2022年11月30日

アクティブオリンピック11月(デイサービス松原)

今年もあと一ヶ月になりましたね。

11/1411/19に行われたアクティブオリンピックについて報告します。

今回は、アクティブオリンピック史上初めて、ご利用者様提供のゲームでした。

木工が得意なご利用者様で、スッタフがリクエストしたところ、翌週には自作のゲームを持って来て頂きました。ゲームで使用する道具は、ご利用者様がご自宅で製作されました。

他のご利用者様からは「どこかで売っている品物みたい。」と驚きの声が多く聞かれました。

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10枚の木片と棒が2本付いた土台。綺麗な仕上がりです。

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片方の棒に10枚の木片を差し込みます。これがスタートの状態です

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木片を1枚ずつ取って・・・・。

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もう1本の棒に移していきます。

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木片の穴の絶妙な大きさが、このゲームの難易度を上げていきます。

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優勝は火曜日の午後チームでした。2位のチームとなんと0.6秒差の接戦でした。

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優勝のおやつは、「栗ぜんざい」でした。


デイサービスなどでのレクリエーションゲームは、スタッフがゲームを企画して、スタッフが道具を作るという過程が何処かで当たり前と思っていましたが、ご利用者の様からゲームを提供していただくといった今回の経験を通して、レクリエーションゲームの新たな可能性と奥深さを発見することができました。ありがとうございました。
次回のアクティブオリンピックは来年1月を予定しています(12月はクリスマス企画を予定しています)


報告者 山野

2022年11月29日

読解課題の反応が浮動的な理由

帰り支度をしていると、利用者さんに「あんたよー、いっぺんこれ取ってくれ」と言われ、見るとマスクを外すジェスチャーをされました。マスクを外すと利用者さんはあからさまにがっかりした顔。




想像していた美人さんではなかったんですね

素直な反応すぎて、笑ってしまいました。

マスク生活も長くなりましたね。

ST水野です。



前回書いた続きです。


http://active-nopsj.sblo.jp/s/article/189826147.html


失語症に注意障害や失行などを合併している利用者さん。


前回聴理解に比べ読解が浮動的と書きました。

宿題を出すために読解課題を少しずつ進めています。


名詞絵1枚に対し文字単語の選択肢が2つ。

正しい方を選んで線で結ぶ、あるいは丸をつけるシンプルな課題です。


やっていただくと、できるときとできないときがある。

その差が大きい。


本来の理解力が発揮できれば、問題なくできるはずの課題なのに。


できないときは「わからへんな」と止まってしまう。

問題の解き方がわからない、どうしていいかわからない様子で、たんなる誤答とは異なるように見えました。


何が影響しているか。

1問ずつの提示、絵や字の大きさ、文字と絵の配置、縦書き横書き、変えてみたがわからず。


あるとき、ふと気づきました。

利用者さんが黙って考えているときと、選択肢の文字を読もうとされているときがある。


黙って考えているときは、「これや」と指す。

音読しているときは音韻性錯読、語性錯読が頻発してうまく読めず、「あかんわ」


ようやく、ふりがなの有無が影響している可能性に思い当たりました。


ふりがながあるとそれを読まねばならない状態になる。

うまく読めずに何度も読み直す。

選択することに意識が向かなくなってしまう。

結果、混乱し、どうしてよいかわからなくなる。


全ての課題でふりがなを消すと正答率がグッと上がりました。



学生時代の実習で見学させていただいた患者さんを思い出しました。

SLTAの「書字命令に従う」の文字を音読して、誤り、誤りに気づいて修正を繰り返し、物品にさわる前に時間切れ。


担当していた他の実習生は「読まなくてもいいですよ」と声をかけましたが、患者さんさ読むことをやめられなかった。


伝導失語と診断されていた患者さんでした。


ふりがなが音読の助けになり、音読が理解の助けになる場合もあれば、反対に邪魔になる場合もある。

刺激の量や種類への細やかな配慮を忘れないようにしないといけないなあと思いました。

posted by Active at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記

2022年11月27日

 症例検討会(アクティブデイデイサービス 松原)

