
2021年09月04日
新人研修プログラムzoom講義「触り方・動かし方の基本(タッチ、操作の基本)

2021年09月03日
アクティブ夏祭り【デイサービス松原】 その@
松原事業所の山野です。8/23(月)〜8/27(土)の間、アクティブデイサービス松原において、毎年恒例の『アクティブ夏祭り』が行われました。
毎月恒例の「アクティブ•オリンピック」よりはゲーム種目、1種目が多いです。今回は『ピッタリ、0324!』と『カラフル・ルーレット』です。
まず、『ピッタリ、0324!』は、日野上OTが企画したゲームです。ビー玉とおはじきを手に取り、目標の値に近い重さを予測して量るゲームです。
目標値は、ゲームのタイトルに「0324」とあるので、”324グラム”です。324グラムにピッタリ当てるのはなかなか至難の技なので、図った量が、300〜340グラムになれば条件クリアになります。
「300グラムと言われても、ピンと来ないな〜。」
「もうちょっと、多めに入れようかな?」
なんと奇跡の324グラム!
もう一つは、山野が企画しました。『カラフル・ルーレット』です。以前放送されていたテレビ番組、東京フレンドパークのダーツゲームをイメージして作りました。
まさに夏休みの工作です。
ルーレットが回るところをお見せできないのが残念です。
ダーツの代わりにマジックテープを巻いたピンポン球を投げます。
5回投げて、合計点数が70点以上ならば、目標クリアです。
目標をクリアするごとに景品のお菓子の内容がランクアップします。
「それっ!!」
なんと、150点です!!
続いて、150点! ピース!!
更に上回る、170点!!
2021年09月02日
アクティブオリンピック2020in吹田
2021年09月01日
読書感想ブログその9〜学校に作業療法を〜
今回は専門書のため、少し内容の濃いものになるかもしれませんが、できるだけスッキリまとめて文章化できるようにしたいと思います。
お時間ある方は是非読んでみてください。
●はじめに
「先生が自信をもって教育ができれば、障害の有無にかかわらず、すべての子どもたちは必ず元気に育つ」
「届けたい教育」に焦点をあてる学校の取り組み
専門家を脱いだら何が残るのか
はじめに、で書かれてあるこの文面にいきなり先制パンチをもらったような気がしました。
専門家として果たすべき役割ももちろんあると思いますが、それ以上に人として、対象の方に「どうなってほしいと思っているのか」「どれだけ相手の可能性を信じ続けることができるか」が根底にないと私達の資格は単なる飾りに過ぎないのではないかと感じました。
●part3 「届けたい教育」の視点
テーマ1 問題解決志向の課題
2)問題を解決しても変わらない生活
「私には二人の息子がいる。高校生と中学生だから二人ともご飯をよく食べるのよ。あなたは『体を無理に動かさないで』と言ったわね。じゃあ誰が夕食を作るの?ヘルパーがいないと動けなかったら、私は自由に夕食を作れないでしょ」
自分がその人の生活や人柄や役割などに目も向けず、身体の問題を治すことだけに専念していたことに気づいた
私が出会う子供達の多くが、終わる事のない問題解決へのアプローチの中で、変わらない生活に苦しんでいます。苦しむのは本人だけでなく、全力で頑張り続けている先生も保護者も同じなのです。
これは著者の仲間さんが病院勤務時代、入院から外来まで関わった患者さんから言われた言葉だそうです。
できないことをできるようにする。危険なことはしないよう助言する。
こういった関わりはリハ職、特に病院に勤務しておられる方であれば決して少なくないと思います。
しかし私たちが対象としておられる方々は残念ながら現在の医療では完治できないご病気、後遺症をお持ちの方もおられます。
こうした関わりを漫然と続けることがどれほど対象者、そのご家族を苦しめることになるのかを、決して忘れることなく私たちは胸に刻んでおく必要があると感じました。
テーマ2 「届けたい教育」に焦点をあてる
2)問題の形は同じでも「届けたい教育」は違う
・「問題行動」の形態は同じでもその先にある届けたい教育はそれぞれ違う
・先生がその子に届けたいことだけでなく、親が学校で出来るようになってほしいと願うことや、その子自身がやりたいこと、できるようになりたいことも含まれる
・その子の将来に向けて、いまかなえたい大切な活動がすべて含まれる
・「問題行動」の解決にすぐには動かず、先生、親、本人の大切な「届けたい教育」を明確にし、目標としてチームで共有してから具体的な評価や情報提供に動きます
3)なぜ「届けたい教育」に焦点を当てることが重要なのか
@チームエンパワメントを引き出す
・明確にされた「問題」の原因はすぐに解決すべきこととして、先生や親の自由な選択を奪うかもしれません
・先生がしたいことであり、本人と親がその生活で望むこと、その「届けたい教育」をかなえるための取り組みはチームに参加する全ての人の自由な選択でもある
・先生が「届けたい教育」をかなえる選択の幅を広げていくことを助けること
・先生が子供たちの問題を感じる行動を、障害や特性などの病理的観点から理解しようとする事の代わりに、生活の困難を乗り越えて、彼らの願望をどうかなえていこうかと、考えていくことに集中できることを大切にしていきます

