2020年09月19日

2020/21新人オンライン研修「身体の触り方、ハンドリングなど」


人材開発室の人材育成担当PT軽部、OT伊藤です。

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オンラインによる新人研修プログラム。

今日のテーマは「身体の触り方、ハンドリング」
講師はPT軽部。
時間は30分。

今回も前回に続いて、より進行をスムーズにするためホスト・チェックイン役・画面操作・進行役は伊藤が担当し、講師役と役割分担して行ないました。

この日は6事業所、新人から10数年目までの計14人が参加しました。


本日のテーマは"身体の触り方"ということで本来なら、ナマで実際にお互いの身体を触りながら、確認していきたいところです。
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そこでオンライン上の2画面で、触り方を伝授する方法を試みることになりました。
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カメラAの画像で下肢の触り方を確認します。

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カメラ@の画像で口頭による説明を聴きます。

カメラAの画像で上肢の触り方を視覚的に確認します。
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骨、筋肉を触りながら聴講する参加者もいました。

参加者のみなさんにとっては、きっと腹五分目くらいの内容かもしれません。

しかしこれを、現場での確認を日々繰り返すことで、各自が行う治療的な関わりのセルフチェックかつ精度向上となり、ひいては各々の関わりの幅や奥行きが広がることを確認できたのではないでしょうか。



参加ありがとうございます。

継続は力なり。

育成担当PT軽部による各事業所巡回サポート時
にも、今回の身体の触り方について、現場で確認し合えたらさらに深まっていいですね。

引き続きみなさんで勉強していきましょう。


資料は各事業所にメール送付しています。
質問はメール等にて受け付けていますのでご活用ください。
今回の録画は職員のみ閲覧できるように調整中です。

次回は10/2金曜日16時45分〜17時15分「調整中(仮)」について
※9月からは第1,3金曜日16時45〜17時15分の開催予定です。


追記)
「新人オンライン・ダイアログ」は新人スタッフから定期的な継続の希望がありました。
9月から第2火曜日17時15分〜参加希望者のみで再開予定(次回10/13)とさせてください。
対話の中から日頃の疑問や問い、課題を捉え直して、目標設定や課題解決、改善案を参加者のみなさんと考える場になればと思います。

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2020年09月17日

何をやるか と どうやるか

涼しくなってきました。
自然が多いわが家の周辺では、今の時期が最も蚊が多いように感じます。
暑い盛りは思ったように動けなかった蚊ものびのびと動き出したんですかね。
ST水野です。


利用者さんとの信頼関係を作っていく過程を最近また考えています。

ふと思い出したことがあります。
学生さんや経験の浅いSTに共通していえる傾向についてです。

練習内容は時間をかけて考えるのに、練習方法はあまり意識できていない場合が多いこと。
言い換えると、「何をやるか」にばかり注意が向いて、「どうやるか」を配慮していないということ。

例えば、
新人STが「ブローカ失語症の利用者さんに名詞絵カードで呼称練習」を考えたとします。

「どんな風にやるつもりですか?」と聞くと、だいたいは「すぐに呼称は難しいと思うので、復唱をしてから呼称をします」などと返ってきます。

私の聞き方がよくないですね、知りたいのはそこではありません。
「どのように練習を進めますか?」と聞いた方がわかりやすいかもしれません。

まず考えてほしいのは

・復唱がうまくできなかったらどうしますか?
・何回やりますか?できるまでやりますか?
・正確にできない場合、どこまでできたらよしとしますか?

さらに進んで
・ご本人が自分でうまくできていないとわかっていたら?
・何回も自己修正されたら?
・STがここまでできたらよいと想定するレベルと完璧を求める利用者さんの認識が違っていたら?

そして
・うまくできなかった場合にどのようなフォローのことばをかけますか?

