2016年08月02日

マクトスデモ後のいろいろ

PL花火芸術、きれいでした。
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ST水野です。

2016年5月21日に書きました
マクトス(高機能バイオスイッチ)の
デモをした利用者さん。

その後の経過を報告します。


最初の2週間。
定期的に見られる誤反応で、
随意的な反応が拾えているか分からず。
テクノスジャパン大西さんに相談。
何か機械の振動を拾っているのではとのことで
本体の置き場所を変えたり
ディテクターのつけ方を工夫したりで対応。

2回目訪問。
大西さんが再設定。
1番反応があった周波数を外して、
高めの周波数を拾えるように。

次の2週間。
おかげで誤反応は減少。
しかし、眼瞼の動きがあるのに
マクトスが反応しないことあり。
逆に、眼瞼の動きが見えないのに
反応することもあり。
反応の割合は少しずつ増加。

3回目訪問。
1.2.3のカウントで反応して頂き
5〜8秒程度で3回連続反応あり。
大西さんより
大変上達している。
眼瞼を大きく動かさずに反応させるコツを
ご本人がつかまれたのではないか、
この状態であれば、
上手く使える可能性が高いとの
お言葉を頂く。

身体障害者補装具、
重度障害者用意思伝達装置で、
給付申請をすることを前提とし、
デモを行ってきました。

ご家族は、申請をとても悩まれました。
今の状態で本当に使えるようになるのか。
使えたとして今後、いつまで使えるだろう
等々。

しかし、最終的には
ご本人の意欲を尊重して、
申請をすることになりました。

市からの訪問も済み、
書類をそろえて、現在、準備中です。

という訳で利用者さん、
マクトス練習を続けておられます。
判定結果が出るまで引き続き
デモ機をお借りしています。

判定や申請書類についても
いろいろ思うことがありました。
申請結果が出る頃にまた書きたいと思います。
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2016年07月23日

殻をやぶる

遠藤の黒星が続き、利用者さんは
「あかんよ」とため息です。
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優勝争いは、
日馬富士、稀勢の里に絞られて、
面白くなりましたね。
ST水野です。

今朝、訪問に出ようとしたら
遭遇しました。
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炎天下におつかれさまです。

最近、訪問が始まった
ordinary松原の近くに
お住いの利用者さん。

森さんの働く姿を見せたくて、
ordinaryにお誘いしたのですが、
「こわい」
「まだちょっと無理」
断られてしまいました…。

コツコツ根気よく、
アプローチし続けます。
いつか殻をやぶるその日まで。
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2016年07月16日

暗号解読

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未確認生物を捕獲したそうです。
ST水野です。

以前にブログでも書いたことがある、
失調性構音障害、嚥下障害の利用者さん。
半年ほど前に、業務の都合で他のSTに
引き継ぎをしました。
時々、現担当のSTを通じて、
お手紙を頂きます。

内容は時事から身辺的なことなどなど。
右麻痺で左での書字なのですが
失調症状もあり、
なかなか豪快な字を書かれます。
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毎回、文脈から推測しながら
読み返しては解読していきます。

今回のお手紙も難しかった…。
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毎日、数行ずつ書かれている様子。
手紙を書こうという意欲に感服します。
現担当に返事を託しました。
またお便りが届くことを楽しみにしています。

ウソです。
昨日の新入職員歓迎スイカ割りの
一コマでした。
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ごちそうさまでした。IMG_0017.jpg

中島PT、ちゃんと写っている写真がなくて
ごめんなさい。
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2016年07月08日

ST勉強会 全体構造法 症例検討編

大相撲夏場所まで、あと2日となりました。
残念ながら、今年は、
見に行くことができません。
代わりに、大相撲なにわ場所の
http://www.naniwabasho2016.jp/
チケットを買いました。
ST水野です。

一昨日のST勉強会。
参加者は松原法人、全ST7名。
4月30日の勉強会続編で
症例検討を行いました。

松本STの症例。
「重度の発語失行へのアプローチ」
が中心であったと思います。

音の誤り(置換、歪み等)が頻発、
子音は全く安定せず、
母音でも、「え」は時に歪むことがある。
ネットやメールを使いこなすが
外の世界との直接的な関わりに乏しい。

ご本人が音の誤りに気付き
修正しようとされるため
となえうたを進めづらい大変さもあると。
音の知覚に、身体リズム運動が有効。

非常に難しい症例だと思います。
身体リズム運動を使って
一つ一つ子音を丁寧に表出しながら
知覚の構造化をすすめていくと
いったところでしょうか。


山川STの症例。
「発話の不明瞭さの原因は?」
が主だったように思います。

フリートークで聞き取れない発話多い。
発語失行によると評価。
となえうたが楽しくなさそう…。
病前からの趣味が多く、外出している。

本当に発語失行なのか?
声の評価は(病前との比較は)?
口腔顔面、構音の評価は?

