2020年07月09日

オンライン就職説明会〜富山編〜 参加学生さん募集中です!


心意気実践チーム・人材開発室のいとうです。


先日行われたオンライン就職説明会の様子です。
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zoom画面にむかう人事担当のST碓井です。

▼オンライン就職説明会のご案内↓
参加学生さん募集中です!


今回は富山県の養成校の学生さんからオンライン就職説明会の参加希望をいただきました。
都合の良い時間を相談して日程を調整させていただきました。
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zoomで画面共有しながら進めます。


社長は出張のため動画でのご挨拶です
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こちら↓


写真右下の新人スタッフのOT我如古さん(吹田)にもデイサービス業務の合間にゲスト参加してもらいました。
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就職してからのコロナ禍での仕事の状況や教育面のサポート等についても話をうかがいました。
▼新人スタッフ向けのオンライン・ダイアローグ、カンファレンス、バイザー会議等の様子はこちら↓

OT我如古さんは、写真左下の参加学生さんからの質問に一つずつ誠実にかつ丁寧に回答してくれました。
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「沖縄の母校での就職説明会で放っていた社長の存在感で、元々あった卒後の地元志向から転じて大阪での地域リハの仕事を考えるようになりました」
「一人暮らしの新生活の不安はあるかもしれませんがぼくも料理は初めてですが、周りからの助けもあるので大丈夫です」
「アクティブに来てよかったです。新しい出会いもたくさんあり、やりたいことに少しずつ近づいているように思います」


途中から4年目の新卒採用OT油谷さんも訪問リハ業務の合間にゲスト参加してくれました。
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「何となく病院に…という多くの同級生たちのような就職先の決め方はしたくなかったんです」
と、弊社への就職に至った経過をきっぱり話してくれました。

大学在学中のデイ利用者森さんとの失語症トークライブの夏休み特別講座をきっかけに、弊社に興味をもってくれたこと、総合事業等の様々な取り組みに自分自身の可能性にも何かできることがあるかも?!と感じたことを話してくれました。
▼失語症トークライブの様子↓

1年目はデイサービス業務に担当バイザーや先輩のみなさんによる愛ある優しい指導もあり、たくさんの学びを得たことで2年目を迎える前に、近接地で担当利用者さまのリスク管理にも配慮しながら訪問リハ業務にも従事でき、良い経験を積めたこと等を話してくれました。

4年目になった油谷さんは、利用者さまやスタッフからの信頼性を少しずつ高めて、訪問件数を着実に増やしています。



当日はチャット機能も使っての補足説明をさせていただきました。
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参加学生さんからも、
「新人スタッフのOT我如古さんと新卒採用者で4年目OT油谷さんと質疑応答のやりとりをたくさんさせていただいて、みなさんが活き活きと働かれている様子がとてもよく伝わりました」
と、嬉しい言葉をいただきました。

参加学生さんからは本ブログへの記載にも快諾してもらい、職場の見学希望の申し出がありました。

参加学生さん、ゲスト参加のお二人、ありがとうございます。
出会いに感謝です。


弊社は引き続き、zoomを用いたオンライン就職説明会の参加希望、就職見学を随時受付(ともに予約制)しております。
▼案内・応募の詳細はこちら↓

☆問い合わせ先☆
電話1(プッシュホン)072-337-9515 FAX072-337-9516
メール:info@active-nopsj.com


株式会社アクティブ
アクティブ訪問看護ステーション
アクティブデイサービス
担当:碓井(うすい)、阪東(ばんどう)
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2020年07月04日

松原・堺・泉北オンライン・ダイアローグ。

人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

毎週金曜日15時半から30~45分程度、松原・堺・泉北の3事業所の新人療法士さんとZOOMを用いたオンライン・ダイアローグの試みを始めています。
▼オンライン・ダイアローグとは↓

本会は各事業所により仕事の状況が変わるため、まずは業務を優先して、途中参加・退席を自由にしています。

参加者個々を尊重し、お互いで意味を確認しあって相互理解を深め合えるようなフラットでオープンなコミュニケーションの場をめざしています。

先週6/26金曜日のオンライン・ダイアローグには、開始時間の15時半からは誰も参加できず20分ほど過ぎてから堺事業所のOT冨吉さん、会議のため松原事業所のPT藤島さんは途中参加してくれました。

泉北事業所のPT上村さん、PT仲村さんは業務のため不参加との事前連絡がありました。

緊急事態宣言が明けて平常通りに近い業務になってきて各事業所で時間を合わせて参加するというのがより難しくなってきているようです。

互いに離れて勤務する各事業所の新人スタッフさん。

どんなふうに働いているのか互いに気になるのはみなさん共通項のようです。

「他のたくさんの新人スタッフからも意見交換をできればいいな…」
との声がありました。

「自分なりの結論をその日のうちに出すようにしています」
「メモにメモを書き足すように工夫しています」
「記録には残しているが結論を出すところまではできていない」
「1年目ならではのギモンをまとめておきたい」

各々の取り組みを話してもらいました。

次回からのオンライン・ダイアローグは開始時間を変更して7/10金曜日16時30分から「新入職員オンライン・ダイアローグ」を開催予定です。

全事業所の新人スタッフさんが参加する「介護保険制度・個別機能訓練のオンライン勉強会」後の時間になります。

新人オリエンテーション以来となる全事業所の新人スタッフが集う場となれば、オンライン勉強会の振り返りながらたくさんの意見が交換できそうです。
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2020年06月24日

松原・堺・泉北オンライン・ダイアローグ。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


毎週金曜日15時半から30~45分程度、松原・堺・泉北の3事業所の新人療法士さんとZOOMを用いたオンライン・ダイアローグの試みを始めています。
▼オンライン・ダイアローグとは↓


本会は各事業所により仕事の状況が変わるため、まずは業務を優先して、途中参加・退席を自由にしています。

参加者個々を尊重し、お互いで意味を確認しあって相互理解を深め合えるようなフラットでオープンなコミュニケーションの場をめざしています。


先週金曜日の新人の療法士のみなさまとのオンライン・ダイアローグには、泉北事業所からPT上村さん、PT仲村さんがはじめから参加。堺事業所からはOT冨吉さん、松原事業所からはPT藤島さんは途中参加してくれました。


この日も前回のダイアローグでもテーマとなった"コミュニケーション"について話しが膨らみました。

みなさんからは、
「認知症の方とのコミュニケーションや関わりは…」
「生活背景がわかるようなコミュニケーションが図ることができれば…」
「話し手と聞き手が入れ替わる双方向のコミュニケーションには至っていない」
「どうやって心を開いてもらうか…」
などなどのお話しがありました。

わたしからはナラティブ・アプローチ、クライアント・センタード・アプローチについての説明と話題提供をさせていただきました。
▼ナラティブ・アプローチ、クライアント・センタード・アプローチ、エンパワメント・アプローチについて↓

▼ナラティブ・アプローチについて↓

概念的なもので、なかなか目に見えるようなものではないのですぐに理解するのは難しいかと思います。

説明する側としても理解してもらうには、事例を通して身を持って経験し感じたことを可能な限り視覚化して具体的にお話ししないとアカンなぁと思います。

いつも説明に難しさを感じる領域です。まだまだ勉強しないといけないです。

毎回学びと気付きがあり、新鮮さは初回から変わりません。

いつも参加、ご協力ありがとうございます。
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2020年06月13日

松原・堺・泉北オンライン・ダイアローグ。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

毎週金曜日15時半から30~45分程度、松原・堺・泉北の3事業所の新人療法士さんとZOOMを用いたオンライン・ダイアローグの試みを始めています。
▼オンライン・ダイアローグとは↓
▼前回の様子↓

この日は、泉北事業所のみなさんは業務のために不参加です。
本会は各事業所により仕事の状況が変わるため、まずは業務を優先して、途中参加・退席を自由にしています。

松原のPT藤島さん(写真右上)は業務のため、開始後30分経過してから途中参加をしてくれました。
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はじめから参加できたのは、OT冨吉さん(写真左下)。

わたしから、
「仕事のなかでの自分自身で感じている課題はありますか?」
と、問いかけました。

冨吉さんは、
「利用者さんとの会話のやりとりに難しさを感じています」
「デイサービスの送迎を任せてもらえるようになったので、そのなかでとにかく話すようにしています
自分なりの工夫をして、利用者さんとの会話を作っているようですが、どうにも続かなくて会話の拡がりがないと…少し困っているとのことでした。

