2018年06月07日

キャリア・アンカー その@


◆キャリア・アンカー◆ その@

キャリア・アンカーとは、個人がキャリアを選択する際に、自分にとって最も大切で、これだけはどうしても犠牲にできないという価値観や欲求、動機、能力、自分の軸を指します。

アメリカ合衆国の組織心理学者、マサチューセッツ工科大学経営大学院、名誉教授エドガー・シャイン氏によって提唱されたキャリア理論の概念です。

船の“錨”(アンカー:Anchor)のように、職業人生の舵取りのよりどころとなるキャリア・アンカーは、生涯にわたってその人の重要な意思決定に影響を及ぼすとされています。

シャイン氏は主なキャリア・アンカーを「全般管理コンピタンス」「専門・職能別コンピタンス」「保障・安定」「起業家的創造性」「自律と独立」「社会への貢献」「純粋なチャレンジ」「ワーク・ライフ・バランス」の8つに分類しました。参考までに詳細を以下に掲載します。

キャリア・アンカーにどれが良いとか悪いとか正解はもちろんありません。
また、それが1つなのか、いくつ当てはまるのかも人それぞれです。
自分ならどれに当てはまるのか、どれが近いのかを一度考えてみましょう。
そうすることで自分自身の働く理由や意味、労働観、人生観を自問自答することができると思います。


1.全般管理コンピタンス
組織の中で責任ある役割を担うこと
→集団を統率し、権限を行使して、組織の中で責任ある役割を担うことに幸せを感じる

2.専門・職能別コンピタンス
自分の専門性や技術が高まること
→特定の分野で能力を発揮し、自分の専門性や技術が高まることに幸せを感じる

3.保障・安定
安定的に1つの組織に属すること
→一つの組織に忠誠を尽くし、社会的・経済的な安定を得ることを望む

4.起業家的創造性
クリエイティブに新しいことを生み出すこと
→リスクを恐れず、クリエイティブに新しいものを創り出すことを望む

5.自律と独立
自分で独立すること
→組織のルールや規則に縛られず、自分のやり方で仕事を進めていくことを望む

6.社会への貢献
社会を良くしたり他人に奉仕したりすること
→社会的に意義のあることを成し遂げる機会を、転職してでも求めようとする

7.純粋なチャレンジ
解決困難な問題に挑戦すること
→解決困難に見える問題の解決や手ごわいライバルとの競争にやりがいを感じる

8.ワーク・ライフ・バランス
個人的な欲求と、家族と、仕事とのバランス調整をすること
→個人的な欲求や家族の願望、自分の仕事などのバランスや調整に力をいれる


自分自身のキャリア・アンカーを知ることで、自己理解が深まり各個人のキャリアデザインに役立ちます。

それだけでなく組織も社員一人ひとりのキャリア・アンカーを見極めることで他者理解が深まり、適材適所の人員配置や職場内コミュニケーションの質の向上、効果的な研修体系の構築に活かすことができるのです。

また、上記の8つの分類を自問自答すると、仕事と生活のワーク・ライフは、明確にそう簡単に切り離すことができるモノではないということに気付きます。ワークもライフもどちらも大事で大切でつながりあるもので、ましては"バランス"を取るものではないということが分かるかと思います。
どちらも誠実かつ大切にする"ワーク・ライフ・インテグレーション"という考え方があります。かなり欲張りですがいつもこうありたいところです。


このキャリア・アンカーを通して、わたしたち自身が"自分らしいキャリア形成(キャリア自律)"を図る営みを続けることは、それらが結果的に利用者さまへの理解を深めることにもなり、より良い関わりにつながるのではないかと考えています。

わたしたちが提供する在宅リハの場面において、利用者支援を行なう上で、他者理解をするには、わたしたち自身が自己理解を深めることが欠かせないものになります。

自分自身のキャリア・アンカーを知ること、自己理解が、利用者さまを知ること、他者理解のきっかけになることもあります。

在宅リハの現場で、キャリア・アンカーの視点を利用者さまにあてて考えてみると、利用者さまが今までの仕事や日々の営みで大切にされてきたことが少し分かったような瞬間を度々経験しました。


