2019年06月27日

森さんとトークライブ2019白鳳短大OT学科1年生


心意気実践チームの日野上(ヒノガミ)、いとうです。



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白鳳短大OT学科1年生のみなさん
毎年、元気で明るい学生さんばかりです。


今年で白鳳短大1年生のみなさんとの講義&トークライブは3年連続3回目となりました。
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▼昨年度の様子はこちら↓


まずはじめは、心意気実践チームのOT日野上から、弊社の紹介に合わせて、各病期・ステージ(急性・回復期・生活)のリハビリテーションの捉え方や作業療法士の役割について、1年生のみなさんに分かりやすく説明しました。
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大阪弁丸出しの日野上トーク全開で終始爆笑の連続でした。


次はお楽しみのランチタイムです。
写真左から指導員の中村さん、利用者の森さん、指導員の笠木さん、利用者の高橋さんです。
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それぞれ役割分担のもと、順序よくカフェオーディナリー松原の自家製カレーとシチューをサービングです。
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満面の笑顔、ありがとう!
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ランチのあとは森さんとのトークライブの時間です。
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遅れて訪問リハ利用者様の石本さんも来てくれて、途中から3人でトークライブになりました。3人は初めての試みでした。
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普段のリハ場面では話してもらえないようなことが、トークライブの場ではいつも聴くことができます。

森さんと取締役ST碓井さんによる訪問看護(リハ)開始時の様子。

「生きていても仕方ない」。
と、感じて気持ちが落ち込んだ悲観的な時期だったとの旨を話してくださいました。

もし碓井さんが来てくれていなかったら、
「分からんわ」。
"次の日、一週間後、どうなっていたか分からないような"心理的な状態だったそうです。

森さんから、
「クルマで外に連れて行って欲しい」。
と、ST碓井さんに希望がありました。

すぐに会社と相談しクルマを段取りしてもらったそうです。

そして、向かった先は、ST養成校での失語症当事者の方々が集う講義へ。

森さんは、初めて出会う失語症当事者の方々と接したことで、
「(今のカラダでできる)楽しみができたかな…」
"将来に向けた希望"のようなモノを感じたと話されていました。

石本さんは、
「医療に対する不信感が強かった」。
「家族のように接するアクティブの訪問看護(リハ)に大きな信頼と力をもらいました」。
と話してくださいました。


次は森さん、石本さんとの交流会です。
毎年学生さんが楽しい各ゲームやクイズを考案してくれます。
みんなで大汗かいて、大笑いしました。
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クイズで正解を連発した森さんにどよめきの声がたびたび上がりました。
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楽しいクイズが終わり、感想をまとめて発表する役割の学生さんからは、気持ちの入った素直な感想を聴くことができました。
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「とにかくがんばって学校に行き続けて作業療法士になってください」。
と、日野上さんから最後の挨拶です。
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森さんからも
「がんばってください」。
と、エールの言葉。
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今年も元気で明るくてかわいい学生さん達からたくさんの元気をもらいました。


心意気実践チームのOT日野上(ヒノガミ)の振り返りです。

白鳳短期大学の1年生の皆さん、授業のためとはいえわざわざ松原のオーディナリーまで足を運んで下さりありがとうございました。

学生の皆さんは入学して約4か月程度ということで、「どんな内容を」「どんな表現で」表せば「学生の皆さんに伝わる」のだろうかと考えて講義の内容を考えていました。

最終的に、僕の強み・個性は「急性期、回復期、老健、訪問」と多岐にわたる作業療法を経験してきた、ということだと思い、入学間もない学生の皆さんには、医療と生活期でどんな作業療法を提供してきたのか、実体験を交えて講義を行いました。

内容を少しばかりですが追記します。

医療においては、病気の回復の邪魔をしないことや心身機能の回復を目指して作業療法を展開していきます。この時期が心身機能においては大事な時期だからです。

生活期においてはどうでしょうか?

老健に入所している利用者様が「家に帰りたい」といっているのに、「機能訓練を頑張りましょうね」といってひたすらに機能にアプローチを行うものでしょうか?

在宅で寝たきりの生活をしていて、「死ぬ前に一度、想いでの場所に行きたい」と言っているのに「歩けるようになったら行きましょうね」というでしょうか?

医療の現場で行っていた「心身機能に対する」アプローチが通用しなかったのです。

そのときに僕が思ったことは、人というものは一生死ななくて、どんな疾患を持っていても機能改善をしていくものだ、と考えるなら利用者様の希望を叶える作業療法は機能訓練に特化していけばいいと思います。

しかしながら人というものはいつかは亡くなるし加齢とともに体力が落ちてくる、と考えるなら機能訓練とは違う視点(サービスなどの環境)をもって生活にアプローチをする事が必要なんじゃないか、と考えるに至りました。

地域包括ケアシステムのことや、病院や老健、訪問事業所の役割を勉強していくことで身体機能は変わらなくても、サービスを使う・サービス同士が連携することで支援できる生活がある、ということです。

学生さん達には、このような内容を僕の担当した利用者様とのエピソードを交えて説明を行いました。

こんな内容が約2時間続くという恐らく退屈な場面もあったであろう時間でも、頑張って目を開けて、ときには笑いながら講義を聞いてくれていた白鳳短期大学の学生の皆さんには感謝です。

また、このような機会を提供して下さった、毛利先生、頼田先生にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
今後、より充実した講義になるよう、講義内容やスケジュールの調整、再検証をします。
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泉北ファームだより

皆さんこんにちは!

最近、ちくきゅう(竹輪の中にきゅうりを入れた食べ物)の作り方が

高知県だけ違う事に今年一番の衝撃を受けた泉北PT大家(2年目)です。

他県ではきゅうりを切って入れるそうですが、高知県ではきゅうりを丸ごと入れます。
この事を利用者様やデイスタッフの方に話すと、

「そんな訳ないやろ!」、「竹輪がかわいそう…」などと総バッシングを受けました…

しかし、実家から送ってもらった写真を見せると、皆さん衝撃を受けていました。

中には、作ってみて!と竹輪を持参される方もいた程です。

そのちくきゅうの写真がこちら!
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全国共通でこれが普通だと思っていました。



余談はこれくらいにしておいて、今回は以前ブログでアップしたH様主体の泉北ファームのお話です。

さかのぼる事、昨年2018年10月頃…冬に向け白菜・キャベツの苗を植え始めました。
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H様の無農薬でやりたい、皆さんに美味しく食べてもらいたい!という強い想いで、無農薬で行く事に。

しかし、問題となるのが虫の被害。葉物野菜なので虫がわんさかやってきます。

日に日に増していく虫の被害。瞬く間に全滅し、植え替えました。その数なんと2回……

そして、3度目の正直、これで最後にする!の想いを込めて…

なんと、奇跡が起こったかのように虫の被害はあるものの順調に成長してくれました!
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白菜・キャベツの成長を実感するH様…!
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そしていざ収穫です!
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そして、季節が過ぎ2019年春、さくらんぼの花が咲き始めた頃…
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2019年4月、土を増やし
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苗を植え(きゅうりとミニトマト)、水をあげて、完成!
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そして、あっという間に成長し支柱を立て
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いざ、収穫!!
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やはり、夏野菜は成長スピードが速く見るたびに大きくなるのでデイサービスに来られる利用者様同士の話題に上がる程…

そして、なんとある日!!

