2019年12月28日

続 男のゴルフ道。


心意気実践チームのいとうです。

右片麻痺と失語症を呈されている訪問リハビリテーション利用者の村上さんです。

▼前回の様子はこちら↓

冷たい雨のあとの寒風とみぞれ交じりの天候にもかかわらず、この日もパターゴルフです。
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安定してきているパッティングで見事にゲートを通過!
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黙々と。
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フォームも安定してきています。
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打って歩いて、また打って歩いてのパターゴルフのあとは、歩行練習にも精力的に取り組まれています。

アクティブ心意気実践チームは、利用者さまの自立支援、重度化防止、QOL向上に資するご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。
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2019年12月25日

外部出張セミナー 「認知症ケア」 担当:城平OT

こんにちは。アクティブ大正事業所の理学療法士の飛永です。
先日、同事業所の城平OTが外部出張セミナーを実施致しましたので報告です。

今回のテーマは、認知症と認知症ケアについて

セミナーの参加者は、ケアマネジャーや介護職の方々、約20名でした。

城平OTとの打ち合わせで、どのような内容を伝えることが、聞き手の皆さんにとってのメリットになるのか?リハビリテーションの視点とは何か?と相談を重ねました。

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↑発表の様子

症例を挙げて、その方に対してのアセスメント内容と、指導内容に関して、4つのグループに分かれてもらい、グループワークとその後に各グループ代表者から発表もして頂きました。


城平OTより
この度は認知症についての発表をさせて頂きました。認知症は身近な病気であり、利用者様の中にも数多くおられます。今までは主な傷病名であったり困った問題点がなければ、認知症の方に対する一般的な対応をするに留まっていました。ですが今回講演するにあたり、認知症について調べたり検討を行ったことで、今までの認知症の方への意識が変化したように思います。治療プログラムだけでなく、利用者様の心理をもっと読み取ろうとすることや、行動や拒否の理由を評価し、アセスメントして対応を考えることが大切だと思いました。発表をさせて頂いた立場ではありますが、この発表を通し認知症に関して再考するきっかけとなりました。機会を頂きありがとうございました。



ここから飛永
疾患に限らずリハビリテーションの価値は、実施内容にもちろんあるかと思いますが、それ以上にアセスメントの重要性を日々実感しております。地域で関わる他職種のサービス提供者の方とお話ししていても、皆さん本当に知識が豊富です。そして、最近ではスマホですぐ最新情報や過去の研究データ等もすぐ収集することができる時代です。そんな中で、私たちリハビリテーション専門職としてご利用者様や地域住民の方々に対してお役に立てる部分は「リハビリテーションに関して何をするかではなく【誰に何をするか】というアセスメントに価値がある」と個人的には思います。

例えば屋外歩行訓練をするにしても
ただ一緒に歩くだけであれば、言うまでもなくもちろんリハビリテーションの価値はありません。

心身機能と身体構造、活動と参加、環境と個人因子というICFの項目を評価し、総合的に判断した上で目標を設定し、その上で最適な訓練メニューを導き出す。
そこに価値があり、その流れで選択肢の1つとして挙がった訓練が屋外歩行であれば、そのアプローチを行う。
今回、認知症の方に対するリハビリテーションという視点で研修内容を城平OTと相談する中で、改めてアセスメントの重要性とリハビリテーションの価値をもっと追求していかなくてはならないという専門職として果たすべき役割と責任を痛感致しました。

このような機会を頂きありがとうございました。今回の学びを業務に活かせるように日々精進していきますので、今後ともよろしくお願いします。


アクティブ大正
城平、飛永
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2019年12月20日

続 男のゴルフ道。

心意気実践チームのいとうです。

右片麻痺と失語症を呈されている訪問リハビリテーション利用者の村上さんです。

▼前回の様子はこちら↓

この日は公園へ出向いてパターゴルフ。
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昨日の訪問時間では公園に子ども達がたくさん遊んでいて、楽しみにしていたパターゴルフはできませんでした。
しぶしぶ気持ちを切り替えて歩行練習に没頭されていました。

