2022年12月27日

第6回スクーリング@22年度実務者研修

どうも。
実務者研修担当のむろのぞのです。

年内最後のスクーリングが12/9に行われましたので、報告させていただきます。

今回は本研修の柱でもある、『介護過程の展開』作業をグループワーク形式で実施しました。
本研修では最終的に実際の利用者様をお一人選び、その方の個別援助計画書の作成、介護の実践、介護内容を振り返り、さらに介護を掘り下げていく、という活動を課題としています。

今回はその準備運動といったところでしょうか。

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事例に選ばせていただいたのは本研修1期生の皆さまが実際に関わられた利用者様です。
本研修が開講されて約5年。
こうして一年一年積み重ねてきたことで、過去の研修内容がいまの研修教材になることに、とても歴史を感じてしまいました。

今期受講生の皆さんには、先輩方が作成された利用者様情報のみを配布し、そこから自分たちだったらどんな介護計画を立てるかを考えていただきました。

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一つ一つの情報から、「その情報は何を意味しているのか」

現在の状況(事実)とご本人の思いにズレがあった場合、なぜ思った通りの生活を送ることができていないのか。

と、いった具合に情報を解釈していくこと。

Aという事実はBという事実とも関連しているのでは?

AとBはCという関わりを作っていくことで解決することができるのではないか。

と、いった具合に情報を関連付け、統合化していくことをお伝えしました。

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そして課題を明確にしていくのですが、ポイントとして、、、

@生命の安全

A生活の安定

B人生の豊かさ

この3つの柱を軸に考えていくことでバランスのとれたその人らしい個別援助計画を作成することができるということをお話させていただきました。

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とは言っても、、、言うは易し行うは難しです。

なかなかすぐに良いものができる訳ではありません。

最後に1期生の皆さんが考えたアセスメント表と個別援助計画書を見ていただいたところ、

「情報量がすごい…」

「一つ一つの情報をこれだけ掘り下げるんや…」

といった意見を聞くことができました。

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私たち介護職が捉える『生活』とは、評価表などで一つ一つ介助量をチェックしていけばわかるものだけはありません。

その方が今までどんな人生を送ってこられたか。

いつの時代が自分らしいと思える時だったか。

どんなことに価値を置き、どんなことを大切にして生きてこられたのか。

そういったときを経て今の生活をどう感じておられるのか。

介護とはそういったその方の人生の数ページにお邪魔させていただき、もう一度自分らしい人生を送っていただくためのお手伝いをさせていただくものであると思っています。

残りの研修でこういった介護の深み、面白みをお伝えできればと思っています。

以上で報告を終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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2022年11月21日

第5回スクーリング@22年度実務者研修

どうも。
実務者研修担当のむろのぞのです。

今月11日に実施させていただいたスクーリングの報告をさせていただきます。

今回のテーマは「認知症」。

なぜ実務者研修に「認知症」を取り入れているかは去年のブログで書いていますので、興味ある方は読んでみてください。

去年のスクーリング内容からいくつか変更した点があり、本ブログではそのへんを中心に報告させていただきます。



●ニンチについて

まずは私の実務者研修ではお馴染み「松本リハビリ研究所所長のYouTubeチャンネルから学ぶ」です。
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私は認知症をテーマに話すときは必ず「ニンチ」という言葉について改めて考えていただくようしています。

今回は松本さんの動画を補足してお伝えしました。

ちなみに今回受講された方7名(1名吹田からスポット研修で参加してくれました!)のうち、「ニンチ」という言葉を使ったことがある方は5名でした。

その5名全員が「ただ何となく」や、「周りの人が使っていたから」等が理由でした。

※2015年「みんなの介護」での調査でニンチと略されて77%の方が不快に感じた
※2021年の上田諭先生(精神科医)らの調査研究では全体の35%が不快に感じると回答



●薬物療法とその問題点

抗認知症薬ではアリセプト等が有名かと思います。

ただ抗認知症薬を過用、誤用してしまうことがどういった結果になるのか等をお話させていただきました。

詳細は以前に投稿したブログを読んでいただければありがたいです。
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※フランスは2018年に抗認知症薬を保険適応外としました。言い換えるならフランスは認知症を薬で治す、という考え方をやめたということでしょうか…



●エビデンスから考える認知症

今年は受講者全員療法士であったことから、エビデンスという視点からもお話をしてみました。

参考著書は以下のものです
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人生の目的を持って生活している方はそうでない方に比べてアルツハイマー型認知症発症リスクが48%も減少させることができること。

また目標設定の有無については健康関連QOL、自己効力感などの主観的側面のみではありますが十分効果があることが証明されていることをお伝えしました。



●ワーク「あなたが認知症になったら・・・」

前半での講義を踏まえて、自分が認知症者になったら職員の方にどんなことを大切にしてもらいたいかを少し考えていただくことをしてみました。

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ほんの一部ですが以下は皆さんが考えてくださったワークの内容です。