開始して間もない方だそうです。
おそらく、複数の症状が混在していると
思われますが
発話の不明瞭さに、
どの症状がどの程度影響しているかを
今後、評価できるといいと思います。


2症例に共通していること。
「話したい」という強い気持ちを
持っておられるということ。
1例目の方は、
話したいことが多すぎて、
フリートークで終わることもあると。
2例目の方は
となえうたでの練習より話したいと。

失語症でも話したい!!
それを応援するのがSTの役目。
利用者さんとSTの関係が
できている証拠ですね。


全体構造法の新しい書籍が出ていました。
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早く明確化して欲しいと思っていた
内容でした。
訪問の症例も数例のっています。
改善例が多く、励まされます!
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2016年06月14日

第17回言語聴覚学会

昨日、赤紫蘇のシロップを作りました。
氷を入れると、
さわやかな初夏の飲み物になりました。
ST水野です。

金曜も少し報告しましたが、
碓井STの発表について。

第15回の演題の第2報。
M氏のその後を伝えました。

以前にどんな発表にするのか、
たずねた時、
「漫談風にしようと思うんです!」と
言われていましたね。
その通りの発表になりました。

ポスターを囲むSTの皆さん。
くすくす笑い続ける女性陣と
ポイントで、がははと笑う男性陣。
反応が面白かったです。

座長の藤井府士会長からの質問
「今後の展開は?」に
「失語SHOW」
と応えていた碓井ST。
実現できたらいいですね。


土曜日の失語症漫才。
会場の規模にびっくり。

一番、後ろの席からだとこんな風。
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STなら誰もが思わず笑ってしまう、
SLTAネタにくすり。

舞台での漫才は初めて見ましたが
のんべ〜ずは実に堂々としていました。
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また一ついい経験が
できたのではないでしょうか。

山川STは、今週末は訪リハ学会での発表と
試練が続きます。
この発表も、M氏の活動参加がテーマ。
ポスター、発表練習、
さあ、総仕上げです。
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2016年06月10日

碓井STの発表

大阪色濃く、個性あふれる発表でした。
まずは、ご報告まで。
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明日は
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大ステージでの漫才です。

第17回日本言語聴覚学会@京都より
ST水野でした。
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2016年05月21日

松原市認知症サポーター養成講座

昨日の、白鵬、稀勢の里の直接対決は
見ごたえ十分でしたね。
稀勢の里、善戦したものの力及ばず、残念。
ST水野です。

先週、松原市認知症サポーター養成講座を
受講しました。
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平成22年度から行われているこの講座、
今までのべ3569人が受講されたそうです。

第95回の今回も100人を超えるであろう
参加者が集いました。
女性が8〜9割、
年配の方が多かったように見えました。
今回の参加者ではないですが
最年少は、小学校3年生だそうです。

認知症を理解するための座学、
DVDによる、ケーススタディー、
認知症のお母さんを介護した方の経験談。

特に経験談では、
認知症のお母さんが
夜中にお腹がすいたと騒いだとき
頭を洗うことを拒否し続けたとき
亡くなった家族が来たと主張したとき
上手くいかなかった場合
上手くいった場合
具体的な対応策を示され、
イメージしやすかったです。

今は少数ではありますが
20代や30代でも
若年性認知症と診断される方がいる。
そう聞き、
最近、うっかりが多い自分を振り返り
正直、怖くなりました…。
認知症の親を介護する、
配偶者を介護するだけでは済まない現状に
なってきているわけですね。

スーパー、コンビニ、
駅、銀行、郵便局等々の職員が
受けられることも多いと聞いて納得。
不特定多数の方が利用する施設にとって
必要な事前策だと思います。

終了後、認知症サポーターの目印の
オレンジリングを頂きました。
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認知症についてとともに、
また地域を少し知ることができた
日曜日の午後でした。
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マクトス デモと勉強会

利用者さんとの屋外歩行の道沿い。
バラが咲くこの季節が楽しみです。
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ST水野です。

ALSの利用者さんが
マクトス(高機能バイオスイッチ)
http://technosjapan.jp/product/communication/2012/0820210400.html
のデモをされました。
お願いしたのは
メーカー(テクノスジャパン 大西さん)、
販売店(コミル 馬渕さん)
デモに合わせて勉強会もお願いしました。

