2019年12月20日

社内メールマガジン〜アクティブ流〜2020年1月号のキャリアインタビュー前編 「クライアントのニーズをお聴きすることを大切に」作業療法士の内島 聖子さん(吹田)


社内メールマガジン〜アクティブ流〜20201月号のキャリアインタビューでは、作業療法士の内島 聖子さん(3年目、入職年月:平成294月、所属:吹田)からお話をうかがいました。



*今の仕事に至ったきっかけ、経緯、キャリアの振り返り


19歳で印刷物の制作会社に就職しここから社会人生活が始まりました

この頃1990年代は印刷業界の仕組みが変わりだそうとしている時代でした。2000年代は台頭となるMacがある職場は珍しいく早く使いこなしていずれは自営したいと思い、望む仕事を経験できる会社を探し働きながら学びました


24歳で独立しデザイン業のフリーランスにその頃はとにかく自宅でもしっかり仕事ができるような自分とそれが可能になる仕事環境にしていきたいと考えていました。そしてフリーランスとなってからは自宅を事務所にし、朝方から夜中までひたすらデザインの仕事仕事仕事…それが苦でもなくいくらでも働けました


30歳代に入り仕事の幅が拡がり始めるとともに毎日の大変さは増しましたが仕事や日々の生活ですることがあるありがたさが身に沁みていましたまた様々な仕事や人々にふれ働く事やこれからの働き方を考えた時期でもありました。


デザインにもっと説得力をつけたいと思い、デザイン業と並行しカラーの勉強とそれにまつわる仕事を経験しましたここで色彩心理が専門でカラーコンサルタントでもある女性経営者に出会いました“ビジネスにカラーの力を活かすこと”これを信念とし、それに真摯に向き合い取り組まれる姿勢やダイナミックな考え方に大きな影響を受けました

カラーの仕事からwebの仕事など色んなジャンルの仕事をするようになり、様々な人と関わりながら仕事を完成させる愉しみを感じたのがこの頃でした


他の人がどのような仕事をするのか関心を持つようになることでその方といつの間にか一緒に仕事をするようになっていたことがありましたそしていつか一緒に仕事をしたいと望んでいた方々との仕事の経験を何度も繰り返すようになっていました。その頃から他の人から仕事の仕方を学び取る習慣がついていたのかもしれません。

そしていろんな仕事を経験する中で世の中にはいろんな人が存在しその考え方や価値観が多様であることも知りました。


デザインの仕事ではクライアントのニーズをお聴きすることを大切にしていました独立してから15年以上経ちこの仕事の面白さや仕事での自己効力感を感じていました。


クライアントや仕事仲間との協働的な関わりはあるものの、仕事のスタイルとして制作作業自体は自分の事務所で黙々と行います。そういった仕事環境から常にいろんな人と協働で仕事をする環境にも興味を持つようになっていました。


201040歳になる頃から職業人生の半分地点という意識がありましたあと半分をこの仕事でいくか違う職業をしてみるか…今までの歩みを振り返りながら大いに考えました

そんな時、作業療法士という職業があることを知り興味を持ちましたそして1年間考え一念発起しOTとして在宅分野で仕事をしてみようと思い、学校にいくなら今しかないと41歳で専門学校へ入学しました


デザイン業を続けるかどうするか考えましたがこれからOTを目指すなら辞めることを決意しました

これまでデザインの仕事をしている姿を間近で見ている周りの人から「デザインもうせーへんの?」と聞かれたときは何ともいえない気持ちでした。そして正社員として回復期リハ病棟で看護助手をしながらデザイン業を縮小し続け、夜間OT学生3年直前で廃業しました。学校を卒業し、デイサービスでの生活期リハや訪問リハ業務で人の生活に直接的に関わり様々な経験ができる弊社へ入職現在に至っています。