そこで、この日のオンライン・ダイアローグは"コミュニケーション"をテーマに進めることにしました。

OT冨吉さんは、コミュニケーションの話し方、聴き方等の技術的な部分についてはまだ取り入れていないとのことでした。

そのため下記の資料を画面共有しながら、
○話すことばかりにフォーカスするとしんどくなること
○スポンジ型ではないトランポリン型の傾聴について
等を、日頃の業務のなかで取り組めそうなことを確認しました。
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▼詳細はこちら↓


途中参加のPT藤島さんは、利用者さんとの会話のやりとりやコミュニケーションで大きく困っていることは今のところないそうです。

しかし先日、先輩PTの宮川さんから、
「利用者さんに分かりやすく説明できるのも大切な仕事の1つ」
デイサービスでの個別機能訓練についても、
「機能面しかみれていない生活につながるような目標設定を」
と指摘され、
「ハッとさせていただきました」
と、藤島さん。
自分自身の取り組みを見直すきっかけになったそうです。

PT宮川さん、ありがとうございます。
引き続き、お声がけお願いします。


先週のダイアローグで、藤島さんから提案のあった、デイサービス利用者様の紙面情報無し、ダメ出し無しの"ポジティブ・カンファレンス"も行なってみました。

色々とやれそうなことが確認できました。

来週も共有できるテーマを設定して、お互いのとらえ方を確認しながら、オンライン・ダイアローグを進めていきます。

ダイアローグの進め方、問いのつくり方、オンラインの特性の活かした場のつくり方…まだまだ勉強です。

いつもご協力ありがとうございます。
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2020年06月06日

松原・堺・泉北オンライン・ダイアローグ。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

先週から始まった松原−堺−泉北の新人の療法士さんをつなぐオンライン・ダイアローグ。
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写真左下のOT冨吉麻未さん(堺)がこの日が初参加です。

写真右上はPT藤島さん(松原)、右下はPT上村さん(泉北)。

写真はありませんが、先週に続いてPT仲村さん、2年目PT谷口さん(ともに泉北)が参加してくれました。


入職してからの現在までの状況を初参加のOT冨吉さんに尋ねました。
「学生時代の時は評価だけとかでしたが、今は評価もして、リスク管理もして、訓練もして…と慣れないことばかりです」
「担当を午前・午後で1名ずつ担当させてもらって少しずつですができるようになってきているように思っています」
いつも穏やかに丁寧に話してくれる冨吉さんです。

PT仲村さんは、
「担当を1人ずつ引き継ぎ、各利用者様の状態を把握している段階で目標設定をこれから取り組んでいくところです」
1年限りだった過去の大阪生活についても、気さくに話してくれました。
見た目はいかつい風貌やけど、話すと真面目で柔らかな印象の仲村さんです。

PT上村さんは、
「デイサービスのカフェタイムの買い出しに利用者様とスーパーに行ってきました」
「これからも続けていきたいです」
すぐ前の時間帯に"オンライン・らふとーく"のイベントにも参加してくれた上村さん。これからチャレンジしたいと話していたイベント開催に向けて着々と準備です。

2年目PT谷口さんは、泉北事業所の後輩の上村さん、仲村さんの存在について、
「現場でも気が利いてとても頼もしいです」
と、話してくれました。

PT藤島さんは、
「週10名程度を担当させていただいています」
着々と担当者数を増やしているようで元気いっぱいです。いつもはっきりと話す誠実な姿が印象的な藤島さんです。


そしてわたしの方から、このオンライン・ダイアローグでみなさんとできそうなことを、いくつか話題提供をさせてもらいました。

そのなかから、PT藤島さんから、
「地域リハビリテーションに関わる上でも介護保険制度についての勉強をしたいです」
「気になっている利用者様についても、みなさんで話が出来たらと思います」

介護保険制度については、室之園さん(心意気実践チーム、泉北事業所デイサービス運営責任者)に依頼することになりました。

気になっている利用者様については、紙面の情報無し、ダメ出し無用ルールで、みなさんと共有するカンファレンスをやってみることになりました。

オンライン・ダイアローグでは、参加者が共有できるテーマを探ることから始めます。

それが見つかりさえすれば、それを深く掘り下げることが容易になります。

参加者が新人さんと2年目の方なのでテーマも共有しやすいです。なのでテーマは無数に拡がりそうです。

この日は38分程度でお開きに。


初参加だった冨吉さんは、
「同じ職場に同期がいないので他の事業所がどうなのか分からず不安もありましたが、このような機会を設けていただいてお互いの状況を報告し合えたり勉強会ができるのはとてもありがたいです」

こちらこそです。そう言ってもらえたら嬉しい限りです。
引き続き、各事業所の状況に合わせた開催になりそうですがみなさんで一緒に勉強しましょう。

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2020年05月30日

松原-泉北-吹田オンライン・ダイアローグ。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


5/29金曜日15時半から松原・泉北・吹田事業所の新人さん向けのオンライン・ダイアローグを試行させていただきました。


先週末に松原事業所の新人PT藤島さんから、
「他の事業所の新人さんはみなさん何人か担当利用者様をもたれていますか」
「他の事業所の新人のみなさんがどのように過ごしているんでしょうか」
と、質問してくれました。
自分自身が他の事業所の新人さんから遅れはとっていないか…と、その心配ぶりはとにかく切実な様子でした。

そこで、吹田事業所で4月中旬頃から始めていた"オープンな雰囲気で雑談+真剣な内容の対話"をベースにしたオンライン・ダイアローグの開催を提案させていただきました。

▼吹田オンライン・ダイアローグの様子はこちら↓


松原、泉北、吹田の各バイザーや各事業所の運営責任者の方々にもご理解と協力を得て、業務調整の配慮をしてもらい開催することができました。
参加者は計8名(うち4名が新入職者)
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写真左下はPT上村さん(泉北)、右上は藤島さん(松原)、右下はPT仲村さん(泉北)

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写真右下の2年目PT谷口さん(泉北)も参加してくれました。


まずはホスト役のわたしの方から、オンライン・ダイアローグについての説明をもさせていただきました。
▼詳細はこちら↓

みなさんに入職からの現在までの状況等を尋ねました。

PT藤島さんからは、
「デイサービスの面白さと難しさを感じています」
「就職前に思っていたより利用者様の生活が見えにくいことがわかってきました」

PT仲村さんからは、
「自分自身がやっていることの根拠や意味付け」
「もっと生活のリアルな関わりができれば…」

PT上村さんからは、
「評価の難しさ」
「利用者様に目標を持ってもらうには…」
「何かイベントをやってみたいです」

2年目PT谷口さんからは、
「新人の時、早くからたくさん担当をもたせてもらいました」
「意味付けをどのようにもたせていくのか…難しさを感じています」

このように各々から話してもらうと、この日のダイアローグでお互いに共有できるテーマが浮かび上がってきます。

それを糸口にさらに対話を進めました。

オンライン・ダイアローグならではの、"実はこんな状況なんです"といった"ぶっちゃけトーク"も。
同じ事業所に所属している二人でも深く話せていなかったことを共有する機会になったようです。


さらに3名が途中参加してくれました。
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写真左上はOT我如古さん(吹田)、左下はOT室之園さん(泉北・心意気実践チーム)、右下はPT軽部さん(人材育成担当)

OT我如古さんは、業務途中のため挨拶程度でしたが、
「みなさんと会うのが3月末の新人オリエンテーション以来で…」
と、苦笑いでした。

PT軽部さんからは、
評価についても助言をいただきました。


参加したみなさんからの声)
○オンライン会議が初めてで、メリットとデメリットを感じた
○新人全員集合でのオンライン・ダイアローグ、コロナ収束後はオフライン・ダイアローグをやれたら面白い
○もっと自分の意見を言えるようになりたい
○研修会で一緒に勉強するだけでなく、こういう場では関係性を築けそう
○色んな方々から色んな話しを聴いて成長したい
等々…


異業種から学ぶ越境学習が、患者様、利用者様の人生に直接的に関わる時間が圧倒的に長い生活期・地域リハビリテーションでは特に重要と考えています。

このオンライン・ダイアローグは事業所間を越えた"プチ越境学習"になりそうです。
自分が所属する事業所に、事業所外でもあるオンライン・ダイアローグの場で学んだことを持ち帰ることで、視野を広げ新たな価値をもたらすという"越境学習"による効果が期待されます。「経営学習論」(中原淳著、東京大学出版会)より




単なる達成感と成長実感は違う、質の良い学びを得るために必要となる"アンラーン(unlearn:学習棄却)"とは…
環境や時代の変化に合わせて、今までのやり方を変えようと、こびりついたスキル、信念、知識、価値観を捨てていくプロセス。それには他者からのフィードバックと振り返りが必要とされています。「残業学」中原淳+パーソル総合研究所著、光文社新書より


