2018年02月02日

小野先生によるアドバイザリー業務 in 堺


寒さが一層厳しくなり、毎日、外に出るが本当につらいですね。


インフルエンザやノロ、溶連菌など感染症も流行っているので


みなさん体調管理に気をつけていきましょう。


堺事業所の塚本です。



寒い中、平成30124日、小野先生におこしいただき、堺事業所でアドバイザリー業務をしていいただきました。



今回は、デイ御利用者のSCD(平成元年)、緑内障の70代、男性の方。


蠟野OTと知花STの個別訓練場面を見学いただき、ご助言・ご指導をいただきました。



最初にそれぞれの療法士から、経過など情報伝達。

レジュメのまとめ方にも個性があり、非常に良かったと思います。

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実際にOTの個別を診ていただき、フィードバックをいただきました。


しっかりとコミュニケーションを取りながら、落ち着いた雰囲気で、リハビリをしていました。

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次にSTの個別。知花STは今回、初めてということもあり、


少し緊張しているように感じましたが、実際に個別が始まると


終始楽しそうな雰囲気

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個別後は、おやつを食べる様子なども診て頂き、嚥下状態なども細かく


ご指導いただきました。

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全体研修は、「認知症について」、「心臓リハビリテーション」のテーマ


でご講義頂き、本当にわかりやすかったです。

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最後に


蠟野OT

「今回、小野先生のアドバイザリーを受けて、作業療法評価の必要性を改めて、痛感しました。また、自主トレを習慣化させるためには、機能面だけでなく、その人が継続できるよう楽しめる工夫をする必要性もあると感じました。これからもご利用者と真摯に向き合っていけるようになりたいと思います。今回は、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。」


知花ST

「小野先生からたくさんのアドバイスを頂き、これからのリハビリの工夫すべき点がいくつもでてきました。利用者さんの好きなことを聞き、ニーズに寄り添いながら、楽しいリハビリをしていきたいと思いました。今回は貴重なお時間を頂き、本当にありがとうございました。」




小野先生、お忙しい中、このような貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。



年明けということもあり、準備期間が十分でなかったところもありますが、蠟野OT,知花ST、本当にお疲れ様でした。



アクティブ訪問看護ステーション 堺

アクティブデイサービス 堺

職員 一同


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2018年01月29日

園芸リハビリテーション+整理整頓リハ?!

心意気実践チームのいとうです。

今日の昼過ぎは左片麻痺のある利用者さまのご自宅に伺いました。

昨年の様子はこちら↓

今日は左上肢の関節可動域訓練をしてから、家事練習の一環で行なっている家の整理整頓を一緒にさせていただきました。
溜まったダンボールを麻痺のある左手でつぶして、たたんできれいに紐で縛ってまとめました。

その次は利用者さまお待ちかねの苗の植え付け作業です。

さくらんぼの木。
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ブルーベリーの苗を2種。
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最後は山椒。
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ちりめん山椒を一緒に作るのが楽しみになっています。

植え付け作業では巧みに左上肢の機能を最大限に活かしながら作業を進められています。

とても多趣味で園芸療法の勉強やボランティア活動等、発症後もソーシャルな活動に取り組まれながら主婦業もこなす無茶苦茶スーパーな利用者さまです。

引き続きケアマネージャーさんと連携しながら、心身機能のリハと並行して家事、余暇活動等の自立支援に関わって参ります。

アクティブ心意気実践チームは、利用者さまに、ご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。
posted by Active at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 心意気実践チーム

緊張しました。二人とも緊張しました。

こんにちは。元気いっぱいST山川です。

大阪医専(夜間)で講義をさせていただきました。
前半パートは山川が担当し訪問リハビリについてのお話。
いったい何を話そうか…
・学校の先生は何を話してほしいのか
・学生は何を聞きたいのか
・山川は何を伝えたいのか
考えました。3時間考えました。
考えても浮かばないので訪問リハビリをしてみての感想に決定
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訪問リハビリ、難しいことだらけで大変だけど楽しいゾ

講義のあと学生から質問がありました。
「本当のところ一年目から訪問ってどうなんですか?」
学生が聞きたいことの一つなのでしょう。
もし次に講義の機会があれば講義内容に付け加えます。
病院かなと思ったこともありますが、なんとかやれてます。



後半パートは利用者(訪問、就労)のAさんによるトークライブ。
構音障害により発話が不明瞭となることがありますが、筆談も併用しコミュニケーションをとっています。
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トークライブでは、
短い言葉は口頭で、長い文だとタイピングで伝えていきます。
普段のコミュニケーションについて
病気になったときの状況、周りの反応
家族との関係、訪問リハビリについて…など

目が違います。山川が話している時とは学生の目が違います。
Aさんの話は座学や実習では学べないような
おもしろいというか、興味深いというか、なんというか
わかりませんが、よかったです!