*今の仕事、働き方


始めの3年間が勝負と思って就職しましたがあっという間に経ちかけています。

望んでいた訪問リハで働かせていただき少しずつ件数も増えてきました。デイサービスの業務もしながら週3日程度の訪問リハ業務の経験を積み重ねています。吹田市内や東淀川区内を回っています。その中から利用者様の人生について勉強させていただく毎日です。


わたしの人生はこれまでほとんど仕事が中心でした。OTになってからも年齢(年齢にものをいわせている!?)と、どうにかなる精神!?で猪突猛進に2年経ちましたが、今年は年女。50歳を目前にしてこれからもさらに元気に働いていくためにも、仕事とプライベートの両立やサードプレイス(家庭や職場以外で自分が活き活きできる場)を意識するようになりました



*仕事の魅力、やりがい


在宅や地域で生活されている利用者様に、目の前にある課題に対してその都度どのようにアプローチしたらいいのか考えその場で判断しアプローチすることは難しいです。

しかし利用者様の心や身体、生活に少しずつでも変化が現れそれらを利用者様またはご家族と一緒に共感・共有できたときに大きなやりがいを感じます。


利用者様の人生の一部に関わることは大きな責任を感じます。でもそれがあるからこそこの仕事のやりがいのひとつだと考えています。


しかしながら日々の仕事では頭で考えているような理想通りにはいかないことがほとんどで、時間が過ぎていくことに焦りを感じることも多々あります。

在宅や地域、訪問リハ領域ではPTOTST職種関係なく、いろんなことに積極的かつ主体的に関われることが現場で必要とされる能力かと思います。今後もこの領域のOTとして働いていく醍醐味を深く探っていけたらと思っています。



*仕事をしていく上で心がけていること


自分の性格やそれまでの仕事のスタイルもあってか、トップダウンな言い方になったりします。トップダウンにならないよう対等な関係で関わるよう心がけていますがなかなかうまくできていません…。

 もう一つはリハビリで利用者様と一度でも一緒に笑い合えたらと思っています。

リハビリを必要とされる方は何かの課題や問題があり、口に出さなかったとしてもいろんな複雑な思いや気持ちがあるかもしれません。運動が好きでないのにデイサービスに来られている方もいるかもしれません。

利用者様と共に笑い合い少しでも楽しく気分が変わる瞬間があればと、日々の関わりの際に心がけています。



*私の療法士像


OTとして心身機能の診立てができ、その人を取り巻くいろんな視点からアプローチできてかつ、

“愛がある”ようなOTは理想的だなと思います。



*療法士として働く上で影響を与えた本


アクティブで働く大きなきっかけは、アクティブの公式ブログ“アクティブ報告”で心意気実践チーム・人材開発室のOT伊藤が書かれていた本の紹介でした


著者は西村佳哲さん(デザイナーでもあり自称働き方研究家)で「かかわり方のまなび方」や「自分の仕事をつくる」「自分をいかして生きる」(いずれもちくま文庫)という本です

2016612日のブログ

http://active-nopsj.sblo.jp/article/176050214.html

20161030日のブログ

http://active-nopsj.sblo.jp/article/177476358.html


ちょうど2009年頃から人とのかかわりに興味があり、2011年頃にこの本を読んで凄く刺激を受けた一冊で私の好きな本です。今でもたまに見ています。

まさか就職を検討するために見たアクティブのブログで、マニアックかつ自分が大好きな著者の本の紹介と出会うなんて、こんな必然の偶然はない!と思いましたそんな一冊の本を介したご縁からの始まりが今に至っています。



*これからの仕事でチャレンジしたいこと


ゆくゆくはターミナルケア等の人生の終末期である方のリハビリにも携わっていきたいです。精神的身体的にも辛い方へのリハビリは困難なことも多いと思いますが、その人らしく日々を過ごせるよう作業療法を介した関わりができるよう学んでいきたいです。



後編につづく

http://active-nopsj.sblo.jp/s/article/186925647.html?1576673059

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