2015年03月07日

第一回大阪府言語聴覚学術大会

小雨降る、寒い中、
はるばる行って参りました。
ST水野です。
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その勇姿、しかと見届けました。
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山川STが少し大きく、大人に見えました。

発表を決めてから、
ここまで長い道のりでしたね。
おつかれさまでした。
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2015年02月10日

お家での嚥下食 2

寒波襲来です。
ST水野です。
2014年6月30日のブログに書きました
嚥下障害の利用者さん。

ミキサー食を中心に食事量アップし、
体重も増加傾向。
状態がよくなってきているので
一度、VFかVEの検査をしてみてはと
主治医と相談し、提案しました。
入院時、検査で大変な思いをしたようで
ご本人に検査を受けたくないと
はっきり言われてしまいました。

一足飛びにはすすめられなくなり
様子を見ながら少しずつです。

間接練習の後、直接練習です。
今日は、これ。
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手前は私の分です。
はい、ごちそうになりました。

りくろーおじさんの、チーズケーキ。
大阪ではとても有名です。
スフレチーズケーキというのでしょうか
ほわほわの食感。
歯茎で押しつぶせば食べられるほどです。

冷たいままでは、ひっつくから
家内の分はレンジでちょっと温めてあります
とご主人。
利用者さんは、とろみコーヒーとともに
順調に食べられました。

ただし、注意!
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底にレーズンが入ってますから。


ご主人の話。

こないだは、スーパーの入り口に
たこ焼き売ってますやろ。
食べるーゆうて
6個で340円。
家内が4ツ食べましてん。
たこは、私が食べたんですけどね。

たこ抜きたこ焼き。
確かに大阪のたこ焼きは中がとろっとして
食べやすいかもしれません。

特別な嚥下食でなくても
物によっては
食べられることがわかってきました。

このまま無理せず、確認しながら
食べられるバリエーションを
増やしていけたらいいですね。
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2015年01月27日

その人を知る

大阪はあたたかい雨が降っています。
ST水野です。

11月より、山川STに同行して訪問中の
利用者さん。
失語症の女性で、元美容師さんです。

家から徒歩5分の美容室を
経営されていました。
今は、息子さんが引き継がれています。

病後も、朝9時には美容室へ行き
お昼には家に戻って、昼食を食べ、
血圧を測り、薬を飲んで
また美容室へ。
夕方5時まで、美容室で過ごす
毎日を送っているそうです。

利用者さんの話だと、
常連のお客さんがたくさんいるので
話しに行っているんだということ。

先週訪問時、山川STが
「そろそろ髪を切りたいです」と言ったら
利用者さんは「ぜひ、ウチへ!」と
言って下さいました。

週明けの山川ST。
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カット済みの姿。

山川STの報告。
利用者さんは話をしているだけではなく
シャンプーをしたり
カラー剤を用意したりしていました。
息子さんの「何番のカラー」という
指示がわからない様子でした。

山川ST、ステキ!
(顔じゃないよ、行動力ね)
(もちろん髪型もね)

「その人を知る」
一歩進んだ気がしませんか?
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2015年01月16日

共通の趣味

気温に合わせて仕事への意欲も
上がり下がりしてしまいます。
ST水野です。

利用者さんとの会話のネタ。
困ったときは、天気、ニュース。

女性であれば、料理。
男性であれば、スポーツ。
定番でしょうか。

最近は、相撲をよく話題にします。
ここ数年、興味を持ち始め
昨年は大阪場所と名古屋場所を
見に行きました。
利用者さんの年齢層は、
相撲好きな方が多いですね。
場所中は、4〜6時はテレビの前に。
本当に好きな方だと、
BSでもっと早い時間から
見ている方もいます。


ブローカ失語の利用者さん。
推し力士は「遠藤」と「豪栄道」
毎回、前日の取り組みはどうだったか、
聞くことにしています。

今日も、たずねました。
「昨日、遠藤は?」 顔をしかめて首をふる
「負けたん?」  「あかんよー」
「連敗やね」   「あかんなあ」

「嘘言え!昨日は勝ったやろ!」
横からご主人の突っ込みが入りました。

星取表を作ってみました。
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○×を書き入れます。
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言語練習の題材にもします。
「勝った 勝った 遠藤 勝った」
「2つ勝った 2つ勝った 
やっと 2つ勝った」
「見ていたはず 見ていたはず 
昨日は 見ていたはず」
「忘れたね 忘れたね 
すっかり 忘れたね」


