2020年06月10日

げんてん 〜「なぜ」から振り返り、感染対策におけるリハビリの価値や手段の本質を見極める〜

アクティブ大正事業所責任者の理学療法士の飛永です。
今後も徹底した感染対策が求められている中、こういう状況だからこそ、株式会社アクティブの理念である「基本に戻ること」を大正事業所所属の療法士間で行いました。


【げんてん】
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なぜ〇〇の支援をしていたのかを各職種の強みの部分を活かし、振り返る機会をつくりました。

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【各タイトルと担当者】

外出:谷中PT
会話:藤本ST
集団活動:谷川OT
近い身体距離:坂口PT
接触:土肥PT
趣味活動、社会参加:城平OT
自己研鑚、新人教育:春木PT




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本質を見極めるには
今、提供しているリハビリテーションを一歩引いて俯瞰で捉えることが、
この状況下で一歩前に進む力となると信じています。

株式会社アクティブ
大正事業所責任者
理学療法士 飛永直樹
posted by Active at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 大正(報告)

2020年06月06日

松原・堺・泉北オンライン・ダイアローグ。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

先週から始まった松原−堺−泉北の新人の療法士さんをつなぐオンライン・ダイアローグ。
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写真左下のOT冨吉麻未さん(堺)がこの日が初参加です。

写真右上はPT藤島さん(松原)、右下はPT上村さん(泉北)。

写真はありませんが、先週に続いてPT仲村さん、2年目PT谷口さん(ともに泉北)が参加してくれました。


入職してからの現在までの状況を初参加のOT冨吉さんに尋ねました。
「学生時代の時は評価だけとかでしたが、今は評価もして、リスク管理もして、訓練もして…と慣れないことばかりです」
「担当を午前・午後で1名ずつ担当させてもらって少しずつですができるようになってきているように思っています」
いつも穏やかに丁寧に話してくれる冨吉さんです。

PT仲村さんは、
「担当を1人ずつ引き継ぎ、各利用者様の状態を把握している段階で目標設定をこれから取り組んでいくところです」
1年限りだった過去の大阪生活についても、気さくに話してくれました。
見た目はいかつい風貌やけど、話すと真面目で柔らかな印象の仲村さんです。

PT上村さんは、
「デイサービスのカフェタイムの買い出しに利用者様とスーパーに行ってきました」
「これからも続けていきたいです」
すぐ前の時間帯に"オンライン・らふとーく"のイベントにも参加してくれた上村さん。これからチャレンジしたいと話していたイベント開催に向けて着々と準備です。

2年目PT谷口さんは、泉北事業所の後輩の上村さん、仲村さんの存在について、
「現場でも気が利いてとても頼もしいです」
と、話してくれました。

PT藤島さんは、
「週10名程度を担当させていただいています」
着々と担当者数を増やしているようで元気いっぱいです。いつもはっきりと話す誠実な姿が印象的な藤島さんです。


そしてわたしの方から、このオンライン・ダイアローグでみなさんとできそうなことを、いくつか話題提供をさせてもらいました。

そのなかから、PT藤島さんから、
「地域リハビリテーションに関わる上でも介護保険制度についての勉強をしたいです」
「気になっている利用者様についても、みなさんで話が出来たらと思います」

介護保険制度については、室之園さん(心意気実践チーム、泉北事業所デイサービス運営責任者)に依頼することになりました。

気になっている利用者様については、紙面の情報無し、ダメ出し無用ルールで、みなさんと共有するカンファレンスをやってみることになりました。

オンライン・ダイアローグでは、参加者が共有できるテーマを探ることから始めます。

それが見つかりさえすれば、それを深く掘り下げることが容易になります。

参加者が新人さんと2年目の方なのでテーマも共有しやすいです。なのでテーマは無数に拡がりそうです。

この日は38分程度でお開きに。


初参加だった冨吉さんは、
「同じ職場に同期がいないので他の事業所がどうなのか分からず不安もありましたが、このような機会を設けていただいてお互いの状況を報告し合えたり勉強会ができるのはとてもありがたいです」

