2022年11月20日

社内メールマガジン”アクティブ流”2022年12月号 巻頭言『「○○してみたい」から「できる」・「できた」に繋げられるように』OT河井さん(今里デイ運営責任者)

皆様、感染対策しながらの業務、いつもご苦労様です。


ストレス溜まってませんか?



今回は最近の出来事、思った事を紹介します。


とある日の会議で、スタッフから


「利用者さんの誕生月に写真やメッセージをあげたい」


と提案があり実施することになりました。


「○○してみたい」と思える、発信できることはとても大切です。



実施経過として


・「恥ずかしいから嫌」といいながら写真でピース


・家族より感謝の手紙


・「来月は私の番やね」と楽しみに待たれている


・ポケットに大事に持ち歩いているなどなど・・・・・・・


やりはじめたばかりですが皆さんに喜んでもらえているみたいです。



「おもしろい」「やってみたい」「一緒にならできるかな」「できるようになった」「○○してみたい」を引き出そうと考え行動できること。


これはリハビリ職より介護職の方が得意だったりもします。



最近の利用者様のやってみたいことを聞くと


・皆で料理をしてみたい


・習字してみたい


・電車に乗ってみたい


・日帰り旅行行きたい


・祭りを見に行きたい


・孫の結婚式に出たい


・○○に電車に乗って一緒にカフェに


・・・・・・・いろいろ出てきています



スタッフの関わり方次第で、○○したいと思える。


言っても大丈夫と思える環境・雰囲気って大切だな〜と思います。


これらの聞いたことを少しずつ形にし、「○○してみたい」から「できる」・「できた」に繋げられるようにしていきます。



職員それぞれに得意な部分があります。


苦手なことは得意な人を巻き込んで一緒にできればいいとおもいます。


利用者さんを良くしたい思いは一緒ですから。



各事業所で会議を実施していると思います。


業務的な報告、情報共有、最新情報にアップデートすることも大切です。


しかし、そのような業務的な内容だけではなく、普段疑問に思っていること、困りごとなどなど様々な発言があっていいと思います。


一人では気づかずスルーしていたことへの気づきがあるかもしれません。



会議を通して、職場環境や働く上でのストレス要因を可能な限り減らし、より良い実践に向けた力を蓄えること。


運営をより良くするための場にしていきましょう。



そして、これからも「○○してみたい」から「できる」・「できた」を増やしていきましょう。

2021年08月20日

社内メールマガジン"アクティブ流"2021年10月号 巻頭言「コロナ禍、自分たちが出来ることは何でしょうか?」PT中原英雄さん(大阪法人統括・取締役)


皆様、日々の感染対策に加えこの暑さ気候変動の中での業務お疲れ様です。


コロナ、コロナ、コロナの毎日でリモートなど新しいことに慣れながら過ごさないといけなくなっています。


否が応でも変化に対応しなくてはならなくなっているので、ストレスも溜まり続けていることと思います。


コロナ禍の中で私たちの仕事は生活に欠かすことができないこととして位置づけられているので、出来る事、しないといけないことをきっちりとしていきましょう。



では…


"自分たちが出来ることは何でしょうか?"