マクトスは、筋電、眼電、脳波
いずれもひろうことができますが
少しでも動く部位がある場合は
筋電が一番確実とのこと。

利用者さんは、ゆっくりですが
眼瞼と眼球が動きます。
デモ中は、繰り返しの運動を
本当に頑張って下さいました。

眉の上にディテクターを装着。
隙間がないように、ベルトで固定。
「眉を上に上げて」と声をかけます。
(見た目には眉は動かず、
 眼瞼、眼球が動く)
反応したときにピッと音が鳴ります。
反復して行いながら、
反応を見て、大西さんが
設定(レベルと感度)をしていきます。

反応はひろえているときもありました。
見える動きより反応が少し遅れたり、
眼瞼が上がるとき、下がるとき、
2度反応が見られたり、
人工呼吸器の影響だと
思われる誤反応が見られたり。

設定は一度してしまえば
大きく変える必要はないとのこと。
しかしその日の体調に合わせて
いいときは、レベルは高めに。
悪いときは、レベルは低め、
感度は高めにと
アドバイスを頂きました。

ご家族にも練習できるよう
ご指導頂きました。
2週間後に、再訪問して頂きます。


社に移動し、勉強会。
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質問が出ました。
「ALS以外の患者が
 上手く使えない理由は?」
→不随運動が多い疾患では
 動かしたいときだけ動かせないため。
 動かしたくないときに
動かさないでいられることも重要。

「今回の導入のタイミングは?」
→ぎりぎりセーフといったところ。
 本当にロックトインになってからでは
 反応が随意的なものなのか
 確認ができないため、難しい。 
 最低限Yes-Noが確実に表出できる
状態で行うべき。

参加者全員に、実際に体験する機会を
頂きました。
私は、デモをした利用者さんの設定に
合わせてみましたが
反応し過ぎてしまい、
動きを止めておく方が難しかったです。

見ると、体験するでは実感が違います。

お忙しいなか、お時間を頂きました、
大西さん、馬渕さん、
ありがとうございました。
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2016年05月14日

準備は着々と

大阪場所、千秋楽、結びの一番。
白鵬が立ち会いで変化し、
日馬富士を破り、優勝。
大ブーイング、ヤジが飛び交いました。

今場所、琴奨菊の2敗は
いずれも相手の立ち会いの変化で
一瞬で勝負がつきました。
真っ直ぐあたる相撲の琴奨菊。
変化に対応しきれません。
勝った、宝富士、妙義龍もインタビューで
「初めてやりました」
「いい勝ち方ではないんですが…」と
胸を張れる勝利ではない様子。

立ち会いの変化はもちろん
禁止されているわけではないですが
なんだかもやもやします。
マニアックですみません。
ST水野です。


カフェオーディナリー松原、
オープン直前です。
ランチのカレーを頂きました。

「今日のメニューはなんですか?」
森さん「シチューとカレー」
「カレーをお願いします」
森さん「わかりました」
実は事前にカレーを頼んであったのですが
一応、ロールプレイしてみました。

森さんが、パセリをかけて。
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ワゴンにトレイごと移して。
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コロコロしながら引っ張って。
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出していました。
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今日のサラダの野菜は、
トマト以外自家製だそうです。
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みんなでいただきます。
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キーマカレー、おいしかったです。

森さんが食後のコーヒーも出してくれました。
「早かったな…」
半分くらい食べたところ、
確かにちょっと早かったですね。

森さん、またことばが
出やすくなっていませんか?
森さんの準備も順調に進んでいるようです。
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難病と在宅ケアを読んで

先日、二上山に登りました。
下りてきてからの、しそソフトクリーム。
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甘ったるくなくさっぱりとして○でした。
ST水野です。

野村看護師が「月刊 難病と在宅ケア」
2016年2月号と3月号を貸して下さいました。
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ありがとうございます。

ALS利用者さんのコミュニケーションについて
相談をしていたときのことでした。

読んで、気づいたこと、一部ですが、
まとめておきたいと思います。
「 」内は本文からの抜粋引用です。

2月号
『ALSの進行 予後に何が影響するのか』
(名古屋大学医学部附属病院 神経内科病院講師 熱田直樹氏)
「胃瘻増設については、嚥下障害が進行してぎりぎりの状態になってから行うのではなく、早めに実施することが勧められています。具体的には、食形態や体位、食事時間などの工夫を行っても栄養や水分を十分にとれなくなる前、体重が病前に比して10%以上減少する前、食事時間が長くなるなど、食事による患者・介護者の疲労が強くなる前に行うことが良いとされています」

