2020年05月21日

エビデンスって必要??

どうも。
泉北のむろのぞのです。



EBM/EBPという言葉は医療関係者の方は既に周知していると思います。

今回はこのエビデンスって必要なのかどうか、

というテーマについて考えてみます。



結論からいうと私はエビデンスは必要だと思っています。

しかし、そう言いきるには少し説明をしないといけないと感じています。



Evidence Based Medicine/Evidence Based Practice

日本語では「根拠に基づいた医療/根拠に基づいた練習」と

いった訳され方をしていると思います。


しかし、この「根拠」という日本語訳が少しEBM/EBPを誤って理解してしまうことが多いそうです。

偉そうに書いていますが私も以前まではEBM/EBPという言葉に対してアレルギー反応を示していました。




ですがそれをとてもわかりやすく説明してくれる方がいました。

その人は作業療法士の竹林崇先生という方です。

竹林先生といえば脳卒中リハビリテーションにおけるCI療法でとても有名な方です。


そんな竹林先生ですが、セミナーや著書執筆活動以外にも、

SNS(Twitter、YouTube、noteなど)を通して様々な形で最新の情報をわかりやすく発信してくれています。


今回はそのSNSのなかからYouTubeにアップされた内容を紹介したいと思います。






詳細は↑のYouTubeを視聴していただければ問題ないのですが、少しだけ自分なりに説明したいと思います。

日本語はEvidence=「根拠」といわれることが多いですが、先生は「証拠」「実証」という

言葉を使用する方が理解しやすいのではないかと説明しています。



またEBMと聞くと、

「エビデンスのあることしかやっちゃダメなんでしょ?目の前の利用者さんに何でもかんでもエビデンスをあてはめようとする考えってどうなの??」


という批判も少なからずありそうな気がします。

自分もそんな考えを持っていました。


でもEBMはそんな偏った考えではなく、眼前の利用者さんにとって究極のオーダーメードである、

と先生は話しています。




それを実践していくためには5つのステップが大切だといわれています。

この内容に関しても違う動画で丁寧に説明してくださっています






Step1:眼前の対象者についての問題の定式化

Step2:定式化した問題を解決する情報の検索

Step3:検索して得られた情報の批判的吟味

Step4:批判的吟味の患者への適応

Step5:1〜4の再評価



さらにその5つのステップをPICOという4つの視点を使って考えていくと理解しやすいといわれています。


Patients:どんな患者(対象者/利用者)さんで

Intervention:どんな介入があるのか

Comparison:他の介入と比較して

Outcom:介入の結果どうなるのか




Step1:眼前の対象者についての問題の定式化

目の前の対象者さんは一体どういった方なのか?

ここにはどういった疾患をお持ちで、どのような人物の方なのか、といった内容が含まれます。




Step2:定式化した問題を解決する情報の検索

Step1から、その疾患や性別、年齢などに当てはまるとされる有益な情報を検索する

恐らくEBMのイメージはここが特に強いのではないかと感じます。




Step3:検索して得られた情報の批判的吟味

検索して得た情報が果たして本当に目の前の対象者さんのリハビリテーションに適応できるものなのか。

この点がとても大切で一つ間違ってしまうと、

目の前の方を無視してエビデンスのみを優先させてしまう危険性があると、

感じています。




Step4:批判的吟味の患者への適応

たとえ高いエビデンスがあるといわれている内容であったとしても、

対象者さんがその治療方法を本当に望んでいるのか?

リハビリテーションは療法士のためにあるものではなく、

それを受ける対象者さんのためのものです。

なので対象者さんが望んでいなければ、

高いエビデンスであっても使用するべきではないと考えます。




Step5:1〜4の再評価

以上のことを繰り返し評価しながら、

必要に応じて新たなプログラムを立案していくことが必要だと話しています。




ここでは本当に簡単な説明しかできていません。

なのできちんと理解するためには、

やはり一次情報(原著論文)から情報収集していくことが大切だと思われます。




EBM/EBPの理解にはこの他にもクリニカルリーズニングや、

OTでは近年『作業療法リーズニング』といった考え方も大変重要になっています。

今回はリーズニングに関しては割愛させていただきます。



以上、今回はEBM/EBPについて書いてみました。

自分がOT1年目の頃にこれらの情報を得ていたら、

ちょっと未来は変わっていたのかなぁと思わなくない気がします。


でも今からでも遅くないと思っていますし、

昔も今も変わらず、目の前の対象者さんのために、

とにかく必死のパッチで動いて考えて動いていきたいと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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2020年05月20日

