本日は1回/月 デイサービスの勉強会Bのご報告です。
勉強会@Aではデイサービスでの防災をテーマにしました。
今回のテーマは感染症対策〜感染性胃腸炎〜です。
まずは座学から。
感染性胃腸炎とは、
細菌やウイルスなどの病原体による感染症で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、発熱、腹痛です。
厚労省の報告によると、12月をピークに10月〜3月の時期に多いようです。
そのピーク時の9割はノロウイルスによるものだそうです。
感染経路です。
空気感染、飛沫感染、接触感染について復習です。
次に肝心な処理方法です。
スライドでの説明では分かりにくいので、保険センターのビデオを皆で観ながら考えました。
後半は実技です。
石倉NSに助言を頂き準備しました。
・エプロン
・マスク
・靴カバー
・ゴム手袋
・新聞紙
・塩素系消毒薬
・ゴミ袋
等です。
介護福祉士の岡田さん、準備は万端。
決まってます。
分かりにくいですが、吐瀉物(吐物、糞便等)に見立てたペーパータオルです。
まずは新聞紙で覆って
塩素系消毒液を上からをたっぷり噴霧します。
飛散している可能性も含めて大きめに。
2重ゴミ袋に入れ、更にその周りを消毒します。
最後に手袋やエプロンを脱いでいきます。
その際も表側を触らないように慎重に行います。
今日は体調不良などで職員の欠勤が多く、慌ただしい1日でした。
デイの皆さんにも、終業後に息つく間もなく詰め込んでしまいすいません。
途中にケアスタッフの方から、
今回は「嘔吐物の処理」が主だが、実際利用中にこのような事態になった際、利用者さんを隔離し、通院して頂くという事も想定しなければならないとの指摘を頂きました。
勉強会の開催にあたり、私も勉強させてもらっています。
学び合いありがとうございます。
次回は本日病欠の田中PTによる感染症予防〜インフルエンザ〜をお送りします。