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2018年04月25日
大阪障がい者ゴルフチーム『フェニックス』
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2018年01月11日
ゴルフイベント終了と新たな展開
昨年、一年間皆さんのご理解、ご協力を頂き、無事にイベントを継続できました。
その中で年末に交流会を行い、一年の振り返りやゴルフイベントに参加してから日常で変化したこと、来年以降のゴルフイベントについて話し合いました。
日常生活では、自転車で練習場に通われている方、家族と一緒に練習場に出かけるようになった方、素振りやパター練習をされている方など。少しずつではありますが、多くの方が日常生活で変化があったご様子でした。
写真を取り忘れた蠟野OT:作
また、来年度について「もっと人数を増やしていきたい。」「デイを卒業したあとは使えないのか?」など、たくさん意見を頂きました。それらを踏まえ、参加者が主体的に運営をする(自主グループ化)ゴルフチームとして提案したところ、参加者の皆さん全員が、運営の手伝いを快く了承して頂きました。
そこで、今年4月より、新たにアクティブご利用者以外の高齢者・障がい者も参加できる、大阪障がい者ゴルフチーム「フェニックス」として、活動を開始していく運びとなりました。リハビリの目標として、介護保険卒業後の移行先として、介護予防としてなど、様々な形でご利用頂ければと考えています。
公式ホームページhttps://odgt-phoenix.jimdo.com
今後ともご協力宜しくお願い致します。
2017年10月24日
第2回 アクティブ杯
10月20日(金)に、利用者5名とゴルフイベントを開催しました。
先週は毎日雨続きで、おまけに週末には台風の予定…。そのような中、ゴルフイベント当日を迎えました。
案の定、朝から雨で中止の可能性もありましたが、みなさんから「行って、あかんかったらゴルフ場の練習場で練習しよう。」等の意見が多く、とりあえず現地に向けて出発。
みなさんの思いが通じたのか、なんと!!
到着と同時に見事に雨が上がりました
前回と同様に前半9ホールは練習ラウンド。
片手での初コース
後半は『第2回 アクティブ杯』を開催。
みなさん真剣
傾斜からもナイスアプローチ
優勝者はGross36(Par27)でKさん。第1回に引き続き2連覇達成。
2位タイには、2打差で2名おられ、非常に接戦でした。
終了後、前回参加者はスコアが良くなっているだけではなく、「(前回よりも)麻痺してる手にいらん力が入らんようになった。打ちやすくなった」と話される方がおられました。
また、レッスン会以降に「練習場に何回か行った。」「家で素振りをしていた。」「パター練習をしていた。」など、今回のゴルフイベントに向けて準備をされていた方がたくさんおられました。
ちなみに帰りに車に乗り込むと同時に大雨になりました☂ 助かった〜〜〜。
次回の予定は、12月に交流会を開催します。
交流会では、それぞれの参加者の日頃頑張っている事や変化したことの報告や来年度以降のゴルフイベントについて、参加者全員で話し合いを行う予定です。
今後も引き続き、ゴルフの習慣化、社会参加促進を目標にイベントを継続していきたいと思います。ご協力頂いたゴルフ場関係者の方々をはじめ、各事業所のみなさん、ありがとうございました。
2017年08月22日
第2回 レッスン会
朝方は雨が降っていて大阪北部でも警報がでていましたが、いいお天気になりました。気温は34℃と真夏日。練習場の為、屋根と扇風機が完備されていましたが…。