「子供の頃から動物と過ごす環境だったため、動物がいる環境を作ってほしい」

「みんなの前で絶対恥をかきたくないからトイレのことは常に気にかけてほしい」

「たぶん自分の子どもやお嫁さんからは煙たがられると思うので面倒くさがらず、目を見てゆっくり話を聴いてほしい」

「感情は残るはずなので自分でできること(排泄の後始末など)はさせてほしい」

「自分がいる前でコソコソ話されると悪口を言われているように感じてしまうので、そういった点を配慮して関わってほしい」

「認知症であることを隠されたくないから周りの人にちゃんと自分が認知症であることを伝えておいてほしい」

「色々考えているときに急に声をかけられたり、肩を叩かれたりすると不安になるので、ちゃんと視線を合わせてから関わってほしい」



●ロールプレイ「認知症ケアについて自分の思いを伝えよー!」

研修最後は講義、ワークで学んだ内容をどうやって人に伝えるか、というロールプレイを行いました。

振り分けた役は以下のような感じです
本年受講生の皆さん:介護リーダー役

スポット研修で参加してくださった吹田の介護スタッフの方:新人介護スタッフ役

室之園:認知症ケアなど全くわからず我流の介護(不適切ケアと呼ばれるようなことをガンガン使用しました)で新人介護スタッフを指導する先輩介護スタッフ役

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ロールプレイの様子を撮影できていなかったのが大変残念でしたが、笑いあり、でもピリピリとした緊張感もあり、とても考えさせられる時間でした。

不適切ケアを使用している先輩介護スタッフを徹底して指導する方。

全体の業務の流れを考えて行動している、という先輩介護スタッフの気持ちを汲んだ上で話を進めていこうとする方。

先輩介護スタッフの不適切ケアのみを責めるのではなく、「どうやったらうまくいくか一緒に考えましょう」と相談するような形で進めていく方。

ロールプレイを重ねるなかで修正し、どうすればみんなが良い方向に進んでいくことができるかを考えることができたと思います。

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自分自身が認知症ケアを理解すること、実践することはもちろんですが、それを自分だけではなく、周りの人とも共有していくことが介護には求められます。

介護は決して一人ではできません。

本研修を受講している皆さんは介護リーダーに求められる人材でもあります。

もう少し先の話ではありますが、そういった感覚をスクーリングのなかだけでも体験してもらえたことで何か気づきを得てもらえたらと思っています。

以上です。
少し長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年09月11日

スクーリング「傾聴ワーク」


心意気実践チームの室之園(主任講師)、伊藤、日野上です。

今年度のアクティブリハビリ介護福祉士実務者研修は7月16日に開講しました。

本研修もオンラインでの講義やワークが圧倒的に多くなりました。

しかしながら、この日のテーマは、対人援助職であるわたしたちの仕事では、大切な"傾聴"ということで、リアルでのワーク主体の研修とさせていただきました。


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換気、休憩、離席も多めに挟みながら…



傾聴、聞き方、聴き方、訊き方、きき方…

ワークの中で、傾聴への捉え方や日頃みなさんが現場でしていることも振り返りながら、個々の認識や行動もシェアすることができました。

やはり、傾聴は大切だという共通理解をたしかめることができました。


今回の講義中に紹介されたYouTube講師の方のような聞き方も含めて、人によってもいろんな"聞き方"があります。

基本的なことはもちろんのこと、それらを知ることもとても大切だと思いました。

でもなかなかYouTube講師の方のようにうまくはいかないでしょう。

参考にしながらも、聞く側にとって、その人ならではの、その人にあった聞き方があるとも思いました。

これからの本研修のスクーリングや現場の中でトライ&エラー、振り返りを繰り返していきましょう。


また、聞くことと切り離すことができない対話についても少しだけお話ししました。

話す側は、"何を話すかより、どう話すか"を考えながら話し、

聞く側は、"この人はこんなふうに考えるのか、こういうとらえかたもあるのか"と聞き、

互いの話しや想いを聴き合うこと。


講義の中ではうまくお話しできなかったこと、話しきれなかったことを、書籍の中から参考に記します。


「マインドフル・リスニング」ハーバード・ビジネス・レビュー編、ダイヤモンド社、2020年より

"人の話しを聞くとは、注意を払うこと。

話しを聞くとは、いったん自らの関心ごとから離れて、より多くを知ろうとおもうこと。

他人の関心ごとがどんなものかにおもいをはせること。

研究によると、聞く人の感情がフィルターとなり、話しを聞く能力を左右する"

としている。

対人援助職であるわたしたちが日々傾聴する際、感情に大きく影響されないためにも、EQ:感情知性ともいわれる感情マネジメントをするという発想を持ち、耳を傾ける余裕ややさしさを保つための何らかの仕掛けや工夫が必要なのではないでしょうか。

▼EQ、感情マネジメントなど↓
▼やさしさのしかけ


「しあわせの哲学」西研著、NHK出版、2021年より

"自分の感情がわかることは、とても大切です。なぜなら「自分はこうしたい」という自発性は、好き・嫌いがわかることで可能になるからです。"

