
今晩のメニューは3品に!
ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士いとうです。
この日の最後の時間は、記憶障害等の高次脳機能障害と右手指に拘縮のある利用者様宅です。
訪問リハビリテーションを終えてから身体介護による自立生活支援の見守り的援助"ともに行う調理"です。
冷蔵庫の中で傷みかけていたエリンギをカット。
お盆休みや出張が重なり、3週間ぶりのともに行う調理でしたが、冷蔵庫の中は傷んだ食材はごくわずかでした。
エリンギはサッと炒めます。
「レモン使っちゃおうっ」と、
利用者様発案でレモンを絞って、塩を入れて味を整えれば完成!
右手指のいい練習です。
完成!
「エリンギの塩レモンマリネ」
次はきゅうりをしましま模様にしてしまいます。


きゅうりを食べやすくて、歯ごたえを楽しめる大きさにカットします。
刻み昆布を入れて、醤油、ごま油を回しかけます。
さらに煎りごまをかけて、よく混ぜ合わせます。
完成!
「きゅうりの刻み昆布和え」
お次は3品目!
冷蔵庫の中にたくさん見つけた竹輪のカット。
真っ二つにした竹輪に片栗粉と七味唐辛子をまぶします。


少し多めの油で炒めるように揚げます。
一味唐辛子入りのマヨネーズもしくは塩をかけて食べると間違いなく呑みメニューですが…
完成!
「竹輪の竜田揚げ」


旨すぎる3品でした。
買い置きも最低限に抑えておられました。
無くなっていた刻み昆布は、
「無かったら困るかと思って買ったよぅ」。
と、在庫を切らしていたのはすっかり忘れていたそうです。
今では大好物となったエリンギマリネの味付けのバリエーションは増え続けています。
右手指の機能維持、向上と包丁操作の向上が見られ、8月からは訪問リハビリテーションの回数を漸減していますが、何とか機能維持がなされています。
ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の自立生活支援をサポートします。