デイサービスだけにとどまらず、近隣地域の皆様が泉北ファームの前で畑をみながら井戸端会議をしていました!

こちらの姿に気が付いた奥様が、「このトマトすごいねぇ!」

「うちでも(畑)やってるけど、こんなに実つくなんて、これ作った人才能あるわぁ!」

「これどうやったらこんなに成長するん??」

など多くのお話しをして下さいました!ちなみに今では、畑以外の世間話や挨拶を交わす程の仲になりました!

また、畑活動を始めてから、H様の心境に変化が…

なんと、今まで何を言っても「いや、やめとくわ」など周囲に対して興味を示さなかったH様が

どんどん自発的に周囲に自分の個性を出し始めました!

H様の意欲も上がり、デイサービスの他の利用者様の活気も上がり、近隣地域の皆様が興味を示し話題にも上がる…

畑の力はここまで周囲に影響するのか…畑恐るべし…と感じました。

そして、先日地域の子どもたちも興味を示し、野菜の収穫体験を行いました!!
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「すごい〜」「これどうやってとるん?」
やり方を教えると楽しそうにとっています。
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記念に一枚!
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(写真許可済み)
子どもたちからも、「ありがとう〜」の声や、

子どもたちのお母様からも、「貴重な経験をさせて頂きありがとうございます」

等頂きました。これからも地域の皆様にとってより良い交流の場、キッカケ作りになればいいなと思います。

次回7月19日開催予定のリハパブでは、畑活動のこれまでの写真やH様から頂いたひとこと等も、展示しようと考えています。

これからの泉北ファームの行く末が楽しみです。

長くなりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。

アクティブ泉北PT大家(ファームコーディネーター(自称))

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2019年06月22日

大正報告会【プレゼント】〜自立支援を自分ごととして考えてみる〜 飛永

大正事業所責任者の理学療法士の飛永です。

今年度の研修テーマは
【プレゼント】

大正事業所の職員から各自一つテーマを出して頂き
投票結果で城平OT発案の【プレゼント】に決まりました。

役立つ知識、プレゼンしたいことであれば何でもOK!という条件です。

「これやったら別にテーマ決めなくても良いんちゃうん」
という声がどこからか聞こえてくるような気がしますが、、、

そんなことはありません!!!

研修を行うメンバーがこの一年どんなテーマが良いかな?と各自で考え
全体で共有し、事業所単位としてどのテーマが相応しいか検討し投票で決める
↓企画段階から参加する、個人的にはここに価値があると思い、この方法をとりました。
 全てを誰かが決めた道筋よりも、少しでも自分の意思が入っている方が楽しくないですか?私はそう思います。


前年度は【チャレンジ】というテーマで利用者様と職員とがともに挑戦をした内容を報告し合いました。
利用者様の頑張り、各職員の関わりや想いを互いに知ることができ、職員間での刺激や、聞き手としても他利用者様へ活せるという感覚がありました。今年度も同じテーマで継続する方法も検討しましたが、上記の目的もありテーマを投票で決めることにしました。




ここからは私の第一回目の報告会の内容です。

テーマは
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「自立支援をまず自分ごととして考えてみる」

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弊社では、心意気チーム、各事業所でのアクティブクラブや個別での関わり、ともに行う訪問介護、その他様々な「自立支援」を提供させて頂いております。

ただ様々なケースに対応していく中で、難渋することもあります。

そこでどうすればより解決に向かうのか考え
やはり「基本が大事」と思い
「自立支援をまず自分ごととして考えてみる」ことにしました!

そして、そのきっかけ作りが聞き手への「プレゼント」なれば、と。


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私たちは、保険上のサービスの一環として、「自立を支援する」ということをさせて頂いてます。

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ICFと同じで、全ての人を対象として広く捉えると、自分自身も自立支援を受けてきた、受けている立場です。
障害の有無、環境因子、および個人因子等、様々な違う点はもちろんあるかと思いますが。

車椅子介助は、乗ってる側の感覚が少しでも分かれば押し方も変わると思います。学校の授業で、坂道での車椅子介助の練習を、乗る側と押す側で交互に練習したことを思い出しました。

それと一緒で、自立支援も、受け手側の気持ちがわかれば何か支援する上でのヒントがわかるかもしれません。

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そこで、各職員より支援を受ける側の気持ちを書き出してもらいました。(後ほど詳しく)

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私たちの生活は、周りからの自立支援でなりたってる部分も少なからずあるでしょう。

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今年より、大阪市では自立支援型ケアマネジメント検討会議が各地域包括支援センターで毎月開催されています。私はリハビリテーションに関する助言者として参加させて頂いてます。

ケアプランを自立支援や重度化予防に関してリハビリテーションの視点で助言することが目的ですが、どれぐらいの内容を誰に伝えれば良いのか?具体的に現場でしていただく方法は?ケアプラン自体の変更は?そもそも利用者様のご意向は?

考えれば考えるほど、本当に奥が深いです。

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課題もまだまだあります。

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報告会後のアンケート
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受けている、受けてきた自立支援
・上司や先輩からの指導や振り返りにより、自己による問題解決能力向上や、自分の意見を聞いてくれる時間にもなっていた。
・幼少期からの厳しい指導で、出来なかったら怒られるという恐怖心のもと改善へ。
・自分が怪我をしたときに、家事や入浴介助を友人や家族に手伝ってもらった。治療が進み機能改善をきっかけに全て行えるように。
・学生時代の親からの様々な援助による成長
・家族の事情もあり、家事をしないといけない環境になり、少し行うようになった。
・自分の身体と向き合い、自ら新しい情報を学ぶことで体調管理ができるようになった。
などなど


これらの経験を現場で活かすとすれば
以下のようなことが挙げられる

※以下の内容は、大大前提としてリハビリテーションアセスメントがベースにあるものとします。

@他者からの促しやともに振り返ることが重要
→これは、サービス提供者側の私たちから発信することはもちろんであるが、利用者様をとりまく人的環境(ご家族、ご友人、他の関係職種の方々)の中で、信頼関係や効果的な助言が行える人からの発信が出来るよう働きかける

A自立度に合わせたメリットやデメリットを伝える
→生活動作を出来る限り自立することが目標になりますが、その目標設定の理由は各利用者様ごとでバラバラです。自立度に合わせて生まれる好影響や悪影響をしっかり認識し、伝えていくことが必要だと思います。
「〇〇の動作の自立を目指す」だけではなく、「動作の自立により、〇〇となる」
自立の先にあるこの〇〇がきっと大事で、支援をする上で軸が安定したり、ちょっとした現場での声かけ1つにしても変わってくるでしょう。

