2016年03月26日

今やりたいことは、1人で買い物に行くこと

日曜日に大相撲観戦に行ってきました。
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会場内で、
横綱鶴竜、大島親方(元旭天鵬)と
すれ違いました。
シャッターチャンスをみすみす逃したことが
悔やまれます。
ぽーっと見とれてしまいました…。
ST水野です。

2015年12月5日、
2016年2月27日で書きました
高次脳機能障害の方です。
変わらず、とてもお元気!
ステキな笑顔でお会いできました。

2回目の外出、買い物練習に行きました。
今回もご家族が同行して下さいました。

あらかじめ、ご家族と相談し
献立を考え、
買い物リストを書いて下さっています。

近所のスーパーまで徒歩7〜8分。
歩行は安定しており、
体力はついてきているようです。

今回も歩行者、自転車、車いずれも
多かったのですが
周囲への注意は、
前回より出来てきていました。

スーパーでも落ち着いておられました。
やはり、前回同様、リスト以外のものも
いくつか迷わず購入。
嗜好品等も手に取って見ていましたが
それらは棚に戻しました。

支払いは、3.611円を10.611円で払い、
ポイントカードも忘れず
完璧でした。

お話をうかがうと、
病前は毎日、買い物に行っていたのが
行けなくなって、さびしい。
毎日一人で買い物に行くことと、
自転車に乗ることが
今、最もやりたいことだそうです。

安全配慮もできてきた。
少し活動範囲を拡げてもいい、
しかし、全面的に家計を担うのは
まだ負担が大きいと考えました。

週に1回、お一人で買い物に行くことを
提案しました。
ご家族の同意も得られました。

ただし、条件を設けました。
・前もって、献立を決めること。
・買うものをだいたい決めておくこと。
・予算を決め、それ以上のお金を財布に
入れていかないこと。
・歩いて持ち帰ることを考えて
お一人で持てる範囲の量にすること。
・自転車は禁止。

お金については
普段用と、買い物用と財布を分けますと
ご家族が言って下さいました。

具体的な助言として
今回は、ご家族がいらしたので
キャベツを1玉買いましたが
お一人なら半玉がいいかもしれませんね
と話しました。

ようやく一歩、前進ですね。

安全に関しては、
注意してし過ぎることはないと思い
慎重に進めてきました。
ご本人の希望がはっきりされています。
少しずつでも
希望に沿えるようにしたいですね。
今後も段階的に進めていきたいと思います。
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2016年03月11日

嚥下食でも旅行に

先日、訪問中、力士を見かけて
ドキドキしました。
ST水野です。
大阪場所前後は、街中で、電車で
ちらほら姿をお見かけします。

2014年6月30日
2015年2月10日
2015年5月9日
2015年6月19日
2015年12月11日

経過を報告してきました
嚥下障害の利用者さん。
咀嚼練習を継続しています。

先日、ご家族で2泊3日の
沖縄旅行に行かれました。

感想をたずねると、笑顔で
「飛行機こわかったわ〜。
もう行かへん」と、
写真を見せて下さいました。

食事について確認。
ホテルから、ミキサー食にしましょうかと
申し出があったようですが断り、
お粥と刻み食にしてもらった。

バイキングでは、カレーやデザート等
柔らかく、食べやすいものを食べた。
沖縄料理はあまり口に合わなかった…。

体重2s増!
よく食べられたみたいですね。

毎年、旅行に行かれているご家族。
一昨年は、ホテルでミキサー食を
用意してもらったと聞いています。
それも、そのままミキサー食が
出てくるのではなかった。
普通の状態で提供して見せて
いったん引き取りながら
少しずつミキサー食で出してくれた。
その対応に驚かれていました。

来年はどこに行きたいですかと聞くと
「北海道!」と元気に答えて下さいました。
「飛行機乗らないといけないですよ」に
「新幹線!」と。
行けます。確かに行けます。

嚥下食対応可能な宿泊施設が
増えてきています。
調べてみると、
アレルギー対応と同様に
細かなリクエストに応えてくれる
施設もあるようです。
希望に合わなかった時のために
市販の嚥下食を持参するのも
よいですよね。

嚥下障害を理由に
旅行を諦めなくてもいい時代に
なってきていると感じます。
一番必要なのは、「行ってみるか!」という
ご本人、ご家族の勇気なのかもしれません。
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2016年02月27日

共通の趣味 番外編

3月の大相撲大阪場所、中日に行きます。
昨年、日曜日分を取り損ねたので、
今年は先行予約で確実に取りました。
年々、チケットが取りにくくなっていますね。

佐渡ヶ嶽部屋の部屋宿舎の近くに
のぼりが立ちました。
見るたびにわくわくします。
ST水野です。


今回は相撲ではなく、サッカーです。
私はサッカーの知識はほとんどなく
正直、さほど興味ありませんでした。
でもサッカー関連のニュースは
ときどきチェック。

利用者さんにサッカーが
とてもお好きな方がいらっしゃるからです。
失語症のその方は、
普段、口数が多くはないです。
サッカーの話題となると
いろいろ教えて下さいます。