そんなこともあったためか、この日のパターゴルフの序盤戦はかなり前のめりな感じでした。
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そのためか、序盤は力み過ぎてダフりやOB連発でした。
しかも、非麻痺側下肢への荷重が多くなったことで、麻痺側の右下肢の伸展パターンと下肢の痙性が強くなり右足首痛が出現しため一旦休憩してもらいました。

立位歩行姿勢を確認しながらパターゴルフを再開すると、右足首痛もなくなりました。
打っては歩いて、また打っては歩いてを繰り返すことができました。
ホールインワン、チップインイーグルのようなスーパーショットを連発されました!
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右下肢にもしっかりと体重がのっています。
夢中で5ホールをこなされました。

村上さん、引き締まったイイ表情をされていたので、
わたしが「燃えますね〜」
と、村上さんに尋ねると、
「そうだよねェ〜」
と、満面の笑顔です。

それはまさにゴルフでした。
場所や道具やルールは違えど。

25分のパターゴルフの後も歩行練習を希望され、しっかり10分歩きました!

当初みせておられた右足首痛みや疲労感もなく、パターゴルフで必要な動きや姿勢を体で覚えておられるのがわかります。


アクティブ心意気実践チームは、利用者さまの自立支援、重度化防止、QOL向上に資するご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。
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社内メールマガジン〜アクティブ流〜2020年1月号のキャリアインタビュー後編 「クライアントのニーズをお聴きすることを大切に」作業療法士の内島 聖子さん(吹田)


▼前編はこちら↓

http://active-nopsj.sblo.jp/s/article/186925605.html?1576673126


前編からの続き↓

*影響を受けた利用者さん


“利用者さま自慢”という元々のインタビュー項目でしたが,わたし自身のなかで自慢というのが,

誰というはなくて,利用者すべての皆さまと日々感じているからです.

わたしがこの場にいれるのも皆さまのおかげという気持ちと“われ以外全てわが師”という気持ちから“影響を受けた利用者さん”に変更させてもらいました.


Kさんは脳梗塞発症後,左片麻痺が残存されています.弊社のデイと訪問リハを開始された約4年前は歩行や日常生活動作共に介助を要することが多く大変な状況だったそうですが,現在は屋内独歩・屋外杖歩行見守りレベルで,最近は家庭内役割として食器洗いや洗濯も毎日行われています.

“もういいかなぁと思って・・”と時には元気がなくなることがあってもご家族様と共に明るく前向きに日々の生活やリハビリに取り組まれています.

リハビリで関わらせていただいている中で,生活期であっても心身機能共に良い方向に変わっていけるということを直に教えて頂いています.


*好きな音楽


最近はアロハチックな音楽


*これがないと生きていけない


ひたすらボーッとする時間


*インタビューを受けてみて


インタビューをしていただいたことでリハ職に至るまでの自分なりのプロセスを振り返ることができ,これからの私の仕事人生を考える良い機会をいただきました.ありがとうございます.


作業療法士 内島 聖子さん 略歴

大阪府出身の40歳代の女性OT。フリーランスのデザイン業を経て,OT.1年目から精力的に様々な勉強に参加し,自己研鑽を積みOT養成校に入学する前から志望していた在宅分野,訪問リハの仕事に2年目から本格的に従事.担当利用者数を順調に伸ばしています.弊社OT部門のこれからを担う貴重な人材です.



□インタビュー記事編集委員から□


●デザインとリハビリテーション,OTの仕事の接点は?

designde(先へ,外),sign(記す,記号)という語源があり,“未来にアンカーを打つこと”と教わりました.アンカーとは"きっかけ作り"という意味合いになるかと思います.また“デザインは装飾ではない課題解決のためにデザインする”と教わり,この二つの言葉はリハビリテーションやOTの仕事との接点だと思います」

「デザインの仕事では,クライアントのニーズをお聴きすることを大切にしていました」

「クライアントとの対話は一見すれば遠回りのようで,はじめは時間を要しますが,最終的にクライアントに高い満足感を得てもらうには一番の近道であるとわかったから」

,内島さんから聴いたデザインの仕事のお話しから,リハビリテーションや医療福祉現場での,クライアントとの対話や傾聴,面談者の肯定的かつ共感の姿勢等を大切にする来談者中心療法(パーソン・センタード・アプローチ)とのつながりを感じることができました.

