硬い硬いかぼちゃのカット!
ダウンロードは🎥こちら
右手首を動かさないように固定して難なくカットできていました。もちろん痛みもなし!
はじめは手首も手指も痛くて包丁は握れず到底できませんでした。
ともに行なう訪問介護事業所の調理師兼介護福祉士・作業療法士のいとうです。
今年1月に腰椎圧迫骨折で入院されていた独居の利用者さまが、4月末に退院され訪問介護サービスを再開されました。
右手首骨折による手指の拘縮と頭部外傷による高次脳機能障害も残存されています。
身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"です。
▼入院前までの様子はこちら↓
1月のマンスリー報告です。
理学療法士による訪問リハビリテーションを継続し、圧迫骨折による腰痛の改善傾向が続いています。日常生活のなかでの身のこなしの軽やかさを保たれています。
第一週目)
ご自身で買い物された時に買ったと思われる賞味期限が近い木綿豆腐を使いました。
麻婆豆腐。
第二週目)
昨年末から冷蔵庫に眠っていたキャベツを使いました。
唐辛子を入れ過ぎて少し辛かったです…
第三週目)
豚キムチ炒め。
白菜も加えて。
第四週目)
「煮物か何かに使ってくれるかなァと思って」
と、ご自身で買われたかぼちゃ。
煮込んで…
買い物に見守り的援助として同行し、買い求めた鶏肉ミンチに生姜と醤油、酒を加えて煮詰めます。
煮込んだかぼちゃを小鉢に盛り付けて、その上に鶏そぼろをかけていただいてもらいます。
もちろんゴハンの上にかけて食べてもウマイ。
最後に白菜と鶏肉の鍋を作りました。
「旨そうだねェ」
と、何度も話されていました。
利用者さま、少し太り気味になってきています。
「ついつい食べちゃうんだよねェ〜」
と、間食するためのお菓子類の買いだめが判明しました。
少しずつ間食を控えて体重コントロールを担当の理学療法士田中さんとも連携して取り組んでいきます。
作業療法士による訪問リハビリテーションも継続し、右手指拘縮は入院前の状態に少しずつ近づいています。包丁使用も大きな問題はなく行なえています。
さらに他の訪問介護事業所との連携を図り、入浴動作や洗濯物干し動作等の安全性確保、転倒予防の生活機能向上連携の取り組みを継続しています。
ともに行う訪問介護事業所は、なめだリハビリテーションクリニックの訪問リハビリテーションや他訪問介護事業所と連携し、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。