代表の試合だけでなく
Jリーグの試合も
女子の試合も
海外組の試合もよく見ておられ
選手や監督についても詳しい。

お子さんもサッカーがお好きなようで
共通の話題となっているのでしょう。

その利用者さんは、
前のST担当の時から
書写の宿題を続けておられました。
前担当は、料理本を写して
宿題にしていたようですが
「飽きた」と言われたので
サッカーの記事に切り替えました。

その日のネットや新聞の
サッカーニュースから選びます。

宿題ノートを1冊書き終え、
サッカー記事集が出来上がりました。
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翌週、書いたものを音読して頂くのですが
サッカー関連はカタカナ語が多く
いつも苦労されます。

サッカーは、共通の趣味とは言えませんね。
こちらが利用者さんの
趣味に合わせていく努力も時に必要です。
知っていくうちだんだん
興味が湧いてきたら、
それはそれで楽しいことです。
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揚げ物に挑戦

書き溜めていたものを
まとめてアップしていきます。
ST水野です。

2015年12月5日、書きました
高次脳機能障害の利用者さんについてです。

再度、調理実習を行いました。
豚肉のしょうが梅肉巻き揚げに挑戦。
利用者さんが調理をし
私はそばで見守っていただけです。

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豚の薄切り肉で
大葉、梅肉、細切りにしたしょうが、
時にチーズを巻いていきます。
話しながらの作業も少しできていました。

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揚げていきます。
揚げているあいだは絶対火元から離れない
揚げ終えたら、すぐに火を止める
火の管理もよくできていました。

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揚げたてを一つ試食!
おいしい!

揚げ物が安全にできたら
調理は合格でしょう。
ただし、ご家族の見守りは
続けて頂きます。


次の回、ご家族も一緒に
外出、買い物練習に行きました。
周囲の安全確認が
少し不十分に感じる場面がありました。
利用者さんのお宅の周囲は
人も自転車の通りも大変に多いのです。

買い物は、ご家族の説得を聞き入れず
予定以上のものを買ってしまいました。
どちらか買おうが
いつの間にか
どちらも買おうになっていました。

レジに表示された金額を瞬時に判断して
お金を出す事はできていました。

ご家族のお話では、利用者さんは病後
金銭感覚の甘さが少し増しているように
思うとのこと。
これについては
病前と具体的に比較するのが難しいので
なんとも言いづらいのです。
が、対応策としては
財布に最低限の金額しかいれておかない
週単位で使う金額を区切って入れる等
工夫が必要であろうと
ご家族とお話をしました。

引き続き、頻度の調整をしながら
フォローをしていく予定です。

調理実習で教えて頂いたレシピを
家でも作ってみました。
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ぴりっと、しょうがが効いて
梅肉の塩気があるので
ソースをつけずそのままで。
間違いない、おいしさ!
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失語症のきほん

「うめのたよりきくころ」ですね。
ALSの利用者さんが、読み上げ文字盤で
風流なことばを下さいました。
ST水野です。

松原事業所では、金曜日の会議後に
毎週、勉強会を行っています。
所属の各職種が専門性を活かし
担当するのが主です。

STの順番がきました。
先週は山川STが嚥下障害を
今週は私が失語症を担当しました。

昨年は、嚥下障害を2人で分担したのですが
今年は、山川STが1人で講師を務めました。
内容は事前に相談を受けています。
食事観察のポイントが中心。
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事務所が改装中のため
ごちゃごちゃしています…。

昨年は、質問にあたふたしていたことを思うと
堂々としたものでした。

ただ、松並Nrsに「眠かった」と言われ
来年は実技をやりますと
宣言していた山川STでした。
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昨日は「失語症のきほん」の話をしました。

質問を頂きました。
「失語症の回復過程において、
 どのように言葉を引き出すのがよいか。
 どんな言葉が出やすいか。」

これには、失語症の回復過程では、多くの場合
まずは、理解が上がる。
次に復唱や音読
(聴覚的視覚的手がかりがあって言える)が、
その後、呼称、会話での喚語が上がってくる。
回復段階にもよるが
復唱で答えられるような声かけをする。
まずは「おはよう」に「おはよう」と返す。
「おいしかった?」に「おいしかった」
と返す。
言葉の種類は、
「しんどい」「いたい」「さむい」等
感情を伴うような言葉が
使用頻度も高く、出やすい傾向にある。