先日参加したリハビリテーション・ケア合同研究大会での講演「共生社会に向けたデザインの力」

荒井利春先生(荒井利春実験工房代表 金沢美術工芸大学名誉教授)が,

「対象者の方のユニバーサルデザインを考える時に,チェックシートは用いない.現場で当事者の方が感じている違和感や切実感がデザインのエネルギーになる.連帯感が生まれる」

「当事者の方々と対話を重ねてするトライアンドエラーが関係性をつくる.そして使ってもらう」

「こうしてくださいと,セラピスト側がデザイナーに投げるのではなく,ともに創造してください」

,話されていたことを思い出しました.

それらの視点が利用者さん,患者さんとの対話を通して,課題解決への道を一緒に探索するデザインとリハビリテーションの共通の接点ではないでしょうか.デザインの視点から学び取り,リハビリテーションに大いに活かせるはずです.

▼Design for allとデザイン思考


https://www.bp-musashi.jp/mochi_code/arichives/170821/index.html


●双方向のエネルギーの還流によるお互いの成長とは

今回挙げてもらった影響を受けた利用者さまとの関わりをみていて,内島さんも利用者さまもお互いが成長する機会となっていたように感じました.

左片麻痺で心身機能の回復はできても家庭内で役割を再獲得までにはなかなか至らない利用者さまでした.内島さんは,ご家族にも熱く深く突っ込んで関わったことで,お互いが共鳴しあいご飯作りや食器洗い等の家事の役割分担の再獲得までの支援を果たされました.

たしもその利用者さまの元担当者ということもあり,その方との双方向のエネルギーの還流を感じた一人です.

内島さんもわたしも大好きな一冊の「かかわり方のまなび方」(西村佳哲著,ちくま文庫)では,“人が人とかかわり合う,ということ.互いに力を与え合う有機的なかかわり合いを通じて,“育ち合う関係性”と“自分の仕事”にもつながると,結びに記されています.

内島さん自身から根源的に溢れ出す生命力ある利用者さまへの関わりが,互いの成長に向けたより良い関係性と自分らしい仕事にも良い影響を及ぼしているように感じました.

 内島さんが弊社に就職されたのは,一冊の本を通して生まれたご縁があったからです.有り難いことでとても嬉しく思っています.“育ち合う関係性”や“双方向のエネルギーの還流”等,本に書かれているような仕事の仕方を実践できているのか,これからも検証を続けてまいります.



キャリア・トランジション・モデルは利用者さま支援にも生かせる視点

15年間のフリーランスのデザイン業を経験し,いろんな人と協働で仕事をする環境にも興味を持つようになり,

2010.40歳になる頃から職業人生の半分地点という意識がありました.あと半分をこの仕事でいくか,違う職業をしてみるか,今までの歩みを振り返りながら大いに考えました」

という内島さんのお話しがありました.

上記のようなタイミングがまさしく“人生の岐路に立っている,今こそ節目”キャリア・トランジション(人生,仕事生活の転機)といわれる時だったのかもしれません.リーダーシップやモティベーション,キャリア等の経営学の権威,金井壽宏教授は著書「働くひとのためのキャリア・デザイン」(PHP新書)の中で,以下のキャリア・トランジション・モデルを提唱しています.


1.キャリアに方向感覚をもつ(夢をもつ,節目ごとの夢の修正)

2.節目だけはデザインする(何が得意か,何をやりたいか,何に意味を感じるかを自問)

3.アクションをとる(元気を持続,よいがまん,頑張ってアクションを続ける)

4.ドリフトも偶然も楽しみながら取り込む(安定期は流されるも良し,偶然の機会も生かす)


このモデルは人生,仕事生活のなかで忘れずにしたいところです.

2.の“節目だけはデザインする”は,利用者さま支援でも活かされる視点です.利用者さまやご家族にとっては,病気や障害により,人生,仕事生活の大きな岐路に立たされ,節目だと思います.

キャリアアンカーを提唱した組織心理学者のエドガー・シャイン博士の三つの問いでは@何が得意かA何をやりたいかB何に意味を感じ,社会に役立っていると実感できるのか,を自問します.