→病前60sだった方であれば、
6sマイナスの54sになる前にですね。
介入が遅ければ、介入時点ですでに
10%減の状態であることも考えられます。
胃瘻増設、早めの検討が必要だと心得ました。
運動量の減少で消費カロリーも
減少しているようにみえてしまうので、
より注意が必要です。
呼吸数や心拍数が増えることによっても、
消費カロリーは増大しますから。
栄養管理が大切。


「JaCALSのデータから、筋力低下が頸部を前屈する筋に及ぶと、その後の呼吸不全や言語、嚥下などの機能喪失に至るまでの期間が短くなることが示されています。頸部前屈筋を支配している頸部脊髄の部位は呼吸筋を支配している部位と近く、舌や咽頭の筋を支配している部位とも近いことが影響している可能性があります。頸部屈曲の筋力が低下した場合、特に重力に抗して首を持ち上げることが難しくなった場合には、嚥下の状態や呼吸症状などに、より注意する必要があります。」

→座っていて、顎を引いた状態から
頭が持ち上がらない状態になる
ALS患者さんは多いです。
頸椎カラー(ネックカラー)で固定をする
場合もよくあります。
この段階になったら、
嚥下、呼吸も大きく低下しやすいと
考えた方がよさそうです。


3月号
『これからのコミュニケーション機器 「マイボイスとこころかさね」』
都立神経病院 作業療法士 本間 武蔵氏
「筆者は額から検出される微細電流を用いて患者さんのコンディションを探るBMI装置「こころかさね」の開発に関わっています。反応がきわめて取りにくい、あるいは全く読み取れない患者さんに対して、ご家族は脈拍を頼りに話しかけたりしていました。それに対して、もう少し意識のありようの直接的な変化を検出して患者さんの様子を知れるようにする装置です。具体的には意識の「集中」や「リラックス」した状態を額から検出される電流を解析して端末画面に示せるようにする試みです。ちょうど心電図の波形が意識の高まりに応じて脈拍が増加し密度が増すという関係に似ています。」

→TLS =Totally Locked-in State
(完全な閉じ込め状態)になった時の、
コミュニケーション手段の確保は
究極の問題だと思います。
バイタルサインの他に
読み取れる手段があればと
期待してしまいます。
患者さんがリラックス状態だと
見てわかることは、
周りの人が安心できる材料に
十分なり得ると思います。

来週、担当のALS利用者さんが、
バイオスイッチのデモを受けられます。
上手くいきますように。
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2016年05月07日

今とこれから

明日から、大相撲本場所が始まります。
2か月が、本当に早いですね。
ST水野です。

失語症のある利用者さん。
カラオケスナックで歌うことが
趣味のひとつ。
病後も変わらず、楽しんでいるようです。

歌詞を見たら、だいたい歌える。

困るのは、機械に曲名を入れるとき。
50音の中から、
一文字ずつ選ぶことができない。

よく歌う曲は?と聞いても
出てこなかったので
どうにか出てきた「前川清」をヒントに
曲名を検索。
100曲以上あるリストのなかから、
指さしで選んでいきました。

その一曲。
「愛がほしい」
50音表をさせるか試してみました。
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「あ い が お」
となってしまいました。
やっぱり難しかったです。
自分がどこまでさしたかわからなくなり
曲名を何度もつぶやく様子が見られました。

方法を変えて。
ひらがな文字チップを作り
並び替えてもらいました。
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これはOK

何の曲でしょうか?
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「ながさきはきょうもあめだった」
これは正確にできませんでした。

評価をまとめると
まずは、音韻の想起が難しい。
音韻の配列は限られた数なら可能。
しかし、選択肢が多いと、困難。
自分がさした音を把持していられない。

続けて言われました。
曲名が言えるときはまだいい。
周りの人が助けてくれる。
言えなければどうしようもない。

当面の問題解決のために
カラオケに持っていけるように
曲名リストを作りましょう。

練習では選択肢(文字チップ)ありで始めて
短い曲名から長い曲名へ。
選択肢を増やしながら、
難しくしていきましょう。
最終的には50音表から選べることを
目指しましょう。

今、行っている、かなの選択の宿題は、
続けましょう。
以前にも紹介した、このような課題です。
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下を折っておくので
いったんは、自分で考えてみて、
わからないときは開いてヒントを見ましょう。

可能なら、携帯のメールもよい練習です。
最近の携帯は、
予測変換、変換履歴の表示、音声入力と
失語症者の助けとなるツールが多くあります。
少しずつ、メールもしていきましょう。