今回は、10月のショートコースに向けて打球場での練習のみの予定でしたが、大坪プロに声をかけたところ、快くレッスン会の開催を引き受けて下さいました。

いつもありがとうございます。

ボールの準備もご自身で行って頂きます。
練習開始。
今回、初参加の方が2名。


16年ぶりのゴルフで、今回のためにゴルフクラブを買われ、毎日家で素振りをされていたとのこと。デイサービス利用時にも「クラブを振り過ぎて腕が痛い」とオーバーワークになりながらも、イベントを楽しみにされていました。
もう御一方も、ゴルフは病前にされていたそうです。病気になってからは、他の障がい者スポーツに取り組まれている、とても活動的な方です。
大坪プロ。今回も丁寧にレッスンして下さいました。
みなさん熱心に練習されており、多い方で140球もボールを打っていた様です。片手で練習された方は、みなさん手にマメができていました。
思うようにボールが打てなかった方も、普段練習に行かれている方も、「もう少し練習しないと」という思いは共通していました。
今回の打球場では、それぞれ自分のペースで練習されており、なかなかお話しをする機会が少なかったため、次回10月のショートコースでは、もう少し交流の機会が持てればと考えています。
引き続き、ゴルフの習慣化、社会参加促進を目標にイベントを継続していきたいと思います。
ご協力頂いた打球場関係者の方々をはじめ、各事業所のみなさん、ありがとうございました。
アクティブ堺・泉北 井上
2017年06月21日
ゴルフ ショートコース編
今回は、堺・泉北事業所の7名でショートコースに行ってきました。
梅雨の時期の開催ため、雨の心配をしていましたが見事に快晴
今回、実習生も担当ケースが参加されていることもあり、お手伝いを頑張ってくれました。
前半9ホールは練習。
不整地での歩行やスイングを確認。
短いコースですがアップダウンがあり、なかなかの運動量。
ゴルフを通じてスタッフや利用者間で交流を図りました。
暑かったため途中水分をしっかりと摂取。
後半の9ホールは『第一回 アクティブ杯』を開催。真剣勝負を行いました。
運動が苦手になっても、随所で素晴らしいプレーが見られました。
最後は表彰式。 優勝おめでとうごさいました!!
昨年開催した第1回ゴルフイベントでは、次の開催が具体的に決まっていなかったことや、イベント開催が冬に入る前ということもあり、個人で練習に出かけるなどの活動に繋がることはありませんでした。
今回は『ショートコースに行く』という目標を決めてから、レッスン会を開催することでイメージを少しずつ高めて頂けるようにイベントを計画しました。
その結果お一人で練習場に通われたり、ゴルフシューズを買うために大阪市内まで買い物に行かれたりと、個々のイベント以外の活動・参加に繋がっていきました。
また、イベント後に参加者のみなさまから「楽しかった」「よかった」との意見とともに、今後について「うまくなくてもゴルフが楽しめるように」「しっかりと練習して『足腰』をきたえます」との声がありました。中には、親戚とゴルフの約束をされた方もおられた様で、以前よりもゴルフを継続していく為の目標や課題が具体的になり、ゴルフが身近なものとなってきている印象を受けました。
今後もゴルフが習慣化し、社会参加が促進できるようイベントを継続していきたいと思います。
ご協力頂いたゴルフ場関係者の方々をはじめ、各事業所のみなさん、学生さん、ありがとうございました。
アクティブ堺・泉北 井上
2017年05月01日
レッスン会
今回は4名のご利用者様が参加してくださいました。

せっかくの良いお天気でしたが、今回は室内でのイベント…(汗)
自己紹介では初対面の方も多く、はじめはみなさん緊張感が漂っていました。
Kさん
左片麻痺のため左打ちに変えた方がよいかなど、プロに打ち方について悩みをたくさん聞いておられました。
色々な悩みをひとつずつ丁寧にアドバイスして頂き「また、練習場に行こう」と話されていました。
Nさん
お迎えの時から「(ゴルフは)もうやめるわ」と消極的でした。
お話しを伺うと練習に行き、何回打っても当たらないとのこと。
レッスンでは、当初はあたりが悪かったものの徐々に感覚を取り戻し、誰よりも積極的にレッスンを受けていました。

また、失語症をものともせず、周りの方と楽しそうにお話しされていました。
Nさん
過去の骨折や骨粗鬆症の状態などが気になったため、医師に確認の上、参加して頂きました。
プロには事前の情報交換と現在のスイングを照らし合わせてレッスンして頂きました。
療法士とプロとの情報交換
http://active-nopsj.sblo.jp/article/179481482.html

私もゴルフを長年していましたが、プロの教え方は勉強になりました。
初参加のYさん
片手でのゴルフが初という事もあり、「ゴルフを始めた頃みたい」とお話しされていました。
レッスン外の時間には同じご病気の方々で、色々とお話をできるよう様々な種類のパターを準備して、パター練習の時間を設けました。

お互いに様々な種類のパターを試して頂き、「片手だと太くて、長いグリップの方が手首が使えないから安定するな」などなど、それぞれの感想を話し合っていました。

同じ立場や体験をしているからこそ新たな気づきを得たり、自分の世界が広がるきっかけとなる場合があります。これからもさらに交流が広がっていくといいですね。
レッスン後には、皆様の意見も踏まえて次回のイベントの場所を決定しました。

事前に準備していたにも関わらず、まさかの森プロの食中毒によるお休みなど想定外があり、皆様にはご迷惑をおかけしました。最後に「よかったよ」と喜んで頂けたのが何よりの救いでした(笑)