もちろん目標設定を行い利用者様に向き合っていることは変わりないと思いますが、確実に今までより活動量が減っている方がほとんどです。


おそらく同じ運動をしても維持できないでしょう。


また目標設定も変わっていると思います。



コロナが騒がれだした時にケアマネ連絡会からリハビリ連絡会に自粛中に何か自宅で出来ることはないですか?と言われ、生活応援知恵袋というものを、データで配布しました。


これはコロナ前に東成区内のリハビリ専門職で作成したものです。


過去に作成したものが大活躍しました。



リハビリが関わっているケースは日頃自主トレ指導なんかしているから大丈夫かと思っていましたが、ケアマネさんに現状をおうかがいすると…


「何も教えてもらってない」

などと、回答される利用者様が多いのが実状のようです。


しかしこんな声も聞かれました。


「なかなか自主トレなんかしなかったけど、前にリハビリの人にもらった自主トレメニューをしてみた」


「体の調子よくなったわ」


などと、言われている方もいるようです。



後になって役に立つこともあるので、今できる事を考え、目の前の利用者様のことに集中することが大切と思います。


またコロナが怖いから訪問自粛するという声も多くきかれました。


仕方ないか…で終わってしまうのかでも変わってきます。


今はそういうことも想定した在宅介入が必要になってきています。


あらゆることを想定していかないといけなくなってきています。



今回はなんとなく思ったことを書きましたが、やはり毎日の積み重ねが重要です。


日々の業務を今一度見直し、まずはちゃんと挨拶するなど当たり前のことから見直していきましょう。


"利用者様の前ちゃんとする!"、そうそう簡単に出来ることではありません。


まずは日頃から各々が自分にできる事を考える機会にしましょう。

2021年05月17日

社内メールマガジン"アクティブ流"令和3年6月号巻頭言 OT日野上貴也さん(松原主任、心意気実践チーム)「仕事ができる人のもとに仕事が集まってくる」


みなさん、元気ですか?


入社して約2年5か月がたちました、松原法人の日野上(ヒノガミ)です。


今回は、巻頭言の依頼を頂きましたので自由に思っていることを書いてみたいと思います。

 

早速ですが、みなさんの周りに仕事ができる人はいてますか?


僕は作業療法士として働き始めて11年が経ちましたが、

「この人すごいな」

「この人と仕事してたらスムーズに仕事が進むな」

「この人がチームにいたらいいのにな」

などなど、その人がいてるだけで仕事がいい方向に進む、そんな方に出会うと、

「この人、めちゃくちゃ仕事ができる人やな!」と感じていました。


みなさんも、そんな方に出会っていませんか?


僕は、そんな方に時折出会うのですが、そんな方々の仕事ぶりを見ていると共通点があると感じています。


それは何か、、、

 

仕事ができる人のもとに仕事が集まってくる≫

 

これにつきます。


僕が感じる仕事ができる人の特徴はこれにつきます。


・なにもしていないのに声をかけられて、気付けば仕事を依頼されている


・困ったことが起こると、その人に相談がいき仕事を依頼される


・困った人を見つけては声をかけて、相談を受けているうちに仕事を依頼される


などなど、さまざまなパターンで仕事を依頼されているのです。


若い時の僕はこのような人を見ると、

他の人はそんなに忙しそうじゃないのに、あの人だけは常に忙しそうにしているなぁ

遠くから見ていて思っていました


給料は変わらないんだから、みんな平等に仕事をしたらいいのに、などと考えていましたが経験を重ねていくと考え方が変わっていきました


どういうことかいうと、逆の立場で考えてみるとわかるかもしれません。


・相談をしても、相談した内容が解決に進まない


・相談をしても、相談に乗ってもらえない


・相談をしても、一緒に手伝ってもらえない


・仕事の依頼をしても毎回拒否される


困っている時に声をかけてくれない


こんな人に相談をしますか?僕ならしないです。


自分が困っているときというのは時間もありませんから、わざわざ問題が解決しそうにない人に相談なんてしている暇はありません。


そんなことを考えていると、

「仕事ができる人に相談がいく」


逆に言うと"仕事ができない人には依頼や相談は行かない"ということだと思います。


こんなことを考えるようになってからは、仕事で依頼を頂いた時は基本的には断らないように心掛けています。


そして、せっかく依頼してくれたのなら次回も依頼してもらえるように精いっぱい頑張るようにしています。


まぁ、それでも仕事が処理できず困っている時に依頼が来ると、

「なんで今やねん。もっと他にもできる人いてるやろ!」

などと心の中で思ってしまうことがありますので、僕はまだまだ仕事ができる人にはほど遠い状態ですね。

 

ながなが、つらつらと書いてしまいましたが、、、


≪仕事ができる人のもとに仕事が集まってくる≫


もしも、共感をして下さる方がいてましたら依頼された仕事は断らずに頑張ってみてください。

 

今年も一年頑張りましょう。

 


アクティブ訪問看護ステーション松原

作業療法士 日野上(ヒノガミ)

2020年09月16日

社内メールマガジン"アクティブ流"2020年10月号巻頭言 ST山川潤さん(大阪法人STリーダー)「しんどかった一年目を乗り越えられたのは周囲の人達のおかげ」


今里の言語聴覚士、山川です。


最近は朝、晩と涼しくなってきており、日が暮れるのも早くなり、季節が変わっていくのを感じますね。

秋刀魚と紅葉とビール。

私の地元沖縄では秋らしさは感じられないので、大阪に来て良かったポイントの一つです。

新人療法士も入職して半年が経ちますが業務には慣れてきたでしょうか?