社内メルマガ"アクティブ流"2020年6月号 巻頭言「コロナに打ち克ち、より結束した働き甲斐のあるアクティブになるよう尽力を」河井賢一さん(大阪デイ運営責任者)


4月から新入職員さん9名が入職しました。
コロナ禍の中バタバタの日々が続きましたが、今は少しずつ感染対策や業務にも慣れてきたところでしょうか。
3密を避けるため実技的なハンドリングや評価、治療技術など身体に触れて学ぶ機会は減っているとは思いますが、焦らず行きましょう。後々経験は増えていきます。

担当利用者様も少しずつ増えてきた頃だと思います。

先輩のリハビリを見て技術を学び、それを実施し、結果に疑問を持ちながら何でも相談してみましょう。

周りの先輩は教えることが好きな人が多いので何でも疑問をもって聞いてみましょう。

今までに経験の無い新型コロナウイルス。
社会機能維持に必要な業種として、アクティブでは感染対策の徹底、時差出勤、自宅待機学習などの対応をとっています。

今までとは違った働き方で自分自身や家族の体調管理が難しいとは思いますが、運営に関しては職員からも都度相談があり私自身助けられています。

子育てしながらの職員も増えてきていますので、無理しすぎず随時相談しながら両立していきましょう。

看護師はじめ感染症対策でフルPPE(個人防護具) 対応の方もいますが、気温が高くなり梅雨も近づいてくるため、快適に働く方法の情報共有や脱水対策も必要となってくると思います。

個人的にはひんやりマスクが欲しいので、どなたか作成して僕に下さい。

利用者さんはもちろんですが、まずは職員が心身ともに健康で万全な状態で働ける事が大切です。

コロナに打ち克ち、より結束した働き甲斐のあるアクティブになるよう尽力していきましょう。


アクティブデイサービスリハカフェ今里
河井 賢一
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写真左奥が認知症カフェ"あれそれカフェ"の運営を笑顔で見守るOT河井さん

2020年05月19日

娘とやってますよ、楽しい。〜Aさん只今趣味開拓中♪(前編)

こんにちわ。吹田OT内島です。

最近訪問リハビリの際、折角持っているタブレットやスマホをあまり使えていない…という方がおられたらその場でLINEを使う練習をしたり、LINE電話で久しく顔を見ていない弊社スタッフとオンライン通話を体験していただいたりしています。
皆さん会話ができると喜ばれます。

そんなこんなで、“誰かと話す”ということは健やかな生活には大切なことですね。痛感する自粛生活中の今日このごろです。


そこで今回はうまく使えていなかったタブレットを使い、現在LINEでご家族様とのコミュニケーションを楽しまれているAさんをご紹介させていただきたいと思います。

1年半前にクモ膜下出血発症され約半年間の入院生活の後、在宅生活復帰後は訪問リハビリとデイサービス通所を利用されています。
後遺症のため息が続かずしっかり声が出せないというご依頼から、弊社言語聴覚士による訪問リハビリを開始されました。

Aさんは3人の娘様の子育てをされながら仕事をし、定年退職後も再就職され仕事やボランティアに日々駆け回るほどの頑張り屋だったそうです。そんな前向きな性格は今も変わりません。

訪問リハビリでは好きな歌が唄えるようになりたいとコツコツと言語訓練を積み重ね、うまく歌えなかった歌もしっかりと声を出して歌えるようになり目標であった“カラオケ教室へ行くこと”を見事達成されました。週に1〜2回ご近所のお知り合いの方と一緒にカラオケ教室にバスを利用して通われています。(現在は自粛により休止中)
このため次なるステップとして去年末(2019年12月)、言語訓練から歩行の安定に向けた運動機能訓練へシフトされることになり担当させていただくこととなりました。


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〜最近では約1.5km近く歩かれることも。


明るく好奇心旺盛でお話好きのAさん。

寒い時期から始まった屋外歩行訓練ではご自宅から裏の河川敷の往復(約700m)をお話されながら歩かれていましたが、話出すと足が止まってしまうことがほとんどでなかなか進まない時もあります。
そして話の内容はあれこれと飛んでしまいう様子もありました。
家事では注意がそれてしまうことがあるため、簡単な調理などは一人ではなくご家族様の見守りのもと時々行われていました。