これらはすごく大事なポイントです。
実は、練習内容より、大事かもしれません。

本来なら、利用者さんの反応を感じながら、やっていくのがいちばんよい。
でも、経験が浅い場合は十分に意識をして、ある程度、予想を立てて事前に準備しておいた方がうまくいく場合が多いと思います。


以前、同僚に引継ぎをした利用者さんについての相談を受けました。

同僚が主に伝えたのは、練習は今こんなことをやっていますという点。(=練習内容)

同僚と利用者さんのご家族とのやりとりを伝え聞きました。

利用者さんのご家族が言われていることを要約すると「僕は素人なので練習で何をやるかはおまかせします」でも「お母さんを甘やかさないで」「きびしくやるべきところはきびしくして」という点。

ご家族が、担当者が代わって気になっているのは「何をやるか(練習内容)」ではなく「どんな方法でやるか(練習方法)」なのだろなと感じ、同僚に助言しました。

練習内容は、利用者さんや利用者さんのご家族が求めるところと大きくずれている場合はすり合わせが必要ですがその場合を除き、専門家におまかせ下さいねというスタンスでいいのはないでしょうか。

「どうやるか」は「何をやるか」以上に、利用者さんとのいい関係を築いていくうえで、最大限の配慮をすべき点だと思っています。

100点とれる課題ばかりをやっても効果は上がりません。
利用者さんの自信を失わせず、プライドを極力傷つけず、できない課題をどのようにやっていただくか、STの腕の見せ所ではないかと思います。
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2020年09月16日

社内メールマガジン"アクティブ流"2020年10月号巻頭言 ST山川潤さん(大阪法人STリーダー)「しんどかった一年目を乗り越えられたのは周囲の人達のおかげ」


今里の言語聴覚士、山川です。


最近は朝、晩と涼しくなってきており、日が暮れるのも早くなり、季節が変わっていくのを感じますね。

秋刀魚と紅葉とビール。

私の地元沖縄では秋らしさは感じられないので、大阪に来て良かったポイントの一つです。

新人療法士も入職して半年が経ちますが業務には慣れてきたでしょうか?

地方から出てきた新人療法士はホームシックになってないですか?

私が一年目の頃はなっていましたね。ホームシック。

毎日沖縄に帰りたいなぁと思っていました。

そんな私も今では帰りたいと思うのは月に一回程度とかなり落ち着きました。


しんどかった一年目を乗り越えられたのは周囲の人達のおかげです。

@指導してくれる人
指導して頂いた気持ちに応えようと頑張れます。
なりたい療法士像がイメージできるのは良かったです。

Aしょうもない話をしてくれる、相談できる人
小さな悩みや不安が軽減し頑張れます。
業務以外のことを考える、笑える、落ち着ける時間もありがたい。

B利用者さま
そりゃぁもう頑張れます。
ありがとうございます。感謝の気持ち。


アクティブは新卒を採用して今年で10年目。
現在、新卒で入職した療法士は40名。
数字にしてみると意外と多くて驚きます。

そのうち21名は4年目以上と訪問中心の業務になっており『地域で必要とされる療法士』に近づけるよう努力し、各事業所で欠かせない存在になっているのではないでしょうか。

これも指導してくれる、相談にのってくれるスタッフのおかげです。

本当にありがとうございます。感謝の気持ち。

今いる新人療法士、これから入職する療法士が
成長できるように、疲れすぎないように
接していきたいと思います。


新人療法士の成長がアクティブ全体を強くする。
がんばろう。



3月に結婚しました。
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アクティブのおかげです。
ありがとうございます。
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★リモート体操教室★

総合事業部の谷村です。

堺市五箇荘東校区の運動自主グループで、Google Meetを利用したリモート体操教室のデモを行いました。

高齢者にとって、「Wi-Fi」、「アプリのダウンロード」、「リモート」など、聞き慣れないワードが飛び交い大変だという意見ばかり。デジタル化社会の大きな壁にぶち当たっています。

ですが、地域の健康増進に熱心な民生委員長がいたり、地域にIT企業の経営者がいたり、講師の私がいたりで、なんとかリモートの体操教室を一部開催することになりました。

コロナ禍で始まったこのリモート教室ですが、コロナが落ち着いても、各地域同時開催の体操教室や、私が遠方で直接教室で講師ができない時でも利用可能ということから、新しい形の体操教室になる良い機会かなと思っています。

少しずつですが、地域の体操教室が息を吹き返せるように、そしてフレイル、生活習慣病になり始めな高齢者をより健康にしていきます!