クルマ好きな虎党のALS患者○○様は、病気や障害全てが初めて尽くしで、新たな人生の転機として、これからの生活や活動・参加の意思決定をサポートしました。

ナラティブアプローチのもと、たくさんの語りのなかで、"今まで"から"これから"を一緒に探索するお手伝いをしました。
▼ナラティブアプローチ等の詳細はこちら↓

そして、ポジティブアプローチのもと、最大限の目標イメージを共有し達成可能な目標を共に描いたことで、甲子園球場でのタイガース戦の観戦が当初の目標となりました。
▼ポジティブアプローチ等の詳細はこちら↓

草野球チームの監督さんでもあり、元水道管工事の仕事を職人気質で仲間と長くこなされてきた男気たっぷりな方です。

進行する障害で度々気が滅入る時もありました。
ある日の在宅リハのなかで、亡くなられた隣人さんの仏様に手を合わせていなかったことに深く悔いておられることを耳にしました。

進行する麻痺症状に加えてひきこもりがちな毎日だったなか、リハ担当者とご家族と一緒に大好きなクルマに乗って当時住んでいた場所まで行き、亡くなられた隣人のご家族にあいさつを果たされました。
▼その日の様子はこちら↓


病前から超アクティブな片麻痺患者の○○様は、メンタル不調もあるなか、やりたいことがたくさんあり、常に行動を起こして日々の営みを送られてきた方です。ひきこもり支援等のお仕事の傍ら、ボランティア活動や園芸等の趣味の幅も広い方です。

心身のケアをしながら、やりたいことである園芸の実行のサポートと次にやりたいことの聴取や整理等を毎週しています。
▼園芸等の様子はこちら↓


生活期・在宅リハの現場は、その人やその周りの人、その場の空気感にも合わせた多様かつ柔軟な関わりが求められているのではないかと思います。


"職業は人生の背骨である"
ドイツの哲学者ニーチェの金言です。

この金言からも利用者さまが経験されてきた職業、キャリアに焦点を当てることで、利用者さまの"その人らしさ"や"人となり"に迫ることができそうです。

キャリア・アンカーを通して、自分自身の価値観や欲求、動機、能力、自分の軸を知ることは、同時に利用者さまの"その人らしさ"、"人となり"に迫ることなのかもしれません。


参考文献等)

〇キャリア・アンカー 自分のほんとうの価値を発見しよう エドガーH・シャイン著、金井壽宏訳 白桃書房

〇働くひとのためのキャリアデザイン 金井壽宏著 PHP研究所

○働く居場所の作り方 花田光世著 日本経済新聞社

○自分らしいキャリアのつくり方 高橋俊介著 PHP研究所

○allaboutより

○日本の人事部より


人材開発室 いとう
posted by Active at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材開発室

「伝わりやすさ」と「しゃべりやすさ」

台湾に行ってきました。
嚥下しやすい、とろっとしたお粥。
だしがしっかりきいていて、おいしかったです。
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ST水野です。


訪問を開始し数カ月になる、とある難病の利用者さん。
失調性構音障害があります。

利用者さんの話し方の特徴は、声の大きさは十分ですが、大きさが変動し、声がゆれることがあります。

また伸ばす音と短い音を出しわけることが難しいことがあります。
「きてくれた(来てくれた)?」→「きーてくれた(聞いてくれた)?」

発音するときに、音が不規則に歪んだり、他の音に置き換わったりすることもあります。
いつも決まった誤り方をしないのが特徴的です。


「伝わりやすさ」は環境の影響を受けます。
利用者さんと近い距離で対面していれば、話される内容は聞き取れます。
ただ、最近、お宅の周りで工事をしているので、部屋の中まで工事の騒音が聞こえてくると、聞き返しが必要な場合がまれにあります。