越境学習、他者からのフィードバック+振り返りによるアンラーンの促進。
上記はいずれもオンライン・ダイアローグの場で十分期待できる効果と考えられるでしょう。

各事業所の新人のみなさんが、担当する利用者様にご協力していただきショートカンファレンスもできそうです。

▼オンライン・カンファレンスの様子はこちら↓


今回の事業所横断オンライン・ダイアローグの口火を切ってくれたPT藤島さんも充実した表情をしていて、成長意欲も予感の高まりを感じてもらえてるようでした。

来週も金曜日午後の事業所横断オンライン・ダイアローグの試行は続きます。

よりお互いの関係性が構築され、"何を話しても大丈夫"という心理的安全性が確保できてくれば、共有できるテーマを対話で模索し、さらに内容が深まることが期待できます。

他の事業所との連携も図っていきます。

各事業所のみなさま、いつもご理解とご協力ありがとうございます。
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2020年05月29日

人間ほど確実に「死」に向かって進んでいるものはない。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


自身の小説のなかで大きなテーマとなっていた「死」と「生」、死生観について記した池波正太郎さんの一冊から。
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"昔の人々は「死」を考えぬときがなかった。いつでも「死」を考えている。それほど世の中はすさまじい圧力をもって、武士といわず百姓といわず商人といわず、あらゆる人間たちの頭上を押さえつけていたのである"

"現代でもしかり。人間ほど確実に「死」に向かって進んでいるものはない"
"しかし現代は「死」をおそれ「生」を讃美する時代である。そして「死」があればこそ「生」があるのだということを忘れてしまっている時代である"
"戦国の世の人たちは天下統一の平和をめざし、絶えず「死」と「生」の両方を見つめて生きている"

"行先がどうなるか、さっぱりわからない"
"私の場合は、これから先、こういうことをやって、それがこうなって、何年か先にはこうなるか、いまは、こうしよう。という生き方ができなくなってしまったらしい"
"行先、何が起こるか知れたものではない"
"人間の営々たるいとなみや、生活設計などは、何か大きな異変が起これば、いっぺんに吹き飛ばされてしまうという想いが絶えずある"

と、記されています。


デイサービス送迎の際に、数名の利用者さまと"死について"話すことがよくあります。

「もう人生疲れたわ」
「よう生きたわ」
「でも死ぬのは怖いね」
「痛くて苦しいのは嫌やね」
「もう少し生きて孫の結婚式を見てみたいわ」
「死に方は選べないもんね」
「死ぬことなんか考えたくないね」
等々…

ある利用者さまも話されていましたが、大震災や台風等の災害時やコロナ禍の今も自分自身が死ぬことを否応なしに意識させられます。

"人間ほど確実に「死」に向かって進んでいるものはない"
池波正太郎さんの死生観からも気付きを得て、今ある「生」に感謝しつつ、生きている意味をあらためて見つめ直し、withコロナ、afterコロナ時代を新たにもう一度生き直すくらいの心がまえでやっていきたいところです。


追記)
デイサービス送迎時は車内でのお互いの距離感に慣れてくると、オープンな雰囲気でいろんなことを話して下さるようになるものです。

何気ない雑談から、"この人なら何を話しても大丈夫"という利用者さまご自身の心理的安全性がきっと確保されるのでしょう。

利用者さまに寄り添う、共感を示す絶好の機会でもあります。
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2020年05月26日

共感力。


京都大学学長(霊長類学、人類学)でゴリラの研究で有名な山極壽一さんは、
「コロナ禍を生きるキーワードは"共感力"」
ではないかと提唱しています。

「スマホやインターネットを通じて、多様な人々が交流する現代では、誰を信頼していいのか、どんな情報を信用していいのか、多くの不安がつきまとっています。バーチャルな世界でのつながりはかえって人々を孤独にし、人間を均一な情報に変えていきます。人間は工業製品ではありません。個人は誰も変わることができない自律的な存在で、だからこそ、多様な人々がつながりあうことによって新しい世界が開けるのです。いま一度、人類の歴史を振り返って家族と共同体の重要性を再認識し、再確認し、共感力を用いた信頼できる仲間づくりを心がけるべきであろう」

参考)
2017年のインタビュー記事
▼「チームワークを発揮できるのは全動物の中で人間だけなんです」前編
▼「人間の五感はオンラインだけで相手を信頼しないようにできている」後編
詳細はこちら↓
▼「共感資本社会を生きる」はこちら↓


「共感力」(Emotional Intelligence (EI,感情的知性)シリーズ、ハーバード・ビジネス・レビュー編集部、ダイヤモンド社、2018年)
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私たちの脳には、いわゆる知能を司る領域と共感力を司る領域の双方があり、いずれも前頭前野に存在します。

その機能は相互に牽制しあうような関係として抑制をかけ合う形で機能が表面化することが多く、知能を司る領域のほうが共感力を司る領域よりも弱いことが大半といわれています。

また知能よりも“共感力”に重きを置いている人のほうが大多数ともいわれています。

“共感”の3タイプとは…
@認知的共感:他者の視点を理解する力
A情動的共感:他者の感情をくみ取る力
B共感的関心:相手が自分に何を求めているかを察知する力

この3タイプの中でもっとも医療・介護・福祉職の現場で必要とされるのがB共感的関心である。

共感的関心を持つには、他者の痛みを感じる力を保ったまま、自分の苦悩とうまく付き合うことが求められる。

この共感的関心と密接な関係性にある情動的共感を呼び起こすには、相手の感情に対する自分の反応に意識的に注意を向け、他方では表情や声の調子などから相手の感情を幅広く読み取ることとしている。

また、他人の感情を理解するにはまずは自分の感情を理解する必要がある。

私たちは、他者の苦悩を我が事のように受け止める時には直感を頼るが、相手のニーズに応えるかどうか判断する時は、その人の幸福が自分にとってどれだけ重要かを熟考するとしている。


“共感”を制御するには…
体にピンが刺さってケガをしている人を見ると、普通、私たちの脳から痛みを感じる部位が反応しているという合図が発せられる。

ところが医学部では、無意識のうちに起きるそのような反応さえもコントロールするよう教えられる。

このため医師たちの場合、側頭頭頂接合部と前頭前皮質にある、“感情を無視して集中力を高める働き”を持つ神経回路から反応を抑える麻酔のようなものが分泌される。

こうした作用は、他者と距離を取って平静を保ち、相手の力になろうとする時にも起きる。

感情が高ぶる状況で問題に気づき、集中力を高めて解決策を探さなくてはならない場合にも同じ神経回路が活性化するとしている。

以上、
「共感力」(Emotional Intelligence (EI,感情的知性)シリーズ、ハーバード・ビジネス・レビュー編集部、ダイヤモンド社、2018年)より


このような作用や実際の場面はリハビリテーションの仕事の現場でも身に覚えがあるように思います。

何かの疾患や障害により、何らかの喪失体験をされたであろう利用者様と一緒に、これからの人生を再構築する過程において、私たちの仕事は常に“共感”を人から要求される仕事で、かつ“共感を養う”ことが欠かせない仕事であることがあらためて確認できました。

その一方で、このブログには詳しくは記していないですが、「共感力」本のなかの"共感するにも限度がある"記事の知見は、共感力が必須条件でもある医療・介護・福祉職には必見です。

“共感を制御する”ことは“共感疲労”や“バーンアウト(燃え尽き症候群)”を回避することにもつながり、他者に同情し過ぎないように、自分が苦しくならないようにうまくバランスを取らないといけないことも…


いずれにしてもこれら3タイプの“共感”に合わせて、“傾聴”も大きなカギになってくるはずです。

○最も高度で優れた傾聴とは?
○聴き手がトランポリンのように話し手に果たす役割とは?
について、昨年8月9日の実務者研修2019/20のスクーリングB「傾聴、コミュニケーション等について」でもお話しさせていただきました。
▼人は自分が思ってるほど聞き上手ではない、良い聴き手とは↓

異業種から学ぶ越境学習が、患者さま、利用者さまの人生に直接的に関わる時間が圧倒的に長い生活期、地域リハビリテーションでは特に重要と考えています。

もし職業経験の少ない、もしくはほとんど無い現役新卒者の方々であれば、利用者様の職業経験やその時の生活の様子をナラティブにお聴きすることで、そのお仕事や趣味、趣向を部分的に経験したかのような感覚になれると思います。