把持については、カラオケの機械は
選んだ文字が出ているので、
どこまで入れたかはわかるとのこと。

これまで話す練習を中心に行ってきました。

しかし、今、困っている。
困っていることを解決する練習と
これからを見据えた練習と
併行して行っていきましょう。

方針変更です。
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2016年04月30日

ST勉強会 全体構造法とは何か

浅香山つつじ祭りに行ってきました。
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遠目で見るつつじは、
こんもりと美しかったです。
ST水野です。

水曜日、松原法人
ST勉強会が行われました。
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新たなメンバーが加わり、
大阪からの参加者1名とで、全8名。
また、増えましたよ。

テーマは「全体構造法とは何か」
山川STによる伝達講習。

全体構造法(JIST法)の基本
全体構造法の言語臨床
全体構造法の具体的手段
  身体リズム運動
  となえうた
  不連続刺激

私自身、全体構造法での練習を
10年以上続けており
これらの話は何度も聞いています。
しかし、何度聞いてもすっきり
わかったと言える自信がありません。

全部理解してから、始めようと思うと
結局始められないままに
終わってしまうのではないか思います。

わからないなりに自分で考えて
わかりそうな人に相談して
やり続けてきて
今ようやく
「少し」わかったと言えるくらいです。

私は全体構造法を行うことで
発症から時間が経過した方でも
失語症はよくなると実感しています。
全体構造法を知らなければ
訪問の道を選ばなかったかもしれないとも
思っています。

次回の勉強会では
全体構造法での症例検討を行う予定です。

自分の「少し」わかったことを
伝えられたら。
失語症はよくなります!と
言い切れるSTが増えたら。

そう願います。
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2016年04月23日

嗜好に合わせて

松原の訪問看護事業所では、
キッチン、カフェの準備が
着々と進んでいます。
事務所中が、香ばしいいい香りに
包まれています。
ST水野です。

漫才、農作業、内装、調理と幅広く
挑戦中の森さん。
調理が一番苦手だそう。
「右手ならわかるけど…」
左手で切る感覚が難しいそうです。
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先月から訪問をしている、
超高齢の嚥下障害利用者さん。
栄養手段は確保されていて、
楽しみ程度の経口摂取をしています。

訪問中、うつらうつらしていることも
多いですが、
快不快の表出が表情や声でできる方です。

何回か訪問していくなかで、
徐々にわかってきました。
送り込み、嚥下に上手くつながる時と
送り込みの過程で口唇から
食物を出してしまう時とがある。

何が関連しているか。
味?
香り?
形態?
温度?

味…甘いものがよい
香り…生のフルーツがよい
形態…ゼリー、プリン等の半固形より、
中くらいのとろみがよい
温度…比較的、冷たい方がよい

生のオレンジはとても香りがよく
手に取ってかじろうとされましたが
絞った果汁にとろみをつけたものは
反応はあんまりでした。
果物では、今のところ
苺の練乳かけ(もちろんミキサー)が
ベスト。

元々は甘い物が特にお好きではなかったが、
高齢になるにつれ、
次第に甘い物を好むようになってきた。
お茶もそのままではあまり飲まないので
はちみつを入れると飲めるとのこと。


嗜好とは…
ある物を特に好み、それに親しむこと。

年齢を重ねるにつれて
嗜好が変わってきたというお話を
よくうかがいます。
脳血管障害後にも、
嗜好の変化は起きるようです。

嗜好に合わせることで
明らかに嚥下状態が変わりました。

ご本人が何が食べたいか
伝えられない場合もあります。
ご家族からの情報を基に
今の嗜好を探っていくしかありませんね。


ご本人が食べたいものと
ご家族が食べさせたいものとの間に
ギャップがある場合もあります。

食べたいものを食べるのに必要な能力と
実際に食べられる能力との間に
ギャップがある場合もあります。

どう折り合いをつけていくかが
また難しいです。
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2016年04月13日

地域を知るということ

4年ぶりに造幣局の桜の通り抜けに。

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今年の花は「牡丹」だそうで、
桜なのに「牡丹」なんだ…。
なんだかよくわかりません。
ST水野です。


日曜日、松原市主催の、
ぐるっとまつばら健康ウォークに
参加してきました。

参加者はおよそ1000名!
親子連れから高齢者まで幅広く。

桜の残る、川沿いの遊歩道を
主とした6qコース。
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春の風を感じながら、
マイペースに完歩しました。

狭い道を通るとき。
道を横断するとき。
ちょっと危ないかなという場所には
必ず、ボランティアさんがいて
誘導していました。
「おはようございます」
「頑張ってください」
元気な挨拶が飛び交いました。