ことばについてご本人に聞くと「のろいからなあ」と言われていました。
確かに、発話速度はゆっくりで、自然な速度とは言えません。

利用者さんには、「もっと早く話したい、もどかしい」思いがあるようですが、早く話せば伝わりにくい。
速度はこのままで、伝わりやすい話し方の工夫をしていった方がいいのではと提案すると、受け入れて下さいました。

声を安定させる(声の大きさやゆれを防ぐ)練習。
舌先の細かな動き、舌のゆっくりとした動きの(うまく発音する)練習。
文節ごとで区切る話し方の工夫の練習。
お話の実践練習。

話す能力そのものを改善させる練習と、それを補うための代償的な練習を組み合わせました。
ここに嚥下練習(食事の評価や指導・内服方法の確認等)も加わります。


「最近な、ちょっとしゃべりやすくなったって思ってんねん」利用者さんが言われました。

少しずつ声量コントロールはうまくなってきています。
姿勢が安定すると、舌の使い方がよくなることもわかってきました。
が、STとしては、構音障害の重症度を表す、発話明瞭度・自然度の評価が上がるほどの明らかな変化は感じていません。


利用者さんのことばで気づいたこと。
「伝わりやすさ」に大きな変化はなくても「しゃべりやすさ」は変化することがあるということ。

「伝わりやすさ」は客観的評価、「しゃべりやすさ」は主観的評価と言い換えることができます。

以前は「しゃべりやすさ」は「伝わりやすさに合わせ自動的に上がってくる」イメージでした。
実際の利用者さんでは、STの「客観的評価」がよくなっていても、本人の「主観的評価」が上がらない方がむしろ多い。

「伝わりやすさ」と「しゃべりやすさ」は個々に変化する、別のものですね。
双方を常に意識しておかないといけないなと思いました。

「どのようにしゃべりやすくなりましたか?」とたずねると「そこまではわからへん」と利用者さん。
主観的な評価の変化を今後も聞き取っていきたいと思います。
posted by Active at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記

2018年05月27日

看板作り〜“畑活動”をきっかけに〜

どうも。
泉北の室之園です。

“また畑がしたい”をテーマに、その後の活動も含めて投稿させて頂いております。

1回目の記事 http://active-nopsj.sblo.jp/article/182845440.html

2回目の記事 http://active-nopsj.sblo.jp/article/183313914.html






今回はこの活動をキッカケに新たな役割作りが生まれたお話。








脳卒中右片麻痺の男性Aさん。

実はAさん、右手足が不自由になっても、左手足を器用に使い、今でも木工作業をされている達人なんです!!






そんなAさんに、畑の看板作りをお願いすると翌週には出来上がったものを持ってきてくれました。









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完成するの早過ぎ!
クォリティー高過ぎ!!







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せっかく作ってくれた看板が汚れないよう、伊藤さん(PT)同行のもと、防水スプレーを買いに行きました。




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普段から木工作業に携わっているだけあって、商品の選定もお手の物。




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同行した伊藤さんはAさんの指示に「ハイ」「ハイ」と従うのみ。




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次は看板を立て掛ける道具作りを検討中。




この記事を読んで下さった方で、何か良い案があれば教えて下さい!!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

泉北事業所:室之園
posted by Active at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 泉北(室之園の)日記

2018年05月25日

♡女子会♡

泉北デイサービスです。

デイをご利用の方を対象に、イベントを開催しました。


はじめは手芸のみの予定でしたが、対象の方が女性ということも
あり豪華なお菓子を食べながらお話ができたらな〜ということで女子会にしました。

みなさんでケーキ屋に集合です。
フランシーズ.jpg

お一人ずつ食べたいケーキを選び
清山ケーキ選び.jpg

ケーキを買ってデイへ行きました。



4月に入職した大家PTの名司会のもと、手芸の開始です。
大家司会.jpg

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今回は花の形に切り取られた合皮を重ね、好きな組み合わせでキーホルダーと
ストラップを作りました。


