hb,MMP-3,ESR
▼検査・診断について
https://rheuma.jp/about/checkup.html(”リウマチとは”⇒”検査・診断”)
→VAS(痛み),DAS28-ESR(総合疾患活動性指標、病気の活動性の指標),HAQ(機能障害の程度)
等々
▼DAS(ダス)とHAQ(ハック)
https://rheuma.jp/cure/effect.html(”リウマチの治療”⇒”治療の効果”)

○作業療法は高いレベルのエビデンスがある(関節リウマチ診療ガイドラインより) 
→関節保護に関する指導
→新薬の生物学的製剤を服用していても関節保護は有効
→包括的な作業療法(限定的)
→スプリント療法

○有酸素運動、筋トレの推奨
→関節エコーにて滑膜炎は少しあるものの問題無し
→片脚スクワット、ヒールレッグ、ランジ
→ロコモトレーニング(日整会)
→評価は股関節外転、膝伸展等

○サルコペニアはリウマチの人が多い
→運動療法のエビデンスレベルが高い
→有酸素運動、筋力トレーニング、プールエクササイズを1.25時間を週2回でも関節変化無し

○軽い運動より強い強度の運動ができれば、筋力向上、転倒予防、QOL向上につながる

○活動量の調節、ペース配分、過用の予防指導(変形等)

▼関節リウマチの症状や用語の解説(中外製薬)はこちら↓
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