地方から出てきた新人療法士はホームシックになってないですか?

私が一年目の頃はなっていましたね。ホームシック。

毎日沖縄に帰りたいなぁと思っていました。

そんな私も今では帰りたいと思うのは月に一回程度とかなり落ち着きました。


しんどかった一年目を乗り越えられたのは周囲の人達のおかげです。

@指導してくれる人
指導して頂いた気持ちに応えようと頑張れます。
なりたい療法士像がイメージできるのは良かったです。

Aしょうもない話をしてくれる、相談できる人
小さな悩みや不安が軽減し頑張れます。
業務以外のことを考える、笑える、落ち着ける時間もありがたい。

B利用者さま
そりゃぁもう頑張れます。
ありがとうございます。感謝の気持ち。


アクティブは新卒を採用して今年で10年目。
現在、新卒で入職した療法士は40名。
数字にしてみると意外と多くて驚きます。

そのうち21名は4年目以上と訪問中心の業務になっており『地域で必要とされる療法士』に近づけるよう努力し、各事業所で欠かせない存在になっているのではないでしょうか。

これも指導してくれる、相談にのってくれるスタッフのおかげです。

本当にありがとうございます。感謝の気持ち。

今いる新人療法士、これから入職する療法士が
成長できるように、疲れすぎないように
接していきたいと思います。


新人療法士の成長がアクティブ全体を強くする。
がんばろう。



3月に結婚しました。
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アクティブのおかげです。
ありがとうございます。
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2020年07月20日

社内メルマガ"アクティブ流"2020年8月号 巻頭言「おかげさま」PT真鍋章司さん(大阪責任者)


社内メールマガジン巻頭言 2020年8月号   
   

 梅雨というには激しすぎる大雨と蒸し暑さに加えて新型コロナウィルスの影響でストレスフルな日々が続いています。   

6月に緊急事態宣言が解除されましたが、新型コロナウィルス感染状況は全世界的に見ても終息にむかうことなく、依然として安心できるような状況ではありません。

それどころか第2波がいつ起こるのかと不安感が増すばかりです。   
   
 「これをしといたら大丈夫」が無く終わりが見えない状況で、不安定な日々を送るのは心身ともに消耗してしまい余裕が無くなり、つい些細な事でイライラしてしまいます。   

電車が混んでたらイラつき、仕事が上手くいかずにイラつき、運転中に割り込まれたらイラつき、自分の思うように   
ならない事が重なり・蓄積して大爆発してしまう...やたらと「あおり運転」のニュースが多いのも納得ですね。   

私も同様にイライラしてしまいますが、最近ある言葉をよく思い出します。   
   
『 俺が俺がの我(が)を捨てて おかげおかげの下(げ)で生きよ 』   
   
江戸時代後期の越後の良寛和尚の言葉だそうで、ご存じの方も多いかと思います。   
20年以上前に私が営業の仕事をしていた頃、当時の上司からよく話していただきました。   
ネットで検索したら関連で下記の詩(これも有名らしいです)がありましたので紹介させていただきます。   
 
   
『 おかげさま 』(上所 重助)   
   
夏が来ると「冬がいい」と言う   
冬が来ると「夏がいい」と言う   
太ると「痩せたい」と言い   
痩せると「太りたい」と言う   
忙しいと「暇になりたい」と言い   
暇になると「忙しい方がいい」と言う   
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い   
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う   
   
借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる   
金を持てば 古びた女房が邪魔になる   
所帯を持てば 親さえも邪魔になる   
   
衣食住は昔に比べりゃ天国だが   
上を見て不平不満の明け暮れ   
隣を見て愚痴ばかり   
   
どうして自分を見つめないのか   
静かに考えてみるがよい   
一体自分とは何なのか   
   
親のおかげ   
先生のおかげ   
世間様のおかげの固まりが自分ではないか   
つまらぬ自我妄執を捨てて   
得手勝手を慎んだら   
世の中はきっと明るくなるだろう   
   