利用者さまの人生の物語りにどっぷりとつかり自分事のようにお話しを聴き入ってみる、そして利用者さまに、自分自身に問いかけてみることです。

その姿勢が利用者さまに“共感”を示し、私たちの“共感を養う”ことになり、利用者さまの趣味や興味のあることに私たちも興味を持つことにもつながります。

ひいては利用者さまご自身の今までの人生の認識を深め、自分らしさや人生の中で大切にしていることを探索するきっかけにもなるはずです。
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2020年05月25日

初めてのオンライン・カンファレンス。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


ZOOMを用いた初めてのオンライン・カンファレンスです。
吹田事業所の看護師、PT、OTが11人参加しました。
17時30分から開始。
自宅からの参加、事務所からの参加も。事務所参加は換気とソーシャルディスタンスをしっかり確保です。
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担当者のPT田中さん(写真)が発表と進行役を務めました。

いくつもの疾患と重度の障害が重なり合い、さらにそれらの悪化で、在宅生活に支障を来しつつある利用者様が今回のケースです。

早急に今後の対応を吹田事業所内で検討、協議したいとのことで、今回のオンライン・カンファレンス開催となりました。

利用者様の情報を画面と口頭で伝達しながら参加者のみなさんに語りかけます。
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もう一人の担当者OT内島さんは、オンライン・カンファレンスのホスト役になり、みなさんにカンファレンス日程をグループLINEにて事前に伝達。

カンファレンス時は、家屋内の画像や歩行、立ち上がり動画を画面で共有する操作をし、口頭で解説する進行補佐役を兼ねて内島さんが担いました。
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動画はコマ送りのような状態でしたが、ある程度は分かり大きな支障はありません。


新人OT我如古(がにこ)さん(下の写真右下)と2年目PT馬場さん(下の写真右上)も、自宅からのオンライン参加。
PT馬場さんは、
「みなさんの意見を聴いてとても勉強になりました!今度は僕も個人の意見が出せるようにもっと勉強します」

4年目PT田中さん(下の写真左下)はZOOMの扱いに四苦八苦しましたが、次第に慣れてきて無事に報告してくれました。
「自分自身ではみえていない違うとらえ方を知ることができて、良い機会になりました」
「経過を本会にて引き続き報告させてください」
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ホスト・画面操作・進行補佐役をマルチに果たしたOT内島さんは、
「進行の手際が悪くてすいませんでした。いい経験になりました。経過報告させていただきます」

みなさん、頼もしい言葉をありがとうございます。


初めての試みとなったオンライン・カンファレンス。

オンライン上…とても便利ですが利用者様の情報を大切に丁寧に取り扱うことを忘れてはいけません。各端末の情報は消去しております。

それにしてもとても新鮮でした。

利用者様のより良い支援につながる時間となり、とても楽しい1時間でした。

オンラインでもできることをみなさんで確認できたように思うカンファレンスでした。参加ご協力ありがとうございます。
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ピンチをチャンスに変えて、今できることを。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

先日は以下のオンラインセミナーに参加しました。
開催者のシンガライフさんによると東京やシンガポール、日本だけでなく世界中を結ぶセミナーで、参加者は350名程度だったそうです。
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▼当日の内容の詳細はこちら↓

コーチをコーチングする人で、フォロワーシップを早くから提唱されている中竹竜二さんがメインスピーカーということで、すぐに申し込みました。

▼中竹竜二さんの寄稿本「オーセンティック・リーダーシップ」はこちら↓


たくさんの気付きを得ました。以下に備忘録として整理してみます。


○逆境は何を生み出すか?
本質の顕在化
本当の姿、自分の軸を知れる
コロナ禍抜きに元々持っていたことが可視化される
本当の自分の姿を知る、現状把握できる
それには、勇気と元気、知性と技術も必要

コロナ禍はまさしくその状態があるのではないか。

○今起こっている現象・現実は変えようがないが、それらに対する自分自身の認識やとらえ方は変えることができる

○大人のメガネ
→「事実を謙虚に把握しポジティブに物事をとらえる」が可能
→自ら創り磨き上げることでしか手に入れることはできない
→それには振り返り・リフレクション、他者フィードバックが必要


○「今日感謝できることは何か?」を自分に問う

○子どものメガネ
@世間のとらえ方、コントロールできると勘違い
A個人的な好き嫌いをその人の良し悪しに置き換える
B他者への関心、嫉妬心


○教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで成果が上がる
独りが教えると、両方学ぶ
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○テレワークやオンライン下での注意点と雑談の有用性
→チェックイン時に仕事とは関係ない会話や雑談が心理的安全性を高めてくれる、イノベーションが生まれやすい


○ミスマッチが起こりやすい上司から部下へのフィードバックの注意点
→まずは部下自身の自走レベル、どこまで自分自身でできるのか、できそうなのかをすり合わせする、互いに現状把握する、それを共有すること
→フィードバックする側、される側がお互いに、以下の@〜Bのどのような場にするのかをすり合わせすること
@指導するA感謝するB評価する
→A+@orBであれば"まだだめだね、まだまだ力あるよね"と、その人の成長を信じるという前提が必要


あっという間の1時間でした。
オンラインセミナーはチャットでの参加者からの質問内容も見てるだけで勉強になります。
そのまま活かせることばかりで、とても勉強になりました。
ありがとうございます。
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2020年05月22日

何でも楽しめる力。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。
”何でも楽しめる力”は生活期・訪問リハ人材としても大きな才能です。

サッカー選手の遠藤保仁さん(ガンバ大阪)は、”何でも楽しむ技術”を提唱しています。遠藤さんの信念は、”いつでもどんな状況でも楽しむこと。”楽しい”という気持ちがなければ、サッカーはいいプレーができないし、成長もしません。もし、サッカーを楽しくないと感じたら、サッカー選手としてはやっていけないでしょう。何事も楽しみを取り入れることが物事を続ける秘訣です。いつでも、どんな状況でも楽しむためには”やりたくないときにはやらない”というのも考え方のひとつです。また”将来の自分は今の自分の積み重ね”とも...著書やインタビュー記事のなかで書かれています。

▼「何でも楽しむという技術」(プレジデント)はこちら↓

https://president.jp/articles/-/24055


「何でも楽しめる力」、「何でも面白がる力」のある人は、前向きさや転換力、許容力があり、嫌なことも自分の興味・関心の中に持ってくることができ、“個性化”できるといわれています。

これらがあれば、つまらないはずだったいつもの“書類作り”が、ひと味違った“書類創り”へと変わりそうです。
posted by Active at 15:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 人材開発室

キャリア・トランジション・モデルは利用者支援にも生(活)かせるのでは。

人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


キャリア・トランジションとは…

“人生の岐路に立っている,今こそ節目”
人生,仕事生活の転機ともいわれています。

コロナ禍もそれにあたると考えられるでしょう。

リーダーシップやモティベーション,キャリア等の経営学の権威,金井壽宏教授は著書「働くひとのためのキャリア・デザイン」(PHP新書)の中で,以下のキャリア・トランジション・モデルを提唱しています.
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1.キャリアに方向感覚をもつ(夢をもつ,節目ごとの夢の修正)

2.節目だけはデザインする(何が得意か,何をやりたいか,何に意味を感じるかを自問)

3.アクションをとる(元気を持続,よいがまん,頑張ってアクションを続ける)

4.ドリフトも偶然も楽しみながら取り込む(安定期は流されるも良し,偶然の機会も生かす)


2.の“節目だけはデザインする”は,利用者さま支援でも活かされる視点です.

利用者さまやご家族にとっては,病気や障害により,人生,仕事生活の大きな岐路に立たされ,節目だと思います.

このモデルは人生,仕事生活のなかで忘れずにしたいところです.


キャリアアンカーを提唱した組織心理学者のエドガー・シャイン博士の三つの問いでは

@何が得意か
A何をやりたいか
B何に意味を感じ,社会に役立っていると実感できるのか

を自問します.

▼キャリアアンカー、シャインの3つの問い↓
http://active-nopsj.sblo.jp/s/article/183450707.html

これらも利用者さまの人生や仕事生活をこれから一緒に再構築していくには,欠かすことができない問いではないでしょうか.