B機能改善と生活手段の変化のタイミングを合わせる。
→回復段階で機能が改善するタイミングで、機能面の変化に合わせて生活手段を変えていく必要があります。これは、利用者様ご自身の判断で変化を起こされる方もおられます。またリハビリ担当者がアセスメントを行い、ご提案させて頂くこともあります。このタイミングを間違えると、理由は様々あるかと思いますが、「できるADL」と「しているADL」に差が出来てしまいます。そして。その差を埋めるために全てではもちろんありませんが、「お世話型」のご家族の支援や介護保険サービスをご利用されることも現場ではあるように思います。またこの生活が長期間になればなるほど、そこから変化を起こすには各所で弊害がおきるかもしれません。よって、生活手段変更における最適なタイミングを見極めるスキルや判断力の資質が私たちには必要でしょう。(常に変化を起こすアンテナを!)

C自立しないといけないという環境調整
→自分がやらなくても良い環境よりも、やらないといけない環境の方が、誰でもアクションを起こしやすい、起こすしかないですよね。ただこれは、自立支援につながる場合とそうでない場合もあると思います。「自立しないといけない環境を利用者様とサービス提供者側とで、一緒に考え調整する」ことが出来れば、より利用者様のご意向や気持ちものせた自立支援になることでしょう。




今回の報告会で、
「自立支援」という言葉が、遠い存在ではなく、自身やその周りの人々にも関与するものだと、サービス提供者側の私たちが認識するきっかけになれれば幸いです。そして、これはあくまできっかけであり、常に現場において試行錯誤、自己研鑽等を怠らないことが大切だと考えます。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。今回の【プレゼント】が、皆さまの自立支援を行う場で、一助となれば嬉しく思います。

アクティブ大正 飛永
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2019年06月20日

社内メルマガ アクティブ流 7月号 生活シェルパ アン・ツェリンさん「モットーは『わからない。でも「やってみる!』〜自分にとってこの仕事は冒険〜」後編

前編の記事はこちら→http://active-nopsj.sblo.jp/article/185900193.html




仕事の魅力、やりがい


その1


やっぱり喜ばれることですね。

利用者さんは色々な喜びを見せてくれます。

身体が元気になって喜ばれる、ご家族が介助を覚えることが出来て喜ばれる、料理が出来るようになって喜ばれる・・・様々です。

中には訪問に行っただけなのに大喜びされる利用者さんもいます。


その2


利用者さんと一緒に楽しめることも魅力だと思います。

アクティブに入社した秋のアクティブクラブが屋外でのバーベキューでした。

普段のデイサービスは事業者内の空間か事務所周辺を歩く程度ですが、アクティブクラブの活動場所は自然あふれる屋外でした。


今、思い出しても楽しくなります。


中でも印象的だったのが歩行に不安がある利用者さんのことです。

アクティブクラブに参加後、人が変ったように「私大丈夫や」と言い出し、お孫さんの卒業式に歩いて行き・・・そしてデイサービスを卒業していきました。


利用者さんが自分で自分のことが大丈夫と思えることは、なかなかありません。

一緒に喜んで楽しんだ出来事でした。



仕事をするうえで大切にしていること、心掛けていること


やっぱり手を抜くことかな?全ての仕事を全力投球していたら身体が持たないでしょう。

プロ野球の投手がすべてのイニングを160キロで投げ続けたら肩を壊して引退でしょう。

少しでも長く続けようと思ったら手は抜かなないとね。


どのようにして手を抜くかも大切ですね。

40分のリハビリを10分で終わるわけにもいかないし、話すばかりで終わるのも苦情がでるし・・・


アクティブに入社した頃、リハビリの希望としてマッサージが多くてビックリしました。

ケアマネさんにもしっかり施術して下さいって言われるし・・・マッサージを40分ってつらいですね。

音としてはマッサージ師に頼んでよと心の中で叫ぶけど聞いてくれたことないしね。

そこでどうやって手を抜くか?


家庭用マッサージ器を持ち込もうと思ったけど、それもどうかと思うし・・・やっぱり自分の手を使うしかないわけで、考えに考えて手の摩擦係数上げてみたら楽になるだろうと考えました。

何で摩擦係数あげるかというと野球選手や体操選手が使うロジンバッグを思いつきました。

でも白い粉が利用者さんの服に着くし、それに代わるものを探しに探したらありました。

PD9液体チョーク!!ポールダンス用の滑り止めとしてAmazonでも買えます。


無色透明で手に付けたときもサラッとしている割に摩擦力は確実に向上します。

よってマッサージも楽ちんになりますね。

素手で頑張ったらしんどくて仕方ないよね。

やっぱり手を抜かないと・・・機会があれば試してみて!


家庭と仕事の両立の秘訣は?


家庭と仕事の両立はしていません。殆どが妻におまかせです。


私がしているのは@洗濯A光熱費などの家計管理B掃除(主に風呂と家まわり)Cゴミの分別とゴミ出しD子どもがクラブで遠征したときの車での送迎E子どもの通院・・・あ〜書き切れない!!とにかく両立している実感はありません・・・以上。


生きがい


これはいちばん難しい質問かもしれません。

ある人物のことが思い出されます。

その人とは故・植村直己という冒険家です。

43歳のとき冬季マッキンリー単独登頂に成功し、下山途中で消息を絶ちます。

彼が冒険、登山を始めたのは大学生のときで、それから卒業後も就職もせずに冒険に打ち込み29歳で世界初の5大陸最高峰登頂者になります。

そして結婚して家庭を持ちますが冒険を止めようとはしなかったそうです。

周囲の反対を押し切って北極圏を犬ぞりで冒険したり、冬季エベレストに挑んだりと全く止める気配はなかったと言います。

そんな周囲が反対する中、植村の発した言葉が印象的でした。


「生きている実感がほしい」


5大陸の最高峰に立てたことでも十分だと思うのですが、なかなか生きている実感まで辿りつかなかったのでしょうね。

私はこの仕事を通して冒険していると思っています。

今は地域という樹海を冒険しています。

楽しいことも沢山あるのですが、生きがい、生きている実感までは辿りついていません。

だからこの質問は模索進行中というところでしょうか?