こちらこそです。そう言ってもらえたら嬉しい限りです。
引き続き、各事業所の状況に合わせた開催になりそうですがみなさんで一緒に勉強しましょう。

posted by Active at 06:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 人材開発室

2020年06月05日

柿の種は食べられるのに

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ステイホーム期間にホットケーキミックスでスコーンを作りました。
さくさくおいしくできました。
忘れないうちにもう一度作りたいと思っていますが、ホットケーキミックスがなかなか手に入りませんね。
ST水野です。


ある難病の利用者さん。
病気が進行してきて、自然な笑い声はときどき出るものの、日常ではほとんど発話が聞かれない状態です。

意図的に声を出すことはわずかにできますが、のどを詰めたような力んだ声になってしまいます。
舌や口唇の動く範囲に制限があり、口唇を閉鎖したり、舌を口蓋(上あご)につけたりすることは十分にはできません。そのため発音はかなり不明瞭です。
意思疎通は問いかけへのうなずきや首ふり、具体的な表出は50音表の指さしを用いています。

ごはんは食べられていますかとたずねると、50音表で「飲み込むだけ」と伝えてくださいました。
食事の様子を見せていただくことにしました。

スプーンで介助してもらい、少しとろみのついたきざみ食を食べておられました。
咀嚼を必要としない食形態で咀嚼の動きは少なく、下顎が下がると口唇もいっしょに下がり、わずかに開口しながら送り込んでいる様子を見ると舌の上下・前後運動がありました。
そして、飲み込む瞬間は口唇閉鎖できている!

食べているときと話しているときの口唇や舌の動きがあまりに違うので驚きました。
運動範囲に制限があるという評価が間違っていたことに気づきました。運動範囲ではなく、別の問題のようです。

利用者さんは食事の他におやつを食べる習慣があると聞き、いつも食べているものを見せてもらうと、なんと!柿の種でした。
咀嚼が必要で、口のなかでばらばらになりまとまりにくいため、おやつのなかでもかなり食べにくい、難易度が高い形態といえます。

それらを食べる様子も見せていただくと、ポリポリといい音をさせながら咀嚼しキュウッと飲み込んでいました。
口腔内にも思ったほど、柿の種は残っていません。
送り込みの舌の動きもさほど悪くない。

食べた直後に、口唇や舌の運動を行ったり、発音をしたりしましたが、やはり舌は口蓋に届かず、口唇は相当に努力してようやく閉鎖できるかできないかの状態。閉鎖した状態を1秒維持することもできません。

食べているときはできるのになんでしょうかとご本人に確認してみると、「食べているときは考えずにやっているからわからへん」

なるほど。
無意識に行う食べる運動(利用者さんは食べることが運動だとは思っていない)と意識しないとできない発音での運動の差。
意識して行おうとするほど、力んでしまい、難しくなるのかもしれません。特に首のうしろや肩周辺に力が入ってあごがあがる姿勢になりがちで口唇や舌が使いづらそうです。

おそらく、もっと話せていたときは話すことも無意識だったはずが、話せなくなり話す機会も少なくなり、意識しないとできなくなってしまっているのではないかと考えました。

柿の種を口唇に触れさせながら、閉鎖をうながしてみました。
口唇を少しとがらせて、柿の種をはさむように口唇が閉鎖してきました。
感覚を使うとちょっとよさそうだな。

翌週、訪問したときは、ひき笑い(吸気しながら笑う)様子が強くあり、息を吐いて声を出すことがよりしづらくなっていました。

呼吸する、発声する、発音する、なんて複雑で難しいんだろう。

試行錯誤はまだまだ続いています。
ほんの短い発語であっても、利用者さんの口から聞けるようになることを目指していこうと思っています。
posted by Active at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記

2020年06月03日

オンライン心意気会議。再始動です。


心意気実践チームいとうです。

今日は遅ればせながら初のオンライン心意気会議でした。
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コロナ禍により長らく会議を開催できていませんでした。