コロナ禍のなかにあって、もう一度自分に問い直すことも必要なのではないでしょうか。
posted by Active at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

2020年05月16日

続)吹田でのオンライン・ダイアローグ。その特性とは…


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

金曜日の吹田オンライン・ダイアローグ。

この日はデイサービスで担当する利用者様の高次脳機能障害評価の方法や脳の機能局在等の話しから、コロナによるデイ休止後の再開利用者のフォローアップについての取り組み(認知面や運動機能、活動・参加、幸福感等の変化の把握、ご家族との連携)等をテーマに雑談も交えて1時間程度話しました。
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吹田オンライン・ダイアローグは新人スタッフ向けに毎週月曜日と金曜日の17時30分から週2回、zoomにて定期的に行なっています。
吹田事業所ではそれ以外の曜日は自宅待機等の時間に応じて、zoomとLINEを用いて随時行なっているところです。

特に金曜日の少人数でのオンライン・ダイアローグ、対話は、当初からイメージしていたカタチに近くなってきています。

"オンライン・ダイアローグ≒第四のコミュニケーション"
▼オンライン・ダイアローグの詳細はこちら↓

そのなかで気づいたオンライン・ダイアローグの特性を整理してみました。


○オンライン・ダイアローグの特性○

ダイアローグ、対話=ゆるい雰囲気と雑談+真剣な内容
をベースにしています。

そこにオンラインの持つ特性が融合して良い面がうまれ始めているように感じています。

→日常の仕事の中でも具体的な行動につながり始めている、気持ちにも変化がみられている
→web上でお互いに適度な距離間あり
→一人一人の画面表示により、一対一の1on1面談な感もあり
→聞き手も傾聴しやすい
→画面を介しているためかフラットな関係性になりやすい
→話し手の心理的安全性↑
→話し手と聞き手が画面に慣れるとお互い話しやすくなる、遠慮がなくなり話し出すと止まらなくなる、アイディアが浮かびやすい
→開催・進行するホスト・司会のファシリテーションやワークショップのワザ、コツも問われ向上する機会になる
→スマホだと3〜4人の少人数がお互いにやりやすい、何を話しても良いという安心感がうまれやすい、目が届きやすい、話しやすいオープンな空気感を保ちやすい
→オンライン・ダイアローグ後は結構疲れた感があります
→オンラインならではの疲れがあるようなら、頻繁なやり取りは慎むべきなのかもしれません
等々…


吹田オンライン・ダイアローグは、新人研修のなかで、新人さんにコミットする、関わる、関与する、オープンなコミュニケーションをとるという姿勢で始めた試みです。

オンライン・ダイアローグで話していると、この日もたくさんの前向きな気付きを互いに共有できました。

新人さんだけでなく、コロナショックはわたしにとっても、今までの人材開発・育成でも良い転機となっていることをあらためて感じました。

オンライン・ダイアローグが、協調的な問題解決や知識の共有、相互理解等、人と人をつなぐ自律したオープンな社内コミュニケーションの第四の道となるか…トライ&エラーが続きます。
posted by Active at 11:19| Comment(6) | TrackBack(0) | 人材開発室

2020年05月05日

ONLINEダイアローグ コミュニケーションの第四の道


人材開発室・心意気実践チームいとうです。

世の中でオンライン○○が爆発的に増えています。

コロナ禍におけるテレワークやオンライン会議、セミナー等、今や社内外コミュニケーション手段の主流となってきています。

弊社の新人研修や会議等でも、各事業所ごとに取り組みがなされているところです。

吹田事業所で試みている新人スタッフ向け研修会におけるオンライン・ダイアローグが、協調的な問題解決や知識の共有、相互理解等、人と人をつなぐ自律したオープンな社内コミュニケーションの第四の道となるか…
試行錯誤が続きます。
▼ダイアローグとは、コミュニケーションの第四の道とは…詳細はこちら↓
▼ONLINEダイアローグの取り組みはこちら↓

わかることと変わることは別。
分かったということは聞き手の思考や行動が変わっていなければわかったことにはならない。
聞き手の共感や行動、考え方の変化を引き出せた時に、"伝わった"と初めて確認できる。
「ダイアローグ 対話する組織」中原淳+長岡健 著(ダイヤモンド社)より
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下の言葉はたまたまSNS上で見つけました。
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まずは言葉を発する側から、このようなコミュニケーション観に変わっていかなあきません。
posted by Active at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

2020年04月28日

オンライン新人研修会@吹田ダイアローグ


心意気実践チーム・人材開発室いとうです。

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吹田オンライン新人研修会。


吹田事業所の新人スタッフOT我如古さんのバイザーのOT内島さんが、主催者(ホスト役)となり、4回目のオンライン研修をZoomにて開催しました。

2年目のPT馬場さんも参加。
担当バイザーのPT武田さんも訪問リハから帰宅後すぐに少しだけ参加できました。

本研修は対話(ダイアローグ)をベースにしています。
▼詳細はこちら↓

ゆったりとしたオープンな雰囲気で何かしらテーマをふんわりと決めて、それについて真剣にお互いに語り合う形式です。

フラットな関係性を築いていくこともとても大切なことです。

この日も、自宅待機の時間に個々で取り組んでいることやその現状等をテーマに話しを進めました。

OT我如古さんは、
「もっとデイで仕事していたい」
「もっと早く仕事に慣れたい」
「役に立てるようになりたい」
「他の新人の方々にも負けたくない」
「職場から帰っても一人だから帰りたくない」
「でも、アクティブに来てよかった」
等々…(T_T)

馬場さんもストレッチの本を買ってみて、自分自身の腰痛改善や利用者様にも活かすことができるかなと、考えて動いたとのことです。
実際に利用者様にも試すことができてきているそうです。大きな進歩です。

お二人のお話しを聴いてむちゃくちゃ元気をもらいました。

それから"自分の興味や疑問から意欲、モチベーションにつながる"というテーマに話しが展開しました。

仕事と遊びのどちらからも得られるヒントやアイディア、きっかけを、仕事と遊びのどちらにも活かせるようなこともあるのでは…等々と、話しがふくらみました。

しかしながらお互いに慣れないオンラインでのコミュニケーションのやり取りは、相手の話し出すタイミングを待つことや間を持ってもらう等の工夫やコツ、配慮をシェアしていくことを必要と感じました。

17時30分から始まった研修でしたが、あっという間にに55分が過ぎていました。

それにしても新しい試みはワクワクします。

そこでうまれる学びや気付きは何もかもが新鮮で貴重です。

今の職場では直接的に交わしにくい対話(フラットな関係性+仕事上の雑談+真剣な話し)の機会をオンラインなら気軽に増やせる。

それにより、わたしたち自身の"これでいいんだ""こんなこと言ってもいいんだ"という心理的安全性をお互いに確保できたり、つながりを確認できることを実感しました。

こんな時だからこその、オンラインでのダイアローグの意味を感じます。

いずれは気付きをシェアし合えるダメ出し無用のショートケースカンファレンスのような形まで発展できそうな手応えがありました。

誰もコントロールできない今の状況下だからこそ、自分にやれることを見極めて、みなさんにとっても良い何かを試してみることが大きなモチベーションになっています。
ご協力ありがとうございます。
posted by Active at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

2020年04月20日

新たな試み。こんな時だからこそ対話。

人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

オンラインでのコミュニケーション、会議、研修の開催アプリ、zoomを使ったオンライン研修です。
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写真右上はOT内島さん、左下は2年目PT馬場さん、右下は新人OT我如古(がにこ)さん(みなさん吹田事業所所属です)

3回目のこの日は、対話(ダイアローグ)をベースにして、和やかな雰囲気の中で、各自の体調や自宅待機時の在宅ワーク、自己学習の進捗状況等の確認から始まり、テーマを"感染対策"とし各々の立場から"わたしは〜"を主語に互いに40分ほど語り合いました。

zoom上で下記のようなパワポ資料を説明、確認しながら進めることができます。
参加者のみなさん同士の意見交換が触発され、それによって理解も進み納得感も得やすいようです。
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今回はダイアローグについて、「ダイアローグ 対話する組織」中原淳+長岡健(ダイヤモンド社)両氏の書籍を大急ぎで読み、学んだことを上記資料にまとめて、対話を取り入れながらzoomでアウトプットさせていただきました。

アウトプットさせてもらい、みなさんからもナマの意見をいただきました。
各々がどのように感じたかをお聴きすることで、資料の中身の理解が深まることでより自己理解も進みました。

また、各々が考えたこと等を話してもらうことで、こんな風に感じるのか、捉えるのか…とその人の理解、他者理解も得ることができました。
○日頃の"伝わらないコミュニケーション"は、導管メタファーというコミュニケーション感に支配されているということ
○対話というコミュニケーションの可能性
○組織における対話の重要性やその効果
○利用者支援に活かせる対話の視座、技術とは
○質の高い"雑談"は"対話"にも勝るのかも…雑談のようでいてそれが"対話"なのか
等…