失語があっても、
何かしら共通の趣味があると、
会話も盛り上がりますね。
今から、大阪場所が楽しみです。
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2015年01月07日

新年もこの方から

寒い一年の始まりでした。
ST水野です。

まずはAさん(ALSの利用者さん)からのメッセージ。
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私が実家に帰っていたことをお話しすると
「ゆっくりしましたか?」
とたずねて下さいました。

Aさんのお正月はどうでしたか?と聞くと
「みなにあえないので、さみしかった」
とのことでした。
静かなお正月だったようですね。

看護は一日もお休みなく、
訪問していたのですが……
Aさんにとって、
日替わりで訪問するスタッフは
外の空気を運んでくれる楽しみな存在なのだなあと思いました。

今年もよろしくお願いします。

大みそかも三が日も出勤された
松並Nrs、本当におつかれさまでした。
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2014年12月27日

もち禁止令

年末、気ばかりが焦る時期ですね。
ST水野です。

2013年10月1日、2014年10月4日のブログで書きました
嚥下障害の利用者さん。

夏の暑さや認知症の進行で食欲が減退し、
体重が減ってしまっていたのですが
最近は、食欲が少し戻りました。
嚥下障害の状態は大きく変化はありません。

12月に入ったころから、繰り返し、
もち禁止令を発令してきました。
もちが大好きだそうなんですが…、

今週の訪問日、その利用者さんと
発声練習として「お正月」を歌っていたときのこと。


もういくつ寝ると、お正月 ♪
 
お正月には もち食って ♪ と歌ってこられたので

もちは食べてはあきません ♪ と返しました。


上目づかいでかわいらしく「1つもダメ?」と聞いても
ダメなものはダメですよ。
年賀状にもしつこく、「もちは禁止です!」と
書いて送ってしまいました。


そして、何度もブログに登場しているALSのAさん。
今週の訪問時、今年の振り返り、感想をうかがいました。
「おでかけたのしかった」と頂きました。

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というメッセージとともに。

来年もどうぞよろしくお願いします。
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2014年11月01日

Aさん外出プロジェクト 紅葉編

ST水野です。
昨日10/31、Aさん無事に外出できました。

曇天。
いつ降り出してもおかしくない空。
ギリギリまで待って、「決行」の判断。

お迎えに行くと
Aさんは少し緊張したお顔。
担架への移乗、そして移動。
呼吸器の運搬。
とてもスムーズで、練習の成果が出ていました。

デイサービスに着くと
Aさんの好きな歌手の歌がかかっていました。

リクライニング車椅子へ移乗し、
お庭の散策へ。

Aさんが、水が流れる所に着いた途端、
少し太陽の光が差してきました!!

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赤く染まった桜の葉っぱや
色づき始めた楓の木に
目がしっかり開き、
視線はあちこちに動いています。

誰の目にも笑っているとわかる表情変化。

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「しんどい?」
「つかれた?」
「車椅子倒す?」
いずれにもNoのサイン。

いつものAさんとは違う様子が見られました。

下が、でこぼこしている所はこれ。
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しばらくの散策後、デイサービスに戻って
何か伝えたいというサイン。
文字盤で読み取りました。

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思わず、涙…。

その後、お家に帰られました。

たくさん方のご協力のおかげで
無事に外出することができました。
こうすればよかったねという反省点が
見当たらないくらいの成功だったと思います。
本当にありがとうございました。

担当の山岸看護師からのメール。
最後に
「ここからまたスタートです」

Aさん、新たな一歩を踏み出しましたね!
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2014年10月24日

Aさん外出プロジェクト への道のり

ST水野です。
イベントで何をしたいか、話し合いをしていたとき。
重度の障害で
外出が本当に困難な人の支援ができないかというので
まっさきに思い浮かんだのが、Aさんでした。