ZOOMやLINEを用いたオンラインでの会議や研修は社内で始まっていますが、本会議もようやく日程調整ができて再開の運びとなりました。

この日は実に第99回目の心意気会議でした。

来週は記念すべき第100回目の心意気会議となります。

しっかりと議事録の記載を積み重ねて会議を継続してきました。

心意気実践チーム再始動!です。

オンライン活動・参加に向けた支援も動き出します。

オンラインでの心意気サポートも受け付けています。

社内向けの実務者研修2019/20はオンラインでの代替開催を調整していきます。

そして、今年度開催の実務者研修2020/21は、レポート課題+オンライン+スクーリングのカリキュラムを調整してまいります。近日中に日程やカリキュラムをご報告します。

しばらくは会議や研修は何かとオンライン〇〇、オンライン□◇、オンライン○△…になるかもしれませんが、仕方ありません。やっていきましょう。
感染対策は緩めず守りながらもその時期に応じたできることをやっていきましょう。



アクティブ心意気実践チーム 行動指針 ミッション

ご利用者さま、職員が

誰かのためにやりたいこと、自分のために挑戦すること、社会のためになること、そんな思い、心意気をカタチにします              

心意気:気立て、心映え、物事に積極的に取り組む姿勢

利用者さまの自立生活支援、重度化予防、QOL向上に資するご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。その先にある自分らしさを一緒に追求します。

アクティブ心意気実践チーム事業計画2020はこちら↓

http://active-nopsj.sblo.jp/s/article/187292094.html?1591167049

posted by Active at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 心意気実践チーム

2020年06月01日

ともに行なう家事(買い物と調理)+オンライン活動・参加

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この日のメニューは回鍋肉!
ともに行なう訪問介護事業所の調理師兼介護福祉士・作業療法士のいとうです。


今年1月に腰椎圧迫骨折で入院されていた独居の利用者さまが、4月末に退院され訪問介護サービスを再開されました。
身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"です。
▼入院前までの様子はこちら↓

お一人での歩行は可能なものの下肢の筋力低下、しびれのために転倒の不安があり、立位保持もまだまだ十分に行なえていない現状です。

自宅退院時に行なったサービス担当者会議にて、なめだリハビリテーションクリニックによる訪問リハビリテーションに加え、クリニックとの生活機能向上連携による自立生活支援を再開することになりました。

この日も訪問リハビリテーションを利用される前に、見守り的援助のもと自宅からスーパーまでの往復の歩行と、スーパーでの買い物を計30分ほど行いました。


トマトのカット。
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トマトと焼き豚のサラダ。
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初めて自ら購入した焼き豚は、
「前からどうやって使ったらいいか考えていたんですよゥ」
と、利用者さま。

ピーマンのカット。
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キャベツのカット。
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サッと炒めます!
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今日も立位にて30分以上の調理動作が可能になりました。

回鍋肉の味見!
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「うめえなァ、こりゃ晩ご飯が楽しみダネぇ」
と、破顔の利用者さま。


"ともに行なう買い物・調理"が定着してきた月曜日は、晩ご飯のお弁当を休止されました。今のところ他の曜日の昼と夜お弁当は継続されます。月曜日に作ったメニューを月曜日夜とそれ以外の日の朝ご飯にして食べておられます。

腰部の痛みと下肢の筋力低下等は残存されているものの、外出範囲は維持されており、少しずつですが自立生活支援が図られているようです。

"オンライン活動・参加"への支援は、利用者さまからのニーズはあるものの、スマホやパソコン等の端末機器の購入、操作方法、管理方法等に調整すべき課題があるため、少し立ち止まっている状況です。引き続きご家族様とも相談しながらコミットしていきます。


ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。

社内メルマガ"アクティブ流"2020年7月号 巻頭言「実習指導、"教える"のではなく"一緒に考える"と前向きなれる」OT井上雄一朗さん(堺デイサービス運営責任者)



新型コロナウイルスが猛威を振い、生活リズムの変化を余儀なくされているご利用者様がまだまだ多くおられますが、世界をはじめここ大阪においても経済活動が徐々に再開されてきています。

