2019年02月16日

トークライブのお仕事@看護学校2019

心意気実践チームのいとう、OT日野上
大正のPT飛永
です。

昨日は朝から高次脳機能障害のある訪問リハ利用者K氏とのトークライブでした。
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事前にK氏自ら脚本を書いて下さり、訪問時にリハーサルを繰り返して入念に準備しました。100点満点のトークライブとなりました。

前夜は眠れない位に緊張されたようですが、トークライブ時は訪問時にご自宅で日頃しているような言葉のやりとりができました。
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今回のトークライブは大きなチャレンジでした。4年近く前から構想はあったのですが開催に向けて前に進める状況にはありませんでした。

5年以上前、最初にK氏の訪問リハを提供したPT軽部さんとの出会いについて。
「歩くことに必死だった自分に先ずはしっかり立てるところからと、頭の中を整理してくれました。大きな転換期になりました」。
「医療関係者で初めて一緒にやろうと言ってくれた」。
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K氏はその頃、事故後の度重なる医療機関での不遇な経験で深い医療不信に陥っておられました。
"刃物のように尖った患者"(ご本人談)になっていました。
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いとうがK氏の訪問リハを介し出会ったのが5年近く前です。
それ以来、カラダとココロのケアと就労・生活支援を行なってきました。
▼PT軽部による訪問リハ学会2016でのK氏への支援報告から、エンパワメントアプローチと活動・参加について

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試行錯誤のなか話しきれないほどのたくさんのことに取り組まれてきました。

長い年月をかけて心とカラダが整い、ようやく復職、仕事に向けた本格的な動きがとれる心身状態になっておられました。
ご自分の心身等の状態を俯瞰できるような自己の気付きやメタ認知の高まりが明らかに感じ取ることができたのも、今回のトークライブにチャレンジできた理由でした。
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▼大阪府高次脳機能障がい支援ハンドブックより↓

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"滑走路に着いた飛行機のように…
やっともう一度ご自分らしい人生を取り戻すスタートラインに立つことができたのかな"

トークライブを終えてK氏との打ち上げの時に、
「もっと明るく話ししたかったんですが」。
と終始落ち着いて将来のことを話しながらキラキラ輝いているK氏を見てそう思いました。

しっかりとK氏の話しを聴いてたくさんの頷きや感嘆の声を遠慮なくあげてくれた大阪暁光高校の看護専攻科の学生さんに感謝です。
素晴らしいストローク力とクラスのソーシャル・キャピタルに拍手です。


応援メッセージ@)
OT日野上(ひのがみ)より
発症当時は医療関係者との繋がりの中で辛いことが多くあり強い不信感を持っていたとのお話があったのですが、そのような経過を辿りながらも自身の過去に目を伏せず、向き合い、整理されたという過程が凄い️と思いました。僕なら向き合えないと思います。また、話をする場所が不信感を抱いていた看護師を育成する学校というから尚のこと凄いと思います。
また、発表中も言葉を凄く選ばれていて終始キレイな表現をされていたことにも感動しました。
僕も、初心を忘れずに利用者様に寄り添える作業療法士で居続けたいと思いました。
ありがとう御座いました。
これからも頑張って下さい️

応援メッセージA)
PT飛永より
まず色々お話を聞かせて頂きありがとうございました。私自身の働き方についても振り返るきっかけを頂きました。緊張されてるということでしたが、お話が始まると緊張されてる雰囲気は全く感じませんでした。トークライブ自体は1時間半という時間ですが、生徒の皆さんにとってはこれからの勉強、実習、そして現場で働いた時にも影響を与えるほどの内容の深い、かつ印象に残るお話だったと思います。これからのご自身のことを多方面にわたり考えておられる点に関して、リハビリ職員として、また一人の人間としても熱い想いを感じ、刺激を頂きました。今後のご活躍も応援しております。ありがとうございました。
posted by Active at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 心意気実践チーム
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