「俺が」、「俺が」を捨てて   
「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい   
   
   

今だ本質を理解するには至りませんが、こんなギスギスしたしんどい時なので、   
少しでも気持ちが穏やかになれたらなと思います。   


アクティブ訪問看護ステーション大阪
          真 鍋  章 司       

2020年06月01日

社内メルマガ"アクティブ流"2020年7月号 巻頭言「実習指導、"教える"のではなく"一緒に考える"と前向きなれる」OT井上雄一朗さん(堺デイサービス運営責任者)



新型コロナウイルスが猛威を振い、生活リズムの変化を余儀なくされているご利用者様がまだまだ多くおられますが、世界をはじめここ大阪においても経済活動が徐々に再開されてきています。

吉村大阪府知事は
「休業要請を段階的に解除しながら、外出しないで下さいは矛盾。これからは『ウイルスとの共存の道』を目指すべき。外出自粛ではなく、マスク、人との距離、接触等、外出の仕方を気をつけて活動を」
と呼び掛けています。


堺事業所においては、オンラインでのイベント活動など、各スタッフが様々な角度から今できることを検討してくれています。

また、各事業所は利用者様の状態把握や感染予防を徹底しており、職員の皆さんにはいつも以上に気苦労もあると思います。本当にありがとうございます。


今回の緊急事態宣言は、各療法士の養成校の実習にも影響がでています。

堺事業所では、毎年約8名の作業療法実習生を受け入れていますが、今年度はコロナウイルス感染予防のため、学校側から中止のご連絡をいただいたり、受け入れの延期をお願いしています。

皆さんは実習指導に対してどのような気持ちで臨まれていますか?

私は以前は実習指導に対して、率直な気持ちとして「時間を作るのが大変」「面倒」とネガティブなことを考える傾向にありました。

しかし、"教える"のではなく、一緒に考えるようになってから実習指導者としての役割に対して前向きなれました。

実習指導では、デメリットばかりに焦点を当てがちですがプラスになる事もたくさんあります。

まずは…
人に教えること≒一緒に考えること。

人に教えることで学習の定着率が高まるといわれています。

自分で記憶をさかのぼり、情報を整理し順序立てて話をする事が必要であり、自分自身が理解していないと実習生に対しても説明ができません。

実習指導者が身につけた知識やトピックなどを実習生に伝えることで、自分の学習の定着にも直結していきます。

また、実習生は社会人としての経験が少ない方が多く、人を育成する・動かすことでマネージメント能力も高めることができ、その経験は自分の強みとなっていきます。

堺デイでは実習生には、積極的にイベントを手伝っていただくことで一人のスタッフとして動いてもらうことで私自身も助けられています。

実習生にとって、それらイベントの経験や訪問リハビリや就労支援の見学は、他の実習先ではなかなかできない体験も経験ができる場であると思います。

中には、アクティブの魅力が伝わり職員になってくれた方もおられ、大変嬉しく、また臨床での活躍は私自身良い刺激となっています。


2020年4月入学生の臨床実習から臨床実習指導者講習会を修了していないと実習生の指導(訓練見学でも不可)は行えません。

この情勢が落ち着いた際には、皆さんも是非講習会に参加して積極的に実習生に関わってください。

今後も感染予防を徹底し体調に気を付けていきましょう。


アクティブデイサービス堺
井上雄一朗

2020年05月20日

社内メルマガ"アクティブ流"2020年6月号 巻頭言「コロナに打ち克ち、より結束した働き甲斐のあるアクティブになるよう尽力を」河井賢一さん(大阪デイ運営責任者)


4月から新入職員さん9名が入職しました。
コロナ禍の中バタバタの日々が続きましたが、今は少しずつ感染対策や業務にも慣れてきたところでしょうか。
3密を避けるため実技的なハンドリングや評価、治療技術など身体に触れて学ぶ機会は減っているとは思いますが、焦らず行きましょう。後々経験は増えていきます。