モットー


座右の銘という解釈で書いていきたいと思います。


「分からない」ですね。


日本を代表する哲学者、西田幾多郎が発した言葉でも有名ですね。

大学の講義中に檀上を歩き回って、歩き回って「分からない」とだけ言って帰ってしまったそうです。

それだけ考えに考えていたのでしょう。

私もこの仕事をしていて「分からない」と思うことが多々あります。

でも諦めの分からないではなく、探し求めての分からないだと思っています。

だからその後に「でもやってみる」が付きます。


「分からない、でもやってみる」そしてそれを出来るのは応援してくれる会社環境のおかげだとも思っています。

ところでこの「分からない」と発している人が身近にいますよね。

当社のメルマガ創刊号を参考にして下さい。

きっと頼もしい言葉にも思えるはずですよ。


創刊号の記事はこちら→http://active-nopsj.sblo.jp/article/180330348.html


詳細はこちら→http://active-nopsj.sakura.ne.jp/sblo_files/active-nopsj/image/E697A5E69CACE8A8AAE5958FE383AAE3838FE38393E383AAE38386E383BCE382B7E383A7E383B3E58D94E4BC9AE6A99FE996A2E7B4992017E5B9B43E69C88E58FB7.pdf


今までOTをしていて良かったと思うこと


今まで精神科、回復期、地域と勤務してきました。各々で感じた良かったと思うことをお話ししたいと思います。


〜精神科〜


とにかく患者さんに優しい人に沢山出会えたことが良かったと思います。

精神科に就職した頃はまだまだ偏見の目が強く、「精神科=怖い人」という考えが定番でした。

それに負けることなく皆で患者さんを応援していました。

職種の垣根を感じることなく、本当に皆で患者さんを応援していました。

先日、以前勤めていた病院の患者さんの今の生活について知る機会がありました。

陽性症状が強く、生活能力もあまりない患者さんで長期入院だったのですが生活訓練施設ができたことをきっかけに退院したとのことでした。

その背景には長年、その患者さんを支え続けた看護師さんがありました。

誰もが匙を投げた患者さんだったのですが、その看護師さんは出来ると信じて優しく支え続けたことは十分に想像がつきます。

そんな優しい人が本当に沢山いました。いい出会いがあった職場だと思います。


〜回復期〜


ここでは大きく変わって病院が儲かる仕組みが良く分かりました。

回復期では患者さんは元気になって退院していく姿は本当に感動的でした。

しかし、その裏ではしっかり経営管理された儲かる仕組みも強固なものでした。

精神科はどちらかというと優しさと使命感の塊でしたが、回復期は儲け第一という雰囲気でした。

病院も儲けを追及しないと倒産してしまう時代なので経営管理の大切さはよく分かるのですが、私には馴染めませんでした。

でもそんな相反する世界を体験出来たことは良かったと思っています。


〜地域〜


訪問の仕事になると自宅にお邪魔することになります。

その人なりが見えてきます。

その人の歴史をみることで、なぜそうするのかという理由もみえてきます。


よく利用者さんのご家族からのニーズとして「頑張って運動してほしい」という希望があります。

その言葉をかりて「頑張って運動しましょう」と言い続けていました。

そしたらその利用者さんは体調不良を理由によく休むようになってしまいました。

家族の頑張ってほしいという思いとは正反対の結果になりました。

決してきついリハ内容でもないのにと考えに考えました。

でも分からないままでした。


何か解決策はないかと考え、その利用者さんの生まれ故郷である金沢の生家を訪ねることにしました。

そして写真を撮って生家を訪ねたことを利用者さんに話ました。


そして、これまで頑張りに頑張り続けた人生をポツポツ話してくれるようになりました。

だから「今はゆっくりしたい」と話されたことが印象的でした。

それから「頑張って運動しましょう」を言うのも止めました。

そしたら利用者さんの方から頑張るようになり、休むことも無くなりました。

生活を知ること以上に人生を知ることの大切さを教えてくれた利用者さんでした。


このように色々な経験、出会いがあったことがOTをしていて良かったことではないかと思います。


当時の記事がこちら→http://active-nopsj.sblo.jp/article/174709641.html


成功体験


近年、異常気象が続いています。

昨年、夏の台風は怖かったですね。

我が家の物干し場の屋根も飛ばされて壊れてしまいました。

大工さんがなかなか来てくれないので自分で修理しました。

とても満足しており、ここ近年では一番の成功体験だと思っています。


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《壊れた直後》


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《修理後》

「予防」ということについて、どのように捉えていますか?


思い浮かぶのは東京の日比谷公園で発生?した鉄棒クラブでしょうか?
健康な生活を続けていくために運動が自然に出来ることが予防始まりではないかと思います。

私たち療法士が利用者さんが住む地域に出張して体操指導しに行くような活動があってもいいですよね。
泉北版の鉄棒クラブのようなものができ上がっていけばいいなと思いますね。

日比谷鉄棒クラブの様子はこちら→http://www.ntv.co.jp/burari/071208/info03.html

若い経験年数の浅いスタッフに、一声かけるとしたらどのような言葉をかけますか?

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一声目は「利用者さんを心から思ってほしい」です。


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もう一声としてはこうなってほしくないと思います。

OTの仕事を一言で言うとしたら?


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一言で言えば「道楽」です!!


インタビューを受けてみて・・・

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ワクワクしつつも限界も感じる取り組みでした。自分と向き合うのも程々がいいと思いますよ・・・ここ数週間で体重も減少しました。



▲キャリアインタビュー記事編集担当より

今回のインタビュー記事は一見すると、オモシロおかしい、ユニークな内容ばかりが目立つ感じもあるかと思います。
しかし実際に取材をさせていただいていると、その一つ一つの内容の奥にはとても深い考察が含まれていることを感じました。

後編記事後半の質問にある「若い療法士に向けた言葉」や「OTの仕事」に関する回答も一言で答えていただきましたが、『療法士として』の前に『社会人として』大切なことをまず学んでほしい。
社会人としての基礎を築いた上で療法士としての基礎を築いていってほしい、ということを強く話してくださいました。

私自身どう考えていけばいいかわからないケースを担当させていただいた時、即時的な効果が出せる方法や理論に飛びつきそうになることが今でもあります。

しかし絶対に近道はないのだと改めて教えていただきました。

イチロー選手が今年3月に野球界を引退されたのは皆さんの記憶にも新しいと思います。
そのイチローがある対談番組で、トレーニングで体を大きくし、それを活かすことが流行っている傾向についてどう思うかの質問に、「全然ダメ」と即答していました。

イチロー選手も過去にウェイトトレーニングをしていた時期があったらしいですが、必要以上に筋肉をつけるとバットスイングスピードが落ちたそうです。

そうした失敗を何度も繰り返すうちに無理な筋トレはかえって良くない、という結論に達したそうです。

インタビュアーからそうした失敗をしないための近道があるのではないか?と質問がありましたが、イチロー選手は「無理だと思います。失敗しないでそこにはたどり着けない。着いたとしても深みは出ない。遠回りすることはすごく大事」と話していました。

私たち医療、介護の世界では経験年数が10年、20年と積み重ねたら、自然と技術、知識が積みあがってくるのではないかと思いがちです。

しかし簡単な道は決してありません。
たくさんの挑戦と失敗を繰り返し、足場をしっかり固めていくことが、安定した地盤を作ることになり、利用者さんからも信頼される医療、福祉従事者になることができるのだということを今回の取材で学ばせていただきました。