次回以降のオンライン研修の日程も決まり、各々から研修のアイディアも共有しています。

zoomはアカウントはせずに、主催者からメールで送られてくるミーティングIDとパスワードをPCやスマホ等に入力するだけで、会議に参加することができかなり手軽です。
パワポ等の様々な資料の画面を共有しながら会議や研修を進行できるのも大きな利点です。

また、低容量での会議の録画が可能で議事録としての機能や研修会であれば後日閲覧可能な研修資料としても活用ができます。

参考)
▼「結局、zoomは使っても大丈夫なのか?」高い利便性と手軽さゆえなのか、次々とセキュリティ問題が指摘…その問題点と対策を整理↓
○セキュリティ問題やプライバシー保護の対策は急ピッチに進んでいるため、最新版を利用すること
○会議等の利用はパスワードをSNS等で外部に漏洩しないようにすること
○機密情報を扱う最重要な会議では利用を控えた方が無難か
等…

オンラインセミナーの開催は昨年度から計画していたことでしたが、この度のパンデミックを契機に、一気に具現化しました。

3つの密の回避、外出減、ソーシャル・ディスタンシング等の感染拡大防止策により、事業所内での研修体制だけにとどまらず、報告-連絡-相談-確認の体制、各情報の伝達、意思疎通等のコミュニケーションと職場内の人間関係の形成にも支障を来たす危機感が大きくなったためです。

日頃の厳正な感染予防で、精神・心理的にも張り詰めるような雰囲気が、今の職場の現状かと思います。

その上、職場内での他職員との接触を減らし、ナマのコミュニケーションを控えるということも加わります。

人はコミュニケーションや人とのつながりが減少すると心理的安全性の低下に大きな影響を与えると言われています。安心して仕事が出来なくなるということです。ということは仕事の質も量も下がることになります。事故の発生率も増すかもしれません。
▼「つながりと健康格差」はこちら↓
▼「"病は気から"を科学する」

そこで、先ずはオンライン上ではありますが、顔を合わせてのコミュニケーション機会を増やして、少人数での仕事の効率も上げつつ、研修・教育体制を維持し、人間関係の維持・向上、個々の心理的安全性の確保等を図る手段として、zoomも含めたいくつかのアプリを試用するに至りました。

日々刻々と感染の状況が変化します。

それにあわせながら、各事業所の実情に適した無理なく使えるアプリはないか…トライ&エラーが続きます。
ご協力ありがとうございます。
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休日の朝、早くから行けば人気の少ない公園でのトレーニングにて。
身体を動かすと心も動き出す。
スポーツには心を元気にしてくれる大きな力を感じます。
posted by Active at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

2020年03月27日

2020年度入社式。

人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


感染予防の厳戒態勢のなか、時間を短縮して、2020年度株式会社アクティブの入社式を行ないました。


今年度の入社は計9名。
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写真左列の奥から
OT我如古 志久磨(ガニコ シグマ)さん(吹田)
OT平良 菜津美(タイラ ナツミ)さん(今里)
OT冨吉 麻未(トミヨシ アサミ)さん(堺)
PT奥藤 健介(オクトウ ケンスケ)さん(大正)

写真右列の奥から
PT上村 泰生(カミムラ タイセイ)さん(泉北)
PT仲村 一晟(ナカムラ イッセイ)さん(泉北)
OT柳原 知奈(ヤナギハラ チナ)さん(大正)
OT神谷 麻友美(カミヤ マユミ)さん(大正)
PT藤島 尚己(フジシマ ショウキ)さん(松原)

はじめに代表の阪東からのオリエンテーション。
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清々しい表情で話しを聴いてくれる新人スタッフのみなさんです。

辞令交付。
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辞令を受け取る上村さん。

「新人のみなさん、何かあれば相談してくださいね」。
取締役の中原からもお話しがありました。
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最後に代表の阪東から新人スタッフのみなさんに向けた言葉です。
「利用者さまや他の職員から可愛がられるようになりましょう」。
「みなさんから教えてもらえるような存在になりましょう」。
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スポーツ心理学の世界で、教えられる側の能力、教えを生かす能力と言われる"コーチアビリティ"について紹介します。

教える側のスキルのコーチングやティーチング等はよく知られているところです。

教えを受ける側にもスキルが必要とされています。
○教えられたことを自分のモノにする
○従順にただ「わかりました」と聴くだけでなく
○分からないことがあれば理解を深めるために質問する力
○ネガティブな指導や指摘を受けたとしても「もっとこうやればうまくできるのか」と、自分のダメな部分を素直を受けとめることができる力

「リーダーシップを鍛える」荒木香織著、講談社より


これからの仕事において、担当のバイザーや各事業所の責任者から指導や指摘があるかと思います。

言葉や行動にならなくても表情や振る舞い等、何かしらリアクションを起こせるようになれたら…すぐにはなかなか難しいことです。

まずは目を見て頷きながら話しを聴くことから。たまには笑顔で。

そして自分なりの意見を何かしら持って、それを少しでも伝えられるようになってもらえたらと思います。少しずつ、少しずつ…

日頃から質問を考えてその場で聴く―試す―動くクセをつける必要があるのではないでしょうか。

愛嬌力についてはすでに身についている人が自分自身も含めて、周りにもいるかと思います。

指導を受ける際の自分自身のクセも周りの人からも聴く等して知りつつ、周りにもいる愛嬌力のある可愛がられる人を少し真似るのもいいのかもしれません。

今日は新人スタッフのみなさんの清々しさにチカラをもらいました。

教える側も、
「教えることは教わること」
を、初心を忘れずに…


職員のみなさん、利用者さまとご家族のみなさま、地域のみなさま、地域リハを担うこれからの人材をみなさんで育てていきましょう。よろしくお願いします。

新人のみなさま、全国に数ある職場のなかからよくぞアクティブを選んでくれてありがとうございます。1つずつ一緒に勉強していきましょう。
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2020年03月20日

なぜ社内メルマガ配信を続けるのか?


心意気実践チーム・人材開発室のいとうです。


社内メルマガは2017年7月20日に創刊、配信開始しました。


日々の皆さまの取り組みの積み重ねと公式ブログ等の記事制作のご協力のおかげで2020年4月号が第33号となりました。


創刊当初より下記@〜Bを本メルマガ配信の目的及び目標としています。


@ひと(職員、利用者、家族)にスポットライトをあてること

A社員の皆さまに会社の今とこれからの動きを見える化すること

B社内コミュニティの形成(人と人がつながるソーシャルキャピタル*構築)に向けた働きかけをすること    

*職場のソーシャルキャピタルが高まると職員の健康や心理的安定性、生産性、規範意識が向上し、イノベーションが起こりやすくなる


下記PDFのとおり、社内メルマガの取り組みを整理しました。

社内メルマガの目的と目標、ねらい

職場コミュニティづくりと職場のソーシャルキャピタルの関係性とは

今後の取り組み案

○社内メルマガに関する社内アンケートの実施で効果の検証、その結果及び課題の抽出

2020年度中に取りまとめ予定、2021年度の学会等で 「なぜ社内メルマガ配信を続けるのか -2-」報告予定
▼詳細はこちら↓
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キャリアインタビュー「苦手なものもあるけど楽しめる、楽しめそうやと思っています」作業療法士の蠟野(ロウノ)祐真さん

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料理イベントにて。(左端が蠟野さん)


社内メールマガジン〜アクティブ流〜20204月号のキャリアインタビューでは、作業療法士養成校から卒業後すぐに弊社に入職し、作業療法士として奮闘中の蠟野(ロウノ)祐真さん(3年目、入職年月:20174月、所属:堺)からお話をうかがいました。


1.今の仕事に至ったきっかけ、経緯


看護師の母の影響もあり、看護師を志望していました。高校卒業(機械材料創造科)後、すぐに看護助手として1年間働きました。少しずつ仕事に慣れ始めた頃、輪番制の現場のリーダー業務に追われていました。そんなある日、患者様を転倒させてしまう事故を経験しました。幸い患者様は大事には至りませんでしたが、そこで初めて高卒後すぐに無知のまま医療介護の現場で働く状況がとても怖くなりました。その頃に勤務していた病院のリハビリテーション室で、作業療法士さんが患者様と卓球をしているのを見て、”楽しそう”、”病院の中でもこんな仕事があるんだ”と思ったことが、看護師志望からOT志望に変わった理由です。1年で看護助手の仕事を退職し、OT養成校へ入学しました。通学しながら別の病院での介護職の仕事を2年間経験しました。

