2021年04月14日

オンライン・ダイアログ(2年目療法士向け)


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


第二火曜日の夕方は昨年度から続いているオンライン・ダイアログでした。 

▼オンライン・ダイアログとは↓

2年目療法士の方々を対象に開催しました。

この日はPT藤島さん(松原)が参加してくれました。

近況報告とオンライン学会のことを少し雑談した後に、
「相談したいことがあって参加させていただきました」
とのことでした。
本当にありがたいことです。

相談の内容は…
デイサービスと就労支援カフェの利用者様で、各療法士の養成校と相談しながら"リハビリモデル"としての活躍を目指しておられる森さんの具体的なサポートについてでした。

森さんのリハビリモデルの様子
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▼森さんの紹介はこちら↓

「森さんのサポートで何かできればと思って…」
と、藤島さんご自身はお休みの日にもかかわらずこの日のオンライン・ダイアログに参加してくれました。ありがたいことです。

zoomのホワイトボードに書き出しながら、森さんが今までやってきたこと、今やっていること、これからできそうなことを1つずつお話しを聞いてみました。
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熊本にある藤島さんの出身校でのリハビリモデルについて、すでに学校側に提案し、相談してくれていました!

感染拡大防止のために、もしも実習先の病院などへの実習中止という事態になった時に行われる学内実習の充実を図ること。

これは学校側でもとても憂慮していることかと思います。

そこにわたしたちが何かしらお手伝いできることは、利用者様と学生さんにとっても多いに意義深いことだと思います。

学生さんにとっては良い学びの時間になるはずです。

利用者様にとっては、新しい出会いと自分しかできない役割、やりがいある仕事をもたらしてくれるでしょう。

それをサポートするのも、やりがいあるのは間違いありません。

引き続きサポートできることを考えて実行します。


昨年度から続いている藤島さんとのオンライン1on1のダイアログの場は、互いの心理的安全性が確保され、気兼ねや遠慮はほとんど無く話しができるようになりつつあります。

雑談を交えながら、利用者さまとのコミュニケーションや人間関係などについて、藤島さんが今、心に少し引っかかっていることを話してくれました。

その具体的な内容や方法を深掘りし、課題を捉え直しました。

それらに必要と思われる知識やスキルフルな部分を提案し、課題解決案を一緒に考えさせていただきました。

「そういうことですよね」
「やってみます」
と、少しスッキリした表情の藤島さんでした。


来月もオンライン・ダイアログ(2年目療法士向け)を続けてみようということになりました。

継続は力なり。

他のみなさんの参加もお待ちしております。


次回は5/11火曜日17時15分〜を予定しています。毎月第二火曜日17時15分〜18時頃まで。


なお新人オンライン・ダイアログも開催予定です。
新人さん同志の交流と各事業所での業務の状況などを情報交換して、各々の課題と取り組みを共有できる場にできればと思っています。
日程を調整次第、参加URL等をご案内いたします。
▼昨年度のオンライン社内学会(アクティブ学会)前ダイアログの様子↓



When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学び、ともに成長するという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年03月19日

最終日のアクティブオンライン学会2020。


人材開発室のいとうです。


PT藤島さん(松原)の発表です。
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パーキンソン病のデイサービス利用者様への治療戦略の報告でした。
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数年前のデイサービスでの様子も動画で見ることができ、進行度合いを確認することができました。
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藤島さんは最後に質問内容を整理してくれていました。
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自主トレを定着させるために自分自身が取り組んでいることを話してくれたOT内島さん(吹田、写真左)。

かなり早い段階から今回の発表に向けて報告の準備や勉強を貪欲に行動を重ねていた藤島さん。
▼オンラインダイアログでも、発表に向けた経過報告をよく話してくれていました↓

バイザーのPT尾崎さんも含めて、他の職場の先輩からも藤島さんは熱心に質問して勉強していると聞くことが多々あります。

発表を通して理論的にかつ熱いハートを持き合わせた逞しい理学療法士に近づいているように感じました。

この4月で2年目を迎えるにあたってとても逞しく映りました!




OT我如古さんからの発表です。
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なかなか関わりの難しいデイサービス利用者様でしたが、試行錯誤を繰り返しながらも、柔軟な対応ができる我如古さんとご本人のストレングスを活かした報告でした。
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作業活動を介してたくさんの利用者様の笑顔を見ることができました。

同期の2人、OT平良さん(今里、上の写真左端)、OT冨吉さん(堺、下の写真右端)からの質問もありました。
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利用者様との関係性を良くできている理由について聞かれると…
「先輩のみなさんからたくさん教えてもらい、試してやってみました」
と、素直に話す我如古さんです。

バイザーのOT内島さんの指導や他からの意見を聞いて柔軟に取り入れ、改善に向けた関わりを実行へと移し、それを自分のモノにできるのが我如古さんの大きな強みやなぁと、今回の発表と日頃の仕事ぶりを見て再確認しました。

「目指せっ!シニアリハスペシャリスト!」

と、発表の最後に自ら宣言!



最後にPT軽部さんから終わりの挨拶がありました。
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「オンラインでの学会は初めての試みでしたが、ほんとにたくさんの学びのある会でした」

参加ありがとうございます!
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発表者のみなさんありがとうございます。

参加、録画視聴いただいた方はアンケート調査にぜひご協力お願いします。

発表者の方々に応援メッセージ、ご提案、ご意見お待ちしています。



今回のオンライン学会を通して。

"well-being(幸せ、良い状態)に変えるには、well-doing(良い行い、行動、言動)をしないと変わらない。being(在り方)はその過程があってこそつくられる"

在宅看護、リハ、生活期リハの現場でのwell-doingの日々の積み重ねが今回のような発表の場にも、利用者様への良い関わりにもなり、利用者様だけでなくわたしたち自身のwell-beingにもつながっていくのではないでしょうか。

オンラインであろうとなかろうと、それを強く感じることができる機会となりました。

オンラインアクティブ学会のイメージ図。
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上記のグラフィックレコーディングなどはできませんでしたが、その代わりにオンライン接続の確認や発表に向けて内容を深める学会前ダイアログ・プレ練習会ではたくさんの方が集まって準備を進めることができました。
 オンライン学会前ダイアログ・プレ練習会はこちら↓




When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方が学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学び、ともに成長するという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる
 よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"

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8日目のアクティブオンライン学会2020。


人材開発室のいとうです。


PT馬場さん(吹田)の発表です。
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ライフキネティックレジスタードマーク︎(要公認トレーナー資格)の要素を参考に脳と運動、視覚エクササイズをデイサービスのなかで試用し、今後への展開を検討した報告でした。
▼ライフキネティックレジスタードマーク︎↓

ライフキネティックレジスタードマーク︎の3つのポイントやゴグニサイズとの違いのお話しがありました。
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デイサービスの集団トレーニングや個別機能訓練に取り入れているところです。