みなさんそれぞれ組み合わせて

原田様打ってる.png

児島様 打ってる.png

3人見てる.png

女子会なので会話も盛り上がります。

会話も盛り上がりながら完成です!!
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手芸の後は、みなさんで選んだおいしいケーキを食べました。
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作業を通してみなさんの女子力も向上し、
最後はJK並のピースと笑顔で集合写真を撮りましたv(^^)v
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泉北デイサービス
    渡邉、是澤、山崎、伊藤、大家、木寺
posted by Active at 17:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 泉北日記

また畑がしたい〜その後〜

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どうも。
泉北の室之園です。

先月、趣味の畑活動の再獲得に向けた記事を投稿させて頂きました。

前回の記事 http://active-nopsj.sblo.jp/category/4383823-1.html

今回の畑作りの中心者であるHさんのパワーが皆さんにも伝わったのか、













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水やりを担当して下さるようになった方。

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顔出しNGですが満面の笑みです(^▽^)/






その他にも






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「もうちょっとこうした方がえーんちゃうか」と、アドバイスをして下さる方。






などなど。

畑作業をキッカケに少しずつ皆さんの眠っている力が引き出されてきたような気がします。

そんな皆さんの協力もあり、トマトちゃん、おナスちゃんもすくすく育ち、いよいよ支柱が必要な状態となりました。







実施者はもちろんこの方。








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Hさん!!

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前回同様、慣れた手つきでテキパキと作業をこなしていきます。

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4月から入職した大家(たいけ)さんもHさんの指示に従って動いてくれています。

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収穫時期は来月か再来月。

楽しみです!!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

泉北事業所:室之園
posted by Active at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 泉北(室之園の)日記

ゴルフ、やってみませんか?


こんにちは。
吹田の軽部です。

吹田で定期的に実施しているリハビリセミナー、
毎回、私の個人的な趣味嗜好、独断と偏見で決まっている、そのセミナー内容。
6月のリハビリセミナーのテーマは、「スポーツを楽しもう!」ということで、ゴルフをしてみたいと思っております。

当日は障がい者ゴルフチーム「フェニックス」の皆さんをお招きし、お話をお聴きするのはもちろん、一緒に身体を動かしてみようという内容です。
 → フェニックスのホームページはこちらhttps://odgt-phoenix.jimdo.com/

身体が動かしにくい、麻痺がある、いろいろな難題はあるかもしれないけれど、
楽しむことに限界は無いんだな〜いいじゃん、かっこいいじゃないのフェニックス!


ということで、前から個人的に気になっていたフェニックスの皆さん、
当日が来るのを、自分自身とても楽しみにしております。
なんて素敵なセミナーを企画したんだ俺は!と自画自賛

6月22日(金)14:30〜の開催です。
皆さんお誘い合わせの上、ぜひお越しください!
一緒に楽しみましょう!

*お申し込みはお電話・FAXで、詳しくはチラシをご覧ください→
第7回アクティブリハビリセミナー(第4回運営会議) チラシ最新.pdf

posted by Active at 09:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 吹田より

2018年05月24日

小野先生アドバイザリーin泉北

今年度からは年に1回の小野先生の回診・アドバイザリー

デイでは画像診断を含めた回診をしていただきました。

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画像診断にて手術式や治療背景、禁忌をご教授いただき

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本人様、先生、療法士での動作確認

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より安全でより可能性を拡大していただく方針がみえてきました。

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各職員からの質問や訪問同行での装具・就労に関する助言まで

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全体勉強会

今後の社会情勢を含めながら運動学習

わかりやすく工夫しての解説

ありがとうございました。

懇親会では新しく見える方々の交流もあり

楽しく有意義な時間となりました。

小野先生、企画や調整等いただいた方々本当にありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アクティブ泉北一同
posted by Active at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 泉北日記

2018年05月23日

パスタで女子会♪

こんにちは。大阪OTの芦尾です。
最近、気温が高くなってきたので、
夏バテなどには、十分気をつけて下さい(*^^*)

さっそく本題に!
5月18日に行った女子会イベントについて
報告させて頂きます!!!