アクティブデイデイサービス 松原におきまして、10月と11月に療法士による症例検討会が行われました。

10月は3年目の理学療法士 藤島さんによる症例報告でした。

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発表者の藤島さんです。

比較的年齢が若く、仕事を持ちながらデイサービスに通所されているご利用者様の報告でした。

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質疑応答も積極的になされました。

室内・屋外でも歩行器を使用しながら生活をされており、"使用している歩行器が今の生活に適しているのか"についての検討も行われました。

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福祉用具のパンフレットを見ながら、先輩療法士からのアドバイスがありました。


また、仕事もされておられますので、歩行・移動の動作だけでなく、仕事では腕や手も使うので、今後も仕事を続けていけるような評価やアプローチも必要であることを私自身も考えさせられました。

 

11月は2年目の理学療法士 松原さんによる症例報告でした。

股関節や膝関節の手術をされているご利用者様の報告でした。

「近くのお店に買い物に行く」といった目標ですが、実際のリハビリの場面での歩く練習は消極的になられます。"外に歩けるようになりたい"と希望を持たれながらも、消極的になられる理由についての議論がありました。

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発表者の松原さんです。

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活発な意見交換がなされました。

デイサービスのご利用者様は多種多様のお薬を服用されている方もおられます。お薬の副作用によってはふらつきが多くなったり、トイレが近くなることもあります。お薬の副作用で日常活動も制限されることはあります。本当の理由は色々考えられますが、”歩行の練習に消極艇になる理由"は日々の関りの中で知っていくことが大切だと感じました。


報告者 山野



posted by Active at 19:09| Comment(3) | TrackBack(0) | 松原

2022年11月26日

ともに行うに来訪者あり。

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ともに行う訪問介護事業所のいとうです。

この日は来訪者がありました。

大正事業所の新人PT松本さんです。

今回はともに行う訪問介護の仕事見学です。

10/6に下記のメールを送ってくれました。

「お疲れ様です。
質問なんですが
現在、アクティブで訪問リハではなく、訪問介護をしてる人ってどれぐらいいらっしゃいますか?
それと、介護の資格がない新人が最短で訪問介護に行ける方法ってありますか?」

松本さんは現在、社内向けの実務者研修を受講中です。
▼アクティブリハビリ介護福祉士実務者研修

訪問介護の仕事に関心が高いことは、就職前の面接の中でも聞かれていました。

ということで、大正事業所責任者やリーダーさんに相談して、まずは10/19にオンラインで事業説明をすることになりました。

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松本さんによると、デイサービスでの仕事も慣れてきてひと段落し、訪問リハの仕事にも訪問介護の仕事にも関心が高くなってきたとのことで、実際の訪問介護現場の見学希望がありました。

そして、この日の見学となりました。

実際の現場を見学させていただき、利用者の熊谷さんからもお話しをたくさん聞かせてくださいました。

ちなみに、現在利用してくださっているともに行う訪問介護事業所の身体介護の見守り的援助による「共に行う家事」のことを、熊谷さんは『料理リハビリ』と呼んでくれています。
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「嫌やったらすぐに辞めてるけど、楽しいもんねェ」

「材料や調味料を事前に用意してとか言われてたら、すぐに辞めてたねェ」

「冷蔵庫にあるもので一緒に作ってくれるから、買い物も好きにできて助かるよゥ」

「いつもどんな旨いもんが出来るか楽しみでねェ」

松本さんは、デイサービスの現場でともに訪問介護事業所の対象者となりうる利用者様のピックアップを模擬的に行なってくれています。

それらを実務者研修の仮装ケースとしてピックアップし、介護計画立案に落とし込む準備を進めています。

理学療法士+介護福祉士の働き方にチャレンジ中です。



ともに行う訪問介護事業所は、なめだリハビリテーションクリニックの訪問リハビリテーションや他訪問介護事業所と連携し、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。

2022年11月21日

第5回スクーリング@22年度実務者研修

どうも。
実務者研修担当のむろのぞのです。

今月11日に実施させていただいたスクーリングの報告をさせていただきます。

今回のテーマは「認知症」。

なぜ実務者研修に「認知症」を取り入れているかは去年のブログで書いていますので、興味ある方は読んでみてください。

去年のスクーリング内容からいくつか変更した点があり、本ブログではそのへんを中心に報告させていただきます。



●ニンチについて

まずは私の実務者研修ではお馴染み「松本リハビリ研究所所長のYouTubeチャンネルから学ぶ」です。
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私は認知症をテーマに話すときは必ず「ニンチ」という言葉について改めて考えていただくようしています。