もともと活動的であったAさん、もう少し色々してみたいな・・けどなかなか自分だけでは自信がないかなぁ・・と、ご自宅での生活に慣れるにつれ歯がゆさも感じておられるようでした。
リハビリ中、普段の生活での活動に繋がりそうなことはないかな〜?歩行練習と同時にできたらいいのにねと、Aさんと話ながら一緒に考えていました。

ある訪問の日、Aさんがタブレット端末を持たれていることを知りました。

「娘からもらってるねんけど、まだあんまり使ってないんですよ。」

娘様から使えるようにといただいたそうでLINEも設定されていましたが、
その時はタブレットの起動ができる程度でLINEを使えるところまでは至らず置いたままになっていました。


離れて住まれている娘様ともコミュニケーションできるし、
こんないいモノを使わない手はないじゃないですか☆☆☆ということで、
今年の1月末からLINEの操作練習を開始されました。

タッチ操作とタイピングに慣れることが初めの難関です。

毎回リハビリの最後に練習していましたが、一緒にお住まいの娘様との日々の練習が日課となり、
その甲斐あって今ではご自身で短文を打って会話をされています。
ご家族様との協働でのリハビリは心強いですね。

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Aさんからこれをみせていただいたとき、凄~い!と思いました。
ご自身で打たれた短文が沢山!!


文章を考えて打つということは、同時にいろんなことを行わなければいけないため難しいことです。
3月頃はご自身だけで文章を完成させることがなかなかできませんでしたが、
今はこの通り!ご自身で単語や短文を打ち発信されています。

「前に打ったやつをたまに見てるんですよ、どうやって書いたかな〜と思ってね。それで文をまとめて短くできるようになってきたと思います。」
文を打てるようになったコツを教えてくださいました。


3人の娘様の顔を思い浮かべながら…見返して復習ができることもLINEでの会話の活かせるポイントなんですね。
ご本人様とご家族様の絆を感じます。

次は写真撮影の練習、後編に続きます。
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2020年05月16日

続)吹田でのオンライン・ダイアローグ。その特性とは…


人材開発室・心意気実践チームのいとうです。

金曜日の吹田オンライン・ダイアローグ。

この日はデイサービスで担当する利用者様の高次脳機能障害評価の方法や脳の機能局在等の話しから、コロナによるデイ休止後の再開利用者のフォローアップについての取り組み(認知面や運動機能、活動・参加、幸福感等の変化の把握、ご家族との連携)等をテーマに雑談も交えて1時間程度話しました。
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吹田オンライン・ダイアローグは新人スタッフ向けに毎週月曜日と金曜日の17時30分から週2回、zoomにて定期的に行なっています。
吹田事業所ではそれ以外の曜日は自宅待機等の時間に応じて、zoomとLINEを用いて随時行なっているところです。

特に金曜日の少人数でのオンライン・ダイアローグ、対話は、当初からイメージしていたカタチに近くなってきています。

"オンライン・ダイアローグ≒第四のコミュニケーション"
▼オンライン・ダイアローグの詳細はこちら↓

そのなかで気づいたオンライン・ダイアローグの特性を整理してみました。


○オンライン・ダイアローグの特性○

ダイアローグ、対話=ゆるい雰囲気と雑談+真剣な内容
をベースにしています。

そこにオンラインの持つ特性が融合して良い面がうまれ始めているように感じています。

→日常の仕事の中でも具体的な行動につながり始めている、気持ちにも変化がみられている
→web上でお互いに適度な距離間あり
→一人一人の画面表示により、一対一の1on1面談な感もあり
→聞き手も傾聴しやすい
→画面を介しているためかフラットな関係性になりやすい
→話し手の心理的安全性↑
→話し手と聞き手が画面に慣れるとお互い話しやすくなる、遠慮がなくなり話し出すと止まらなくなる、アイディアが浮かびやすい
→開催・進行するホスト・司会のファシリテーションやワークショップのワザ、コツも問われ向上する機会になる
→スマホだと3〜4人の少人数がお互いにやりやすい、何を話しても良いという安心感がうまれやすい、目が届きやすい、話しやすいオープンな空気感を保ちやすい
→オンライン・ダイアローグ後は結構疲れた感があります
→オンラインならではの疲れがあるようなら、頻繁なやり取りは慎むべきなのかもしれません
等々…