イベントに参加して頂いた利用者様の方々、理解と協力を頂いたスタッフの皆さんありがとうございました。

最後にちゃっかりレッスンしてもらっていた蠟野OT(笑) お疲れ様でした。
次回のイベントもよろしくお願い致します
作業療法士×障がい者スポーツ指導員 井上
2017年04月27日
小さなソーシャルアクション
ショートコースでは、自分のゴルフバックを担いでプレーするのが通常ですが、傾斜での歩行やプレーは可能でもバックを担いでの歩行は困難な方もおられます。しかしゴルフ場では保険の都合もあり、プレーヤー以外の立ち入りを制限しているところが多くあります。そのため、ボランティアとして同行させて頂けるようお願いしています。
問い合わせをしている中で、他のお客様への配慮としてプレーの時間を気にされるゴルフ場があった一方で、イベント内容にご理解頂き「保険の対象とならないが同行は構わない」「回る方も不安でしょうからいいですよ」と返答して下さるゴルフ場もあり、社会において障がい者への理解が高まっていることが感じられました。
参加して下さるご利用者の皆様の心身機能評価から、参加者が楽しくまわった頂ける場所をいくつか用意し、レッスン会終了後に提案したいと思います。

ご理解頂きましたゴルフ場関係者の皆様ありがとうございます。
作業療法士×障がい者スポーツ指導員 井上
2017年04月18日
第2弾ゴルフイベント始動

レッスン会場のティーグリーンゴルフクリニック。

ご協力いただく、大坪プロ。アップの写真を使用したかったのですが、プロたっての希望でこの写真になりました(笑)

プロには障がいについてご理解いただくため、まずは病気や症状のお話からご本人が苦手な動作について説明させて頂きました。

前回イベント時のスイングの映像を確認。
また、ピアカウンセリングも目的である為、同じ障がいの方が交流できるように当日の流れについても確認しました。
今回、大坪プロがお一人でレッスンして頂く予定でしたが、急遽森プロもご参加して下さることになり、ショートコースに向けてパター等の指導も行って頂けることになりました。

森プロ
ご協力ありがとうございます。
当日が楽しみです。
作業療法士×障がい者スポーツ指導員 井上
2016年11月17日
ゴルフイベント
堺・泉北の 井上です。
今回は、脳出血により運動麻痺のある訪問・デイの利用者のKさんを中心に、脳梗塞後高次脳機能障害のあるデイ利用のNさんとのゴルフイベントを企画しました。
障害者ゴルフは、日本プロゴルフ協会がここ数年取り組んだりと徐々に認知度が高まってきています。
1回きりのイベントでは、運動を習慣化することが難しいため、各段階づけに応じて不定期ではありますが、長期的な関わりをしていく予定です。
イベントを行うにあたって、Kさんに初めてゴルフの提案をしたときは、「片手(麻痺)が治ったらな」「両手で打てるようになったら」と消極的ながら、いつも楽しそうにゴルフの話をされていました。
最近になり「以前通っていた練習場に行ってボールを打ってきた」とお話されていたのを聞き再度アタック。「行ってみようか」との返事を頂きました。

訪問では、スイングを練習する様子を河野OTに見てもらい、ご本人と担当者で段階づけの中で現状の身体状況や自己効力感について話し合い、今回のイベントの目標を決めました。
参加が決まっても片手でのゴルフにやや不安があったため、代理体験として同じような障害のある方のゴルフスイングを一緒に確認し、「これやったら、行けそうやな」と感じて頂きました。
さて、当日です。日頃の行いがいいのか快晴のゴルフ日和。
嬉しいことに、家で素振りをされていたようです。
途中、道の駅でご家族にお土産を買って頂きました。
今後のコース再デビューに向けて、杖の代わりにクラブを使用して芝や傾斜での歩行をチェック。
Nさんも重い荷物を持っても足取りは軽かったですね。
開始すると、皆さん集中して黙々と練習されていました。


背丈より高いバンカーでしたが、片手でナイスショット

初心者の河野OTにも指導してくださいました。ゴルファーはみんな教え好きですね(笑)
最後は、ショートゲームを全員で真剣勝負!!
一人での練習は楽しくありませんが、みんなでやると楽しいですね。
帰りの車の中で、今日の感想やこれからのイベントについて話し合いました。
「片手でする感覚がつかめてきた」「芝の上でするのは気持ちがいい」「次の目標のショートコースまで練習を頑張るわ」と話され、意欲とともにそれぞれ新しい課題や目標ができました。
今回のイベントで、具体的な目標をたてること、目標の達成のためにどのように準備するのかを利用者と担当者がしっかりと話し合う事が重要だと改めて感じました。
又、以前行なっていた趣味を再開する場合は、安易に提案せず精神面の配慮が必要であると思います。
イベントに理解と協力を頂いたみなさん、ありがとうございました。次回のイベントもよろしくお願い致します。