今回は松本さんの動画を補足してお伝えしました。

ちなみに今回受講された方7名(1名吹田からスポット研修で参加してくれました!)のうち、「ニンチ」という言葉を使ったことがある方は5名でした。

その5名全員が「ただ何となく」や、「周りの人が使っていたから」等が理由でした。

※2015年「みんなの介護」での調査でニンチと略されて77%の方が不快に感じた
※2021年の上田諭先生(精神科医)らの調査研究では全体の35%が不快に感じると回答



●薬物療法とその問題点

抗認知症薬ではアリセプト等が有名かと思います。

ただ抗認知症薬を過用、誤用してしまうことがどういった結果になるのか等をお話させていただきました。

詳細は以前に投稿したブログを読んでいただければありがたいです。
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※フランスは2018年に抗認知症薬を保険適応外としました。言い換えるならフランスは認知症を薬で治す、という考え方をやめたということでしょうか…



●エビデンスから考える認知症

今年は受講者全員療法士であったことから、エビデンスという視点からもお話をしてみました。

参考著書は以下のものです
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人生の目的を持って生活している方はそうでない方に比べてアルツハイマー型認知症発症リスクが48%も減少させることができること。

また目標設定の有無については健康関連QOL、自己効力感などの主観的側面のみではありますが十分効果があることが証明されていることをお伝えしました。



●ワーク「あなたが認知症になったら・・・」

前半での講義を踏まえて、自分が認知症者になったら職員の方にどんなことを大切にしてもらいたいかを少し考えていただくことをしてみました。

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ほんの一部ですが以下は皆さんが考えてくださったワークの内容です。


「子供の頃から動物と過ごす環境だったため、動物がいる環境を作ってほしい」

「みんなの前で絶対恥をかきたくないからトイレのことは常に気にかけてほしい」

「たぶん自分の子どもやお嫁さんからは煙たがられると思うので面倒くさがらず、目を見てゆっくり話を聴いてほしい」

「感情は残るはずなので自分でできること(排泄の後始末など)はさせてほしい」

「自分がいる前でコソコソ話されると悪口を言われているように感じてしまうので、そういった点を配慮して関わってほしい」

「認知症であることを隠されたくないから周りの人にちゃんと自分が認知症であることを伝えておいてほしい」

「色々考えているときに急に声をかけられたり、肩を叩かれたりすると不安になるので、ちゃんと視線を合わせてから関わってほしい」



●ロールプレイ「認知症ケアについて自分の思いを伝えよー!」

研修最後は講義、ワークで学んだ内容をどうやって人に伝えるか、というロールプレイを行いました。

振り分けた役は以下のような感じです
本年受講生の皆さん:介護リーダー役

スポット研修で参加してくださった吹田の介護スタッフの方:新人介護スタッフ役

室之園:認知症ケアなど全くわからず我流の介護(不適切ケアと呼ばれるようなことをガンガン使用しました)で新人介護スタッフを指導する先輩介護スタッフ役

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ロールプレイの様子を撮影できていなかったのが大変残念でしたが、笑いあり、でもピリピリとした緊張感もあり、とても考えさせられる時間でした。

不適切ケアを使用している先輩介護スタッフを徹底して指導する方。

全体の業務の流れを考えて行動している、という先輩介護スタッフの気持ちを汲んだ上で話を進めていこうとする方。

先輩介護スタッフの不適切ケアのみを責めるのではなく、「どうやったらうまくいくか一緒に考えましょう」と相談するような形で進めていく方。

ロールプレイを重ねるなかで修正し、どうすればみんなが良い方向に進んでいくことができるかを考えることができたと思います。

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自分自身が認知症ケアを理解すること、実践することはもちろんですが、それを自分だけではなく、周りの人とも共有していくことが介護には求められます。