と返答しました。


もう1つの質問
「失語症では漢字が残りやすいと聞くが
 臨床的にはどうなのか。」

理解を考えると、かなより漢字が
理解しやすい場合がほとんど。
重度の方と話をするときに、
キーワードとなる漢字単語を書いて
(文ではなく)
理解の助けとすることはよくある。

と返答しました。


勉強会のときに話せばよかったなあという
エピソードを思い出したので紹介します。

ブローカ失語症の利用者さん。
訪問時、私の顔を見るなり
手を掴んで何かを強く訴えました。
内容のある言葉がなく
何が言いたいのかわかりません。

Yes-Noで確認しながら
話題をしぼっていきました。

言語の練習のこと?
うなずかれました。

文字を見せながらすすめました。
言語練習(週2回訪問しています)
「水 金」と曜日を書いたところで
「おー」と声を出して
私の持っていたペンを奪いました。

「金」の上に×を書きました。
金曜日に来ないでってこと?
大きくうなずきました。

水曜日は?
「水」の上に○を書きました。

時間はかかりましたが、わかりました。
どうやら、水曜日はこのまま続け、
金曜日のリハビリを辞めたいと
いうことのようでした。

話すことが難しくても
文字がわかれば
記号が書ければ
伝えられることもあります。
本当に伝えたい思いは伝わるものだと
感じた瞬間でした。

失語症について、また機会があれば
回復過程の話をするのも
面白いかなあと思っています。
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2016年02月19日

愛される人

ぽかぽか一足早い春の日のようです。
ST水野です。

とある利用者さん。
昨年の6月に、看護師から
嚥下をみてほしい方がいると相談を受け
見に行かせて頂きました。

第一印象は
愛らしい笑顔と努力性。
発声も、嚥下も強い努力性。

のどつめ声、早口、ごく短い発語。
呼吸は浅く頻回で、
胸郭の動きはほとんど無い。

食べ方は丸飲み。
自歯は数本で臼歯は無し。
舌で軽く押しつぶす程度で、
下顎の咀嚼運動は全く見られない。
呼吸パターンは嚥下とあってはいるが
空気の嚥下音あり。
ゼリー1つを食べた後は、
空気でお腹がぱんぱんに張ってしまう。

介助する時に咀嚼を促すと、
下顎の動きが見られました。
咀嚼からの嚥下の方が空気を飲まず
比較的楽に嚥下できていました。

嚥下については
誤嚥、窒息の危険を優先に考えました。
注意点を看護師に伝えて
ご家族へのはり紙を作りました。
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大きな声を出して話したり、歌ったりも
よい練習になるので
看護やリハビリ中、気に留めておいてほしいと
お願いしました。


先週のこと。
8か月ぶりの訪問でした。

挨拶をすると、大きな口を開けて
ガハハと笑っておられました。

長い発話が楽にでき、いい声です。

メニューはこのような感じ。
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咀嚼からの嚥下で、空気嚥下を感じません。
歯が少ないので
しめじはちょっと怖かったですが…。

胸郭の動きも大きくなり
促すと深呼吸ができるようになっていました。

本当に変わりましたね。
貼り紙には
キノコ等、具体的に難しいものを
追加しました。
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スタッフがこの利用者さんについて話す機会は
とても多いと思います。
今日はこんな話をした、こんな歌を歌ったと
報告し合っているのをよく耳にします。
愛されてますね。

これだけ変わられたのは
スタッフの日々の関わりの賜物であると
思います。

特別なことをしなくても
これだけ利用者さんを変えていける
スタッフの力。

驚きました。
感動しました。
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2016年02月03日

そこにいてくれるという役割

琴奨菊、優勝。
誕生日に披露宴もされたようですね。
うれしいです!
でも、一躍、人気者になり
なんだかさびしいファン心です。
ST水野です。

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在宅リハビリ未来サミット2015 in 京都
「活動・参加を推進し、人としての復権につなげるリハアプローチ」
先週の土曜日、有休をいただき
2日間、参加してきました。

医師やリハ職だけでなく、
脳卒中当事者の講義もあり、
シンポジウムも
グループディスカッションもといった
内容でした。

自分自身の気づきを
書き残しておこうと思います。

在宅りはびり研究所 吉良氏の講義で
活動と参加を整理していくなかでのこと。

生活参加の役割には
「することによる役割」だけでなく
「いることによる役割」がある。

「いることによる役割」とは
家族、元気を育む存在になりえること。
重度障害の方にも応用できる概念です。

重要なのは、
ご本人がそのことを自覚していること。

先週のある利用者さんの訪問時のことを
思い浮かべました。
透明文字盤での視線練習を始めたところです。

「○○のはつぜつくおいわいしてあげて」
読み取ると、ご主人へのメッセージでした。
○○とは、昨年生まれた2人目のお孫ちゃん。
女の子なので、3月が初節句だそう。

文字盤を介して話していくと
1人目のお孫ちゃんは、4月に入園。
誕生日、七五三と今後もお祝いしたいことが
次々出てきました。

おばあちゃんの役割、果たしていますね。
それを利用者さんに自覚していただけるよう
お伝えしたいと思います。


脳卒中当事者、にき咲くクラブ 
竹下氏の講義では
障害を持って始めた7大活動を話されました。
スポーツ、ボランティア活動、
条件付き運転免許等。

素晴らしいこと!

