心意気実践チームのいとう、日野上、室之園です。
今年最後の実務者研修が先日12/11に開催されました。
大阪府では新型コロナウィルスの感染拡大がみられるため、本研修は今回よりオンラインスクーリング形式で実施させていただきました。
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伊藤OTより研修案いただきました
今回より本研修の本丸でもある『介護過程の展開』について学んでいきます。
いきなり介護過程の展開、と言われてもすぐにイメージできないので…
今回は旅行代理店員さん役と旅行をしたいお客さん役に分かれて「お客様が望む旅行プランを立てよー!」
というワークを通してイメージしてもらいました。
店員役→松原事業所の真謝(まじゃ)さん
お客さん役→吹田事業所の我如古(がにこ)さん
参加者のみんなにもわかるよう、チャット機能を使ってキーワードを挙げていきます。
役を交代し、今度は真謝さんがお客さん役を、我如古さんが店員役をします。
今度は松原事業所の池内さんと、泉北事業所の大家さんが行います。
先行の真謝・我如古ペアのストロークを見たあとだったので、質問内容もより具体的なものになっていました。
また、前回スクーリングで学んだ傾聴の知識、技術もしっかり活かしておられました。
傾聴ワーク後は30分間で聞き出したキーワードをもとに最適な旅行プランを考えます。
最後に1人ずつ報告していただき、無事スクーリングを終えることができました。
皆さんからの感想は・・・
「もう少し旅行計画を立てる時間が欲しかった」
「色んなことを聞かないと、と焦ってしまい結果的に一つ一つの内容が薄くなってしまった」
「相手が話す一つ一つのキーワードを見逃さず、相手の物語に自分が乗っかっていくイメージが必要だと感じた」
「自分自身、旅行にあまり関心がなかったので、何を聞き出したらいいかわからず、質問が止まってしまった」
「話を聞いていると、大人数ではなく一人でひっそりと旅をしたい方なのかな、と感じたのでできるだけ自然や動物に触れるプランを考えるようにしてみた」
等々・・・
たくさんの意見をいただきました。
今年の実務者研修はこれで終了となります。
次回は年明け1/8予定です。
今回のワークを踏まえ、いよいよ次回からはフェイスシートやアセスメント表を作成していきます。
これまでよりもさらに包括的かつ具体的な介護計画の立案に向けた取り組みが始まります。
心意気実践チーム・泉北事業所所属
室之園