吉村大阪府知事は
「休業要請を段階的に解除しながら、外出しないで下さいは矛盾。これからは『ウイルスとの共存の道』を目指すべき。外出自粛ではなく、マスク、人との距離、接触等、外出の仕方を気をつけて活動を」
と呼び掛けています。


堺事業所においては、オンラインでのイベント活動など、各スタッフが様々な角度から今できることを検討してくれています。

また、各事業所は利用者様の状態把握や感染予防を徹底しており、職員の皆さんにはいつも以上に気苦労もあると思います。本当にありがとうございます。


今回の緊急事態宣言は、各療法士の養成校の実習にも影響がでています。

堺事業所では、毎年約8名の作業療法実習生を受け入れていますが、今年度はコロナウイルス感染予防のため、学校側から中止のご連絡をいただいたり、受け入れの延期をお願いしています。

皆さんは実習指導に対してどのような気持ちで臨まれていますか?

私は以前は実習指導に対して、率直な気持ちとして「時間を作るのが大変」「面倒」とネガティブなことを考える傾向にありました。

しかし、"教える"のではなく、一緒に考えるようになってから実習指導者としての役割に対して前向きなれました。

実習指導では、デメリットばかりに焦点を当てがちですがプラスになる事もたくさんあります。

まずは…
人に教えること≒一緒に考えること。

人に教えることで学習の定着率が高まるといわれています。

自分で記憶をさかのぼり、情報を整理し順序立てて話をする事が必要であり、自分自身が理解していないと実習生に対しても説明ができません。

実習指導者が身につけた知識やトピックなどを実習生に伝えることで、自分の学習の定着にも直結していきます。

また、実習生は社会人としての経験が少ない方が多く、人を育成する・動かすことでマネージメント能力も高めることができ、その経験は自分の強みとなっていきます。

堺デイでは実習生には、積極的にイベントを手伝っていただくことで一人のスタッフとして動いてもらうことで私自身も助けられています。

実習生にとって、それらイベントの経験や訪問リハビリや就労支援の見学は、他の実習先ではなかなかできない体験も経験ができる場であると思います。

中には、アクティブの魅力が伝わり職員になってくれた方もおられ、大変嬉しく、また臨床での活躍は私自身良い刺激となっています。


2020年4月入学生の臨床実習から臨床実習指導者講習会を修了していないと実習生の指導(訓練見学でも不可)は行えません。

この情勢が落ち着いた際には、皆さんも是非講習会に参加して積極的に実習生に関わってください。

今後も感染予防を徹底し体調に気を付けていきましょう。


アクティブデイサービス堺
井上雄一朗

2020年05月30日

松原-泉北-吹田オンライン・ダイアローグ。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


5/29金曜日15時半から松原・泉北・吹田事業所の新人さん向けのオンライン・ダイアローグを試行させていただきました。


先週末に松原事業所の新人PT藤島さんから、
「他の事業所の新人さんはみなさん何人か担当利用者様をもたれていますか」
「他の事業所の新人のみなさんがどのように過ごしているんでしょうか」
と、質問してくれました。
自分自身が他の事業所の新人さんから遅れはとっていないか…と、その心配ぶりはとにかく切実な様子でした。

そこで、吹田事業所で4月中旬頃から始めていた"オープンな雰囲気で雑談+真剣な内容の対話"をベースにしたオンライン・ダイアローグの開催を提案させていただきました。

▼吹田オンライン・ダイアローグの様子はこちら↓


松原、泉北、吹田の各バイザーや各事業所の運営責任者の方々にもご理解と協力を得て、業務調整の配慮をしてもらい開催することができました。
参加者は計8名(うち4名が新入職者)
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写真左下はPT上村さん(泉北)、右上は藤島さん(松原)、右下はPT仲村さん(泉北)

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写真右下の2年目PT谷口さん(泉北)も参加してくれました。