◆インタビュー及び記事編集担当

心意気実践チーム&泉北事業所:室之園



参考文献

・作 夢枕獏 画 谷口ジロー 神々の山嶺 集英社

・井上雄彦 SLAMDUNK(スラムダンク)講談社

・森下典子 日日是好日 新潮文庫

・永崎裕麻 世界でいちばん非常識な幸福論 いろは出版

・金井壽宏 働くひとの人のためのキャリア・デザイン PHP新書

JDクランボルツ その幸運は偶然ではないんです! ダイヤモンド社

・三好春樹 高口光子 リハビリテーションという幻想 雲母書房

メールマガジン”アクティブ流”令和元年7月号 巻頭言 理学療法士(PT)の政岡徹則(まさおか てつのり)さん(吹田事業所主任) 「積極的に地域へ出て行き、アクティブの活動や魅力を発信したい」


皆さんはじめまして。理学療法士(PT)の政岡徹則(まさおか てつのり)と申します。簡単ではありますが、この場をお借りして自己紹介と決意表明をさせて頂きます。


私が2014年に大阪事業所に配属となってから5年目になりますが、今年の4月からは吹田事業所の主任として働かせて頂くこととなりました。よろしくお願いいたします。


私自身これまでの人生で吹田を訪れた事はほぼなく、縁もゆかりもない場所という印象でした。


7年前私がPT1年目の時に担当した重度片麻痺でリハビリに難渋し特に印象に残っている方のお宅に、吹田事業所の伊藤さんが訪問リハビリで行っているとつい先日知り、ご縁があったのだなと感じています。


私は平成元年5月生まれで、現在は令和元年。新天地での再スタートということもあり生まれ変わった様な気分になります。


出身は奈良県で今は高槻に住んでいます。趣味は海釣りとサッカー、フットサルです。


サッカーは最近全然できていませんが釣りは絶好調です。先日はメジロ、キジハタ、マゴチを釣り美味しくいただきました。特にマゴチは今が旬で美味しく天ぷらが最高なので皆さんもお店で見かけたら是非食べてみてください。


私のPT歴ですが、学校を卒業後は病院へ就職し3年間勤務しました。その間に急性期、回復期、維持期を経験することができたという事もあり、若い間に訪問も経験したいと考え転職先を探していましたが、最終的には当時学校の先輩が勤めていたアクティブへの就職が決まりました。


入職直後は「病院でしていたリハビリを家でするだけ。」という浅はかな考えでリハビリをしていたため機能的な部分にしか目がいかず、利用者様の活動や参加といった面には積極的に関われずに過ごしていた様に思います。


アクティブには新卒で入職された方も多数いらっしゃいますが、皆さんそれぞれの個性を生かし一人前の療法士として活躍されている事を考えると、訪問はベテラン療法士でないと通用しないといった考え方は間違っているのではないかと思っています。


実際私も以前の職場を退職する際に「もっと経験を積んでからの方が良い」と上司に反対されました。もちろん訪問する上ではリハビリの技術や医療、看護的な知識は必要不可欠ですが、何より型にとらわれない柔軟な発想やチャレンジ精神が重要なのではないかと経験を積む中で思うようになりました。そういった意味では、まだ経験年数の浅い療法士が活躍できる場であると考えているので、吹田事業所に勤務している3年目までの療法士の方にも積極的に経験を積んでいただき、一緒に頑張っていきたいです。


また、そうして成長した療法士の活躍の場を拡げるためにも、私自身が積極的に地域へ出て行き、アクティブの活動や魅力を発信したいと思っています。


吹田事業所の歴史の一部はブログを拝見し知ることができましたが、吹田事業所は軽部さんを筆頭にたくさんの方が携わり尽力されてきた中で作り上げられたものだと改めて実感しました。


吹田事業所に配属になってからまだ間もないですが、訪問においてもデイサービスにおいても利用者様からの信頼が厚いということを強く感じています。私が今、吹田事業所の一員として力になれることはまだ少ないですが、今後も利用者様に充実したサービスを提供し、地域の中核として認め続けていただけるように努力していきます。


大阪法人、松原法人の管理職の方々、また吹田初め各事業所の先輩の方々、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。


最後になりましたが、中原さん初め大阪事業所の皆さんには本当にお世話になりました。まだ大阪事業所で担当させて頂いている利用者様がおり、今後も顔を出すと思うので今後ともよろしくお願いいたします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。



デイサービスにて、新人理学療法士の馬場さんに直接指導(写真左が政岡さん)

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歩行練習の評価と治療を指導中
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追記)
PT1年目の時の7年前に担当した重度片麻痺の方とご家族さまから、
「政岡さんが半年間一生懸命リハビリをしてくれはったから、今歩けてるんやね、有り難いわ」。
と、感謝の言葉がありました。(訪問担当:伊藤)

2019年06月17日

ともに行う調理。

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今夜のメニューは「ビビンバ風丼」


ともに行う訪問介護事業所の介護福祉士・作業療法士いとうです。

この日の最後の時間は、記憶障害等の高次脳機能障害と右手指に拘縮のある利用者様宅です。

訪問リハビリテーションを終えてから身体介護による自立生活支援の見守り的援助"ともに行う調理"です。

冷蔵庫の中には、先週からあったエリンギ1袋に加えて、新たに2袋を「安かったから買っちゃってさァ、冷蔵庫にあったのを忘れてたよゥ」。と、計3袋ありました。
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エリンギをカット。
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数日前に茹でたもやしが冷蔵庫の中にありました。
「茹でて置いて、ポン酢や醤油、ゴマ油とかをかけて混ぜ合わて食べてるよゥ」。
ともに行う調理で何度も作っている味を思い出してアレンジされておられました。

そのもやしに先週新たに購入した中華ガラスープ(顆粒)とうす醤油、黒酢を加えて電子レンジにかけます。
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アツアツもやしにはゴマ油をかけて、「もやしナムル」の完成!
エリンギは刻んだ鷹の爪とおろしにんにくで炒めます。「エリンギのアーリオオーリオ」の完成!
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冷蔵庫の中に少しだけ残ったキムチもアツアツごはんに乗せて、完成!
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「おれ、ビビンバとか食べたことないもん」。
と、夢中で食べておられました。
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「これやったらもっと腹いっぱい食べれそうだよゥ」。めちゃくちゃエエ表情でした。


ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の自立生活支援をサポートします。

2019年06月15日

(ポスター発表、備忘録A)第56回日本リハビリテーション医学会学術集会

心意気実践チーム・人材開発室OT伊藤です。


6/15(土)は朝早くから会場へ。
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6/13の報告、備忘録@はこちら↓

