2021年07月27日

マンスリー報告 ともに行なう家事(調理・買い物)


ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士・調理師いとうです。


身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"です。
リハビリテーション・ケア研究大会2019金沢
での報告はこちら↓

右手首骨折による手指の拘縮と古い既往歴として頭部外傷による記憶障害などの高次脳機能障害も残存されています。

身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"では、訪問リハビリテーションと連携し、安全に包丁使用しての料理や肉類や野菜などの生鮮食料品の買い物、賞味期限の管理、小分け冷凍保管などをサポートしています。


今月もあり合わせの材料で旨いもんを作りました。


第1週目!
ニラ玉炒め。
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「にら、食べたいなぁと思って買ったんだよねェ」
と、嬉しそうな表情の利用者さまです。


アスパラガスのウインナー炒め。
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「うめぇなぁ」
と、破顔一笑!

ニラとアスパラガスはご自分で買い置きされていました。


第2週目!
豆苗のチヂミ風。
野菜の在庫過多のため冷蔵庫に3週間ほど眠っていた豆苗です。
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初めて作るメニューでうまく出来るか、少し不安はありましたが…なかなかエエ感じ。

水菜のハリハリ鍋
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第3週目!
卵とじ。
娘さんが買ってきてくださっていた大玉の玉ねぎを使います。
少し傷んだところは切り捨てて…
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先に玉ねぎを炒めてから、鶏むね肉を炒め合わせて、ダシの中に加えて少し煮てから卵を落とし入れました。


第4週目!
茄子味噌炒め。
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「茄子、何かやってくれるだろうと思って買ってたの忘れてた…」
と、利用者さま。


冷蔵庫内の野菜が在庫過多ぎみだった7月でしたが、捨てずに何とか使い切りました!

ふと立ち寄ったスーパーで思いついたように野菜を買い求めることがあるようです。

そうしているうちにいつの間にか冷蔵庫の野菜室はいっぱいになってしまいます。

高次脳機能障がいにより記憶障害のある利用者さまにとっては、肉類や野菜などの生鮮食料品の鮮度や賞味期限の管理も大切な自立生活支援の一つとなります。


ここ最近から不意に始まった、月スケジュールのカレンダーへの書き込み。

「見ないと忘れるからねェ」
と、自ら始めたカレンダーへの備忘録的な書き込みです。

ここ最近では、何十年来とつきあってこられた高次脳機能障がいの各症状のお話しをお聴きすることが増えてきました。

「いつも電車の中で○○が○○をしてるのを見ると急に腹が立ってしまってねェ」

「会社でも人とのやりとりがうまくいかないこともあったねェ」

「前なら怒ってしまったら、相手を威嚇するようなこともあったけど、黙り込んでしまう方だったねェ…でもそう言えば最近はそんなこともなくなってきたかなァ…いやまだまだあるかなァ…」

などなど、そんな過去を振り返りながら、現在のご自分の姿を客観視、メタ認知できるようになってきているようです。

生活場面の中で自立生活支援に関わらせていただくと、記憶障害へのリハビリテーションに直接的につながることがたくさん確認することができます。


先月作った煮卵。
冷蔵庫に貼ったメモを見て、今月は3回、4回とご自身で黄金比率の自家製タレを作って、煮卵を仕込んでおられました。
「だってうめぇもんなァ」
と、笑顔の利用者さまです。

☆自家製タレの黄金比率
醤油大さじ4、水大さじ3、みりん大さじ2、砂糖大さじ1(卵6個分)
☆ゆで卵は沸騰した湯に7分
ぜひお試しを!
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人の"美味しい''から始まる意欲、動機、モチベーションは、人の行動の大きな源泉になるなぁ…とあらためて思います。
記憶障がい等をも打ち消してくれそうです。
▼「考える食」↓


ともに行う訪問介護事業所は、なめだリハビリテーションクリニックの訪問リハビリテーションや他訪問介護事業所と連携し、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。
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