2019年07月15日

お寿司が食べたい!! 〜口から食べる楽しみを諦めない〜

こんにちは。今里のST金井です。今里のSTは人の入れ替わりもありバタバタしていましたが、最近やっと落ち着いたように思います。私のアクティブ入職のきっかけの一つでもあった失語症漫才師の山川STにも指導して頂きながら日々業務に当たる日々です。また、6月から大ベテランの関口STも常勤になり相談出来るSTも増えて、とても心強いです。山川STは有名ですが、関口STもかなりのお酒好きです。段々と気温の上昇につれてビールも美味しい季節となり仕事帰りには、飲みたくてソワソワしてしまいます。


さて、今回STとして、良い関わりが出来た利用者様の報告をしたいと思います。

  


私の担当の利用者様で誤嚥性肺炎発症後、胃ろう造設し経口摂取はお楽しみレベルでも難しいと判断された90代の男性の方がいました。介入から約8ヶ月ですが現在はST訪問時週1回、デイで週2回のお楽しみレベルでコーヒーとゼリーを食べている方がいます。介入時より何が食べたいか聞くととても良い表情で「やっぱり寿司やな〜茄子かエビの寿司を食べたい!」と必ず仰られます。痰は変わらずみられていますが、@咳嗽力が強くなっている事A経口摂取時のムセが減少している事B舌の力が保たれている事C半年間誤嚥性肺炎を起こしていない事この4点を踏まえて、お寿司をチャレンジする事にしました。                         


チャレンジする前に準備です。去年から、毎月1STだけで勉強会を開いています。各自持ちまわりで、内容は何でもOKの勉強会です。6月の勉強会は嚥下寿司の試食会を実施しました。今回は今里ST5名と私と同期のふくちゃんこと福西PT、今年新卒で入社した中橋OTも参加してくれました。


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今回用意したのは、嚥下調整食にあたるフードケアのしゃりソフトシリーズ(玉子、いなり、おはぎ、しゃり)、ムーミー君のやわらか寿司セット、甘エビ、サーモン、トロを準備しました。


まずは、皆で甘エビ、サーモン、トロを調理します。甘エビ、サーモンは@ペースト A刻み B粗刻みと3段階の形態を用意しました。


いよいよ試食です。

今回は、関口STに教えて頂いた、@固さA付着性(口やのどへはりつきにくいか)B凝集性(まとまりやすさ)、C味 を意識しながら試食をします。

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<ムーミー君のやわらか寿司セット>

固さ・・・★★★★☆

付着性・・・★★★★☆

凝集性・・・★★★★☆

味・・・★★★☆☆





<しゃりソフトシリーズ>

固さ・・・★★★☆☆

付着性・・・★★★☆☆

凝集性・・・★★★☆☆

味・・・★★★★☆


<トロ>

固さ・・・★★★★☆

付着性・・・★★★★☆

凝集性・・・★★★★★

味・・・★★★★★


<甘エビ>

固さ・・・★★★★☆

付着性・・・★★★★☆

凝集性・・・★★★★☆

味・・・★★★★★



<サーモン>

固さ・・・★★★☆☆

付着性・・・★★★☆☆

凝集性・・・★★★★☆

味・・・★★★★★


お寿司のまとめ

  1. 筋がある魚は噛み切るのが難しく口腔内、咽頭に残留しやすい。

  2. 油分の多いネタを選んで、凝集性が高く、付着性を低くする。

  3. マヨネーズで和える事で、嚥下をスムースにする手助けとなる

  4. 醤油は口腔内に入れた後、喉頭に流れ込んでしまう危険性があるためトロミ剤を使うか少量のみ使用する。


今回のお寿司の研修結果も踏まえ、利用者様の嚥下機能があれば摂取可能ではないかと思いました。リスク

を軽減し、安全に訓練を進めるために歯科の先生に嚥下内視鏡検査を依頼しました。


7月初旬、シャリソフトに甘エビのマヨネーズ和え、トロのたたきで嚥下内視鏡検査を実施。結果は、若干の咽頭残留はあるものの、誤嚥や喉頭侵入は無し。残留もトロミ茶を摂取すればクリアされ、◎でした。週1ST介入時にお寿司を1貫ずつ食べていく事になりました。

