2021年09月29日

病気が奪っていったもの

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テレビで見たおいしそうなタコスに影響されて、家でタコスパーティーをしました。
ひき肉とミックスビーンズをトマト缶で煮込んだもの、レタス、チーズ、アボカドを乗せて。
業務スーパーで買った生地はパリパリ系でした。
ST水野です。


ある失語症のAさんのご家族とお話をして知りました。

Aさんは工場を自営、ご家族といっしょに働いていました。
脱サラをして始め、20年以上続いた工場です。

Aさんは病気を発症し、長期入院。
仕事ができなくなりました。
ご家族は人を雇って、どうにか工場を続けました。
Aさんは退院してきましたが、車いす生活で工場に行くことはできません。
Aさんの面倒を他の家族がみていましたが、その方が仕事に就くことになり、Aさんを昼間みる人がいなくなりました。
ついに工場は閉めてしまったそうです。
利用者さんは病気にならなければ、まだまだ続けるつもりでいたようでした。
工場について語るときのAさんはエネルギーにあふれていて、仕事に誇りを持っていらしたのだなと感じました。


他のある失語症のBさんのご家族からもうかがいました。

Bさんは仕事をそろそろ引退し、これからは自由な時間を楽しもうと準備していました。

実家の農園、畑を引き継ぎました。
夫婦で果樹を育てたり、畑で野菜を作ったりしたいなあ。
そこでできた果物や野菜を子どもたちに送ってやれたらいいなあ。
そんな風に老後の生活をイメージしていたようです。

そんな矢先にBさんは病気を発症。
障害を負い、ご家族はその介護が中心の生活になってしまいました。

農園や畑には草が生い茂り、管理することも難しくなってしまいました。
Bさんが運転していた車を手放したので、様子を見に行くことも簡単にはできません。
Bさんもですが、ご家族がとても残念そうにされていたのが印象的でした。


病気で失ったものは、身体の機能や言語だけではありません。
人生をかけて行ってきた仕事、老後の楽しみ、ご家族の自由な生活まで奪っていきました。

失ったものの大きさに触れると、「しゃべれるようになる」ことを目標に練習をしていていいのか疑心がどんどん大きくなっていきます。

利用者さんやご家族が、新たな何かを見つけられないか、その手助けが何かできないかと思うのです。
posted by Active at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記

2021年09月28日

マンスリー報告 ともに行う家事(調理、買い物)


ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士・調理師いとうです。



身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"です。
リハビリテーション・ケア研究大会2019金沢
での報告はこちら↓

右手首骨折による手指の拘縮と古い既往歴として頭部外傷による記憶障害などの高次脳機能障害も残存されています。

身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"では、訪問リハビリテーションと連携し、安全に包丁使用しての料理や肉類や野菜などの生鮮食料品の買い物、賞味期限の管理、小分け冷凍保管などをサポートしています。

今月もあり合わせの材料で旨いもんを作りました。


第1週目!

訪問して冷蔵庫をいつものように確認すると、利用者さま自ら買い物されていたキャベツと大量のネギがありました。
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お好み焼き、ネギ焼き!
同行してくれたOT山本さん(吹田)も焼きます!


先週から残っていた水菜は傷む前に水菜のツナサラダに。
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賞味期限切れが近いちくわは甘辛く炒めました。
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第2週目!

先週からのキャベツを使い、刻み塩昆布と醤油、味醂、ごま油を加えた和え物を。
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鶏肉とキャベツのオイスターソース炒め。
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第3週目!

キャベツとウインナー炒め。
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小さく切り分けたウインナーは冷凍庫へ小分け保管します。

椎茸を網焼きにしてポン酢で。
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第4週目!

またもや大量のネギが冷蔵庫に買っておいてありました。

ネギと白菜の鶏鍋に。
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鶏肉からイイだしが出て薄口醤油を加えると旨い!

ネギを細かく切って冷凍庫に小分け保管します。
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料理は毎回写真に撮って作業中に確認してもらっています。

これは盛り付けで見た目をキレイにすることにこだわることで、よりワクワク感や楽しさをその場で感じてもらうことを重要視しています。

記憶は情緒や感情の働きに影響されていることがわかっています。

情動を司る扁桃体は海馬の隣にあります。

料理をした際に見たり、聞いたり、味わったり、匂いを嗅いだり…したときに得た感覚情報は大脳皮質から扁桃体に伝わり、好き嫌いや快不快の感情を判断し、海馬に伝えます。

これにより心揺さぶるような出来事は、いつまでも記憶に留められます。



「暮らしの料理学」(NHK出版)の著者で料理家の土井善晴さんによると、
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"料理は暮らしをつくる"

"味覚のおいしさは思いがけないご褒美"

さらに…

"食べるという行為は、視覚、聴覚、触覚、嗅覚によって予測し、結果を見極める味覚によって、その予測と結果の誤差に、楽しみや幸福感を味わうもの"

"予想以上のおいしさに出会った時、私たちは喜びを感じ、その喜びは経験に蓄積され、別の機会でおいしさに再会した時に大きな喜びとして蘇る"