馬場さんは、職場のPT政岡さん(吹田運営責任者)が取得している呼吸療法士の資格を目にしたことが今回の発表までに至る大きな動機付けになりました。

理学療法士としてだけではなく、名刺に自分オリジナルの得意とする知識技術分野(サブスペシャリティ)を作っていきたいと模索し始めたそうです。

そこで本屋さんでたまたま出会ったライフキネティックレジスタードマーク︎でした。

「自分らしくなれていて、勉強やまとめていくのは大変ですが楽しいデス」
と、発表前に笑顔で話していた馬場さん。

今後はライフキネティックレジスタードマーク︎公認トレーナー資格の取得を目指すことやデイサービスでの事例を増やしてエビデンスを積み重ねて、総合事業部での介護予防教室などでも提供させていただき、地域や会社にも貢献できるよう勉強します!との力強い報告がありました。

総合事業部PT谷村さんから(写真左下)も的確かつ具体的な助言や提案をいただきました。
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ありがとうございます。

参考)
ラグビーマガジン2021年2月号より
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心意気実践チームOT日野上さんからの報告です。
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ともに行う訪問介護事業所の活用事例について
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外出や趣味へのサポートを具現化する自費サービス"てくてぃぶ"について
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ともに行う訪問介護事業所との生活機能向上連携(加算)による自立生活支援のための見守り的援助の活用案について
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発表ありがとうございました。

この日もたくさんの学びがありました。


次はいよいよ最終日!

ぜひぜひ参加していただき、オンラインの質問が難しくても聴講だけの参加、後日の録画視聴での参加でもオッケーです。

その後にはアンケート調査にご協力を頂ければと思います。




When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方が学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学び、ともに成長するという関係性へ。

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 よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年03月18日

7日目のオンラインアクティブ学会2020。


人材開発室のいとうです。


OT冨吉さん(堺)の発表です。
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「イオンに行きたい」

しかも自分の行きたいタイミングで。
という利用者様のご希望。

何かと理由をつけてなかなか屋外歩行に行けなかった利用者様が、他の利用者様の声かけもあり少しずつ行動変容がみられた報告でした。
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丁寧に経過と再評価、目標再設定、再実施のながれを、ゆったりとしたスピードで説明できていたのでとてもわかりやすく聞くことができました。

ST碓井さん(取締役)からの問いかけもありました。
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「利用者様と送迎車のなかで話すタイミングがあれば、雑談の中からもっと利用者様のほんとの意向が聴けるかもしれませんね」
とのこと。

たしかに送迎車の中では、デイから離れて気持ちが緩むのか利用者様とのお話しも弾むことが多い気がします。



OT山脇さん(堺)の発表です。
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アクティブの各イベントに、自分で参加したいという思いのあるデイサービス利用者様へのバス乗降評価練習の報告でした。
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重度の片麻痺と失語症にある利用者様です。

ほんとに丁寧に準備をして進めていたことがわかりました。

事前調査から評価ポイントの整理、支援案の具体策の検討、評価の定期的な実施での振り返り、利用者様へのフィードバックなど…

さらに、手づくり感満載のイベントしおりまで!

それでも、ここまで準備しても…

「やってみないとわからないことがたくさんありました」
と、山脇さん。

その気づきがまた素晴らしい!

できないことを抽出して、それを埋めていくギャップアプローチだけでなく、強みに着目し利用者様の思いに共感しながら、できる可能性を一緒に探るポジティブアプローチでした。

利用者様、ご家族様の前向きなパワーにエンパワー(元気づけ)され、山脇さんの力を引き出してもらっていたようにも感じました。




OT東田さん(堺)の発表です。
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コロナ禍以前は失語症者の方々が集う場として、定期的に開催していた『らふとーく』。

コロナ禍においてもオンラインでの継続をということでzoomを用いた開催に至るまでの報告でした。
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今回はオンライン接続に関する工夫や取り組みの報告となりました。

今後はますます回数を重ねていきたいところです。

場づくりにとどまらず失語症への効果検証はもちろんのこと、オンラインだからこそ出来ること、またはその限界、ピアサポートとしての場の意義や可能性、オンラインでの場のつくり方、ファシリテーションの方法、外部機関との連携、オープン参加などなど…

さらに深めていけそうなところが山のようにあるオンライン失語症の友の会"らふとーく"。

ある意味、大阪初⁈いや関西初?日本初?もしかして世界初⁈の試みかもしれません。

だれもやったことがないので、試行錯誤や小さな失敗を重ねることが、これからの可能性や成果、正解につながっていくのではないでしょうか。


発表ありがとうございました。

この日もたくさんの学びがありました。


今週末まで本会は開催予定です。

ぜひぜひ参加していただき、オンラインの質問が難しくても聴講だけの参加、後日の録画視聴での参加でもオッケーです。

その後にはアンケート調査にご協力を頂ければと思います。


参考)
▼医療行動経済学による行動変容への視点はこちら↓


発表者のみなさまへ
レコーディングミスで再収録となり、ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。




When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方が学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学び、ともに成長するという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる
 よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年03月17日

6日目のオンラインアクティブ学会2020。


人材開発室のいとうです。


PT仲村さん(泉北)からの報告です。
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職場や私生活の場面で沖縄と大阪の親和性を見い出していたそうです。

沖縄県出身仲村さんならではの視点・論点からの報告でした。
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沖縄県にルーツのあるデイサービス利用者様との関わりに活かした事例の報告がありました。



PT谷口さん(泉北)からの報告です。
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関係性に焦点をあてた報告でした。

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具体的な方法論と利用者様との関わりでも得た変化についてもお話しがありました。



PT上村さん(泉北)からの報告です。
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コロナ禍により大きく働き方や私生活に及ぼした影響で、利用者様の幸せと自分自身の幸せとは…に向き合った報告でした。

今年度新入社員として、鹿児島県から大阪まで来て、理学療法士としての仕事に、旅行や仲間との飲み会などを想像してたけど…

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自分の考えてきたところと現実との大きな隔たりを感じたことについて話しがありました。




この日のそれぞれの報告は利用者様というか、むしろ発表者自身にベクトルが主に向いているある意味では特殊な報告だったかと思います。

その一方でコロナ禍と言われる時代背景にそった内容だと感じました。

平時とは異なる環境下におかれ、否応なく自分自身に向き合わざるを得なくなったからかと思います。


わたしも今回のコロナ禍で自分自身の人生を振り返ることがありました。もちろん今もです。

2011年の東日本大震災時も同様で、当時仕事をしていた沖縄から生まれ育った大阪に戻ってくることを考える大きな人生の転機にもなりました。


"災害" "戦時中"とも表現されることもあるコロナ禍。

たびたび非常事態宣言が発令されたまさに非常時です。

VUCA"ブーカの時代"とも。
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元々、一人で家で過ごすことが好きな得意な人にとってはさほど影響がないかもしれませんが、外に出て人とたくさん接して活力を発揮してきた人にとっては、豊かな心身を保つにはとても厳しい状況、時代ではないでしょうか。


"ピンチはチャンス"

とは、よく言います。

"言うは易く行うは難し"
と言われそうですが…


逆境は本質をさらけ出す機会になる。

本物の自分を知れる機会になる。

今までの当たり前を見直す機会になる。

変わる大きなチャンスになる。


コロナ禍の状況はコントロールしたり、変えられないけど、自分自身の認識や感じ方をコントロールしたり変えたりはできる。

なるべくこのように考えて向き合うこと。


だれも正解がわからない時代でもあるかと思います。

失敗を恐れずにまずやってみる。

だれも正解がわからないから、失敗も失敗かどうかもわからない。

小さな失敗を繰り返しているうちにいつのまにか正解になる。


こんな時こそ自分に向き合って、勇気と元気を出して、他の人とオンラインでもリアルでも話してみるなど、まず動いてみると道が拓いて新しい景色が見えてくるのではないかと思います。

