どうも。
泉北 兼 心意気実践チームのむろのぞのです。
以前の伊藤さんのブログで紹介してくれていた内容と重複しますが、
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先日1〜2年目の療法士の方々を対象に、介護保険制度学習会を行いました。
伊藤さんのブログに追記するとかなり長くなってしまうかもしれなかったので、改めて投稿させていただきます。
今回は当デイで算定している『個別機能訓練加算U(以下、加算U)』と『生活機能向上連携加算』を中心に話をしました。
そのなかでも本ブログでは加算Uについて重点に記載したいと思います。
※『生活機能向上連携加算』についてはこちらの資料を参考にしているので気になる方は確認してみてください
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平成30年度の介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について(P.66〜)
加算Uについては佐賀県の杵藤地区から公開されている資料(めっちゃわかりやすかったです)
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をもとに話していきました。
加算Uの重要なポイント(僕が大事だなと感じた点も含みます)を以下に列挙します。
●利用者さんの『生活機能(ADL、IADLなど)の維持・向上を目的とする』こと
●3月に1回以上居宅を訪問した上で、利用者・家族さんに対して訓練計画の見直しを図ること
●類似の目標を持ち、同様の訓練内容が設定された5人程度以下の小集団(個別対応含む)に対して機能訓練指導員が直接行うこと
●必要に応じて事業所内外の設備等を用いた実践的かつ反復的な訓練をすること
●訓練を効果的に実施し、計画的・持続的に行う必要があることから概ね1回/週以上実施すること
等があります。
僕がそうだったんですが、新人の頃のリハビリ目標はどうしても心身機能に偏ってしまう傾向にあります。
本加算でも心身機能に着目することがダメだとは言っていません。
ただそれだけでは加算要件に満たないということです。
心身機能の維持、改善がその方の活動や参加にどう関わってくるのか。
そういった2〜3歩先を想定した計画、実践が大切になります。
そう考えると活動・参加に向けたリハビリテーションの実践は弊社の最大の強みであると言えるんじゃないかなと感じています。
若手療法士の皆さんはデイサービスでリハビリを実践する機会が多いので、
是非とも新人教育期間の3年間でこれらの視点や行動を体得してほしいなと思っています。
以上が報告となります。
また機会やニーズがあればもう少し時間をかけて、グループ演習などのワークショップも実施してみたいなと思っています。
今回このような機会をくださった松原のPT藤島さんをはじめとした新卒療法士の皆さん。
本当にありがとうございました。