介護は決して一人ではできません。

本研修を受講している皆さんは介護リーダーに求められる人材でもあります。

もう少し先の話ではありますが、そういった感覚をスクーリングのなかだけでも体験してもらえたことで何か気づきを得てもらえたらと思っています。

以上です。
少し長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
posted by Active at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 実務者研修

2022年11月20日

きらめきパーティー2022

株式会社アクティブ、大正事業所、運営責任者の飛永直樹です。
この度、大正区リハビリテーション連絡会、大正区理学療法士会として、きらめきパーティー2022に参加させて頂きました。


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実施内容は
・理学療法ハンドブック(日本理学療法士会)の配布
・リハビリ相談
・体力テスト

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ハンドブックは、様々な種類があります。
1 健康寿命
2 脳卒中
3 腰痛
4 心筋梗塞・心不全
5 スポーツ
6 糖尿病
7 変形性膝関節症
8 認知症
9 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
10 女性のライフステージ
11 がん
12 栄養・嚥下
13 肩関節周囲炎
14 在宅での危険予防

参加者の方々には、ご自身の気になる症状に合わせて、お持ち帰り頂きました。
各疾患の情報を理解できたり、自己管理、体操、および生活の工夫等、わかりやすく整理されているので、気になる方は日本理学療法士会のホームページをご覧下さい。

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参加メンバーは写真左から
大阪府済生会泉尾病院 住谷PT
エキスパートナース訪問看護ステーション 伊川PT
大阪府済生会泉尾病院 三堂PT
株式会社アクティブ 飛永

以下は相談対応や、テストの実施場面です。

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体力テストの内容は
山北整形外科の井上PTを中心に、バランス、筋力、ロコモティブシンドローム関連のテストをご準備頂いてます。
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私たちリハビリテーション職員は、主治医からのリハビリテーションの指示をもとに、サービスを提供させて頂くケースが中心です。
しかし、近年求められているのは自立支援や重度化防止の観点でもあり、リハビリテーションを提供する前の予防的な介入も重要視されています。
そういう意味で、今回のイベントに参加させて頂くことで、地域住民の方にリハビリテーションの視点から、ご自身のお身体に向き合うきっかけ作りが出来ていれば大変嬉しく思います。
今後も地域住民の方へ、リハビリテーションに関する有益な情報提供や関わりを続けられるように、尽力していきます。


アクティブ訪問看護ステーション大阪サテライト大正
アクティブデイサービス大正
理学療法士
飛永直樹
posted by Active at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 大正(報告)

社内メールマガジン”アクティブ流”2022年12月号 巻頭言『「○○してみたい」から「できる」・「できた」に繋げられるように』OT河井さん(今里デイ運営責任者)

皆様、感染対策しながらの業務、いつもご苦労様です。


ストレス溜まってませんか?