                                   

今回は座位姿勢での検査であったため、ベッドから椅子へ誘導しました。お寿司を見た第一声は「今日は豪華やな〜」と良い表情。あの表情は忘れれません。今後は、普通食の寿司に近付いていけるように慎重に進めていく予定です。


最後に、今回誤嚥性肺炎のリスクがあるにも関わらず直接嚥下訓練の継続、経口摂取量の増大、形態を上げる事が出来たのは主治医の先生やCMさん、デイでのコーヒー摂取を提案したところ快く引き受けて下さったデイの職員の方々、家族様の支援やご協力があったからだと強く感じます。そして、食べたいという利用者様の想いに寄り添えた事がこの結果に繋がったんだと思います。


今後も課題はまだまだありますが、連携を取りながら少しずつ進んでいきます。


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2019年07月10日

★自費サービス"てくてぃぶ"のご案内★

心意気実践チームの日野上といとうです。


「てくてくアクティブ(てくてぃぶ)」のデモ利用が7月5日にプレスタート!いよいよサービス開始です。
▼チラシはこちら↓

□弊社の訪問、デイサービス、訪問介護サービス利用者様限定のサービス!

□なかなかチャレンジ出来なかった「○○に行きたい」「○○で○○したい」等の趣味以上の外出や余暇活動等の個別的な希望にお応え可能!

□日頃のリハの目標設定になります!

例)
「ハルカスに行きたい」
→同行可能
「自宅の庭で家庭菜園をしたい」
→一緒に出来ます

○心意気実践チー厶もしくは担当者が付き添い人です

○付き添い料金(1時間1,000円)+ツアーに必要な料金(入場料、公共交通機関、タクシー代、昼食代など)は利用者様ご負担

○誕生日月(前後1ヶ月)は付き添い料は1回に限り無料となります!ツアーに必要な料金のみでご利用が可能

7/5のデモ利用の報告)
"お城好き"の訪問リハの脳卒中利用者様と10数年振りとなる大阪城ヘ同行しました。
介護タクシーを在住市町村支給のタクシーチケットを利用して大阪城まで移動しました。城内は車椅子全介助で心意気いとうが移動介助し、櫓等の見学で利用者様の最高の笑顔を見ることができました。
たまたま親切な大阪城案内ボランティアスタッフさんからのガイドをもらい、知識も深まりました(事前予約すれば無料で利用可能)。
利用者様はこの日が誕生日月ではなかったため、介護タクシー往復1時間、大阪城内の散策1時間半、体調チェック等の準備30分の計3時間の付き添いで3,000円(税込、1時間1,000円)を利用頂きました。
事前にご家族から担当医への外出可否の確認とケアマネジャーさんへの報告をしました。てくてぃぶ企画書、同意書を説明し、同意、捺印をいただいています。
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翌週に訪問すると、次に行きたいところは新しくなった万博記念公園のニフレルとのことです!早速、企画書を書こうっと。

★詳細、利用相談は心意気実践チーム日野上(ヒノガミ、松原)、伊藤(吹田)まで
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大正報告会【プレゼント】〜認知症ケアについて〜 阿部

大正の阿部です。
5月末に京都で開催されました日本認知症ケア学会に参加してきました。
近年、認知症に対する診療技術向上や早期診断が可能になっている一方で、社会・心理的な介入の重要性は見過ごされがちであり改めてケアの重要性を感じました。
今回は認知症ケアの基礎に立ち返り、プレゼントとさせていただきました。

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認知症に関わらず今後も関り方を振り返ることや適切な関りを心がけたいと感じました。
以上報告でした。

 アクティブ大正 阿部
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2019年07月09日

大正報告会【プレゼント】〜趣味活動〜谷中

 大正の谷中です。
 今回のテーマが【プレゼンしたいこト】といういことで、利用者様の生活に役立ち、かつ自分の強みは何か考えたところ多趣味な方なのでサブテーマを【趣味活動】にしようと思い立ちました。
 趣味やあんな事・こんな事をしてみたいと目的のある利用者様は目標設定しやすく、リハビリにも意欲的な方が多い印象です。一方、無趣味で家事はヘルパーさんに一任していたり、今のままの生活ができればいい、高齢だからしんどいことはしたくないといった方も少なくないです。そんな方々の生活に何か変化を起こせたらと思いました。