利用者さまの人生や仕事生活をこれから一緒に再構築していくには,欠かすことができない問いではないでしょうか.

▼キャリアアンカー、シャインの3つの問い↓

●最後に

 内島さんが入職された時から,デザイン業で経験されてきたことやOTへの転身のこと等のお話しを深く聴いてみたかったのですが...ずっと我慢していました.

弊社でのOTの仕事を経験され3年経ようとしているこの時期であれば,ご本人から発せられる言葉やその内容により深みがあると思い,お話しを聴くタイミングをじっと見計らっていました.

 今回のインタビューから,新卒採用者でもある内島さんの根気強さと責任感ある仕事ぶりはどこからくるものなのかが少し分かった気がしました.そのひとつは“クライアントのニーズをお聴きすることを大切に”を貫いたデザインの仕事とOTの仕事との接点を,毎回の利用者さまとの関わりに反映し続けようとする一貫した姿勢ではないかと思いました.

 現在,サードプレイスを探していると話す内島さん.自分の生活や働くスタイルを持っている内島さんです.家庭や職場以外で楽しめるサードプレイスが見つかるのも時間の問題のような気がします.そして,それを仕事にも存分に活かして利用者さまへのサービスにつなげてくれそうです.


サードプレイスとは

社会学者レイ・オルデンバーグが提唱した,家庭でも職場でもない第3の場所.リラックスし,新しい出会いや学びを得られる場所のこと



●参考

2015年から弊社で運用しているアクティブコンピテンシーでは,下記のとおり生活期リハビリテーションや在宅リハビリテーションを担うアクティブの人材像を提唱しています.そのなかには根気強さや責任感,明るく元気,自己成長力等があり,内島さんに該当する項目が多くみられます.

アクティブコンピテンシーは,弊社スローガンの“「らしく生きる・活きるを応援する」を実践しつつ,さらなる高い成果を上げる人の能力や思考と行動特性”と定義(心意気コアコンピタンスともリンクしながら随時アップデート中)しています.

▼アクティブコンピテンシーとは


キャリアインタビュー記事編集担当:人材開発室・心意気実践チーム 伊藤健次郎

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社内メールマガジン〜アクティブ流〜2020年1月号のキャリアインタビュー前編 「クライアントのニーズをお聴きすることを大切に」作業療法士の内島 聖子さん(吹田)


社内メールマガジン〜アクティブ流〜20201月号のキャリアインタビューでは、作業療法士の内島 聖子さん(3年目、入職年月:平成294月、所属:吹田)からお話をうかがいました。



*今の仕事に至ったきっかけ、経緯、キャリアの振り返り


19歳で印刷物の制作会社に就職し22歳で結婚しました.

この頃1990年代は印刷業界の仕組みが変わりだそうとしている時代でした.2000年代は台頭となるMacがある職場は珍しいくらいで,早く使いこなしていずれは自営したいと思い,Macでの仕事を経験できる会社を探して働きながら学びました.


24歳で独立しデザイン業のフリーランスに.その頃はとにかく自宅でもしっかり仕事ができるような自分と,それが可能になる仕事環境にしていきたいと考えていました(もし子どもができても,できるだけ子どもの近くにいながら仕事がしたいと思っていた).


フリーランスとなってからは自宅を事務所にして,朝方から夜中までひたすら印刷物のデザインの仕事,仕事,仕事…それが苦でもなくいくらでも働けました.


26,28歳の時に出産を経験し,無事に2子(現在,長女21,長男19歳)を授かりました.


30歳代に入り,仕事の幅が拡がり始めるとともに毎日の大変さは増しましたが,仕事と毎日やることがあることのありがたさが身に沁みていました.


様々な仕事や人々にふれ働く事や,これからの働き方を考えた時期でもありました.


デザインにもっと説得力をつけたいと思い,カラーの勉強とカラーの仕事を経験しました.ここで色彩心理が専門でカラーコンサルタントでもある女性経営者に出会いました.


“ビジネスにカラーの力を活かすこと”


これを信念とし,それに真摯に向き合い取り組まれる姿勢やダイナミックな考え方に大きな影響を受けました.