利用者さんから「今したいこと」を聞くとき
今まで好きだったことをまず聞きます。
そこまでは引き出せても、
「今はもう無理よね」から
発展していきません。

竹下氏の話を聞き、
病前の生活に自分自身が
固執していたことを反省しました。
新たなことを始めればいいんだと思いました。

利用者さんの多くは、
近所の知り合いに会うことを
特に嫌がられます。
それなら、自分を知らない新たな活動範囲で
関係を作っていく方が
むしろ気が楽なのかもしれないと思いました。

最後に、宣言します!
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2016年01月23日

共通の趣味 5

初場所も終盤、
琴奨菊についに
土が着いてしまいました。
ST水野です。

琴奨菊がいる佐渡ヶ嶽部屋は
大阪場所中、松原市内のお寺に
部屋宿舎をとります。
以前、朝稽古の見学で
琴奨菊に会った時
金太郎さんみたい!と思いました。
笑顔が可愛らしくて
それ以来のファンです。

遠藤は休場、
豪栄道は負け越し、カド番決定です。
二人を推している利用者さんは
すっかり気落ちされていました。
それでも、星取表はきっちり
つけて下さっています。

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応援の気持ちを込めて
練習しました。

頑張って 頑張って 
豪栄道 頑張って

ケガを治してね ケガを治してね 
ちゃんと ケガを治してね

戻って来るかな 戻って来るかな
来場所は 戻って来るかな

非常に無口な、とある利用者さん。
言語障害はありません。
が、ご家族ともほぼ話をしないそうです。

その方との会話。
相撲の話題が唯一盛り上がります。
場所中でなくても
「次の相撲はいつや?」
自分から話しかけて下さることも
ありました。
珍しいこと!

せっかくの場所中なのに
体調が悪く入院となり
訪問できなくなってしまいました。

きっと病院でも
相撲を見ておられることと思います。
よくなって帰られたら
また相撲の話がしたいですね。

どうか琴奨菊が初優勝できますように!
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2015年12月29日

難病コミュニケーション支援シンポジウム in 近畿

本日仕事納めです。
ST水野です。

12月20日、
大阪府立急性期・総合医療センターで行われた
難病コミュニケーションシンポジウムに
参加してきました。

シンポジウムでは
4名のALS患者さんが登壇され、
それぞれの思いを語られました。

今回のお話は
周囲からは上手くいっているように見える
現在の介護環境の実現までに
どんな心理的変遷があったかを
語られる方が多かったです。

介護ヘルパーを確保するのが難しいため
ご自分でヘルパーの事業所を作った方。
コーディネーターは自分自身だと
はっきり言い切られていました。

一般の事業所では
ヘルパーを選べないことから
専属ヘルパーを雇い、
オーダーメイド介護を
受けられるようにした方。
自分の介助者は自分で選び、育てる方針に
辿り着いたそうです。

障害福祉サービス時間数の交渉を
市役所と長期に交渉してきた方。
ご家族の怪我がきっかけだったそうです。

家族より上手にケアをする人は多い。
家族にしかできないことも多い。
家族とケアを分けて考えている方。
パートナーはフルタイムのお仕事を
されているとのこと。

自分が関わっている利用者さんは
基本的にご家族が介護をして
その足りない分を外部のケアで補う形を
とっている方がほとんどです。

家族は家族の役割をすればいい
という考え方。

当事者と家族との関係を長く良好に
保つためには大切なことですが
実践には相当の努力を要すると思います。

ケアは外部に全て任せる
それが自由に選択できる
仕組みができたら…、
今、担当している利用者さんなら
どうされるだろうかと
考えてしまいました。

加えて,関東では多いという
口文字盤を使われる方がいらっしゃいました。
実は見たのは初めてで
そのスピードに感嘆!

とてもいい経験をさせて頂きました。

今年一年
ありがとうございました。
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2015年12月26日

ST勉強会 症例検討 大阪弁!

