2021年03月17日

2%濃度のとろみ

3C493FB6-A9BD-46E0-A85C-B3175EEA5E34.jpeg

利用者さん宅のミモザに惹かれて、苗を植えました。
花が咲くまで3年くらいかかるそうなので、枯らさないように大事にはぐくみたいと思います。
ST水野です。


嚥下評価にうかがいました。

水分やプリンなどの半固形物を摂取されており、飲み込みの評価、介助方法への助言などを行いました。

水分にはごくゆるいとろみがつけてありました。

ご家族に「どうやってとろみをつけていますか?」とたずねると、キッチンでいつもつけている方法を見せて下さいました。

コップに入れた飲料水にスティック状のとろみ剤をごく少量パラパラ。

「病院で2%の濃度のとろみと言われたんですけど、よくわからなくて…」

その説明ではちょっとわかりにくいですよね。
一度、量ってつけてみましょうか。

@計量カップで50cc(=50g)飲料水を量る
A必要なとろみ剤の量を計算(50g×2%=1g)
 →3g入りスティックのとろみ剤のおよそ1/3を使用すればよい
Bコップに先にとろみ剤を入れる
C計量カップから飲料水を一気に注ぐ
Dスプーンで混ぜる

一度に50cc飲みきれない場合は、冷蔵庫で保管しておけばその日のうちは大丈夫ですよ。

お家にある物品やとろみ剤に合わせた楽な方法をお伝えできれば、適切に実践していただける割合が増えると思います。
可能であれば、お伝えした方法が守られているか定期的に確認できるのが理想ですね。
posted by Active at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190154380

この記事へのトラックバック