学生からの質問
「外来リハビリから訪問リハビリへと変わってどうですか?(的な)」
Aさん
「安心する」(他にも話されていました)
いいなーと思いました。
コミュニケーション障害がある方にとって「安心」ってすごく大切な気がします。


講義終了後に学校の先生から
「今日で訪問がすごく身近になったと思います」
学生さんが訪問リハビリに興味をもってもらえたらいいなと思います。
posted by Active at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 失語症トークライブ

2018年01月28日

第30回介護福祉士国家試験。

心意気実践チームのいとうです。

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今日は雪が降りそうな寒ーい朝から第30回介護福祉士国家試験です。ものすごい人でした…

アクティブからは、弊社で今年度から開催した実務者研修を修了した4名のデイサービスで勤務する介護職(修了者で実務経験を満たしていない1名は来年度以降に受験予定)とOT1名が受験しました。

実務者研修がタイトなスケジュールで昨年末にようやく終えて、息つく間もなく国家試験の本番を迎えた感じです。

試験が終わって会場を出ると雪がチラチラと降っていました。

あとは結果を待つだけです。
受験したみなさんほんとにお疲れ様でした。

来年度には自立支援の現場でみなさんが活躍できる環境を検討・整備していきます。

2018年01月27日

この日の男の出張料理教室。

心意気実践チームのいとうです。

今日は朝から出張料理教室です。

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今日のメニュー。
「皮付き蓮根と若鶏の南蛮漬け」

メニューとレシピ、食材の準備、下ごしらえをご家族さまがしてくださるおかげでいつもじっくりとお料理を一緒に愉しむことができています。ありがとうございます。
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準備万端、やる気満々です!
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玉ねぎのカットから。
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南蛮漬けの調味液を調合してからカットした玉ねぎを絡めて置いておきます。
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調合する際に計量カップに醤油やお酢を注ぐのではなく、計量カップを醤油ボトルやお酢のボトルの口に当てる失行症状が見受けられます。
笑顔でお声かけすると、
「あ〜」と苦笑い。
計量カップを指差しながら、
「大さじ1ですよ〜」とお声かけするだけでしっかり計量することができておられます。

蓮根のカット。
固いんですね…ナマの蓮根は。
水煮しか使ったことがなかったので知りませんでした。
渾身の一刀です!
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見事な切り口です。
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元の利き手ではない左手での包丁捌きも熟練されてきています。
"どんなもんじゃい"と笑顔。
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ゴマ油で鷹の爪を炒めます。
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奥さまに見守りながら3人でお料理を愉しみます。
鶏肉を炒めます。
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蓮根も絡めて炒めます。
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玉ねぎを漬け込んでおいた南蛮漬けの調味液に炒めた蓮根と鶏肉を合わせます。
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ご試食!
「んまッ」を連発されます。
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「皮付き蓮根と若鶏の南蛮漬け」完成!
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今はお料理の最中は手順が次に移る時に、
「次は〜です。」とお伝えするだけしています。失行症状は大幅に減り、日増しに介助量が減り続けています。
失敗も笑いに変えて純粋にお料理を愉しまれておられる様子がうかがえます。円熟期に入っておられます。

今日も愉しみながらお昼ごはんのおかずを作る役割を果たされました。

引き続きご家族さま、ケアマネージャーさんとさらに連携を深めて、さらなるお料理の自立を支援します。

アクティブ心意気実践チームは、利用者さまに、ご自分の価値やあり方を見い出すお手伝いを微力ながら出来ればと考えています。
その先にある”自分らしさ”を一緒に追求します。
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2018年01月23日