今年も残り5日となりました。
ST水野です。
先週の水曜日、ST勉強会を行いました。
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山川STが訪問利用者さんの
感覚性失語症例をあげてくれました。
簡単な症例紹介の後、
動画を見て、検討しました。

相談としては、練習内容、
難易度(負荷量)について等。
自分が日々行っている練習は
妥当なのか確認したいという
思いを感じました。

今回の肝はすばり「方言」でした。
参加者4名のうち、
大阪弁ネイティブは上田ST1名。
他3名みな方言で苦労しています。
ちなみに山川STは沖縄の出身です。

山川STは、全体構造法のとなえうたで、
練習を行っていました。
となえうたは、復唱に近い方法で行います。
山川STのことばを真似ようとする
利用者さんのイントネーション、
強い違和感を感じました。
この利用者さん、普段の会話では
比較的流暢に話せ、
関西イントネーションで
全く問題はありません。

山川STは自分が関西イントネーションで、
となえうたを行うと、
不自然で気持ちが悪い感じがすると
言っていました。

それを聞いて上田STが言いました。
「それを利用者さんも感じていると思う。
 利用者さんに
 同じことをさせてしまっているよね」

納得です!

私も経験から
方言、イントネーションの差が
もたらす影響は、
運動性失語症例より、
感覚性失語症例で大きいと感じます。
感覚性失語症例は、
それだけ「聴く」力が弱く
イントネーションが
理解の助けになっていると
考えることもできると思います。

また長年、大阪に住んでいる方でも
生粋の大阪生まれと
他の地域からの移住者では
イントネーションの差の受け入れ方は
全く違います。
大阪弁は強いですね。

私も大阪に住み、もうすぐ5年ですが
未だに大阪弁をうまく操れません。

利用者さんの
イントネーションを含めたことばを
真似て練習に使いながら
自分自身のことばを利用者さんのことばに
寄せていくしか解決策はないと思います。
それを改めて意識する機会となりました。

ありがとうございました。
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2015年12月11日

お家での嚥下食 4  丸飲みからの脱却を目指して

大阪は、生暖かい強い風が吹いています。
ST水野です。

シリーズ4回目
(VE検査も含めたら5回目)に
なりました。

これまでの流れは
2014年6月30日
2015年2月10日
2015年5月9日
2015年6月19日 
の投稿を参照下さい。

嚥下障害の利用者さん。

「よく噛んで食べれば
何を食べてもいいでしょう」
と診断されたVE検査から
およそ半年が経過しました。

現在、STは隔週の訪問になっています。

現在の食形態は
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軟菜粗きざみ食といった
ところでしょうか。
この日は、サイコロ状の焼き芋、
炊き込みごはん、シチュー、卵焼き。
果物だけ、少しミキサーにかけてありました。

「近頃は、ミキサーをほとんど
使ってないんですわ」とご主人。
お粥も粒状のまま食べているとのこと。

咀嚼はまあまあといったところ。
お芋は上あごにくっついて
食べづらそうではありましたが
水分嚥下でクリアされていました。

するめやガムで咀嚼練習を続けてきました。
本当に少しずつ、習慣として
咀嚼できるようになってきています。

揚げ煎餅など確実に咀嚼しないと
食べられないものの方が
よく咀嚼できているように思います。

お顔を隠してしまうのが
もったいない程の
いい笑顔をして下さいました。
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今後も、咀嚼練習を
さらに続けていきましょう。


別のある利用者さんのお宅に
特大のクリスマスツリーが飾られていました。
片麻痺のご主人と奥様の二人暮らしです。
季節行事を大事にするって、すてきですね。
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2015年12月05日

カレーライスにハンバーグに 在宅での高次脳機能リハビリ

師走に突入しましたね。
ST水野です。

数か月前から高次脳機能障害の方を
訪問で担当しています。
  

実際にお会いしてみると、
笑顔ですごく明るくお話をして下さる方。
暖かい目で、そして冷静に
見守って下さるご家族!
環境面は恵まれていると感じました。

大きな方針。
ご家族やリハビリの見守り下で
まずはご自分でやって頂き、
危ない点や気を付けるべき点を
伝えていこうとなりました。

リハビリでは、調理に挑戦です。
病院での調理実習では、
火の安全管理が不十分で、
とにかく慌ててしまったようでした。

初回は、カレーライスとポテトサラダ。
結果はおおむね良好。

ご家族も、病院の実習より、

随分落ち着いていたと言われました。
在宅で慣れた環境であることが
影響していると思われました。

二回目はハンバーグとマカロニサラダ。
二品を同時進行で作ろうとしたため、
工程がやや混乱し、
効率が悪くなってしまいましたが、
最終的には上手くできていました。

二回を通して感じたこと。
よかったこと。

じゃがいもの皮をピーラーで剥く。
玉ねぎのみじん切り。
非常に手際がよく、
新米主婦の私など到底、太刀打ちできません。
これは、手続き記憶といっていいでしょう。

作業の合間に、洗い物をする様子が
見られました。
それを指摘すると「主婦ですから!」と
笑っておられました。


注意が必要なこと。

作業中に話しかけられても、
全く耳に入らない。
ここは、注意障害によるところだと思います。
大切なことを伝えるのは
作業中ではなく、作業前にすべきだ
とわかりました。