あとはそれを根気強く続けることです。

▼変化対応力とは↓



Well-being="良くあること"、"幸福"

ICFにおいて、Well-beingは、良い状態と幸福度が高い状態と意味づけできます。

より良く生きること、活きることとも言えるかと思います。

弊社の理念"らしく活きるを応援する"を体現するためにも、Well-beingを考えることは大切な視点だと思います。



仲村さん
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上村さん
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谷口さん、発表ありがとうございます。
泉北事業所から応援の太鼓や笛の音が聞こえて背景も発表もオンラインの雰囲気も他の事業所にはない泉北カラーでした。

支援者、リハ担当者として、利用者様への関わりに必要不可欠な基盤になる報告でした。

これらをより自分自身にも活かし、利用者様支援にも活かした現場での関わりが今後ますます期待されます!



この日は最多の20名超のオンライン参加がありました。
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OT井上さん(堺)、リフレーミングのご提言ありがとうございます。



今週末まで本会は開催予定です。

ぜひぜひ参加していただき、オンラインの質問が難しくても聴講だけの参加、後日の録画視聴での参加でもオッケーです。

その後にはアンケート調査にご協力を頂ければと思います。



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"独りが教えると、両方が学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

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2021年03月15日

5日目のオンラインアクティブ学会2020。


人材開発室のいとうです。


OT神谷さん(大正)からの報告です。
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自転車に乗りたいというデイサービス利用者様の希望にそって、身寄りのない独居利用者様のキーパーソンでもあったケアマネジャーさんとの連携を介した報告でした。
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もしかして他のデイサービスもしくは担当者であれば、様々なリスクが高いからということで、最初から取り組まなかった自転車評価や練習だったかもしれません。

評価や練習は行なったものの自転車の実生活での利用には至りませんでしたが、別の目標を得て楽しそうにしている利用者様。

それは神谷さんが利用者様の希望に向けて、まっすぐに取り組んだことで得られた帰結だったように感じました。




OT柳原さん(大正)からの報告です。
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「これでいいの?」
といつも話され、どこか不安げで受け身かつ自発性や意欲がなかなか上がってこなかったデイサービス利用者様。

柳原さんが着目した精神面への関わりにより、運動機能、認知機能面、コミュニケーションに改善があった報告でした。
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利用者様の趣味や関心をチェックシートを用いて、聴き取りして活動を丁寧に選択していました。

「これでいいの?」
という発言はなくなり、デイサービスを楽しみにされている様子が伝わってきました。

PGCモラールスケールでも否定的な発言はなかったとのことです。


ご自宅でのご家族の介助量には変化がなく依然として大きいままで、この課題にどのように関わっていけばいいかという点に発表後の質疑応答でいくつかの議論と提案がありました。



神谷さん、柳原さん、発表ありがとうございます。
利用者様とお二人の活躍が楽しみになる報告でした!


今日も15名程度のオンライン参加がありました。
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OT塚本さん(堺)、質問ありがとうございます。

今週末まで本会は開催予定です。

ぜひぜひ参加していただき、オンラインの質問が難しくても聴講だけの参加、後日の録画視聴での参加でもオッケーです。

その後にはアンケート調査にご協力を頂ければと思います。



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"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる
 よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年03月12日

4日目のオンラインアクティブ学会2020。


人材開発室のいとうです。

PT真謝(まじゃ)さん(松原)からの報告です。
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演題名のとおり、劇的に良くなられたデイサービス利用者様の報告でした。

写真や動画はありませんが、一つずつ各評価の結果を説明されていたので、聴いていてわかりやすかったです。
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自主トレ内容も利用者様の性格や嗜好に合わせた内容にした理学療法プログラムがよくハマったとのです。

要介護認定から外れるのではと思われるくらいの改善ぶりで、デイサービス卒業後の総合事業やその他の民間サービスにつなぐことも視野に入れた関わりが必要になってきそうです。

何がこれだけの改善や目標達成に至った要因かをさらに焦点化できれば、他の利用者様への応用やさらなる介護予防につなげていけそうな今後がとても楽しみな報告でした。

発表時間は制限時間内ピッタリできっちりと終えておられたPT真謝さん。

何度も発表練習をされたのが伝わってきました。


発表の序盤でレコーディングするのを忘れてしまい申し訳ありませんでした。

快くやり直してくれたPT真謝さん。

何度も発表ありがとうございます…


来週末まで本会は開催予定です。

ぜひぜひ参加していただき、オンラインの質問が難しくても聴講だけの参加、後日の録画視聴での参加でもオッケーです。

その後にはアンケート調査にご協力を頂ければと思います。



When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方が学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学び、ともに成長するという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる
 よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年03月11日

3日目のオンラインアクティブ学会2020。


人材開発室のいとうです。


PT山川さん、ST井上さん(ともに大阪今里)からの報告です。
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難病のある訪問利用者様のおひとり暮らしを支えるアクティブチーム支援の報告でした。

アクティブの訪問NRS,PT,ST、デイサービス総動員の関わりでした。
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PT飛永さん(大正事業所運営責任者)からの質問で、発信力のあるNRSがチーム連携の"結着剤""カナメ"となっていることがわかりました。

チーム連携で大切なことは、相手方の職種や仕事内容、ながれ、立ち位置、思考、言葉、文脈の理解に努めること、そしてお互いに歩み寄ることではないかと発表を聴いてあらためて感じました。

OT塚本さん(堺)からの質問もありました。
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アクティブらしさが溢れた報告でした!


二題目はOT井上さん(大阪今里)からの報告です。
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利用者様が頑なに訴える"ダルさ"と"閉じてしまった心"に真摯に向き合って道が拓けた報告でした。
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頑なな"ダルさ"と"閉じてしまった心"に対して、利用者様のご希望の通り、初回から全身を揉みほぐすリラクゼーションや深呼吸などの自律神経系へのアプローチを施し…

「これは何とかしないと…」
と初回時にそう強く思いましたと話す井上さんでした。

5回目で利用者様の
「楽になったわ」
という初めての肯定的な言葉を見逃さず、その人らしさを話しから聴き出していき、生活課題への関わりも順次追加したとのことでした。

それにより、歩行能力やADL、全身の柔軟性等が向上されました。

動画も上手く挟んで状態や経過がとても分かりやすい報告でした。
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発表中もエエ顔です!
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NRS木田さん(大阪管理者)より
「本当に、山川PT井上STの発表はアクティブの連携を、井上OTの発表は自立神経へのアプローチ!難病の方が多いアクティブにとって興味ある発表でした」。

発表、参加、質問もありがとうございます!