「何が食べたい?」

大相撲初場所10日目。
横綱鶴竜が一人無敗で
突き進んでいます。
推しの御嶽海関。
今年は大関を狙うと公言しています。
期待がふくらみますね。
ST水野です。 

訪問している失語症の利用者さん。
広告を指差して、
「コレ(買ってきて)」はできます。

奥さんが「何が食べたい?」と聞いても
「なんにもないわ」
しつこく聞いても
「なんでやねん」
で終わってしまうそうです。

以前にも書いたことが
ありました。
http://active-nopsj.sblo.jp/article/178208953.html

復唱や音読が
比較的得意な利用者さん。
レストランのメニューのように選び、
そこに文字があれば
音読して伝えることができるはず
と考えました。

40のメニューを決めました。
なぜ40かというと
アルバムのポケットが40だったからです。

メニューを決めました。
私が料理名のリストを読み上げ
利用者さんに
「いる」
「いらない」のどちらかを
言っていただきました。

繰り返したずねると
「いる」なら左手でOKサイン
「いらない」なら首をふる
ことで表すようになっていきました。
「ことばで言ってくださいね」
と促しながら聞き取りました。

そうやって利用者さんが選んだメニューを
奥さんに見せました。
「ハヤシライス」
「炊き込みごはん」は
塩分が多いので
あまり食べません。
「グラタン」
「揚げ物」はカロリーがね…。
奥さんがおっしゃしました。

奥さんからは
「かつおのたたき」
「鉄火丼」
「たらのホイル焼き」
などをよく食べると聞きました。

それを聞き
利用者さんは奥さんを
にらみつけていました。

実は魚が苦手な利用者さん。
魚を食べさせたい奥さん。
意見がくっきり分かれます。

利用者さんは
「魚」はいらないと
ジェスチャーで示しました。
奥さんは
「健康のために魚も食べなあかん」と
返されます。

あいだに入りました。
今回必要なのは
利用者さん自身が食べたいと
思うものを伝える手段。
利用者さんの希望を優先させませんか。

奥さんは納得されました。
奥さんは利用者さんにたずねないで
お魚メニューを作ることができますから。

結果、お肉・揚げ物が多めで
男性が好みそうなガッツリメニューが
中心となりました。

ネットから
無料の写真をダウンロードし
その下に文字を加えました。
漢字+ふりがなもつけました。
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先週、それを用いて
音読練習をしました。
「とんかつ」
「ぎょうざ」
にこにこされながら
音読されていました。

途中から
全てのメニューを
「ぶたのしょうがやき」と
読んでしまい
修正できなくなりました。
保続です。

音読練習に励みましょう。

手段を生かし
うまく発語につなげていけるよう
奥さんとも引き続き相談します。

湯豆腐や牡蠣フライなど
季節メニューも入っているので
更新も随時必要ですね。
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posted by Active at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ST水野(松原)の日記

2018年01月20日

講義&トークライブのお仕事@看護学校2018

大正のPT飛永、心意気実践チーム・人材開発室のOT伊藤です。

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今日は大阪暁光高校さんでの在宅援助論の講義でした。

こちらの高校は開設して五年目の5年制の看護学校です。
今年初めての卒業生を送り出す高校です。

今日の学生さんはニ期生の4年生の皆さんで19歳。

1/12に弊社取締役のST碓井から、「リハビリテーション概論」、「在宅援助」などについて講義をさせていただきました。

▼昨年度の在宅援助論の講義はこちら↓
PT・OT概論
トークライブ&ワークショップ

OT概論。
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前日の1/18は作業療法概論はいとうから、理学療法概論は飛永からお話しさせていただきました。


そして、本日1/19は視神経脊髄炎を患っておられるケアマネージャーの若杉さんに来ていただきトークライブを行ないました。
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吹田から看護学校がある河内長野市へ。
1年以上ぶりの電車乗降ということで、
「乗り方忘れました」とのことでした。
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看護師の石倉も同行します。

南海電車に乗り換えて。
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駅から学校まで歩きました。
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春のような暖かい太陽の光に梅が季節を間違えたようで、梅の花を咲かせていました。
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学校までの道中で若杉さんから
「懐かしいです〜」と声が聴かれました。
故郷の風景を思い出されたそうです。

約1時間半の道のりです。
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無事に到着。

早速、トークライブです。
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視神経脊髄炎の発症から病院での療養や在宅復帰されてからの支援の経過を一緒に確認しました。
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「そういえばこんなことがありました」と、
発症前の前兆のような症状があったことも、この場で新たに思い出されていました。

