豆苗のツナサラダ!
ともに行なう訪問介護事業所の調理師兼介護福祉士・作業療法士のいとうです。
今年1月に腰椎圧迫骨折で入院されていた独居の利用者さまが、4月末に退院され訪問介護サービスを再開されました。
身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"です。
▼入院前までの様子はこちら↓
お一人での歩行は可能なものの下肢の筋力低下、しびれのために転倒の不安があり、立位保持もまだまだ十分に行なえていない現状です。
自宅退院時に行なったサービス担当者会議にて、なめだリハビリテーションクリニックによる訪問リハビリテーションに加え、クリニックとの生活機能向上連携による自立生活支援を再開することになりました。
この日も訪問リハビリテーションを利用される前に、見守り的援助のもと自宅からスーパーまでの往復の歩行と、スーパーでの買い物を行いました。
「あの野菜は傷みやすいからダメとか、こうやって食べたら美味しいよ、とか買い物しながら話してくれるから、ほんとに勉強になるよねェ」
と、笑顔の利用者様です。
買い物後は購入した水2リットルペットボトルをリュックサックに入れて、両手には大根、お肉などを平均的に分け入れて運びます。
歩行中の腰の痛みなどはないようです。
冷蔵庫にあった豆苗をカット。
ツナを加えて。
ごま油をかけ回します。
豆苗ツナサラダ完成!
見切り品を見定めて購入した青梗菜をカット。
鶏肉を解凍してカット。
生姜とニンニクを加えて鶏肉を炒めます。
醤油とオイスターソースを加えて炒め合わせます。
鶏むね肉と青梗菜のオイスターソース炒め、完成!
今日は最後に娘さんから、肉を食べて欲しいとの要望にお応えするために、この日に購入した豚肉の小間切れをラップに1食分ごとに小分けにします。
冷凍庫へ保管。
利用者様は肉嫌いではなく、購入してもどう保管してどのように使って食べたらいいのか分からないそうです。
そのためお1人での買い物の時には、どうしても買い控えるそうです。
見守り的援助で一緒に買い物へ行って、どんなモノを食べたいか、作りたいかをやりとりできれば、料理のメニューの幅ややりがいが大きくなるように感じました。
ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。