今日は最多の20人近くの参加でした!
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来週末まで本会は開催予定です。

ぜひぜひ参加していただき、オンラインの質問が難しくても聴講だけの参加、後日の録画視聴での参加でもオッケーです。

その後にはアンケート調査にご協力を頂ければと思います。



When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方が学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学び、ともに成長するという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる
 よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年03月10日

2日目のオンラインアクティブ学会2020。


人材開発室のいとうです。


総合事業部PT谷村さんからの報告です。

総合事業部開設から3年の歩みを振り返りながら、新たな取り組みや今後の展望を話していただきました。
堺市との介護予防の取り組みや地域の企業とのタイアップ等、多岐にわたる報告でした。

こんな質問がチャットで届きました。

「総合事業部に入るには、経験年数等の目安はあるでしょうか?」

明確に目安があるわけではないが、下記のような何か一つ得意なことを活かせる部門と考えているとのこと。
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ただ市町村と連携して実施しているアセスメント訪問は、その場で利用者様の運動機能や認知機能の評価をして、介護予防の運動指導等を施すことが要求されるので、それ相応の知識や技術、経験が必要ではないでしょうかとのことでした。

社内起業、事業化できそうな分野や可能性が拡がっている反面、競合他社が多いことや低価格競争もあるため報酬的にも不確定な面も多いようです。

地域からたくさんの仕事量を増やしても、人的に不足している現状から、すぐに対応できない…

人的に配置人数を増やしてもそれだけの仕事量を獲得しながら、かつ報酬面も確保できるのかという不確定な要素もあったり…

そのあたりのジレンマがあるとのことです。

総合事業部の仕事は弊社の大きな強味になりつつあることと谷村さんの意気込みが伝わってくる報告でした!

谷村さん、急なお願いにも快諾いただき報告ありがとうございます。

参考)
▼「新規事業の実践論」↓




次は人材開発室のPT軽部さん、OT伊藤からの報告です。

OT伊藤から。
教える側の心の持ちようについて。
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▼スキルではない、フィードバックするときの心構えとは?↓
▼無知の知とは?


学ぶ側、教えられる側の心の持ちようについて。
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育成の3つの支援と職場づくり、組織づくりについて。


PT軽部さんからは人材開発室の概要や来年度の新人、職員オンライン研修プログラムのスケジュールなどの報告がありました。
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新人スタッフの方からこのような質問がありました。

「バイザーさんからの指導を受けているのに、さらに今回のような場で発表する意味とは?」

なかなか質問しにくいはずの本質的な質問をありがとうございます!

発表するために利用者様に協力していただきます。

まずこの信頼関係がなければ発表は成立しないでしょう。

利用者様への関わりを計画し、取り組み、その経過と結果を振り返り、妥当性を検証し、考察と見い出した課題、新たな取り組みを報告する。

職業人として、療法士として、避けては通れない不可欠なこの一連の流れを、普段より数段階以上高いレベルで深く経験できるのが今回のような発表の機会です。

当日に発表することも大事だと思いますが、発表に向けた準備やそのプロセスが次につながるといった点でもとても大切だと考えています。

 ◉発表を通して何を伝えたいか意味づけし、それをまとめる力

 ◉制限時間内で資料を作成する力

 ◉自分の伝えたいことを資料に可視化できる力

 ◉分かりやすい資料の元、言葉で説明できる力

  などなど…

それは指導役のバイザーさんにとっても同じ機会となります。

自分の指導や声かけがどのように成果につながっているか…検証作業を通して、指導役として学ぶ機会となります。



さらにもう一つ。

それは、
"失敗から学ぶこと"
ではないでしょうか。

"称賛すべき良い失敗をすること"

もう少し突っ込んだ言い方をすれば発表の機会を使って、

"成功するための失敗を設計すること"

"失敗をデザインすること"

さらに言うと、
"意図的かつ戦略的に前向きな失敗を経験してもらい、ともに次の成長につなげること"
ではないでしょうか。

発表するという機会を通してこそ経験できる"良い失敗"から学べるチャンスです。


安心して失敗できるためには、会社や組織、その場の心理的安全性※を確保した環境づくりが欠かせないでしょう。

失敗を許容できる職場の仲間の寛容な空気や風土というのも欠かせないものと思います。

もちろん不注意や能力不足等から起こる"悪い失敗"や"予防できる失敗"は回避すべきことは言うまでもありません。

わたしたちの仕事は人が相手です。

何かしらのご病気や障がいをお持ちの方々です。

原因や予後もよく分かっていない病気や障害がたくさんあります。

不確実性が高くて、ダメもとで試してみないと、やってみないと分からないことが多いことを経験してきました。

エビデンスに基づいて’’予防できる失敗"は回避しながら。

ある意味、未開拓的なフロンティア領域で行なうような"知的な失敗"を利用者様と繰り返しながら仮説を検証する過程を踏まないといけないのかもしれません。


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▼「失敗に学ぶ経営」より



正直なところ、初めてのオンラインでの社内学会で、なかなか質問が出ないと思っていたので、思わぬ質問に感謝です。

それこそ失敗することを覚悟しながら運営しています。

新人スタッフの方から、そもそも論的で本質的な質問が、チャットでもできるようなオンラインの場づくりを提供できたことには少し嬉しく思いました。

発表を通した経験は次のステップにつながることは間違いないです。

またこの場に参加して質問できることもです。

質問ありがとうございます。



最後に発掘あるある広報室のOT伊藤から。

なぜ社内メルマガ配信を続けるのか?
コミュニティ科学の視点から、職員同士のつながりができれば、働きやすくなる、仕事の生産性や成果が上がる、健康的になる、幸福感も上がる…などなど

職場コミュニティづくりに社内メルマガは効き目があるのでは⁈

社内メルマガは会社と社員の橋渡し役になれるのでは?
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社内メルマガ配信の目的三本柱です。

現在も継続調査中です。
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社内メルマガの可能性。
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心理的安全性が確保されることで、グッドサイクルの始点となる関係の質から変わり、信頼関係が構築され、思考の質、行動の質も変化してくるという組織の成功循環モデルです。

社内メルマガのWebアンケート調査の抜粋です。
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ご協力ありがとうございました。
来年度中も新しいアンケート調査へのご協力お願い致します。

発掘あるある広報室のビジョン。
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"らしく活きるを応援する"弊社サービスに共感、共創してくださる利用者様、ご家族様、ケアマネージャー様、市民の皆様のなかから…
"アクティブファン"をつくっていきましょう。
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来週末まで本会は開催予定です。

ぜひぜひ参加していただき、オンラインの質問が難しくても聴講だけの参加、後日の録画視聴での参加でもオッケーです。

その後にはアンケート調査にご協力を頂ければと思います。



※心理的安全性とは…
ハーバード大学で組織行動学を研究するエイミー・C・エドモントン教授が提唱した概念。

心理的安全性が低い組織のメンバーには、常に下記の四つの不安がつきまとうと言われています。
◉無知だと思われる不安
◉無能だと思われる不安
◉邪魔をしていると思われる不安
◉ネガティブだと思われる不安
心理的安全性が低い状態では、これら四つの不安が妨げとなって意見や行動に制約がかかり、対話の質やチームの生産性が低下する可能性が指摘されています。

母親の存在は子供にとってのセキュアベース(安全基地)となり、不安や恐れを感じずに探索行動をすることで健全な発達が促されます。
幼児と同様、大人も自分の働く職場が安全基地になれば、快適領域を抜け出し、探索行動としてのチャンネルや冒険を積極的にできるようになるのではないでしょうか。
「エンゲージメントを高める場のつくり方」広江朋紀著、同文館出版より

詳細は下記の文献が参考になると思います。
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Two person learn.
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2021年03月08日

初日のオンラインアクティブ学会2020。


トップバッターはPT坂口さん(大正)

コーチングの視座から利用者様への関わりに、コーチングエッセンスをスキルフルに活用したことで、行動変容があり運動習慣の改善がみられたとの報告でした。
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コロナ禍でのアプローチ方法の模索までを報告されていました。

失敗を捉えてただの失敗に終わらせずに、それをも活かす姿勢を発表から感じることができました。

パワポ資料も見やすいとたくさんの方々からの評価がありました。

ぜひオンラインセミナーでコーチングを現場支援に活かした講義をやってください!


