新型コロナウイルスが猛威を振い、生活リズムの変化を余儀なくされているご利用者様がまだまだ多くおられますが、世界をはじめここ大阪においても経済活動が徐々に再開されてきています。
吉村大阪府知事は
「休業要請を段階的に解除しながら、外出しないで下さいは矛盾。これからは『ウイルスとの共存の道』を目指すべき。外出自粛ではなく、マスク、人との距離、接触等、外出の仕方を気をつけて活動を」
と呼び掛けています。
堺事業所においては、オンラインでのイベント活動など、各スタッフが様々な角度から今できることを検討してくれています。
また、各事業所は利用者様の状態把握や感染予防を徹底しており、職員の皆さんにはいつも以上に気苦労もあると思います。本当にありがとうございます。
今回の緊急事態宣言は、各療法士の養成校の実習にも影響がでています。
今回の緊急事態宣言は、各療法士の養成校の実習にも影響がでています。
堺事業所では、毎年約8名の作業療法実習生を受け入れていますが、今年度はコロナウイルス感染予防のため、学校側から中止のご連絡をいただいたり、受け入れの延期をお願いしています。
皆さんは実習指導に対してどのような気持ちで臨まれていますか?
皆さんは実習指導に対してどのような気持ちで臨まれていますか?
私は以前は実習指導に対して、率直な気持ちとして「時間を作るのが大変」「面倒」とネガティブなことを考える傾向にありました。
しかし、"教える"のではなく、一緒に考えるようになってから実習指導者としての役割に対して前向きなれました。
実習指導では、デメリットばかりに焦点を当てがちですがプラスになる事もたくさんあります。
まずは…
人に教えること≒一緒に考えること。
人に教えることで学習の定着率が高まるといわれています。
自分で記憶をさかのぼり、情報を整理し順序立てて話をする事が必要であり、自分自身が理解していないと実習生に対しても説明ができません。
実習指導者が身につけた知識やトピックなどを実習生に伝えることで、自分の学習の定着にも直結していきます。
また、実習生は社会人としての経験が少ない方が多く、人を育成する・動かすことでマネージメント能力も高めることができ、その経験は自分の強みとなっていきます。
堺デイでは実習生には、積極的にイベントを手伝っていただくことで一人のスタッフとして動いてもらうことで私自身も助けられています。
実習生にとって、それらイベントの経験や訪問リハビリや就労支援の見学は、他の実習先ではなかなかできない体験も経験ができる場であると思います。
中には、アクティブの魅力が伝わり職員になってくれた方もおられ、大変嬉しく、また臨床での活躍は私自身良い刺激となっています。
2020年4月入学生の臨床実習から臨床実習指導者講習会を修了していないと実習生の指導(訓練見学でも不可)は行えません。
2020年4月入学生の臨床実習から臨床実習指導者講習会を修了していないと実習生の指導(訓練見学でも不可)は行えません。
この情勢が落ち着いた際には、皆さんも是非講習会に参加して積極的に実習生に関わってください。
今後も感染予防を徹底し体調に気を付けていきましょう。
アクティブデイサービス堺
井上雄一朗
教えることは教わることですね。引き続きご指導よろしくお願いします!