としています。



脳科学的な解釈に加えて、土井善晴さんが綴ったこれらの言葉から、利用者さまと行なっている料理は、単なる訪問介護や自立生活支援というより、ほんとに良い記憶や感情面、EQ(心の知能指数)やQOLへの生きたリハビリテーションにもなっているなぁと、料理の持つチカラを実感します。

メモ嫌いでほとんどメモを取らなかった利用者さまが、自宅のカレンダーに自らメモを書き込むようになる等の行動変容が続いています。

「煮卵食べたいからまた作っちゃったよゥ」
と、冷蔵庫に貼ったレシピメモを見て毎週のように煮卵の作り置きができるようになっておられます。

強みをさらに伸ばして、弱みをうすめる…という具合で、まさに記憶障がいをも打ち消してくれそうです。


人の"おいしい''から始まる意欲、動機、モチベーションは、人の行動の大きな源泉になるなぁ…とあらためて思います。

▼「考える食」↓
野崎洋光さんの著書 
「美味しい法則」より
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ともに行う訪問介護事業所は、なめだリハビリテーションクリニックの訪問リハビリテーションや他訪問介護事業所と連携し、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。

2021年09月25日

2年目療法士向け研修zoom講義「高次脳機能障害」


人材開発室PT軽部、OT伊藤です。


「どうですか?みなさん?」
いつもの勢いのある問いかけで始まりました。

この日の担当講師はOT日野上さん(松原事業所主任、心意気実践チーム)。


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「どうですか?みなさん?」

この問いかけを、ひとつの写真から参加者の皆さんにくりかえす日野上さん流の講義スタイル。

このスタイルはなかなか真似できるもんではありません。

これをやられると聞いている側は、ついついどっぷりと考えさせられます…恐るべし


▼「仕事ができる人のもとに仕事が集まってくる」
日野上さんの最新記事です。


おそらく日野上さんにとっては、高次脳機能障害については特別な専門・得意分野でもなかったかと思います。

あらためて本購入と文献収集し、勉強し直して講義に臨んでくれた日野上さんでした。

職員のみなさんも自分の得意分野のお話しはもちろんのこと、得意分野でもない分野の学びを、zoom講義でシェアしていただければと思います。

zoom講義やってくれる方、お待ちしています。


オンラインでの参加はOT冨吉さんのみ。しかも午後からのお休みのなか参加してくれました…ありがとうございます。

2年目療法士以外の方々もぜひオンライン参加もお待ちしております。


参考)
高次脳機能障がいについて
▼大阪府高次脳機能障がい相談支援センター



当日参加できなかった方々には、録画資料を閲覧できるように録画URL、YouTubeの動画URLを各事業所メールへの送付に加えて、Googleドライブで共有しています。
ともに社外秘、限定公開のため取り扱いには留意していただきご活用ください。



When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学び、ともに成長するという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年09月23日

てくてぃぶ報告。「やっぱり自分で買わなあかんねん」関節リウマチの利用者さまと買い物へ。


ともに行なう訪問介護事業所のいとうです。

訪問看護リハ利用者さまの買い物同行、見守りサポートを行なう弊社の外出等の自費サービスてくてぃぶの2回目の依頼がありました。
自費サービス"てくてぃぶ"(弊社利用者さま限定の介護保険外サービス)では、弊社の各サービス利用者様の「○○○に行きたい」「○○で○○したい」といったご希望や趣味など、介護保険では対応できない利用者個々の活動・参加をさらに拡げるお手伝いを心意気実践チーム、ともに行なう訪問介護事業所がサポートしています。


▼昨年3月の買い物同行の様子↓

今日は祝日でお仕事が休みということもあり、いつも忙しい娘さんも同行してくださいました。
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9月から入職したOT山本さん(吹田)もサポートに来てくれました。

じっくりと品選びをされました。
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少しまだ日射しが強くて暑かったですが、1時間20分にもおよぶ歩行と買い物を、2回の休憩をはさんでやり遂げることができました。

コロナ禍とご本人の不調もあって買い物に行けず、思うようなものが食卓に出せずじまいで、調理の際も辛抱されていたようです。

そんなこともあり、
「やっぱり自分で買わなあかんねん」
と、2週間前に”てくてぃぶ”依頼の相談がありこの日はとても楽しみにされていました。

お目当てのお肉屋さんがお休みだったため、もう一軒別のスーパーへ立ち寄ってお肉、季節の野菜などを買っておられました。

商店街がお休みの日で人通りも少なくて安心して買い物を楽しめました。

帰り道の終盤に殿部の筋肉痛がみられましたが、関節症状はみられませんでした!