担当利用者様も少しずつ増えてきた頃だと思います。

先輩のリハビリを見て技術を学び、それを実施し、結果に疑問を持ちながら何でも相談してみましょう。

周りの先輩は教えることが好きな人が多いので何でも疑問をもって聞いてみましょう。

今までに経験の無い新型コロナウイルス。
社会機能維持に必要な業種として、アクティブでは感染対策の徹底、時差出勤、自宅待機学習などの対応をとっています。

今までとは違った働き方で自分自身や家族の体調管理が難しいとは思いますが、運営に関しては職員からも都度相談があり私自身助けられています。

子育てしながらの職員も増えてきていますので、無理しすぎず随時相談しながら両立していきましょう。

看護師はじめ感染症対策でフルPPE(個人防護具) 対応の方もいますが、気温が高くなり梅雨も近づいてくるため、快適に働く方法の情報共有や脱水対策も必要となってくると思います。

個人的にはひんやりマスクが欲しいので、どなたか作成して僕に下さい。

利用者さんはもちろんですが、まずは職員が心身ともに健康で万全な状態で働ける事が大切です。

コロナに打ち克ち、より結束した働き甲斐のあるアクティブになるよう尽力していきましょう。


アクティブデイサービスリハカフェ今里
河井 賢一
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写真左奥が認知症カフェ"あれそれカフェ"の運営を笑顔で見守るOT河井さん

2018年11月20日

社内メルマガアクティブ流12月号巻頭言 PT長西克仁さん(松原、主任)

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アクティブクラブでの買い物イベントにて、前列左端がPT長西さん


秋も深まり年末も差し迫ってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

“終わりよければすべてよし”のごとく松原事業所一丸となって日々の業務に取り組んでおります。本当に1年1年があっという間ですね。それだけ年をとったということでしょうか。

私は昨年8月からアクティブ松原の主任を務めさせていただいている長西です。
ブログや社内メルマガではいつも皆さんのコメントやインタビューを拝見しています。各事業所ごとに色があり、活動内容もいろいろなことに取り組まれているのをみて、いつも刺激をいただいています。

今回はメルマガ編集委員の方々から依頼をいただいたので、少し私の自己紹介をさせていただきたいと思います。


私がアクティブに入職したのが2011年で早いもので8年経ちました。
入職した当初は事業所が松原本部のみで、現在各事業所の責任者をされている方々も一緒に毎日訪問に出ているような状態でした。

私はアクティブに入職する前は4年間総合病院で働いていました。毎日毎日入院患者さんを機能面、動作面の評価・治療を行い、状態が回復してくれば退院に向けたカンファレンス、家屋調査等忙しく働いていたことを懐かしく感じます。

しかし病院時代に常にもどかしく感じていたことがありました。
それが病院のリハビリでいくら機能回復を行って退院しても、また病状悪化により戻ってくることでした。

「一体家ではどんな生活をしているのか?」
「訪問のリハビリではちゃんとやってくれているのか?」
「良くなって家に帰っても意味がないじゃないか」
そのような思いから地域に出よう、訪問をやってみたいと思ったのがキッカケでした。

しかしその反面訪問で働くことに対して、不安も強くありました。
「一人でご利用者さまの自宅にお伺いできるのか」
「リハビリ中に急変しないか」
「その際に適切で迅速な対応が行えるのか」などなど。

アクティブではみんなが協力し合って助言もしくは同行を行いフォローできる体制が整っているということはすごく心強く感じながら働いていたように思います。

それからがむしゃらに毎日7〜8件を訪問する日々が、6年続きました。しかし長くなればなるほどいい意味でも悪い意味でも慣れというものが出てきていました。
件数を回る事に必死になり、利用者様のためのリハビリが、いつしか自分のために仕事をするようになってしまっていたのではないかと感じてしまいます。
今あの時の自分を振り返ったときにすごく怖いことだと感じています。

そんなときに昨年、阪東社長から主任の拝命の声をかけていただいたときは、自分に務められるのかという思いより先に、少し自分の置かれる環境を変えてみたいという気持ちが先行し、訪問・デイサービスの責任者という立場を受けさせていただきました。

責任者として約1年半たちましたが、現在でも探り探りで日々を過ごしております。その中で最近自分自身意識して心掛けているのが、「自分を俯瞰してみること」です。

心に余裕がないときほど、周りが見えずいい判断ができなくなってしまいます。そんな時に一度立ち止まって、客観的に自分自身の考え方、立ち回りを見直すことで、冷静な判断や落ち着いた行動ができると思います。