自分の好き嫌いをもとにして、その人の動機や行動が始まるということです。

これは、傾聴、対話関係のなかで生み出されることでしょう。



「14歳の教室」若松英輔著、NHK出版、2020年より

"いかに深くコトバを分かち合うことができるか、それが対話の条件。

聞くとは、究極的には聞こえないものを聞くこと。

人は本当のことは口に出さない。むしろ本当のことは言葉にならない。

相手の沈黙をまるごと受け取るほかない。

相手への思い込みを捨て去り、沈黙によってつながる。

沈黙も対話。

沈黙でその場をつくる。

沈黙は言葉を超えた意味がある。

聞くとは、もともと人間を超えたものの声に耳をすませるという営みで、沈黙を聞くという行為を指している。

聞くとは、人の心、さらにいえば、その人の「いのち」を愛しむことに直結する。"


「問いの立て方」宮野公樹著、ちくま新書、2021年より

"他人との対話にこそ自分のものの見方を客観視するきっかけが存在し、特に安心して自分をさらけ出せる相手、愛情をこめて真摯に意見をくれる相手との対話には何に置いても代えがたい価値があるのは言うまでもありません。このような対話により、いつでも自分を変えられることでしょう。"

以上


沈黙も含めた聞くことのチカラは、果てしないものがあります。

傾聴は、対人援助職であるわたしたちの仕事では、欠かせないことで、個々が自身で常に高め続けていくべきことと、参加者の皆さんでたしかめることができました。


2017年に開講した本研修で、実務研修修了者(見込みを含む)計18名、本研修を経ての介護福祉士取得者は13名になりました。
自立生活支援の担い手育成を続けています。
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2021年08月13日

2020/21年度 介護計画発表会@zoom


心意気実践チームの室之園、日野上、伊藤です。

この日は弊社の社内キャンパスでもあるアクティブリハビリ介護福祉士実務者研修2020/21の受講生3名による介護計画発表会@zoomです。

2021/22年度の受講生のみなさんも、スクーリングの一環として参加しました。
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計14名の参加。

主任講師でOT・介護福祉士の室之園から、概要を説明します。

練りに練った介護計画を順に発表しました。
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トップバッターは、
PT真謝さん(まじゃ、松原事業所)
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次はデイサービスの生活相談員の池内さん(松原事業所)
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最後はPT大家さん(泉北事業所)
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中途半端なホワイトボードになってしまいました…すいません…

2020年9月25日から始まった2020/21年度生の研修会です。

コロナ禍により、オンラインで研修を行なう難しい状況のなか、いかに学ぶか…受講生も講師側も模索しながらの研修でした。

みなさんのご協力もあり大きな混乱もなく修了を迎えることができたように思います。

2020/21年度の受講生のみなさん、学んだことを現場でやってみましょう。そして検証しましょう。

2021/22年度の受講生のみなさんは、これから一緒に学んで、日々の仕事に活かしましょう。

ありがとうございます。


本研修は社員向けとして2017年に開講し、実務研修修了者(見込みを含む)計18名、本研修を経ての介護福祉士取得者は13名になりました。
自立生活支援の担い手育成を続けています。
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2021年07月17日

2021/22年度の実務者研修開講!


心意気実践チームのOT・介護福祉士、実務者研修主任講師の室之園(むろのぞの、泉北、写真左上端)、OT日野上(ひのがみ、松原主任、写真右下端)、OT伊藤(写真上段中)です。
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今年は7名の参加者です。
PT藤島さん、PT松原さん(ともに松原事業所、写真中段左から)、村田さん(大正事業所、写真中段中)、山崎さん(泉北事業所、写真中段右)、柳井さん、西口さん(ともに堺事業所、写真上端)、OT我如古さん(吹田、写真左下端)
この日は、スポット受講でPT太田さん(堺事業所)が参加してくれました。


昨日の7/16から本年度の介護福祉士実務者研修が始まりました。


初回は、恒例となっている
『介護とは…ブリコラージュだ!』
です。

三好春樹先生のDVD鑑賞もしながら、日頃の業務で何気なくしている介護について学び、個別ケアについて考えました。
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来月は昨年から研修が続いている2020/21年度受講者の方々による介護計画発表会を予定しています。


本研修会は社員向けの社内キャンパスです。

1年を通した受講だけでなく、業務に合わせたスポット受講が可能です。

2017年に開講した本研修。
実務研修修了者(見込みを含む)計18名、本研修を経た社内の介護福祉士取得者は13名になりました。

スポット受講者を合わせると50名はゆうに超える方々が今まで受講しています。


デイサービスでの"アクティブケア"(リハ職と連携して介護職が行なう個別ケア)の実現や弊社の心意気実践チームが運営しているともに行う訪問介護事業所、てくてぃぶ(介護保険外の外出や余暇、趣味等を支援する自費サービス)と連携した自立生活支援の担い手育成を続けています。

アクティブケア
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リハ職と連携して介護職が行なう個別ケア


ともに行う訪問介護事業所
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訪問リハビリテーション×訪問介護の働き方

見守り的援助による自立生活支援、運動支援


てくてぃぶ
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介護保険外の外出や余暇、趣味等を支援する自費サービス
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2021年05月26日

2021/22アクティブリハビリ介護福祉士実務者研修の概要


心意気実践チームの室之園(主任講師)、伊藤、日野上です。

今年度の実務者研修の概要です。

7月16日14時〜開講です。

単位制の社内キャンパスです。

社員のみなさんが参加できる日程でスクーリングに参加していただけます。(翌年度への単位持ち越し可能)