今回は最近の出来事、思った事を紹介します。


とある日の会議で、スタッフから


「利用者さんの誕生月に写真やメッセージをあげたい」


と提案があり実施することになりました。


「○○してみたい」と思える、発信できることはとても大切です。



実施経過として


・「恥ずかしいから嫌」といいながら写真でピース


・家族より感謝の手紙


・「来月は私の番やね」と楽しみに待たれている


・ポケットに大事に持ち歩いているなどなど・・・・・・・


やりはじめたばかりですが皆さんに喜んでもらえているみたいです。



「おもしろい」「やってみたい」「一緒にならできるかな」「できるようになった」「○○してみたい」を引き出そうと考え行動できること。


これはリハビリ職より介護職の方が得意だったりもします。



最近の利用者様のやってみたいことを聞くと


・皆で料理をしてみたい


・習字してみたい


・電車に乗ってみたい


・日帰り旅行行きたい


・祭りを見に行きたい


・孫の結婚式に出たい


・○○に電車に乗って一緒にカフェに


・・・・・・・いろいろ出てきています



スタッフの関わり方次第で、○○したいと思える。


言っても大丈夫と思える環境・雰囲気って大切だな〜と思います。


これらの聞いたことを少しずつ形にし、「○○してみたい」から「できる」・「できた」に繋げられるようにしていきます。



職員それぞれに得意な部分があります。


苦手なことは得意な人を巻き込んで一緒にできればいいとおもいます。


利用者さんを良くしたい思いは一緒ですから。



各事業所で会議を実施していると思います。


業務的な報告、情報共有、最新情報にアップデートすることも大切です。


しかし、そのような業務的な内容だけではなく、普段疑問に思っていること、困りごとなどなど様々な発言があっていいと思います。


一人では気づかずスルーしていたことへの気づきがあるかもしれません。



会議を通して、職場環境や働く上でのストレス要因を可能な限り減らし、より良い実践に向けた力を蓄えること。


運営をより良くするための場にしていきましょう。



そして、これからも「○○してみたい」から「できる」・「できた」を増やしていきましょう。

キャリア・インタビュー『仕事を楽しめない療法士にはなりたくない』PT春木優佑さん(大正事業所リーダー)

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新人PT松本さんにデイ送迎車への移乗方法の指導をする春木さん(写真右)

氏名:春木 優佑さん

職種:理学療法士(6年目) 所属:大正

就職日:令和2年4月

インタビュー日:令和4年6、10月



1.今の仕事に至ったきっかけ、経緯、転職のこと、転機のこと、キャリアを振り返ると…

 4年制大学(経済学部)に入学したのですが、1年の夏には辞めました。入学してからこれは違うなと、すぐに感じて「入学前には将来のことはあんまり考えていなかった」「次にどうしようか」と考えました。両親に話すときは、かなりの勇気を振り絞ったが、問い詰められることもなく案外すんなりと進路変更できました。その時のことを思うと両親には頭が上がりません。

このときはじめて、自分は将来どんな仕事をしたいのか?を考えました。そこで何か資格を取ろうと考えつき、母がケアマネージャーをしている事もあり、リハビリテーションの仕事があることを教えてもらいました。小学校から高校時代にサッカーをやっていました。目立ったケガはなくリハビリのお世話にはならなかったものの、筋肉など体の事に興味はあったので、PTの仕事をやってみようと思ったことを覚えています。

PT養成校の卒業時に、担任の先生と社長とのつながりもあってアクティブの会社見学をしました。卒業後アクティブには就職せず、まず病院で経験を積んでからと思い、実家近くの病院に就職。その病院では、4年間の勤務で急性期から回復期、学生指導と幅広く仕事を経験できました。外来リハや訪問リハの仕事もありましたが、主に上司や先輩の方々の仕事として固定化されていました。そのようなこともあり心機一転、新しいチャレンジをしたくてアクティブに就職することを考えるに至りました。


2.今の仕事、働き方

 訪問は週に20件程(2〜3件/日、土曜日1日訪問勤務)で、それ以外の時間にデイ業務に入っています。デイでは、個別リハ、バイザーとしての新人指導、書類作成・管理などをしています。

アクティブに就職して1年半経過後くらいの時期。新しいことへのチャレンジをしたい思いがあった矢先に、リーダー職の社内公募がありました。迷わず「やってみよう」とすぐに大正事業所運営責任者の飛永さんに希望を伝えました。


3.仕事での苦労、醍醐味

 新人スタッフの教育・育成をバイザーとして担当しており、人に伝える難しさを日々感じています。

新人さんたちが次の行動を起こしてくれるまでを、落とし込めていないときも多く、こちらからの伝え方も試行錯誤している最中です。楽しさと難しさの両面を感じています。教えるのは得意ではないけど、経験をしないとうまくはならないと思って、勉強会の時は新人さんたちの反応をよくみるようになりました。教える側が学ぶ必要性を感じています。

醍醐味は、やはり新人さんたちに自分が伝えた内容を理解してくれ、実際の現場で生かされているのを見ると、少しはうまく教えることができたのかなぁと嬉しくなります。


4.仕事の魅力、やりがい

 リハビリの仕事をしていると、利用者様はほとんどが人生の先輩になります。今までの人生があっての、心身・身体機能です。そしてその人の活動があると思います。そのためお話を聞くのは、職業や今までどのような生活を送ってこられたのかを聞く事が多くなります。人生の中での失敗や成功のお話は、いつもついつい聞いてしまいます。これらのお話しは、本当に自分自身のためになるお話ばかりです。利用者様やご家族のみなさんから仕事を通して、そういったお話を聞くことが出来るのは、この仕事の大きな魅力の一つと思います。