まずはホスト役のわたしの方から、オンライン・ダイアローグについての説明をもさせていただきました。
▼詳細はこちら↓

みなさんに入職からの現在までの状況等を尋ねました。

PT藤島さんからは、
「デイサービスの面白さと難しさを感じています」
「就職前に思っていたより利用者様の生活が見えにくいことがわかってきました」

PT仲村さんからは、
「自分自身がやっていることの根拠や意味付け」
「もっと生活のリアルな関わりができれば…」

PT上村さんからは、
「評価の難しさ」
「利用者様に目標を持ってもらうには…」
「何かイベントをやってみたいです」

2年目PT谷口さんからは、
「新人の時、早くからたくさん担当をもたせてもらいました」
「意味付けをどのようにもたせていくのか…難しさを感じています」

このように各々から話してもらうと、この日のダイアローグでお互いに共有できるテーマが浮かび上がってきます。

それを糸口にさらに対話を進めました。

オンライン・ダイアローグならではの、"実はこんな状況なんです"といった"ぶっちゃけトーク"も。
同じ事業所に所属している二人でも深く話せていなかったことを共有する機会になったようです。


さらに3名が途中参加してくれました。
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写真左上はOT我如古さん(吹田)、左下はOT室之園さん(泉北・心意気実践チーム)、右下はPT軽部さん(人材育成担当)

OT我如古さんは、業務途中のため挨拶程度でしたが、
「みなさんと会うのが3月末の新人オリエンテーション以来で…」
と、苦笑いでした。

PT軽部さんからは、
評価についても助言をいただきました。


参加したみなさんからの声)
○オンライン会議が初めてで、メリットとデメリットを感じた
○新人全員集合でのオンライン・ダイアローグ、コロナ収束後はオフライン・ダイアローグをやれたら面白い
○もっと自分の意見を言えるようになりたい
○研修会で一緒に勉強するだけでなく、こういう場では関係性を築けそう
○色んな方々から色んな話しを聴いて成長したい
等々…


異業種から学ぶ越境学習が、患者様、利用者様の人生に直接的に関わる時間が圧倒的に長い生活期・地域リハビリテーションでは特に重要と考えています。

このオンライン・ダイアローグは事業所間を越えた"プチ越境学習"になりそうです。
自分が所属する事業所に、事業所外でもあるオンライン・ダイアローグの場で学んだことを持ち帰ることで、視野を広げ新たな価値をもたらすという"越境学習"による効果が期待されます。「経営学習論」(中原淳著、東京大学出版会)より




単なる達成感と成長実感は違う、質の良い学びを得るために必要となる"アンラーン(unlearn:学習棄却)"とは…
環境や時代の変化に合わせて、今までのやり方を変えようと、こびりついたスキル、信念、知識、価値観を捨てていくプロセス。それには他者からのフィードバックと振り返りが必要とされています。「残業学」中原淳+パーソル総合研究所著、光文社新書より


越境学習、他者からのフィードバック+振り返りによるアンラーンの促進。
上記はいずれもオンライン・ダイアローグの場で十分期待できる効果と考えられるでしょう。

各事業所の新人のみなさんが、担当する利用者様にご協力していただきショートカンファレンスもできそうです。

▼オンライン・カンファレンスの様子はこちら↓


今回の事業所横断オンライン・ダイアローグの口火を切ってくれたPT藤島さんも充実した表情をしていて、成長意欲も予感の高まりを感じてもらえてるようでした。

来週も金曜日午後の事業所横断オンライン・ダイアローグの試行は続きます。

よりお互いの関係性が構築され、"何を話しても大丈夫"という心理的安全性が確保できてくれば、共有できるテーマを対話で模索し、さらに内容が深まることが期待できます。

他の事業所との連携も図っていきます。

各事業所のみなさま、いつもご理解とご協力ありがとうございます。
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posted by Active at 13:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 人材開発室