吹田オンライン・ダイアローグは、新人研修のなかで、新人さんにコミットする、関わる、関与する、オープンなコミュニケーションをとるという姿勢で始めた試みです。

オンライン・ダイアローグで話していると、この日もたくさんの前向きな気付きを互いに共有できました。

新人さんだけでなく、コロナショックはわたしにとっても、今までの人材開発・育成でも良い転機となっていることをあらためて感じました。

オンライン・ダイアローグが、協調的な問題解決や知識の共有、相互理解等、人と人をつなぐ自律したオープンな社内コミュニケーションの第四の道となるか…トライ&エラーが続きます。
posted by Active at 11:19| Comment(6) | TrackBack(0) | 人材開発室

2020年05月15日

みんな一緒


アクティブ内の各事業所を飛び回っていた数か月前が、夢のようだ・・・


こんにちは。吹田の軽部です。




現状を嘆いたり、分析してもしょうがないのかな・・と感じるようになりました。


出来ること(したいこと)をする。やってみる。

それが一番。こういう時こそ、シンプルに。



Zoom会議、食わず嫌いでしたが、数週間前から吹田事業所スタッフミーティングはZoomにてトライ中。


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意外と面白いですね〜


そして何とも言えない幸福感。


みんなの顔を見て、みんなで何かを共有していると感じることが出来たからなのかな、と思います。


人と何かを共有するスタイルが、大きく変化しているんでしょう。


顔を合わせて話す時間が、あまり長くは取れません。

人材開発の立場から色んな事を共有したいと思っても、今までのやり方は機能しません。


そこで、いま吹田では新人〜3年目スタッフの教育として、新たな試みをしています。


若手スタッフと伊藤・軽部でLINEグループを作って、とにかくいろんな事を共有しています。


医療・介護のトピック、

日頃のリハビリで気づいたこと、

ネットで見つけた記事、

最近気になっていること、


とにかく色んなことをLINE部屋に流しています。

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伊藤・軽部が興味を持った事がこれでもかと流れるので、若手スタッフは胃もたれするかと思いますが・・・


でも、日々リハビリしている中で、自分が「なるほど!」「おもしろい!」と思う事がいくつもあって、それは誰かに言いたくなるし、

誰でも少なからずそういうことがあるとしたら、お互いそういう事こそ共有したいし、共有してほしい。


こんな時であっても、こんな時だからこそ、色んな手段を使って。



このブログも、今こそ価値がある!

共有の手段として。

posted by Active at 20:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 吹田より

共に行なう家事、再開しました。+オンライン活動・参加へ。

ともに行なう訪問介護事業所の調理師兼介護福祉士・作業療法士のいとうです。


今年1月に腰椎圧迫骨折で入院されていた独居の利用者さまが、4月末に退院され訪問介護サービスを再開されました。
身体介護の見守り的援助"共に行なう家事"です。
▼入院前までの様子はこちら↓

お一人での歩行は可能なものの下肢の筋力低下、しびれのために転倒の不安があり、立位保持もまだまだ十分に行なえていない現状です。

自宅退院時に行なったサービス担当者会議にて、なめだリハビリテーションクリニックによる訪問リハビリテーションに加え、クリニックとの生活機能向上連携による自立生活支援を再開することになりました。

初日のこの日は近隣のスーパーまで、見守りのもと一緒に歩いて行きました。
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以前に比べるとゆっくりトボトボ歩く感じですが、膝折れやフラツキ、爪先の引っかかり等はなく、スーパーまでの片道5~6分程度、安定して歩けました。

スーパー内はカートを使います。
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スーパーに行く前は、
「きようはそんな買うもんないねェ」
と、話されていましたがスーパー内を周ると、
「何かお汁モノを食べたいねェ」
ということで、牛乳と白菜、水菜、しめじを買われました。
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入院されていた病院の療法士さんの助言で、荷物はリュックサック使用、両手持ちで重さは均等にし、腰部への負担を避けました。
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お汁モノの白菜、しめじをカットして、いつでも使えるように冷蔵庫保管しました。
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数年前に受傷された手首の骨折による右手指拘縮がある右手での包丁操作。
今回の入院前のような包丁グリップとはいきませんが、難なくカットできました。
幸い右手機能の悪化は少ないようです。