次は同じく大正事業所のPT奥藤さん。46A9AAE8-8AAE-4B44-B3A1-29E7E11C3374.png
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"利用者様ならではのポジティブなことや強みは何か⁈"
を問い直して…

アクティブに就職して奥藤さん自身がやりたかったことを、1年目から実践されていることがよく伝わってくる報告でした!

弊社の理念"らしく活きるを応援する"を自分ごと化し、それを現場での支援として体現した報告です。

1年目からそのような仕事にチャレンジできる職場環境に感謝です。

さすがの大正事業所です!

コメントをいただいた多くの方々が話されていたとおりこれからがとても楽しみな報告となりました。

引き続き、ブログでの報告や各学会での報告も期待されます。

お二人とも慣れないオンラインでの報告ありがとうございました!


当日参加できない方向けに各事業所に録画視聴用URLを近日中にお送りします。社外秘ですがご活用ください。

各事業所に送付している発表のwebアンケート調査のご協力もよろしくお願いします。

明日もオンラインアクティブ学会続きます。

引き続き社員のみなさんの参加をお待ちしています。


参考)
コーチングとティーチング
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最近ではトーチング(心に火をつける)という関わり方があるそうです。


ポジティブアプローチ
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活動参加につながる現場で活かせる視点です。


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2021年03月06日

最終回オンライン学会前ダイアログ・プレ練習会とオンライン学会のご案内。


人材開発室のいとうです。

3/5金曜日14時〜はオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会の最終回でした。

OT井上さん(大阪)です。
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zoomの画面共有の操作方法や動画の写り具合などを確認しながら、練習発表していただきました。

練習発表を終えてからzoomのホワイトボードを画面共有して、お話しを聴きながら描き出しました。
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コロナ禍により中止となった昨年度のアクティブ学会でも、報告予定だった井上さん。

「とても勉強させて頂いたケースだったので、今回はその方とのことを発表させていただけたらと思いました」
と、エエ声で熱く話してくれました。

今回の報告では、中止となった昨年度のアクティブ学会での報告のためにまとめていたケースではなく、今年度から関わっている訪問利用者様の報告をしてくれます。

バイザーの河井さんにも感謝。

利用者様の発する言葉や行動の変化と井上さんの関わりのお話しを聴いて…エエ発表になること必至です!


次はOT我如古さん(吹田)です。
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今回は2度目の練習会の参加で、初めてパワポ資料を画面共有しながらの発表練習となりました。

とても長い発表になりましたが、キモチが入った報告になりました!

本番での発表に向けてバイザーのOT内島さんの強力なサポートも得ながらエエ発表になりそうです。


この日の最後はPT馬場さん(吹田)です。

ライフキネティックの取り組み報告です。

こちらも初めてパワポ資料を画面共有しての発表練習となりました。

大まかな流れが自分の中でしっかりとできています!

あとは中身を深めながら、いかに分かりやすく可視化して、どのように話して伝えるか。

発表練習後の出し切った感、虚脱感はエエ感じでした。

バイザーのPT武田さんのサポートも得ながらまとめていけそうです。

とても難しいことながらも、楽しそうに取り組んでいる様子を見て嬉しい限りです。




いよいよオンラインアクティブ学会が来週から始まります。
▼ご案内↓

3/8月曜日から3/19金曜日迄の期間で、毎回17時15分〜18時に各1〜3演題の計19演題の報告があります。追加演題もあるかもしれません。

社内オンライン開催です。

発表前日もしくは当日にオンライン参加のURL等を各事業所に送付致します。

訪問業務等のためにリアルタイムで参加できない方には、公式YouTubeチャンネルで後日限定公開で閲覧できるようにします。

また、各演題へのwebアンケート調査にも用意しています。発表者の方々への労いの言葉やエールをお願いします。

リアルタイムのオンライン参加、後日動画視聴どちらでもみなさまの参加お待ちしてます!



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2021年03月04日

オンライン学会前ダイアログ・プレ練習会


3/4木曜日の夕方はオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会です。

大阪事業所のPT山川さん、ST井上さんが参加してくれました。

お二人とも昨年度に中止となったアクティブ学会で発表予定でした。

そして今年度の発表となりました。

zoomの画面共有の操作確認と歩行動画の具合を確認しました。
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動画は少しゆっくり流れるようですがしっかりと動きの確認はでき問題ありません。

発表内容をホワイトボードで振り返りました。
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独居となる自宅で暮らし続けること。

要支援から要介護の認定変更により支援できることが増えたこと。

発表はとても具体的な内容でわかりやすくまとめておられました。

支援できることを考え拡げることでさらに良い発表になりそうです。

発表当日が楽しみです!


いよいよ次回が最終回の予定です。

3/5Hオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会
時間: 2021年3月5日 14時〜

◉前日までには参加URLやパスワード等を各事業所の責任者さんへメール送信します
◉途中参加、退席可能です
◉参加希望の方は事前資料等があれば送付しますので伊藤のLINEもしくは吹田までお知らせください

以下の日程でも調整可能です。事前にオンラインの接続や操作確認等の希望がありましたら気軽にご連絡ください。

最終回3/5(金)14時〜
※3/5金曜日は13〜17時迄間であれば調整可能です。

念入りに準備すると学びや気づきが増えて、発表に向けた自信づくりにもつなげることができるはずです。

新人以外のみなさんの参加もお待ちしています。



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Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学ぶという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
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オンライン学会前ダイアログ・プレ練習会


人材開発室のいとうです。

3/3火曜日夕方からオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会でした。

この日は大正事業所の3人が初参加です。
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OT神谷さん、柳原さん、PT奥藤さん。
参加ありがとうございます。

バイザーや事業所内で何度か発表練習を重ねているということです。

早速各々のプレゼン資料を画面共有の接続操作を確認しながら報告練習をしてもらいました。 


神谷さんからの報告。
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ご本人の自転車に乗りたいというご希望と地理や地図好きという利用者様のストレングスを活かした報告でした。

ケアマネさんとの連携もより一歩踏み込んだ関わりで、利用者様の生活課題に向け新境地を拓いた神谷さんの一連の関わりでした。


OT柳原さんからの報告。
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「利用者様の笑顔が見たい」
「OTならではの精神面への関わりを活かしたい」
というOT魂いっぱいの関わりです。

利用者様の心のうちに踏み込んだ関わりで、利用者様のたくさんの変化を感じる報告です。


最後にPT奥藤さんの報告です。
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失語症のある利用者様の力を引き出すなかで、奥藤さん自身の力もたくさん引き出してもらい、幅広い関わりへと展開しています。

お互いのエンパワメントで両者の成長が感じられ、まだまだ広がっていきそうな報告でした。


プレ練習会でしたが、3人ともそれぞれ発表でどんなことを伝えたいかということが、はっきりしていました。

それもあり気持ちが入った報告で、さらに中身をつめて本番での報告が楽しみです!