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 少し古い文献ですが、趣味がある人や周囲との人間関係が良好な方は高齢になっても生活機能は高く維持できています。


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 趣味と言われると何かしていないといけないと思いがちですが、実はそうではなく決まった時間に決まったテレビ番組を鑑賞するのも趣味です。ただ何もせずに小一時間過ごして気持ちが楽になったり落ち着けばそれも趣味だと思います。なんでもいいのです。

次に実際の利用者様についてです。
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 まったく異なる二名ですが、Fさんの場合は現在も来年にむけてリハビリに取り組んでいます。Kさんはご家族の支援が重要で、今回の旅行でもご家族の支援があってこそでした。次の旅行の計画等はまだありませんが今後状態が変化しても旅行にいけるように支援していこうと思っています。



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自分自身の趣味とそのきっかけです。



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  利用者様の過去を振り返りそれぞれにあった趣味を提案、また自身の経験をもとに利用者様に伝える事ができれば生活も変化し、良い影響を与えられるのではないかと思います。
以上報告でした。

大正  谷中

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出張寄せ植え・テラリウム教室。〜正月飾りの続編A〜

心意気実践チームのいとうです。

今年の正月飾りの寄せ植えから、松とアスパラと南天を、別の植木鉢に寄せ替えました。
というか、ご自宅へ来室すると植え替えられていました。

先々週くらい前からこんなふうにしよかな〜と色々相談していました。
▼前回の正月飾りの続きはこちら↓

「苔も植えよか」。との利用者様の提案で、先週の訪問前に道端で見つけた元気そうな苔を採ってきて置いておきました。

それをこの週末にご自身で植えたそうです。
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エエ感じに仕上がりました。
「葉牡丹をここらへんに植えよか」。
「それまで元気にいとかなアカンな」。
と、笑顔の利用者様。

利用者様は、歩行レベルが少しづつ低下してきておられますが、生活の中に愉しみを忘れてはおられません。

アクティブ心意気実践チームは、利用者さまの自立支援、重度化防止、QOL向上に資するご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。
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2019年07月08日

ともに行う調理。

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今晩のメニューは「ピリ辛茄子味噌炒め」と「かけそば」


ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士いとうです。

この日の最後の時間は、記憶障害等の高次脳機能障害と右手指に拘縮のある利用者様宅です。

訪問リハビリテーションを終えてから身体介護による自立生活支援の見守り的援助"ともに行う調理"です。


鷹の爪を輪切りにカット。
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茄子を乱切りにします。
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先週は輪切りにしましたが、今日は乱切りに変えて茄子の食感を味わえたらと思います。

合わせ調味料を作ります。
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おろし生姜とおろしにんにく、輪切りにした鷹の爪をゴマ油で炒めます。
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そこに茄子を投入!

茄子が少しシナッとなってきたら、ツナを入れて炒め合わせます。
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合わせ調味料を入れてさらに炒めます。
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最後にゴマ油を回しかけます。
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「むちゃくちゃ旨そうやなぁ〜」
と、破顔の利用者さま。
ピリ辛茄子味噌炒めをタッパーに移します。
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冷蔵庫にたくさん買い置きされていた和そば。そばは初めての発見です。
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いつも冷蔵庫の中になぜか天かすもあります。

ということで、
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だし醤油1:水6で蕎麦だしを作って、

「かけそば」
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冷蔵庫の中には、先週に続いてもやしナムルの下ごしらえをしたもやしが置かれていました。

利用者様ご自身の得意メニューである「糸こんにゃくと厚揚げ豆腐の煮込み」の味付けに、自らアレンジを加えておられます。

「前だったら自分自身で味付け変えて、失敗したらまずいのを1人で食べないとダメだと思ったら…だからしなかった」。

「今は味付けは調整すればどうにかなるかなと、思えるようになったからね」。
と、満面の笑顔。

楽しみながら味付けのアレンジや下ごしらえをされていることがわかりました。

冷蔵庫の中には、来週以降もは保ちそうなレタス、白菜、人参等が残っていました。

こんなメニューが作れそうですよ〜と利用者様に提案しながら相談し、来週は「白菜メニュー」に決まりました。


ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の自立生活支援をサポートします。

あれそれカフェ「腰痛予防×座って出来るダンス」

こんにちは、大阪OTの芦尾です♪

梅雨雨も明けましたね(^-^)


今回は、6月21日()に実施した

あれそれカフェの報告をします。


みなさんダンスって踊りますか?