▼今年度のスクーリング日程↓

▼今年度の案内チラシ↓

参加につきましては、まずは各事業所責任者に相談していただき、業務調整等についても事業所内で検討していただいたうえでの参加をお待ちしています。


2017年に開講した本研修で、実務研修修了者(見込みを含む)計18名、本研修を経ての介護福祉士取得者は13名になりました。
自立生活支援の担い手育成を続けています。
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2021年05月13日

オンライン・スクーリング。


心意気実践チームのいとうです。

弊社の社内向けのアクティブリハビリ介護福祉士実務者研修は、オンラインでの講座開催が続いています。

参加者のみなさん各自で、デイサービス利用者様に協力依頼していただいたケースの介護計画の立案を進めています。

立案を進めている介護計画を各々が発表し合いました。
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写真は上からいとう、専任講師OT・介護福祉士室之園さん(泉北・心意気実践チーム)、PT大家さん(泉北・発掘あるある広報室)、介護職池内さん(右)、PT真謝さん(ともに松原)

8/13金曜日の介護計画発表会に向けて、内容がとても具体的になってきています。

社内外資源を活用した自立生活支援、重度化予防、QOLの向上への介護計画立案がさらに期待されます!

次回は6/11金曜日14〜16時頃です。


今年度の本研修を7/16開始予定としております。追って各事業所に開催概要をお知らせいたします。
職員のみなさまの参加をお待ちしています。
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2021年01月08日

スクーリング。


心意気実践チームの室之園です。

今日の午後は実務者研修のスクーリングです。

感染拡大防止策でオンラインにて行ないます。

写真右上はテキストを手にする主任講師の介護福祉士OT室之園(泉北、心意気実践チーム)です。
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テキストの中で紹介されているパーキンソン症候群のある患者さまをもとに、介護計画を作成するための流れを確認しました。
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チャットでも補足します。
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各々の意見や発言を書き留めて、画面共有にて頭の中を整理しました。
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オンラインの中ではどうしても参加者の方々の意見や発言がオンライン上の空中で行き交いやすく、何の話しをしていたかわからなくなることが多いと言われています。

そのため画面共有にて整理しながら共有するのはとても学びやすいと感じました。

テキストからの情報収集と整理の個人ワークを行なってから各々の視点を話してもらいました。
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どんどんと深まっていきます。

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あっという間の2時間でした。

操作に慣れないながらも学びが深まるオンライン実務者研修でした。


参加者のみなさんといいねおやゆびサインボタンを押す操作練習です。
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講師役にとってはマスク越しの表情を読み取るのは至難の業なので、いいねおやゆびサインボタンのリアクションはとても嬉しいモノです。

ありがとうございます。
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2020年12月14日

実務者研修2020/21 第4回スクーリング 介護計画立案に向けた統合の考え方

心意気実践チームのいとう、日野上、室之園です。

今年最後の実務者研修が先日12/11に開催されました。
大阪府では新型コロナウィルスの感染拡大がみられるため、本研修は今回よりオンラインスクーリング形式で実施させていただきました。

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伊藤OTより研修案いただきました

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今回より本研修の本丸でもある『介護過程の展開』について学んでいきます。
いきなり介護過程の展開、と言われてもすぐにイメージできないので…

今回は旅行代理店員さん役と旅行をしたいお客さん役に分かれて「お客様が望む旅行プランを立てよー!」
というワークを通してイメージしてもらいました。

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店員役→松原事業所の真謝(まじゃ)さん

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お客さん役→吹田事業所の我如古(がにこ)さん

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参加者のみんなにもわかるよう、チャット機能を使ってキーワードを挙げていきます。

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役を交代し、今度は真謝さんがお客さん役を、我如古さんが店員役をします。

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今度は松原事業所の池内さんと、泉北事業所の大家さんが行います。

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先行の真謝・我如古ペアのストロークを見たあとだったので、質問内容もより具体的なものになっていました。
また、前回スクーリングで学んだ傾聴の知識、技術もしっかり活かしておられました。

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傾聴ワーク後は30分間で聞き出したキーワードをもとに最適な旅行プランを考えます。

最後に1人ずつ報告していただき、無事スクーリングを終えることができました。

皆さんからの感想は・・・

「もう少し旅行計画を立てる時間が欲しかった」
「色んなことを聞かないと、と焦ってしまい結果的に一つ一つの内容が薄くなってしまった」
「相手が話す一つ一つのキーワードを見逃さず、相手の物語に自分が乗っかっていくイメージが必要だと感じた」
「自分自身、旅行にあまり関心がなかったので、何を聞き出したらいいかわからず、質問が止まってしまった」
「話を聞いていると、大人数ではなく一人でひっそりと旅をしたい方なのかな、と感じたのでできるだけ自然や動物に触れるプランを考えるようにしてみた」

等々・・・

たくさんの意見をいただきました。
今年の実務者研修はこれで終了となります。

次回は年明け1/8予定です。
今回のワークを踏まえ、いよいよ次回からはフェイスシートやアセスメント表を作成していきます。

これまでよりもさらに包括的かつ具体的な介護計画の立案に向けた取り組みが始まります。



心意気実践チーム・泉北事業所所属
室之園
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2020年11月14日