2020年05月29日

スマホの音声入力で構音練習

家中の窓を開け放って、風が吹きぬけるのを感じるとき、いい季節だなと思います。

ST水野です。


ある難病の利用者さん。

数ヶ月前にガラケーからスマホに換えました。スマホにしてやってみたいことをうかがうと「写真を撮ることとLINEをすること」と言われました。


タップして写真を撮る操作はすぐにできていました。アウトカメラとインカメラの切り換えをするのが新しく覚えるべき点。
LINEはねらった場所から指先がずれてしまい、的確にさわって入力することが難しい様子でした。

音声入力を提案し、発音練習も兼ねて試してみることになりました。

何週間か挑戦してみた結果、難しいポイントが2つ。

@座った姿勢がくずれやすく、スマホを口元に近づけた状態を保てない

A発話スピードが速く、正確に入力できない


@の座った姿勢が保ちにくいのは普段の生活からもいえることです。


身体が横に倒れる

頭が下がってうつむいた姿勢になる

唾液が口腔内にたまる

唾液を飲まずに話そうとして不明瞭になる

流涎!


スマホを持っていると、より姿勢がくずれやすくなることがわかりました。

声量が低下しているため、口元からスマホを離すと、より正確に入力がしづらくなることもわかりました。

音声入力の感じをつかんでいただきたかったので、スマホは私が利用者さんの鼻先に固定して持ちました。

口元だと視線が下がってしまうので、少し高い鼻先くらいが入力された文字を確認するのにもちょうどいい高さです。

あとはいきなりマイクをオンにしないこと。

あらかじめ入力したいフレーズを考えていただき、文節ごとに区切ることを意識して練習します。


そして

顔上がりましたね。

唾液飲みましたね。

オン。


この流れにするとかなり正確性が上がりました。

利用者さんはスマホの画面を注視して、正確に入力できているかを確認しながら、かなり意識して話されるようになりました。
この練習のメリットは「自分の発話を客観的に見ることができる」点にあると思います。
利用者さんに最も意識していただきたい発話スピード(が明瞭に大きく影響していること)に意識がむきやくすなります。

実際にご友人から来たLINEに返信する練習もしました。


いちばん入力が難しかったのが「人名」です。


勝浦さん梶田さん

石田さん木田さん


のように音は近いがモーラ数(かなで数えられる文字数)が少ない苗字に誤入力されてしまいました。

私の耳ではそう聞こえなくはない程度の明瞭度なのですが、やはり一音ずつの正確性に欠けるため、音同士がくっついてつながって認識されてしまうのだと思います。

利用者さんが1人で入力をしてLINEできるようになるにはまだまだ工夫と練習が必要ですが、少しずつ進めていきたいです。

LINEでご友人らとの関係が深まることも同時に願っています。


パキラがいい感じに枝を伸ばしていました。

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アボカドも!
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posted by Active at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記

人間ほど確実に「死」に向かって進んでいるものはない。


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。


自身の小説のなかで大きなテーマとなっていた「死」と「生」、死生観について記した池波正太郎さんの一冊から。
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"昔の人々は「死」を考えぬときがなかった。いつでも「死」を考えている。それほど世の中はすさまじい圧力をもって、武士といわず百姓といわず商人といわず、あらゆる人間たちの頭上を押さえつけていたのである"

"現代でもしかり。人間ほど確実に「死」に向かって進んでいるものはない"
"しかし現代は「死」をおそれ「生」を讃美する時代である。そして「死」があればこそ「生」があるのだということを忘れてしまっている時代である"
"戦国の世の人たちは天下統一の平和をめざし、絶えず「死」と「生」の両方を見つめて生きている"

"行先がどうなるか、さっぱりわからない"
"私の場合は、これから先、こういうことをやって、それがこうなって、何年か先にはこうなるか、いまは、こうしよう。という生き方ができなくなってしまったらしい"
"行先、何が起こるか知れたものではない"
"人間の営々たるいとなみや、生活設計などは、何か大きな異変が起これば、いっぺんに吹き飛ばされてしまうという想いが絶えずある"