カラーの仕事からwebの仕事等,色んなジャンルの仕事をするようになり,様々な人と関わりながら仕事を完成させる愉しみを感じたのがこの頃でした.


他の人がどのような仕事をするのか,関心を持つようになることで,その方といつの間にか一緒に仕事をするようになっていたことがありました.そして,いつか一緒に仕事をするのを望んでいた方々との仕事の経験を何度も繰り返すようになっていました.


他の人から仕事の仕方を学び取る習慣がついていたのかもしれません.


いろんな仕事を経験する中で,世の中にはいろんな人が存在し,その考え方や価値観が多様であることを知りました.


デザインの仕事では,クライアントのニーズをお聴きすることを大切にしていました.


独立してから15年以上経ち,この仕事の面白さや仕事での自己効力感を感じていました.


クライアントや仕事仲間との協働的な関わりはあるものの,仕事のスタイルとして制作作業自体は自分の事務所で黙々と行います.


そういった仕事環境から,常にいろんな人と協働で仕事をする環境にも興味を持つようになっていました.


2010.40歳になる頃から職業人生の半分地点という意識がありました.


あと半分をこの仕事でいくか,違う職業をしてみるか,今までの歩みを振り返りながら大いに考えました.


 そんな時,OTという職業があることを知り,興味を持ちました.


そして1年間考え,一念発起し,OTとして在宅分野で仕事をしてみようと思い,学校にいくなら今しかないと41歳で専門学校へ入学しました.


デザイン業を続けるかどうするか考えましたが,これからOTやるならこの際辞めようと決意しました.


これまでデザインの仕事をしている姿を間近で見てくれていた息子から,「デザインもうせーへんの?」と聞かれたときは何ともいえない気持ちでした.


そして,正社員として回復期リハ病棟で看護助手をしながら,デザイン業を縮小し続け夜間OT学生3年直前で廃業しました.学校を卒業し,人の生活に直接的な関わりをデイサービスでの生活期リハや訪問リハ業務で様々な経験ができる弊社へ入職.現在に至っています.



*今の仕事、働き方


始めの3年間が勝負と思って就職しましたが,あっという間に経ちかけています.


望んでいた訪問リハで働かせていただき少しずつ件数も増えてきました.デイサービスの業務もしながら週3日程度の訪問リハ業務の経験を積み重ねています.訪問リハは吹田市内や東淀川区内を回っています.


そのなかから利用者様の人生について,日々勉強させていただく毎日です.


わたしの人生はこれまでほとんど仕事が中心でした.


OTになってからも年齢(年齢にものをいわせている!?)と,どうにかなる精神!?猪突猛進でOT2年経ちましたが,今年は年女.50歳を目前にして,これからもさらに元気に働いていくためにも仕事とプライベートの両立やサードプレイス(家庭や職場以外で自分が活き活きできる場)を意識するようになりました.



*仕事の魅力、やりがい


在宅や地域で生活されている利用者様に,目の前にある課題に対して,その都度どのようにアプローチしたらいいのか考えて,その場で判断,決断してアプローチすることは難しいです.


しかし利用者様の心や身体,生活に少しずつでも変化が現れ,それらを利用者様,またはご家族と一緒に共感・共有できたときに大きなやりがいを感じます.


利用者様の人生の一部に関わることは大きな責任を感じます.でもそれがあるからこそ,この仕事のやりがいのひとつだと考えています.


しかしながら,日々の仕事では頭で考えているような理想通りにはいかないことがほとんどで,時間が過ぎていくことに焦りを感じることも多々あります.


在宅や地域,訪問リハ領域では,PTOTST職種関係なく,いろんなことに積極的かつ主体的に関われることが現場で必要とされる能力かと思います.


今後もこの領域のOTとして働いていく醍醐味を深く探っていけたらと思っています.



*仕事をしていく上で心がけていること


自分の性格やそれまでの仕事のスタイルもあってか,トップダウンな言い方になったりします.トップダウンにならないよう対等な関係で関わるよう心がけていますが,なかなかうまくできていません


もう一つは,リハビリで利用者様と1度でも一緒に笑い合えたらと思っています.