スクーリング「傾聴、コミュニケーション等」


心意気実践チームのいとう、室之園、日野上です。


第2金曜日の午後は社内キャンパスでもある実務者研修のスクーリングです。


この日はコミュニケーション、傾聴、共感、コーチング等を、その心構えから知識、技術的なところまで学びます。
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よい傾聴とは?
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イメージするのは"スポンジよりトランポリン"というお話し。


コーチングについて
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"答えはクライアントの中にある"
看護やリハビリテーションの中でも必要不可欠なコミュニケーションスキルだと思います。

参考)
コミュニケーションとは?能力やスキルの前に知っておくべきコミュニケーションの本質と6つのヒント | Hello, Coaching!  


医療者、ケア者である私たちの義務として、当たり前の責務のようにしている共感するということ。
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上記の3つの条件が揃えば、ケア者と被ケア者の両者が成長する関係性がうまれるとした、カール・ロジャースさんのクライアント・センタード・アプローチ。


ナラティブ・アプローチについて。
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エヴィデンス・ベースド・メディスンとナラティブ・ベースド・メディスンについても、整理してみました。


ミラーの法則やペーシング等の話しもしました。
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"ONE on ONE"のワークを通して、対人援助サービス職としての前に、人として大切なコミュニケーション観、方法を確認します。
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その人が何気なく行なうコミュニケーション上の良いくせやよくある傾向も、自分自身で確認でき意識する機会にもなったのではないでしょうか。


コミュニケーションの主体は相手(聞き手)にある。
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話し手からすると、言ったから、伝えたから、報告したから…もう大丈夫!と、ついつい思いがちです。
それがそのあとどうなったか、見守ること、確認することも大切なことです。


意識して現場で発揮し続ければ、利用者様支援だけでなく、日頃の生活や仕事場面にも活かされることばかりかと思います。


次回スクーリングは12月11日金曜日14〜16時@カフェオーディナリー松原
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2020年10月09日

実務者研修2020/21 スクーリング 個別機能訓練加算ワークショップ


心意気実践チームの室之園、日野上、いとうです。

今年もアクティブリハビリ介護福祉士実務者研修2020/21(介護福祉士資格取得コース)が9/25開講しました。
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今日は個別機能訓練加算とICFについて学びます。


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今回のテーマである個別機能訓練加算、ICFについては、フリーで全国へ講演にまわったり、老人施設へコンサル活動をされているYouTuberPT、松本健史さんのYouTube動画を通して学び進めました。

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教員養成の専門教育を修了した介護福祉士・作業療法士の主任講師室之園(むろのゾノ)さんのアツい講義がスタートです。

各デイサービスでの事例を通してのICF関連図をグループで完成させていきます。

さらに個別機能訓練の目標、内容を検討します。

写真左からPT真謝さん(松原)、OT我如古さん(吹田)、OT山脇さん(堺)
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PT大家さん(泉北)、ST東田さん(堺)
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OT冨吉さん(堺)、介護職・生活支援員池内さん(松原)、白鳳短大のOT学生阪本さん
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換気と休憩をいれながらワークに取り組みます。
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発表です。
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質問をするOT冨吉さん。
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質問に回答する介護職・生活支援員池内さん。
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明日からデイサービスで実現、活用、応用できそうな個別機能訓練の内容が出来上がってきました。

意欲低下の傾向がみられる神経難病の方への機能維持に向けた働きかけについては、その人ならではの役割を見いだせないか…

外出等の活動・参加レベルを維持、向上を続けたい利用者さま。
外出先に向かうまでの課題分析、抽出もして…

ADLの中での生活課題、動作課題を抽出もして…

本研修では、これらをさらに深掘りして、利用者さまの強み、好きなことも取り入れた個別機能訓練、介護計画作成にもつなげていけたらと思います。


次回11/13金曜日14〜16時「アセスメント講習 傾聴、コミュニケーション」


アクティブリハビリ介護福祉士実務者研修では…
○ともに行なう訪問介護事業所や外出等の自費サービスてくてぃぶにて、アクティブケア(個別ケア)や自立支援、介護予防、重度化防止、QOL向上に向けたサービスの担い手育成を目指します
○"らしく活きるを応援する"幅広い支援ができるハイブリッドなケア人材の育成を目指します
○その日から現場で実践できる知識や技術、捉え方を学びとることを目指します
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2020年09月27日

実務者研修 実技講習 医療的ケア


心意気実践チームのいとうです。

医療的ケアの実技講習会です。
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日曜日の朝から夕方まで喀痰吸引や経管栄養について実技を通して学びます。

三密の回避と換気、手洗い消毒を随時確認しての開催です。

▼昨年度の医療的ケアの様子

講師は昨年度に続き、医療ケアの講師研修を修了した看護師木田さん(大阪管理者)です。
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「阪東さん、今から痰を取りますね」
と、人形に呼びかける看護師の木田さん。
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写真左から、PT大家さん(泉北)、OT日野上さん(松原)、OT山野さん(松原)
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写真左からPT真謝さん(松原)、OT我如古さん(吹田)、デイサービス介護職・生活相談員の池内さん(松原)
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毎回のことですが、それぞれの手技を5回ずつ経験するとみなさん手慣れた手付きになります。
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池内さんも頼もしくチャレンジ!

