2018年01月20日

講義&トークライブのお仕事@看護学校2018

大正のPT飛永、心意気実践チーム・人材開発室のOT伊藤です。

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今日は大阪暁光高校さんでの在宅援助論の講義でした。

こちらの高校は開設して五年目の5年制の看護学校です。
今年初めての卒業生を送り出す高校です。

今日の学生さんはニ期生の4年生の皆さんで19歳。

1/12に弊社取締役のST碓井から、「リハビリテーション概論」、「在宅援助」などについて講義をさせていただきました。

▼昨年度の在宅援助論の講義はこちら↓
PT・OT概論
トークライブ&ワークショップ

OT概論。
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前日の1/18は作業療法概論はいとうから、理学療法概論は飛永からお話しさせていただきました。


そして、本日1/19は視神経脊髄炎を患っておられるケアマネージャーの若杉さんに来ていただきトークライブを行ないました。
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吹田から看護学校がある河内長野市へ。
1年以上ぶりの電車乗降ということで、
「乗り方忘れました」とのことでした。
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看護師の石倉も同行します。

南海電車に乗り換えて。
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駅から学校まで歩きました。
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春のような暖かい太陽の光に梅が季節を間違えたようで、梅の花を咲かせていました。
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学校までの道中で若杉さんから
「懐かしいです〜」と声が聴かれました。
故郷の風景を思い出されたそうです。

約1時間半の道のりです。
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無事に到着。

早速、トークライブです。
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視神経脊髄炎の発症から病院での療養や在宅復帰されてからの支援の経過を一緒に確認しました。
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「そういえばこんなことがありました」と、
発症前の前兆のような症状があったことも、この場で新たに思い出されていました。

視神経脊髄炎は様々な症状の再発が考えられる難病で現在もステロイドや免疫抑制剤での治療を継続されています。この病気についての発生機序から症状等を一緒に再確認しました。
そして、支援の経過の中で若杉さんからお聴きした言葉を1つずつ確認していきました。
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「この病気になったおかげで変なプライド、何でもちゃんとキッチリしないといけないと思うことがなくなりました。」
「だからこのような場に来ることができています。」
「再発のことをずっと気にしていても仕方がない。」
「今できることをしようと思うようになりました。」
ご病気や障害を受け容れられる過程が一つ一つの言葉で紡がれていました。

そして若杉さんらしさというものに迫りました。
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「患者さんや利用者さんのお話しを聴くボランティア活動をしようかと思っていたところでした。」
「何かお役に立てるなら…」
デイサービスでの傾聴ボランティアやこのようなトークライブを快諾してくださいました。
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アクティブデイサービス吹田での傾聴ボランティアでのご様子。
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脳卒中の女性との関わりから始まり、パーキンソン病の男性、脊髄小脳変性症の女性へと自然に若杉さんのお話し相手、若杉さんファンが増えてきているようです。
いつも穏やかな優しい眼差しで利用者さまのお話しを親身になって聴かれています。職員の良いお手本にもなってくださっています。

懸念される再発のことについては、看護師の石倉から現在の検査データからお身体のこと、健康管理等について学生さんにも分かりやすく説明がありました。
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お二人は偶然にも地元のPTA仲間で、若杉さんがデイサービスに傾聴ボランティアに来られてから、数十年ぶりに再会されたそうです。

最後に学生さんに向けた言葉もいただきました。
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「わたしも看護師さんに憧れていたけど注射が怖くてなれませんでした(笑)」
「病院に入院していた時も看護師さんに大変良くお世話になり、話しもして寂しく思ったことはありませんでした。」

3人で記念の一枚。
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(飛永)
若杉さんから頂いた「生の声」
私たちリハビリ職員がどれだけ伝えようとしても難しい、もしくは不可能な部分です。
学生さんの心に届いてることと思います。
私自身も若杉さんのお話しを初めて聞かせて頂きました、ありがとうございます。
「もっと利用者さんの気持ちを考えないと!!」とより深く感じました。


トークライブのあとは、
「地域看護、リハの活用デザイン」〜地域包括ケアシステムの中での役割〜
のワークショップをグループで行いました。
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答えのないとても難しい課題でしたが、たくさん良い意見が出てきました。
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印象的だったのは
若杉さんのお話を聞いて
「患者さんの気持ちに〜」「患者さんの人生を〜」「患者さんに〜」・・・
ほぼ全てのグループで「患者さん」に関連する意見ばかりでした。
やはり、その前の若杉さんのお話から学生のみなさんそれぞれで感じることがあったからだと思います。


次は、
飛永からはMMTとROM、2重課題の脳と運動のトレーニングについて。
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実技も含め実施しました。

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学生さんから「インスタ映え!」とのツッコミが・・・


いとうからは、FIMについて。
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FIMも、ROMテストやMMTもそうですが
基本は大事!
でも毎日の業務の中で
恥ずかしながら再学習する機会はあまり作れていません!


人に「伝える」には
それ以上の理解が必要です。
今回もいろいろ私たち自身にも学びがありました。

やはり、「教えることは教わること」です。
講義のお仕事に感謝です。
大阪暁光高校さん、職員や学生のみなさん、ありがとうございます。

遠方よりご参加頂いた若杉さん、看護師の石倉さん、ありがとうございます。

OT伊藤
PT飛永
posted by Active at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 心意気実践チーム
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