リハビリを必要とされる方は何かの課題や問題があり,口に出さなかったとしてもいろんな複雑な思いや気持ちがあるかもしれません.運動が好きでないのにデイサービスに来られている方もいるかもしれません.


利用者様には笑ってもらい,少しだけでも楽しさや気分が変わる瞬間があればと日々の関わりの際に心がけています.



*私の療法士像


OTとして,心身機能の診立てができ,その人を取り巻くいろんな視点からアプローチできる

“対象者の方に愛がある”

 ようなOTは理想的だなと思います.



*療法士として働く上で影響を与えた本


アクティブで働く大きなきっかけは,アクティブの公式ブログ“アクティブ報告”で心意気実践チーム・人材開発室のOT伊藤が書いた本の紹介でした.


著者は西村佳哲さん(デザイナーでもあり自称働き方研究家)で「かかわり方のまなび方」や「自分の仕事をつくる」,「自分をいかして生きる」(いずれも,ちくま文庫)という本です.

2016612日のブログ

http://active-nopsj.sblo.jp/article/176050214.html

20161030日のブログ

http://active-nopsj.sblo.jp/article/177476358.html


ちょうど2009年頃から人とのかかわりに興味があり,2011年頃にこの本を読んで凄く刺激を受けた一冊で私の好きな本です.今でもたまにチラチラと見ています.


まさか就職を検討するために見たアクティブのブログで,こんなマニアックかつ自分が大好きな著者の本の紹介と出会うなんて,こんな必然の偶然はない!と思いました.


そんな一冊の本を介したご縁からの始まりが今に至っています.



*家庭と仕事の両立


今年の春まで下の子は学生でしたが,子どもたちが仕事をするようになり今は手抜きし放題です(笑)仕事と家事の両立はきっちり上手くしなくてもいいから,自分が継続できるようなスタイルで続けています.


大きな声では言えることではないですが仕事で参観や懇談を忘れてすっぽかしてしまう失敗もありました.子どもたちには申し訳ないとは思いつつ,“お母さんはそういう人”と半ば諦めていただくというか,そういうお母さんキャラで許してもらえるようにするためにも,ご飯だけは作り続けようと決めていました(笑)


そして夫や子どもたちの“自分のことは自分でする”協力があってこそ,子育て期間を乗り切れたと思います.


子育てでは,ついイライラしてしまうことが未だに多いです.でもそれは自分が勝手に気になっているだけだと自分の捉え方を変えていくことが大切かなと思います.



*これからの仕事でチャレンジしたいこと


ゆくゆくはターミナルケア等の人生の終末期である方のリハビリにも携わっていきたいです。精神的身体的にも辛い方へのリハビリは困難なことも多いと思いますが,その人らしく日々を過ごせるよう作業療法を介した関わりができるよう学んでいきたいです.



後編につづく

http://active-nopsj.sblo.jp/s/article/186925647.html?1576673059

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社内メールマガジン アクティブ流 2020年1月号 巻頭言 看護師 木田賀恵さん(大阪事業所管理者)


木田家の愛犬シェルティーちゃん、2回目の登場です。

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2000(平成12)年4月に制定された介護保険ですが、3年に一度介護報酬を、5年に一度介護保険制度そのものを改正されるようになっています。皆さんご存知のように平成30年から訪問看護ステーションにおける理学療法士等による訪問看護の見直しが行われました。


110ヵ月経ち看護師の訪問は、リハビリのモニタリング訪問とされていますが、ここでもう一度制度改正の原点に戻ってみたいと思います。


概要は、訪問看護ステーションからの療法士による訪問看護は、その訪問が看護業務の一環としてのリハビリテーションを中心としたものである場合に看護職員の代わりに訪問させるという位置づけのものであるが、看護職員と理学療法士等の連携が十分でない場合がある事を踏まえ評価の見直しをする。

とあります。


法改正以来、看護職員はリハビリテーションを中心とした症例にどのような看護を提供できるかをふまえて訪問していると思いますし、療法士は訪問頻度の少ない看護職員に情報提供を行って連携を図って益々アクティブの各職種の連携が深まっているのを感じます。