今後の課題としては何事にもプラス思考をもって行動できればと思います。
まあ普通で当然のことのように思いますが、なかなか実行できるものではないですよね。

「忙しい」ではなく「充実している」
「時間がかかる」ではなく「時間の投資」
と少しとらえ方を変えることで気持ちの持ち方も大きく変わると思います。そのように極力マイナス発言を減らし、良いイメージを持ちながら、仕事にも人に対しても向き合いたいと感じています。

松原事業所は紆余曲折ありながら変化しつつ現在を迎えているわけですが、これからも一緒に働いている看護師さん、セラピストの皆さん、介護士さん、事務員さん皆さんのお力をお借りしてより良い事務所づくりができればと考えています。


アクティブ訪問看護ステーション
PT長西 克仁

2018年10月20日

巻頭言 平成30年11月号 PT真鍋章司さん(山ア診療所リハ部門運営責任者)


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大阪事業所だけのオンリーワン屋外イベントのBBQで利用者様と調理するPT真鍋さん(写真右)


山ア診療所のPT真鍋です...と名乗りはじめて今年末で丸3年になります。


最近の私は、今年の7月下旬にアレルギー系疾患に罹って以来禁煙中なのですが、猛暑と禁煙による口寂しさから毎日アイスクリームをバクバク食べて体重が8s増量してBMIが肥満(1度)となっております。今年の健康診断までには改善しておきたいと思います。

私がアクティブ大阪に入職したのは5年前ですが、それ以前から近所に住んでいたのでアクティブの存在は知っていました。

その当時は現在のカフェオーディナリー大阪がある1階にデイサービスリハカフェ大阪、2階にアクティブ大阪訪看事務所がありました。

デイの前を通るたびに”リハカフェって何?”と不思議に思っていました。

私がアクティブに入職した理由は、自宅から徒歩5分で通勤できたからではなく、アクティブの事業内容や阪東社長の人柄・考え方を知ることで、アクティブでなら自分の力では知り得ない経験が出来そうだと感じたからです。

3年前、当時の山ア診療所の常勤理学療法士さんが退職することになり、業務提携する当社アクティブから私が出向するという形で勤務を開始することになりました。

まさか診療所に出向勤務するとは思いもしませんでしたが、阪東社長から出向のお話しをいただいた時は自分でも現状を変化させたいと思っていましたので、良いチャンスをいただけたと思いました。

このような働き方が経験できたのもアクティブならではと思っています。
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私の主な業務内容は、外来・訪問・通所リハビリ業務と理事長の連(むらじ)先生のリハビリテーション科運営のサポート、そしてアクティブから非常勤で出向してくれている新卒採用の療法士さん(主に入職2年目以降)達の指導育成等のアクティブとの提携業務です。

医療機関でのリハビリ業務や運営は前職の経験がありますが、これまで阪東社長をはじめ、アクティブの療法士さん・スタッフさんが山ア診療所・連先生との間で築いてきた信頼関係を損なわないように注意しています。

新卒採用の療法士さんの出向は、各事業所の皆さんのご協力のおかげでこれまで合計11名の方々に出向していただいています。

私自身まだまだ力不足で指導面は不十分ですが、診療所でのリハビリ業務では色々な経験をすることができますので、新卒採用の療法士さんの成長のお役に立てるようにサポート・アドバイスしていきたいと思っています。

診療所が人手不足の際には、阪東社長や大阪のPT中原さんや療法士の皆さんにヘルプしていただいたり、吹田のPT軽部さん・OT伊藤さん、大阪のST村上さん、大正のOT谷川さんには土曜日の非常勤としてサポートしていただいてきました。
この場をお借りしてアクティブ全事業所の責任者さん・スタッフの皆さんのご協力に感謝申し上げます。

理事長の連先生をはじめ、診療所のスタッフさんは皆さん本当に良い人ばかりです。それが山ア診療所の最大のセールスポイントになっていて、患者様は親身になってくれる連先生に診てもらいたくて受診されています。

連先生は療法士の必要性や存在意義を尊重してくれますし、相談しやすい環境なのでとても仕事がやりやすいです。山ア診療所での業務を通じて、私自身も知識・経験が増やせて療法士として成長できたと感じています。

