2016年12月29日

スーパーの広告が役に立つ

泣きました。
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認知症の世界がこんな風なら怖くないと
思わせてくれた本でした。
漫画です、ぜひ。
ST水野です。


失語症の利用者さん。
確実に、言語機能は上がってきています。
しかし、なかなか実用的に音声で
コミュニケーションをとる機会が
増えてきません。

奥様に話をうかがいました。
私:最近はことばで伝えようと
  されていますか。
奥様:何食べたい?と聞くと
  「なんにもないわ」
  しつこく聞くと「なんでやねん」
  全てがそんな風ですね。
私:食べたいものを自分から言うことは
  全くないんですか。
奥様:スーパーの広告を指さして、
  「これ(買ってきて)」とすることは
  あるんです。
  広告はカラーで、わかりやすいみたい。
  私が「こっちにする?こっちにする?」
  て写真を指して聞いたら、
  「こっち」と指しては言えるんですよ。

なるほど!
ひとつアドバイス。
「こっちにする?こっちにする?」も◯ですが
「カレーにする?おでんにする?」にすれば
「カレー」と復唱して答えることができます。

その場で、ちょっと練習してみました。
「お寿司にする?とんかつにする?」
「とんかつ」
「そばにする?うどんにする?」
「そば」
即答されました。

聴き方をちょっと変えるだけです。
普段のコミュニケーションの状況を知るには
ご家族からの情報が不可欠ですね。
その場ですぐに試せるのも
在宅ならではだと思います。

そして、スーパーの広告は
実用的なコミュニケーション練習に
役に立ちます。


今日は仕事納めです。
今年も一年ありがとうございました。
posted by Active at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記
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