大家さんも!
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次回10/9金曜日14時〜「ICFと個別機能訓練等のワーク(仮)」


アクティブリハビリ介護福祉士実務者研修では…

○ともに行なう訪問介護事業所や外出等の自費サービスてくてぃぶにて、アクティブケア(個別ケア)や自立支援、介護予防、重度化防止、QOL向上に資するサービスの担い手の育成を目指します

○"らしく活きるを応援する"幅広い支援ができるハイブリッドなケア人材の育成を目指します

○その日から現場で実践できる知識や技術、捉え方を学びとることを目指します
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2020年09月25日

実務者研修2020/21 開始!


心意気実践チームの日野上、いとうです。

今年もアクティブリハビリ介護福祉士実務者研修2020/21(介護福祉士資格取得コース)が開講しました。
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換気しながら距離を取り開催しました。

今年度の参加者は4名!

そのうち療法士が3名、ダブルライセンスを目指します。

1名は介護職からのステップアップを目指します。
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教員養成の専門教育を修了した介護福祉士・作業療法士の主任講師室之園むろのゾノさんのアツい講義がスタートです。
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▼実務者研修教員研修↓


講師のOT日野上(ひのがみ、松原)さんからの自立についての講義&ワークショップ。
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OT我如古がにこさん(写真左、吹田)
3年目PT大家たいけさん(写真右、泉北)
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介護職の池内さん(写真左、松原)
2年目PT真謝まじゃさん(写真右、松原)
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三好春樹さんの講演DVDも鑑賞しました。介護について、考えを深めました。

文化人類学者レヴィ・ストロース著
「野生の思考」より

ブリコラージュ→手作り、器用仕事、アート

この考え方を知り得て…

介護はアート。

サイエンスにはなりにくい。

冷静に客観的だけでは介護は成り立たない。

介護の世界はもっとブリコラージュで深め高められるものではないか。

介護の仕事は、感情で主観的に対象者に入り込んでいけたらいいのではないか。

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次回9/27日曜日9〜18時「医療的ケア」

次々回10/9金曜日14時〜「ICFと個別機能訓練等のワーク(仮)」


アクティブリハビリ介護福祉士実務者研修では…
○ともに行なう訪問介護事業所や外出等の自費サービスてくてぃぶにて、アクティブケア(個別ケア)や自立支援、介護予防、重度化防止、QOL向上に資するサービスの担い手の育成を目指します
○"らしく活きるを応援する"幅広い支援ができるハイブリッドなケア人材の育成を目指します
○その日から現場で実践できる知識や技術、捉え方を学びとることを目指します
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2020年07月01日

スクーリング。2019/20介護計画発表会。


心意気実践チームの室之園、日野上、伊藤です。

コロナ禍により延期されていた介護計画発表会。6/19zoomにてオンライン開催しました。


今年度の参加者・発表者は…
↓写真右下の介護職・製菓衛生士豊澤さん(アクティブデイサービス今里リハカフェ)と左下のOT山野さん(アクティブデイサービス松原)です。
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↑写真左上は伊藤、右上は室之園

↓写真右上は日野上
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発表者の方々から事前に送っていただいた心を込めて作成された介護計画書を確認しながら、発表を聴くことができました。

発表中にも、以下のような随時チャットを使った質問や意見等をやりとりすることで、さらに発表の中身を深めながらブラッシュアップさせることができました。
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みなさんの発表から、デイサービスの介護職が主体となりリハ職と連携して提供する"アクティブケア(個別ケア)"と外出等の自費サービス"てくてぃぶ"の活用が進みそうな予感。
▼"アクティブケア(個別ケア)"と"てくてぃぶ(外出等の自費サービス)"


今回の介護計画発表会、オンラインでやってしまおうと調整し始めて、みなさんのご協力とご理解もあり、2週間ほどでオンライン開催できました。

発表者のみなさん、ご協力いただいた利用者さま、受講期間中はサポートいただいた職員のみなさま、ありがとうございます。

あとは、医療的ケアの研修を残すのみとなっております。実技中心の研修内容の性質上、オンライン開催はあきらめ、5人程度の少人数制で9月中に開催を予定しています。


2020/21実務者研修会の参加者も少人数で募集中です。参加者が続々と決まってきています。
▼2020/21の募集中内容はこちら↓


こんな働き方にもチャレンジできるかも?!
▼療法士+介護福祉士としての働き方へ、
訪問リハビリテーション+訪問介護による自立生活支援の取り組み↓


引き続きよろしくお願い致します。
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2020年06月10日

2020-2021アクティブリハビリ介護福祉士実務者研修。社内受講生募集中です!