アクティブと山ア診療所が共に地域に必要とされる医療・介護サービスを提供できるように、自分が地域に必要とされる療法士となり、また地域に必要とされる療法士を育成できるようになりたいと思います。1539661550843.jpg

2018年10月18日

社内メルマガ アクティブ流 11月号 木田康恵さん「活動や外出をもっと!『障害があるから挑戦しない』のはもったいない」

職員紹介 
作業療法士(9年目) 木田康恵さん(松原)

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ボッチャに燃えるMさんと。

「やりたいことが叶えば、確実に人は変わります」。
家に閉じこもっていた利用者さんの外出支援を行ってきたOTの木田康恵(35)は明言した。
木田は今までどのようなきっかけで、支援を行ってきたのだろうか。


木田は三姉妹の長女として、医療職の多い家族のなかで育った。
母も祖母も叔母もそろって看護師で、当然のように木田も看護師になることを勧められた。
「反対に医療系にはすすみたくなかったんです」と木田は話した。
幼い頃より、看護師の大変さを母から感じとっていたからだ。
木田の母はほとんど一人で娘たちを育てたが、夜勤が多く、母が不在のときは木田が妹たちの面倒をみなければならなかったという。
自分が看護師になることは考えられなかった。


木田とリハビリとの出会いは、木田自身がリハビリを受けたことだ。
中学校3年生のとき、腕を骨折した。
腕は曲がる。
曲がるのに髪がくくれない。
下着のホックが留められない。
多感な時期であった木田は、担当していた男性PTに困っていることを言い出せなかったという。

それまで伸ばしていた髪をばっさりと切った。
くやしかった。
この経験はリハビリに嫌な印象しか残さなかった。

子どもの頃からの夢は動物関係の仕事。
しかし、現実には好きなことを仕事にするのは難しかった。

何か資格を取りたいと考え始めて、調べて知ったのがOTだった。
骨折したときに自分がまさに困っていたこと、髪をくくるなど「生活動作」をみるのがOTだとわかった。

ビリー・ミリガン(23人の人格をもつ多重人格障害のある男性)の本を読んでいたときに、OTが出てきて、生活動作だけでなく精神分野もOTの専門だということを知った。
「OTについて知っていくうち、オールマイティーな仕事だなあと惹かれていきました」。


専門学校を卒業して、就職したのはほぼ療養型の病院だった。
退院前の在宅訪問も定期ではなく、書類申請をして面倒な許可を得ないといけなかった。
病院の隣にあるスーパーに買い物練習に行くのでさえ、許可が必要。

療養型病院の患者さんは回復するより、亡くなっていく方が多かった。
食べられても、歩けても、亡くなっていった患者さん。
病院と施設を行ったり来たりしながら、弱っていき、亡くなった患者さんもいた。
「何のためのリハビリなんだ」
もやもやした気持ちが胸のなかでくすぶった。

状態が回復し退院しても、転倒して病院に帰ってくる人も多かった。
疑問が浮かぶ。
「こんなに歩ける人がどうやってこけてくるの?」
「病院でできていることが何でできないの?」

患者さんに聞いても、生活がなかなかイメージできなかった。
患者さんの生活を全く見たことがない状態でOTとして働くことに限界を感じた。


学生時代の恩師の誘いもあり、訪問の道にすすむことにした。

訪問を始めて思ったこと。
「みなさん、病院と家の顔が違うんですよね」木田は具体的な誰かの顔を思い浮かべているように言った。
在宅では利用者さんがホーム、医療者側がアウェイ。
在宅に来て初めて、利用者さんたちの素顔が見えたように感じた。

一方で、こんなことばも利用者さんたちからよく聞くようになった。
「病院ではできていたのに。家に帰ったらできひんくなった」

利用者さんの在宅での様子を見ていくうち、在宅ならではの阻害因子があると気づいた。
療養型勤務のときの「病院でできていることが何でできないの?」という疑問が少しずつ解消されていった。

環境調整や方法の指導で変わっていく利用者さんたち。
「『こける回数が減った』『トイレのスピードが上がったから失敗が少なくなった』、ご家族やケアマネージャーに言ってもらえるとうれしいです。OTのやりがいだなと思います」
木田は心からうれしそうに話した。


