2017年11月29日

アクティブ学会2017松原

心意気実践チームのいとうです。

今日の夜はアクティブ学会2017松原です。

座長・進行役の松原責任者のPT長西さんから本会の趣旨などを説明。
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代表のOT阪東さんから開会のご挨拶。
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業務終了後にも関わらず、松原事業所横のカフェオーディナリー松原(弊社の就労継続支援事業所)に、松原、堺、泉北スタッフに加えて大正、大阪、吹田スタッフも加わり40名以上の事務、CW、NS、ST、PT、OTのみなさんが集まりました!
先日の大阪学会に負けない汗ばむ熱気ムンムンの中、8演題のポスター発表が始まります。

▼11/22のアクティブ学会2017大阪はこちら↓
▼11/24のアクティブトーク2017大阪はこちら↓
前編)
後編)



☆1演題目は、松原事業所の管理者NS松並さん。
終末期のALS利用者さまへの関わりの報告です。
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松並さんの娘さんが描いてくれた利用者さまと担当者の絵も加わり、想いのこもった手作りポスターは一味も二味も違いました。
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呼吸障害に対する医師との連携を交えた病期と早い進行に合わせた先回りの具体的な対応をご家族、ご本人さまに適時行なった報告でした。
24時間対応の訪問看護とSTによるスピリチュアルケアでもあり、在宅生活をされている終末期ALS利用者さまへの関わりの指針の一つとなる報告でした。
今年お亡くなりになられました利用者さまのご冥福をお祈り申し上げます。


☆2演題目は、松原事業所のST水野さん。
ALS患者さまの人工呼吸器装着の意思決定支援の報告です。
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3事例の在宅生活現場での具体的な関わりの数々の報告がありました。
進行の早さに対応しつつ、人工呼吸器や補助器具使用の定着の難しさや人工呼吸器装着に関しては、ご家族、ご本人だけでなく、より親身になって関わることで支援者側が感じる心理的負担感やその対応の難しさの報告もありました。
何らかの心理的なサポート体制の構築が必要と感じました。

弊社アドバイザーのリハ医の小野先生からも医学的な視座からの質問をいただき、より考えや理解が深まります。
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☆3演題目はアクティブデイサービス松原の新人OTコンビの油谷さんと山上さん。
地域交流会での取り組み報告です。
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参加者を集めるのに苦心したとのことです。
当デイサービスは数百戸もある大きなマンション内のテナントに入居しています。そのマンション全戸のポストにチラシを投函したものの、参加者はデイサービス利用者さまからの紹介もあったお一人だけ。
介護予防やデイサービスに関心を持ってもらい、なおかつ実際に足を運んでもらうことの難しさを感じました。
今後、アクティブデイサービス松原では地域交流会を年に3回開催する予定とのことで、「そうだ○○に行こう」を"会い"言葉に、マンション内外の地域住民の方々の情報発信・交換の場にしていきたいとのことです。
地域住民の方々の多様な○○に応える(発掘する)ためにも、地域の実情の把握(世帯構成や人口動静等々からのマクロ分析、マーケティング、ニーズ把握…)に努めて、弊社のストレングス(地域リハ看護ケア人材・知識技術…)を知り、それらを活かした新しい視点と取り組み(街づくり、コミュニティデザイン…)の力を試され続けていると思います。

泉北管理者のOT北山さん(写真中央)、大正管理者のPT飛永さんからの質問と具体的な提案がありました。
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☆4演題目はアクティブデイサービス堺の新人OT蝋野(ろうの)さん。
主介護者に献身的な夫がいる片麻痺の女性利用者さまに、自助具を用いた入浴の洗体動作の改善を図った報告です。
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蝋野さん自作の自助具は利用者さまにフィッティングし受け入れられて、自立支援に大きく貢献していることがわかりました。
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大先輩OT前田さんの度重なるご指導とフォローでとても見やすいポスターでした。
蝋野さんの元気に笑顔いっぱいでの報告は清々しく感じました。
あと字数を減らしてフォントがもう少し大きければサイコーです。

アクティブデイサービスリハカフェ東成の新人PT山川さんが質問をくれました。
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アドバイザーの小野先生からの、
「自助具のアイディアは自前ですか?」
の質問に、ここもやはり笑顔いっぱいで、
「いやインターネットからです。」
とあくまで正直な蝋野さんでした。
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取締役ST碓井さんからの質問で、妻の洗体動作の自立により、自分から手を離れてどこか寂しそうにされている献身的な夫の姿があるのがわかりました。
笑顔いっぱいの蝋野さんは罪なオトコです。