と、記されています。


デイサービス送迎の際に、数名の利用者さまと"死について"話すことがよくあります。

「もう人生疲れたわ」
「よう生きたわ」
「でも死ぬのは怖いね」
「痛くて苦しいのは嫌やね」
「もう少し生きて孫の結婚式を見てみたいわ」
「死に方は選べないもんね」
「死ぬことなんか考えたくないね」
等々…

ある利用者さまも話されていましたが、大震災や台風等の災害時やコロナ禍の今も自分自身が死ぬことを否応なしに意識させられます。

"人間ほど確実に「死」に向かって進んでいるものはない"
池波正太郎さんの死生観からも気付きを得て、今ある「生」に感謝しつつ、生きている意味をあらためて見つめ直し、withコロナ、afterコロナ時代を新たにもう一度生き直すくらいの心がまえでやっていきたいところです。


追記)
デイサービス送迎時は車内でのお互いの距離感に慣れてくると、オープンな雰囲気でいろんなことを話して下さるようになるものです。

何気ない雑談から、"この人なら何を話しても大丈夫"という利用者さまご自身の心理的安全性がきっと確保されるのでしょう。

利用者さまに寄り添う、共感を示す絶好の機会でもあります。
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2020年05月26日

娘とやってますよ、楽しい。〜Aさん只今趣味開拓中♪(後編)

こんにちわ。吹田OT内島です。

AさんのタブレットでのLINE練習の続きです。

歩行練習と同時に活動につながるようなことをできるといいな〜、というところからLINE練習は始まり、
屋外歩行しているときに写真を撮って娘様にもリハビリでの様子を伝えられたらいいですね!ということがきっかけでした。

まずはとっつき易そうな写真撮影から始めましたが、当初はたまにですが歩行中のふらつきもあり、安定した姿勢をキープしながら左手でタブレットを持ち右手でシャッターを切るのは難しいことでした。

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リハ中の風景をパチリ!!

練習開始から約1ヶ月半頃の様子。
手摺で手元を支えています。
リハビリ時間以外のときにも自ら写真を摂られ始めていて、立位での撮影に慣れてきた様子でした。

普段から自主トレーニングでされている下肢の筋力トレーニングや、ご自身でできることは積極的にされていることが歩行の安定にしっかり効いていますね。

屋外歩行練習から帰った後は、娘様へ写真とコメントの送信の練習をしました。


IMG_2967.JPG
今日は何撮ろうかな〜。
あの紫の花撮りましょか〜。
堤防に咲く花をパチリ!!

練習開始3ヶ月後です。
普段からご自身で玄関先の花の写真を撮られていたり娘様と散歩をされたりと、2ヶ月前に比べ立位での写真撮影も安定しています。

最近は屋外歩行練習から帰り手洗いうがいの後、撮った写真をチェック。
娘様へのメッセージはリハ終了後にご自身でされています。

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AさんにLINEができるようになって何か変化したことがあったかお尋ねすると…
「やることができた。」(趣味活動や日課として)
「自分で仕上げた後、嬉しい。」
「娘と話すことが増えた。」

そしてなにより
「やればできる、自信がついた。」(LINE操作、話の仕方やまとめ方なども)とおっしゃっていたのが印象的でした。

もうひとつ、こちらも気づかせていただいた言葉がありました。
「書くようになってから前より後にひかないようになった気がする。」
「生き方も変わりました。」
以前は何か書く(話す)となると、しっかり文章として書かないと(話さないと)いけないと考えていて、思ったことをなかなか表現できず考えているだけですっきりしないことが多かったのですがそれが変わりました。
その時々の気持ちや思いの表現はささやかな言葉でもよくて、
それをアウトプットすると(相手に伝えてみると)自分が考えていたよりも素直に気持ちが通じているとわかりました。
……といった内容を語ってくださいました。

言葉に出すというのは大切ですね。

娘様や周りの人たちと楽しく充実した暮らしができるといいなと素直に感じました。
Aさんの趣味開拓はまだまだ続きそうです♪

たくさんの気づきをいただき本当に感謝しています。
今後ともよろしくおねがいします。

posted by Active at 18:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 吹田より