他にもボランティアさんがたくさん。
受付に、準備体操に、
スタート、ゴールの音楽演奏等々。
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ボランティアさんの年齢層も
幅広かったように思います。

前半を終え、
休憩所の運動公園ではクッキーを
ゴール後には、
お茶とおまんじゅうを頂きました。
参加賞もいろいろ。
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地域の協賛企業からのようです。
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安全に歩かせて頂いて
お土産まで頂いて。
参加者はもちろんのこと
ボランティアさんや協賛企業や、
市全体で作り上げているイベントだなあと
感じました。

歩いているあいだ、
利用者さんの顔が浮かびました。

自分で毎日ウォーキングされている
あの方は6q、きっと歩けるだろう。

車椅子のあの方は、
準備体操のモデルになれそうだ。

ことばは出づらいけど声の大きなあの方は、
交通誘導ができるかな。
「おはよう」「気をつけて」
同じことばなら繰り返せるかも。

こういったイベントを社会参加のきっかけと
できたらいいなあ。
そんな視点で見ると、
さらに面白いイベントです。

歩き終えて、
クッキーを提供していた「U〜nan」で、
シュークリームとエクレアを買いました。
地域貢献している企業は、
応援したくなりますよね。

社会参加。
地域貢献。
まず、地域を知ることから。
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2016年03月26日

優勝、狙えるかな

お休みの日の朝に
佐渡ヶ嶽部屋の朝稽古に行ってきました。
立ち会いの稽古で
カラダがぶつかり合う音は迫力があります。

まだ、琴奨菊の綱取りの可能性が
残っていた時だったこともあるでしょうか、
報道陣も多く来られていました。
残念ながら
綱取りは振り出しに戻ってしまいましたね。
宿舎前には琴奨菊へのメッセージが
掲げられていました。
ST水野です。
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ブローカ失語の利用者さんへの訪問。
毎場所恒例の
遠藤と、豪栄道の星取表です。
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遠藤は幕下にいるので、
放送時間が早いのですが
欠かさず、見ていらっしゃるようです。

利用者さんに優勝予想をしてもらいました。
指は、番付表の白鵬と稀勢の里を
指しました。
「え?豪栄道は?」と聞くと
「うーん」と渋い表情。
推し力士とはいえ、なかなか
冷静な分析でした。


豪栄道へ。
調子がいいなあ 調子がいいなあ
豪栄道は 調子がいいなあ

狙えるかな 狙えるかな 
優勝 狙えるかな

難しいなあ 難しいなあ
ちょっと 難しいなあ

遠藤へ。
治っていないの? 治ってないの?
怪我は 治ってないの?

頑張って 頑張って
もうちょっと 頑張って

気持ちを込めて、自分のことばで
言えていました。

最近はこんな読解課題も行っています。
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音読も随分、上手く
できるようになってきましたね。

残り2日、豪栄道優勝の可能性は
まだありますよ。
テレビの前で応援したいと思います。
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今やりたいことは、1人で買い物に行くこと

日曜日に大相撲観戦に行ってきました。
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会場内で、
横綱鶴竜、大島親方(元旭天鵬)と
すれ違いました。
シャッターチャンスをみすみす逃したことが
悔やまれます。
ぽーっと見とれてしまいました…。
ST水野です。

2015年12月5日、
2016年2月27日で書きました
高次脳機能障害の方です。
変わらず、とてもお元気!
ステキな笑顔でお会いできました。

2回目の外出、買い物練習に行きました。
今回もご家族が同行して下さいました。

あらかじめ、ご家族と相談し
献立を考え、
買い物リストを書いて下さっています。

近所のスーパーまで徒歩7〜8分。
歩行は安定しており、
体力はついてきているようです。

今回も歩行者、自転車、車いずれも
多かったのですが
周囲への注意は、
前回より出来てきていました。

スーパーでも落ち着いておられました。
やはり、前回同様、リスト以外のものも
いくつか迷わず購入。
嗜好品等も手に取って見ていましたが
それらは棚に戻しました。

支払いは、3.611円を10.611円で払い、
ポイントカードも忘れず
完璧でした。

お話をうかがうと、
病前は毎日、買い物に行っていたのが
行けなくなって、さびしい。
毎日一人で買い物に行くことと、
自転車に乗ることが
今、最もやりたいことだそうです。

安全配慮もできてきた。
少し活動範囲を拡げてもいい、
しかし、全面的に家計を担うのは
まだ負担が大きいと考えました。

週に1回、お一人で買い物に行くことを
提案しました。
ご家族の同意も得られました。

ただし、条件を設けました。
・前もって、献立を決めること。
・買うものをだいたい決めておくこと。
・予算を決め、それ以上のお金を財布に
入れていかないこと。
・歩いて持ち帰ることを考えて
お一人で持てる範囲の量にすること。
・自転車は禁止。