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2020年09月11日

オンライン就職説明会&見学会、好調です!


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

弊社主催のオンラインでの就職説明会&見学会とても好評です。

オンライン就職説明会での説明の様子です。
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PT.OT.STの養成校さんによる開催のオンライン就職説明会にもたくさん参加させていただいています。


弊社主催のオンライン就職説明会&見学会では、私たち側からの一方通行な説明会にはならないようなオンライン開催ならではのひと工夫を取り入れています。

新人療法士や新卒採用から数年キャリアを積んだ先輩療法士さんにオンライン参加の協力をお願いし、学生さんとのぶっちゃけQ&Aタイムとぶっちゃけ対話タイムを設けています。

学生さんからは…
「新卒なのに病院に就職せずになぜ弊社を選んだのか?その決め手は?不安はなかったんですか?」
「指導や研修システムなどは実際のところどうなんですか?」
「訪問リハや生活期リハを志望した理由は?」
「いきなり訪問リハには行かずに、デイサービスでは具体的にどんな仕事をするの?」
「聞きたかったことが全部聴くことができました!」
などなど…

学生さんは歳の近い若い先輩療法士さんとのやりとりだと、やはり遠慮なくお話しがしやすいようです。

新人療法士さんたちにとっては、生活期リハで働く療法士となった自分自身の初心を思い起こし、キャリアを振り返るためにも大いに刺激となっているようです。

何よりオンライン就職説明会後に現地での就職見学と面接を希望して下さる学生さんが増えてきています。
嬉しいことでほんとうにありがとうございます。


碓井統括本部長
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▼zoomを活用したオンライン就職説明会&見学会


弊社は引き続き、zoomを用いたオンライン就職説明会の参加希望、就職見学を随時受付(ともに予約制)しております。
▼案内・応募の詳細はこちら↓


☆問い合わせ先☆
電話1(プッシュホン)072-337-9515 FAX072-337-9516
メール:info@active-nopsj.com


株式会社アクティブ
アクティブ訪問看護ステーション
アクティブデイサービス
担当:碓井(うすい)、阪東(ばんどう)
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2020年09月09日

マンスリー報告 ともに行なう家事(調理・買い物)

ともに行なう訪問介護事業所の調理師兼介護福祉士・作業療法士のいとうです。

今年1月に腰椎圧迫骨折で入院されていた独居の利用者さまが、4月末に退院され訪問介護サービスを再開されました。

頭部外傷による高次脳機能障害も残存されています。

身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"です。
▼入院前までの様子はこちら↓

8月の月次報告です。

理学療法士による訪問リハビリテーションを継続し、圧迫骨折による腰痛が少しずつ改善され、日常生活のなかでの身のこなしが軽やかになってきておられます。
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見守り的援助による共に行なう買い物で、スーパーでの品選びまでサポートできるため、お肉や卵などの生鮮食品の購入品目の幅が拡がりました。

それによりお肉や卵料理が増えてタンパク質をしっかりと摂れるようになりました。

毎回、冷蔵庫の中の在庫確認と野菜の鮮度や賞味期限のチェックも入念にしています。

「ウィンナー食べてみたかったんだ。買ってきたらどうにか使ってくれるだろうと思ってさァ」
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入院前まではほとんど食べたことがなかったウィンナーを購入!そしてともに調理。

ウィンナーの野菜炒め
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ウィンナー&スクランブルエッグ
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冷蔵庫に残っていたキムチで豚キムチ炒めを作りました。
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ツナ缶を使った卵とじ。
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作業療法士による訪問リハビリテーションも継続し、右手指拘縮は入院前の状態に少しずつ近づいています。包丁使用も大きな問題はなく行なえています。

さらに他の訪問介護事業所との連携を図り、入浴動作や洗濯物干し動作等の安全性確保、転倒予防の生活機能向上連携の取り組みを継続しています。
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洗濯機から洗った洗濯物を取り出して干す動作までの動作の腰部負担を軽減するために台を洗濯機横に置いています。
ちょっとしたことが腰椎圧迫骨折へのケアにつながっています。


ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。

2020年09月08日

大正研修【アップデート】〜筋力向上訓練についての疑問〜城平健司

大正事業所の作業療法士の城平健司です。
今回のは、何気なく行っていた筋力向上訓練についての疑問についてまとめました。



エルゴメーター以外での筋力向上訓練は何がありますか?という質問をデイ職員の方より頂きましたのでその返答をさせていただきました。


回答内容↓
筋力トレーニングは数多くあります。
言えばある程度以上の動作を行えば全て筋力トレーニングにはなります。
歩行、ラジオ体操、スクワット、座位での足訓練、背臥位での足上げや足での文字書きなどもそうですし、家事動作などでもトレーニングになります。
例えばその方が獲得したい動作が歩行ならば、歩行を行うのが一番効率よく歩行に必要な筋力アップを図れるということかと思います。
自主練習に関しては、その方によってリスクや可能な動作も違うため、担当セラピストに相談して頂けたらと思います。


アクティブ大正
城平


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2020年09月06日

2020/21年オンライン新人研修プログラム

人材育成担当のPT軽部、OT伊藤です。

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オンラインによる新人研修プログラム。

今日のテーマは「運動中止基準」
講師はPT軽部。
時間は30分と限られた時間なので、要点をまとめるのはやはり至難の技。

今回はより進行をスムーズにするためホスト・チェックイン役・画面操作・進行役は伊藤が担当し、講師役と役割分担して行ないました。

この日は5事業所、新人から10数年目までの計13人が参加しました。
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参加ありがとうございます。

継続は力なり。

引き続きみなさんで勉強していきましょう。


資料は各事業所にメール送付しています。
質問はメール等にて受け付けていますのでご活用ください。
今回の録画は職員のみ閲覧できるように調整中です。

次回は9/18金曜日16時45分〜17時15分「身体の触り方、ハンドリング等(仮)」について
※9月からは第1,3金曜日16時45〜17時15分の開催予定です。


追記)
☆ 新人オンライン・ダイアログは新人スタッフから継続の希望がありました。
9月から第2火曜日17時15分〜参加希望者のみで再開予定(初回9/8)とさせてください。
対話の中から日頃の疑問や問い、課題を捉え直して、目標設定や課題解決、改善案を参加者のみなさんと考える場になればと思います。

posted by Active at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

小野先生アドバイザリー業務@吹田


人材育成担当PT軽部、OT伊藤です。


この日もデイサービスでのリハビリテーション問診の時間から始まりました。

パーキンソン病のデイサービス利用者さまと進行性核上性麻痺の訪問リハ利用者さま宅でのリハビリテーション問診と現場指導、助言をいただきました。

利用者さまも小野先生のリハビリテーション問診を楽しみにされ、日々の心のはりにもつながっているような方もいました。


次はケースカンファレンス。
計4ケース。
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オフラインでの参加者と、
今回もオンラインで他事業所のみなさんも参加してくれました(画面右)。
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訪問リハ現場での利用者さまの動きを動画で確認しました(画面中)。

訪問看護・リハを終えたスタッフもオフラインで合流してくれました。
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画像所見の助言をいただく時間もあり、リハの方法の見直しの材料になります。
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小野先生、利用者さまもご協力ありがとうございました。

次回は10/28水曜日14時〜@泉北
posted by Active at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 吹田より

2020年09月05日

力走!関節リウマチの訪問看護・リハ利用者さまとのスロージョギング。


心意気実践チームのいとうです。

担当医受診時にも膝関節の痛みや熱感等の状態を確認しながら、昨年11月からほとんど休むことなく毎週木曜日に関節リウマチの利用者さまとスロージョギングに取り組んでいました。

しかしながら酷暑のため室内でのつぎ足歩行練習等に変更していたため、この日は夕立ちの後に行なった先週に続き約1ヶ月以上ぶりのスロージョギングでした。

▼前回6月の報告↓


▼スロージョギングの様子はこちら↓
スロープ下り
スロープ昇り


体重は少しずつ増えて、大腿、下腿周径、筋量いずれも増えてきて、不安定だった関節もガッチリしてきています。

脈拍は練習後120回/分まで上昇しますが、立位での休憩10秒後には回復してきます。

主治医の整形外科医の先生だけでなく、通院している患者さま方もその回復ぶりにビックリされているとのことです。


秋めいてきた夕暮れ時。

力走後に汗をかきながらも気持ち良さそうな笑顔の利用者さまから、こちらが大きな力をもらいました。
ありがとうございます。

訪問看護と連携した支援を続けます。


アクティブ心意気実践チームは、利用者さまの自立支援、重度化防止、QOL向上に資するご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。