最後まで歩くスピードは落ちませんでした。

今後も在宅生活、心身機能を維持し、活動・参加を拡張させつつ時折ご本人の希望と依頼にそった買い物同行等の"てくてぃぶ"の活用も随時検討していきます。


みなさんも、”てくてぃぶ”の活用をご検討ください。

利用相談は心意気実践チームもしくは各事業所責任者まで。
posted by Active at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | てくてぃぶ

2021年09月18日

新人研修プログラムzoom講義「動作介助方法(寝返り・起き上がり)」


人材開発室のOT伊藤です。

この日は新人研修プログラムzoom講義「動作介助方法(寝返り・起き上がり)」担当はPT軽部です。
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参加者の皆さんの寝返り介助の方法をお聞きしました。
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スタッフの寝返りパターンを分析しました。
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それぞれの動きの違いが明確でした。

これらをみる目を養っていかないと治療的な関わりはできません。



そして、ケースからみていきます。
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参加者みんなで考えました。

動き始めはどこからなのか?
どんなときに?
どのような動きになるのか?
なぜそうなるのか?
どのようにすればいいのか?
なにをいつどうすれば治療的な関わりができるのか?

あーこうやってみていくのか、
こうすればいいのか、
あーこれか、
などなど…

参加してくれた新人スタッフの方々の気づきと学びがあれば幸いです。

早速今日からの現場支援で生かしましょう。


当日参加できなかった方々には、録画資料を閲覧できるように録画URL、YouTubeの動画URLを各事業所メールへの送付に加えて、Googleドライブで共有しています。
ともに社外秘、限定公開のため取り扱いには留意していただきご活用ください。



When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学び、ともに成長するという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
posted by Active at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

2021年09月17日

自分で自分の可能性、幅を狭めるな。



人材開発室のいとう、吹田のOT内島です。


心意気的備忘録(思いつき)です。


「自分で自分の可能性、幅を狭めるな」

「いつも物事を深く考えて、周りの人の価値観に左右されるな」

「自然から学べ」

だれの言葉か、自分の言葉だったのか、何の本でみたのか…もうわかりませんが、大切なことです。

▼「仕事ができる人のもとに仕事が集まってくる」
日野上さんの記事もありました。


もうひとつ。

リーダーとなって人を育てることの理由

”人は教えることによって、もっともよく学ぶ” セネカ

人を育てることにかかわることで自分自身の成長を手助けしてくれるということです。


これらが、

「自分で自分の可能性、幅を狭めるな」

の理由なのではないでしょうか。



最後にもうひとつ、

頻発している自然災害の大きさを目の当たりすると、人が抗うことのできない自然のチカラに圧倒されます。

自然のチカラはスゴイ。

でも、災害からしばらく離れると、人はそれをすぐに忘れてしまいます。

だからこそ人はどこかのタイミングで自然を感じ、そこに還ることが必要なのではないでしょうか。

たとえば、訪問リハ途中のバイク運転中に涼しい風や好きな風景、季節によって移り変わる花、木々の色とりどり…

バイク運転中は無理!!という方は、

通勤途中の道中や利用者様との屋外歩行練習の休憩中に一緒に感じ入るのもいいでしょう。

わたしの場合は、通勤前にしている朝7時半の子ども園への通園送迎時に子供と見る河内木綿や稲作の田んぼ風景です。

ほんの数分のことですが、我に返ることができます。


自然を感じ、自然のなかにいると、不思議と自分の感情や気持ちに還ってくる、自分に矢印が向くようになります。

それは自分を振り返ること、内省できるということです。

そして、少ししあわせな気持ちにもなります。

自分自身が大切におもっていたことや肝心なことを思い出したり…

何かしらかのアイディアが浮かぶことも…

これは物事を深く考えるための入り口に立つという感覚と同じようなものなのかもしれません。

これによって、ついつい人と比べてしまうことや人の価値観に左右されることは大幅に減るでしょう。


たしかに毎日は忙しいものです。

でもずーっと忙しくしていると、いつまでたってもそこにはたどり着くことはできないでしょう。

忙殺、”忙”しいに”殺”される、なんとも末恐ろしい言葉…

"仕事を追え、仕事に追われるな"byベンジャミン・フランクリン

自分自身のために、どこかで自然を感じる、還る時間をつくることが賢明そうです。


これらも、
「自分で自分の可能性、幅を狭めるな」
へとつながることになるのではないしょうか。



登園途中に見る園児が育てている地元名産の河内木綿。

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休日にラグビーサーキットトレーニングしている近隣の公園の中で。
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食べたらあかん系のキノコでしょう
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OT内島さん(吹田)が四名の利用者さまと見た風景から。

公園でみた2匹の必死の足跡。
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神社の80段の階段を登って久々に遥かな景色を望みました。
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サギを激写!
カモを激写中〜
振戦をコントロールしながら。
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激写中〜



蓮華草。
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桜。
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利用者さんにも闘病生活から少し抜け出して、自分に還ってもらえるといいなぁと思います。




When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学び、ともに成長するという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年09月16日