8時からの教育講演「障害適応へのチームアプローチ 〜障害受容再考〜」に参加しました。

文献で拝読してきた名前を聞いたことがある著名な先生方が、目の前で話されている姿は何か感慨深いものがありました。

とてもまとめきれる中身ではないので、備忘録的なレビューに留めさせていただきます。

備忘録)

▽座長の先崎章先生(埼玉県総合リハビリテーションセンター)より

〇障害受容は疾患、障害を含めたその人、状況、などなどでその時々で変わるものではないか…

〇医療者ではうかがい知れないことがあるのではないか…

〇誰の理論が正しいのかどうかを論証するのではなく、眼前にいるリハ患者の心のあり方を理解するのに最も適した障害受容理論を用いればよい。(渡辺俊之2004)

〇障害の受容とは障害者としての自分を受け入れていくことであり、悲しみや落胆などの否定的感情に向き合っていく心理過程である
〇機能改善への固執と障害受容を分けるべき
〇障害受容の経過は段階的というより行きつ戻りつの連続過程である
〇障害受容にいたるためには”希望”が必要
〇医療者が扱えるのは”障害への適応”で、そのために医療チームを機能させること
(2006年の本会にて)


▽医療社会学の視点から細田満和子先生(星嵯大学)より

〇社会的役割(一般的なこうあるべき論)から役割期待(こうならないといけないという型にはめられてしまう)

〇病人役割(「社会体系論」パーソンズ、1951年)という捉え方
権利(回復すること、その一方で社会的な役割を免除されるという面もある等)と義務(回復すること、通常になるということに縛られる)

〇生活史の書き換えにより、”全く異なる主体に”、”新しい自分へ”、”病人役割”から自由に”、”新しい役割を獲得へ”

▼詳しくは↓
『脳卒中を生きる意味-病いと障害の社会学』青海社 細田満和子著
https:surasshusurasshuwww.seikaisha.bluesurasshuitem-22/


▽元ST教員で脳卒中、高次脳機能障害の当事者でもある関啓子先生(三鷹高次脳機能障害研究所)から

〇リハをする側からされる側となったから分かることがある

〇現実肯定感(なってしまったのは仕方ない)、希望(職場復帰を)、期待感(新しい人生を)、知的好奇心(リハ職として貢献しよう)から、自分にしかできない”語り部”としての高い使命感が生まれた

〇「発症前より幸せ(病気によりたくさん失ったけど、それで生まれた幅広い他者とのつながり、自己効力感、社会参加の実感があるから)」

▼詳しくは↓
三鷹高次脳機能障害研究所
(一社)日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会


▽OT田島明子先生(聖隷クリストファー大学)から

〇誰もがなにかしらか”障害”があるが、それを内包しながら生きている

〇自分自身のユニークな価値に気付く

〇存在を肯定する

〇障害受容という言葉を避ける療法士

〇参加のはしご

▼詳細は↓
障害受容再考―「障害受容」から「障害との自由」へ』三輪書店 田島 明子著


▽交通事故による下肢障害の当事者でもある公認心理師・臨床心理士 定政由里子先生(神戸学院大学)から

〇感情の爆発を大切に扱う、否定しない、しばらくすると冷静になれる

〇自制→忍耐→希望→感謝
人の意見とやり方に折り合いをつけることで自制となり、自分の想い、希望がある程度できるになれば、感謝が生まれる

〇ヘパイトスのギリシャ神話が心理的課題(心のわだかまり)から解放してくれた

〇アドルフ・グッゲンビュール・クレイグ「あらゆる人間は障害者である」


▽人間味溢れ出す岡本五十雄先生(クラーク病院)

〇高い人生満足度と受容度、低い経済状況と受容度の関係

〇一旦は障害を受け止めたよう(障害受容)でも、10年経過しても「でも治るんだったら何でもする」という人が多い


▽太田喜久夫先生(藤田医科大学)

〇CIQ(客観的QOL)と主観的QOL評価(日本語版制作中)について

参考はこちら↓


機器展示等)

120以上の企業団体展示ブース
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スイーツコーナー
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ポスター発表の会場
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質問する代表の阪東(写真左)です。
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15時過ぎ。いよいよポスター発表の出番です。
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座長のリハビリテーション医学会専門医の先生、他の先生方からは…
○なかなか無い取り組みで、しかもよく就労支援されている
○聴いたことがない報告
○もっと脚光を浴びるべき内容
○心が温まる良い関わりの報告
○これからの一つの形、新しいスタンダードになるかも
○話しを詳しく聴きに行きます
等…の評価をいただきました。

一方で、
○診療はどのようにしているのか
○診療のサポート体制の維持
○収益面はどのような状況なのか
等…の質問もいただきました。
ありがとうございます。


たくさんのリハビリテーション医学会専門医や関連職の先生、当事者の方と発表や各講座、講演後に、質問を兼ねてご挨拶するなかでお話しすることができました。

日頃の現場で取り組んでいて、これでいいのか…と分からないなか考えていることを確認でき、次に進むチカラをいただきました。

インターネットや本、文献で学べることとはひと味もふた味も違う、会場で会えるたくさんの方々からのナマの学び、気付きをもらえるのが、学会・学術集会。

特にリハビリテーション医学会学術集会は、学会規模や多岐にわたる講座内容に加えて、看護師、療法士に指示するリハビリテーション専門医の先生方が主たる参加者です。

そのような場の貴重さ、学会・学術集会に参加することの意義を深く再確認できました。

リハビリテーション評価の大切さを痛感しました。それに加えて、利用者様、ご家族、自分自身のために、何かしようという"心意気"の大切さにあらためて気付かされました。

次回は今年秋の静岡。11/15(金)〜17(日)。
「リハビリテーション医学の”ちから”」

何とか行きたいです。




追記)

前日の6/14(金)午後は、
「がんのリハビリテーション診療ガイドライン&シンポジウム」へ。

今月に発刊された『がんのリハビリテーションガイドライン(第2版)』の解説をされていました。

〇グレード、エビデンスの確実性、推奨別にされている

〇運動における恩恵があること

〇術前のプレハビリテーションの効果あり

〇術後の歩行、ADLの維持は予後に影響あり

〇抗がん剤等の化学療法は入院治療から外来治療へ

〇外来治療で歩行、外出機会の確保も可能

〇フレイルからどのように脱するかが課題

〇CGA7(高齢者総合機能評価簡易版)の活用

参考)
がんのリハビリテーションガイドライン(第1版)は↓
www.jarm.or.jp/wp-content/uploads/file/member/member_publication_isbn9784307750356.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/42/4/42_KJ00010001353/_pdf
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2019年06月14日

詩吟教室に行ってきました!!