お金については
普段用と、買い物用と財布を分けますと
ご家族が言って下さいました。

具体的な助言として
今回は、ご家族がいらしたので
キャベツを1玉買いましたが
お一人なら半玉がいいかもしれませんね
と話しました。

ようやく一歩、前進ですね。

安全に関しては、
注意してし過ぎることはないと思い
慎重に進めてきました。
ご本人の希望がはっきりされています。
少しずつでも
希望に沿えるようにしたいですね。
今後も段階的に進めていきたいと思います。
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2016年03月11日

嚥下食でも旅行に

先日、訪問中、力士を見かけて
ドキドキしました。
ST水野です。
大阪場所前後は、街中で、電車で
ちらほら姿をお見かけします。

2014年6月30日
2015年2月10日
2015年5月9日
2015年6月19日
2015年12月11日

経過を報告してきました
嚥下障害の利用者さん。
咀嚼練習を継続しています。

先日、ご家族で2泊3日の
沖縄旅行に行かれました。

感想をたずねると、笑顔で
「飛行機こわかったわ〜。
もう行かへん」と、
写真を見せて下さいました。

食事について確認。
ホテルから、ミキサー食にしましょうかと
申し出があったようですが断り、
お粥と刻み食にしてもらった。

バイキングでは、カレーやデザート等
柔らかく、食べやすいものを食べた。
沖縄料理はあまり口に合わなかった…。

体重2s増!
よく食べられたみたいですね。

毎年、旅行に行かれているご家族。
一昨年は、ホテルでミキサー食を
用意してもらったと聞いています。
それも、そのままミキサー食が
出てくるのではなかった。
普通の状態で提供して見せて
いったん引き取りながら
少しずつミキサー食で出してくれた。
その対応に驚かれていました。

来年はどこに行きたいですかと聞くと
「北海道!」と元気に答えて下さいました。
「飛行機乗らないといけないですよ」に
「新幹線!」と。
行けます。確かに行けます。

嚥下食対応可能な宿泊施設が
増えてきています。
調べてみると、
アレルギー対応と同様に
細かなリクエストに応えてくれる
施設もあるようです。
希望に合わなかった時のために
市販の嚥下食を持参するのも
よいですよね。

嚥下障害を理由に
旅行を諦めなくてもいい時代に
なってきていると感じます。
一番必要なのは、「行ってみるか!」という
ご本人、ご家族の勇気なのかもしれません。
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2016年02月27日

共通の趣味 番外編

3月の大相撲大阪場所、中日に行きます。
昨年、日曜日分を取り損ねたので、
今年は先行予約で確実に取りました。
年々、チケットが取りにくくなっていますね。

佐渡ヶ嶽部屋の部屋宿舎の近くに
のぼりが立ちました。
見るたびにわくわくします。
ST水野です。


今回は相撲ではなく、サッカーです。
私はサッカーの知識はほとんどなく
正直、さほど興味ありませんでした。
でもサッカー関連のニュースは
ときどきチェック。

利用者さんにサッカーが
とてもお好きな方がいらっしゃるからです。
失語症のその方は、
普段、口数が多くはないです。
サッカーの話題となると
いろいろ教えて下さいます。

代表の試合だけでなく
Jリーグの試合も
女子の試合も
海外組の試合もよく見ておられ
選手や監督についても詳しい。

お子さんもサッカーがお好きなようで
共通の話題となっているのでしょう。

その利用者さんは、
前のST担当の時から
書写の宿題を続けておられました。
前担当は、料理本を写して
宿題にしていたようですが
「飽きた」と言われたので
サッカーの記事に切り替えました。

その日のネットや新聞の
サッカーニュースから選びます。

宿題ノートを1冊書き終え、
サッカー記事集が出来上がりました。
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翌週、書いたものを音読して頂くのですが
サッカー関連はカタカナ語が多く
いつも苦労されます。

サッカーは、共通の趣味とは言えませんね。
こちらが利用者さんの
趣味に合わせていく努力も時に必要です。
知っていくうちだんだん
興味が湧いてきたら、
それはそれで楽しいことです。
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揚げ物に挑戦

書き溜めていたものを
まとめてアップしていきます。
ST水野です。

2015年12月5日、書きました
高次脳機能障害の利用者さんについてです。

再度、調理実習を行いました。
豚肉のしょうが梅肉巻き揚げに挑戦。
利用者さんが調理をし
私はそばで見守っていただけです。

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豚の薄切り肉で
大葉、梅肉、細切りにしたしょうが、
時にチーズを巻いていきます。
話しながらの作業も少しできていました。

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揚げていきます。
揚げているあいだは絶対火元から離れない
揚げ終えたら、すぐに火を止める
火の管理もよくできていました。

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揚げたてを一つ試食!
おいしい!