アクティブスマイル 9月 大正五輪2021 

デイサービス大正の神谷です。

9月のアクティブスマイルは世の中のオリンピックに便乗して、大正でも活力や笑顔UPのためオリンピックを実施しました。
種目は玉入れ限定です。
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飾りつけを見た利用者様から「にぎやか」や「何するの?」などの声があったり、全体を見渡す場面が見られました。
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点数は5点と10点で実施し、点数で競いました。
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玉はあえて様々な大きさや素材のものを用意しました。
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みなさん「入るかな〜?」と言いながら、狙いを定めて「エイッ!」と投げていました。
実施の際は、感染対策で開始前後に手指消毒を徹底し、玉も消毒しました。
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結果は点数別に金・銀・銅賞に分け、プレゼントをお渡ししました。
受賞された方々は他の方にも拍手でお祝いされ、笑顔で喜んで下さっていました。

大正 神谷
posted by Active at 17:22| Comment(1) | TrackBack(0) | 大正(報告)

【大正研修】マイルール 奥藤

大正事業所のPT奥藤です。
私のマイルールは「学ぶ上で意識している事」です。

社会人、理学療法士として二年目となる年ですが、まだまだ未熟で学ぶべき事が多いのが現状です。
そんな中、自分が少しでも成長できるように日頃から意識、実践している3つの項目について発表させていただきました。


今後もこれら3つの項目を念頭に置き、仕事やプライベートを有意義なものにしていきたいと思います。
posted by Active at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 大正(報告)

【大正研修】マイルール 坂口

大正事務所の坂口(PT)です。
研修のテーマのマイルールについて、今回は時間管理について発表しました。

仕事をする上で時間管理とその効率化はとても重要だと思っています。時間管理をするようになり、時間の効率化が図れる事で私生活や仕事にも良い影響を及ぼすため、発表した内容を実践しています。
次回のマイルールでの発表は理学療法を行うためのマイルールについて発表したいと思います。
posted by Active at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 大正(報告)

2021年09月14日

当事者のお話 〜病気や障がいをみるのではなく、その人をみる〜 高次脳機能障がい当事者の石本さんと対談


心意気実践チーム・人材開発室・発掘あるある広報室のOT伊藤です。


9/8、14、21or28 「令和3年度高次脳機能障がい地域支援者養成研修」(大阪府高次脳機能障がい相談支援センター主催)にて、訪問看護リハ利用者さまの高次脳機能障がい当事者の石本さんとの対談を通し、当事者の声を届ける機会をいただきます。
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石本さんとの関わりを通して、今もたくさん勉強させていただいています。
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そのなかの欠かせない関わりのひとつでもあるのが、"病気を診る"だけではなく、"病いを抱えたその人を診る"、"共に変わろう"というナラティブ・ベースド・メディスンの視点。

▼研修の詳細です。
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/12004/00000000/youseikensyu.pdf
※現在、定員に達し募集は締め切っています

▼大阪府高次脳機能障がい相談支援センター
https://www.pref.osaka.lg.jp/jiritsusodan/kojinou/index.html

▼大阪府の高次脳機能障がいの支援拠点機関は、下記の通りです 
<障がい者医療・リハビリテーションセンター>
相談部門: 大阪府障がい者自立相談支援センター 電話:06-6692-5262 ファクシミリ:06-6692-5340
医療部門: 大阪急性期・総合医療センター(リハビリテーション科)(外部サイト)  電話: 06-6692-1201(代)
訓練部門: 大阪府立障がい者自立センター  電話: 06-6692-2971   ファクシミリ: 06-6692-2974
 *大阪府立障がい者自立センターは、施設入所支援、自立訓練(機能訓練・生活訓練)を行う施設です

<堺市立健康福祉プラザ生活リハビリテーションセンター>
堺市にお住まいの方が対象です。
電話: 072-275-5019   ファクシミリ: 072-243-0202



▼石本さんが開発したオンラインビジネス統合型プラットフォーム「PALETTE:パレット」

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☆登録無料でデバイス1つ、WEB環境さえあれば、”いつでもどこでもビジネスが出来る"
☆障害のある方々のおしごとづくりも拡げる可能性を秘めている「PALETTE:パレット」ぜひご活用を検討されてください!!

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パレットのビジネスモデル(いとう作図)
posted by Active at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 発掘あるある広報室

2021年09月11日

ZOOM講義「糖尿病(インスリン療法を中心に)」


いつもありがとうございます。

人材開発室の軽部です。
今日は人材開発室としての考えに加えて、ちょっとだけ、個人的な想いも入りながらブログを書いています。



9月10日のZOOM講義は、教育カリキュラム外の特別講義として「糖尿病(インスリン療法を中心に)」という内容で実施させていただきました。

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当社内には既定の教育カリキュラムがあります。
臨床の現場に出ていく上で必要な「標準装備」を、みんなで身に付けるためのシステム。

しかしそれだけでは
「足りないことも多いなあ・・・」
「こういうことも知っておくと役立つのになあ・・」
と感じることが、少なからずあります。


その中の一つが「糖尿病」。
特にインスリン療法に関すること。


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利用者さんの中にはインスリン療法中の人はたくさんいらっしゃいます。