●part4 協働関係を築く目標設定
テーマ1 みんなで決める目標
2)目標設定の不安
・暗黙の了解として存在する「支援」という言葉を、私たちは問い直す必要がある。
「支援」という言葉が存在すると、支援する側と支援される側の関係性が生まれます。
・問題に直面する側の人の生活の保障が多い
テーマ2 視点を「届けたい教育」に変えていくための面接
1)目標設定の目的を共有する
不安に感じたり、問題を感じたりするのは、皆さんが本当はこうなってほしいと強く願うことがあるから。
それが出来ない状況に問題や不安として感じている。できるようになってほしいと思っていることを目標にしていく
6)目標がかなった先の期待する生活を共有する(長期目標)
視点が問題行動の解決だけに向いている時は、将来を期待するという視点をもちづらく、長期目標の立案も視点を変えていく過程が必要になります。
●part5 チームでかなえるための情報共有
1)活動単位ではなく工程(行為)単位で見るー作業遂行を評価する
4)学校と連携する取り組み
〔@ 先生の期待するクラス作りを知る〕
〔A 担任の先生の教育の実現に向けてクラス全体を評価する〕
善悪の判断をせずに1つの現象として見ていきます。
行動から子供たちの状況を把握していく
〔B 先生と協働的に取り組むクラスづくり〕
「できないから配慮する」のではなく、「期待すること、できるようになってほしいことを実現するために教育の届け方を先生が自由に作り出す」という考え方にもとづいています。
1つの課題を各工程に分けて考え、その子が何ができて、何が苦手なのかを知る。
作業療法ではこれを作業遂行評価と呼びます。
この作業遂行評価をもとに苦手な部分をただ介助するのではなく、どう工夫すればできるようになるのかを考えることが大切であると感じました。
また、できるようになるためにはその子(人)だけにフォーカスをあてるのではなく、その子がいるクラス全体(環境)やその子が期待されている活動(作業)と、
それぞれが組み合わさることでどのような相互作用が働くかを考えていくことが作業療法士には求められていると痛感しました。
6)「卒業」がもたらすエンパワメント
@ゆいまわるの「卒業」とは
「完全に成長した卒業」ではありません。「この生活(環境)で育てていける(成長が期待できる)=卒業」なのです。
2021年08月30日
マンスリー報告 ともに行なう家事(調理・買い物)






2021年08月27日
(2年目療法士向け)新人研修プログラムzoom講義「循環器」
【堺利用者様】兄ちゃんのブログ No.3
2021年08月23日
第6回オンラインらふとーく
2021年08月22日
新人研修プログラムzoom講義「セルフアウェアネス、EQ、感情マネジメントなど」

2021年08月20日
社内メールマガジン"アクティブ流"2021年10月号 巻頭言「コロナ禍、自分たちが出来ることは何でしょうか?」PT中原英雄さん(大阪法人統括・取締役)
皆様、日々の感染対策に加えこの暑さ、気候変動の中での業務お疲れ様です。
コロナ、コロナ、コロナの毎日でリモートなど新しいことに慣れながら過ごさないといけなくなっています。
否が応でも変化に対応しなくてはならなくなっているので、ストレスも溜まり続けていることと思います。
コロナ禍の中でも私たちの仕事は生活に欠かすことができないこととして位置づけられているので、出来る事、しないといけないことをきっちりとしていきましょう。
では…
"自分たちが出来ることは何でしょうか?"
もちろん目標設定を行い利用者様に向き合っていることは変わりないと思いますが、確実に今までより活動量が減っている方がほとんどです。
おそらく同じ運動をしても維持できないでしょう。
また目標設定も変わっていると思います。
コロナが騒がれだした時にケアマネ連絡会からリハビリ連絡会に自粛中に何か自宅で出来ることはないですか?と言われ、生活応援知恵袋というものを、データで配布しました。
これはコロナ前に東成区内のリハビリ専門職で作成したものです。
過去に作成したものが大活躍しました。
リハビリが関わっているケースは日頃自主トレ指導なんかしているから大丈夫かと思っていましたが、ケアマネさんに現状をおうかがいすると…
「何も教えてもらってない」
などと、回答される利用者様が多いのが実状のようです。
しかしこんな声も聞かれました。
「なかなか自主トレなんかしなかったけど、前にリハビリの人にもらった自主トレメニューをしてみた」
「体の調子よくなったわ」
などと、言われている方もいるようです。
後になって役に立つこともあるので、今できる事を考え、目の前の利用者様のことに集中することが大切と思います。
またコロナが怖いから訪問自粛するという声も多くきかれました。
仕方ないか…で終わってしまうのかでも変わっていきます。
今はそういうことも想定した在宅介入が必要になってきています。
あらゆることを想定していかないといけなくなってきています。
今回はなんとなく思ったことを書きましたが、やはり毎日の積み重ねが重要です。
日々の業務を今一度見直し、まずはちゃんと挨拶するなど当たり前のことから見直していきましょう。
"利用者様の前はちゃんとする!"は、そうそう簡単に出来ることではありません。
まずは日頃から各々が自分にできる事を考える機会にしましょう。