私は、リハビリテーションを中心とした症例の訪問を主に行っていますが、3ヶ月毎に訪問すると目覚ましい回復をされている方やリハビリを継続したいと懇願される方が多くリハ職の素晴らしさに感動を受けますし他の看護師からも


「こんなに回復すると思わなかった」という声も聴きます。


看護職はその状態を確認し適切に判断しフィジカルアセスメントを行い療法士にフィードバックされています。


夫々の職種をリスペクトしより良い環境で協働する事がアクティブの連携ではないかと思います。


それを実践し質の高い訪問看護が提供できるように努力されている皆さんにエールを贈りたいと思います。


頑張れ〜〜。ファイト!

2019年12月17日

ともに行う調理。




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今晩のメニューは「すき焼き風丼ぶり」


ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士いとうです。

この日の最後の時間は、記憶障害等の高次脳機能障害と右手指に拘縮のある利用者様宅です。

訪問リハビリテーションを終えてから身体介護による自立生活支援の見守り的援助"ともに行う調理"です。


今週も2人でキッチンに向かいます。
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先々週から冷蔵庫にあった大根を使います。

「玉ねぎもあるよゥ、使っちゃうゥ?」
と、利用者さま。玉ねぎ使わせてもらいます。

玉ねぎの皮むき作業です。
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玉ねぎのカット。
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大根のカット。
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豆腐のカット。
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玉ねぎと大根を炒めます。
糸こんにゃくとツナを炒め合わせて、割りしたを加えて少し煮込みます。
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アツアツの炊きたてご飯の上にのせれば、
「すき焼き風丼ぶり」の完成!
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冷蔵庫内の食材の管理をほど良くされるようになっておられます。

「糸こんにゃくは手前にある方が先に使う分だよゥ」
と、利用者さま。
何がそろそろ賞味期限が近いのか、冷蔵庫内の食材にしっかり意識が向くようになられているのを確認できました。


ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の自立生活支援をサポートします。

森さん&山川さん、キャストに出演!


12/13金曜日18時〜のABC朝日放送のキャストにて、弊社デイサービスとカフェオーディナリー松原(就労継続支援B型)森さんとST山川さん(大阪、リーダー)の失語症漫才コンビのんべーずの活動を紹介していただきました。
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最初に森さん宅へ訪問リハに行き、失語症漫才をはじめ新たな世界へ連れ出したST碓井と迎えた転機。
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失語症漫才の練習の様子。
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漫才の様子。
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キャスターさん、コメンテーターさんからありがたいコメントをいただきました。
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▼ご協力いただきました大阪保健医療大学言語聴覚専攻科のみなさま↓

これまでの活動を応援していただいた方々、ありがとうございます。

目標は全国制覇でしたよね。森さん。
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2019年12月16日

てくてぃぶ報告 〜奈良の正倉院展と興福寺〜 担当:今田

こんにちは。大正の今田です。


11月8日(金)に介護保険外のサービス(弊社サービス利用者様限定)である「てくてぃぶ」でデイのご利用者様と、奈良の正倉院展と興福寺に行きました。

▼てくてぃぶのご案内チラシはこちら↓

http://active-nopsj.sblo.jp/s/article/186907353.html


私自身、利用者様と2人で外出する事が初めてな上、奈良に行く3週間前から血圧が少し高く、デイでの個別リハビリで歩行の評価をしたところ、5分程歩くと血圧が上がり、動悸等の症状が出ていた日があり、とても不安でした。

ですが、リハビリの担当者からは5分歩いた後に必ず休憩を挟めば、安全に移動が可能と言われ少し安心しました。


利用者様からは「死ぬ前に1度行きたい」という事でご利用様には楽しんでもらえるよう全力でサポートさせて頂きました。


シルバーカーを使用している方だったので、ご利用者様とリハビリ担当者と事前に駅のエレベーターの位置を調べました。



ケアマネジャーさんに外出する事を連絡した際、奈良に行く事を凄く驚かれていました。「家族様も忙しく出かける機会が無いと思うので、ご本人も楽しみにされてると思います。」とおっしゃっていました。