でも、私たちセラピストがインスリン療法について知っていることは、とっても少ないなあと感じていました。


個人的な経験から、糖尿病やインスリン療法が身近になった私。

色んな事を知った今だからこそ、「これまでなんで興味を持ってこなかったんだろう・・・」
「これはみんな知っておいた方がいい!」
そう感じていました。


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そもそも、インスリン自己注や自己血糖測定は、服薬であると同時に「ADL」の一つではないでしょうか?
血糖コントロールの考え方は高齢者の場合はちょっと違いますし、ACCORD試験は知っておくと良い情報です。


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そんな私の個人的な想いを詰め込んだZOOM講義、

業務が忙しいということもあるのか、リアルタイム参加者は人材開発スタッフ以外は「1人」だけ、と悲惨な結果でしたが・・・

YouTubeでも視聴できるので(社内限定)これから視聴回数が増えること、講義資料のPDF(これも社内限定です・・)にたくさんのスタッフに目を通してもらえたら、とても嬉しいです。






でも、個人的な想いって人それぞれですよね。
自分が大事にしていることが、他人にとっても価値があるとは限りません。


でも個人的であるからこそ、他人にはない考え方や発見が存在するのだと、そう確信しています。


個人的な経験からの、個人的な想い。それを色んな人が声に出していくことはとても大事。
それこそ、diversity・・!


だからこそ、この講義。
先ず隗より始めよ。



個人的にも人材開発室としての立場からも、1人1人の色んな経験から生まれた個人的な想いを大事にすること、

そもそも1人ひとり違う個性なのだという事実を尊重しあうこと

それができるチームであったらいいなあと、心から願っています。





人材開発室 軽部孝



posted by Active at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

スクーリング「傾聴ワーク」


心意気実践チームの室之園(主任講師)、伊藤、日野上です。

今年度のアクティブリハビリ介護福祉士実務者研修は7月16日に開講しました。

本研修もオンラインでの講義やワークが圧倒的に多くなりました。

しかしながら、この日のテーマは、対人援助職であるわたしたちの仕事では、大切な"傾聴"ということで、リアルでのワーク主体の研修とさせていただきました。


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換気、休憩、離席も多めに挟みながら…



傾聴、聞き方、聴き方、訊き方、きき方…

ワークの中で、傾聴への捉え方や日頃みなさんが現場でしていることも振り返りながら、個々の認識や行動もシェアすることができました。

やはり、傾聴は大切だという共通理解をたしかめることができました。


今回の講義中に紹介されたYouTube講師の方のような聞き方も含めて、人によってもいろんな"聞き方"があります。

基本的なことはもちろんのこと、それらを知ることもとても大切だと思いました。

でもなかなかYouTube講師の方のようにうまくはいかないでしょう。

参考にしながらも、聞く側にとって、その人ならではの、その人にあった聞き方があるとも思いました。

これからの本研修のスクーリングや現場の中でトライ&エラー、振り返りを繰り返していきましょう。


また、聞くことと切り離すことができない対話についても少しだけお話ししました。

話す側は、"何を話すかより、どう話すか"を考えながら話し、

聞く側は、"この人はこんなふうに考えるのか、こういうとらえかたもあるのか"と聞き、

互いの話しや想いを聴き合うこと。


講義の中ではうまくお話しできなかったこと、話しきれなかったことを、書籍の中から参考に記します。


「マインドフル・リスニング」ハーバード・ビジネス・レビュー編、ダイヤモンド社、2020年より

"人の話しを聞くとは、注意を払うこと。

話しを聞くとは、いったん自らの関心ごとから離れて、より多くを知ろうとおもうこと。

他人の関心ごとがどんなものかにおもいをはせること。

研究によると、聞く人の感情がフィルターとなり、話しを聞く能力を左右する"

としている。

対人援助職であるわたしたちが日々傾聴する際、感情に大きく影響されないためにも、EQ:感情知性ともいわれる感情マネジメントをするという発想を持ち、耳を傾ける余裕ややさしさを保つための何らかの仕掛けや工夫が必要なのではないでしょうか。

▼EQ、感情マネジメントなど↓
▼やさしさのしかけ


「しあわせの哲学」西研著、NHK出版、2021年より

"自分の感情がわかることは、とても大切です。なぜなら「自分はこうしたい」という自発性は、好き・嫌いがわかることで可能になるからです。"

自分の好き嫌いをもとにして、その人の動機や行動が始まるということです。

これは、傾聴、対話関係のなかで生み出されることでしょう。



「14歳の教室」若松英輔著、NHK出版、2020年より

"いかに深くコトバを分かち合うことができるか、それが対話の条件。

聞くとは、究極的には聞こえないものを聞くこと。

人は本当のことは口に出さない。むしろ本当のことは言葉にならない。

相手の沈黙をまるごと受け取るほかない。

相手への思い込みを捨て去り、沈黙によってつながる。

沈黙も対話。

沈黙でその場をつくる。

沈黙は言葉を超えた意味がある。

聞くとは、もともと人間を超えたものの声に耳をすませるという営みで、沈黙を聞くという行為を指している。

聞くとは、人の心、さらにいえば、その人の「いのち」を愛しむことに直結する。"


