皆さん、こんにちは。
株式会社アクティブ、大正事業所の運営責任者をしております、理学療法士の飛永です。
この2ヶ月くらいは、新型コロナウイルスによる世界規模の感染、経済への影響で、国内も混乱が続いており、職場や私生活で、「マスクが無い」「外出は控えよう」等、落ち着かない日々かと思います。
医療介護分野の私たちは、自身が媒体にならないように感染対策などのできることをし続けるしかない現状ではありますが、日本理学療法士会のホームページに「新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛による生活不活発病の予防について」ということで、外出頻度が減る中、「体力を落とさないためのリハビリ」の運動方法が紹介されています。リスク管理をされた上で、ご利用者様や職員の皆様、およびご家族様へも有効かと思いますので、ぜひご覧下さい。
「めちゃくちゃ後悔しています。」というタイトルですが、何に後悔しているかと言いますと、
私自身の過去の【心構え】です。私ごとで恐縮ですが。
〜当たり前ではなく有難いと思う〜
〜今ある人や環境、および物に感謝する〜
人生経験豊富な方や、各著書でも上記のような言葉は聞いたことが何度もあります。しかしこのような【今】の捉え方を、わかった気で最近まで過ごしてきた日々にめちゃくちゃ後悔しています!!
もっと早く自分の【心構え】が変わっていれば、人や環境、および物に対しての見方が変化し、生き方も変わってたのだろうと、特に最近、腹の底から感じています。
・会社があり、職場の仲間がいること
・サービスを提供させて頂ける利用者様がおられること
・地域の関係職種の方から相談を頂けること
例えば、これらのことをどう受け止めるかは自分次第です。つまり自分の【心構え】により、受け止め方は変わります。そんなこともはっきりとわからないまま生きてきたのかと思うと本当恥ずかしい限りです。
今なら言えます
「今関わる人や環境、および物が当たり前ではなく有難いものであり、感謝しています。」と。
ここで現場でのエピソードを一つ。
私は、各利用者様の担当CMの方や、ご家族様とお電話で様々なやり取りをさせて頂く機会がありますが、その際に
「Aさんのおかげで良くなりました」
「Bさんは本当に熱心ですね」
「Cさんだからリハビリを続けられています」
などなど、時にはもちろん厳しいお言葉を頂くこともありますが、担当職員に対してこのようなお言葉を頂く機会も有難いことに多くございます。
それは、もちろん利用者様の心の受け皿が広くて温かくて、そのようなお言葉を伝えて頂けてるかと思います。ただそれだけではなく、やはり担当職員の一人一人が毎回の訪問サービス時や、通所サービス時において、利用者様と関わる一瞬一瞬で発した言葉や行動が、そのようなお言葉を頂くきっかけには必ずなっていることと思います。
ここで大切なことは、言葉や行動は心構えが影響していることです。
一事業所の責任者をさせて頂く中で確信していることがあります。
それは職員の皆様の心構えが、利用者様に対するサービス提供をより良いものにし、大きく捉えると事業運営の最も重要な因子になっていることを。
つまり知識や技術はもちろん必要ではありますが、そのより根底にある心構えなくして良いサービスは成り立たないし継続できないと感じています。
結論を言いますと、現時点で大正事業所だけではなく株式会社アクティブ全体の事業運営がなされている、継続できているのは、
職員の皆さん
一人一人の
一瞬一瞬の
一言一言を生み出した
【心構え】によって
成り立っているといっても過言ではありません。
現時点で運営が継続できていることは事実ですので、皆さんの心構えが素晴らしいと確実に証明してくれています。
そう考えると、一言一言に緊張感がうまれ、ワクワクしっぱなしですね!
大正事業所では、この心構えを共有するために【タメトーク】という研修会を行っています。
【タメトーク】
・目的
個人がサービス提供時に限らず、時間管理や他者との連携等、様々な行動において上手くいったことや、いかなかったことを振り返り、それを共有しどのような心構えや感情でいることが最適なのかを知り、行動にうつせるようにする。
・方法
トーク担当者は全職員の前で、5分間トークを行う
内容は、タイトル、エピソード、要因、改善策
トーク終了後、他の職員から順番にトーク内容に対する助言や、実体験を話す
トークを担当してくれてる職員から、何を話したら良いのだろうという雰囲気はビンビン伝わってきますが、普段話しにくい、共有しにくい内容だからこそ、話す、聞く価値があるのだと感じます。個々の心構えや感情を知り、聞いた職員が現場で、それを思い出し行動にうつせたなら、このタメトークの価値が高まっていくことでしょう。
また令和2年度の大正事業所の研修テーマは【アップデート】
毎週火曜17時半開始で、アップデートとタメトークのどちらかを必ず実施していきます。ご興味のある方はいつでもご参加下さい。
前回のテーマは投票で決定したのですが、その際「最近の動向を文献抄録で知りたい」「他のセクションに自分の領域のことを伝えたいし聞きたい」という意見がありました。それを参考に今回のテーマを決めております。
【アップデート】のポイントは2つです
@最新情報
A専門分野の視点、経験
これとは反対に、浅くて古い情報はすぐに手に入れられるし、わざわざ全体で研修するほどの価値は低いように思います。
よってポイントを定めて行うようにしていきます。
4月からは、新入職の方々による新しい風が吹くことでしょう。本当に楽しみですね。
皆さんのご活躍を期待しております。
大正事業所としてはさらなる進化を求め、皆さんの風を追い風にして進んで行けたらと思っています。
最後に
なかなか別の事業所の方とはお会いする機会は少ないですが、遠くから職員皆さんのご健康とご多幸をお祈りしています。
令和2年度も何卒、宜しくお願い申し上げます。
株式会社 アクティブ
大正事業所 運営責任者
飛永 直樹