2020年06月01日

ともに行なう家事(買い物と調理)+オンライン活動・参加

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この日のメニューは回鍋肉!
ともに行なう訪問介護事業所の調理師兼介護福祉士・作業療法士のいとうです。


今年1月に腰椎圧迫骨折で入院されていた独居の利用者さまが、4月末に退院され訪問介護サービスを再開されました。
身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"です。
▼入院前までの様子はこちら↓

お一人での歩行は可能なものの下肢の筋力低下、しびれのために転倒の不安があり、立位保持もまだまだ十分に行なえていない現状です。

自宅退院時に行なったサービス担当者会議にて、なめだリハビリテーションクリニックによる訪問リハビリテーションに加え、クリニックとの生活機能向上連携による自立生活支援を再開することになりました。

この日も訪問リハビリテーションを利用される前に、見守り的援助のもと自宅からスーパーまでの往復の歩行と、スーパーでの買い物を計30分ほど行いました。


トマトのカット。
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トマトと焼き豚のサラダ。
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初めて自ら購入した焼き豚は、
「前からどうやって使ったらいいか考えていたんですよゥ」
と、利用者さま。

ピーマンのカット。
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キャベツのカット。
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サッと炒めます!
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今日も立位にて30分以上の調理動作が可能になりました。

回鍋肉の味見!
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「うめえなァ、こりゃ晩ご飯が楽しみダネぇ」
と、破顔の利用者さま。


"ともに行なう買い物・調理"が定着してきた月曜日は、晩ご飯のお弁当を休止されました。今のところ他の曜日の昼と夜お弁当は継続されます。月曜日に作ったメニューを月曜日夜とそれ以外の日の朝ご飯にして食べておられます。

腰部の痛みと下肢の筋力低下等は残存されているものの、外出範囲は維持されており、少しずつですが自立生活支援が図られているようです。

"オンライン活動・参加"への支援は、利用者さまからのニーズはあるものの、スマホやパソコン等の端末機器の購入、操作方法、管理方法等に調整すべき課題があるため、少し立ち止まっている状況です。引き続きご家族様とも相談しながらコミットしていきます。


ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。

社内メルマガ"アクティブ流"2020年7月号 巻頭言「実習指導、"教える"のではなく"一緒に考える"と前向きなれる」OT井上雄一朗さん(堺デイサービス運営責任者)



新型コロナウイルスが猛威を振い、生活リズムの変化を余儀なくされているご利用者様がまだまだ多くおられますが、世界をはじめここ大阪においても経済活動が徐々に再開されてきています。

吉村大阪府知事は
「休業要請を段階的に解除しながら、外出しないで下さいは矛盾。これからは『ウイルスとの共存の道』を目指すべき。外出自粛ではなく、マスク、人との距離、接触等、外出の仕方を気をつけて活動を」
と呼び掛けています。


堺事業所においては、オンラインでのイベント活動など、各スタッフが様々な角度から今できることを検討してくれています。

また、各事業所は利用者様の状態把握や感染予防を徹底しており、職員の皆さんにはいつも以上に気苦労もあると思います。本当にありがとうございます。


今回の緊急事態宣言は、各療法士の養成校の実習にも影響がでています。

堺事業所では、毎年約8名の作業療法実習生を受け入れていますが、今年度はコロナウイルス感染予防のため、学校側から中止のご連絡をいただいたり、受け入れの延期をお願いしています。

皆さんは実習指導に対してどのような気持ちで臨まれていますか?

私は以前は実習指導に対して、率直な気持ちとして「時間を作るのが大変」「面倒」とネガティブなことを考える傾向にありました。

しかし、"教える"のではなく、一緒に考えるようになってから実習指導者としての役割に対して前向きなれました。

実習指導では、デメリットばかりに焦点を当てがちですがプラスになる事もたくさんあります。

まずは…
人に教えること≒一緒に考えること。

人に教えることで学習の定着率が高まるといわれています。

自分で記憶をさかのぼり、情報を整理し順序立てて話をする事が必要であり、自分自身が理解していないと実習生に対しても説明ができません。

実習指導者が身につけた知識やトピックなどを実習生に伝えることで、自分の学習の定着にも直結していきます。

また、実習生は社会人としての経験が少ない方が多く、人を育成する・動かすことでマネージメント能力も高めることができ、その経験は自分の強みとなっていきます。

堺デイでは実習生には、積極的にイベントを手伝っていただくことで一人のスタッフとして動いてもらうことで私自身も助けられています。

実習生にとって、それらイベントの経験や訪問リハビリや就労支援の見学は、他の実習先ではなかなかできない体験も経験ができる場であると思います。

中には、アクティブの魅力が伝わり職員になってくれた方もおられ、大変嬉しく、また臨床での活躍は私自身良い刺激となっています。


2020年4月入学生の臨床実習から臨床実習指導者講習会を修了していないと実習生の指導(訓練見学でも不可)は行えません。

この情勢が落ち着いた際には、皆さんも是非講習会に参加して積極的に実習生に関わってください。

今後も感染予防を徹底し体調に気を付けていきましょう。


アクティブデイサービス堺
井上雄一朗