「問いの立て方」宮野公樹著、ちくま新書、2021年より

"他人との対話にこそ自分のものの見方を客観視するきっかけが存在し、特に安心して自分をさらけ出せる相手、愛情をこめて真摯に意見をくれる相手との対話には何に置いても代えがたい価値があるのは言うまでもありません。このような対話により、いつでも自分を変えられることでしょう。"

以上


沈黙も含めた聞くことのチカラは、果てしないものがあります。

傾聴は、対人援助職であるわたしたちの仕事では、欠かせないことで、個々が自身で常に高め続けていくべきことと、参加者の皆さんでたしかめることができました。


2017年に開講した本研修で、実務研修修了者(見込みを含む)計18名、本研修を経ての介護福祉士取得者は13名になりました。
自立生活支援の担い手育成を続けています。
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2021年09月10日

オンライン多職種連携会

東成区オンライン多職種連携会

先日、介護現場でのコロナ感染予防を考えるという事で

区内4施設から講演がありました。

東成区はコロナの感染状況から区役所、医師会が主導となりオンラインでの研修が主となっています。

参加者は100名を超え、オンラインでも変わらずの多職種連携の意識の高さが感じられました。

アクティブデイサービス東成からも日頃の感染対策を評価頂き、講演してほしいと依頼を受け発表しました。

河井OTに資料を作成して頂き

現状の感染対策を以前と比較しながら画像中心に発表していきました。

オンラインでは話している時の反応が全く見えず

発表者が集まる場での様子でしかわからないので、独特でした。

発表後にはデイは人が集まるので控えたりしている人が多いが

あれだけの感染対策をしていれば安心できるなど嬉しいお言葉をいただきました。

また他の発表者からはDMATが介入した話しや施設での対応など

とても貴重な連携会になりました。

やはり日頃の横との繋がりは重要だと改めて感じました。

河井OT撮影

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(東成区長)
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(医師会副会長)
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(発表:中原)
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アクティブ大阪
中原

posted by Active at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | oosaka

アクティブスマイル7月 七夕

アクティブデイサービス大正の土肥です。


今月は七夕です。
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七夕はたなばたとも呼び、しちせきとも呼びます。

元々は中国から奈良時代に日本に入ってきたとされています。

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利用者さん思い思いの願い事を書いていただきました!


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皆さん様々な願い事を楽しそうに書いておられました。
なるべく利用者様本人に書いてもらうようにし、字が汚いからと断る利用者さまも何とか書いてもらいいい結果になったと思います。


アクティブデイサービス大正
理学療法士
  土肥 康之
posted by Active at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 大正(報告)

【堺利用者様】兄ちゃんのブログ No.4

こんにちは。
堺デイに通っている兄ちゃんです。

最近はパンネルというお店の食パンがお気に入りです。
堺の高島屋に木曜に来るお店です。

厚切りで薄くバターを塗るのが最高です!
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No.4とNo.5はリハビリについてお話をしたいと思います。
中でも今回は、私自身の事についてお伝えできたらと思います。

病名
私は脊髄小脳変性症です。国指定の難病です。
人によっては3〜4年で歩けなくなる方もいるようですが、
私の場合、進行スピードはとてもゆっくりです。

様々な症状が出るとされていますが、
私は歩行障害(膝に力が入らない)、
言語障害(呂律が回りにくい)、
書字の困難が気になるところです。

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その他に、指先の細かい動きも難しくなります。
デイサービスでは、空いた時間にねんどを使って、
指のトレーニングをしています。

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これは私が作ったもの・・・ではなく、
担当の冨吉さんが作ってくれたものです!
きれいなバラ!

今は、歩行器を使って短い距離を歩いています。
お風呂も1人で入れます。食事、着替えもOKです。

発症
平成元年(1989年)です。
ある病院で初めての診断を受けて以来、
5つもの病院をはしごしました。

聞いたことのない病名だったので、
あちこち受診して、CTもたくさん撮りました。

自分自身を納得(しぶしぶですが・・・)させるのに、
都合3〜4年の時間を必要としました。

現状
現在はアクティブデイサービスに通う以外に、
他のデイサービスにも通っています。
どちらも機能回復が目的です。

特定医療費の助成制度があるため助かっています。
制度がないと、難病なので治療費がめちゃくちゃ高いです!

転倒予防には細心の注意を払っています。
この5〜6年で転倒したのは1回だけです!!

家で行っている自主運動
アクティブの療法士の指導、
同じ病気の友の会が発行しているリハビリの本、
ネットからの情報などなどを参考に下肢のリハビリをしています。

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ゴムリングも使用しています。

さらに言語のリハビリを合わせて、
1日1回30分の自主トレを行っています。
日によっては2回行うこともありますよ!