病院と訪問のリハの違いとして、病院では毎日患者様・利用者様に関わることができる。しかしながら訪問では週1回程度。リハ内容だけでなく、生活をどう変えるか、コミュニケーションの方法とその深さ、利用者様、ご家族主体という点も、訪問リハは病院リハとは大きく異なってきます。病院リハの方が、患者様はこちらの指導などをよくきいてくれるというところも、訪問リハの仕事をしてみるとわかってきました。そんな訪問リハでは、わたしたちと利用者様、ご家族と目標の共有がハマればグッとコトが進む、先週と今日の利用者様の状態が全然違うということもよくあることです。


5.仕事をしていくうえで大切にしていること、心がけていること、座右の銘やモットーなど

「楽しむことは一番大切に」している事です。

「人生において、仕事はほとんどの時間を占める」と思っています。

「その仕事を楽しく出来たら、こんな幸せな事はない」と思っています。


6.家庭、育児と仕事の両立の秘訣は?

朝が勝負だと思っています。

朝起きてから、どれくらい家事が出来るかでその後が変わります。今は、妻が育休中のため僕は少しラクをさせてもらっています。今後、妻が職場復帰すれば、その時間は無くなるので、朝に出来る事を増やしていかないといけないなと思っています。


7. わたしの事業所自慢

 入社したのは20204月、コロナ禍の真っただ中。事務所滞在時間を短くする、歓迎会・忘年会は無く、もちろんプライベートでの関わりはなかったです。あまり職場内でコミュニケーションを取る時間がない状態でしたが、すきまの時間などで話しかけてくれる先輩方が多かったです。こんな時期でも職場に馴染めたので、みなさんのおかげだと思っています。


8.わたしの療法士像

特に理想の療法士像はありません。

ただ仕事を楽しめない療法士にはなりたくないなと思っています。

利用者さんとのコミュニケーションや、訓練も楽しく出来たら良いなと思っています。


9.入職前にイメージしていたやりたかった仕事はできているか

イメージしていた事、それ以上の事をやれています。

転職時は、誰もわからないコロナ禍+新居引っ越し+同棲生活+新しい仕事と、自分自身の仕事、生活環境が大きく変わった時期でもありました。

訪問リハの仕事はある程度イメージできていた事ですが、それ以外のデイでのリーダーとしての業務は入職前には全くイメージしていなかったので、今はとても充実しています。


10.これから仕事でチャレンジしたいこと

 『過去の自分が今を作っている。今の自分が未来を作る』

何かで読んで、自分の中に残っている言葉です。

過去にあまりやった事が無い事は、積極的にチャレンジしていきたいです。


11.わたしのアクティブ自慢

アクティブのブログ(アクティブ報告)やホームページを見ていると、他の事業所で色々な事にチャレンジしている事が分かります。そういった方々が多いと、自分自身もなにかにチャレンジしようと言う気持ちになれます。またそういった環境を作れているのは良い事だなと思います。


12.親しい人に職場を勧めたくなりますか

 その人の性格や、やりたい事にもよりますが、訪問だけではなく他の事もやりたいなど、色々な事にチャレンジしたい方には勧めたいと思います。


13.療法士人生を左右したもしくは、影響を与えた運命の人、言葉、一冊、出来事

 専門学校が同じ友達です。本当によく勉強する子で何もしてなかったら、置いていかれるなと思い自分もしっかりやらないと思わせてくれる人です。いつも背中を押されています(笑)


14.これがなければ生きていけない

 自由な時間です。

何をするにしても時間は大切です。

時間を大事にしていきたいなと思っています。


15.マイブームは?趣味、関心ごとなど

 ゴルフです。早朝に起きて、自然の中で自分の好きな事ができるのは最高です。

初心者レベルで下手くそですが、それでも楽しいって事は、上手くなればもっと楽しいのではないかと今思っているところです。


16.ご自身のことで、ここ最近で起こった大きなことは?