視神経脊髄炎は様々な症状の再発が考えられる難病で現在もステロイドや免疫抑制剤での治療を継続されています。この病気についての発生機序から症状等を一緒に再確認しました。
そして、支援の経過の中で若杉さんからお聴きした言葉を1つずつ確認していきました。
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「この病気になったおかげで変なプライド、何でもちゃんとキッチリしないといけないと思うことがなくなりました。」
「だからこのような場に来ることができています。」
「再発のことをずっと気にしていても仕方がない。」
「今できることをしようと思うようになりました。」
ご病気や障害を受け容れられる過程が一つ一つの言葉で紡がれていました。

そして若杉さんらしさというものに迫りました。
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「患者さんや利用者さんのお話しを聴くボランティア活動をしようかと思っていたところでした。」
「何かお役に立てるなら…」
デイサービスでの傾聴ボランティアやこのようなトークライブを快諾してくださいました。
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アクティブデイサービス吹田での傾聴ボランティアでのご様子。
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脳卒中の女性との関わりから始まり、パーキンソン病の男性、脊髄小脳変性症の女性へと自然に若杉さんのお話し相手、若杉さんファンが増えてきているようです。
いつも穏やかな優しい眼差しで利用者さまのお話しを親身になって聴かれています。職員の良いお手本にもなってくださっています。

懸念される再発のことについては、看護師の石倉から現在の検査データからお身体のこと、健康管理等について学生さんにも分かりやすく説明がありました。
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お二人は偶然にも地元のPTA仲間で、若杉さんがデイサービスに傾聴ボランティアに来られてから、数十年ぶりに再会されたそうです。

最後に学生さんに向けた言葉もいただきました。
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「わたしも看護師さんに憧れていたけど注射が怖くてなれませんでした(笑)」
「病院に入院していた時も看護師さんに大変良くお世話になり、話しもして寂しく思ったことはありませんでした。」

3人で記念の一枚。
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(飛永)
若杉さんから頂いた「生の声」
私たちリハビリ職員がどれだけ伝えようとしても難しい、もしくは不可能な部分です。
学生さんの心に届いてることと思います。
私自身も若杉さんのお話しを初めて聞かせて頂きました、ありがとうございます。
「もっと利用者さんの気持ちを考えないと!!」とより深く感じました。


トークライブのあとは、
「地域看護、リハの活用デザイン」〜地域包括ケアシステムの中での役割〜
のワークショップをグループで行いました。
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答えのないとても難しい課題でしたが、たくさん良い意見が出てきました。
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印象的だったのは
若杉さんのお話を聞いて
「患者さんの気持ちに〜」「患者さんの人生を〜」「患者さんに〜」・・・
ほぼ全てのグループで「患者さん」に関連する意見ばかりでした。
やはり、その前の若杉さんのお話から学生のみなさんそれぞれで感じることがあったからだと思います。


次は、
飛永からはMMTとROM、2重課題の脳と運動のトレーニングについて。
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実技も含め実施しました。

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学生さんから「インスタ映え!」とのツッコミが・・・


いとうからは、FIMについて。
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FIMも、ROMテストやMMTもそうですが
基本は大事!
でも毎日の業務の中で
恥ずかしながら再学習する機会はあまり作れていません!


人に「伝える」には
それ以上の理解が必要です。
今回もいろいろ私たち自身にも学びがありました。

やはり、「教えることは教わること」です。
講義のお仕事に感謝です。
大阪暁光高校さん、職員や学生のみなさん、ありがとうございます。

遠方よりご参加頂いた若杉さん、看護師の石倉さん、ありがとうございます。

OT伊藤
PT飛永
posted by Active at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 心意気実践チーム

山ア診療所だより 平成30年2月号

新年あけましておめでとうございます。
山ア診療所のPT真鍋です。
                                                             山ア診療所は1/5から仕事始めとなりました。今年の冬は寒さ厳しいせいか、体調を崩してリハビリをキャンセルされる患者様が少し多いです。                                       アクティブの新人療法士さん達は元気に外来でのリハビリに取り組んでいます。担当している患者様の痛みを軽減できるようになったり、姿勢や動作方法が改善したりなどの成果がみられるようになってきました。外来リハのほとんどが1単位(20分)という短い時間ですが、新人療法士さんそれぞれが自分なりに考えてリハビリするようになってきています。