今里ST堀内です。

令和元年525日、利用者様の詩吟教室に見学に行かせて頂いた

ので、その様子を報告させて頂きます。


今回の主役は80代男性のI様です。デイサービスで週に一度こと

ばのリハビリを担当せて頂いています。I 様は、病前、詩吟の師範

をされていました。若い頃から詩吟が大好きで毎週の楽しみにさ

れていました。そんな中、脳梗塞により、中等度〜重度の言葉の

障害が残存しました。


今回趣味の詩吟に着目し、以前はどんな詩吟を吟じていたのか、

吟じていた時の様子はどのようなものだったのかを知り、詩吟教

室の方へ失語症に対する理解を深める手助けをすること、詩吟を

訓練に生かし、見学する側ではなく、もう一度参加する側(吟ず

る側)になって頂くこと、本人の意欲向上に繋げることでご家族

や身近な人やデイの職員とのコミュニケーションが少しでも円滑

になることを目的とし今回見学に行かせて頂くことになりました。


〜見学当日〜

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I 様のご自宅に古くからの友人のA様がお迎えに来られました。

最寄り駅まで一緒に向かいます。病前と病後で一番変わった事は

何か聞いてみました。A様「言葉ですね、他はそんなに変わって

ないと思います。詩吟には段位があってね、I さんは7段の師範、

私は3段です。よく話す人で厳しい人でした、今は口数が減りま

したよ。そのせいか性格が少し大人しくなったような気がしま

すね。昔は海釣りようしとったんです、港から船出して40

かけて、皆で太刀魚を釣ったり、夜中まで楽しんでたんです。

卓球やカラオケも行ってたんです。」


〜詩吟教室(深江橋にある福祉会館)に到着〜

上師範のT先生と生徒さんが来られていました。まずは皆さん

にご挨拶です。「I 様の言葉のリハビリの担当してます、堀内で

す。今日は詩吟について学ばせて頂きます。良かったら今日の

活動を社内で報告させてもらってもいいですか?」と聞くと、

T先生「もっと早く言ってくれたらお化粧ばっちりしたのに。」

生徒のB様「前科者で良ければどうぞ笑」と冗談を交えながら、

皆さん温かく迎えて下さいました。


T先生からのお話〜

T先生(80代の女性)はI 様が病気で倒れられた時、毎日お見

舞いに通われていたそうです。T先生「I さんはね、病気になる

前は段取りから全てやってくれてました。I さんがこのままで終

わってはいけないと思ってね、初めは嫌がってましたけどね、

見学においでって誘ったんです。初めは途中で帰ってたんですけ

ど、最近ね少し変わりましたよ。歌えないけど、この間詩吟の大

会があったんです。うちの生徒さんも5人出たんですけど最後ま

でしっかり見てましたよ。」


〜発声練習〜

まずは発声練習です。「あ〜〜い〜〜う〜〜え〜〜お〜〜」

声が部屋中に響いて圧倒されました。

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〜詩吟〜

皆さん、そもそも詩吟ってどんなものかご存じですか?私は全

然知らなくて、I 様の事をきっかけに調べました。漢詩や和歌

等を独特の節回しで吟ずる(歌う)芸能だそうです。詩吟には

意味が込められております。I様の好きな西道山の「城山」を

ご紹介させて頂きます。


<詩の意味>


孤立無援の軍勢で奮い闘って、官軍の重囲を突破し、故郷の

城山に帰りつくことができた。百里もあろうかと思える道の

りを敵の砦(とりで)の間を抜いて脱出して来た。しかし、

たび重なる戦いでわが剣はすでに折れ、わが馬も倒れて死ん

でしまった。もはやこれまでである。今は秋風の中、懐かし

い故郷の城山でわが骨を埋める身となった。


歌詞の意味を知った上で聞いてみると奥が深いなと感じまし

た。有名な上杉謙信や李白などの名詩もありますよ。


T先生と生徒の皆さん「せっかくだからI さんも一曲歌いな

さいよ〜」恥ずかしそうにされています。I 様「情けない、

申し訳ない。先生(堀内)聞いてくれんの?」と言いながら

生徒さん達と一緒に吟じられました。

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C様「今までで一番声出てるんじゃない?I さん、言葉全然

わからんけど、今日は分かる言葉があるわ。」ここで皆さん

に失語症について理解を深めて頂こうと話をしました。する

と、D様「初めて知ったわ。今までそんなん教えてくれる人

いなかった。それ聞いたら、自分の周りのあの人もきっと失

語症やと思うわ。」と興味津々の様子。続けて、「自分とI

んは何十年の付き合いでね、I さんの熱心な誘いで始めたん

やんやで。初めてまだ2年やけど楽しいな。」と言われまし

た。そんな中でE様は大相撲の朝之山の結果が気になると詩

吟の合間にずっとラジオを聞いてらっしゃいました。優勝が

決まると「やったわ!!自分と一緒の富山県出身です。」と

興奮して話されました。I 様も他の生徒さんも皆で拍手しまし

た。皆でコーヒーを飲みながら、「詩吟はついでですねん。こ

うやってね、皆と顔合わせてわいわい話すのが何よりの楽しみ

なんですよ。」と言われました。続けて、「男3人揃ったら病気

の話、5人揃ったらお寺の話(笑)」と笑いがおきました、そ

の流れで誤嚥性肺炎の話題になりお話するとまたまた興味津々

の様子で聞いて下さいました。I 様「じゃ、もう一回(やりま

しょう。)」と声かけで再び一人ずつ吟じられました。私もT先

生からのお誘いで大変恐縮ながら、I 様と一緒に詩吟を歌い、

楽しませて頂きました。

〜親睦会〜

最後は皆さんと一緒にお食事、T先生「今日は来てくれて本当

にありがとう。またぜひ来て下さい。」I 様「ほんとに、ありが

とう。」と言って下さり、無事終了しました。

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〜見学を振り返って〜

I様は失語症により「話す、見る、書く、読む」の4つのモダリ

ティーのうち唯一少しだけ「読むこと」(漢字>仮名)ができま

す。詩吟は、漢字でほとんど表記されています。歌う事が大好

きなI様にとって詩吟ほど良いものはないんじゃないだろうか

と感じました。今後は詩吟を取り入れ楽しみながら訓練ができ

たらと考えています。


I 様、今日は本当にお疲れさまでした。また見学を快く引き受け

て下さいましたご家族を初めに、T先生、生徒の皆様、本当にあ

りがとうございました。


posted by Active at 09:39| Comment(2) | TrackBack(0) | oosaka

ホルモン焼きの作り方教えてください。

吹田のOT藤原、心意気実践チームいとうです。

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ホルモン焼きです。

つい先日に関節リウマチと診断をうけた訪問看護(リハ)の70歳代女性利用者様から、先週の訪問時に、
「息子から作ってって、言われてね。ホルモン焼きの作り方教えてよ」。
と、おもむろに希望がありました。

「じゃ、来週やりましょう」ということに…
作るのは数十年振りで、前に作ったのがいつなのかも分からない位だそうです。

「作り方ももう忘れたワー」。
と、話されてましたが、あれコレと当時の記憶をたどりながら、なんとか自家製ダレの材料とレシピを聴き取りできました。

食材準備や角度調整機能付きのL字型包丁の購入は、いつもながら協力的なご家族にもご支援してもらうことになりました。

わたしもホルモン焼きは作ったことがなかったので、この週末にタレの調合を確認するために試作品を作り、レシピを研究です。
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赤センとシマチョウのホルモン焼き、なかなか旨かったです。残りダレでホルモン焼きうどんに…


そして、当日。
ウインナーのカット作業です。
包丁の形状が利き手の左手首の関節保護になっています。大きな支障なくカット作業完了!
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青ネギのカットです。
しっかりと細目に切れていますが…
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「アカンわー、慣れなあかんね」。
と、渋い表情の利用者様。
目標物が細くて、刃面が思ったようにまな板に合わせるのがなかなか難しいようでした。
座ったり立ったりしたり、机や椅子の高さを調整を繰り返しつつ、少し休憩をはさみながらネギのカット作業完了!