Aさんの外出機会は病院受診時のみ。
受診時は、ストレッチャーごと
介護タクシーで移動しています。

計画段階で、Aさんにたずねてみました。
「紅葉を見に行かない?」と。
しかし、伝の心で「ふあんです」と。
「どこか行きたいところはない?」にもNoのサイン。
不安な理由をたずねると、「つたわらないから」と。

レスパイト入院の直後だったこともありました。
入院時に、頭や顔のポジショニングが
病院スタッフに伝わらなくて、
ひどくつらい思いをしたようでした。

後日、担当の看護師がじっくりと話をしてくれました。
笑いあり!涙あり!の話し合いの結果
「行きたい」という流れになったというのです。

考えるべきことが山積でした。

Aさん宅は立派な日本家屋。
玄関にも、勝手口にも段差があります。
今まで、昇降機やスロープを付ける計画もありましたが
まだ実現していません。

受診のときのようにストレッチャーはどうか。
担当OTが消防署に借りられないか
聞きに行ってくれたそうです。
難しいとの答え。

バスタオルに身体を乗せて
ピーンと張って
四方から支えるのはどうか。
移乗程度ならいいでしょうが、
何十メートルか歩くには不安定。
特にカニューレが心配です。

会社が担架を購入してくれることになりました。
現在、担架の練習を行っています。

行先は、当初は近くの公園を考えていましたが
初めての試みでリスクが大きい。
安心して外出することが最初の一歩。
当社のデイサービスに行き、
リクライニング車いすで周りを散策する予定です。

できるだけ担当のスタッフが関われるように
役割分担スケジュールも組んでくれました。

準備は着々と進んでいます。

今週の訪問時、
文字盤練習をしました。
外出時に一番何をしたいか、
Aさんにたずねると
「そら くも みたい」と言われました。

ああ、どうかいい天気でありますように!
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2014年10月17日

Aさん外出プロジェクト 進行中

バイクで感じる風が変わってきました。
ST水野です。

今年の松原のイベントは2つに分かれて、進んでいます。

1つは、Aさんの外出を支援しようプロジェクト。
Aさんはブログにもたびたび登場した、ALSの方。

いろいろな準備。
担架での移動って、意外と難しいですね…。
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コミュニケーション方法も再検討。
伝の心を使えない状況。
文字盤と9分割コミュニケーションボードを表裏で。

使用頻度の高い頭と顔のポジショニングをわかりやすく。
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どうか、暖かい日でありますように!!
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2014年10月04日

嚥下障害と認知症

すっかり秋ですね。
ST水野です。
2013年10月1日「死んでもいいから」と書いた
ある利用者さんの最近についてです。

重度の嚥下障害は変わらずあります。

この夏、痩せられました。
食欲が落ち、「死んでもいいから食べたい」と
言われていた方が食べなくなりました。
理由をたずねると天をさし
「天国がもう近いから」と.繰り返します。

暑さがひいて、過ごしやすくなってくるとともに、
食欲は少しずつ戻ってきました。
ほっとしたのもつかの間、
新たな問題が起きてきました。

食へのこだわりが大変強くなってしまったのです。
食べたくないからというので、
食べたいものを食べられるだけという期間が
確かにありました。
そのせいでしょうか。
「これは嫌!」が増えてしまったようです。

奥様によると、一番困るのは
主食である「お粥」を食べなくなってしまったこと。
以前より、さつまいもの芋粥を中心に食べてこられました。
芋粥、一切、拒否です。
パンなら食べる。
たずねると、朝も昼もパンだったという日が
少なくありません。

パンが食べられるならいいじゃないかとはなりません。
この利用者さんは糖尿病があり、
インシュリン注射もされており、
血糖コントロールが不可欠です。
パンが続くと、血糖値が上がります。

他のこだわりは
・品数が多くないといや
・同じおかずが続くのはいや
奥様は、作った物を少量ずつ冷凍したり、
市販の缶詰や嚥下食を足して、出しているとのこと。

おまけに、一緒に食事をする小学生のお孫さんが、
利用者さん(じいちゃん)の真似をして
「こっちを半分食べるからこっちはいらない」と
わがままを言い始めたらしいのです。
奥様は、食事のたびに腹が立って!!と言われていました。
「こだわりが強くなったのは、
 認知症がすすんできているのかなあ」とも。

主食を何とかしなければ!