 平成30年度の診療・介護報酬 同時改定については、診療報酬本体+0.55%、薬価−1.65%、介護報酬+0.54%で改定率が決定しましたので、これから2月上旬にかけて個別改定項目案の公表・決定という流れになると思います。当初の厳しい予想よりも、報酬算定要件や人員・施設基準の緩和など明るい話題もありますが、今後はより成果・改善を求められ、それを達成できた事業所が評価(=報酬)されることになるようです。

詳細はこちら↓
続きを読む

2018年01月16日

社内メルマガ”アクティブ流”2月号 職員紹介 作業療法士 武優作さん 後編「自分の苦しい経験を踏み越える 20年以上引きこもりだった利用者さんとともに」

アクティブ職員紹介
作業療法士(5年目) 武優作さん(大阪)
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実は武のOT養成校の4年間は暗黒時代だったらしい。

ずっと病んでいた。

さまざまなストレスが積み重なっていた。

授業中に過呼吸で倒れ、救急車で運ばれた。

そこから学校に行けなくなった。

授業に出ることを考えただけで苦しくなってしまう。


学校までの道のり。

今日はここまで行く。

今日はここまで行く、と少しずつ慣らしていった。

学校の前まで行って、引き返したこともある。


武の辛い状況を理解してくれる先生がいて、

「学校まで来られなくてもいいよ。ここまで来ました、帰りますと電話してくれれば、それでいいから」と見守ってくれたそうだ。


それまで通り授業が受けられるようになるのに3ヶ月くらいかかった。


このできごとが武にとってトラウマになった。

「人前に出る、人前で話すことが怖くなってしまいました」武は言う。

また、過呼吸が起きたらどうしようと過剰に構えてしまう。


アクティブに入職してからも、人前で話すことが求められる場面で苦しくなることがあった。

前兆がある。

違和感をもったときには少し横になって休ませてもらったり、外の空気を吸ったりする。

すると少しずつ落ち着いてくる。

「今は自分でコントロールができるようになってはいますけど」

インタビュー中、武がギターを奏でながら話す場面があり、ギターは武の心の安定剤のように見えた。


このときの苦しい経験が後に生かせることになろうとは。


20年以上、引きこもりだった脳梗塞後の利用者さん。

過呼吸で武と同じような状況の後、周りから理解されず、失敗経験ばかり積み重ねた。

外に全く出られなくなってしまっていた。


「とにかく話を聞きました」武は語り始めた。

40分間ずっと話を聞いていたときもあった。

利用者さんには共感してくれる人、わかってくれる人がいなかったと思ったから。

その方が話すといつも周りに「でもね」と話を折られて最後まで聞いてもらえなかったから。

ずっとうんうんとただうなずいて聞いてくれる人が必要だと思ったから。


迷ったが、利用者さんに自分の過呼吸の経験も一部伝えた。


利用者さんは、温痛覚・嗅覚・味覚も鈍麻している方だった。

お風呂の温度調整ができてきた。

料理の味付けができるようになる。

利用者さんの言動が少しずつ変化した。

ある時、利用者さんが「買い物とか行けたらいいなあ」と言われた。


挑戦を始めた。

まずは玄関の扉を10p開ける。

それで「もう無理」と言われれば、「そこまでにしましょう」。


「しんどくなったらいつでも言って下さい」と声をかけつつ、じわじわと段階をふんだ。

武は自分が先生にしてもらったことを思い出しながら、方法を探っていった。


「行こう」と想定するだけで、利用者さんの自律神経は乱れ、脈が増えた。

漢方薬を飲んだら落ち着けることがわかって、外出の30分前に飲むように決めた。


変化をノートに記して残すようにした。

自分たち2人以外にもその変化や努力をわかってもらうためでもあった。


それが自信になっていった。


「今では、一緒に買い物練習に行けるようになったんです」

「先日は僕に手紙を書いて下さいました」

武の口調からは自負が感じられた。

武のこの利用者さんとの取り組みは、武のトラウマを和らげる武自身のリハビリテーションでもあったのではないだろうか。


武にOTになってよかったと思う瞬間をたずねた。

「たくさんありすぎて、一番はなんだろう」と武はしばらく悩んだ。

「病気になって、落ち込んでいる人が、歩きたいとか活動参加でも何でもいいですけど、その向こう側を見つけられて、意味のある作業を二人で探り合って、みつけて、がんばってそれができたとき、達成度はいろいろだけど、『できた!』『できましたね!』というのが鳥肌が立つ瞬間です」

