人材開発室PT軽部です。
1/29は、新人オンライン研修「脳卒中のリハビリテーション 上肢編」でした。

担当はOT伊藤(人材開発室・心意気実践チーム)です。
いつものことながら業者時間内におさめるために30分という短時間…
こちらとしてもお伝えできるのはごく限られた範囲になり毎度ながら申し訳ない限りです。
麻痺側上肢機能訓練のエビデンスについては、別の時間で配布資料を参照してもらうことにして、今回は麻痺側上肢の評価やリハで留意すべきところを中心にし、触り方の実技も含めて進めました。
麻痺側上肢のリハにおいて、エビデンスが高いとされる課題指向型訓練を行ううえで、リハ場面で応用しやすいアフォーダンスについても紹介しました。
参考)
「アフォーダンスの概念から身体と環境との関係を考える 〜リハビリで使える〜」
そして、アフォーダンスの概念をリハに応用するために欠かせないのはブリコラージュ力≠即興力。
訪問リハ場面では、利用者さまの生活者としてのありのままの生活環境・場面、生活課題が療法士の目の前に広がっています。
これを課題指向的な上肢機能訓練に活かさない手はありません。
ご自宅に転がっている様々な生活素材をリハに柔軟に採り入れるブリコラージュ力≠即興力が求められるのではないでしょうか。
デイサービスでは可能な限り生活場面を想定した課題指向型訓練が求められます。
"アフォーダンスの概念+ブリコラージュ力≠即興力"で、利用者さま個々に合わせたテーラーメイドなリハ、課題指向型訓練を提供できればと思います。
仕掛学(しかけがく)もヒントになるかもしれません。
様々な課題に直面した生活者をアシストできるような仕掛学の研究や実践が進んでいます。
▼仕掛学↓
今回の録画URLを各事業所メールに送っています。期間限定での公開ですがご活用ください。
次回は2月5日金曜日16時45分〜17時15分「パーキンソン病」担当PT軽部
後日、各事業所メールに参加URL、資料を送付致します。
新人のみなさんはもとより、新人以外のみなさんの参加もお待ちしています。
When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"
教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。
教える側が学ぶという関係性へ。
"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"