2021年05月12日

訪問お作法チェック表


発掘あるある広報室です。


新たに訪問リハに出られる2年目の療法士さん向けに、
『訪問お作法チェック表』を作成いたしました。
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広報室会議にて、アクティブYouTubeに訪問マナー動画リストを作ろうと話が出た際に、
動画を見るだけでなく、

これから訪問リハ業務に従事する2年目療法士の方々にも使ってもらえて、

直前に確認できると振り返りやすいと考え、チェック表という形で作成いたしました。


入室前、入室中、退室時に分け、それぞれの確認事項をコンパクトにまとめています。

訪問前にサッと確認できるように作っています。

作成するなかで、自分が訪問に行く際のことを思い起こしながら、何気なくしてしまっている改善すべき所作を発見することができました。


アクティブのYouTubeチャンネルでは、
訪問マナーに関連する動画を集めた再生リストも作っています。
訪問前、訪問後の確認にお役立ていただけたらと思います。
↓クリックで再生リストへ飛べます。


実際にチェック表を使ってみて、
改善できる点などありましたらご連絡ください。
よろしくお願いします。
posted by Active at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 発掘あるある広報室

マスクで言語練習

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トマトに自家製のパクチーを乗せ、塩少々とオリーブオイルをかけたら、それなりの一品になりました。
パクチーが大好きです。
ST水野です。

大阪のコロナ感染は大変厳しい状態が続いています。
医療従事者ですがワクチン接種の予定はまだありません。
今週に入って、高齢の利用者さんから「ワクチン接種の予約ができたよ」と次々に聞き、少しホッとしています。


コロナ禍での生活も1年を過ぎ、すっかりマスクの習慣がつきました。

マスクをして言語練習をするときに困るのが、こちらの口型(口の形)を見せることができないことです。

失語症があり、特に発語失行や口腔顔面失行を含む場合、母音の口型を手がかりに練習することがあります。

対面してSTの口を示したり、隣に並んで鏡に写って利用者さんの口とSTの口を比較したりする方法です。

コロナ禍でマスクを外すことができなくなったため、この方法を用いることができなくなりました。

音のイメージを身体で表現したり、口型のイラストを使ったり、いろいろな方法を試してきました。

最近、試みているのは、動画を使う方法です。
やや大げさに口型を示して発声している動画を撮影し、利用者さんに見せます。

どんな導き方が有効かは利用者さんによって異なることがあるので、いくつかのパターンを録画しておいて、使い分けるようになりました。


例えば「う」の音を導きたいとき。
・くちびるをめいっぱいとがらせる
・とがらせて、フーと息を吹く
・口型を「い」→「う」へ変化させる
・口型を「あ」→「う」へ変化させる

フーと息を吹くのはマスクを外して鏡をくもらせると本来はわかりやすいです。
単独の口型ではわかりにくい方でも、他の口型から変化させることで認識できるようになる方もいます(音や口型の特徴が際立つからでしょうか)。

利用者さんの反応によって変化させる(微妙に変化の速度を変えるなど)は対応できませんが、それなりに役に立っています。

スマホの画面が小さくて、わかりにくそうにされる方もいらっしゃるので、タブレットも用いてみようと考えています。

安全対策をとりながら、工夫しつつ、試しつつ。
今の環境でできる範囲でやっていくしかありません。

他にこんな風にやっていますというアイデアがあったら、ぜひ教えてください。
posted by Active at 14:14| Comment(1) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記