アクティブデイサービス今里のある東成区は、
高齢者の独居女性が多い地域と言われています。

そのため、食事をいつも1人で食べている、
料理を作っても食べてくれる人がいないから
作らないという利用者様も中にはいらっしゃいました。

イベントという企画を通して、
準備・調理・食事を参加者と一緒にすることで
会話等を楽しんでもらい、
普段とは違った食事をしてもらうことや
笑顔の表出を狙うことを目的とさせて頂きました。

今回作った女子会のメニューは ( *´艸`)
ナポリタンとたらこのパスタと
オニオンスープです♪

料理の調理工程には、道具の準備、調味料を計る、
材料を切る、炒める、茹でる、混ぜる、味付け、
盛り付け、煮込む、後片付けなど
様々な工程があります。
1人1人が自分のできる役割を見つけ、
主体的に調理をして下さりました。

まずは、野菜を包丁で切って下さっている様子です☆
皆さん、包丁さばきがお手の物でした(*^^*)
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しかし、玉ねぎには敵わなかったようです。
玉ねぎを切った利用者様は涙を流していました(笑)
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切って頂いた玉ねぎはオニオンスープになりました。
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そして、お湯が沸いたのでパスタを
ゆでてもらいました☆
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茹で上がったパスタは
野菜やたらこと一緒に混ぜたり
炒めてもらいました♪
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仕上げの味付けの後は、味見☆
「あーん」って職員に味見をしてもらっていました。
見ていて、ほっこりしました♡
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こちらが完成品です(*^▽^*)
とてもオシャレでした☆
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美味しかったと大絶賛で、
材料や作り方を持って帰って下さり
家でも作ってみると言ってもらえたのは
嬉しかったです♪

料理を作ることで達成感を感じて頂き、
自宅でも自信を持って役割が行えたらな、
ADL・IADL動作へと繋げる機会になって
欲しいなと思いました。

最後に、後片付けもして下さりました。
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本日は、イベントにご参加いただき
ありがとうございました!
またのご利用をお待ちしております。
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とても嬉しい一言も頂けました。
普段、出来ないことをイベントでやって
自信をつけて下さったのか
初めて、連絡帳に自分でメッセージを
書いてきて下さりました!
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最後に私の意気込みを言わせてください!
イベントをいっぱい通して
利用者さんに自信をつけてもらえるような
面白いOTになれるように(^-^)
頑張ります!!!

リハカフェ東成 芦尾
posted by Active at 10:17| Comment(2) | TrackBack(0) | oosaka

2018年05月22日

東成区民向け講演会

先週に引き続き在宅医療介護連携推進会議の

今回は普及啓発ワーキング委員で区民向け講演会のシンポジストとして参加してきました。

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昨年12月に講演会をして好評だったので第二弾です!

今回は東成区歯科医師会より在宅歯科医療の講演があり

「医療と介護が必要になった時の暮らし」がテーマで

医師・歯科医師・薬剤師・看護師・リハビリテーション・ケアマネジャーの

立場から在宅でどういったことが出来るのかビデオ、スライドを使いながら説明をさせて頂きました。

H.29年の大阪市の高齢者実態調査報告書では

在宅で訪問看護師が何ができるのか知らないと回答した方は44.7%とまだまだ

認知されていないのが現状です。

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同会議では区民向けのリーフレットも作成し

普及啓発に尽力しています。

アクティブ大阪
中原
posted by Active at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | oosaka

2018年05月21日

大正報告会【チャレンジ】 飛永

おはようございます。大正の飛永です。

平成30年度の大正事業所の研修
テーマ【チャレンジ】

利用者さんと職員が共同で
【チャレンジ】したことを報告する

その中で
アクションを起こしたきっかけ、利用者さんや担当療法士の想い、各療法士の動き(時間の取り方や方法)、他職種との連携、リハビリテーションアセスメント、リスク管理、保険制度内でできること、保険制度外で出来ること、関わりから学べたこと、等を報告

決まってることは
【チャレンジ】したことなら何でもオッケー!!