☆関節リウマチメモ☆

リハビリテーション・ケア合同研究大会2019より
「関節リウマチのトータルマネージメント -薬物治療とリハビリテーション介入の重要性」松下功先生(富山大学附属病院整形外科・リハビリテーション部 診療教授)

○診療の目安となる検査数値
→抗CCP抗体,CRP,WBC,Hb,MMP-3,ESR
▼検査・診断について
https://rheuma.jp/about/checkup.html(”リウマチとは”⇒”検査・診断”)
→VAS(痛み),DAS28-ESR(総合疾患活動性指標、病気の活動性の指標),HAQ(機能障害の程度)
等々
▼DAS(ダス)とHAQ(ハック)
https://rheuma.jp/cure/effect.html(”リウマチの治療”⇒”治療の効果”)

○作業療法は高いレベルのエビデンスがある(関節リウマチ診療ガイドラインより) 
→関節保護に関する指導
→新薬の生物学的製剤を服用していても関節保護は有効
→包括的な作業療法(限定的)
→スプリント療法

○有酸素運動、筋トレの推奨
→関節エコーにて滑膜炎は少しあるものの問題無し
→片脚スクワット、ヒールレッグ、ランジ
→ロコモトレーニング(日整会)
→評価は股関節外転、膝伸展等

○サルコペニアはリウマチの人が多い
→運動療法のエビデンスレベルが高い
→有酸素運動、筋力トレーニング、プールエクササイズを1.25時間を週2回でも関節変化無し

○軽い運動より強い強度の運動ができれば、筋力向上、転倒予防、QOL向上につながる

○活動量の調節、ペース配分、過用の予防指導(変形等)

▼関節リウマチの症状や用語の解説(中外製薬)はこちら↓
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2020年09月02日

大正研修【アップデート】ヘルニアや関節症に対する最新治療

どうも大正デイのPT土肥です。

今回はヘルニアや関節症に対する最新治療についてまとめてみました。




発表の内容に対して質問があったのでここに回答したいと思います。


Q1.ヘルニコアの「腰部不安定感があれば行わない」の不安定感はどうやって判断するのですか?

@腰部の不安定と言う点は腰部不安定症や狭窄症などのヘルニア以外の疾患があった場合悪化する可能性が高いそうです。

また臨床試験では70歳以上は軟骨終板が菲薄化しており、椎体の変性する可能性が高いためしてないそうです。


Q2.例えばTKAであれば医療機関によって異なるかもしれませんが、確立された術後スケジュールが存在するかと思います。今回出てきた各手術の術後リハに関するスケジュールや研究発表による効果判定等はありますか?

Aの質問に関しては、人口膝関節置換術は術後からrom等を行い翌日か二日後から歩行訓練し二週間程度で退院だそうです。

術後もですが術前の可動域訓練、筋力訓練が術後にも影響してくるそうです。術後のromは自動運動が効果的であると言われています。

高位脛骨骨切り術も3週間ほどの入院し半年から一年後に固定しているプレート等と取り出す手術をするそうです。

その他超音波等の物理療法等も効果あると思います。


Q.3リハビリで介入する場合は手術で切除している筋肉の有無は重要なポイントになるかと思いますが肩関節、リバース式の場合はありますか?