訪問を続けていくうちに、在宅ならではの悩みをもつようになる。
「どうせ、月曜日には木田さんが来てくれるから」
「木曜日になればデイサービスに行くから」
利用者さんは介護保険のサービスを利用することで満足し、それ以外の時間は家に閉じこもってしまう。

「どうにかしたい」
若い利用者さんが多いこともあり、何か趣味的活動や楽しみをもってほしいと思う機会が増えた。
利用者さんに様々な活動や外出の機会を提案した。
しかし、提案していると「これは自分のエゴかもしれない」という思いが頭をよぎることもあるのだそうだ。
そんなときは自分自身のことを振り返る。

人生で一番ワクワクするのは、ライブに行くこと。
ライブハウスは夢の国。別世界。
今日は行くのしんどいかなと思っても、行ったら、ああ行ってよかったと思う。
ライブは自分を満たしてくれる場所。

他にも、料理教室に行くと、美容室に行くと、充電できる。
日常のちょっとしたことでも、やりたいことをやれば、満たされる。
利用者さんも満たされる機会が必要だ。


木田が担当している利用者のMさん。
リオパラリンピックのボッチャを見て、自分もやってみたいと奮起した。近隣の障害者スポーツセンターでボッチャができると知ったMさんの目の色が変わった。以前からスポーツセンターに通ってはいたが、行っているだけで行く目標を持てずにいたのだという。

ボッチャのためのちっちゃな目標が複数できた。
ボールから力を離すタイミング、手の力の抜き方がうまくなりたい。
そのためには、骨盤を起こし、肩甲骨を動かすことが必要だ。
短期目標・長期目標がお互いに明確になった。
「長く関わっているとどうしても目標があいまいになってくるじゃないですか。ボッチャのおかげでその状態からぬけ出すことができました」と木田は説明した。
Mさんの奮起をきっかけにリハビリテーションも好転したのだ。

Mさんは大会に出場するまでになり、パラリンピックに出場するのを夢に、練習に励んでいる。
自分だけでなく、他の人にもボッチャの楽しさを知ってほしいと、自分たちのチームを作りたいと考えるようになり、「今はボッチャだけじゃなく、水泳の大会にも出るとがんばっているんですよ」と木田が教えてくれた。
木田はMさんの事例を通して、ガイドヘルパーさんを利用し、外出支援することの大切さも学んだそうだ。
Mさんの変化を間近で見守ってきた木田。
「やりたいことが叶えば、確実に人は変わります。障害があるからやらないのはもったいない」
と大きな目をキラキラさせた。


普段の訪問での関わりだけで、外出にまでつなげることの難しさも感じている。
外出のきっかけの1つとなるのが「アクティブクラブ」のイベントだ。

木田が1年目のときのイベントで、ネイルアートを体験し、それをきっかけに、その後、毎月ネイルアートに行っている利用者さんがいる。
ALSの利用者さんの個別の外出イベントで、受診以外の外出が何年もなかった利用者さんと紅葉を見に出かけた。その後、ご家族だけで、桜を見に行くことができた。

「大人数で外出するイベントもいいですけど、本当に閉じこもっている人を個別に外に出すようなイベントをもっとしたいですね」
チーム一丸となって、1人の人を外出させる。
「2018年にはこの人を外出させよう」みたいな取り組みが年1〜2回あってもいい。

「訪問でしかできない活動レベルのアップがあると思うんです。そのコツをつかんでいきたいと思っています」と木田は語った。


木田は今後、いずれ訪問をやめたら、施設か療養型に戻って、訪問での経験を生かしたいと考えているのだそうだ。

一生を病院や施設で過ごす人もいる。
刺激が少ない病院・施設での生活、多くの方が家族の面会もない。
病院・施設での活動のしやすさや楽しさが増えれば。
「ベッドだけの生活を変えたい。だって、そんなのおもしろくないじゃないですか」

病院・施設は在宅と違って、その方が使いやすく改修することはできない。
みんなが使っているトイレをどう工夫してうまく使うか。
その状況で利用者さんの活動レベルを上げていくのは究極の取り組みだと思う。
「それができるからOTっておもしろいです」
木田のことばにOTの専門性の際立ちを感じた。