マカロニのゆで時間の3分は
時計を気にすることができました。
病前も、キッチンタイマーを
使ったことがないそうですが
安全のため、使うことを助言しました。
キッチンタイマーを買わなくても、
スマホをお使いでしたので、
タイマー機能の使用を提案しました。

病後、献立を考えることが難しくなったと

ご家族が言われていました。

ここは、失語症、記憶障害の影響でしょうか。
「料理の本は見ませんか?」とたずねると
「それは先生が新婚さんだからよ」と
返されてしまいました。

この点は作った料理の、材料、作り方などを
書き溜めていき
今後の献立の参考にすることにしました。
幸いにも「メモをとる」ことは
比較的上手い方です。
また、書くことは作業後よりも作業前に行い
工程を確認してから、
調理にかかった方がいいのではと考えます。

在宅で高次脳機能障害のリハビリでは
生活のなかでの、
実際に困ったことをひとつひとつ
いかに解決するかが
大切だと思います。

リハビリでできることは限られているので
ご家族に理解して頂き
同じ方針で進めることも大切です。
特に安全をどう確保するかは
一番難しいところだと思います。

今後の経過をまた報告します。
長文にて失礼しました。

おいしそうに出来上がりました。
時間がなくて、焼くのを見届けることが
できなくて、残念でした。
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レシピ集はこんな風。
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2015年10月31日

大きな1ステップ  感覚性失語症者の気づき

秋まっさかり。
秋の味覚!
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いただきものです。ST水野です。

感覚性失語症のとある利用者さん。
たくさんお話をして下さりますが
ジャーゴンとなってしまいます。

ジャーゴンとは、意味の通らない音や
ことばの羅列を言います。
ジャーゴンにもいくつか種類がありますが
この方の場合は、
日本語に存在する音で構成されており
聞き取れることばも混じるのですが、
全体として意味を成さない発話です。

地道にこつこつと、聴いて←→話す練習を
続けてきました。

今週、訪問時、奥様が言われました。
「最近、お父さんは自分で言えてないことが
わかってきたみたい」

以前は、何か訴えている時に、
奥様に通じないと怒ることが多かった。
今は、何度か言って通じなければ、
「もうええわ」となることが多い。
通じないなら仕方がない、
通じないのは自分のことばのせいだと
わかっている様子だと。
奥様は「後でまたゆうてな」と
声をかけているそう。

練習中、ここ数か月、
変化を感じていました。
私の反応を見てではなく
自分の気づきとして
上手く復唱ができなかったときに
「あかんな」と言われることが
増えてきているなあと。

感覚性失語症の方にとって、病識をもつ、
すなわち、
自分のことばがおかしいと
気づくことには大変大きな意味があります。    
しかし、周りの人が、
「あなたは何を言っているかわからない」と
直接、指摘することはなかなかできません。

奥様もそうだったようです。
「以前は、わかってる風に話を
合わせていたけど
今は、『お父さん、ごめん、わからへん』
と言えるようになった」と。

その変化は、病識がでてきたご本人の変化を
奥様がとらえた結果だと思います。

この気づきは
利用者さんにとって
大きな1ステップです。
奥様にとっても
大きな1ステップです。

このような変化は、利用者さんの、私の
双方のモチベーションとなりますね。

次のステップは
自分のことばの誤りを言い直そうとすること
でしょうか。

なぜ、感覚性失語症の方が
自分のことばのおかしさに気づくことが
大切か。
それに気づかないと
言い直すこと、
または言い直そうとすることが
できないからです。

梨の大きさが伝わりにくいかなあと思って
持ってくださいとお願いしたら
IMG_8377.jpg

こんなんなりました。
IMG_7541.jpg
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2015年10月10日

ST勉強会 「食形態を考える」

朝晩、冷えるようになりましたね。
ST水野です。

今週、「食形態を考える」をテーマに
ST勉強会が行われました。
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新卒入職者2名のために
病院経験者5名が、
それぞれの病院で使われていた
食形態や用語を出し合いながら
確認して行こうという勉強会でした。

IMG_7055.jpg
字が薄くて見にくいですね。
すみません…。

まずは、嚥下の初回評価に使う食品。
ゼリー、とろみ茶、水、氷片とさまざま。
ゼリーもスライスなのか、
砕きなのか、グラム数は?