揚げ物が安全にできたら
調理は合格でしょう。
ただし、ご家族の見守りは
続けて頂きます。


次の回、ご家族も一緒に
外出、買い物練習に行きました。
周囲の安全確認が
少し不十分に感じる場面がありました。
利用者さんのお宅の周囲は
人も自転車の通りも大変に多いのです。

買い物は、ご家族の説得を聞き入れず
予定以上のものを買ってしまいました。
どちらか買おうが
いつの間にか
どちらも買おうになっていました。

レジに表示された金額を瞬時に判断して
お金を出す事はできていました。

ご家族のお話では、利用者さんは病後
金銭感覚の甘さが少し増しているように
思うとのこと。
これについては
病前と具体的に比較するのが難しいので
なんとも言いづらいのです。
が、対応策としては
財布に最低限の金額しかいれておかない
週単位で使う金額を区切って入れる等
工夫が必要であろうと
ご家族とお話をしました。

引き続き、頻度の調整をしながら
フォローをしていく予定です。

調理実習で教えて頂いたレシピを
家でも作ってみました。
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ぴりっと、しょうがが効いて
梅肉の塩気があるので
ソースをつけずそのままで。
間違いない、おいしさ!
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失語症のきほん

「うめのたよりきくころ」ですね。
ALSの利用者さんが、読み上げ文字盤で
風流なことばを下さいました。
ST水野です。

松原事業所では、金曜日の会議後に
毎週、勉強会を行っています。
所属の各職種が専門性を活かし
担当するのが主です。

STの順番がきました。
先週は山川STが嚥下障害を
今週は私が失語症を担当しました。

昨年は、嚥下障害を2人で分担したのですが
今年は、山川STが1人で講師を務めました。
内容は事前に相談を受けています。
食事観察のポイントが中心。
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事務所が改装中のため
ごちゃごちゃしています…。

昨年は、質問にあたふたしていたことを思うと
堂々としたものでした。

ただ、松並Nrsに「眠かった」と言われ
来年は実技をやりますと
宣言していた山川STでした。
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昨日は「失語症のきほん」の話をしました。

質問を頂きました。
「失語症の回復過程において、
 どのように言葉を引き出すのがよいか。
 どんな言葉が出やすいか。」

これには、失語症の回復過程では、多くの場合
まずは、理解が上がる。
次に復唱や音読
(聴覚的視覚的手がかりがあって言える)が、
その後、呼称、会話での喚語が上がってくる。
回復段階にもよるが
復唱で答えられるような声かけをする。
まずは「おはよう」に「おはよう」と返す。
「おいしかった?」に「おいしかった」
と返す。
言葉の種類は、
「しんどい」「いたい」「さむい」等
感情を伴うような言葉が
使用頻度も高く、出やすい傾向にある。

と返答しました。


もう1つの質問
「失語症では漢字が残りやすいと聞くが
 臨床的にはどうなのか。」

理解を考えると、かなより漢字が
理解しやすい場合がほとんど。
重度の方と話をするときに、
キーワードとなる漢字単語を書いて
(文ではなく)
理解の助けとすることはよくある。

と返答しました。


勉強会のときに話せばよかったなあという
エピソードを思い出したので紹介します。

ブローカ失語症の利用者さん。
訪問時、私の顔を見るなり
手を掴んで何かを強く訴えました。
内容のある言葉がなく
何が言いたいのかわかりません。

Yes-Noで確認しながら
話題をしぼっていきました。

言語の練習のこと?
うなずかれました。

文字を見せながらすすめました。
言語練習(週2回訪問しています)
「水 金」と曜日を書いたところで
「おー」と声を出して
私の持っていたペンを奪いました。

「金」の上に×を書きました。
金曜日に来ないでってこと?
大きくうなずきました。

水曜日は?
「水」の上に○を書きました。

時間はかかりましたが、わかりました。
どうやら、水曜日はこのまま続け、
金曜日のリハビリを辞めたいと
いうことのようでした。

話すことが難しくても
文字がわかれば
記号が書ければ
伝えられることもあります。
本当に伝えたい思いは伝わるものだと
感じた瞬間でした。

失語症について、また機会があれば
回復過程の話をするのも
面白いかなあと思っています。
posted by Active at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記