☆5演題目は、アクティブデイサービス堺の責任者OT井上さん。
アクティブ独自のゴルフイベントの報告です。
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井上さん肝いりのイベントです。
ゴルフイベントは詳細はこちら↓
http://active-nopsj.sblo.jp/s/category/4404545-1.html
段階的なプログラムのプロゴルファーさんとのコラボレーション作成・実施が、デイサービス利用者さまの活動・参加の拡張につながっているのが一目瞭然でした。
利用者さまのゴルフの遂行度、満足度が開始当初から逆転して、現在は満足度が遂行度を上回っていました。
好きなゴルフをやり続けることが出来ているという満足感が高い一方で、プレーの質の向上を追い求めるために遂行度が上がり切れないということにつながっているのでしょうか。
いずれにしてもレッスン会やゴルフイベントに向けて、自転車で練習場に通うようになられたことやボランティア活動を志向されるなど、ゴルフを介してカラダとココロが元気になられているのを見て感動です。

"無いもんは作ってまえ"というアクティブ的な井上さんの妄想!?着想はさらに膨らみます。
それはゴルフクラブを利用者さまが運営主体の自主クラブに昇華させようというものです。
またInoue杯争奪の全事業所利用者さま対抗のゴルフコンペ大会やプロゴルファーさんとコラボしたスキルアップゴルフセミナー等々も楽しみです。
乞うご期待です。


☆6演題目は、アクティブデイサービス泉北の新人PTの伊藤さん。
活動・参加に向けた実践的な報告です。
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あまりの緊張で発表終えた後までも表情がこわばっていた伊藤さん。
バイザー・メンターでもある心意気実践チームOT室之園さんの発表前の優しい声かけと発表までの熱血指導、事前準備もあり、ハキハキと発表できていました。

利用者さまによると歩く姿勢が悪くなり、飼い犬から吠えられたことから、姿勢改善に開眼したとのことでした。
堺事業所責任者のOT塚本さんから…
「利用者さまは今はもう犬に吠えられなくなったんですか」とナイスな質問がありました。
伊藤さん、
「まだ確認してないです…」
めっちゃ肝心なとこですね。次回聴いてみましょう。
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☆7演題目は心意気実践チームかつ泉北事業所のOT室之園さん。
アクティブクラブを活用した活動・参加に向けた関わりの報告です。
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利用者さまの買い物、調理等の活動・参加を計画的に支援した報告で、看護師・リハ・介護職が連携すれば普段のデイサービスの中でも提供できそうな活動・参加に向けた関わり(アクティブケア︰個別ケア)があることに気が付いたとのことでした。
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アクティブクラブとは…
代表はじめ会社創設期スタッフの情熱と勢いが結実して9年前から始まりました。
弊社独自の利用者さまの"活動・参加"に向けたイベントです。

利用者さんに…
◎もっと外に(心身機能だけでなく)目を向けてほしい
◎非日常を体験してほしい
◎活動と参加のきっかけにしてほしい
◎日頃のリハの成果を発表、報告する場にしてほしい
等々のスタッフの思いが、演奏会やトークライブ、作品展、全事業所対抗の将棋大会、野球大会等の何らかの形になる場所が本クラブでもあります。
▼アクティブクラブ2016詳細はこちら↓

企画運営から弊社スタッフが得意分野を活かした役割分担のもと、チームとして動き回ります。
開催に向けては、ご本人さま、ご家族さま、関連職種さん、協力企業・機関さんとの協業となり、地域の人的・物的ネットワーク創りの連続となります。
このため、利用者さまの活動・参加のきっかけづくりとしてだけでなく、各スタッフ自身の能力開発や地域の社会資源を知る機会ともなり、弊社の人材育成・開発にも本クラブが果たす役割は大きくなっています。

利用者さまの価値観や特性等(ストレングス)に応じた活動・参加、自立支援、個別ケアをNS,PT,OT,STと連携・情報交換しながら個別的、選択的にCWが中心となり行ないます。

今後の泉北事業所のアクティブクラブとアクティブケアの試みが楽しみです。


☆8演題目は、アクティブデイサービス大正のPT土肥さん。
デイサービスの利用者さまを地域の就労継続支援事業所へのサービス移行を具体的支援した経過の報告です。
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デイサービス時の個別リハや空き時間を活用しての就労先の情報収集やバス乗降練習、
歩道橋通行練習等の個別的な就労生活課題をより実践的に取り組まれたことがわかりました。

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土肥さんは、体調不良のため発表予定だった先週の大阪学会には参加出来ず、今日の松原学会に急遽スライドしての発表でした。わかりやすいポスターに加えて大きな声での発表を無事に終えました。
これもバイザーのPT黒川さん、大正管理者の飛永さん達、大正のみなさんが粘り強く指導してくれたおかげだと思います。
発表当日も後ろから優しく見守る黒川さんでした。


最後にアドバイザーの小野先生からひと言。
「斬新な取り組みが多く面白かった」
「ポスターの出来映えもよかった」
いつもご指導ありがとうございます。
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大阪・松原のアクティブ・ライブ(アクティブ学会、アクティブトーク)が終わって帰り間際に代表のOT阪東さんからヒトコト、フタコト…
「みんな発表よかったなァ」
「涙出そうなったわァ」
「力をもらったわァ」
「今までやっててよかったわァ」

全くの同感です。

アクティブ・ライブ2017大成功でした。
みなさんありがとうございます。
来年度もみなさんで勉強しましょう!
posted by Active at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | アクティブ・ライブ
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