醤油ベースの調合した自家製ダレに、お酒で洗ったホルモンを混ぜ合わます。
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ハラミ等の牛肉も漬け込みです。
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少し漬け込みです。

お仕事を終えて帰って来られた旦那さん、娘さんと試食会です。
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文句なしの旨さ。絶品でした。

「ずっと作ってくれへんかったもんなあ」。
と、肉を焼きながら旦那さんからのつぶやきが…
「何でもしてきた人やからなあ」。
「(妻への献身的な介護は)今までの罪滅ぼしですわ…」。
と、苦笑い。カッコいいです。

「やっぱり旨いね。もう少し漬け込んだら前の味やね」。
と、娘さんと利用者様とエエ表情です。

「作るの三十年振りかな…」
と、笑顔の利用者様。ようやく思い出されたようです。
「(息子さんには)肉とホルモン持って来たら作ったろ」。
と、やる気スイッチ入ってました!


今のところ新しい包丁でのカット作業時の手首、手指には負担は少ないようですが、作業後に肩や首周りに疲労や痛みが残るようです。

今後は作業量や内容、時間の調整等を試行錯誤しながら、リウマチノート等も活用し関節保護と痛み、疲労への配慮をし、日常生活、身の回り動作の安定と家事等の再獲得を引き続き図っていきます。
投薬治療の経過と運動量等を担当医の先生と連携を図ります。
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2019年06月13日

(参加報告と備忘録@)第56回日本リハビリテーション医学会学術集会2019

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心意気実践チーム・人材開発室OTいとうです。


昨年度からリハビリテーション関連職が可能になった日本リハビリテーション医学会学術集会に初めて参加させていただきました。

今朝は早くからポスター掲示に。
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「患者からパートナーへ ~脳幹出血の医師とのリハビリテ−ションクリニック開設運営に向けた二人三脚の歩み~」
ポスター発表は6/15(土)です。
▼詳細はこちら↓

ポスター発表の準備がひと段落してから、ようやくプログラムに目を移すと、知的好奇心をくすぐられる内容に心躍りました。
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早速、一般社団法人日本生活期リハビリテーション医学会のシンポジウムに参加しました。

テーマは「リハ医は生活期のリハビリテーション医療にどのように関わるべきか」

名だたる先生方からリハ医に向けた生活期のリハビリテーション医療に関する内容です。
当たり前のことかもしれないですが療法士に向けたものが大変多く見られました。

参考)
備忘録

○生活期リハではまだまだ個別性、主体性の高いサービスは提供出来ていない現状があるのでは…

○生活期リハはどの領域のリハより圧倒的に関わりが長い、評価すべきことも多い

○必要な評価を経時的に行なうことが不可欠
→ICF、FIM、FAI、LSA、興味関心等

○生活期リハでは、利用者、患者の基礎疾患をよく診立てることなく、目の前の必要な介護等の現場の対応に迫られることがあるため、関わる職員が近視眼的になりやすい

○様々なリスクが考えられるが、基礎疾患をしっかりと診なくても、毎日のサービス、仕事が完結してしまうことも多い

質の高いサービスを提供するには、基礎疾患と障害とのつながりを診ながら、リハ医(看護師や療法士も)による医学的な管理が必要

○訪問看護ステーションでの療法士による訪問(訪看リハ)と医療機関での訪問リハビリテーションの使い分けがあるという難しい実状…制度的にも複雑

○リハ医(療法士も)は利用者と目標の共有をし、初回時に終了もあることを告げておくべき

○生活期には算定期限が無いことが大きなアドバンテージではないか…やれることがたくさんあるのではないか

○生活期リハには自分自身で主体的に行なうリハ、自主トレの時間と量が何より大切
→サルコペニアの筋トレは4割の力で回数を多くすれば効果あり
→筋トレは痙縮には影響しない
→歩行練習は歩行率、歩数、距離、スピード、歩容に注視を
→麻痺側の筋力アップは12,24ヵ月後もあり
→股関節伸展の維持向上は不可欠

○IADLの変化率は歩行、交流が高い人が向上しやすい

○FAIは退院後に向上しやすい

○生活機能向上連携加算の算定率は非常に低い現状

○"結果にコミットします"の自費治療、リハサービスが増えている現状がもしあるのであれば、今の生活期リハビリテーション医療の関係者が恥ずべきことではないか…

○利用者の隣で療法士が汗をかくのではなく、利用者の主体性を引き出し、利用者自身が日常的にリハするようにもっていく

▼詳細は、クリニカルリハビリテーション2014年4 月号「リハの効果の限界を超える」近藤国嗣先生(東京湾岸リハビリテーション病院)ら↓


▽ランチョンセミナー
「中枢神経系疾患に対する再生医療とリハビリテーション医療の可能性」
岡山大学大学院脳神経外科安原隆雄先生

○早期のリハビリテーションは機能改善へ

○運動や遊びがあれば神経新生の活性化に寄与

○運動出来ないようにした吊り上げられたラットの後肢はヒラメ筋の筋萎縮、神経新生の抑制あり

○重度の脳卒中患者は回復期に十分なリハを施しにくいことから、生活期リハにおいて良質な継続的なリハと精神的なフォローアップは神経保護、神経新生に寄与…その結果、良質な機能回復、社会との関わりを持つことができる
▼詳細は、総合リハビリテーション2018年11月号「難病のリハビリテーション」にて↓

等々…


生活期リハビリテーションに直接的に関わる弊社の仕事に誇りと勇気を持て、課題と可能性を感じることができるようなシンポジウムとセミナーでした。

と、同時に戦略的に行なうリハの効果に対する指標を持ち、評価し、しっかりと訓練するという当たり前のことの大切さを改めて痛感させていただきました。

たった半日でしたがたくさんの知見と刺激をいただき、後ろ髪を引かれる思いでセミナーの途中で退室し、午後からの訪問リハの現場へ向かいました。残念…

明日は午後からの参加です。
楽しみです。

利用者様、職場のみなさま、ご理解とご協力ありがとうございます。
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