3人のがんばりはもちろんのこと、バイザーの方々からの日々の指導ありがとうございます。


次回の予定です。

3/4Gオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会
時間: 2021年3月4日 05:15 PM 

◉前日までには参加URLやパスワード等を各事業所の責任者さんへメール送信します
◉途中参加、退席可能です
◉参加希望の方は事前資料等があれば送付しますので伊藤のLINEもしくは吹田までお知らせください

以下の日程でも調整可能です。事前にオンラインの接続や操作確認等の希望がありましたら気軽にご連絡ください。

最終回3/5(金)14時〜
※3/5金曜日は13〜17時迄間であれば調整可能です。

このような機会をできるだけ頻回に作って、みなさんからのアドバイスをいただき、発表のためだけの発表にならないよう準備を大切にしましょう。

念入りに準備すると学びや気づきが増えて、発表に向けた自信づくりにもつなげることができるはずです。

新人以外のみなさんの参加もお待ちしています。



When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学ぶという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年03月02日

オンライン学会前ダイアログ・プレ練習会


人材開発室のいとうです。

この日の夕方はオンライン学会前ダイアログ、プレ練習会でした。

たくさんの参加者がありました。

ありがとうございます。

PT藤島さん(松原)、PT谷村さん(松原、総合事業部)、PT仲村さん、上村さん、谷口さん(泉北)、ST東田さん、松本さん(堺、発掘あるある広報室)


総合事業部のPT谷村さんはzoomの画面共有の操作確認をしながら、発表のプレ練習をやってくれました。
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総合事業部の3年の歩みも振り返りながら未来も見据えての報告は楽しみです!


ST東田さんからは、オンライン上にて失語症の方々が交流する"オンラインらふとーく"の報告です。
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今までのリアル開催からオンライン開催への移行での苦労、オンライン環境の整備で工夫した点を中心に話す予定とのことです。


みなさんからも発表に向けたひと言をいただきました。

演題名を変更する方々もたくさんいて、発表のための発表ではなく各々がやりたいことを報告し合う場になりそうな予感大です!
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楽しみになってきました!

今日もこちらが元気と勇気をいただきました!

ありがとうございます。


次回の予定です。

3/3Fオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会
時間: 2021年3月3日 05:15 PM 

◉前日までには参加URLやパスワード等を各事業所の責任者さんへメール送信します
◉途中参加、退席可能です
◉参加希望の方は事前資料等があれば送付しますので伊藤のLINEもしくは吹田までお知らせください

以下の日程でも調整可能です。事前にオンラインの接続や操作確認等の希望がありましたら気軽にご連絡ください。

3/4の17時15分〜、3/5(金)13〜17時迄間であれば調整可能です。

このような機会をできるだけ頻回に作って、みなさんからのアドバイスをいただき、発表のためだけの発表にならないよう準備を大切にしましょう。

念入りに準備すると学びや気づきが増えて、発表に向けた自信づくりにもつなげることができるはずです。

新人以外のみなさんの参加もお待ちしています。



When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学ぶという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年03月01日

社内学会について

こんにちは。

人材開発の軽部です。


コロナ禍で色んなイベントがon-line開催となっていますが、今年度の社内学会もZOOMでの開催となります。


期間は3月8日㈪〜19日㈮まで、2週にわたっての開催です。

時間は17:151800まで、一日あたり13名の皆様に発表していただきます。いまのところ、発表予定者は19名です。

視聴はスタッフ限定で、社外非公開となります(将来的にはオープンなものになったらすごいなあと思いますが・・・)


スタッフの皆様は、業務の兼ね合いで当日に参加・視聴することが出来ない方も多いかと思います。

発表の様子は録画しておき、後日YouTubeチャンネルにアップ(社内のみ限定公開)しますので、そちらでもご視聴ください。


スタッフ一人一人の日頃の頑張りは、なかなか目に見えるものではありません。

でも11人の頑張っている姿が、他の誰かを励ますこともあるでしょう。

お互いを刺激しあうチャンスとして、お互いを励ましあう機会として、この社内学会を活用していただければ嬉しいです。


ゆくゆくは、地域の皆さんを励ます、世の中を刺激するようなイベントになればいいですね!


今回発表する皆様の健闘を楽しみにしています。


posted by Active at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

2021年02月27日

オンライン学会前ダイアログ・プレ練習会


人材開発室のいとうです。


2/26金曜日の夕方はオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会でした。

今日の参加者はPT上村さん(泉北)。2回目の参加ありがとうございます!


少し近況を聞いていると、

「あれから発表の内容、演題を変えたんです」

「もっと自分のための発表にしたかったんです」

と、キッパリ話してくれました。

新しい演題名は『幸せになろうよ』

まさに心機一転です。

とても思い切った深遠なテーマです。


早速zoomの画面共有のホワイトボードに描き出して話しをお聴きしました。
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「コロナでできなくなったことが多くて…」

新卒一年目で鹿児島県から大阪に来て、楽しみしていた旅行や仲間との飲み会、新しい生活、出会いをと思っていたのに…と。

仕事でも利用者様と楽しめるイベント開催にチャレンジしたくて入社したのに…と。

そんななかで今回のオンライン学会での発表のことを考えていたら、幸せとは?を自分に問うようになり、そこでたまたま出会った幸福学という概念。

「自分が大事に大切にしていることを発表したい」

上村さんの話しも深まってきました。

知らない概念や世界観を知り…

学ぶということは自分の足りないことを認める作業でもあります。

学ぶことはすばらしいという価値観に足を踏み入れているようです。

▼幸福学とは↓
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上村さんが学び始めた幸福学の世界観。

さらに話しを聴いて深掘りしてみると。

「今の仕事に生かすには?」

「具体的な利用者様との関わりにつなげるには?」

というところまでには、深まっていないことがわかってきました。


さらに深めると、

「自分が幸せになっていれば、利用者様も幸せになれるのではと思うんです」

と、上村さん。

では、上村さんにとっての幸せとはどういうことか?

もっというと、上村さんならではの好き嫌い、心地よいというのはどういうことか?

「自分自身が眠たそうとか言われることがよくあって、それも利用者様のためになっていないと思うんです」

スゴい!上村さん。

勇気を持って自分自身のことをさらけ出してくれました!