アクティブを就職先として選んだ理由は、アクティブデイサービス堺での実習生時代にお世話になったOT井上さん(堺デイ主任)の考え方に、自分自身が思う療法士像が少し見えてきたと思ったためです。それは既に行かせて頂いた病院等での実習先では感じなかったことで、実習を修了しても将来的な療法士像が見えないままでした。OT井上さんの訪問やデイでのお仕事ぶりは、利用者様その人の生活の中での活動面に焦点化されていました。そのなかでも訪問利用者様への畑での農作業を取り入れた関わりを通し、楽しみを提供できたことで、利用者様も楽しそうに活き活きとした表情をされていました。


2.今の仕事、働き方


デイサービス:水曜日PM、金曜日PM、土曜日

訪問:月〜金曜日AM

休み:火、日曜日


3.仕事の魅力、やりがい、苦労


仕事の魅力としては、自分自身が担当として関わらせてもらったことで、利用者様の生活に活気が出た時だと思っています。

訪問看護・リハ利用者で股関節の人工関節置換術の方は、術後長距離歩行が難しくなり自宅内の役割でもあった買い物に行く事が困難になりました。そこでカゴに杖を入れ自転車を押しての歩行訓練を提案し実施しました。生活場面においても、お一人で自転車を押して買い物に行けるようになられました。徐々に行動範囲が広がり、少し遠くの方のスーパーまで買い物に行かれるなどの報告を嬉々として話される姿を見るととても嬉しい気持ちになります。現在はリハビリの担当として携わらなくなりましたが、時折お話しする機会があり、現在では行きの荷物のない時だけ、自転車に乗って買い物に出かけているとのことで、転倒のリスクは理解した上で実施されているとのことです。

デイサービス利用者様で圧迫骨折後の坐骨神経痛により、長距離歩行が困難になっていた方です。リハの初期では円背姿勢で買い物用のキャリーバッグを引いて移動され、長時間の移動は困難でした。そのため、眼科などの通院ができなくなっていました。歩行器の使用を促すも「無理無理」など否定的な発言が多く聞かれました。しかしながら施設内での歩行練習から始めて、徐々に短距離の屋外歩行へ移行したことで、移動における労力が少ないことを理解されました。そのこともあり、ご自身でCMに相談して歩行器をレンタルされました。歩行器のレンタル後は、以前からの趣味であった絵を描くことに着目し、歩行距離の拡大、趣味活動の再開を図りました。リハビリの時間では緑道まで一緒に歩行で移動してもらい、絵を描いたりして関わりました。百舌鳥古墳群をみなさんで巡った昨年のアクティブクラブは、長距離歩行での移動を実践する場になりました。事前に当日の計画を話し合い、日本庭園に咲いている花の写真を撮り、後日にそれらの絵を描くなど実施にまで至りました。長距離移動への自信が得られ眼科受診にも定期的に通われるようになりました。現在では同じマンションの方と一緒に受診へ行かれるなど生活においても変化が見られておりとても嬉しく思います。この仕事にやりがいを感じることができる経験となっています。

利用者様が求められる理想像がとても高いものの、ご自身の自主性が低いためか、自分の力不足のためか、自主トレ等の実施が進まないケースに難渋しています。限られた訪問時間のなかで成果を上げていくことの難しさを感じています。もっと自分の引き出しを増やすなど、自分のほうでも何とか工夫できないものかといつも悩んでいます。


4.仕事をしていくうえで大切にしていること、心がけていること


よい関係を築いていけるように、会話は特に大事にしています。リハビリが辛いものにならないようユーモアも大切にしていきたいです。


5.入職前にイメージしていたやりたかった仕事はできているか?


入職当初は、デイサービスのリハ内容はADLQOL向上への関わりが多いと思っていました。しかし実際はROMやストレッチ等の身体的な関わりの方が利用者様からのリハ需要として高かったことには少し驚きました。現状に満足している利用者様も多いと感じますが、自分もデイでリハを担当するようになり、利用者様側だけでなくリハ担当者がADLQOLに向けた具体的な目標や目的を見えていないことにも起因するのではと考えるようになりました。

1〜2年目はイベント企画(認知症カフェの”あれそれカフェ”、アクティブクラブ、調理イベントなど)を通して、利用者様のADLQOL向上にむけた個別的なニーズに働きかけることができたかと思います。

3年目になり訪問に行く機会が増え始めています。入職前にイメージしていたやりたかった仕事ができているか今はまだよく分かりませんが、自分なりに頑張っているところです。


6.アクティブで働いて成長実感、成長予感を感じることができているか?


成長実感は自分自身でははっきりとは分かりませんが、デイサービスに自分の後輩となる新人療法士も加わり、訪問に行く事も増えてきています。継続して訪問リハビリに入らせていただけているということから、利用者様やケアマネージャーさん、職場の皆さんから少しずつ信頼されてきているのではと考えています。このことから信頼を得るといった点においては成長を実感しています。成長予感については、療法士を続けていくうちはゆっくりでもいいので確実に成長していければと思います。その点は1年目と今も変わらない思いを続けています。


7.これからの仕事でチャレンジしたいこと


作業療法士としてのスキルアップはもちろんです。ぼくは昔から”パン屋をしたい”、”看護師になりたい”等、興味あることや好きなことが尽きない方です。ロールアートでぼくが絵を下書きして、利用者様と様々な作品を作っているところです。少しずつ色々なこと(好きなことや経験してきた絵、アロマ、溶接…)にチャレンジしていけたらと思います。「たいていのことは何とかなる」を座右の銘にしてチャレンジしていきます。


8.わたしの堺事業所自慢


 突拍子もないこともOT塚本さん(堺事業所運営責任者)とOT井上さんがフォローして下さるのでいつも助けられています。ありがとうございます。


9.インタビューを受けてみて


 仕事のなかで色々と大変なことはありますが、自分自身の原点を忘れずに今日を頑張っていきたいと思います。まだまだ分からないことが多く迷惑をかけすることがあるかと思いますが、これからもよろしくお願いします。


作業療法士 蠟野 祐真さん 略歴

大阪府出身。20173月大阪医専OT学科卒業。

自らの得技を活かした蠟野さんならではの関わりで、地域の利用者さまやご家族さま、ケアマネジャーさん、職場の仲間からも常に高い評価を得ている生活期・在宅OT。利用者さまの生活課題の改善に向けたより個別的な関わりを果たすことができたケースについて、今年11月のリハケア合同研究大会in大阪での報告を予定しています。



先輩OT井上さん(堺デイ主任)からのひと言☆


 学生時代は多くの学生は利用者様をみるリハ視点において、心身機能に偏りがちになるなか、蠟野さんは少しの声かけや配慮で活動と参加にもバランスよく意識できる学生でした。また、当時から利用者様やスタッフに慕われていたように記憶しています。私も学生さんの指導に多く関わってきましたが、一緒に仕事をしたいと思える一人でした。入職後は時折忘れ事や腰が重いようなことがあります(笑)が、周りからも好かれ、時には頼りになる堺事業所には欠かせない人材です。今後も訪問リハはもちろん地域活動での活躍も期待しています。


キャリアインタビュー取材・編集担当より 伊藤健次郎(人材開発室・心意気実践チーム)☆


「何でも興味あります」と屈託なく笑顔で話してくれた蠟野さんです。今回のインタビューを通して、蠟野さんの”何でも楽しめる力”を感じました。それは生活期・訪問リハ人材としても大きな才能と感じました。「苦手なものもあるけど楽しめる、楽しめそうやと思っています」と力強い言葉がありました。

サッカー選手の遠藤保仁さん(ガンバ大阪)は、”何でも楽しむ技術”を提唱しています。遠藤さんの信念は、”いつでもどんな状況でも楽しむこと。”楽しい”という気持ちがなければ、サッカーはいいプレーができないし、成長もしません。もし、サッカーを楽しくないと感じたら、サッカー選手としてはやっていけないでしょう。何事も楽しみを取り入れることが物事を続ける秘訣です。いつでも、どんな状況でも楽しむためには”やりたくないときにはやらない”というのも考え方のひとつです。また”将来の自分は今の自分の積み重ね”とも...著書やインタビュー記事のなかで書かれています。

