いつもありがとうございます。
人材開発室の軽部です。
今日は人材開発室としての考えに加えて、ちょっとだけ、個人的な想いも入りながらブログを書いています。
9月10日のZOOM講義は、教育カリキュラム外の特別講義として「糖尿病(インスリン療法を中心に)」という内容で実施させていただきました。
当社内には既定の教育カリキュラムがあります。
臨床の現場に出ていく上で必要な「標準装備」を、みんなで身に付けるためのシステム。
しかしそれだけでは
「足りないことも多いなあ・・・」
「こういうことも知っておくと役立つのになあ・・」
と感じることが、少なからずあります。
その中の一つが「糖尿病」。
特にインスリン療法に関すること。
利用者さんの中にはインスリン療法中の人はたくさんいらっしゃいます。
でも、私たちセラピストがインスリン療法について知っていることは、とっても少ないなあと感じていました。
個人的な経験から、糖尿病やインスリン療法が身近になった私。
色んな事を知った今だからこそ、「これまでなんで興味を持ってこなかったんだろう・・・」
「これはみんな知っておいた方がいい!」
そう感じていました。
そもそも、インスリン自己注や自己血糖測定は、服薬であると同時に「ADL」の一つではないでしょうか?
血糖コントロールの考え方は高齢者の場合はちょっと違いますし、ACCORD試験は知っておくと良い情報です。
そんな私の個人的な想いを詰め込んだZOOM講義、
業務が忙しいということもあるのか、リアルタイム参加者は人材開発スタッフ以外は「1人」だけ、と悲惨な結果でしたが・・・
YouTubeでも視聴できるので(社内限定)これから視聴回数が増えること、講義資料のPDF(これも社内限定です・・)にたくさんのスタッフに目を通してもらえたら、とても嬉しいです。
でも、個人的な想いって人それぞれですよね。
自分が大事にしていることが、他人にとっても価値があるとは限りません。
でも個人的であるからこそ、他人にはない考え方や発見が存在するのだと、そう確信しています。
個人的な経験からの、個人的な想い。それを色んな人が声に出していくことはとても大事。
それこそ、diversity・・!
だからこそ、この講義。
先ず隗より始めよ。
個人的にも人材開発室としての立場からも、1人1人の色んな経験から生まれた個人的な想いを大事にすること、
そもそも1人ひとり違う個性なのだという事実を尊重しあうこと
それができるチームであったらいいなあと、心から願っています。
人材開発室 軽部孝