芋でなく、違う食材を入れて、お粥を炊いて、
目先を変えることはできないか。

市販の嚥下食で、ごはんの固さや食感が変われば
食べられないか。
合うものがあれば、それに家庭のお粥を
寄せていけばいいのではないか。

奥様と相談しながらすすめています。

嚥下機能が明らかに低下しているわけではないのですが、
認知症がすすむことで、うまく食べ続けることが
難しくなっていくことがあります。

以前にも書きましたが、長期間、関わる訪問。
病院と違って、退院というゴールがない訪問。
食べ続けていくことの支援の難しさを感じます。
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2014年08月27日

Hearty ladder こころの架け橋

朝晩が、幾分、涼しく感じるようになりましたね。
ST水野です。

24日(日)、Hearty ladder大会in大阪に参加しました。
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Hearty ladderとは
手などが不自由なため、
キーボードやマウスでの入力が出来ない方のために
開発した文章入力用のソフトウェアです。(HPより)
http://heartyladder.net/xoops/

スイッチを押せるけど、離せない場合
押すタイミングが早すぎる場合
不随運動が多くて反応しすぎてしまう場合
などに
細かな設定ができる実例を見せて頂きました。

作成者の情熱が山盛りの講義でした!!

とっても工夫されたソフトなのですが
もっともすごいと思うのは
フリーのソフトで、
自由にダウンロードして使用してもよいということ。
なんと、太っ腹。

最近は、「マイボイス」もよく耳にするようになってきました。
マイボイスは録音音源からの切り出しと
音素ごとの名前付けができる編集ソフトを
目指し作ったソフトだそうです。

50音一音ずつと、よく使うフレーズを録音しておく。
50音を組み合わせて
Hearty ladderの読み上げ機能に使うこともできます。

ドラマ「僕の生きる道」の最終話にも出てきましたね。

気管切開をして声を失ったとき
その人自身の声でコミュニケーションがとれることが
どれだけ素晴らしいことか!
患者さんご本人にとっても!
ご家族にとっても!

木田OTです。
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2014年08月14日

くみひもはどこへ行く

お盆は道がすいていて
快適に運転できますね。
ST水野です。

利用者さんが奥様のお土産にした「くみひも」
行方を追いました。

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「お父さんの杖についてたん見て
 ちょうだいって言うてたんです」
「作ってきてくれて、うれしかったわ」

私もうれしいです!

くみひも作成中の動画もお見せしました。
デイでの様子も感じていだだけたようでした。

フィーバー、続きそうですね。
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2014年07月09日

質問いっぱい

むしむし、むしむし、あついです。
ST水野です。

第15回日本言語聴覚学会 報告第3弾です。
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碓井STの発表、とてもよかったです。

発表のよしあしを決めるのは難しいです。
私が指標の1つとしているのは、
フロアからの質問です。
質問が出なくて、
3分間発表者と座長のやりとりで終わってしまうのは、
なんだかもったいないように思うのです。

その点では碓井STの発表後、
次々に手が挙がりました。
注文度が高かった証拠だと思います。
突かれて「痛い」質問もなかにはありましたが、
そこは反省点として。

カッチンコッチンに緊張されていたんですね。
関西のノリを全面に出した個性的な発表でしたよ。
おつかれさまでした。
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発表が終わって、やり遂げたこの表情!


アドバンスセミナー「失語症の長期経過」を聴講しました。
江戸川病院、中川良尚先生の講演です。

失語症者270名の長期(4〜5年は当たり前)の
データがあることがまず、びっくりでした。

最も印象に残った内容を簡単にまとめますと
練習によって、改善した機能はぜい弱なので、
いったん回復しても低下しやすいこと。
そのメンテナンスのためにも
適切な刺激を与え続けることが必要であること。

メンテナンス!!
失語症者が変わらないことに悩むことも多いです。
でも変わらないことも練習の効果かもしれませんね。
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2014年06月20日

お家での嚥下食

ST水野です。

高齢のご夫婦でお住まいのご利用者さん。
誤嚥性肺炎の既往があります。
胃ろうからの経管栄養と、
ごく少量の楽しみ程度の経口摂取で退院されてきましたが、
現在は経管併用でミキサー食を経口自力摂取されています。

訪問では、姿勢調整、口腔顔面の運動、呼吸・咳払い練習等の
嚥下間接練習と併せ、
直接練習(食事の評価や指導)を行っています。

先日、訪問時の食事内容です。
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ミキサー食にしてしまうと、見た目が…なのが残念です。
本当は香りも、質感も、温度も、それぞれ違うんですよ!!