その他に、ヘルパーさんと散歩にも行っています。
30分位歩いて休憩で、2時間の契約で行っています。

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散歩に使用している車椅子にもなる歩行器です。
この車はおすすめです。
歩くのに疲れたら押してもらいます。
半分歩き、半分押してもらっています。

外へ出て可能なだけ自分の足で歩きたいです。
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どうでしょうか?
私のこと95%くらい(??)は分かっていただけたと思います。
次回は、詳しいリハビリの内容についてお伝えしたいと思います。
posted by Active at 09:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 利用者様のブログ

2021年09月09日

関節リウマチの訪問利用者さまとスロージョギング。


心意気実践チームのいとうです。


今日は関節リウマチの訪問看護リハ利用者さまとのスロージョギングです。
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▼ナイスランな動画↓
 

雨が続いていたこともあり、7/29以来のランでした。

▼2021年3月の様子↓
▼2021年5月の様子↓

走り終えると、汗をカキカキながらも、
「ひっさしぶりやなぁ〜」
と、利用者さま、感慨深い様子です。
「エエわぁ〜外に出るのは気持ちいいわぁ〜」
と、破顔一笑でした。

こちらまで気持ち良くなるスロージョギングでした!

膝の痛みも出ずにしっかりと地面を蹴っておられました。

水たまりは、なんとジャンプ一番で飛び越えてしまいます!

几帳面なご性格もあるためか、炊事のなかでついつい根を入れてしまいがちなのですが…

”ほどほどに”
を合言葉に、手指、腕の使い方も関節保護と休息を適時いれながら、痛みをコントロールする意識で家事に向き合っていただくようにお願いしています。

それでも時折、掃除やアイロンを頑張りすぎて、どこか痛くなることがあります。

そのときは自ら休息され、湿布の貼付されます。

加えて、週2回の訪問看護リハのもう一人の担当OT藤原さん(吹田)と役割分担し、マッサージ、ストレッチ、家事中の体の使い方や姿勢、動作の解析に基づいて関節保護の方法を再確認することで、痛みをコントロールできるようになってきておられるようです。

関節リウマチは寛解(生活に支障を及ぼさない)レベルになりつつあり、今ではほとんどの家事をこなされるようになっておられます。



アクティブ心意気実践チームは、利用者さまの自立支援、重度化防止、QOL向上に資するご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。



☆関節リウマチメモ☆

▼関節リウマチ情報↓
2021年9月8日放映のNHK「ためしてガッテン」より


リハビリテーション・ケア合同研究大会2019より
「関節リウマチのトータルマネージメント -薬物治療とリハビリテーション介入の重要性」松下功先生(富山大学附属病院整形外科・リハビリテーション部 診療教授)

○診療の目安となる検査数値
→抗CCP抗体,CRP,WBC,Hb,MMP-3,ESR
▼検査・診断について
https://rheuma.jp/about/checkup.html(”リウマチとは”⇒”検査・診断”)
→VAS(痛み),DAS28-ESR(総合疾患活動性指標、病気の活動性の指標),HAQ(機能障害の程度)
等々
▼DAS(ダス)とHAQ(ハック)
https://rheuma.jp/cure/effect.html(”リウマチの治療”⇒”治療の効果”)

○作業療法は高いレベルのエビデンスがある(関節リウマチ診療ガイドラインより) 
→関節保護に関する指導
→新薬の生物学的製剤を服用していても関節保護は有効
→包括的な作業療法(限定的)
→スプリント療法

○有酸素運動、筋トレの推奨
→関節エコーにて滑膜炎は少しあるものの問題無し
→片脚スクワット、ヒールレッグ、ランジ
→ロコモトレーニング(日整会)
→評価は股関節外転、膝伸展等

○サルコペニアはリウマチの人が多い
→運動療法のエビデンスレベルが高い
→有酸素運動、筋力トレーニング、プールエクササイズを1.25時間を週2回でも関節変化無し

○軽い運動より強い強度の運動ができれば、筋力向上、転倒予防、QOL向上につながる

○活動量の調節、ペース配分、過用の予防指導(変形等)

▼関節リウマチの症状や用語の解説(中外製薬)はこちら↓
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2021年09月07日

アクティブスマイル 8月 風鈴風鈴

デイサービス大正の柳原です。

8月…夏…といえば風鈴ですね!!!
今月のアクティブスマイルでは、風鈴作成を実施しました。
風鈴の由来は、中国の占いで使われた「占風鐸」が始まりだと言われています。
日本では、お守りの意味があるそうです。
平安時代には、貴族が魔除けとして軒先に吊るしていたそうで「風鈴」という呼び名はこのころから使われるようになったとされています。
そのため、四季も感じられお守りともなる風鈴を利用者様に作成して頂きました。
実施の際は、感染対策の観点から開始前後に手指消毒を徹底し楽しく作成しましたおやゆびサイン

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風鈴は、紙コップと糸、鈴、折り紙など身近にあり簡単に準備ができるもので作成していきました。
片麻痺の方でも実施しやすように、紙コップに糸や鈴を通すなどの準備を事前に行い、模様やイラストを描いて頂くようにしていきました。
また、今回のアクティブスマイルは全員に参加して頂ける企画を考えました。

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出来上がった作品は、ご自宅へ持って帰って頂きました手(チョキ)
皆さん、模様やイラストを悩みながらも楽しそうに描かれていました。

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最後に
夏を思わせ、祭りに行きたくなるようなアイロンビーズを作成し、アクリル板をかわいく飾りつけしました!!