家から難波駅まではタクシーで、難波駅から奈良駅までは電車で、奈良駅から正倉院展までは少し距離があるのでタクシーを利用しています。

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正倉院展を観覧中の移動は、エレベーターもあり特に問題は無く見ることが出来ました。


次に興福寺に行きました。中々タクシーが捕まらず歩いて行く事になりました。その際、横断歩道に行くまでの距離が遠く止むを得ず地下道の階段と登りは坂道を使いましたが転倒無く無事に地上に出る事が出来ました。血圧が上がっていないか心配でしたが特に変わらず安心しました。


興福寺の敷地内は砂利でシルバーカーを押すのがとても大変でした。南円堂に入ろうと思っていたのですが、シルバーカーで入ることが出来ず階段もあるということで国宝館に行くことになりました。振り返ると杖が必要だったなと思いました。

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帰りはタクシーに乗ることができ、駅近くにある商店街でご飯を食べてお土産を買って帰宅しました。


週明けにデイサービスをご利用された際、「楽しかった!行けてよかった!」と喜んでもらえて良かったです!

この外出で歩行距離や体力に対しての自信を付けてもらい、来年もどこかに外出出来たら良いなと思っています!




アクティブデイサービス大正

posted by Active at 14:58| Comment(1) | TrackBack(0) | てくてぃぶ

外出イベント 天王寺(ハルカス展望台とカラオケ)

こんにちは。大正の介護職の村田です。
11月22日アクティブデイサービス大正にて外出イベントを行いました!

利用者さんは3名ご参加予定でしたが1名の方は体調不良で残念ながらご参加して頂く事ができませんでした。

職員は土肥PT、飛永PT、村田介護職の3人です。

このイベントは近鉄あべのハルカスやキューズモールに行って展望台に登ったり買い物をする企画です。

この日は1人の利用者さんはあべのハルカスに登る事とショッピング(土肥PT同行)、もう一人の方はカラオケ(村田同行)に行くことを予定にしていました。
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準備完了です。気を付けて行ってらっしゃーい!

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あべのハルカスの展望台に着きました。いい眺めです。

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この日は平日で人も少ない事もあり行動しやすかったと思います。
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「死ぬ前に行けてよかった」との事でした。それほど喜んでいただけたら嬉しい限りです。
良い笑顔です!



もう1人の方はカラオケです。事前の準備としては、移動の距離がある事や階段昇降が必要になるので担当の療法士との連携が大切だと考えました。

担当療法士より、歩行能力は20分ほどなら問題がないとの事だったので、その範囲内で可能な駐車場から一番近いカラオケ屋を探しました。実際の所要時間としては、駐車場から5分ほどで到着することができました。

駐車場から向かい側に渡る道路は、少し距離があり「途中で信号が変わったらどうしよう」と心配されていましたが、無事渡りきることができました。

お店に到着してからは、少し緊張されている様子でしたが「さぁやろか!」と気合い入れて、1時間カラオケを楽しんでおられました。

このカラオケに行く前に、利用者さんとどんな歌を歌うかの曲リストを作成しておりスムーズに曲選びもできました。

月に2〜3回ほどご家族の方とカラオケに行っているのでとても声が綺麗で聞きほれてしまうほどでした。

「あっという間の1時間やったわーすっきりしたわ!」と非常に喜んでいただけました。
このカラオケは本当に楽しみにして頂いていた様子で風邪を引かないように気を付けていたとの事です。
曲をあらかじめ決めておいたらその分の時間を短縮できるのでたくさん歌う事ができました。カラオケに行く前の療法士との連携であったり、曲リストの作成であったり準備の大切さを改めて分かりました。「今度は色々な人の歌も聞いてみたいわぁ」との事でしたので参加して頂ける方大募集中です!
またこのイベントの後には地域の人同士で集まる歌の集会にも参加したいとの意欲的な声も聞く事ができました。このイベントを通じて外出する機会が増えればと思います。

お2人とも非常に満足して頂けたようでこちらも嬉しく思います。
今回は少人数のご参加でしたが来年はもっと多くの方にご参加して頂けるようなイベントを行いたいと思います。
ありがとうございました!


アクティブデイサービス大正
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