 太ったことです。2年前から+5s太りました。

以前は、どんな時間に何を食べても太らなかったのですが、今では気をつけないといけません。運動のため、通勤を自転車に変更しました。



 春木 優佑 さん 略歴 

1993年生まれ、29歳、大阪市在住。結婚して2年。女の子(1歳2か月)を授かり、育休中の看護師の妻は来年4月職業復帰予定

2016年 近畿リハビリテーション学院 卒業

急性期・回復期リハ病棟(脳外科、整形外科)、一般病棟(内科、透析)の病院に各病棟に3年勤務

20204月 弊社入職

202110月 大正事業所リーダーに昇格


インタビューを受けての感想

 今回、自分自身の経歴をインタビューして頂き、良い振り返りになりました。

振り返り感じた事としては、インタビューを通して、普段考えない事を考える機会になったなと思いました。過去から現在と考え方が変わった点・日常生活においての変化点(住む場所・結婚・子育て)・仕事への向き合い方など変化したなと感じる事が出来ました。

来年で30歳を迎えるので、変化を楽しみながら、今後も前向きに自分らしく仕事を出来れば良いなと思っています。


直属の上司のPT飛永さん(大正事業所運営責任者)はどんな人ですか?

 何事にも感情的にならない人だと思っています。僕自身が今までミスを犯しても、強く怒られた事がありません。ミスは起きるもので、個人に原因を求めるのではなく、ミスが起きやすい職場のシステムや環境にいつも目が向いている人です。そして本当に他責にすることがなく、常に自分自身に矢印が向いています。このあたりは、自分自身まだ自分の仕事に責任が足らなく、デイの事は自分自身に責任があると思えていない部分があるため、とても参考になります。僕がリーダーとしてデイでの運営業務や新人指導をしていますが、まだまだミスが多いのが現状です。そのことについて相談をすると、ご自身の実際の経験からアドバイスを具体的に頂けるので、僕自身も腹落ちして目の前で起こっていることや対処方法を理解できます。こういったところもぜひ見習っていきたいです。そんな飛永さんは尊敬できる上司でもあり、PTの大先輩です。



PT飛永さんから春木さんへ

 大正事業所リーダーの社内公募の際、「やりたいです。」と、その第一声を今でも鮮明に覚えています。目の輝きにワクワクしました。楽しい仕事や新しいチャレンジを、自らつかみ取ろうとする春木さんの姿や行動力は、事業所全体にとっても良い影響をもたらし、推進力になっていると確信しています。他の職員に対しても同様の想いですが、ともに時間を過ごす仲間として、彼自身の成長や挑戦を支援できることが私のやりがいです。こちらもいつも刺激をもらっています。



■キャリアインタビュー記事編集担当より■

よく笑って終始穏やかなオンラインインタビューで、あっという間の1時間でした。高校卒業後すぐの大学中退という人生の大きな転機や、転職時に重なったコロナ禍で激変する世界、難しい状況の現場や職場環境のことを話す時でも、ポジティブな言葉ばかりで、話しを聴いているわたしも気持ちが明るくなりました。リーダー職の社内公募に真っ先に手を挙げて、新しいチャレンジに前向きな姿勢は心強い限りです。病院勤務時代に学生指導の経験はわずかにあったものの慣れない新人のバイザー指導にも「やってみないことには、うまくもならない」、「教える側が学ぶ必要性を感じています」と謙虚に取り組む春木さんです。

「理想の療法士像はないが、仕事を楽しめない療法士にはなりたくない」という言葉には、前向きでチャレンジ心あふれる仕事ぶりの源泉を見た気がしました。加えて、インタビュー中に何度も聞かれた言葉「過去にあまりやった事が無い事には、積極的にチャレンジしていきたいです」に、春木さんの芯の強さと仕事への前向きな姿勢がにじみ出ていました。確かなキャリステップを踏む春木さんの新しいチャレンジに目が離せません。

日ごろの忙しい業務のなか、インタビューへのご協力ありがとうございます。


キャリアインタビュー記事編集担当

発掘あるある広報室・人材開発室・心意気実践チーム 伊藤健次郎

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2022年11月17日

ハロウィン企画(アクティブデイサービス 松原)

報告が遅れましたが、10/2210/29の間、ハロウィン企画が行われました。

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ビニール袋にイラストを貼り付けています。

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可愛らしい袋が出来ました。相談員の池内さんが一人で約60枚作られました!