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大正 柳原
posted by Active at 17:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 大正(報告)

2021年09月06日

アクティブ夏祭り(デイサービス松原) そのA

松原事業所の山野です。

8/23(月)〜8/27(土)の間、アクティブデイサービス松原において行われました、『アクティブ夏祭り』の報告の続きです。

前回、『ピッタリ、0324!『カラフル・ルーレット』のレクリエーションゲームを紹介しましたが、今回はもう一つ、お楽しみがありました。それは、『アクティブサマージャンボ 宝くじ』です。

始まりの会の時に、ご利用者様に宝くじが配られました。

“宝くじ”はデイスタッフの手書きです。画像はそれらの一部ですが、全部で約110枚、凄いです!

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1枚、1枚が世界に1枚しかないデザインです。

当選番号発表を発表します。手作り感満載の抽選会です。

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各曜日、午前・午後の部、1人ずつ当選者が出ます。

当選者には、各スタッフセレクトの景品がプレゼントされます。

景品もスタッフの個性が出ていて楽しかったです。

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ジャーーン!! エコバックです!    

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パキッとこしあん。中身が気になります。       

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かわいいサボテン           

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あんドーナツとミニ水ようかんのセット

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コップとハンドタオルのセット     



コロナ渦のため、楽しむことも以前のように気軽には行えない状況が続いています。が、そういう時期だからスタッフも一丸となって取り組めたのではないかと思います。細心の感染予防策を取りながら実施致しましたが、その中でも利用者様にとって笑う・喜ぶ・楽しむといった機会になっていただければ幸いです。


posted by Active at 11:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 松原

2021年09月04日

新人研修プログラムzoom講義「触り方・動かし方の基本(タッチ、操作の基本)


人材開発室のPT軽部、OT伊藤です。


9/3は新人研修プログラムzoom講義「触り方・動かし方の基本(タッチ、操作の基本)」担当はPT軽部。
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何気なく利用者さんに触れていないでしょうか。

何のために触れるのか。
問いかけました。
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基本的な触診について学びます。
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皮膚の構造、つくりからも学びます。
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いくつかの具体的な方法を動画で確認しました。
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マッサージのイメージ。
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実際の実技は、現場にいるたくさんの先輩達から吸収しましょう!

先輩一人から一つずつワザをもらうだけでも、たくさんの財産になるはずです。

先輩方も惜しみなくワザを提供してあげてください!

それが自身の学びにもなるはずです。


当日参加できなかった方々には、録画資料を閲覧できるように録画URL、YouTubeの動画URLを各事業所メールへの送付に加えて、Googleドライブで共有しています。
ともに社外秘、限定公開のため取り扱いには留意していただきご活用ください。


When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学び、ともに成長するという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
posted by Active at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

2021年09月03日

アクティブ夏祭り【デイサービス松原】 その@

松原事業所の山野です。8/23(月)〜8/27(土)の間、アクティブデイサービス松原において、毎年恒例の『アクティブ夏祭り』が行われました。

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毎月恒例の「アクティブ•オリンピック」よりはゲーム種目、1種目が多いです。今回は『ピッタリ、0324!『カラフル・ルーレット』です。


まず、『ピッタリ、0324!』は、日野上OTが企画したゲームです。ビー玉とおはじきを手に取り、目標の値に近い重さを予測して量るゲームです。


目標値は、ゲームのタイトルに「0324」とあるので、”324グラム”です。324グラムにピッタリ当てるのはなかなか至難の技なので、図った量が、300340グラムになれば条件クリアになります。

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300グラムと言われても、ピンと来ないな〜。」

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 「もうちょっと、多めに入れようかな?」

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なんと奇跡の324グラム!


ところで「0324」という数字が気になりませんか? 何故かと言います「0324」→「オサニシ」と松原•泉北事業所の責任者 長西PTの名前が由来です。この説明書も手が混んでいますね。夏祭り005.JPG

もう一つは、山野が企画しました。『カラフル・ルーレット』です。以前放送されていたテレビ番組、東京フレンドパークのダーツゲームをイメージして作りました。

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まさに夏休みの工作です。 

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ルーレットが回るところをお見せできないのが残念です。

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ダーツの代わりにマジックテープを巻いたピンポン球を投げます。

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5回投げて、合計点数が70点以上ならば、目標クリアです。

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目標をクリアするごとに景品のお菓子の内容がランクアップします。

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「それっ!!」             

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なんと、150点です!!           

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続いて、150点! ピース!!  

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更に上回る、170!!


コロナ渦のため、感染予防に細心の注意を払いながら行いました。例年はレクリエーションゲーム、2種目ですが、今年はもう1つお楽しみがありました。それについては、“そのA”でご報告致します。



posted by Active at 16:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 松原