こんにちは、大正の飛永です。
報告会【チャレンジ】も早いもので各職員一周まわりました。
始める前もワクワクしていましたが、これから二週目があると思うとワクワクしっぱなしです。
この報告会で
利用者さんと各担当職員の強みを活かしたチャレンジを知ることができ、本当に嬉しく思っています。
またいつも刺激や学びを頂ける場になっています。
そんなこんなで後半戦突入!!
テーマは
「自立支援型のリハビリテーションを目指して」

何故、私が自立支援型を目指そうと思ったのか、、、
それは求められている質がそこにあるからです!

メルマガで
阪東社長からも話がありましたが
身体介護として行われる「自立生活支援のための見守り的援助」の明確化

外部の療法士がアセスメントと計画をたてることが条件の
生活機能向上連携加算!

元々、訪問介護の加算にはありましたが
今年の法改正で、通所介護(要介護)においてもこの加算が創設されています。

さらに今年の10月からは介護予防型通所サービス(要支援)でも!
自立支援、重度化防止にむけた取り組みで
自立支援型ケアマネジメント検討会議!
多職種の助言をもとにケアマネジメントの検討を行います。(リハビリテーション職員も助言者の1人です)

養成施設のカリキュラムにおいても自立支援等の内容が追加されるそうです!

これらの流れや変化を見ていくと
自立支援型のリハビリテーションを提供することはもちろんですが、
「伝えていく」技術も求められていることがわかります。

今回、私からのチャレンジ報告は
正直なところ成功例ではありません。
でも何もしないよりかは前に進めたと確信しています。
利用者さんは
当社の訪問のリハビリとデイサービスをともにご利用頂いている方です。
担当スタッフは
訪問(藤本ST、左田NS)
デイ(城平OT、土肥PT)
私は、出来るだけ看護やリハビリテーションの目標や方向性を統一するためのフォローや、関係職種との連携の橋渡しが出来ればと思い、介入しております。
なので、自立支援型のリハビリテーションを提供するよりも「伝えていく」技術が必要になる立ち位置だと感じています。

以下の情報は、個人が特定出来ないように一部内容を控える、もしくは変更していますのでご了承下さい。




身体機能、コミュニケーション、生活動作の改善はしているのに、なかなか生活手段、週間スケジュールをより良く、かつ生活範囲の拡大をすることが難しい状態です。
細かく訪問介護のサービス提供時の情報をお聞きしています。

認定調査前に変化がないことを担当CMへお伝えしています。
もう結果は出ていますが、今思えばもう少しご自身でできることを伝えれば良かったと反省しています。
現状使えるサービスが減ってしまうからと、介護度の改善に積極的な場合でないこともあるなと感じています。
それぞれ担当職員から現状の「できる動作」と「している動作」の情報収集を行い、追加で必要な評価を行なってもらいました。
(重いものを持って屋外歩行等)

結論、残存機能を生活でもう少し活かせそう!!
その後、自宅での担当者会議で藤本STから
「ご自身で出来ることを増やせそう」という説明をしてもらったり
デイにて担当者会議を実施したり
ご本人に関係職種の想いを伝え、一緒に今後のことをご相談する機会を多くつくりました。
しかし、なかなかご本人の
「今の生活のままが良い」という気持ちは変わらない状況です。
なので現在、評価や関係職種との連携は進んでいますが、生活自体に変化は起きていません。
私自身、このまま生活を変えていく提案をし続けていく方が良いのか、ご本人が今の生活のままを希望されてるので提案をしない方が良いのか。すごく悩んでいます。
ただし、あくまで介護保険のサービスということで「自身で有する能力の維持向上に努める」ということは法的にも必要とされています。
そこに対してリハビリテーションの視点で、何かご支援ができればと思いますが。

上記の
【あくまで介護保険】
【予測される二次障害】(活動量低下で筋力や持久力の低下、自身の判断で行う動作が減ることで認知機能面や手指の巧緻性等にも影響)
これらを考えていくと継続してアプローチが必要にやっぱり必要になるのかな?
私の理想!!

ご自身でできることを増やし
より生活の幅を広げていける!
私はそのためにリハビリテーションのサービスがあると思います。
その他
今までに大正事業所で関わらせて頂いた利用者さんの成功例、難渋例も載せています。


難渋例は、ご本人さんの想いとサービス提供者側の想いに違いがあるケースが多そうです。

今回の報告会【チャレンジ】後に
職員から有難いアドバイス等を頂きました!

それぞれ違う角度からのご意見ありがとうございました!
各職員の強みや、利用者さんと関わる時に意識していること等がわかり、刺激や学び、そして多職種で話し合う大切さも感じました。
こうやって各職員で意見を出し合い
「A様が未来にどうなってほしい」かを考え
少しずつでもご本人の生活を良くしていこうとしていくことで
1年後、2年後、10年後、もっと先までの生活にも良い影響がもたらすことが出来るのであればと願っております!!
以上、最後までお読み頂きありがとうございました!!
それでは
平成30年度
ワクワクな報告会【チャレンジ】!
後半戦スタート!!!!