ご主人が一品ずつ説明して下さいました。

バナナ(左奥)  
ミルクとまぜてミキサーやろ、冷たいまんま。

お粥(左手前) 
そのままミキサーするとだんごみたいになるから。
お茶(ペットボトルの緑茶)を入れてミキサーすんねん、
茶粥みたいな感じ?

ナスと厚揚げの炊いたん(真ん中手前)  
娘が作ってくれてん。
食べる分ずつ、直前にミキサーをせんとあかん。
冷蔵庫入れといたら、三日くらいはもつよ、僕も食べるし。
これもだしのまんま、ミキサー。

豆の卵とじ(右手前) 
スーパーで買ったん、そのままミキサー。

エンジョイおかずゼリー肉じゃが味(右奥)
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皿にだして電子レンジで温めよう思ってんねん。
他のもんとおんなじ40秒やってみるわ。

クリニコさんのエンジョイおかずゼリー全6種類のいろいろセットを
購入されていました。
http://www.clinico.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=56
幸運にも初めて食べる場面に同席しました。
おいしい!と笑顔の奥様。
いつも味が濃いめのおかずから召し上がるので、きっと好みでしょう。
ワット数にもよるのでしょうが、40秒では温め不足のようでした。
HPやカタログには湯せんで温めるようにありますが
クリニコさんに確認したところ、電子レンジでの温めも可だそうです。

ご主人、手作りのミキサー食。
経験からくる、工夫がちりばめられています。
市販の嚥下食との組み合わせると、
バリエーションも増えて更にいいですね。
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2014年05月20日

方法はいくらでも!

続いても、ST水野です。

大阪難病医療情報センター主催コミュニケーション支援講座
在宅での実地研修。

実習場所は、このブログに何度も登場しているAさんのお宅。

Aさんは昨年11月から
PPSスイッチのニューマティックセンサー(エアバッグ)タイプを使用。
導入当初は、右示指、中指での操作が中心でしたが
2月頃から、ほぼ右母指のみでの操作となり。
4月半ばに、ピエゾセンサーに変更をしました。

Aさんにとって、スイッチが操作は、まさに命綱です。
うまく操作ができなくなるたびに、Aさん自身もご家族も
精神的に不安定になります。

担当OTの木田さんに
ピエゾセンサーを右母指に貼り付けてもらいました。
業者さんにもスポンジの上に手を乗せて指を浮かせるポジショニングを
教えて頂きました。

そのおかげで操作はできるようになりましたが、
センサーがかわったことでタイミングが合いづらくなり
また反応を拾い過ぎて、誤反応が多く見られました。
Aさんは「はいってくるじをけすのにくろうする。いらいらする」
と伝の心で伝えて下さいました。

このタイミングしかないと実習を依頼。
支援員の作業療法士、看護師のお二人が来て下さいました。

そして
本当にたくさんのアドバイス、ご指導を頂いたんです!!

・モニターの位置、視力や視野の評価の必要性
・スイッチの設定ポジショニングは複数作り、体調等に合わせ使い分けるとよい
・スイッチの感度や誤作動防止機能を確認すべき
・現状能力を維持する方法  等

勉強になりました。
そして、自分の知識、経験不足を痛感・・・。

支援員の先生に、
これからまだスイッチの方法はいくらでもある!と言って頂き、安心しました。
Aさんも、ご家族も同様の思いだったのではないでしょうか。

4/27には、実地研修報告会で病院・在宅での実習報告をしてきました。
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コミュニケーション支援、まだまだ、自信はありませんが
日々のひとつひとつの経験が積み重なっていることは感じています。
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現在進行形でも、冷静なことば