それから主食と副食に分けて 
食形態を上げていく流れを確認。

食形態を表す用語でも
病院によって、少しずつ異なるようです。

「きざみ食」と言った場合
私がいた病院では、極きざみを指し
数ミリの細かさにきざんだものを
言いました。

しかし、碓井STがいた病院では
1センチ程度にきざんだものを
言ったそうです。
私がいた病院では、
それは「粗きざみ」と言っていました。   

要注意ですね。
病院からの申し送りに
「きざみ食」とあった場合
実際にどの程度のきざみを指すのか。

新卒の2人はこれらの話を
どう感じたでしょうか。

嚥下障害の方が
食べやすいのは煮魚ですと言っても、
どの程度の柔らかさで、
ほぐれやすさがいいのか
あんかけのとろみをどうつけるのか
STには料理の知識や経験も大事だなあと
感じた勉強会でした。
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2015年08月25日

VE(嚥下内視鏡検査)を学ぼう

台風の強雨です。
バイクが飛ばされそうになりながら    
訪問しています。
ST水野です。

先週、碓井ST講師による
ST勉強会が行われました。
VE(嚥下内視鏡検査)について。

方法等の説明から始まり
利用者さんの実際の
VE(嚥下内視鏡検査)動画を
壁に大きく映して
それぞれが評価しました。
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唾液や痰が声門上に
貯留している危険性。
吸引前後、喀出後の違い。

誤嚥の評価も大切だが
喀出力の評価も大切。

動画はインパクトがありますね。

直接は利用者さんに
お会いできないので
碓井STから
外から見た嚥下状態の説明を
聞きながら見ました。

VEでもVFでもそうですが
評価の数を重ねてくると
どうなるか。

利用者さんが食べている様子から
VEやVFをしたら
おそらくこんな結果だろうと
想像できるようになってきます。
つまりSTの嚥下評価力が
格段に上がります。

そういう側面からも
意味深い勉強会であったと思います。
ありがとうございました。
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2015年08月20日

言語練習の個別性を高める工夫

甲子園が終わると、夏の最期を感じます。
ST水野です。

失語症の利用者さんとの練習のなかで
その方に合わせた内容を
どう取り入れるかは課題です。
普段よく使うことばや
その方が興味のある分野のことばを
使うのはもちろんのこと。

訪問でしている工夫を
少し紹介したいと思います。

会話ノートです。
一般的に、コミュニケーションノート
とも言われるものです。
ことばが出にくい方が、
主に絵や文字を指さして使います。
IMG_7512.jpg

とある利用者さんの、
昼食メニューのページです。
IMG_8802.jpg
お話をうかがうと
普段食べているものは、
家庭によって全く違います。
確認しながら、作っています。
カラー写真だとよりわかりやすいですね。

市販のコミュニケーションノートには、
なぜだかカレーライスがありません。
我が家でノートを作るなら、
一番に入れるのに!
お好み焼きも入ってないんですよね。
    
見当識(家族構成)の練習には、
樹形図を使います。
IMG_0505.jpg
視覚的にもわかりやすいと思います。
可能であれば写真を加えることもあります。


先週の日曜日、
利用者さんのご主人の誕生日でした。
金曜日、訪問時、
利用者さんと約束をしました。
日曜日に「誕生日おめでとう」を
ご主人に伝えること。

文字が音読できるようになってきたので、
書いて貼らせて頂きました。
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今週、訪問時に確認すると
「おう、おめでとう、言うとったなあ」
とご主人。
約束は果たして下さったようでした。

個別性を高めると、
生活で使えることばが
まず増えてくるように感じます。
そのためには
ご本人、ご家族からの情報収集が
最重要です。
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2015年07月15日

共通の趣味 4

梅雨明け前に
本格的な暑さが来ましたね。
ようやくエアコンを入れて
下さっている
家が多くなりました。
ST水野です。

大相撲名古屋場所、始まりました。
今日で4日目。

ブローカ失語の利用者さんに、
少し遅れたけど
星取表を持っていきました。

すると
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ご主人が先に用意して下さっていました。
○×より、○●方がわかりやすいかも。

このまま、使って頂くことにしました。

いつもの練習のバリエーション。
「いい調子 いい調子
遠藤 いい調子」
「これからだ これからだ
豪栄道 これからだ」
「作ってくれた 作ってくれた
白黒を つけています」

名古屋場所、9日目に観に行く予定です。
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2015年06月23日