水菜のカット。
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ツナ缶を右手で開けることもできました。
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ポン酢とごま油、塩を加えて、ツナを混ぜ合わせて…
「水菜のツナサラダ」完成!
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退院当初のサービス担当者会議では、
「まだまだ立って料理はできないねェ」
と、立位保持に不安を話されていました。
そのためベッド座位にてサイドテーブル上でカット作業を提案し、作業をこなしてもらいました。

「きようは作るつもりなかったのにねェ」
と、話されていましたが、やってみましょうかということで結局一緒に作ってしまいました。

買い物から調理の一連の作業を通してどんどん元気になられていました。


コロナ禍もあり、今までのとおりの活動・参加も難しいところでしょう。

利用者さまはガラケーで何とかメールを利用されている位でアナログ生活です。

そのため、ご家族にも相談しながら、インターネット環境を整備してもらい、愉しみやQOL向上のためにも、ご自宅でのパソコンやタブレット等の端末を利用するためのサポートを提案しているところです。

今まで参加されていた会合やご本人が好きな講座や研修会はオンラインによるモノがほとんどのようです。

このため、
"オンライン活動・参加"を提案しています。



訪問リハビリテーションでは、理学療法士による下肢、体幹機能、立位・歩行能力向上、作業療法士による手指、首肩周り、入浴動作、家事動作、高次脳機能障害に向けて週1回ずつ訪問し、ともに行なう訪問介護事業所と他の訪問介護事業所さんとの生活機能向上連携を図っていきます。


先日行われた連携の様子です。
なめだリハビリテーションクリニックの作業療法士と、入浴の身体介護サービスを提供して下さる他の訪問介護事業所さんと、入浴時の各動作確認や介護方法の検討、福祉用具のフィッティング等を行われていました。
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ともに行う訪問介護事業所は、身体介護による見守り的援助"ともに行う"で利用者様の重度化予防、QOL向上、自立生活支援をサポートします。

2020年05月14日

オンライン会議中@吹田

吹田のPT政岡です。

吹田事業所のオンライン会議中
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5/7、久しぶりにスタッフ一同(全員集合ではないですが)が、zoomでのweb上にて顔を合わせました。

なかなかスケジュール調整が難しいので、2つミーティングスケジュールを用意して、どちらかに参加してもらえるようにしました。

訪問やデイの現場での仕事の状況や感染対策等の情報交換をメインに行ないました。

ミーティングIDとパスワードの入力を慣れれば大した労をせずに、みなさんのつながることが確認できました。

今後はケースカンファレンス等も行なっていく予定です。
posted by Active at 18:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 吹田より

2020年05月12日

話したい意欲を持ち続けること

ふとしたときに、本来ならもう5月場所が始まっていたはずなのになと切ない気持ちになることがあります。
ST水野です。

感覚性失語症の利用者さん、およそ1年ぶりにお会いしました。
私が休んでいたあいだは、他のSTが訪問をしてくれていた利用者さんです。

再開を喜び、近況を聞かせていただきました。

こちらの質問に対し、一生懸命に答えようとされます。
聴き取れない発話のなかに混ざる有意味語、表情・うなずき・首振り・首かしげ・指さし・ジェスチャーなど総動員。
途中、がんばっても伝わらないときは、奥様の顔を見てあごをしゃくり「ちょっと代わりに頼む」と自ら助けを求めることも。

「伝えたい」意欲が高まっているなあ、いいなあと思いました。
失語症の方のなかには、伝えたいけど伝わらない経験を重ねていくなかで、伝えようという気持ちまで失ってしまわれる方がいます。
ことばを待ってくれる人、促してくれる人、確認してくれる人、伝わったよと返してくれる人、周りにそういう存在がいないと、話そうという意欲を保つことは容易ではないのです。

利用者さんの場合は、いちばんの理解者である奥様をはじめご家族のみなさん、デイサービスのスタッフさんや他の利用者さん、訪問看護師さんなど、大変恵まれているのだと思います。

「コロナの影響で娘や息子、孫たちと会えないのが少しさびしい。けど、デイサービスには行けているし、あなたのように訪問して来てくれる人もいる。変わらず自分なりに楽しくやっているよ」(意訳)という内容を伝えてくださいました。