▼「何でも楽しむという技術」(プレジデント)はこちら↓

https://president.jp/articles/-/24055


非常に有能な職業人を調べた膨大な数の調査により、与えられた任務に強い信念を持って臨み、仕事を楽しんでいることと、仕事で高い能力を発揮することの間には強い相関関係があることが明らかになっています。米の経営管理が専門のロバート・スティーブン・カプラン(ダラス連邦準備銀行頭取兼CEO)は著書「ハーバードの自分を知る技術」(CCメディアハウス)と共著「セルフ・アウェアネス」(ダイヤモンド社)“仕事にしたい好きなことを見つける二つの方法”にて、最終的に成功する人は自分が好きで情熱を注げることを仕事に結び付けている。知的能力とスキルだけではある程度までは成長できても、頭打ちになる。そこを乗り越えるには”好き”という気持ちが欠かせず、それが進み続けるためのガソリンだ、としている。さらに、そこで重要なのは自己を認識すること、セルフ・アウェアネスである、それを深めることで自分が好きなことがもっとわかるようになる可能性がある、としている。


蠟野さん自身が、実習生時代に作業療法士としてのキャリアをイメージした時に、ベンチマークとなったのがOT井上さん(堺デイ主任)でした。蠟野さんの仕事ぶりに大きな影響を及ぼしていることがインタビューを通して感じ取れました。入社当初はもちろん新人療法士だった蠟野さんには、リハ専門職として、OTとしてのキャリアの目標となるベンチマークだった井上さんの存在は、仕事を進める上で心の拠りどころにもなっていたのではないしょうか。

それに蠟野さん自身が持つ大きな才能でもある”何でも楽しめる力”がプラスに働いたことが、弊社のイベントで特技のアロマセラピーや絵画を用いる等、1年目から自分の”好きなこと”を仕事に結び付けることができた大きな要因と感じました。蠟野さんは、自己認識する力、セルフ・アウェアネスを深めつつ無意識にというよりは、むしろ有意識で意図的に利用者様への関わりにつなげているように思いました。


☆蠟野さんの働きぶりはこちら↓

▼「あれそれカフェ 〜アロマ教室〜」

http://active-nopsj.sblo.jp/article/182333195.html


▼「アクティブクラブ 〜日本庭園と大仙公園で花見と散策〜」

http://active-nopsj.sblo.jp/article/185908740.html


▼「自主グループ“釣り部”」

http://active-nopsj.sblo.jp/article/186628280.html


弊社デイサービスでの個別機能訓練では、療法士が担当し30分の心身機能、活動、参加へ働きかけています。心身機能への関わりにより、痛みを軽減したり姿勢を修整する等、身体や心のメンテナンスを図ります。これらの関わりをベースにし、ご自宅での身の回りのことや家事、趣味等の活動、参加を継続できている利用者様も多くおられ大切な関わりとなっています。このようなことも一因となり、身体的な関わりがデイサービスでのリハ需要として依然と高い現状があるのかもしれません。身体的な関わりも大切にしつつ、利用者様のADLQOL向上への個別的ニーズにお応えしようと、自分の引き出しを増やし専門性を拡げながら作業療法士3年目の今を奮闘している蠟野さんでした。インタビューへのご協力ありがとうございました。


「何でも楽しめる力」、「何でも面白がる力」のある人は、前向きさや転換力、許容力があり、嫌なことも自分の興味・関心の中に持ってくることができ、“個性化”できるといわれています。これらがあれば、つまらないはずだったいつもの“書類作り”が、ひと味違った“書類創り”へと変わりそうです。


ゴルフイベント、ゴルフクラブ”フェニックス”にて
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後列の真ん中の黒い服のひとが、蠟野さんのベンチマークとなったゴルフクラブの火付け役でもあるOT井上さん。
▼ゴルフイベントはこちら↓
http://active-nopsj.sblo.jp/s/category/4404545-1.html
▼大阪障がい者ゴルフチームフェニックスの公式HPはこちら↓
https://odgt-phoenix.jimdo.com/


買い物イベントにて。
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2020年02月23日

「障害受容」から考える研究会。

人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


厳重な感染予防対策のなか、札幌で行われた「障害受容」から考える研究会に参加してきました。
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手洗いとアルコール消毒しまくりで手がカサカサです…


リハビリテーション医の岡本五十雄先生と田島明子先生による講座でした。
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▼岡本先生、田島先生お二人のご縁は昨年のリハビリテーション医学会学術集会から↓
▼岡本先生の著書多数ですが、そのうちでも必読書「復活の朝 札幌発リハビリテーション物語」はこちら↓


心意気的備忘録)

○障害受容の過程、段階説は、第三者的にみての判断、解釈にとどまっている

○第三者的な視点だけではなく、より患者さんに近い同じ目線で、患者さんのこころのうちに近づくことが大切ではないか
→日本人ならではの受け止め方、過程があるのではないか
→日本人はこころのうちを人になかなか話さないから分かりにくい
→日本人特有の感情表現がもたらす苦悩や希死念慮とその実態
→日本人のねぎらい、いたわり、優しさ、思いやり、そして励まし
→医療人としては、第三者的な障害受容の段階説とも患者さんの状況を鑑みながら、患者さんのこころのうちにより注視し力点をおくことが肝要ではないか

○障害受容は…
「患者さんに強いるものでもないし、受容しないといけないものでもない」
「それぞれ違う過程をたどるのをその都度よく話しを聴く」
「医療者が患者さんを説得するなんてありえない」
「受容は説得して認めさせるものではないことと入院中はリハビリテーションのチームの真摯な努力が患者さんの受容に大きな力になる」
「頑張るという言葉は、使い方と人による使い分けで十分に生きてくる」

○障害受容の患者さんの調査での質問内容
「現在の障がいのある状態、これが自分であると認められること」を障がい受容と定義して、人生の満足(受容)、経済状況や心理症状、ADLなどとの関連を調べている

○障害を受け止めて、人生に満足感を感じるには、家族のチカラが果たすところは極めて大きい

○近親者の死の受けとめの経過
→わかっているけど、どこかにまだいるように思ってしまう。でも亡くなっていることは認めていて受け止めている

○良くなりたいと思っているのだから受容はないという方について
→良くなる、良くならないが判断の基準になっている、この場合は受容は関係ない

○元に戻りたい、良くなるのであればどんなことでもするという気持ち、強い願望を持ち続ける。それでいて障害を認めている、受け止めている。
→近親者の死や失恋と比較するとよくわかる。


その他)

○いじめること、差別することについて
「自分自身がいじめられる立場、差別される立場になった時に、いじめてくれ、差別してくれと言ってるのと同じです」
研究会の冒頭で岡本先生が話されました。
"そんな社会でいいのですか?!"と問われた気がして、ハッとしました。"すぐに子ども達にも伝えないと"と、思いました。

○療法士による "介入"という用語の使用方法への問題提起
→問題、事件、紛争などに本来の当事者出ない者が強引にかかわること(岩波書店、広辞苑)
→"支援・援助"、"働きかけ"等が適切ではないか?

○「柳田国男さんの2.5人称の医療の視点」やわらかな視点についてはこちら↓

○研究会の参加者の脳性麻痺患者さんでもある学生さん
→ご自身の障害を文章にしたいと研究している方
→障害受容というものをしないといけないと思いこんでいて、それを文章にしようと研究中だったが、先生の「患者さんに強いるものでもないし、受容しないといけないものでもない」との、目から鱗が落ちるようなお話しを聴いて、これから研究をどう進めて行こうかと…(苦笑)話されていました。


日本特有の風土や文化、家族関係、対人関係、歴史、宗教、文学、芸術、美意識等からもわかることがあるのではないかと、会うたびに視座を深遠なものにされておられます。
その視座の大切さに少し触れることができたように思いますが、まだまだ勉強です。

「ハートの持ち方だよねェ」
岡本先生が医師として、患者さんに接する際の基本姿勢は、ナラティブ・ベースド・メディスン、クライアント・センタード・アプローチによるところが大きいのではないかとあらためて感じました。

「こんな歳(76歳)だけどしゃがんで患者さんの話しを聴くようにしたら、80歳代の女性からエラいモテちゃってねェ」(爆笑)
「カルテがえらく分厚くなっちゃうんだよねェ」
「もうちょっとうまく話せたはずなのになァ〜まだまだ勉強だねェ」
「学んだことの付け足し付け足しだからねェ」

相変わらず高くて深みのある知的探究心と人間的な魅力の塊のような岡本先生です。

会うたびに痛感させられ、自分ももっともっと勉強せんとアカンわ…と意識をブラッシュアップさせていただきました。
ありがとうございます。

次の再会をお約束しました。これからもご指導よろしくお願いします。
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田島先生をはじめ事務局の方々、研究会の企画ありがとうございます。


恒例になっている出張先での朝ランニングにて。
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