夏への準備 言語教材編

今年は6月より5月の方が暑かったように
感じます。
夏も近いですね。
ST水野です。

私は失語症の方には
「聞く⇔話す」を反復して練習します。

訪問中に「書く」練習は、まずしません。

不思議なことに「聞く⇔話す」練習だけでも
「文字を読む」「書く」力はついていく場合
が多いのです。

しかし、書きたい希望が強い方、
家でも何か練習がしたい方には
宿題という形で
「書く」ことを行う場合が多いです。

訪問の合間の時間に教材を作ります。
夏のことばを集めて作りました。
難易度をいろいろと。

IMG_3101.jpg
@は、かなを自発的に書くのは難しい方に。
下に選択肢をつけています。
紙を折り選択肢をかくすこともできます。
どこの文字(語頭、語中、語尾)を
○にするかでも難易度がかわります。

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Aは、かなが自発的に少し書ける方に。

IMG_3065.jpg
Bは、ある程度、書けるけど
文字数のヒントがあった方が
書きやすい方に。

宿題の効果。
「読む」「書く」力が伸びることは当然。
紙で残ることで、成果を何度でも
見返すことができること。
ご家族間のコミュニケーション機会を
増やせること。
これが一番うれしい。

様子をお聞きすると
ご夫婦で、親子でわいわいしながら
やって下さっているようです。

ご本人、ご家族の負担になり過ぎないように
難易度や量の調整、ヒントの出し方の
助言が欠かせません。
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2015年06月19日

お家での嚥下食 3

〜丸飲みからの脱却を目指して〜
シリーズ化してきましたので
副題をつけてみました。
ST水野です。

2014年6月30日
2015年2月10日
2015年5月9日のブログで書きました、
嚥下障害の利用者さん。


VE検査で
「よく噛んで食べれば、
何を食べてもいいでしょう」と
診断されました。
咀嚼が上手くいかず、練習中です。

今までの食べ方は
「丸飲み」
口に入れたものを咀嚼せず、
そのまま送り込んで嚥下していました。

丸飲みの理由の一つに、
ゼリー等の半固形物、ミキサー食等の
咀嚼を必要としない食物を
長期に摂取されていたことが挙げられます。

この利用者さんの場合で言うと
機能的には咀嚼ができます。
咀嚼することを
忘れてしまっているような状態と
言ってもいいかもしれません。

咀嚼練習として、
するめを用いてみました。
右奥歯、左奥歯で咀嚼をします。
手を使わないで、舌の動きで
するめを右⇔左へ移動させます。

じゅわっと唾液が出てきた模様です。
するめがふやけて、噛まれて、
柔らかくなってきました。
時間はかかりましたが、
噛み切れたようです。

おっと、そのまま飲み込まないで!
咀嚼した、するめは出して下さい。

十分に口腔内が潤ったところで、
おやつの時間。
IMG_2814.jpg
551のアイスキャンディーを刻んだもの
柔らかめのお煎餅、ウエハース

551は大阪名物の豚まんで有名なお店。
アイスキャンディーも人気があります。
みかん等フルーツが入っていますが
もう大丈夫ですね。
慌てて一気に食べ過ぎて
頭キーンとされていましたが…。

お煎餅もサクサクといい音が
聞こえてきます。


咀嚼をどう練習するか。
ただ運動としてモグモグと
咀嚼をするだけでは
実際の食べ方に般化できないことが多く
食物を用いました。

ただしこの練習は
誤嚥のリスクが高い方には
向かない方法です。

安心して練習ができるのも、
VE検査で誤嚥のリスクが低いと
評価して頂いたおかげです。

咀嚼練習、続けていきましょう。
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碓井STのからだを触れるSTになろう 2

最近、湿度にカラダを蝕まれそうな感覚に
陥ることがあります。
ST水野です。

一昨日、碓井STシリーズ第2回が行われました。
テーマは「緊張」。

新メンバーを加えて、
参加者は5名。
IMG_8144.jpg


一昨日学んだこと、
山川STに確認してみました。

とりあえず、触ってみる。
緊張は高かったら落とす。
低かったら上げる。

落とすには、リラックス。
接地面積を増やす。

上げるには、立ったり、浅座りにして
接地面積を減らす。


足りない部分を少し追加。

骨盤を起こすとき、手に感じるのが
重いなら、緊張が低い。
固いなら、緊張が高い。

座っているとき、
クッションを抱える
バスタオルをかける
テーブルを配置するだけで
安心感が得やすい。
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緊張が低い方への発声のアプローチ。
IMG_8791.jpg
いじめてるわけではないですよね…?

アプローチの順番。
姿勢⇒呼吸⇒発声⇒下顎、口唇、舌⇒構音


担当している小脳梗塞の利用者さんに
早速触らせて頂きました。
今まで、肩周囲しか触ったことがなく
固かったので
緊張が高いものと思っていましたが
腰周囲(特に麻痺側)はゆるくて
緊張が低いように感じました。
身体のなかでも違いがあるんですね。

山川STの言うとおり
「とりあえず触ってみる」が
スタートかもしれません。
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