Bに関してはrTSAでは肩関節伸展.内旋が脱臼肢位になります。

術後6週間までは愛護的な可動域訓練や筋力訓練になります。また三〜四週目くらいまで軽度外転装具を装着しときます。6〜12週から自動運動での筋力訓練を開始していきます。12〜16週目から積極的に可動域訓練をしていき筋力訓練を、等尺性運動のみを行なっていきます。

術後16週は肩関節屈曲120°外旋30°を目標に訓練していきます。荷重負荷は5キロまで。

術後訓練では無理な運動は絶対しないようにしていくそうです。肩峰疲労骨折を注意する必要があります。

追加情報として70歳以上でないと手術はしてくれないそうです。


今回発表した内容は最新医療のほんの一部でしかありません。

今後医療がもっと発達することで負担が少ない手術や今まで完治できなかった病気が治る時代がやってくるかもしれません。



                                 アクティブデイサービス大正

                                      理学療法士 土肥康之
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2020年09月01日

大正研修【アップデート】運動の成り立ちからリハビリについて考える(坂口(理学療法士))

大正事務所で勤務している理学療法士の坂口です。

今回は、運動が何故起こっているのかという「運動の成り立ち」をテーマにし、これまでのリハビリ(運動制御理論)と新しいリハビリの考え方(自己組織化理論)について比較しました。
本来であれば、解剖学・神経科学的な観点から説明する方がわかりやすいですが、今回はリハ職以外の多職種の方にも少しでも理解していただけるよう概論という形で説明します。

運動の成り立ちからリハビリについて考える.pdf


【 大正事務所の職員の方々から頂いた質問について 】
@ 自己組織化理論の無意識とは、脳の機能を一部もしくは全て排除した考えでしょうか?

 脳から抹消に向かう下行路と呼ばれる神経経路の中で外側系=錐体路(外側皮質脊髄路、赤核脊髄路)を除く内側系=錐体外路(内側皮質脊髄路など)の神経回路は全て自己組織化理論では重要と考えられています。


A運動制御理論の中の姿勢反射機能との具体的な違いはありますか?

 まず、@の質問にあった外側系と内側系は相反する関係にあり、どちらかが強く働けばもう片方が抑制される性質があります。それを踏まえた上で、運動制御理論の中では随意運動(外側系=錐体路)と呼ばれる意識的な運動、例えばリハビリで細かく歩き方を指導された歩行をしようとした際に姿勢反射(内側系)が行われます。自己組織化理論の中では不随意運動運動(内側系)と呼ばれる無意識的な運動、例えば散歩に行きましょうと誘うと歩いてついてきてくれるような際に姿勢反射(内側系)が行われます。どちらも運動の際に姿勢調節されるという結果に変わりはないです。しかし、外側系と内側系は相反すると言われているため、運動制御理論の随意運動中では姿勢反射を抑制させてしまうというネガティブな結果が生じてしまいます。


B例えば、訪問やデイの利用者さんに対して歩行訓練を行う際に、運動制御理論で関わる場合と、自己組織化理論に基づいて関わる場合との想像しやすい具体的な違いはどのようなものがあるのでしょうか?

 例えば、歩行練習に関して運動制御理論では、杖をつく場所の指導や、歩くときはかかとから接地するようになどの指導をして、それに合わせて利用者さんが運動する。
自己組織化理論では、散歩に行きましょうと言うと、利用者さんが歩いてついてくる。
必ずしも、これらに合わせすぎる必要はなく、ケースによって使い分けてもらえれば良いかと思います。


C自己組織化理論をより効果的にするような声かけはありますか?

・散歩に行きましょう(歩行)
・手を洗いましょう(歩行.立位)
・休憩しましょう(立位.着座)
など、対象者の方が目的に向かって必要な動作をしようとすることができるような声かけができれば良いと思います。


DSTでの訓練では、随意嚥下時と自然状況下での違いを見るため、食事を普通に食べている所を遠くや後方から見て食事場面評価をする時もあります。これらは自己組織化理論に当てはまるのでしょうか?

 無意識化で起こる運動への介入は自己組織化理論下でのアプローチの強みと言えます。そのため、脳幹の延髄に中枢をもつ嚥下運動は無意識化で行われる運動の一つと言えます。嚥下の際には頭頸部と嚥下のリズムが自律的に行われており、そういった箇所も自己組織化理論における治療の対象になることがあります。


神経科学を知ってリハビリをすれば、運動する行為は同じでも、その結果が変わってくるというところが個人的には興味深いところです。リハビリを行う上で少しでも参考になれば幸いです。

ご閲覧ありがとうございました。

理学療法士 坂口
posted by Active at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 大正(報告)