練習で言語機能を上げることはもちろん大切ですが、この人に伝えたい、この人ならわかってくれるという存在をたくさん作っていけるように努めることもとても大切だと思いました。
1年間代行をし、話したい意欲を高める存在の1人であり続けてくれた、後輩STに感謝します。
posted by Active at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記

わかりあえないことから始める

どうも。
泉北のむろのぞのです。



オンラインによる取り組みを少しずつ実践していきながら、

ダイアローグ(対話)が果たしてオンラインでも可能なのかどうかを、

考えているところです。




このへんの内容は心意気実践チーム・人材開発室の伊藤さんのブログで、

詳細に書かれているのでぜひ読んでみてほしいです。





ちょうど自分も1か月くらい前にコミュニケーションに関する本を読んでおり、

そのなかでダイアローグ(対話)について触れていました。


その本がコレです

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『わかりあえないことから〜コミュニケーション能力とは何か〜』

著者は劇作家でもある平田オリザさんという方です。



この本では“人と人は基本わかりあえないものだから、わかりあえないことから始めていこうよ”

と、コミュニケーションを少し軽い気持ちで考えてみよう、といった内容です。



海外旅行に行かれた人ならわかるかもしれませんが、

外国の人と会話したとき、ちょっとでも言葉が通じたらむちゃくちゃ嬉しい気持ちになりますよね?

コミュニケーションはそんな程度のものだよ、と著者の平田オリザさんは書いています。




この本のなかで、【対話と対論の違いというテーマが興味深かったので触れておこうと思います。


そもそも両者の言葉の意味は・・・


対話:二人以上の人物間の思考の交流
対論:両者が向かい合って議論すること。またある事柄について対抗して行う議論


とあります。



日本人は対話文化がもともとないといわれており、どちらかというと『会話』

の方が得意な印象です。


会話は相手との関係を構築していく上で必要なものなので、

当たり障りのない挨拶や世間話をすることが多いです。


また多くの日本人は『対話』と『対論』と『会話』を同じようなものとして認識している傾向があるのか、

相手と違った意見を言おうものなら、



「あの人は私のことが嫌いだから私の意見に同意してくれないんだ!」


と負の感情が入りかねない状況がしばしばみられます。


おそらくこれは普段から対話ではなく、会話(相手に同調するようなやり取り)しか経験していないから、

という理由もあるかと思います。






また著者の平田オリザさんがヨーロッパの方と舞台公演の打ち合わせをしていた際、

話し合いの末、平田さんがはじめから話していた意見に近いものになり、

「結局僕の言ってた意見だね」と話したところ、

相手は「いや違う。これは私とあなたが2人で話し合った上で最終的にでてきた意見だから2人の意見だ」

と話したそうです。


このエピソードを読んで私はとても納得がいきました。


Aという意見とBという意見。

はじめにAの意見を主張していたときは、Bの意見の良し悪しはわからなかった。

でもお互いの考えを話し合い、AとBの良い部分、悪い部分両方を理解できた上でAという意見になったのであれば、

それは『A』ではなく『A´(ダッシュ)』である。


『対話』というのはまさにこういうことをいうんだなと感じました。


そしてもっとも重要なのはこの対話は誰も初めからはうまくできないということです。


何度も伝えようとし、それでもうまく伝わらないという経験をくり返していくなかででしか獲得できないものでもあると著者は述べています。


そう考えると、いま実践しているオンライン会議や勉強会に対して「やっぱりオンラインでは伝わらない」

と悲観的に捉えるよりも「対話を積み重ねていくなかでオンラインでもわかりあえるかもしれない」と

考える方が未来は明るいんじゃないかと思えるようになりました。



もっと話したいことはありますが、このへんにしておきたいと思います。

もし興味があれば一度読んでみてください。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
続きを読む
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2020年05月11日

アクティブ数珠つなぎチャレンジ第二弾

こんにちわ。
今里の金井です。

緊急事態宣言後、仕事以外ではあまり外には出ず家で子供と遊んだり飲みに行けない分、発泡酒では無くちょっと良いビール飲んだり楽しんでおります。

今回、泉北の室之園さんより面白そうな企画のお話し頂いたので早速してみました。

第一弾はこちら!

タイトルは『倒立30秒チャレンジ』!


次に繋げたい人は、、、


今里所属STのリーダー山川さんにお願いします。
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