なかなかダンスって踊ることってないですよね猫

正直、わたしもダンスは未経験でした()


しかし、ダンスを踊りたいという利用者様の要望もあり

今回は座って出来るダンスをすることに決めましたexclamation×2


テーマは「腰痛予防×ダンス」ですひらめき

はじめに腰痛になる仕組みと

腰痛になりやすくなる姿勢について

お話しさせて頂きました。


「いつも、その姿勢しているで。」

「もう、腰痛いし手遅れやわ」

と言われている方が多かったです。


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しかし、今からでも正しい姿勢を習慣付けていけば

腰痛になりにくいということを話させて頂きました。


腰痛になりにくい姿勢を実践してもらうと

「これはしんどいー。」

「背筋が伸びている感じがする。」

「この姿勢は普段しないし疲れるな。」

という声が多数ありましたexclamation&question


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そこで、腰痛借金はもう終わりドコモポイント

腰痛予防の体操(ダンス)

貯金習慣を一緒に身に着けていきました。


まずは、固くなっている筋肉のストレッチを

「痛い、痛い、痛い、痛いー。」

「若い頃は伸びていたけどなあ。」

「普段こんな伸ばすことないからいいわ。」

とお話しをしながらしました。


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みなさん、よく伸びていました(*^^*)

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ストレッチが終わってからは

座って出来るダンスをしました。



曲は、「茶摘み」茶摘みダンスを考案しました。フレーズ毎に腰痛予防の内容

をふんだんに盛り込みました。


みんな馴染みのある曲なので一緒に歌いながら

1つ1つ振り付けを覚えてもらい

楽しくダンスをしました。


振り付けを忘れて笑われている方や

完璧に覚えてしまった方、

みなさん色々でした( *´艸`)


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みなさんにダンスも覚えて頂いたので

「家などで暇な時やトイレ中など踊って下さい()

とお話しすると大笑いされていましたが・・・。

1人、暇な時にやってくれると

言ってくれなかったです( ;;)


最後は、カフェで歌を合唱したり

お話しをみんなで楽しくして過ごしました。


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次回のあれそれカフェは

8月にあるので興味のある方は

是非、お越しください(*^^*)


アクティブデイサービスリハ・カフェ東成 一同


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2019年07月06日

大正区リハビリテーション連絡会設立

大正事業所の理学療法士の飛永です。


平成31年4月より、大正区で勤務されているリハビリテーション職員の方を対象とした、大正区リハビリテーション連絡会を数名の療法士が中心となり設立しています。


そしてまずは、リハビリテーション職員間での顔の見える関係づくりを目的として、大正区理学療法士会との合同で大正区リハビリテーション交流会を開催致しました。


今後大正区での地域包括ケアシステムの構築にむけて、それぞらの役割や機能を分担しながら、そして活かしながら取り組んでいければと思っております。


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交流会は9施設の24名が参加


日頃の現場での課題や悩み、その他プライベートの話などお聞きすることができて、本当に有意義な時間でした。


各施設、リハビリテーションに関する形態や特色は異なります。しかし、全員が全てを把握は出来ていないかもしれません。大正区で勤務する私たちはそれを出来る限り知っておくべきだし、それが地域住民の方へリハビリテーションを提供する時、または関連事項をお伝えする時の選択肢の幅を広げ、質も向上するはずです。今回の交流会がそれを知る良い機会となりました。


今後、地域住民の方々、医療・介護の関係職の方々と交流を図り、連携をとりながら、リハビリテーションに関する大正区の皆様に取っての有益な情報も発信していければと思っております。


アクティブ 飛永

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2019年07月01日

ともに行う調理。

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今晩のメニューは「茄子の味噌炒め」と「キノコとレモン汁のさっぱり漬け」


ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士いとうです。

この日の最後の時間は、記憶障害等の高次脳機能障害と右手指に拘縮のある利用者様宅です。

訪問リハビリテーションを終えてから身体介護による自立生活支援の見守り的援助"ともに行う調理"です。
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「茄子を食べたくてさァ。買って来ちゃったよゥ、どんなのができるのか楽しみでさァ、先週お休みだったでしょ〜」。
と、満面の笑顔の利用者様。
冷蔵庫の中に、数週間前からあったしめじと舞茸、少し傷みかけたレモンがありました。
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先週は翌日に控えていた胃カメラ検査の食事制限のため、"共に行う調理"はお休みでした。

レモンをカット。
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レモン汁をしぼり取ります。
薄口醤油、塩を加えた合わせ調味料を用意します。
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しめじと舞茸を炒めます。
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レモン汁の合わせ調味料をかけて混ぜ合わて、少し置いておきます。
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「キノコとレモン汁のさっぱり漬け」完成!
しばらく置くとレモン汁の酸っぱさがなくなり、薄口醤油と合わせてまろやかな味になりました。
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この味は初めて作ってみたのですが、思いがけない爽快な旨さにビックリしました!
利用者様も、「うめえ」。と連呼…


次のメニューの合わせ調味料を用意します。
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味噌大さじ2、濃口醤油大さじ1、料理酒大さじ1、水大さじ2

茄子をカット。
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右手でのツナ缶開けも安全にサッとできるようになっておられます。
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すり下ろし生姜とにんにくを入れて、茄子、ツナを炒め合わせます。
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合わせ調味料を回しかけてさらに炒めます。
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2品目の「茄子の味噌炒め」完成!
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ゴマ油をかけて煎り胡麻を散らすと、これまた旨い!
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「うめえ」と、連呼する利用者様でした。
「まだ茄子あるから、来週置いておこうね」。と、来週のメニューはピリ辛の茄子味噌炒めを作ることに決まりました。

自分自身で調理し、右手での様々な動作や道具使用の機会が増えているためか、右手指のリハ前ROMに改善が見られ始めています。

今年2月末から始まった"共に行う調理"。
自立支援の枠から出て、すっかり利用者様の生活の中の愉しみに加えて頂いているように感じた日でした。

2019年06月28日

実務者研修2019/20スクーリング@

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主任講師のOT・介護福祉士室之園さんから、実務者研修の概要を説明します。


講師のOT日野上さんから実務者研修の中身について話しました。
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地域包括ケアシステムの話では、急性期病院から始まり、回復期病院、施設系サービス(老健、特養、デイサービス等々)、訪問系サービス(訪看、訪リハ、訪介等々)、非常に幅広い視点での講義となりました。

実際に急性期、回復期、老健施設、そして弊社と渡り歩いてきた日野上さんだからこそ話せる内容だったのではないかと感じます。

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後半では事例検討を通して弊社の新規事業である『ともに行う訪問介護事業所』の特徴や、これまで見過ごしてしまっていた利用者様のニーズ(見守りでの買い物、調理等)をキャッチできる可能性が高いものであることを熱弁していただきました!

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心意気実践チームの日野上です。
皆さん、14時〜18時と長時間の講義であったにも関わらず、寝ることなく参加して下さりありがとうございます。
見守り的援助は大切なサービスだと思っているのですが、しっかりと提供しなければ只々そばで見ているだけのサービスになってしまうので、今後の研修では視点や思考を深められるような講義が出来ればと思います。
今後ともよろしくお願いします。

参加者の声)
○デイサービスに就職をして、自分に何が出来るのか、既に生活を一人で行う事が出来る人に対する支援をとても悩んでいました。ですが、今回の話を聞いて、デイサービスとデイケアの目的、利用者様が何を求めて来られているのかを改めて考えてみようと思いました。
○今回、初めて実務者研修に参加させて頂いて、今自分がどのような場所にいてどのような制度の下で仕事をしているのかを理解することが出来ました。始めはただ資格が増えたらいいなぁと思っていただけなのですが、話の内容を聞いているうちにすごくやりがいのある資格だと思い自分も目指していきたいなと思いました。

次回スクーリングAは7/12金曜日14〜18時@カフェオーディナリー松原
「ICFを知る、使ってみる等(仮)」