心意気実践チーム
いとう、日野上、室之園です。



弊社の介護福祉士実務者研修開講の時期が近づいてきました。

これまでは6月開講でしたが次年度(2020-2021年)はグローバルスタンダードでもある、

2020年9月開講を予定しています。

そこで次年度の社内受講生を募集します!
▼詳細はこちら↓
実務者研修2020-2021案内フライヤー.pdf


本研修も早いもので四年目を迎えることができました。
▼実務者研修会↓

本研修を通してこれまで8名のケア職の方々とOT1名の計9名を介護福祉士として社内育成することができました。
▼アクティブケアと外出等の自費サービスてくてぃぶ
てくてぃぶとアクティブケア.pdf

OT1名がともに行なう訪問介護事業所で、介護福祉士として、見守り的援助"ともに行なう家事"による自立生活支援に関わらせていただいています。
▼ともに行なう訪問介護事業所の取り組み↓
http://active-nopsj.sblo.jp/s/category/4508885-1.html

(広報用)ともに行う訪問介護事業所.pdf
多様な働き方の可能性が拡がります。


今年度も介護職だけでなく新卒者〜3年目、中途入社の療法士の社内研修としても活用してもらえるよう内容・日程等を調整しているところです。


この回だけというスポット参加も可能です。

まだ試験的ではありますが、今年度からはオンラインによる受講も検討しています。

なのでこれまで遠方だからという理由や日程調整が難しかった方にも参加しやすくなるのではないかと感じています。

詳細は以下の研修案内のフライヤーをご確認ください。

内容・日程の確認や参加に関する相談は、各事業所の責任者もしくは心意気実践チームまでお問合せください。
本研修会の企画運営を担う心意気実践チーム)

松原法人:OT日野上(ひのがみ:松原)、OT・介護福祉士室之園(むろのぞの:泉北)、阪東
大阪法人:OT・介護福祉士・調理師伊藤(吹田)


▼詳細はこちら↓
実務者研修2020-2021案内フライヤー.pdf

なお、さらに詳細な研修スケジュール・シラバスは追って案内させてください。
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2020年01月10日

スクーリングG

心意気実践チームの日野上、いとうです。

スクーリングG
いよいよ個別ケースの介護計画の立案になりました。

受講生のお二人が所属する松原、大阪事業所のデイサービス利用者様に個別ケースとなりご協力をお願いしています。
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事前に情報をフェイスシートに入れてもらっています。
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それをホワイトボードに書きながら、みんなで深く掘り下げていきました。
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次回スクーリングHは2/14金曜日14~18時
「介護計画立案」
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2019年11月01日

スクーリングE

心意気実践チームのOT日野上(ヒノガミ)といとうです。

この日は実務者研修のスクーリングE。
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個人ワークでアセスメントシートを埋めていきます。
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テキストの記載例を照合しながら関連付けの作業をみんなで進めていきます。
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学生さんにも参加してもらいました。
みなさんの意見から科学的介護、自立支援介護への解釈まで深めて議論することができてました


次回スクーリングF12月13日金曜日14〜18時は「活動・参加の実践と実技」@アクティブデイサービス松原
リハビリモデルの森さんにご協力してもらい、介護技術の実践指導等をPT佃さん(泉北)からしていただきます。
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2019年10月12日

スクーリングD

心意気実践チームのOT日野上と伊藤です。

実務者研修スクーリングDです。
介護計画を作成していく介護過程を学びます
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アセスメントシートにテキストの事例に関する情報を書き出す演習をしました。
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受講生のみなさんから順に書き出して整理してもらいました。
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情報を収集して整理中。
実習生のOT学生さんにも参加してもらいました。
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テキストの事例からたくさんの捉え方を各自で確認しあうことができました。

次回スクーリングEは「介護計画立案」、さらに事例について理解を深めていきます。
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2019年09月13日

スクーリング⓸

心意気実践チームの日野上、いとうです。


この日は就労支援カフェオーディナリー松原にて実務者研修スクーリングCを開催しました。
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4回目のスクーリングでは、いよいよ介護過程を具体的に学んでいく段階になってきました。


テキストにも下記のとおり介護過程を考えるサイクルを旅行に行くまでを例に取り、その考え方を紹介されています。
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心意気実践チームの日野上(ひのがみ)からは、弊社の外出支援等を提供する自費サービス「てくてぃぶ」で計画していた千葉への2泊3日の旅への同行プランについても具体的な計画の推移を報告されました。
▼てくてくアクティブ”てくてぃぶ”の詳細はこちら↓
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受講生のOT山野さん(松原事業所)がお客さん役となり、介護職・製菓衛生士豊澤さん(大阪事業所)が旅行プランナーに扮して旅行プランの聴き取り開始!
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一緒に楽しいことを考える体験をしてもらいました。
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誰でも楽しいことや人が喜ぶこと、喜ばせるのを一緒に考えるのは楽しい。そして、やりがいもある。
この感覚。
ケアの仕事、介護計画を考える介護過程も同じことなのかなと思いました。
昨年度の実務者研修でも同じことを感じました。
いつも忘れず大切にしたい感覚です。
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次回のスクーリングDはアセスメント表2にテキスト事例の情報、分析を書き出して、関連付けし、統合化して行く地道な作業です。
次回日時︰令和元年10月11日(金)14〜17時
会場︰カフェオーディナリー松原(松原事業所横)
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2019年08月14日

