人材開発室のいとうです。
2/26金曜日の夕方はオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会でした。
今日の参加者はPT上村さん(泉北)。2回目の参加ありがとうございます!
少し近況を聞いていると、
「あれから発表の内容、演題を変えたんです」
「もっと自分のための発表にしたかったんです」
と、キッパリ話してくれました。
新しい演題名は『幸せになろうよ』
まさに心機一転です。
とても思い切った深遠なテーマです。
早速zoomの画面共有のホワイトボードに描き出して話しをお聴きしました。

「コロナでできなくなったことが多くて…」
新卒一年目で鹿児島県から大阪に来て、楽しみしていた旅行や仲間との飲み会、新しい生活、出会いをと思っていたのに…と。
仕事でも利用者様と楽しめるイベント開催にチャレンジしたくて入社したのに…と。
そんななかで今回のオンライン学会での発表のことを考えていたら、幸せとは?を自分に問うようになり、そこでたまたま出会った幸福学という概念。
「自分が大事に大切にしていることを発表したい」
上村さんの話しも深まってきました。
知らない概念や世界観を知り…
学ぶということは自分の足りないことを認める作業でもあります。
学ぶことはすばらしいという価値観に足を踏み入れているようです。
▼幸福学とは↓
上村さんが学び始めた幸福学の世界観。
さらに話しを聴いて深掘りしてみると。
「今の仕事に生かすには?」
「具体的な利用者様との関わりにつなげるには?」
というところまでには、深まっていないことがわかってきました。
さらに深めると、
「自分が幸せになっていれば、利用者様も幸せになれるのではと思うんです」
と、上村さん。
では、上村さんにとっての幸せとはどういうことか?
もっというと、上村さんならではの好き嫌い、心地よいというのはどういうことか?
「自分自身が眠たそうとか言われることがよくあって、それも利用者様のためになっていないと思うんです」
スゴい!上村さん。
勇気を持って自分自身のことをさらけ出してくれました!
ホンマにスゴいことです。感動しました。
途中参加してくれたNS木田さん(大阪・大正・吹田管理者)からも、あたたかいエールをくださいました。
ありがとうございます。
「気持ちは利用者様にも伝わっていますよ」
コロナ禍による危機や変化。
そんな時こそピンチはチャンス。
どん底かもしれないけど、悪いことをしない限りは何をしてもあとは上がるしかない。
ピンチのときは何かを変えるチャンスでもあり、変えやすいタイミング。
その状況ならではの良さに目を向けること。
自分でコントロールできることに集中すること。
コロナ禍があったからこそ、オンライン学会があり、今回のような事前ダイアログで地理的に離れた事業所の職員の方々とも繋がることができたわけですから、コロナ前のことを思えばホントに有り難いことです。
▼変化対応力を身につけるには↓
上村さんにとって新しい捉え方、枠組みでもある幸福学の考え方を深めながら、それらを生かした理学療法士としての仕事や利用者様支援に可能な限りイメージして実践に移せることが次の課題になりそうです。
発表がむちゃくちゃ楽しみになってきました!
こちらが元気と勇気をいただきました!
ありがとうございます。
次回の予定です。
3/2Eオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会
時間: 2021年3月2日 05:15 PM
◉前日までには参加URLやパスワード等を各事業所の責任者さんへメール送信します
◉途中参加、退席可能です
◉参加希望の方は事前資料等があれば送付しますので伊藤のLINEもしくは吹田までお知らせください
以下の日程でも調整可能です。事前にオンラインの接続や操作確認等の希望がありましたら気軽にご連絡ください。
3/3,4の17時15分〜、3/5(金)13〜17時迄間であれば調整可能です。
このような機会をできるだけ頻回に作って、みなさんからのアドバイスをいただき、発表のためだけの発表にならないよう準備を大切にしましょう。
念入りに準備すると学びや気づきが増えて、発表に向けた自信づくりにもつなげることができるはずです。
新人以外のみなさんの参加もお待ちしています。
When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"
教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。
教える側が学ぶという関係性へ。
"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"