2019年04月29日

ともに行う調理。

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今夜のメニューは「大根の和風カレー丼」と「もやしの胡麻醤油ナムル」

ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・OTいとうです。


この日の最後の時間は、記憶障害等の高次脳機能障害と右手指に拘縮のある利用者様宅です。

訪問リハビリテーションを終えてから身体介護による自立生活支援の見守り的援助"ともに行う調理"です。

利用者さん
「何にも買ってないよぅ」。
と、言いながらも…
「大根ともやしとキャベツ少しと…」
と、苦笑い。
冷蔵庫の中身をしっかりと思い起こせるようになられています!スゴいことです。

大根を使うことになりました。
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ピーラーで皮むき作業です。
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包丁でカット作業です。
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カット作業のスピードアップが著しくて、撮影が間に合わなくなりつつあります…
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大根を炒めます。
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和風だしで丼ぶりものにしようかと思っていましたが…

カレーうどんスープの素を棚から発見!
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ツナを入れて大根と炒め合わせます。
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大根が浸かる位の水を入れて煮込みます。
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だし醤油(だし醤油1:水3)を入れてさらに煮込みます。
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カレーうどんスープの素を入れて煮込みます。
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忘れずに買い置きしてくださっていた片栗粉を水で溶いて回しかけます。
そして煮込みます。
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ご飯の上に乗せて完成!
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もう一品のもやしナムルは大根を煮込んでいる間に仕上げます。
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電子レンジ温めで6分ということをしっかりと覚えておられました。自ら設定!

こちらも忘れずに買い置きしてくださっていた濃口醤油をアツアツのもやしに大さじ2、おろしにんにくチューブ3aほど、塩小さじ1/2を加えて混ぜ合わます。
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ほとんど毎回味付けを変えながらもやしナムルを作っているので手順も手付きも慣れてこられています。

ごま油を回しかけます。
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煎り胡麻をかけて。
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完成!
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「こんな使い方があるんだねー」。
と、感心顔の利用者様。
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「今日はどんなのができるんだろ」。
と、お料理を作ることを楽しみにされています。
そのために食材を忘れずに買い置きして準備したり。
冷蔵庫の中身を思い起こしたり。食材を傷めることも少なくなっているようです。
色んなお話しをしながらよく食べておられました。
そして、
「ホッとするなぁ」。
と、満足げな表情でポツリ。

マズローの欲求5段階説でいうと、衣食住に関わる生理的欲求と安全の欲求も満たされた状態だったのかなと、その言葉から感じました。

数十年前からの高次脳機能障害については、自己気づきがあり、その上で地域活動や様々な研修会参加等の自己実現につながることを既にされています。

そんな方でも、お料理、食を通した"楽しくて美味しい"という生理的欲求を満たされることがどれほど大切なことかをあらためて知ることができました。


野崎洋光さんの「考える食」を思い出しました。

”食べることに真剣になれば、自分の体を健全な状態に保つことができ、それは自分を守ることにもつながる”

”与えられたものだけを食べるのではなく、自分で考えながら食べるべき”

野崎洋光さんの著書 
「美味しい法則」より抜粋↓


ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の自立生活支援をサポートします。
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