ホンマにスゴいことです。感動しました。

途中参加してくれたNS木田さん(大阪・大正・吹田管理者)からも、あたたかいエールをくださいました。
ありがとうございます。

「気持ちは利用者様にも伝わっていますよ」



コロナ禍による危機や変化。

そんな時こそピンチはチャンス。

どん底かもしれないけど、悪いことをしない限りは何をしてもあとは上がるしかない。

ピンチのときは何かを変えるチャンスでもあり、変えやすいタイミング。

その状況ならではの良さに目を向けること。

自分でコントロールできることに集中すること。

コロナ禍があったからこそ、オンライン学会があり、今回のような事前ダイアログで地理的に離れた事業所の職員の方々とも繋がることができたわけですから、コロナ前のことを思えばホントに有り難いことです。
▼変化対応力を身につけるには↓



上村さんにとって新しい捉え方、枠組みでもある幸福学の考え方を深めながら、それらを生かした理学療法士としての仕事や利用者様支援に可能な限りイメージして実践に移せることが次の課題になりそうです。

発表がむちゃくちゃ楽しみになってきました!

こちらが元気と勇気をいただきました!

ありがとうございます。


次回の予定です。

3/2Eオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会
時間: 2021年3月2日 05:15 PM 

◉前日までには参加URLやパスワード等を各事業所の責任者さんへメール送信します
◉途中参加、退席可能です
◉参加希望の方は事前資料等があれば送付しますので伊藤のLINEもしくは吹田までお知らせください

以下の日程でも調整可能です。事前にオンラインの接続や操作確認等の希望がありましたら気軽にご連絡ください。

3/3,4の17時15分〜、3/5(金)13〜17時迄間であれば調整可能です。

このような機会をできるだけ頻回に作って、みなさんからのアドバイスをいただき、発表のためだけの発表にならないよう準備を大切にしましょう。

念入りに準備すると学びや気づきが増えて、発表に向けた自信づくりにもつなげることができるはずです。

新人以外のみなさんの参加もお待ちしています。



When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学ぶという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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ナラティブと組織文化づくり。


人材開発室のOTいとうです。


ナラティブとは。

物語り。

ラテン語のnarrareに由来する。

これは述べる、説明する、物語るといった動詞。

"もの"は古典文学において、指し示す対象は特別なものに限られるため、ナラティブとは語られるべき特別なストーリーということになる。


2000年前後からヘルスケアの世界で浸透している。

ヘルスケア全般で実践可能なナラティブ・アプローチ。

ナラティブ・ベースド・メディスン。

最近では、ナラティブ・アプローチの新しい実践と思えるオープンダイアローグ。


ケアする側にもナラティブがある=ケアする人とされる人が完全に対等な人間だという前提に立つ

ケアする人とされる人の二者関係がある

"ケアするけど私の前にケアされるあなたがいる"

"ケアされる私の前に、ケアするあなたがいる"

ミルトン・メイヤロフは、ケアの本質とはケアされるその人が本来的にもつ権利を認め、その人がもつ成長への要求に応えことで、その成長を助けること。


"ナラティブ・アプローチを実践するには"

コロンビア大学のリタ・シャロンは、構築論的ヘルスケアを実践するには、"患者の前から逃げ出さずにいられる能力"とした。

患者の人生史への敬意を表する問い。

「あなたはどんな人生を歩んでこられたのですか」

ケア者がもつべき能力とした物語能力narrative competence
"病いの物語を認識し、吸収し、解釈し、それに心動かされて行動するために必要な能力"


本質的に重要なのは、患者の側の視点に立とうとする態度であり、患者の人生史にも関心を向け、敬意を払おうとする態度であろう。

そこにいるケア者たちは人生史のなかの最重要な局面に立ち会っている、きわめて特別な存在だからである。

ケア者がどんな態度で患者、家族の前に立っているのかは、生涯忘れられない記憶のなかに組み入れられるのである。


"小説とは違い書き換えることができるナラティブ"

ナラティブ・アプローチは、解釈的、調停的、介入的の三つの多面的な様相がある。

解釈的→他者理解のための手がかりとする

調停的→複数の他者の不一致や対立を調停し、全員が納得するように意思決定を行う

介入的→他者のナラティブに立ち入り、自分の評価を伝え、場合によっては再考を促す


"空気のようなナラティブ・アプローチ"

医療の現場で必要不可欠な関わりで大きな意味あることとみなされているはずなのに…

心理療法などの専門的な実践以外の対話的な実践に対しては診療報酬の対象にしていない。

ある種の能力や態度、一定の技能の習得、修練なり経験が要ることも誰もが分かってことなのに…ナラティブ・アプローチについて学ぶカリキュラムは、日本の医療従事者養成課程にはほとんど存在しない現実。

対話に専門性を認めない考え方は、日本の医学教育の弱点になっている。
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「対話と承認のケア〜ナラティブが生み出す世界〜」宮坂道夫著、医学書院
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ナラティブ・アプローチのプロセス

1.準備
相手を問題のある存在ではなく、別のナラティブの中で意味ある存在として認める

2.観察
関わる相手の背後にある課題が何かをよく知る

3.解釈
相手にとって意味のある取り組みは何かを考える

4.介入・検証
相手の見えていない問題に取り組み、かゆいところに手が届く存在になる

「他者と働く〜わかりあえなさから始まる組織論〜」宇田川元一著、NEWS PICKS publishing社
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私たちが現実だと思っていることはすべて社会的に構成されたものです。

もっとドラマチックに表現するとしたら、そこにいる人たちが「そうだ」と合意して初めてそれはリアルになるのです。

当たり前だとされてきたものに内在している限界や偏見が見えるようになったとき、人は別の選択肢を考える自由を与えられるのです。

社会構成主義的なものの見方をする利点の一つに、"完璧な解決策"を求めるのは、おしまいにして"人の好みはそれぞれ異なる"ことの価値を認められるようになること。

人生を語り直すことで問題を変化させられると信じています。すなわち、新しい物語を構成することができ、それによって新しい行動を開始することができるのです。

組織とは数々の小さな文化のようなものであり、リアルなこと、良いことについての共通理解がその文化をまとめているということです。文化をまとめる際に中心的な役割を果たすのが彼らの物語です。歴史と運命に対する共通感覚を生み出すような物語はとりわけ重要となります。

個人のリーダーシップから関係性のリーダーシップへ。

リーダーシップは、リーダーの所有物ではなく、そのコミュニティの一つの側面。

ビジョンや目標は一人の人間がつくり上げるものではなく、関係者たちの対話から生まれるもの。

「現実はいつも対話から生まれる」ケネス・J・ガーゲン、メアリー・ガーゲン著、伊藤守監訳、ディスカヴァー社
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職場におけるwell-being(幸福感、満足度、自分らしさ=自分をも忘れる)が高ければ、well-doing(生産性、収益性)も上がる。
※well-being≠幸福感→再定義中

その肝、重心は信頼の文化。

信頼の文化がある国や組織は反映しやすい。

信頼の文化を築くための3つの問い。
Q1仕事は順調ですか?
Q2人生は順調ですか?
Q3ご家族は幸せですか?
一週間に一回ぐらい聞くといいとわかっている。

信頼の文化を作るには、相手の仕事、人生、プライベートを全方位的に気遣うこと。

「フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略」石川善樹著、NEWS PICKS publishing社
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組織文化とは、ある事実に対して組織に属する一人ひとりがどのように感じ、どのような反応をしたかという感情の集積です。

