ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士のいとうです。


もやしナムルと厚揚げ豆腐と糸こんにゃくのピリ辛煮。
訪問介護の初回だった前回から、訪問リハビリテーションを本日実施したところ、右手指の感触がよかったです。
▼初回の"ともに行う調理"
右手指の柔らかさが向上しており、調理を通した実用的な包丁使用練習を継続すれば右手首の筋力がアップし、さらにROMと握力まで向上しそうな手応えがありました。
この日も訪問リハビリテーションの後に、おもむろに"ともに行う調理"が始まります。
「今日はこれを使ってやろうと思ってさ」。
と、利用者さまは冷蔵庫から糸こんにゃくを出しました。
「こうやってさ、小さく刻んじゃうんだよね」。
手際良く包丁でのカット作業は完了!
右手首の痛みや違和感は無し。
沸騰した鍋にだし醤油、刻んだ糸こんにゃくを入れて煮ます。
鷹の爪を手でちぎって入れます。


厚揚げ豆腐を油抜きしてから鍋で煮込みます。
自ら火加減の調整を適切にされます。
利用者さま主導で見守り的援助のもと安全に調理されています。
厚揚げ豆腐と糸こんにゃくのピリ辛煮の完成!
もう1品。
もやし2袋をどんぶり鉢に開けて、しっかりとラップをして電子レンジの温め10分くらい。

するとシャキシャキもやしに。
にんにくチューブ、ポン酢大1、薄口醤油小1、ごま油と塩を適量加えて混ぜ合わせると、もやしナムルの完成!
試食会を兼ねた晩ごはんです。
利用者さまはもやしナムルを食べて…
「うまいね〜」。
「もやし、こんな使い方があるんだね〜」。
と繰り返し感嘆の声。
何度もレシピを確認されていました。
ご自宅保管のサービス実施記録票にレシピを記録しました。
最後にもやしナムルを冷蔵庫に常備菜としてストック作業です。


「これで明日も明後日も食べれるね〜」。
と、嬉しそうです。
前回ストックしておいた常備菜もスッカリ食べて無くなっていました。
背伸びし過ぎず、食べる愉しみ、作る愉しみ、常備菜としてストックしてあとで食べる愉しみを通して、調理が利用者さまの日常に汎化してくれたらと考えています。
ともに行う訪問介護事業所は、見守り的援助"ともに行う"で利用者様の自立生活支援をサポートします。