「OTになって100%よかったと思っています」武の笑顔は晴れやかだった。



武が利用者さんの変化を書き留めたノート


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インタビュー・編集)

メルマガ編集委員 ST水野江美(松原)

2018年01月15日

講義のお仕事 大阪医専でのトークライブ

最近、人生で初めて雪が降っているのを見ました。珍しく朝からテンション絶好調でした。堺のST知花です。

111日(木)に大阪医専のSTの学生さん向けに、講義のお仕事がありました。そこへ、堺の松本STと私が訪問で担当させてもらっているSさん(失語症の方です)と一緒に行ってきました。

この講義の依頼が来たとき、Sさんは断るのではないかなと思っていたのですが、「全然いいよ〜」とすぐにOKしてもらいました。しかし当日までは不安そうに「私は何も出来ないよ」「何をどうしたらいいん?何もできないのに喋るのはできないよ」などの発言がありました。

年末からどういった内容を話すのか、どういう形式にするのかなど話し合いをつめていき、吹田の伊藤OTにもいろいろアドバイスを頂きながら当日を迎えることができました。

当日、Sさんのご自宅から、バス・電車を乗り継ぎ大阪医専へ。

バスや電車に1人で乗れることは知っていたのですが、思っていたより慣れていてむしろ私がSさんに電車の乗り継ぎなど教えてもらっていました(笑)

電車を降りてからは、大阪医専まで歩いていきました。Sさん、この距離をなかなか歩くことがないらしく、寒い中頑張って歩いていました。バスや電車の中でもやっぱり「何も出来ないよ〜?」といった不安そうな発言がありました。

講義自体は、1限目が松本STの「訪問のSTとは」の話。2限目は実際にSさんと一緒にトークライブを行いました。

1限目静かに話を聞いているSさんは、とても緊張していたそうです。

松本STの話を聞きながら、私ももっとがんばらないとな〜と思いました。

2限目はいよいよトークライブ!トークライブには自分の今までの人生経験を物語ることでストーリーを再確認してもらい、一緒に内容を整理していくことで、利用者さんのこれからの活動・参加につなげていくという意図があります。また、たくさんの人前で話すというような経験全てがリハビリにつながっていると思います。

トークライブは、Sさんより私の声のほうが小さかったそうです。(松本ST情報)


まずSさんに自己紹介をしてもらいました。

そこからそのままトークライブを自分で進めていくSさんに圧倒され、リハビリの時より話している!!!と感激していました。医専2.jpeg

トークライブでは病前の旅行の思い出や、今の生活状況、病気に対する思いなどを話してもらいました。元同職の仲間と一緒に集まっている写真を見て、涙ぐむ場面もあったり、旦那さんとのラブラブな話をして満面の笑顔を浮かべたり、言葉で伝える事が難しくても、感情や表情、ジェスチャーでなんとなくSさんが言いたいことが学生さんにも伝わっているような気もしました。

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いいにくい言葉は、カンペを見ながら1文字1文字頑張って読んで伝えていました。学生さんに「もう、どう思います〜?」と問いかける場面もあり、とても驚きました。

最後にSTの学生さんに「頑張ってください」とエールの言葉をかけて終了。今回伝えたかったことはどのくらい伝えられたかを聞くと、10あるうちの3ぐらいしか伝えられなかった〜とのこと。松本ST100点満点だったよ〜と声掛けしていました。学生さんからの質問にもしっかり答えていたSさん。質問の内容も理解出来ており、私のフォローも必要ないなと思うくらいでした。終わった後、達成感に満ち溢れた顔で笑うSさんをみて、とても安心しました。

後日、トークライブの振り返りを行いました。「やっぱり5ぐらいは言えていた」「また行くのであれば、“ぜひ”行きたい」「楽しかった」「自信ついた」などなど、行く前に比べてとても前向きな発言が多く、マイナス的な発言はひとつもありませんでした。本当にいいきっかけになったと感じます。私も初めての経験だったので、とても貴重な経験をさせてもらったなと感じています。

学生さんからもたくさん良いメッセージを頂き、Sさんにとってさらに自信につながると思います。

今回このような機会を設けてくださった大阪医専の先生方、碓井ST、いろいろアドバイスをくださった伊藤OT、最初から最後まで指導してくれた松本ST、一緒に頑張ってくれたSさん、本当にありがとうございました。

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