一人ひとりの言葉や行動、習慣を意識的に変え、それが染み込んで無意識的にできるようになってようやく組織文化は変わります。

変革している間も双方向でやり取りしていくことを常に意識すること。

長期間かかることを前提に、粘り強く継続すること。

ウィニングカルチャーとは…

自ら問い続けること。

一度導き出した解をあえて自分で疑い、自問をくりかえし、過去の成果に甘えることなく、自分の殻を破って謙虚に学び続け、進化や成長を止めないこと。

「ウィニングカルチャー〜勝ちぐせのある人と組織のつくり方〜」中竹竜二著、ダイヤモンド社
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ナラティブと組織文化づくりを考える。

ナラティブも組織文化も目には見えない空気のようにどこにあるのか、定義や捉え方もわかったようでいても何か分かりにくいもののような…

ナラティブを単なる個々のストーリー、物語りという意味ではなく、その人ならではこだわりや好き嫌い、前提、一般常識、世界観、解釈の枠組みと、捉えて組織文化づくりを考えてみる。

個々のナラティブが織り成して組織のナラティブとなり、それらが組織文化をつくる。

それは感情的な結びつきを含む双方向の関係性がある信頼の文化。

その組織文化を変え、そしてつくり上げるには…

個々のナラティブを互いに眺め合い、認め合い…

自分のナラティブを先ず一旦脇において…

相手の前提や世界観、価値観に飛び込んで…

対話を通してその関係性を変えるようにし…

思いやりをもって…

組織と個々のパーパス(働く目的や意義)をすり合わせて…

それを粘り強く続ける…


そこを乗り越えた先にあるのか。

きっとある。

それはそれは長い道のりになりそうだ。

でもそれはそれはエラいやりがいのありそうなことだ。

いやそれは間違いなくやりがいのあること。

▼職場での課題解決に向けた対話「ナラティブなワークショップ」にも取り組みました↓


アクティブの仕事の図。
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2021年02月25日

オンライン学会前ダイアログ・プレ練習会


人材開発室のいとうです。

先日2/23の夕方はオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会でした。

この日はOT冨吉さん(堺)がzoomミーティングに参加してくれました!ありがとうございます!

少しだけ近況を聞いてから、オンライン学会に向けた取り組みや状況をお聴きしました。

今回もお話しを聴きながら、zoomのホワイトボードに書き込んで、画面共有しました。
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発表のパワポ資料を大枠のながれは出来つつあるようです。

担当バイザーのOT前田さんからも指摘があったようですが、
「何を伝えたいか?」
というところがまだまだモヤモヤしているようでした。

そこで、もう少し中身を深めていきたいということで今回参加してくれたとのことでした。


話している中で深掘りしていくとたくさんキーワードになりそうな言葉が出てきます。
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冨吉さんの言葉と考えを整理しながら、気づいた点からいくつか提案をさせていただきました。

まだまだ発表までの時間はあります。

さらにイイモノに仕上げられそうです。

発表が楽しみです。

プレ練習会での発表練習もお待ちしています。

こちらもいつも勉強させていただいています。

参加とダイアログありがとうございます。


次回の予定です。

2/26Dオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会
時間: 2021年2月26日 05:15 PM 

◉前日までには参加URLやパスワード等を各事業所の責任者さんへメール送信します
◉途中参加、退席可能です
◉参加希望の方は事前資料等があれば送付しますので伊藤のLINEもしくは吹田までお知らせください

別日程で3/2最終回も行なう予定です。

他の日程も調整可能です。事前にオンラインの接続や操作確認等の希望がありましたらご連絡ください。

このような機会をできるだけ頻回に作って、みなさんからのアドバイスをいただき、発表のためだけの発表にならないよう準備を大切にします。

念入りに準備すると学びや気づきが増えて、発表に向けた自信づくりにもつなげることができるはずです。

新人以外のみなさんの参加もお待ちしています。



When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学ぶという関係性へ。

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"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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2021年02月19日

新人オンライン研修「CKD、人工透析のリハビリテーション」


人材開発室のOT伊藤、PT軽部です。



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「疾患の特性とさまざまなリスクをみながら運動すること」
が要諦です。


運動による効果について。

心不全のリスクについて。
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心臓リハで行われる運動療法も参考に。
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実際のケースの検査数値から。


この日で今年度の新人オンライン研修は終了です。

次回は新年度4/9(金)からスタートです。
来年度は2年目以降のスタッフ向けのオンライン講座や深掘りした専門領域の講座も随時開催します。

年間スケジュールは追ってお伝えします。
みなさんの参加をお待ちしています。

また、開催希望の講座があればお知らせください。
この内容の講座をやってみたいという講師陣も引き続き募集中です!




When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学ぶという関係性へ。

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"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"

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2021年02月16日

オンライン学会前ダイアログ・プレ練習会


人材開発室のいとうです。


2月16日金曜日の夕方はオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会でした。


開催趣旨は以下のとおりです。

慣れないオンラインでの発表の方法やプレゼンの仕方、コツ等を確認しながら、発表に向けた準備や内容を参加者の皆さんとの対話(ダイアログ)を通して深めていければと考えています。

文字や図解、グラフィックで自分の考えを可視化した画面共有を通して、発表に向けた各々の考えや頭の中を整理するお手伝いができればと思います。


この日の参加者は前回、前々回に続き、PT馬場さん(吹田)です。


PT馬場さんはライフキネティックの方法論をデイサービスに採り入れる試みを始めているところです。
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この日も対話しながら内容をzoomのホワイトボードに書き出しました。

最後には、赤マル印で囲んで整理します。

前々回の本ダイアログにて、PT馬場さんは発表の要約や大枠のながれを掴んだようです。

それを元にパワポのスライドを10数枚作成したとのことです。

次はスライドを人に見てもらうために、体裁を整えてからこのプレ練習会に参加してくれるとのことです。

デイサービスの報告書等の月例のルーティン業務を完了してからになりそうです。

忙しいようですが楽しそうです。

こちらもいつも勉強させていただいています。

参加とダイアログありがとうございます。


次回の予定です。

2/17 Bオンライン学会前ダイアログ・プレ練習会
時間: 2021年2月17日 05:15 PM 

◉前日までには参加URLやパスワード等を各事業所の責任者さんへメール送信します
◉途中参加、退席可能です
◉参加希望の方は事前資料等があれば送付しますので伊藤のLINEもしくは吹田までお知らせください

別日程で2/23,26,3/2最終回も行なう予定です。

このような機会をできるだけ頻回に作って、みなさんからのアドバイスをいただき、発表のためだけの発表にならないよう準備を大切にします。

念入りに準備すると学びや気づきが増えて、発表に向けた自信づくりにもつなげることができるはずです。

新人以外のみなさんの参加もお待ちしています。



When one person teaches.
Two person learn.
"独りが教えると、両方学ぶ"

教える人が学ぶ姿勢を見せ続けることで一緒に変われる。

教える側が学ぶという関係性へ。

"よき臨床から、よき教育と研究が生まれる"
"よき研究から、よき臨床や教育も生まれる"
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