あえて枠組みを決めていません!





思い返せば
平成28年度の研修、、、

職員が増え
各職種の専門性を活かして
テーマを振り分けして研修を行いました(主に座学)

基礎は大事
勉強にもなるし
年間計画をたてて行うので一年間やりきった感覚はありました

あれ?
でもよく考えたら
自分も含め各職員の学びにどれぐらいなっているのだろうか?
それを現場で利用者さんにどれぐらい活かせているのだろうか?

研修を行った達成感、話を聞いた満足感
はあるものの
研修後の効果はどれぐらいあったのだろうか。


このままじゃあかん!
もっと自分含め各職員の学びに、利用者さんへの効果も出せるように!




ということで29年度の研修は
28年度と同様でまずテーマを決めますが
同じテーマで3回分の研修を行う方法で実施しました。

1回目、2回目は出来るだけ実技も含めた研修を行う(28年度よりも1つのテーマに時間をかけた!)

そしてその後がポイント

研修の聞き手側が、1回目、2回目で学んだことを利用者さんに活かしてみる!

その活かしてみた結果を3回目の研修で
全職員が報告する(PDCAサイクルの考えで)



この29年度の研修は
必ず学んだことを活かす!
それがさらなる学びになる!

という一定の効果はあったように思います。




んー
30年度の研修はどうしよう?
28年、29年と研修でどんな効果があったんだろうか?
気になったので職員へアンケートを取りました。
(利用者さんへの影響をもたらすことができた?現場で活かしてみることで学びになった?研修後から長期間の効果はあったか?などなど)


結論、
悪くはないけど良くもない!!!!


振り返ると28年度、29年度と
やり方は変えたつもりでしたが

結局、具体的なテーマを決めていました(呼吸リハ評価、立ち上がり動作、リハビリ生活評価、嚥下、栄養、認知症、性格、等)

利用者さんへの効果を念頭に置いていたはずが、具体的なテーマありきで
そのテーマが軸になっていたことに気付きました。(テーマごとの学びにはなっていたが)

反省です。




そんなこんなで
30年度の研修は

【チャレンジ】したことを報告する
ただそれだけを決め
枠組みはそれ以外決めずに研修を行ってみることにしました。
より、利用者さん発信、現場発信の研修になるように!

私自身、どちらかというと
枠組みを決めてから物事を進めていきたいタイプかなと自分では思っています。

なので
枠組みを決めない!
これは個人的にはかなり不安です!

どないなるんかな?
失敗しいひんかな?
と思います。

でもそれ以上に
利用者さんの想い、または個々の職員の強みを活かした報告が聞けると思うと、そして
どうなるかわからない未来のことを考えると、
ワクワクします!!






5月から報告会【チャレンジ】を私から開始しております。
簡単ではございますがご報告させていただきます。


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私が訪問のリハビリで関わらせて頂いてる利用者さんとの【チャレンジ】

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退院後の外出支援を通して
「していくADL」を提案する責任や、大切さを学びました。
(していくADLとは、安全面や残存機能を活かすこと等を考慮し今後実施していくADLのことで、勝手に私が作った言葉です。すみません。)

Aさん
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※1 お顔以外の写真掲載はご本人様に了承を得ています。
※2 現病歴や生活に関する詳しい内容は、個人情報でもあるので省略させて頂きます。



Aさんの希望は
「入院前のように友人の方とお食事に行きたい」「1人で外を歩きたい」


アクティブ入社してすぐの私であれば
こんな感じでリハビリテーションを実施していたかもしれません。(40分間のリハビリであれば)
30分ベッド上リハビリ
10分屋外歩行(決まった道のりの繰り返し)

もちろん基本的には機能訓練は大切で、しっかりとアセスメントをした上で動作と関連する問題点であればベッド上訓練も必要かと思います。

ただそれは限られた時間の中で、他の訓練との優先順位やタイミングを考えて!
ということを忘れてはいけないと思います。


ご本人様の想いもあり
Aさんとは
主に自宅からの外出支援を中心に実施!