ST水野です。
日に日に、夏が近づいているのを感じますね。

一昨年より大阪難病医療情報センター主催
コミュニケーション支援講座を受けてきました。

その講座の最終研修が実地研修。
実地研修には病院と在宅とがあり
病院実習を1月に刀根山病院にて受けさせて頂きました。

50代 男性ALS患者さん
「コミュニケーション方法がない」
「目線しか方法がないのか」と訴えられ
機器の紹介、デモを含めたコミュニケーション方法の
検討目的で入院された方でした。
光ファーバースイッチ、EOGスイッチの設定、
マイトビーのデモにも立ち会わせて頂きました。

奥様が言われていたことばが印象に残っています。
「給付で頂いたのに今は使えなくなったスイッチを
必要な人に循環させていけるといいですね」

なるほど!と思いました。
しかも、現役で介護されている奥様からそのことばが
出たことに驚きました。

多くの場合は機器は自費ではなく
補装具費支給制度 重度障害者用意思伝達装置  
での給付を受けておられます。
(原則定率一割負担があります)
スイッチ等については、修理として、再給付を受けることも可能。

ALSの患者さんの状態は日々変化していきます。
そのために、使える機器もどんどん変化していきます。
場合によっては、数週間や数か月しか使えないことも。

確かに、使えなくなったスイッチを無駄にしておくのはもったいないです。
他に使いたいと思っている方はたくさんいらっしゃいますから。
有効に使えるシステムを作っていかないといけませんね。

難病医療情報センターでは、コミュニケーション機器の貸し出し事業も
今後、すすめていくようです。

実りの多い、研修を受けることができ、感謝致します。
実習にご協力頂きました、患者さん、ご家族
実習先の先生方、ありがとうございました。
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2014年03月20日

いいいいいいいいいいいい、いーたいのにな

ST水野です。
琴欧洲、引退です。

パーキンソン病のある利用者は悩んでいます。
「吃って、全然しゃべられへん」
うまく言えるときはこんな訴えをされます。

語頭音の繰り返しが頻発します。
発症前は全く吃りはなかったとのこと。
吃音というよりは吃様症状と言った方が正確だと思います。

パーキンソン病患者の歩行は小刻みで、突進傾向にありますが
「話す」ことにも、それが現れているように感じます。
「話す」ことも、運動なんですね!

当初、話すスピードを調整するために、
ペーシングボードを導入しました。
(ペーシングボードって?と思われた方は
2013年4月30日のブログをご参照ください)
ペーシングボード、練習ではうまく使えるのですが、
デイサービスへ持って行って使うまでにはいきません。

他のステーションの看護師さんと
担当者会議でお会いしたとき
右手でのタッピングはどうかと情報を頂きました。

言語リハビリでも音読教材で練習をし始めました。
今日の / お昼は / お弁当を / 食べた
文節ごとに、右手を上下に
タイミングをとるように動かします。

「一番困っているのが、ことばやねん」と
強いご本人の希望により
言語リハビリの頻度が
1回/2週から1回/週に増やされました。

最近はリハビリのない日にも、自主練習して下さってます。
デイサービスでも、スタッフさんに協力してもらいながら
タッピングを用いて話をしているとのことです。

ご本人の努力の成果が出始めています。
環境設定、ご自分で続けられるかが鍵だなあと感じています。
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2014年02月27日

他職種から学ぶ勉強会

花粉症シーズン突入ですね。
ST水野です(花粉症ではありません)

いきなりですが
「ST」は身体を触るリハビリが苦手です!!
「私」はではなく「ST」はと言い切ります!!