スクーリングB

こんにちは、心意気実践チームのヒノガミ、いとうです。

8月9日(金)に松原オーディナリーにて実務者研修を行いました。
講義は「コミュニケーション技術」について、心意気実践チームのいとうOTが担当しました。

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今回は8名の参加者であり、多くのスタッフに聞いてもらうことができました。


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まず初めに、「自分はそれなりに聞き上手であると思っている?」と質問を行うと、なんと8人中7人のスタッフが挙手をしました。そして「一般的にも聞き上手だと思って生活している人が多い傾向にある。でも、意外と人は思うほど聞き上手ではないということも言われている。そういう経験を今回の研修でしてもらえれば」との説明がありスタートしました。

お題は、「優れた聞き手はどう振る舞うか」「良い傾聴とは」「良い傾聴はスポンジ?それともトランポリン?」です。

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お互い二人一組になりディスカッションを行っています。
普段、何気なく行っているコミュニケーションについて、いざ考えてみると意外と難しい物です。

出てきた結果をホワイトボードにまとめました。
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様々な意見が出てきました。

特に「良い傾聴はスポンジ?それともトランポリン?」を考えていた時には「スポンジの方が聞いてくれてそうでいいのでは?」と考えていたのが「スポンジだと、ずっと続くと反応がなくて聞いてくれているかわかりにくいのでは?」との意見がありました。

いとうOTより「共感力という本の中では、最も優れた傾聴とはトランポリンのような役割を話し手に対して果たすこと。トランポリンはエネルギー、勢い、高さ、広がりをもたらす、とされていて、皆さんの意見にもあったように、傾聴するには、ずっと聞いているだけの反応よりも、意見に対して返答があるような反応の方が好ましいと思う。」と説明がありました。

僕は直感で「スポンジがいいだろう」と思っていたのですが、話を聞いていて「確かに、受け止めてくれるだけの反応よりも、何かしらの意見を交互にかわすような反応の方が話しやすいだろうなぁ」と皆さんの意見を聞いていく中で考えが変わっていき、勉強になりました。

そして、ストロークのお話です。
「他の人を認めるための行動や働きかけ」「ほめること」といった定義です。
再度二人一組になり、握手と自己紹介をして、相手をほめちぎる2分間を過ごします。
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そして、誉めたことをメモに書いていきます。
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いいところを3つに絞り、向かい合って発表をします。
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これが意外と恥ずかしいです。
しかしこの過程を通じて、
「意外と自分は相手のいい所を探すの苦手だということが分かりました。」「改めて、相手とユニケーションをとるということを考えながら行うと難しかったです。」
といった話が感想として聞かれていました。

最後にいとうOTから、
「皆さん、日々の業務の中で人と接する仕事をしているからコミュニケーションの上手なスタッフばかりでしたが、時には自分のコミュニケーションはこれでいいのかと考えることも振り返りとしてしてください。」
との言葉が有りました。

普段何気なく行っているコミュニケーションですが、思っているほど「聞き上手ではない」という経験をさせて頂いた勉強会でした。

続いて、心意気実践チームの説明をヒノガミから行いました。

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唐突ですが、一日(24時間)の中で、食事・更衣・トイレ・入浴などのADL動作は何時間くらい行っているでしょうか?睡眠時間は何時間くらいでしょうか?
実はこの質問、僕が1年目の時(約9年前)に先輩OTから投げかけられた質問です。一日の3分の1(8時間程度)は睡眠時間であり、個人差はもちろんありますがADLの占める時間は大体2時間〜3時間程度。では、残りの13時間くらいは何をしているのか?働く世代では多くの時間を仕事で消費しますが、リハビリを受ける世代の多くの方は定年を迎えています。機能訓練をしてADLの向上を目指すことは非常に大切なことではありますが、そこが最終ゴールになると1日の多くの時間が何もせずに過ごす時間になってしまう。そのため、ADL以外の活動や参加といった部分にもアプローチをすることは大切だと教えられた記憶があります。

心意気実践チームの役割というのは活動・参加の部分の現場フォロー(支援の仕方が分からない、支援するための時間がない、など)や仕組み作り(ともに行う訪問介護事業所、てくてぃぶなど)などに取り組むことだと思っています。日常生活の一部に、睡眠やADL以外の時間の「やってみたい」を支援できるように、必要な時には心意気実践チームのスタッフを活用(心意気サポート)してください、と説明しました。

これからも実務者研修は続きます。興味のある方はぜひご参加下さい。


参加者の感想)
○話の聞き方・話し方一つでその人の印象が違う事を改めて実感しました。
○自分は聞き上手だと思っていました。以前はスポンジ型で聞く方であり自分の意見は言わないことが多かったです。今回の講義でトランポリン型の方が安心感を与える事が出来ると分かったので、業務の中でも意識していきたいと思います。
○傾聴という言葉の意味を今回の講義ではっきり学べたと思います。実際、デイサービスの業務では傾聴を出来ていないと改めて感じました。ストロークは各事業所で行えればいい事だなと感じました。職員同士が、ほめて・ほめられる関係もなかなかないと思うので、働く上で必要な事だと思いました。
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