訪問中に出来ない機能訓練、かつご自身でも可能な訓練内容に関しては自主トレーニングメニューを作成!


かかりつけの診療所、商店街、スーパーの中、坂道、踏切、砂利道、信号、神社の石畳、レストラン、等

様々な場所へ行きました!

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CMさんや、ご家族さんとの連携を取りながら

ケアプランの
生活全般の解決すべき課題(ニーズ)や
短期、長期目標の達成度を考慮し

40分から提供時間を徐々に増やしていきました。



ここで大事になったのが

【していくADL】の設定、提案です!!

ただ一緒に屋外歩行をするわけではなく
各目的地、道のり、状況に応じて
Aさんと自立度を詳しく決めていきました!!

(飛永より)
「ここまでは一人でいけますね」
「ここは押し車を使い、付き添いの方に見守ってもらえたらいけそうですね」
「この信号は近道ですが赤になるまでの時間と距離を考えると、別の〇〇という信号から行く方が遠回りではありますが安全ですね。Aさんの持久力があればそちらをお勧めします」

(Aさんより)
「この道は前みたいに一人でいけると思ってたけど、実際リハビリで行ってみたら危なかった。なのでこれからは一人で行かないようにします」
「商店街の中に休憩できる知り合いのお店があるから〇〇までは1人で行けそうです」

Aさんとは
このように
自立度に関する意見交換を
何度も何度も重ねていきました!
もちろんAさんと私の意見が異なる時も多く
その場合は、安全面を確保した上でAさんの希望にも沿える方法を検討しました。

Aさんの頑張りと、その効果もあってか
転倒なく退院後の在宅生活を続けることが出来ています!


療法士が
なんとなく生活の自立度を考えていると
現状をしっかり捉えられず
明確な目標も決めれません。
(気付いたら転倒、気付いたら生活方法が変化等)
最近特に思います。

安全!かつ最大限広い生活範囲!
を一緒に決める
「責任」が
療法士にはあると思います。

私は恥ずかしながらこの当たり前のことが
まだまだ出来ていなかったな、と反省しています。

これは屋外に限ったことではありません。

自宅内の生活でも同じことです。
例えば、
移動:1階のみつたい歩き自立(寝室、居室、リビング間のみ)それ以外は見守りで可
排泄:下衣を上げる以外は自立
入浴:洗体(背中)以外は自立

などなど
しているADLの評価でおわらず
他の利用者さんでも
各動作の自立度を!していくADLを!
より具体的に
より専門的に決めていく必要があります。



自立度に関して

一度決めても
体調や状況、およびご本人様、ご家族様の意向等により方法は変化していくと思われます。

それでも
「結局変わるから特に決めない」
ではなく
「日々変化するからベースをしっかり決めておく」
ことが大事だと思います。



Aさんからは
安全な生活を獲得していく方法、療法士の責任、および住み慣れた地域で暮らし続けるということ等、たくさんの学びを頂きました。
Aさんとの【チャレンジ】は
これで終わったわけではなく
これからも一生続いていくでしょう。

ちなみにご本人様の希望でもあったご友人との食事会は、無事に行くことが出来ました!!


今回、大正事業所での研修や、会社ブログへの掲載に関してAさんにお願いしたところ
「みなさまのお役にたてるのであれば」と
快く引き受けて下さいました。本当にありがとうございます!


大正事業所
平成30年度の研修は
年度内に
各職員
2回ずつ
報告会【チャレンジ】を実施していき
ブログにもアップしていきます。


一年後、このブログで
利用者さんと各職員の【チャレンジ】がみれると思うと
やっぱりワクワクしますね!


以上、最後まで読んでいただきありがとうございます!

アクティブ大正 飛永
posted by Active at 08:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 大正(報告)