だって、学校で、実習で全く習ってきてないんですから。

特に訪問では、総合的に利用者さんをみるために、
身体にうまく触れたらいいなあと常々思ってきました。

そんなSTの声に応えて開催されたのが
田戸PTによる
「肩甲骨周囲筋の緊張の緩め方 治療のポイント」
です。

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先週金曜日の、業務時間後に行われました。

内容は
肩、肩甲骨の解剖
触診のポイント
実技の紹介
1 スタティックストレッチ
2 ダイナミックストレッチ
3 生理学を利用して筋肉を緩める方法

今回の対象の筋肉は
僧帽筋、肩甲拳筋、大胸筋、菱形筋。
ひとつひとつの筋肉の緩め方を説明して頂きました。

ポイントいろいろ
指に力を入れてぎゅっと握らず、手のひらを中心に面で触ること
筋肉の走行にしたがって触ること
側臥位なのか座位なのか姿勢での変化を感じること
痛みがないかを確認しながら触ること
運動は反動をつけないでゆっくり行うこと

今まで自分がざっくりと行っていたストレッチが
具体的にどの筋肉にきいていたのかを
明確に知ることができました。

田戸PT、ありがとうございました。
とてもわかりやすい講義、実技でした。
STの養成校でもこういう授業、必要だと思います。

次回は呼吸編だそうです。
専門職同士が高め合える機会、貴重です。
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2014年01月30日

がんばってまっせ6

ST水野です。
昨日は、大阪医専、夜間ST学科の授業におじゃましました。
ウスイSTとMさんの授業です。

Mさん、活躍中です。
何か月かぶりにお話ししたのですが、
更にことばが出やすくなっていました。
声についてたずねると
「ちょっと大きくなったと思う」と言われました。
私も同感でした。
電車のなかでも声がちゃんと届いてました。
経験を積み重ねていくと、変わっていかれますね。

夜間の学生さんたちは、お仕事後の方がほとんどだったでしょうか、
落ち着いた大人の雰囲気でした。
Mさんの問題点をあげたところで、
Mさんにどんな提案ができるかという流れ。
斬新な意見が出ていました!
早速、できることから実践していこうと
Mさんの意欲を引き出してくれました。

以前、ウスイSTに営業同行をしたとき
「ナニワの商人(あきんど)やなあ」と思ったのですが、
昨日の授業もパワー全開でした。

自分が学生のときに、こんな授業を受けていたら
訪問や地域リハに対する意識も
ずいぶん違っただろうなあと思いました。

実際に「ウスイ先生の話を聞いて、訪問に興味を持ちました」
という学生さんが急増中らしいです。
学生さんたちの頭の片隅にでも
「訪問」という選択肢が残ってくれれば、
うれしいですね。

Mさん、確実に言語能力も伸びてきていることを実感しました。
「毎日でも、依頼があったら行きたい」と言われています。
ご依頼、大歓迎です!


かんぱ〜い
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「ブログにのせていいですか?」とおたずねしたら
「ええけど、俺の写真ばっかりになってまうやん!」と笑うMさんでした。
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2013年12月21日

〇〇〇〇〇〇〇

こんにちは。
年末のあわただしい雰囲気ですね。
ST水野です。

2月にST勉強会で検討をしたBさん。

時間が経つにつれて、
発話がジャーゴンであること
重度の感覚性失語であるという評価の
自信は深まってきました。

言語症状は、少しずつ変わってきています。

一番の変化は、
復唱ができる割合が大きくなったことです。

どんなとき正しく復唱できるか
「口型への注目ができたとき」  △
「意味が理解されたとき」    〇

では、どんなとき意味が理解されやすいか
「聴こうとする姿勢で聴いたとき」

では、どうすれば聴こうとする姿勢で聴けるのか
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紙に〇を並べて書いただけのものです。

モーラ分解の評価や練習のために使っている
この 〇〇〇〇〇〇〇 を使うと
格段に復唱の正答率が上がります。

聴けなければ、復唱できない…
当たり前のことです!

でも、失語症状なのか、注意の問題なのか
なかなか聴けないのです。

この方にとっては
意識せず勝手に耳から入ってくる音は
単なる「音」でしかないのでしょう。

その聴くスイッチを入れるのが
〇〇〇〇〇〇〇 だったというわけです。

考えると、常に意識して、聴き続けるには
とてつもない集中力と体力が必要ですよね。

練習でうまくいき始めると
普段の会話でも「意味が通じてるな」と
はっきりわかる場面が増えてきました。

利用者さんの
生活のなかでの変化を感じるのは嬉しいことです。

Bさん、今後もいっしょにがんばりましょう!
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