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出来上がった袋は・・・。

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おやつが入っています。

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ご利用者様にお渡しました。ご利用者様も「可愛いねぇ」

「嬉しいわぁ」と喜んでおられました。


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アクティブデイサービス松原のハロウィンの飾り その1


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アクティブデイサービス松原のハロウィンの飾り その2


報告者 山野






posted by Active at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 松原

小野先生アドバイザリー業務@吹田

人材開発室のいとうです。

弊社アドバイザーのリハ医小野先生によるアドバイザリー業務です。

新人療法士の方々をメインに指導や助言を続けていただいています。


この日は、神経難病のデイサービス利用者様のリハを診ていただきました。
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その後はフィードバックの時間。
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たくさんの質問と応答のやりとりがありました。

いつもご指導・ご助言ありがとうございます。
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2022年11月12日

社長と遊ぼうvol.3 曽爾高原のススキの群生・倶留尊山〜風に揺れる穂の音が流れる秋の旅

代表の阪東です。


『社長と遊ぼうvol.3』(社員向け企画)

社長と遊ぼうのご案内です。


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vol.3は「曽爾高原のススキの群生・倶留尊山〜風に揺れる穂の音が流れる秋の旅」です。
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◉日時:12月4日(日)7:00集合、8:30スタート、山行5時間程度(登山道は比較的整備されています)
 ※当初予定の11/13は雨のため延期になりました

◉集合場所は参加者確定後に決定

◉参加申し込みはGoogleフォーム(各事業所メール、各法人責任者グループLINEに送付)にてお願いします

◉距離:8〜10k・獲得標高:800m未満

◉消費カロリー:約1200kcl

◉参加人数:10名程度、前回同様アルプスから里山の登山、沢登りなどの経験豊富な私の山仲間(アカコン隊長)が同行してくれます

▼前回の様子はこちら

◉服装など:動きやすい格好、靴はある程度グリップの効くもの(スニーカー可)、カッパなどの防寒着、軍手など手袋、帽子、マスク

◉持ち物:水分、行動食、昼食(頂上でお湯は炊きます)、ザック、携帯、保険証、千円程度、携帯ゴミ袋

◉費用:集合場所(参加者が集まりやすい場所)までの交通費、各個人昼食代
※イベントで保険は入ってますが個人でも必要なら加入してください

◉その他詳細は阪東までお問い合わせください

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2022年11月10日

この木なんの木?

この木なんの木?
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仕掛け人
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泉北の職人OT
宇多さん
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気になる木

さてさて、何になるのか。
みなさん、わかりますか?
乞うご期待!


アクティブ泉北
日野上
posted by Active at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 泉北日記

2022年度 on-lineアクティブ学会のお知らせと演題募集


▼チラシはこちら↓


人材開発室のPT軽部、OT伊藤です。

年1回の社内向け学会のお知らせです。


「2022年度 on-line アクティブ学会」

日程:2023年3月13日(月)~24日(金)

時間:17:15~18:00(一日1〜2演題)

*ZOOMによるオンライン開催となります

*パワーポイントのスライドによる発表とし、発表8分・質疑応答7分とします(時間厳守)

*発表の申し込みは12月末迄にお願いいたします 

*発表資料の提出期限は、一次提出が1月末日、査読・修正後の最終提出が2月末日となります

質問・問い合わせ・申し込みは人材開発室まで
activesuita@yahoo.co.jp

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2022年11月09日

新人研修プログラムzoom講義は続きます!

人材開発室のいとうです。

zoomでの講義が続いています。
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この日はオンライン上では伝えにくい実技。

どのようにすれば、うまく伝えることができるのか…試行錯誤が続いています。
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zoom講義を担っている人材開発室PT軽部さん。

いつもわかりやすい講義資料の作成と丁寧な講義ありがとうございます。
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2022年11月08日

冬の新メニュー!鷄塩ラーメン500円!


冬の新メニュー!鷄塩ラーメン500円!

自家製スモークチキンから抽出した出汁の旨みたっぷりのスープが絶品!

ぜひご賞味を!
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